図面 (/)

技術 データ変換装置、該データ変換装置を備える表示制御装置および表示装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 石井康史
出願日 2002年8月19日 (18年4ヶ月経過) 出願番号 2002-238538
公開日 2004年3月11日 (16年9ヶ月経過) 公開番号 2004-077839
状態 拒絶査定
技術分野 画像処理 デジタル計算機の表示出力 表示装置の制御、回路
主要キーワード Y座標 信号反転回路 回転中心座標 変換後座標 X座標 変換前座標 回転基準 ビット反転回路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年3月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

回路規模縮小することでコストを低減し、高速処理が可能なデータ変換装置、該データ変換装置によって座標変換することで画像の回転処理を行う表示制御装置および該表示制御装置を備えた表示装置を提供する。

解決手段

X座標セレクタ22には、信号反転回路21から出力された反転座標信号iY0〜iYnと、変換前座標信号X0〜Xnとが入力される。また、Y座標用セレクタ23には、変換前座標信号X0〜Xnと変換前座標信号Y0〜Ynとが入力される。画像データを時計回りに90°回転させる90°モードでは、X座標セレクタ22が反転座標信号iY0〜iYnを出力し、Y座標用セレクタ23が変換前座標信号X0〜Xnを出力する。回転させない通常モードでは、X座標セレクタ22が変換前座標信号X0〜Xnを出力し、Y座標用セレクタ23が変換前座標信号Y0〜Ynを出力する。

概要

背景

携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)などの携帯端末装置ディスプレイ表示装置)に表示された画像を、端末装置を操作しているユーザ以外の人が見る場合、たとえば、ユーザの向かい側にいる人が見る場合がある。このような場合、ユーザが端末装置を操作して画像をディスプレイに表示させただけでは、ユーザの向かい側にいる人は、画像を反対方向から見ることになるので非常に見にくい。ディスプレイを端末装置ごと180°回転させれば、ユーザの向かい側にいる人は、画像データを正しい方向から見ることができる。しかし、複数の画像を切り換えて表示させるような場合、端末装置が180°回転したままでは、ユーザから見て端末装置が逆向きとなり、画像の切換操作が面倒となる。

概要

回路規模縮小することでコストを低減し、高速処理が可能なデータ変換装置、該データ変換装置によって座標変換することで画像の回転処理を行う表示制御装置および該表示制御装置を備えた表示装置を提供する。X座標セレクタ22には、信号反転回路21から出力された反転座標信号iY0〜iYnと、変換前座標信号X0〜Xnとが入力される。また、Y座標用セレクタ23には、変換前座標信号X0〜Xnと変換前座標信号Y0〜Ynとが入力される。画像データを時計回りに90°回転させる90°モードでは、X座標セレクタ22が反転座標信号iY0〜iYnを出力し、Y座標用セレクタ23が変換前座標信号X0〜Xnを出力する。回転させない通常モードでは、X座標セレクタ22が変換前座標信号X0〜Xnを出力し、Y座標用セレクタ23が変換前座標信号Y0〜Ynを出力する。   

目的

本発明の目的は、回路規模を縮小することでコストを低減し、高速処理が可能なデータ変換装置、該データ変換装置によって座標変換することで画像の回転処理を行う表示制御装置および該表示制御装置を備えた表示装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、第1および第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードとを有する変換手段と、所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モードと第2出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置。

請求項2

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第2ビットデータを出力する反転回路と、第1ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする請求項1記載のデータ変換装置。

請求項3

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力する第1選択回路と、前記第1選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する制御反転回路と、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする請求項1記載データ変換装置

請求項4

入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、第1および第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードとを有する変換手段と、所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モードと第2出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置。

請求項5

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第1ビットデータを出力する反転回路と、第1ビットデータおよび第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、反転第1ビットデータおよび第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする請求項4記載のデータ変換装置。

請求項6

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力する第1選択回路と、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路と、前記第2選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する制御反転回路とを備えることを特徴とする請求項4記載のデータ変換装置。

請求項7

入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、第1および第2ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードとを有する変換手段と、所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モードと第2出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置。

請求項8

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第1ビットデータを出力する第1反転回路と、第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第2ビットデータを出力する第2反転回路と、第1ビットデータおよび反転第1ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、第2ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする請求項7記載のデータ変換装置。

請求項9

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する第1制御反転回路と、第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2制御反転回路とを備えることを特徴とする請求項7記載のデータ変換装置。

請求項10

入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、第1および第2ビットデータが入力される変換手段であって、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードと、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第3出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第4出力モードとを有する変換手段と、所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モード、第2出力モード、第3出力モードおよび第4出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置。

請求項11

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第1ビットデータを出力する第1反転回路と、第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第2ビットデータを出力する第2反転回路と、第1ビットデータ、第2ビットデータ、反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第3出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第4出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、第1ビットデータ、第2ビットデータ、反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第3出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第4出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする請求項10記載のデータ変換装置。

請求項12

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力する第1選択回路と、第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力する第2選択回路と、前記第1選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第3出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2または第4出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する第1制御反転回路と、前記第2選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第2または第3出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第1または第4出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2制御反転回路とを備えることを特徴とする請求項10記載のデータ変換装置。

請求項13

前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、前記変換手段は、第1ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第2または第3出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータ出力し、第1または第4出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータをそのまま出力する第1制御反転回路と、第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第3出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを出力し、第2または第4出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータをそのまま出力する第2制御反転回路と、前記第1および第2制御回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは前記第2制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは前記第1制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、前記第1および第2制御回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは前記第1制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは前記第2制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする請求項10記載のデータ変換装置。

請求項14

フレームメモリの所定のアドレスから画素値読み出し、読み出した画素値を前記所定のアドレスに対応付けられたX座標Y座標とからなる座標位置に配置して画像を表示する表示部が、画像を相互に異なる複数の向きで表示することができるように、フレームメモリに対して複数の画素値と、各画素値を書き込むアドレスとを出力する表示制御装置において、前記フレームメモリに対して複数の画素値を出力するとともに、表示させる画像の向きに応じて各画素値のX座標およびY座標を生成して出力する描画部と、請求項1〜13のいずれかに記載のデータ変換装置を有し、表示させる画像の向きに応じてデータ変換装置の出力モードを選択して動作させ、前記描画部から出力されたX座標およびY座標を、入力された第1ビットデータおよび第2ビットデータとしてデータ変換を行い、新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換後のX座標およびY座標として出力する座標変換部と、前記座標変換部から出力された変換後のX座標およびY座標を、前記フレームメモリのアドレスに変換し、前記フレームメモリに対して変換したアドレスを出力する座標アドレス変換部とを備えることを特徴とする表示制御装置。

請求項15

所定のアドレスに画素値を記憶するフレームメモリと、前記フレームメモリの所定のアドレスから画素値を読み出し、前記所定のアドレスに対応付けられたX座標とY座標とからなる座標位置に読み出した画素値を配置して画像を表示する表示部と、前記表示部が画像を相互に異なる複数の向きで表示することができるように、フレームメモリに対して複数の画素値と、各画素値を書き込むアドレスとを出力する表示制御部であって、前記フレームメモリに対して複数の画素値を出力するとともに、表示させる画像の向きに応じて各画素値のX座標およびY座標を生成して出力する描画部と、請求項1〜13のいずれかに記載のデータ変換装置を有し、表示させる画像の向きに応じてデータ変換装置の出力モードを選択して動作させ、前記描画部から出力されたX座標およびY座標を、入力された第1ビットデータおよび第2ビットデータとしてデータ変換を行い、新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換後のX座標およびY座標として出力する座標変換部と、前記座標変換部から出力された変換後のX座標およびY座標を、前記フレームメモリのアドレスに変換し、前記フレームメモリに対して変換したアドレスを出力する座標アドレス変換部とからなる表示制御部とを備えることを特徴とする表示装置

技術分野

0001

本発明は、入力されたビットデータを変換して新たなビットデータを出力するデータ変換装置、該データ変換装置を備え、データ変換装置によって座標変換を行う表示制御装置および表示装置に関する。

0002

携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)などの携帯端末装置ディスプレイ(表示装置)に表示された画像を、端末装置を操作しているユーザ以外の人が見る場合、たとえば、ユーザの向かい側にいる人が見る場合がある。このような場合、ユーザが端末装置を操作して画像をディスプレイに表示させただけでは、ユーザの向かい側にいる人は、画像を反対方向から見ることになるので非常に見にくい。ディスプレイを端末装置ごと180°回転させれば、ユーザの向かい側にいる人は、画像データを正しい方向から見ることができる。しかし、複数の画像を切り換えて表示させるような場合、端末装置が180°回転したままでは、ユーザから見て端末装置が逆向きとなり、画像の切換操作が面倒となる。

0003

このような問題を解決するために、従来はユーザが端末装置に対してキー操作などの所定の操作を行うことで、画像を180°もしくはそれ以外の角度で回転させ、ディスプレイおよび端末装置の方向を変えることなく、ユーザ以外の人に見やすい表示を行っている。また、一般にディスプレイの縦横の寸法比は異なっているものが多いので、表示させる画像の縦横比がディスプレイの縦横比に合うように、画像を回転させて表示させる場合もある。

0004

ディスプレイに表示させる画像の回転処理について説明する。画像をディスプレイに表示させる場合、メモリなどの記録媒体に記憶されている画像データを、一旦フレームメモリに記憶し、フレームメモリから読み出した画像データをディスプレイに表示させる。フレームメモリは、ビットマップイメージの画像データをディスプレイに表示するためのメモリとしてパーソナルコンピュータやPDAなどに使用されている。特にディスプレイがカラー液晶白黒濃淡階調液晶表示装置である場合、表示装置の1画素に対して複数ビットの情報が必要である。フレームメモリの各アドレスは、表示装置の各画素の座標に1対1で対応していることが多い。表示装置に画像データを表示させるには、画像データを表示させようとする画素位置の座標に対応するフレームメモリのアドレスを計算し、そのアドレスに表示させたい画像データを書き込むことで実現している。

