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図面 (2)

課題

本発明は、主として天然物及びそれら誘導体亜鉛源とを含んでなる亜鉛(II)錯体を、血球変形能亢進効果、すなわち、血液流動性亢進作用をもつ食品及び薬剤として提供することにある。

解決手段

本発明は、アミノ酸類ピコリン酸類ナイアシン類ビタミン類カルボン酸類マルトール類アミン類とそれらの誘導体、及びピリジン環チアゾリジン環を有する有機物類等からなる化合物配位子として含有する亜鉛(II)有機錯体からなる血球変形能亢進効果、すなわち、血液流動性亢進作用をもつ医薬製剤予防剤及び該錯体を含んでなる特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品類に関する。

概要

背景

ストレス老化、種々の生活習慣病などに由来する血液の粘度の増加(血液流動性の悪化)を改善する作用を持つものとして、種々の有機化合物食品が提案され、多くの報文がある。(例えば、H. Suganuma, T. Inakuma, and Y. Kikuchi, ”Amelioratory Effect of Barley Tea Drinking on Blood Fluidity”, J. Nutr. Sci. Vitaminol., 48, 165−168 (2002)、渡辺康光、中山雄、太井秀行、加厚、ヘモレオロジー研究会誌、4、15−19 (2000)、および池佑二、山善之助、野崎豊、ヘモレオロジー研究会誌、2、61−66 (1999))。なお、亜鉛錯体を用いた血液流動性亢進作用報告は皆無である。

概要

本発明は、主として天然物及びそれら誘導体亜鉛源とを含んでなる亜鉛(II)錯体を、血球変形能亢進効果、すなわち、血液流動性亢進作用をもつ食品及び薬剤として提供することにある。本発明は、アミノ酸類ピコリン酸類ナイアシン類ビタミン類カルボン酸類マルトール類アミン類とそれらの誘導体、及びピリジン環チアゾリジン環を有する有機物類等からなる化合物配位子として含有する亜鉛(II)有機錯体からなる血球変形能亢進効果、すなわち、血液流動性亢進作用をもつ医薬製剤予防剤及び該錯体を含んでなる特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品類に関する。  なし

目的

亜鉛(II)イオン硫酸亜鉛塩化亜鉛など)は無機塩であるため、生体膜の通過が難しく、生体内へ取り込まれにくい。そのような課題を克服するために、本発明は、亜鉛(II)イオンよりも毒性が低く、ほど良い安定性をもち、ほど良い脂溶性をもち、かつ血液流動性亢進作用をもつ亜鉛(II)錯体を含んでなる特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

亜鉛錯体を形成し得る有機(主として、天然物化合物亜鉛源を含んでなる食品

請求項2

亜鉛と錯体を形成し得る、アミノ酸類ピコリン酸類ナイアシン類ビタミン類カルボン酸類、及びそれらの誘導体からなる化合物を配位子として亜鉛源を含んでなる血液流動性亢進剤として安全に健康を保てる食品。

請求項3

亜鉛源が亜鉛の鉱産塩又は有機錯体である請求項1または2に記載の食品。

請求項4

アミノ酸類が、スレオニンバリンロイシンイソロイシングリシンプロリンアルギニングルタミングルタミン酸アスパラギンアスパラギン酸アラニンリジンセリンメチオニンフェニルアラニンチロシンシステイントリプトファンヒスチジンベタインテアニン、及びそれらのアミド類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の化合物である請求項1又は2に記載の食品。

請求項5

ピコリン酸類が、ピコリン酸、3−及び6−メチル−ピコリン酸、3−、4−及び6−ハロゲノ−ピコリン酸、及びそれらのアミドからなる群より選ばれた1種又は2種以上の化合物である請求項1又は2に記載の食品。

請求項6

ナイアシン類が、ニコチンアミドニコチン酸及びそれらの混合物からなる請求項1又は2に記載の食品。

請求項7

ビタミン類が、カルニチンビタミンBT)、ビタミンUアスコルビン酸ビタミンC)、葉酸リボフラビンビタミンB2)及びそれらの混合物からなる請求項1又は2に記載の食品。

請求項8

カルボン酸類が、酢酸プロピオン酸オキシカルボン酸クエン酸マロン酸リンゴ酸乳酸サリチル酸グルコン酸ウロン酸、及びそれらの混合物からなる請求項1又は2に記載の食品。

請求項9

更に、他の食品類食品添加物類、ビタミン類又は/及びミネラル類を含んでなる血液流動性亢進剤として安全に予防できる食品。

請求項10

亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物と亜鉛源を含んでなる薬剤

請求項11

亜鉛と錯体を形成し得る、アミノ酸類、ピコリン酸類、ナイアシン類、ビタミン類、カルボン酸類、マルトール類アミン類、及びそれらの誘導体の他に、ピリジン環チアゾリジン環を有する有機物類等からなる化合物を配位子と亜鉛源とを含んでなる血液流動性亢進剤として安全に治療・予防ができる薬剤。