0005

表示装置の各画素の座標と、フレームメモリのアドレスとの対応は一定であることから、画像を回転させて表示するには、座標変換などによって予め回転させた画像データをフレームメモリに書き込む必要がある。このような機能を実現するために、90°回転した画像データ、180°回転した画像データあるいは270度回転した画像データを回転させていない元の画像データとともに予め記憶しておくか、あるいは表示させるときに計算することによって回転させることを行っている。

0006

複数の回転した画像データを記憶しておくには、大量の記憶容量が必要となるため、通常は表示させるときに回転角度に応じて計算を行い新たな画像データを生成することが多い。

0007

画像データの回転を計算で行うには、ソフトウェアによって実現する場合とハードウェアによって実現する場合とがある。携帯端末装置などでは、ソフトウェアによって回転処理の計算を行っているが、表示装置のサイズが大きく、解像度が高くなるにつれて表示させる画像データのデータ量が大きくなり、計算量が増大することでソフトウェアの負荷、すなわちCPU(中央演算処理装置)やマイクロコンピュータなど制御部の負荷が増大するという問題がある。

0008

これに対し、ハードウェアによって回転処理の計算を行うことで、負荷を分散して制御部にかかる負荷を低減することができる。

0009

図28は、画像データの回転処理機能を有する従来の表示装置240を示すブロック図である。ここで、画像データはビットマップイメージであって、複数の画素値と各画素値を表示すべき座標とからなる。また、各座標は描画開始座標に対する相対的な座標となっているので、描画開始座標が指定されると、全ての座標が決定する。描画部241では、開始座標指定レジスタ248によって指定される描画開始座標に基づいて、座標生成部247が変換前座標を生成して座標変換部242に出力する。また、座標に対応してフレームメモリ244に対して画素値を出力する。座標変換部242は、座標回転部249、表示モード設定レジスタ24A、第1座標補正部24B、第2座標補正部24C、第1および第2座標補正部24B,24Cに回転基準座標を指定する回転基準座標指定レジスタ24Dで構成されている。

0010

第1座標補正部24Bには、回転基準座標指定レジスタ24Dに設定されている基準座標である回転中心座標が入力されており、描画部241から入力された変換前座標から回転基準座標指定レジスタ24Dに指定された座標の値を減算し、回転の中心座標原点に移動させる。表示モード設定レジスタ24Aには、ユーザの指示などによって、90°、180°など予め回転角度が設定されており、座標回転部249は表示モード設定レジスタ24Aの設定に従って座標の回転計算を行う。第2座標補正部24Cは、座標回転部249から入力された座標に回転基準座標指定レジスタ24Dに指定された座標の値を加算し、変換後座標として、座標アドレス変換部243に出力する。座標アドレス変換部243は、座標変換部242から入力された変換後座標を、対応するフレームメモリ244のアドレスに変換する。

0011

タイミング制御部245は、描画部241、座標変換部242、座標アドレス変換部243、フレームメモリ244および表示部246に接続され、これらの動作タイミングコントロールするための制御信号を出力する。特にフレームメモリ244に画素値を書き込む場合、画素値と対応する座標は、前述のように座標変換およびアドレス変換が必要であるため、座標アドレス変換部243から出力されるアドレスと、描画部241から出力される画素値との対応が保持されるようにタイミング制御部245がタイミングを制御している。表示部246は、タイミング制御部245からの制御信号に従い、フレームメモリ244の各アドレスから画素値を読み出し、アドレスに対応する座標に画像を表示する。

背景技術

0012

特開平7−325753号公報記載の表示制御装置は、ハードウェアによって画像の回転処理を行っている。表示制御装置はフレームメモリとしてマルチポートVRAM(Video Random Access Memory)を使用し、CPUから出力されるアドレスをアドレス変換回路で変更することによって、回転させた画像データをマルチポートVRAMに記憶させる。回転させる角度は、90°,180°,270°に対応している。アドレス変換回路は、ローアドレスの変換およびカラムアドレスの変換それぞれについて減算回路を含んで構成されている。

0013

前述のように、画像の回転処理を行う従来の表示装置および表示制御装置が備える座標変換回路には、減算器および加算器が必要である。減算器および加算器のような演算回路は、演算の対象となる画像データのデータ量の増大に伴って回路規模が非常に大きくなり、コストが増大するとともに、演算時間も増大して処理速度が低下するという問題がある。

発明が解決しようとする課題

0014

本発明の目的は、回路規模を縮小することでコストを低減し、高速処理が可能なデータ変換装置、該データ変換装置によって座標変換することで画像の回転処理を行う表示制御装置および該表示制御装置を備えた表示装置を提供することである。

0015

本発明は、入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、
第1および第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードとを有する変換手段と、
所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モードと第2出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置である。

0016

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第2ビットデータを出力する反転回路と、
第1ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする。

0017

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力する第1選択回路と、
前記第1選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する制御反転回路と、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする。

0018

本発明に従えば、制御手段によって変換手段が第1出力モードで動作するときは、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータが新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第1ビットデータがそのまま新たな第2ビットデータとして出力される。一方、制御手段によって変換手段が第2出力モードで動作するときは、入力された第1ビットデータがそのまま新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第2ビットデータがそのまま新たな第2ビットデータとして出力される。

0019

変換手段の具体的な構成としては、上記の2種類の構成が挙げられる。2つの構成の違いは、第1の構成では反転第2ビットデータを常に作成するのに対し、第2の構成では反転第2ビットデータを出力モードに応じて作成していることである。

0020

まず、第1の構成では、第1選択回路には、出力モードに拘わらず、反転回路から出力された反転第2ビットデータと、第1ビットデータとが入力される。また、第2選択回路には、第1および第2ビットデータが入力される。第1出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして反転第2ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして第1ビットデータを出力する。第2出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして第1ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして第2ビットデータを出力する。

0021

これに対し、第2の構成では、第1および第2選択回路には、ともに第1および第2ビットデータが入力されており、第1選択回路の出力が出力モードに応じて制御反転回路によって反転されて新たな第1ビットデータとして出力され、第2選択回路の出力が新たな第2ビットデータとして出力される。すなわち、第1出力モードでは、第1選択回路は第2ビットデータを出力し、この第2ビットデータが入力された制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第2ビットデータを作成し、反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する。このとき、第2選択回路は、新たな第2ビットデータとして第1ビットデータをそのまま出力する。第2出力モードでは、第1選択回路は第1ビットデータを出力し、この第1ビットデータが入力された制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する。このとき、第2選択回路は、第2ビットデータを新たな2ビットデータとしてそのまま出力する。

0022

ここで、第1ビットデータおよび第2ビットデータを、画像データに含まれる各画素値の配置位置を示すX座標およびY座標とする。X座標およびY座標は、複数のビットで構成される。

0023

変換手段が第1出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、全ビットが反転された反転Y座標となり、変換後の新たなY座標は、変換前のX座標となる。このように座標変換された画像データは、変換前に対して時計回りに90°回転した画像データとなる。

0024

また、変換手段が第2出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、変換前のX座標となり、変換後の新たなY座標は、変換前のY座標となる。この場合、X座標およびY座標ともに変換前と変換後とが同じであるので、画像データは、変換前と同じ回転しない画像データとなる。

0025

したがって、変換手段が第1出力モードとして動作する制御条件を、画像データを時計回りに90°回転させる場合とし、第2出力モードとして動作する制御条件を、画像データを回転させない場合とする。これにより、制御手段に対し、ユーザなどによって制御条件が設定されると、画像データを時計回りに90°回転させる場合と、回転させない場合とを切り換えて表示させることができる。

0026

従来、画像データを時計回りに90°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理高速化することができる。

0027

また本発明は、入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、
第1および第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードとを有する変換手段と、
所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モードと第2出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置である。

0028

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第1ビットデータを出力する反転回路と、
第1ビットデータおよび第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、
反転第1ビットデータおよび第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする。

0029

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力する第1選択回路と、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路と、
前記第2選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する制御反転回路とを備えることを特徴とする。

0030

本発明に従えば、制御手段によって変換手段が第1出力モードで動作するときは、入力された第2ビットデータがそのまま新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータが新たな第2ビットデータとして出力される。一方、制御手段によって変換手段が第2出力モードで動作するときは、入力された第1ビットデータがそのまま新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第2ビットデータがそのまま新たな第2ビットデータとして出力される。

0031

変換手段の具体的な構成としては、上記の2種類の構成が挙げられる。2つの構成の違いは、第1の構成では反転第1ビットデータを常に作成するのに対し、第2の構成では反転第1ビットデータを出力モードに応じて作成していることである。

0032

まず、第1の構成では、第1選択回路には、第1および第2ビットデータが入力される。また、第2選択回路には、出力モードに拘わらず、反転回路から出力された反転第1ビットデータと、第2ビットデータとが入力される。第1出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして第2ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして反転第1ビットデータを出力する。第2出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして第1ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして第2ビットデータを出力する。

0033

これに対し、第2の構成では、第1および第2選択回路には、ともに第1および第2ビットデータが入力されており、第1選択回路の出力が新たな第1ビットデータとして出力され、第2選択回路の出力が出力モードに応じて制御反転回路によって反転されて新たな第2ビットデータとして出力される。すなわち、第1出力モードでは、第2選択回路は第1ビットデータを出力し、この第1ビットデータが入力された制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第1ビットデータを作成し、反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する。このとき、第1選択回路は、新たな第1ビットデータとして第2ビットデータをそのまま出力する。第2出力モードでは、第2選択回路は第2ビットデータを出力し、この第2ビットデータが入力された制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する。このとき、第1選択回路は、第1ビットデータを新たな1ビットデータとしてそのまま出力する。

0034

ここで、第1ビットデータおよび第2ビットデータを、画像データに含まれる各画素値の配置位置を示すX座標およびY座標とする。X座標およびY座標は、複数のビットで構成される。

0035

変換手段が第1出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、変換前のY座標となり、変換後の新たなY座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転X座標となる。このように座標変換された画像データは、変換前に対して時計回りに270°回転した画像データとなる。

0036

また、変換手段が第2出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、変換前のX座標となり、変換後の新たなY座標は、変換前のY座標となる。この場合、X座標およびY座標ともに変換前と変換後とが同じであるので、画像データは、変換前と同じ回転しない画像データとなる。

0037

したがって、変換手段が第1出力モードとして動作する制御条件を、画像データを時計回りに270°回転させる場合とし、第2出力モードとして動作する制御条件を、画像データを回転させない場合とする。これにより、制御手段に対し、ユーザなどによって制御条件が設定されると、画像データを時計回りに270°回転させる場合と、回転させない場合とを切り換えて表示させることができる。

0038

従来、画像データを時計回りに270°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0039

また本発明は、入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、
第1および第2ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードとを有する変換手段と、
所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モードと第2出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置である。

0040

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第1ビットデータを出力する第1反転回路と、
第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第2ビットデータを出力する第2反転回路と、
第1ビットデータおよび反転第1ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、
第2ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする。

0041

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する第1制御反転回路と、
第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2制御反転回路とを備えることを特徴とする。

0042

本発明に従えば、制御手段によって変換手段が第1出力モードで動作するときは、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータが新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータが新たな第2ビットデータとして出力される。一方、制御手段によって変換手段が第2出力モードで動作するときは、入力された第1ビットデータがそのまま新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第2ビットデータがそのまま新たな第2ビットデータとして出力される。

0043

変換手段の具体的な構成としては、上記の2種類の構成が挙げられる。2つの構成の違いは、第1の構成では反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータを常に作成するのに対し、第2の構成では反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータを出力モードに応じて作成し、セレクタを用いないことである。

0044

まず、第1の構成では、第1選択回路には、出力モードに拘らず、第1反転回路から出力された反転第1ビットデータと、第1ビットデータとが入力される。また、第2選択回路には、出力モードに拘わらず、第2反転回路から出力された反転第2ビットデータと、第2ビットデータとが入力される。第1出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして反転第1ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして反転第2ビットデータを出力する。第2出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして第1ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして第2ビットデータを出力する。

0045

これに対し、第2の構成では、第1ビットデータが出力モードに応じて第1制御反転回路によって反転されて新たな第1ビットデータとして出力され、第2ビットデータが出力モードに応じて第2制御反転回路によって反転されて新たな第2ビットデータとして出力される。すなわち、第1出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第1ビットデータを作成し、反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第2ビットデータを作成し、反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する。第2出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する。

0046

ここで、第1ビットデータおよび第2ビットデータを、画像データに含まれる各画素値の配置位置を示すX座標およびY座標とする。X座標およびY座標は、複数のビットで構成される。

0047

変換手段が第1出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転X座標となり、変換後の新たなY座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転Y座標となる。このように座標変換された画像データは、変換前に対して時計回りに180°回転した画像データとなる。

0048

また、変換手段が第2出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、変換前のX座標となり、変換後の新たなY座標は、変換前のY座標となる。この場合、X座標およびY座標ともに変換前と変換後とが同じであるので、画像データは、変換前と同じ回転しない画像データとなる。

0049

したがって、変換手段が第1出力モードとして動作する制御条件を、画像データを時計回りに180°回転させる場合とし、第2出力モードとして動作する制御条件を、画像データを回転させない場合とする。これにより、制御手段に対し、ユーザなどによって制御条件が設定されると、画像データを時計回りに180°回転させる場合と、回転させない場合とを切り換えて表示させることができる。

0050

従来、画像データを時計回りに180°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0051

また本発明は、入力された複数ビットからなる第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換して新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを出力するデータ変換装置であって、
第1および第2ビットデータが入力される変換手段であって、
入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第1出力モードと、
入力された第2ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2出力モードと、
入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第3出力モードと、
入力された第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力するとともに、入力された第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第4出力モードとを有する変換手段と、
所定の制御条件に基づいて、前記変換手段が第1出力モード、第2出力モード、第3出力モードおよび第4出力モードのいずれのモードで動作するかを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ変換装置である。

0052

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1ビットデータが入力され、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第1ビットデータを出力する第1反転回路と、
第2ビットデータが入力され、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させて反転第2ビットデータを出力する第2反転回路と、
第1ビットデータ、第2ビットデータ、反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第3出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第4出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、
第1ビットデータ、第2ビットデータ、反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1出力モードが設定されたときは第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第2出力モードが設定されたときは反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第3出力モードが設定されたときは反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第4出力モードが設定されたときは第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする。

0053

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力する第1選択回路と、
第1および第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは第1ビットデータを出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは第2ビットデータを出力する第2選択回路と、
前記第1選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第3出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2または第4出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する第1制御反転回路と、
前記第2選択回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第2または第3出力モードが設定されたときは入力されたビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第1または第4出力モードが設定されたときは入力されたビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する第2制御反転回路とを備えることを特徴とする。

0054

また本発明は、前記制御手段は、前記変換手段にモード設定信号を出力し、
前記変換手段は、
第1ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第2または第3出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータ出力し、第1または第4出力モードが設定されたときは入力された第1ビットデータをそのまま出力する第1制御反転回路と、
第2ビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第3出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータを出力し、第2または第4出力モードが設定されたときは入力された第2ビットデータをそのまま出力する第2制御反転回路と、
前記第1および第2制御回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは前記第2制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは前記第1制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する第1選択回路と、
前記第1および第2制御回路から出力されたビットデータが入力され、前記モード設定信号によって第1または第2出力モードが設定されたときは前記第1制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第2ビットデータとして出力し、第3または第4出力モードが設定されたときは前記第2制御反転回路から出力されたビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する第2選択回路とを備えることを特徴とする。

0055

本発明に従えば、制御手段によって変換手段が第1出力モードで動作するときは、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータが新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第1ビットデータがそのまま新たな第2ビットデータとして出力される。制御手段によって変換手段が第2出力モードで動作するときは、入力された第2ビットデータがそのまま新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータが新たな第2ビットデータとして出力される。制御手段によって変換手段が第3出力モードで動作するときは、入力された第1ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第1ビットデータが新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第2ビットデータの各ビットの論理値をそれぞれ反転させた反転第2ビットデータが新たな第2ビットデータとして出力される。制御手段によって変換手段が第4出力モードで動作するときは、入力された第1ビットデータがそのまま新たな第1ビットデータとして出力されるとともに、入力された第2ビットデータがそのまま新たな第2ビットデータとして出力される。

0056

変換手段の具体的な構成としては、上記の3種類の構成が挙げられる。これら構成の違いは、第1の構成では反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータを常に作成するのに対し、第2および第3の構成では反転第1ビットデータおよび反転第2ビットデータを出力モードに応じて作成することである。また、第2の構成では、セレクタから出力されたビットデータを、出力モードに応じて制御反転回路で反転するのに対し、第3の構成では、出力モードに応じて制御反転回路で反転されたビットデータがセレクタに入力されることである。

0057

まず、第1の構成では、第1選択回路には、出力モードに拘らず、第1反転回路から出力された反転第1ビットデータと、第2反転回路から出力された反転第2ビットデータと、第1ビットデータと、第2ビットデータとが入力される。また、第2選択回路にも、出力モードに拘らず、第1反転回路から出力された反転第1ビットデータと、第2反転回路から出力された反転第2ビットデータと、第1ビットデータと、第2ビットデータとが入力される。第1出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして反転第2ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして第1ビットデータを出力する。第2出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして第2ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして反転第1ビットデータを出力する。第3出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして反転第1ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして反転第2ビットデータを出力する。第4出力モードでは、第1選択回路は新たな第1ビットデータとして第1ビットデータを出力し、第2選択回路は新たな第2ビットデータとして第2ビットデータを出力する。

0058

これに対し、第2の構成では、第1および第2選択回路には、ともに第1および第2ビットデータが入力されており、第1選択回路の出力が出力モードに応じて第1制御反転回路によって反転されて新たな第1ビットデータとして出力され、第2選択回路の出力が出力モードに応じて第2制御反転回路によって反転されて新たな第2ビットデータとして出力される。

0059

すなわち、第1出力モードでは、第1選択回路は第2ビットデータを出力し、この第2ビットデータが入力された第1制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第2ビットデータを作成し、反転第2ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力する。このとき、第2選択回路は、新たな第2ビットデータとして第1ビットデータをそのまま出力する。第2出力モードでは、第2選択回路は第1ビットデータを出力し、この第1ビットデータが入力された第2制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第1ビットデータを作成し、反転第1ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する。このとき、第1選択回路は、新たな第1ビットデータとして第2ビットデータをそのまま出力する。第2出力モードでは、第2選択回路は第2ビットデータを出力し、この第2ビットデータが入力された制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する。このとき、第1選択回路は、第1ビットデータを新たな1ビットデータとしてそのまま出力する。第3出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第1ビットデータを作成し、反転第1ビットデータを新たな第1ビットデータとして出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転手段は反転ビットデータ、すなわち反転第2ビットデータを作成し、反転第2ビットデータを新たな第2ビットデータとして出力する。第4出力モードでは、第1選択回路は第1ビットデータを出力し、この第1ビットデータが入力された第1制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第1ビットデータをそのまま新たな第1ビットデータとして出力する。このとき、第2選択回路は第2ビットデータを出力し、この第2ビットデータが入力された第2制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第2ビットデータをそのまま新たな第2ビットデータとして出力する。

0060

さらに、第3の構成では、第1および第2選択回路には、ともに第1および第2制御反転回路から出力されたビットデータが入力されており、第1選択回路の出力が新たな第1ビットデータとして出力され、第2選択回路の出力が新たな第2ビットデータとして出力される。すなわち、第1出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第1ビットデータをそのまま出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転回路は反転ビットデータ、すなわち反転第2ビットデータを作成し、この反転第2ビットデータを出力する。第1選択回路は、新たな第1ビットデータとして反転第2ビットデータを出力し、第2選択回路は、新たな第2ビットデータとして第1ビットデータを出力する。第2出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転回路は反転ビットデータ、すなわち反転第1ビットデータを作成し、この反転第1ビットデータを出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第2ビットデータをそのまま出力する。第1選択回路は、新たな第1ビットデータとして第2ビットデータを出力し、第2選択回路は、新たな第2ビットデータとして反転第1ビットデータを出力する。第3出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転回路は反転ビットデータ、すなわち反転第1ビットデータを作成し、この反転第1ビットデータを出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転回路は反転ビットデータ、すなわち反転第2ビットデータを作成し、この反転第2ビットデータを出力する。第1選択回路は、新たな第1ビットデータとして反転第1ビットデータを出力し、第2選択回路は、新たな第2ビットデータとして反転第2ビットデータを出力する。第4出力モードでは、第1ビットデータが入力された第1制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第1ビットデータをそのまま出力し、第2ビットデータが入力された第2制御反転回路は反転ビットデータを作成することなく、第2ビットデータをそのまま出力する。第1選択回路は、新たな第1ビットデータとして第1ビットデータを出力し、第2選択回路は、新たな第2ビットデータとして第2ビットデータを出力する。