請求項12

マルトール類が、マルトールエチルマルトールコウジ酸又はそれらの混合物からなる請求項1又は2に記載の薬剤。

請求項13

アミン類が、エチレンジアミン、1,5,9−トリアザノナン及びそれらの混合物からなる請求項10に記載の薬剤。

請求項14

ピリジン環を有する有機物類が、次式一般式(1)、(式中、n は、1〜3で、R, R’, R2 & R3 は、同一又は異なって、水素原子、直鎖又は分技を有するC1〜C4のアルキル基フェニル基またはベンジル基を示す。)で表されるアミノアルキルピリジン誘導体光学活性錯体の場合は、(R)−及び(S)−体の両方を含む)。

請求項15

チアゾリジン環を有する有機物類が、次式の一般式(2)、(式中、n は、1〜3で、R4 は、水素原子、置換基を有してもよい炭化水素基ハロゲン原子ヒドロキシル基アルコキシ基置換されてもよいアミノ基、置換基を有してもよい複素環基を示し、当該R4 は、各々独立してチアゾリジン環に2個存在してもよく、Xは、低級アルコキシ基、低級アルキル基で置換されてもよいアミノ基、又は水酸基を示す。)で表されるチアゾリジン環を有するカルボン酸誘導体

請求項16

アミノ酸類、ピコリン酸類、ナイアシン類、ビタミン類、カルボン酸類、マルトール類、アミン類等を有する有機物が、請求項4〜8、12及び13記載の群から選ばれた化合物、ピリジン環及びチアゾリジン環を有する有機物類及び2−アミノチオフェノール類が、一般式(1)〜(2)であらわされる化合物及びそれらの混合物からなる請求項10に記載の薬剤。

請求項17

更に、他の食品類、食品添加物類、ビタミン類又は/及びミネラル類を含んでなる血液流動性亢進剤として安全に治療・予防できる薬剤。

技術分野

0001

本発明は、生体物質であるアミノ酸類ピコリン酸類ナイアシン類ビタミン類カルボン酸類マルトール類アミン類、及びそれらの誘導体の他に、ピリジン環チアゾリジン環を有する有機物類等からなる化合物配位子として有する亜鉛(II)有機錯体に生体物質であるアミノ酸類、ピコリン酸類、ビタミン類、カルボン酸類、マルトール類、アミン類とそれらの誘導体の他に、ピリジン環とチアゾリジン環を有する有機物類等を含んでなる特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤に関する。

背景技術

0002

ストレス老化、種々の生活習慣病などに由来する血液の粘度の増加(血液流動性の悪化)を改善する作用を持つものとして、種々の有機化合物や食品が提案され、多くの報文がある。(例えば、H. Suganuma, T. Inakuma, and Y. Kikuchi, ”Amelioratory Effect of Barley Tea Drinking on Blood Fluidity”, J. Nutr. Sci. Vitaminol., 48, 165−168 (2002)、渡辺康光、中山雄、太井秀行、加厚、ヘモレオロジー研究会誌、4、15−19 (2000)、および池佑二、山善之助、野崎豊、ヘモレオロジー研究会誌、2、61−66 (1999))。なお、亜鉛錯体を用いた血液流動性亢進作用報告は皆無である。

0003

亜鉛(II)イオン硫酸亜鉛塩化亜鉛など)は無機塩であるため、生体膜の通過が難しく、生体内へ取り込まれにくい。そのような課題を克服するために、本発明は、亜鉛(II)イオンよりも毒性が低く、ほど良い安定性をもち、ほど良い脂溶性をもち、かつ血液流動性亢進作用をもつ亜鉛(II)錯体を含んでなる特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤を提供することを目的とする。

0004

【問題を解決するための手段】
本発明は、亜鉛と錯体を形成し得る有機(主として、天然物)化合物と亜鉛源とを含んでなる食品に関する。
本発明で用いられる、亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物としては、例えば、アミノ酸類、ピコリン酸類、ナイアシン類、ビタミン類、カルボン酸類、及びそれらの誘導体等を有する有機物類が好ましいものとして挙げられるが、これらに限定されるものではない。

0005

本発明は、亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物と亜鉛源とを含んでなる薬剤に関する。
本発明では、亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物としては、例えば、一般式(1)〜(2)、及びアミノ酸類、ピコリン酸類、ナイアシン類、ビタミン類、カルボン酸類、マルトール類、アミン類、及びそれらの誘導体の他に、ベンゼン環とチアゾリジン環を有する有機物類等が好ましいものとして挙げられるが、これらに限定されるものではない。