0061

ここで、第1ビットデータおよび第2ビットデータを、画像データに含まれる各画素値の配置位置を示すX座標およびY座標とする。X座標およびY座標は、複数のビットで構成される。

0062

変換手段が第1出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転Y座標となり、変換後の新たなY座標は、変換前のX座標となる。このように座標変換された画像データは、変換前に対して時計回りに90°回転した画像データとなる。

0063

変換手段が第2出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、変換前のY座標となり、変換後の新たなY座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転X座標となる。このように座標変換された画像データは、変換前に対して時計回りに270°回転した画像データとなる。

0064

変換手段が第3出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転X座標となり、変換後の新たなY座標は、各ビットがそれぞれ反転された反転Y座標となる。このように座標変換された画像データは、変換前に対して時計回りに180°回転した画像データとなる。

0065

また、変換手段が第4出力モードで動作した場合、変換後の新たなX座標は、変換前のX座標となり、変換後の新たなY座標は、変換前のY座標となる。この場合、X座標およびY座標ともに変換前と変換後とが同じであるので、画像データは、変換前と同じ回転しない画像データとなる。

0066

したがって、変換手段が第1出力モードとして動作する制御条件を、画像データを時計回りに90°回転させる場合とし、変換手段が第2出力モードとして動作する制御条件を、画像データを時計回りに270°回転させる場合とし、変換手段が第3出力モードとして動作する制御条件を、画像データを時計回りに270°回転させる場合とし、第4出力モードとして動作する制御条件を、画像データを回転させない場合とする。これにより、制御手段に対し、ユーザなどによって制御条件が設定されると、画像データを時計回りに90°回転させる場合と、時計回りに180°回転させる場合と、時計回りに270°回転させる場合と、回転させない場合とを切り換えて表示させることができる。

0067

従来、画像データを時計回りに90°,270°,180°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0068

また本発明は、フレームメモリの所定のアドレスから画素値を読み出し、読み出した画素値を前記所定のアドレスに対応付けられたX座標とY座標とからなる座標位置に配置して画像を表示する表示部が、画像を相互に異なる複数の向きで表示することができるように、フレームメモリに対して複数の画素値と、各画素値を書き込むアドレスとを出力する表示制御装置において、
前記フレームメモリに対して複数の画素値を出力するとともに、表示させる画像の向きに応じて各画素値のX座標およびY座標を生成して出力する描画部と、上述したデータ変換装置を有し、表示させる画像の向きに応じてデータ変換装置の出力モードを選択して動作させ、前記描画部から出力されたX座標およびY座標を、入力された第1ビットデータおよび第2ビットデータとしてデータ変換を行い、新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換後のX座標およびY座標として出力する座標変換部と、
前記座標変換部から出力された変換後のX座標およびY座標を、前記フレームメモリのアドレスに変換し、前記フレームメモリに対して変換したアドレスを出力する座標アドレス変換部とを備えることを特徴とする表示制御装置である。

0069

本発明に従えば、表示部はフレームメモリの所定のアドレスから画素値を読み出し、読み出した画素値を所定のアドレスに対応する座標に配置して画像を表示する。表示部が、相互に異なる複数の向き、たとえば画像を時計回りに90°回転させた向き、270°回転させた向き、180°回転させた向き、画像を回転させない向きで画像を表示することができるように、表示制御装置は、フレームメモリに対して複数の画素値と、各画素値を書き込むアドレスとを出力する。ここで画像の向きとは、表示部を所定の向きに固定したときの画像の向きであり、画像を異なる向きで表示するというのは、表示部の向きは変えずに画像の向きだけを変えて表示することである。

0070

具体的には、描画部は、フレームメモリに対して複数の画素値を出力するとともに、前述の画像の向きに応じて回転させた画像が、表示部の適切な位置に表示されるように、各画素値の変換前のX座標およびY座標を生成して出力する。

0071

座標変換部は、上記のデータ変換装置を有しており、画像の向きに応じた出力モードでデータ変換装置を動作させて、描画部から出力された変換前のX座標およびY座標を変換する。このとき、変換前のX座標およびY座標を、第1ビットデータおよび第2ビットデータとし、データ変換後の新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換後のX座標およびY座標として出力する。

0072

座標アドレス変換部は、座標変換部から出力された変換後のX座標およびY座標を、フレームメモリのアドレスに変換し、フレームメモリに対して変換したアドレスを出力する。

0073

このアドレスに対して描画部が出力した画素値を書き込むことで、フレームメモリには、表示モードに応じて回転させた画像の画素値が記憶される。このようにしてフレームメモリに記憶された画素値を読み出して画像を表示することで、表示部は表示モードに応じて回転させた画像を表示することができる。また、上記のデータ変換装置を用いていることから、表示制御装置は、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに処理を高速化することができる。

0074

また本発明は、所定のアドレスに画素値を記憶するフレームメモリと、
前記フレームメモリの所定のアドレスから画素値を読み出し、前記所定のアドレスに対応付けられたX座標とY座標とからなる座標位置に読み出した画素値を配置して画像を表示する表示部と、
前記表示部が画像を相互に異なる複数の向きで表示することができるように、フレームメモリに対して複数の画素値と、各画素値を書き込むアドレスとを出力する表示制御部であって、
前記フレームメモリに対して複数の画素値を出力するとともに、表示させる画像の向きに応じて各画素値のX座標およびY座標を生成して出力する描画部と、
上述したデータ変換装置を有し、表示させる画像の向きに応じてデータ変換装置の出力モードを選択して動作させ、前記描画部から出力されたX座標およびY座標を、入力された第1ビットデータおよび第2ビットデータとしてデータ変換を行い、新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換後のX座標およびY座標として出力する座標変換部と、
前記座標変換部から出力された変換後のX座標およびY座標を、前記フレームメモリのアドレスに変換し、前記フレームメモリに対して変換したアドレスを出力する座標アドレス変換部とからなる表示制御部とを備えることを特徴とする表示装置である。

0075

本発明に従えば、表示部は、フレームメモリの所定のアドレスに記憶された画素値を読み出し、読み出した画素値を所定のアドレスに対応する座標に配置して画像を表示する。表示部が、相互に異なる複数の向き、たとえば画像を時計回りに90°回転させた向き、270°回転させた向き、180°回転させた向き、画像を回転させない向きなどに応じて画像を表示する。

0076

描画部は、フレームメモリに対して複数の画素値を出力するとともに、前述の画像の向きに応じて回転させた画像が、表示部の適切な位置に表示されるように、各画素値の変換前のX座標およびY座標を生成して出力する。

0077

座標変換部は、上記のデータ変換装置を有しており、表示させる画像の向きに応じた出力モードでデータ変換装置を動作させて、描画部から出力された変換前のX座標およびY座標を変換する。このとき、変換前のX座標およびY座標を、第1ビットデータおよび第2ビットデータとし、データ変換後の新たな第1ビットデータおよび第2ビットデータを変換後のX座標およびY座標として出力する。

0078

座標アドレス変換部は、座標変換部から出力された変換後のX座標およびY座標を、フレームメモリのアドレスに変換し、フレームメモリに対して変換したアドレスを出力する。

課題を解決するための手段

0079

このアドレスに対して描画部が出力した画素値を書き込むことで、フレームメモリには、表示モードに応じて回転させた画像の画素値が記憶される。このようにしてフレームメモリに記憶された画素値を読み出して画像を表示することで、表示部は表示モードに応じて回転させた画像を表示することができる。また、上記のデータ変換装置を用いていることから、表示装置は、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに処理を高速化することができる。

0080

図1は、本発明の実施の一形態である表示装置1の構成を示すブロック図である。表示装置1は、携帯電話機やPDAなどの携帯端末装置を、キー操作部、記憶部、通信部などとともに構成してもよいし、パーソナルコンピュータ(PC)や、ワークステーション(WS)などと接続されていてもよい。携帯端末装置を構成する場合は、ユーザによるキー操作部からの入力などに基づいて、記憶部に記憶された画像データを表示する。PCやWSなどと接続される場合は、ユーザによるキーボードマウスなどからの入力に基づいてPCのCPUが表示装置1に画像データおよび制御信号などを出力し、表示装置1は入力された制御信号に基づいて画像データを表示する。

0081

表示装置1は、描画部11、座標変換部12、座標アドレス変換部13、フレームメモリ14、タイミング制御部15および表示部16を有する。

0082

描画部11は、座標生成部17および開始座標指定レジスタ18を備え、図示しない画像データ記憶部に記憶されている画像データ、もしくは図示しない外部接続部を介して無線および有線で表示装置1の外部から入力された画像データに基づいて、各画素の画素値と画素を表示しようとする座標とを、フレームメモリ14と座標変換部12とにそれぞれ出力する。ここで、画像データはビットマップイメージであって、各座標は所定の描画開始画素の座標に対する相対的な座標となっている。

0083

画像データ表示時には、予めユーザからの指示などに応じて決定された描画開始座標が開始座標指定レジスタ18に記憶されており、座標生成部17は、この描画開始座標から他の座標を生成し、変換前座標として座標変換部12に出力する。また、各座標に表示する画素値も、変換前座標とともに出力される。

0084

座標変換部12は、座標回転部19と表示モード設定レジスタ20とを備える。表示モードは、表示部16に表示される画像の向きごと、すなわち画像データの回転角度ごとに設定されるモードであり、本実施形態では、画像データを回転させずに表示する通常モード、通常モードでの画像データに対して画像データを時計回りに90°回転させて表示する90°モード、通常モードでの画像データに対して時計回りに180°回転させて表示する180°モード、通常モードでの画像データに対して時計回りに270°回転させて表示する270°モードの4つの表示モードがある。また、画像の向きとは、表示部16または表示装置1を所定の向きに固定したときに表示される画像の向きであり、画像を異なる向きで表示するというのは、表示部16の向きは変えずに画像の向きだけを変えて表示することである。たとえば、表示装置1が携帯電話機などの場合、発信操作など通常の操作をするときの表示部16の向きを所定の向きとすると、表示部16の向きはそのままで、表示される画像の向きが、時計回りに90°回転させた向き、180°回転させた向きなどで表示される。また、予めモード切換機能を所定のキーに割り当てておき、ユーザがキー操作によって表示モードを選択して切り換えると、表示モード設定レジスタ20に前述の各モードのいずれのモードで表示するかが記憶される。座標回転部19は、表示モード設定レジスタ20に記憶された表示モードに従って描画部11から出力された変換前座標を座標変換し、変換後座標として座標アドレス変換部13に出力する。

0085

座標アドレス変換部13は、座標変換部12から入力された変換後座標をフレームメモリ14のアドレスに変換する。タイミング制御部15は、描画部11、座標変換部12、座標アドレス変換部13、フレームメモリ14および表示部16に接続され、これらの部位の動作タイミングをコントロールする制御信号を出力する。表示部16は、液晶表示パネルなどで実現され、タイミング制御部15からの制御信号に従い、フレームメモリ14の所定のアドレスから画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。

0086

以下では、座標回転部19の構成および座標変換処理について説明する。
表示部16の画面構成を図13に示すように6×5画素の構成とする。表示部16の各座標とフレームメモリ14のアドレスとの対応は図14のように設定する。たとえば、座標(X,Y)=(2,1)は、フレームメモリ14のアドレス0x08番地に対応する。一般にフレームメモリ14のアドレスは、連続してデータを書き込むことを想定して、図14に示すように左上から右下に順に連続したアドレスが割り振られている。

0087

図13および図14は、表示装置1を通常使用する場合の画面方向を示しており、表示装置1を時計回りに90°回転させても、図15に示すように、座標とフレームメモリ14のアドレスとの対応は変化しない。

0088

前述のように表示モードには4種類あり、座標回転部19は、入力されたデータをビット反転させる反転回路によって座標の反転を行い、入力された複数のデータから1つのデータを出力する2つのセレクタと、このセレクタの選択動作を制御する制御回路とによって座標の入れ替えを行うことで、複数の表示モードを実現している。

0089

図2は、画像データを時計回りに90°回転させる座標回転部19の構成を示すブロック図である。以下では、所定の角度に回転させると記述した場合、いずれも時計回りに回転させることを示す。

0090

変換の対象となるX座標およびY座標を表す信号について、X座標を表す信号およびY座標を表す信号は複数ビットで構成され、信号のビット幅は、表示部16の画素構成のうち画素数の多い方の座標を基準として、X座標およびY座標とも同じビット幅に設定する。

0091

図13に示したように、表示部16の画面構成は6×5画素であるので、画素数が多いX座標を基準とし、X座標を表すことの出来る最小ビット幅の3ビット構成とする。もちろん、3ビットより大きな値を設定してもかまわない。図16は、X座標およびY座標とも3ビット幅に設定した場合の画素配列を表す図である。図の太線内の6×5画素の領域100が座標アドレス変換部13において有効な領域である。なお、X座標およびY座標は2進数で表され、各ビットがそれぞれ座標信号Xn,Ynに対応する。座標がnビットで表される場合、第1ビットデータである変換前のX座標の座標信号はX0〜Xn、第2ビットデータである変換前のY座標の座標信号はY0〜Ynで表される。図16の例のように座標が3ビットで表される場合、X座標は、上位からX0,X1,X2の順に各ビットで表され、Y座標は、上位からY0,Y1,Y2の順に各ビットで表される。X座標およびY座標の表記は、10進数で表記すると、(X,Y)=(2,6)の場合、(X,Y)=(X0X1X2,Y0Y1Y2)=(010,110)などのように表す。また、変換前座標をX座標およびY座標とし、変換後座標をX’座標およびY’座標とする。

0092

座標回転部19は、図2に示すように、信号反転回路21、X座標用セレクタ22、Y座標用セレクタ23および表示モード制御回路24を備える。信号反転回路21は、変換前座標信号Y0〜Ynの各ビットをそれぞれ反転させて反転座標信号iY0〜iYnをX座標用セレクタ22に出力する反転回路である。図11は、信号反転回路21の一例を示す回路図である。図に示すように各入力信号IN0〜INn(X0〜XnまたはY0〜Yn)をインバータで反転することで出力信号UT0〜OUTn(iX0〜iXnまたはiY0〜iYn)を得ることができる。インバータによって、たとえば入力信号IN0が1のときは出力信号OUT0は0、入力信号IN0が0のときは出力信号OUT0は1に反転される。X座標用セレクタ22は、表示モード制御回路24によって制御され、変換前座標信号X0〜Xnまたは信号反転回路21の出力信号である反転座標信号iY0〜iYnのいずれかを選択し、変換後座標信号X0’〜Xn’として出力する第1選択回路である。Y座標用セレクタ23は、表示モード制御回路24によって制御され、変換前座標信号X0〜Xnまたは変換前座標信号Y0〜Ynのいずれかを選択し、変換後座標信号Y0’〜Yn’として出力する第2選択回路である。

0093

表示部16の画面構成が図13に示すような6×5画素の構成であるので、変換前のX座標を表す変換前座標信号はX0〜X2の3ビット、変換前のY座標を表す変換前座標信号はY0〜Y2の3ビット、変換後のX座標を表す変換後座標信号はX0’〜X2’の3ビット、変換後のY座標を表す変換後座標信号はY0’〜Yn’2の3ビットで構成される。制御手段である表示モード制御回路24は、第1出力モードであって画像データを90°回転させる90°モード、および第2出力モードであって画像データを回転させない通常モードの2種類の表示モードについてX座標用セレクタ22およびY座標用セレクタ23にモード設定信号を出力して制御する。

0094

90°モードの場合、X座標用セレクタ22は、表示モード制御回路24の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と反転座標信号iY0〜iY2のうち、反転座標信号iY0〜iY2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ23は、表示モード制御回路24の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0095

通常モードの場合、X座標用セレクタ22は、表示モード制御回路24の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と反転座標信号iY0〜iY2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ23は、表示モード制御回路24の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。画像データを回転させないのでX座標、Y座標とも変換前と変換後とが同じである。

0096

図17は、90°回転させる場合の座標変換前の画像データを示す図であり、図18は90°回転させた画像データを示す図である。なお図18では、90°回転させた後、表示部16において表示可能な6×5画素領域のみ、説明のため各画素位置名前が割り振られている。これに対応して、図17では、図18で名前が割り振られた画素位置の座標変換前の位置を示している。

0097

90°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示させる画像データとして図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)を想定する。なお、図19に示した画像データにおいて、描画開始画素はAであり、画素B,C,DはAの座標に相対的な座標を有している。画素Aの座標を(X,Y)とすると、画素Bの座標は(X+1,Y)、画素Cの座標は(X+1,Y+1)、画素Dの座標は(X+1,Y+2)となる。

0098

また図19は、正しい方向から見た場合の画像データの向きを示しており、本実施形態では、ユーザの左側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを90°回転させる。

0099

まず、描画部11が座標変換前の画素位置EB,EC,FC,GCに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置EBを描画開始座標としてA(X,Y)=A(001,100)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図18に示した表示部16の適切な位置である表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(010,100)、C(X,Y)=C(010,101)、D(X,Y)=D(010,110)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0100

画素Aについて、変換前座標がA(001,100)であるので、第1ビットデータである変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(001)、第2ビットデータである変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(001)は、X座標用セレクタ22およびY座標用セレクタ23に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(100)は、Y座標用セレクタ23および信号反転回路21に入力される。信号反転回路21では、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)の各ビットの論理値がそれぞれ反転され、反転第2ビットデータである反転座標信号iY0iY1iY2(011)としてX座標用セレクタ22に入力される。

0101

90°モードで動作しているので、表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(001)を選択して出力する。

0102

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(001,100)を、変換後座標A(011,001)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0103

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0104

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(010,100)を、変換後座標B(011,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0105

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(101)である。表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(010)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(101)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0106

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(010,101)を、変換後座標C(010,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0107

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(110)である。表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(001)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(001)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(110)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0108

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(010,110)を、変換後座標D(001,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0109

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、座標変換前に対して、時計回りに90°回転させた画像データを表示することができる。

0110

次に、通常モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、90°モードと同じ図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)である。

0111

まず、描画部11が座標変換前の画素位置BC,BD,CD,DDに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置BCを描画開始座標としてA(X,Y)=A(010,001)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図18に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(011,001)、C(X,Y)=C(011,010)、D(X,Y)=D(011,011)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0112

画素Aについて、変換前座標がA(010,001)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(010)は、X座標用セレクタ22およびY座標用セレクタ23に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(001)は、Y座標用セレクタ23および信号反転回路21に入力される。信号反転回路21では、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)の各ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(110)としてX座標用セレクタ22に入力される。

0113

通常モードで動作しているので、表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0114

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(010,001)を変換後座標A(010,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0115

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および反転座標信号iY0iY1iY2(110)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および変換前座標信号Y0Y1Y2(001)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0116

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(011,001)を変換後座標B(011,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0117

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および反転座標信号iY0iY1iY2(101)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および変換前座標信号Y0Y1Y2(010)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。

0118

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(011,010)を変換後座標C(011,010)として座標アドレス変換部13に出力する。

0119

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(011)である。表示モード制御回路24の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および反転座標信号iY0iY1iY2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および変換前座標信号Y0Y1Y2(011)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)を選択して出力する。

0120

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(011,011)を変換後座標D(011,011)として座標アドレス変換部13に出力する。

0121

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。

0122

表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、回転させずに座標変換前と同様の画像データを表示することができる。

0123

図2に示した座標回転部19による座標変換結果を図24および図27に示す。図24は、90°モードにおける座標変換結果であり、図27は、通常モードにおける座標変換結果である。座標回転部19を含む座標変換部12によって、図24および図27に示すような変換結果が得られるので、表示装置1は、画像データを90°回転させる場合とさせない場合とを切り換えて使用することができる。