0006

本発明で用いられる亜鉛源としては、ヒト及び/又は他の動物への投与に好適な亜鉛源であればどのようなものでもよいが、例えば、亜鉛の鉱産塩や亜鉛有機錯体などが好ましいものとして挙げられる。
亜鉛の鉱産塩としては、例えば、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸亜鉛硝酸亜鉛等が挙げられる。なお、亜鉛源として亜鉛の鉱産塩を使用した場合には、pH調整剤として、例えば、水酸化カリウム水酸化ナトリウム水酸化リチウム水酸化バリウム等の塩基性水溶液や、クエン酸緩衝液リン酸緩衝液等の緩衝液を併用してもよい。
亜鉛有機錯体としては、例えば、アミノ酸類、ピコリン酸類、ナイアシン類、ビタミン類、カルボン酸類、マルトール類、アミン類、及びそれらの誘導体を有する有機物類からなる群より選ばれた化合物を配位子として有する亜鉛有機錯体が好ましいものとして挙げられる。
亜鉛源としては、他に、例えば、パン酵母ビール酵母パパイヤマカ等の亜鉛含有食物等も使用できる。
pH調整剤として、例えば、アルギニンリジン等の塩基性アミノ酸も使用できる。

0007

本発明に係る食品は、更に、他の食品類食品添加物類、ビタミン類又は/及びミネラル類を含んでもよい。
これら他の食品類、食品添加物類、ミネラル類などに関しては、通常、医薬品、食品などの分野において用いられるもの、或いは将来的にその可能性があるものであれば何れのものでもよいが、本発明に係る食品は、本来的に、血液流動性亢進作用を有する特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品であることからして、その作用を阻害するような食品類などの併用は好ましくない。
本発明にかかる食品の形状は、粉末状、顆粒状、錠剤型、カプセル、液状、ゲル状、その他いずれの形状のものでもよい。

0008

本発明に係る、亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物と亜鉛源とを含んでなる食品及び薬剤は、亜鉛(II)イオンよりも毒性が低く、ほど良い安定性をもち、ほど良い脂溶性をもち、かつ血液流動性亢進作用をもつ亜鉛(II)錯体を含んでなる健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤として大いに期待されるものである。血液流動性亢進作用をもつことにより、糖尿病合併症として危険視されている動脈硬化心筋梗塞脳梗塞などの大血管疾患、並びに腎症狭心症高血圧鬱血性心不全などの予防や治療に効果のある特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤として大いに期待されるものである。

0009

【実施例】
以下の実施例は、この発明を説明するために示したものであり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

0010

投与方法
日本クレア(株)より購入した7週齢のWistar系雄ラットを用いて、1週間の予備飼育後、8週齢より10週間、各亜鉛錯体混合飲料水、または各亜鉛錯体混合飲料水および各亜鉛錯体混合高脂肪食自由摂取させた後、18週齢時にエーテル麻酔下、採血解剖した(表1)。
【表1】
亜鉛(II)錯体の投与方法および投与量

0011

実施例1
亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物として、ビタミンC(Vc)、を使用し、亜鉛源として塩化亜鉛を用い、合成した亜鉛錯体を投与した。

0012

実施例2
亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物として、カルニチン(Car)を使用し、亜鉛源として塩化亜鉛を用い、合成した亜鉛錯体を投与した。

0013

実施例3
亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物として、グルタミンを使用し、亜鉛源として塩化亜鉛を用い、合成した亜鉛錯体を投与した。

0014

薬理試験
薬理試験は、ヘモレオロジー研究会誌、1, 53−57 (1998)に記載された方法に従い行った。

発明が解決しようとする課題

0015

<考察>
実施例1〜3の亜鉛錯体を用いて試験を行うと、コントロールと比較して、亜鉛錯体を含有するものでは、明らかに血球変形能亢進効果、すなわち、血液流動性亢進作用がみられる。

図面の簡単な説明

0016

本発明に係る、亜鉛と錯体を形成し得る有機化合物と亜鉛源とを含んでなる食品及び薬剤は、亜鉛(II)イオンよりも毒性が低く、ほど良い安定性をもち、ほど良い脂溶性をもち、かつ血液流動性亢進作用をもつ亜鉛(II)錯体を含んでなる健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤として大いに期待されるものである。血液流動性亢進作用をもつことにより、糖尿病の合併症として危険視されている動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの大血管疾患、並びに腎症、狭心症、高血圧、鬱血性心不全などの予防や治療に効果のある特定保健用食品、健康(機能)食品、栄養(機能)食品等の食品及び薬剤として大いに期待されるものである。
さらに、本発明の飲食物は、長期間の摂取においても、実質的
副作用を伴わず、ヒトに優しく、安全である。

図1
各亜鉛(II)錯体を10週間投与した後の血液流動性の平均値
図1は、表1で示した方法によって10週間亜鉛(II)錯体を投与した後解剖し、MC−FAN法によって100μlの血球が流れるのに要した平均時間を示す。
図2
各亜鉛(II)錯体を10週間投与した後の血液流動性
図2は、表1で示した方法によって10週間亜鉛(II)錯体を投与した後解剖し、MC−FAN法によって100μlの血球が流れるのに要した時間を各錯体、各固体ごとに表したものを示す。

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