0124

従来、画像データを時計回りに90°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0125

図3は、画像データを時計回りに270°回転させる座標回転部19の構成を示すブロック図である。座標信号については、表示部16の画面構成は6×5画素であるので、画素数が多いX座標を基準とし、X座標を表すことのできる最小ビット幅の3ビット構成とする。もちろん、3ビットより大きな値を設定してもかまわない。

0126

座標回転部19は、信号反転回路31、X座標用セレクタ32、Y座標用セレクタ33および表示モード制御回路34を備える。信号反転回路31は、変換前座標信号X0〜Xnの各ビットを反転させて反転座標信号iX0〜iXnをY座標用セレクタ32に出力する反転回路である。信号反転回路31の一例は図11に示した回路図のように構成される。X座標用セレクタ33は、表示モード制御回路34によって制御され、変換前座標信号X0〜Xnと変換前座標信号Y0〜Ynのいずれかを選択し、変換後座標信号X0’〜Xn’として出力する第1選択回路である。

0127

Y座標用セレクタ32は、表示モード制御回路34によって制御され、信号反転回路31の出力信号である反転座標信号iX0〜iXnと変換前座標信号Y0〜Ynのいずれかを選択し、変換後座標信号Y0’〜Yn’として出力する第2選択回路である。表示部16の画面構成が図13に示すような6×5画素の構成であるので、変換前のX座標を表す変換前座標信号はX0〜X2の3ビット、変換前のY座標を表す変換前座標信号はY0〜Y2の3ビット、変換後のX座標を表す変換後座標信号はX0’〜X2’の3ビット、変換後のY座標を表す変換後座標信号はY0’〜Yn’2の3ビットで構成される。制御手段である表示モード制御回路34は、第1出力モードである画像データを270°回転させる270°モード、および第2出力モードである画像データを回転させない通常モードの2種類の表示モードについてX座標用セレクタ32およびY座標用セレクタ33に制御信号を出力して制御する。

0128

270°モードの場合、X座標用セレクタ32は、表示モード制御回路34の制御によって、第1ビットデータである変換前座標信号X0〜X2と第2ビットデータである変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ33は、表示モード制御回路34の制御によって、反転第1ビットデータである反転座標信号iX0〜iX2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、反転座標信号iX0〜iX2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0129

通常モードの場合、X座標用セレクタ32は、表示モード制御回路34の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。

0130

Y座標用セレクタ33は、表示モード制御回路24の制御によって、反転座標信号iX0〜iX2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。画像データを回転させないのでX座標、Y座標とも変換前と変換後とが同じである。

0131

図20は座標変換前の画像データを示す図であり、図21は270°回転させた画像データを示す図である。なお図21では、270°回転させた後、表示部16において表示可能な6×5画素領域のみ、説明のため各画素位置に名前が割り振られている。これに対応して、図20では、図21で名前が割り振られた画素位置の座標変換前の位置を示している。

0132

最初に270°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)を想定する。

0133

図19は、正しい方向から見た場合の画像データの向きを示しており、本実施形態では、ユーザの右側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを270°回転させる。

0134

まず、描画部11が座標変換前の画素位置CE,CF,DF,EFに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置CEを描画開始座標としてA(X,Y)=A(100,010)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図21に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(101,010)、C(X,Y)=C(101,011)、D(X,Y)=D(101,100)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部12に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0135

画素Aについて、変換前座標がA(100,010)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(100)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(100)は、X座標用セレクタ32および信号反転回路31に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(010)は、X座標用セレクタ33およびY座標用セレクタ33に入力される。信号反転回路31では、変換前座標信号X0X1X2(100)の全ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(011)としてY座標用セレクタ32に入力される。

0136

270°モードで動作しているので、表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(011)を選択して出力する。

0137

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(100,010)を、変換後座標A(010,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0138

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)および変換前座標信号Y0Y1Y2(010)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(010)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。

0139

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(101,010)を、変換後座標B(010,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0140

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(011)である。表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)および変換前座標信号Y0Y1Y2(011)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ23は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(011)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。

0141

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(101,011)を、変換後座標C(011,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0142

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)および変換前座標信号Y0Y1Y2(100)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(100)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。

0143

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(101,100)を、変換後座標D(100,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0144

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、座標変換前に対して、時計回りに270°回転させた画像データを表示することができる。

0145

次に、通常モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、270°モードと同じ図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)である。

0146

まず、描画部11が座標変換前の画素位置BC,BD,CD,DDに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置BCを描画開始座標としてA(X,Y)=A(010,001)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図18に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(011,001)、C(X,Y)=C(011,010)、D(X,Y)=D(011,011)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0147

画素Aについて、変換前座標がA(010,001)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(010)は、X座標用セレクタ32および信号反転回路31に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(001)は、X座標用セレクタ32およびY座標用セレクタ33に入力される。信号反転回路31では、変換前座標信号X0X1X2(010)の全ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(101)としてY座標用セレクタ32に入力される。

0148

通常モードで動作しているので、表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0149

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(010,001)を変換後座標A(010,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0150

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ22は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および変換前座標信号Y0Y1Y2(001)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および変換前座標信号Y0Y1Y2(001)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0151

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(011,001)を変換後座標B(011,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0152

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および変換前座標信号Y0Y1Y2(010)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および変換前座標信号Y0Y1Y2(010)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。

0153

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(011,010)を変換後座標C(011,010)として座標アドレス変換部13に出力する。

0154

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(011)である。表示モード制御回路34の制御によって、X座標用セレクタ32は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および変換前座標信号Y0Y1Y2(011)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ33は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号X0X1X2(100)および変換前座標信号Y0Y1Y2(011)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)を選択して出力する。

0155

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(011,011)を変換後座標D(011,011)として座標アドレス変換部13に出力する。

0156

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、回転させずに座標変換前と同様の画像データを表示することができる。

0157

図3に示した座標回転部19による座標変換結果を図25および図27に示す。図25は、270°モードにおける座標変換結果であり、図27は、通常モードにおける座標変換結果である。座標回転部19を含む座標変換部12によって、図25および図27に示すような変換結果が得られるので、表示装置1は、画像データを270°回転させる場合とさせない場合とを切り換えて使用することができる。

0158

従来、画像データを時計回りに270°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0159

図4は、画像データを時計回りに180°回転させる座標回転部19の構成を示すブロック図である。座標信号については、表示部16の画面構成は6×5画素であるので、画素数が多いX座標を基準とし、X座標を表すことの出来る最小ビット幅の3ビット構成とする。もちろん、3ビットより大きな値を設定してもかまわない。

0160

座標回転部19は、信号反転回路41,42、X座標用セレクタ43、Y座標用セレクタ44および表示モード制御回路45を備える。信号反転回路41は、変換前座標信号X0〜Xnの各ビットを反転させて反転座標信号iX0〜iXnをX座標用セレクタ43に出力する第1反転回路である。信号反転回路42は、変換前座標信号Y0〜Ynの各ビットを反転させて反転座標信号iY0〜iYnをY座標用セレクタ44に出力する第2反転回路である。信号反転回路41,42の一例は図11に示した回路図のように構成される。

0161

X座標用セレクタ43は、表示モード制御回路45によって制御され、変換前座標信号X0〜Xnと信号反転回路41の出力信号である反転座標信号iX0〜iXnのいずれかを選択し、変換後座標信号X0’〜Xn’として出力する第1選択回路である。Y座標用セレクタ44は、表示モード制御回路45によって制御され、変換前座標信号Y0〜Ynと信号反転回路42の出力信号である反転座標信号iY0〜iYnのいずれかを選択し、変換後座標信号Y0’〜Yn’として出力する第2選択回路である。表示部16の画面構成が図13に示すような6×5画素の構成であるので、変換前のX座標を表す変換前座標信号はX0〜X2の3ビット、変換前のY座標を表す変換前座標信号はY0〜Y2の3ビット、変換後のX座標を表す変換後座標信号はX0’〜X2’の3ビット、変換後のY座標を表す変換後座標信号はY0’〜Yn’2の3ビットで構成される。

0162

制御手段である表示モード制御回路34は、第1出力モードであって、画像データを180°回転させる180°モード、および第2出力モードであって回転させない通常モードの2種類の表示モードについてX座標用セレクタ43およびY座標用セレクタ44に制御信号を出力して制御する。

0163

180°モードの場合、X座標用セレクタ43は、表示モード制御回路45の制御によって、第1ビットデータである変換前座標信号X0〜X2と反転第1ビットデータである反転座標信号iX0〜iX2のうち、反転座標信号iX0〜iX2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ44は、表示モード制御回路45の制御によって、第2ビットデータである変換前座標信号Y0〜Y2と反転第2ビットデータである反転座標信号iY0〜iY2のうち、反転座標信号iY0〜iY2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0164

通常モードの場合、X座標用セレクタ43は、表示モード制御回路45の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と反転座標信号iX0〜iX2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。

0165

Y座標用セレクタ44は、表示モード制御回路45の制御によって、変換前座標信号Y0〜Y2と反転座標信号iY0〜iY2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。画像データを回転させないのでX座標、Y座標とも変換前と変換後とが同じである。

0166

図22は座標変換前の画像データを示す図であり、図23は180°回転させた画像データを示す図である。なお図23では、180°回転させた後、表示部16において表示可能な6×5画素領域のみ、説明のため各画素位置に名前が割り振られている。これに対応して、図22では、図23で名前が割り振られた画素位置の座標変換前の位置を示している。

0167

最初に180°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)を想定する。

0168

図19は、正しい方向から見た場合の画像データの向きを示しており、本実施形態では、ユーザの向かい側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを180°回転させる。

0169

まず、描画部11が座標変換前の画素位置EE,EF,FF,GFに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置EEを描画開始座標としてA(X,Y)=A(100,100)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図21に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(101,100)、C(X,Y)=C(101,101)、D(X,Y)=D(101,110)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部12に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0170

画素Aについて、変換前座標がA(100,100)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(100)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(100)は、X座標用セレクタ43および信号反転回路41に入力される。信号反転回路41では、変換前座標信号X0X1X2(100)の各ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(011)としてX座標用セレクタ43に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(100)は、Y座標用セレクタ44および信号反転回路42に入力される。信号反転回路42では、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)の各ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(011)としてY座標用セレクタ44に入力される。

0171

180°モードで動作しているので、表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。

0172

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(100,100)を、変換後座標A(011,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0173

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)および反転座標信号iX0iX1iX2(010)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。

0174

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(101,100)を、変換後座標B(010,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0175

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(101)である。表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)および反転座標信号iX0iX1iX2(010)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(010)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(010)を選択して出力する。

0176

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(101,101)を、変換後座標C(010,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0177

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(110)である。表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)および反転座標信号iX0iX1iX2(010)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(110)および反転座標信号iY0iY1iY2(001)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(001)を選択して出力する。

0178

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(101,110)を、変換後座標D(010,001)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0179

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、座標変換前に対して、時計回りに180°回転させた画像データを表示することができる。

0180

次に、通常モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、180°モードと同じ図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)である。

0181

まず、描画部11が座標変換前の画素位置BC,BD,CD,DDに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置BCを描画開始座標としてA(X,Y)=A(010,001)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図23に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(011,001)、C(X,Y)=C(011,010)、D(X,Y)=D(011,011)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0182

画素Aについて、変換前座標がA(010,001)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(010)は、X座標用セレクタ43および信号反転回路41に入力される。信号反転回路41では、変換前座標信号X0X1X2(010)の各ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(101)としてX座標用セレクタ43に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(001)は、Y座標用セレクタ44および信号反転回路42に入力される。信号反転回路42では、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)の各ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(110)としてY座標用セレクタ44に入力される。

0183

通常モードで動作しているので、表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0184

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(010,001)を変換後座標A(010,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0185

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および反転座標信号iX0iX1iX2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)および反転座標信号iY0iY1iY2(110)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0186

以上の座標変換によて、座標変換部19は、入力された変換前座標B(011,001)を変換後座標B(011,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0187

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および反転座標信号iX0iX1iX2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(101)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。

0188

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(011,010)を変換後座標C(011,010)として座標アドレス変換部13に出力する。

0189

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(011)である。表示モード制御回路45の制御によって、X座標用セレクタ43は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)および反転座標信号iX0iX1iX2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ44は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)および反転座標信号iY0iY1iY2(100)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)を選択して出力する。

0190

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(011,011)を変換後座標D(011,011)として座標アドレス変換部13に出力する。

0191

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、回転させずに座標変換前と同様の画像データを表示することができる。

0192

図4に示した座標回転部19による座標変換結果を図26および図27に示す。図26は、180°モードにおける座標変換結果であり、図27は、通常モードにおける座標変換結果である。座標回転部19を含む座標変換部12によって、図26および図27に示すような変換結果が得られるので、表示装置1は、画像データを180°回転させる場合とさせない場合とを切り換えて使用することができる。

0193

従来、画像データを時計回りに180°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0194

図5は、画像データを時計回りに90°,180°,270°のいずれかの角度に回転させる座標回転部19の構成を示すブロック図である。変換の対象となるX座標およびY座標を表す信号について、図13に示したように、表示部16の画面構成は6×5画素であるので、画素数が多いX座標を基準とし、X座標を表すことの出来る最小ビット幅の3ビット構成とする。もちろん、3ビットより大きな値を設定してもかまわない。

0195

座標回転部19は、信号反転回路51、信号反転回路52、X座標用セレクタ53、Y座標用セレクタ54および表示モード制御回路55を備える。信号反転回路51は、変換前座標信号X0〜Xnの全ビットを反転させて反転座標信号iX0〜iXnをX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に出力する第1反転回路である。信号反転回路52は、変換前座標信号Y0〜Ynの全ビットを反転させて反転座標信号iY0〜iYnをX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に出力する第2反転回路である。信号反転回路51,52の一例は、図11に示す回路図のように構成される。

0196

X座標用セレクタ53は、表示モード制御回路55によって制御され、変換前座標信号X0〜Xn,変換前座標信号Y0〜Yn,信号反転回路51の出力信号である反転座標信号iX0〜iXnおよび信号反転回路52の出力信号である反転座標信号iY0〜iYnのいずれかを選択し、変換後座標信号X0’〜Xn’として出力する第1選択回路である。Y座標用セレクタ54は、表示モード制御回路55によって制御され、変換前座標信号X0〜Xn,変換前座標信号Y0〜Yn,信号反転回路51の出力信号である反転座標信号iX0〜iXnおよび信号反転回路52の出力信号である反転座標信号iY0〜iYnのいずれかを選択し、変換後座標信号Y0’〜Yn’として出力する第2選択回路である。表示部16の画面構成が図13に示すような6×5画素の構成であるので、変換前のX座標を表す変換前座標信号はX0〜X2の3ビット、変換前のY座標を表す変換前座標信号はY0〜Y2の3ビット、変換後のX座標を表す変換後座標信号はX0’〜X2’の3ビット、変換後のY座標を表す変換後座標信号はY0’〜Yn’2の3ビットで構成される。

0197

制御手段である表示モード制御回路55は、第1出力モードであって画像データを90°回転させる90°モード、第2出力モードであって画像データを270°回転させる270°モード、第3出力モードであって画像データを180°回転させる180°モードおよび第4出力モードであって画像データを回転させない通常モードの4種類の表示モードについてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54の制御信号を出力して制御する。

0198

90°モードの場合、X座標用セレクタ53は、表示モード制御回路55の制御によって、第1ビットデータである変換前座標信号X0〜X2,第2ビットデータである変換前座標信号Y0〜Y2,反転第1ビットデータである反転座標信号iX0〜iX2および反転第2ビットデータである反転座標信号iY0〜iY2のうち、反転座標信号iY0〜iY2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ54は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択し、変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0199

270°モードの場合、X座標用セレクタ53は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ54は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、反転座標信号iX0〜iX2を選択し、変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0200

180°モードの場合、X座標用セレクタ53は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、反転座標信号iX0〜iX2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ54は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、反転座標信号iY0〜iY2を選択し、変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0201

通常モードの場合、X座標用セレクタ53は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択し、変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ54は、表示モード制御回路55の制御によって、変換前座標信号X0〜X2,変換前座標信号Y0〜Y2,反転座標信号iX0〜iX2および反転座標信号iY0〜iY2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択し、変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。画像データを回転させないのでX座標、Y座標とも変換前と変換後とが同じである。

0202

90°モードの座標変換前の画像データは、図17に示す図であり、90°回転させた画像データは、図18に示す図である。また、270°モードの座標変換前の画像データは、図20に示す図であり、270°回転させた画像データは、図21に示す図である。また、180°モードの座標変換前の画像データは、図22に示す図であり、180°回転させた画像データは、図22に示す図である。

0203

まず、90°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)を想定する。

0204

また図19は、正しい方向から見た場合の画像データの向きを示しており、90°モードでは、ユーザの左側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを90°回転させる。

0205

まず、描画部11が座標変換前の画素位置EB,EC,FC,GCに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置EBを描画開始座標としてA(X,Y)=A(001,100)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図18に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(010,100)、C(X,Y)=C(010,101)、D(X,Y)=D(010,110)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0206

画素Aについて、変換前座標がA(001,100)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(001)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(001)は、信号反転回路51、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(100)は、信号反転回路52、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路51では、変換前座標信号X0X1X2(001)の全ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(110)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路52では、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)の全ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(011)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。

0207

90°モードで動作しているので、表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(001)を選択して出力する。

0208

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(001,100)を、変換後座標A(011,001)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0209

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)、反転座標信号iX0iX1iX2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)、反転座標信号iX0iX1iX2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0210

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(010,100)を、変換後座標B(011,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0211

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(101)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)、変換前座標信号Y0Y1Y2(101)、反転座標信号iX0iX1iX2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(010)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)、変換前座標信号Y0Y1Y2(101)、反転座標信号iX0iX1iX2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(010)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0212

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(010,101)を、変換後座標C(010,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0213

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(110)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)、変換前座標信号Y0Y1Y2(110)、反転座標信号iX0iX1iX2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(001)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(001)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)、変換前座標信号Y0Y1Y2(110)、反転座標信号iX0iX1iX2(101)および反転座標信号iY0iY1iY2(001)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0214

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(010,110)を、変換後座標D(001,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0215

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、座標変換前に対して、時計回りに90°回転させた画像データを表示することができる。

0216

270°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)である。また図19は、正しい方向から見た場合の画像データの方向を示しており、270°モードでは、ユーザの右側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを270°回転させる。

0217

まず、描画部11が座標変換前の画素位置CE,CF,DF,EFに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置CEを描画開始座標としてA(X,Y)=A(100,010)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図21に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(101,010)、C(X,Y)=C(101,011)、D(X,Y)=D(101,100)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0218

画素Aについて、変換前座標がA(100,010)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(100)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(100)は、信号反転回路51、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(010)は、信号反転回路52、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。

0219

信号反転回路51では、変換前座標信号X0X1X2(100)の全ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(011)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路52では、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)の全ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(101)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。

0220

270°モードで動作しているので、表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(011)を選択して出力する。

0221

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(100,010)を、変換後座標A(010,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0222

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(101)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(101)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。

0223

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(101,010)を、変換後座標B(010,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0224

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(011)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(100)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(100)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。

0225

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(101,011)を、変換後座標C(011,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0226

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。

0227

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(101,100)を、変換後座標D(100,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0228

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、座標変換前に対して、時計回りに270°回転させた画像データを表示することができる。

0229

180°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)である。また図19は、ユーザが見た場合の正しい方向を示しており、180°モードでは、ユーザの向かい側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを180°回転させる。

0230

まず、描画部11が座標変換前の画素位置EE,EF,FF,GFに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置EEを描画開始座標としてA(X,Y)=A(100,100)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図23に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(101,100)、C(X,Y)=C(101,101)、D(X,Y)=D(101,110)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0231

画素Aについて、変換前座標がA(100,100)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(100)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(100)は、信号反転回路51、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(100)は、信号反転回路52、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路51では、変換前座標信号X0X1X2(100)の全ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(011)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路52では、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)の全ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(011)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。

0232

180°モードで動作しているので、表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、反転座標信号iX0iX1iX2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。

0233

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(100,100)を、変換後座標A(011,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0234

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(011)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を選択して出力する。

0235

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(101,100)を、変換後座標B(010,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0236

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(101)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(101)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(010)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(101)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(010)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(010)を選択して出力する。

0237

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(101,101)を、変換後座標C(010,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0238

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(101)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(110)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(110)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(001)のうち、反転座標信号iX0iX1iX2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(101)、変換前座標信号Y0Y1Y2(110)、反転座標信号iX0iX1iX2(010)および反転座標信号iY0iY1iY2(001)のうち、反転座標信号iY0iY1iY2(001)を選択して出力する。

0239

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(101,110)を、変換後座標D(010,001)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0240

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、座標変換前に対して、時計回りに180°回転させた画像データを表示することができる。

0241

次に、通常モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、他のモードと同じ図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)である。

0242

まず、描画部11が座標変換前の画素位置BC,BD,CD,DDに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置BCを描画開始座標としてA(X,Y)=A(010,001)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図18に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(011,001)、C(X,Y)=C(011,010)、D(X,Y)=D(011,011)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0243

画素Aについて、変換前座標がA(010,001)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(010)は、信号反転回路51、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(001)は、信号反転回路52、X座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路51では、変換前座標信号X0X1X2(010)の全ビットが反転され、反転座標信号iX0iX1iX2(101)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。信号反転回路52では、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)の全ビットが反転され、反転座標信号iY0iY1iY2(110)としてX座標用セレクタ53およびY座標用セレクタ54に入力される。

0244

通常モードで動作しているので、表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0245

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(010,001)を変換後座標A(010,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0246

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(001)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(110)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(110)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(001)を選択して出力する。

0247

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(011,001)を変換後座標B(011,001)として座標アドレス変換部13に出力する。

0248

画素Cについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Cの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(010)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(101)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(101)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(010)を選択して出力する。

0249

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標C(011,010)を変換後座標C(011,010)として座標アドレス変換部13に出力する。

0250

画素Dについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Dの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(011)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(011)である。表示モード制御回路55の制御によって、X座標用セレクタ53は、変換後座標信号X0’X1’X2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(011)を選択して出力する。Y座標用セレクタ54は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(011)、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)、反転座標信号iX0iX1iX2(100)および反転座標信号iY0iY1iY2(100)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(011)を選択して出力する。

0251

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標D(011,011)を、変換後座標D(011,011)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0252

以上のようにして座標変換部19から出力されたそれぞれの変換後座標は、座標アドレス変換部13でフレームメモリ14のアドレスに変換されてフレームメモリ14に出力される。フレームメモリ14は、座標アドレス変換部13から出力されたアドレスを書き込み可能とし、タイミング制御部15の制御によって、書き込み可能となったアドレスに対応するように、描画部11から出力された画素値を書き込む。表示部16は、フレームメモリ14から画素値を読み出し、画素値を読み出したアドレスに対応する座標に表示する。これによって、回転させずに座標変換前と同様の画像データを表示することができる。

0253

図5に示した座標回転部19による座標変換結果は、図24〜27に示す結果と同様である。座標回転部19を含む座標変換部12によって、図24〜27に示すような変換結果が得られるので、表示装置1は、画像データを90°回転させる場合、180°回転させる場合、270°回転させる場合および回転させない場合を切り換えて使用することができる。

0254

従来、画像データを時計回りに90°,270°,180°回転させるには、加算回路および減算回路などの演算回路を有する座標変換装置を用いている。これに対して本発明は、座標のビット反転とX座標およびY座標の入れ替えによって画像データの回転を可能にしている。また、これを実現するために、加算回路および減算回路などを含まず、反転回路および選択回路を用いているので、回路規模を縮小することが可能で、コストを低減することができるとともに変換処理を高速化することができる。

0255

図6は、画像データを時計回りに90°回転させる座標回転部19の他の構成を示すブロック図である。変換の対象となるX座標およびY座標を表す信号については、図13に示したように、表示部16の画面構成は6×5画素であるので、画素数が多いX座標を基準とし、X座標を表すことの出来る最小ビット幅の3ビット構成とする。もちろん、3ビットより大きな値を設定してもかまわない。

0256

座標回転部19は、X座標用セレクタ61、Y座標用セレクタ62、信号反転回路63および表示モード制御回路64を備える。X座標用セレクタ61は、表示モード制御回路64によって制御され、変換前座標信号X0〜Xnと変換前座標信号Y0〜Ynのいずれかを選択して信号反転回路63に出力する第1選択回路である。信号反転回路63は、X座標用セレクタ61から出力された変換前座標信号X0〜Xnと変換前座標信号Y0〜Ynのいずれかを、表示モード制御回路64の制御によって反転させて変換後座標信号X0’〜Xn’として出力する制御反転回路である。

0257

図12は、信号反転回路63の一例を示す回路図である。図に示すように各入力信号IN0〜INn(X0〜XnまたはY0〜Yn)はそれぞれXOR回路イクスクルーシブオア回路)に入力され、すべてのXOR回路には表示モード制御回路64から反転制御信号が入力されている。反転制御信号が0のときは、すべてのXOR回路は入力信号IN0〜INnをそのまま出力信号OUT0〜OUTn(X0〜XnまたはY0〜Yn)として出力し、反転制御信号が1のときは、すべてのXOR回路は入力信号IN0〜INnを反転させて出力信号OUT0〜OUTn(iX0〜iXnまたはiY0〜iYn)として出力する。たとえば反転制御信号が0、入力信号IN0が1のときは出力信号OUT0は1のまま出力され、反転制御信号が1、入力信号IN0が1のときは出力信号OUT0は0に反転されて出力される。

0258

Y座標用セレクタ62は、表示モード制御回路64によって制御され、変換前座標信号X0〜Xnと変換前座標信号Y0〜Ynのいずれかを選択し、変換後座標信号Y0’〜Yn’として出力する第2選択回路である。

0259

表示部16の画面構成が図13に示すような6×5画素の構成であるので、変換前のX座標を表す変換前座標信号はX0〜X2の3ビット、変換前のY座標を表す変換前座標信号はY0〜Y2の3ビット、変換後のX座標を表す変換後座標信号はX0’〜X2’の3ビット、変換後のY座標を表す変換後座標信号はY0’〜Yn’2の3ビットで構成される。制御手段である表示モード制御回路64は、第1出力モードであって画像データを90°回転させる90°モード、および第2出力モードであって画像データを回転させない通常モードの2種類の表示モードについてX座標用セレクタ61、Y座標用セレクタ62および信号反転回路63に制御信号を出力して制御する。

0260

90°モードの場合、X座標用セレクタ61は、表示モード制御回路64の制御によって、第1ビットデータである変換前座標信号X0〜X2または第2ビットデータである変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択し、信号反転回路63に出力する。信号反転回路63は、表示モード制御回路64の制御によって、変換前座標信号Y0〜Y2を反転して、反転第2ビットデータである反転座標信号iY0〜iY2を変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ62は、表示モード制御回路64の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。

0261

通常モードの場合、X座標用セレクタ61は、表示モード制御回路64の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号X0〜X2を選択し、信号反転回路63に出力する。信号反転回路63は、表示モード制御回路64の制御によって、変換前座標信号X0〜X2を反転せずに変換後座標信号X0’〜X2’として出力する。Y座標用セレクタ62は、表示モード制御回路64の制御によって、変換前座標信号X0〜X2と変換前座標信号Y0〜Y2のうち、変換前座標信号Y0〜Y2を選択して変換後座標信号Y0’〜Y2’として出力する。画像データを回転させないのでX座標、Y座標とも変換前と変換後とが同じである。

0262

座標変換前および90°回転させた画像データは、それぞれ図17および図18で示した図と同様である。

0263

90°モードが選択されたときの具体的な処理について説明する。表示する画像データは、図19に示す画像データ(A,B,C,Dの4画素からなる。)を想定する。また図19は、正しい方向から見た場合の画像データの向きを示しており、本実施形態では、ユーザの左側にいる人が正しい方向で画像データを見ることができるように、画像データを90°回転させる。

0264

まず、描画部11が座標変換前の画素位置EB,EC,FC,GCに、画像データ(A,B,C,D)を表示させるように変換前座標を生成する。開始座標指定レジスタ18には、画素位置EBを描画開始座標としてA(X,Y)=A(001,100)が設定される。描画開始座標は、座標変換後に画像データが、図18に示した表示部16で表示可能な6×5画素領域内に表示できるように選ばれる。この描画開始座標に基づいて、B(X,Y)=B(010,100)、C(X,Y)=C(010,101)、D(X,Y)=D(010,110)が生成される。描画部11は、生成した変換前座標を座標変換部19に出力するとともに、各画素の画素値をフレームメモリ14に出力する。座標回転部19では、入力された変換前座標の座標変換を行う。

0265

画素Aについて、変換前座標がA(001,100)であるので、変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(001)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。入力された変換前座標信号X0X1X2(001)は、X座標用セレクタ61およびY座標用セレクタ62に入力される。入力された変換前座標信号Y0Y1Y2(100)は、X座標用セレクタ61およびY座標用セレクタ62に入力される。

0266

90°モードで動作しているので、表示モード制御回路64の制御によって、X座標用セレクタ61は、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)を選択して信号反転回路63に出力する。信号反転回路63は、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)の各ビットを反転し、変換後座標信号X0’X1’X2’として、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を出力する。Y座標用セレクタ62は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(001)を選択して出力する。

0267

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標A(001,100)を、変換後座標A(011,001)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

0268

画素Bについても画素Aと同様に、座標変換部19が座標変換を行う。画素Bの変換前座標信号X0〜XnはX0X1X2(010)、変換前座標信号Y0〜YnはY0Y1Y2(100)である。表示モード制御回路64の制御によって、X座標用セレクタ61は、変換前座標信号X0X1X2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(100)のうち、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)を選択して、信号反転回路63に出力する。信号反転回路63は、変換前座標信号Y0Y1Y2(100)の全ビットを反転し、変換後座標信号X0’X1’X2’として、反転座標信号iY0iY1iY2(011)を出力する。Y座標用セレクタ62は、変換後座標信号Y0’Y1’Y2’として、変換前座標信号X0X1X2(010)および変換前座標信号Y0Y1Y2(100)のうち、変換前座標信号X0X1X2(010)を選択して出力する。

0269

以上の座標変換によって、座標変換部19は、入力された変換前座標B(010,100)を、変換後座標B(011,010)に変換して座標アドレス変換部13に出力する。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