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技術 在庫管理方法、在庫管理プログラム、印刷装置制御プログラム、在庫管理装置及び印刷装置

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 松沢義彦
出願日 2002年7月4日 (18年7ヶ月経過) 出願番号 2002-196324
公開日 2004年2月5日 (17年0ヶ月経過) 公開番号 2004-035206
状態 未査定
技術分野 ウエブロールの交換 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード ICセンサ 使いかけ 取り外し状態 大判プリント 直流電力源 読み取りボタン 在庫管理サーバ 在庫リスト
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年2月5日)のものです。
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図面 (12)

課題

解決手段

ロール紙40がプリンタ31に取り付けられると、プリンタ31は、ロール紙40の記憶素子メディア情報を読み取って記録するとともに、印刷の実行に伴って、プリンタ31は、その残量から印刷量を減算する。ロール紙40をプリンタ31から取り外す場合、プリンタ31は、その残量を前記記憶素子に書き込む。そして、管理コンピュータ21からメディア情報の送信要求があった場合、プリンタ31は、記録したメディア情報を管理コンピュータ21に送信する。一方、携帯端末36は、前記記憶素子のメディア情報を読み取り、管理コンピュータ21に送信する。管理コンピュータ21では、それらのメディア情報に基づいて、在庫データを記録し、在庫管理を行う。

概要

背景

従来、業務上、大判プリンタを使用してロール紙に画像を印刷する場合、複数の種別のロール紙をその大判プリンタに付け替えて使用することで、それぞれの印刷に適したロール紙を用いて印刷を行っている。一方、ロール状の印刷媒体であるロール紙の在庫については、各ロール紙について、それぞれの残量を把握する必要がある。従来、このようなロール紙の在庫管理は、目視による現物確認、バーコードを用いた在庫管理システム等により行われている。なお、ロール紙は、消耗品であるため、在庫が短期間で変動する。例えば、業務用の大判プリンタで連続印刷を行った場合、1日で1台につき2〜3本のロール紙が消費される。

概要

より適切にロール状の印刷媒体の在庫管理を行うことができる在庫管理方法在庫管理プログラム印刷装置制御プログラム在庫管理装置及び印刷装置を提供する。ロール紙40がプリンタ31に取り付けられると、プリンタ31は、ロール紙40の記憶素子メディア情報を読み取って記録するとともに、印刷の実行に伴って、プリンタ31は、その残量から印刷量を減算する。ロール紙40をプリンタ31から取り外す場合、プリンタ31は、その残量を前記記憶素子に書き込む。そして、管理コンピュータ21からメディア情報の送信要求があった場合、プリンタ31は、記録したメディア情報を管理コンピュータ21に送信する。一方、携帯端末36は、前記記憶素子のメディア情報を読み取り、管理コンピュータ21に送信する。管理コンピュータ21では、それらのメディア情報に基づいて、在庫データを記録し、在庫管理を行う。   

目的

その目的は、より適切にロール状の印刷媒体の在庫管理を行うことができる在庫管理方法、在庫管理プログラム、印刷装置制御プログラム、在庫管理装置及び印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えた端末と、前記印刷媒体識別子毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理する在庫管理方法であって、前記コンピュータが、前記印刷装置からの前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階と、前記端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階と、前記種別毎に前記印刷媒体の前記残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う段階とを備えたことを備えたことを特徴とする在庫管理方法。

請求項2

請求項1に記載の在庫管理方法において、前記コンピュータが、前記印刷装置に前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量の送信要求を送信する段階と、前記端末に前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量の送信要求を送信する段階とをさらに備えたことを備えたことを特徴とする在庫管理方法。

請求項3

請求項1又は2に記載の在庫管理方法において、前記印刷装置からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量には、それまでに前記印刷装置に取り付けた前記印刷媒体の前記印刷装置への取り付け状態が付加されるとともに、前記印刷装置からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階は、前記取り付け状態に基づいて、取付中である旨又は使いかけである旨を前記印刷媒体の使用状態として記憶するとともに、前記端末からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階は、新たに前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を記憶する場合は、新品である旨を前記使用状態として記憶し、既に前記印刷媒体識別子が記憶されている場合は、使いかけである旨を前記使用状態として記憶することを特徴とする在庫管理方法。

請求項4

請求項3に記載の在庫管理方法において、前記コンピュータが、前記印刷装置に前記印刷媒体が取り付けられた場合に前記印刷装置から送信された前記印刷媒体識別子及び前記種別を受信して、前記使用状態が使いかけである前記印刷装置に取り付けられた前記印刷媒体と同一の種別の前記印刷媒体を前記在庫情報記憶手段から検索する段階と、前記使用状態が使いかけである前記種別の印刷媒体が存在する場合、その旨の通知を行う段階とをさらに備えたことを特徴とする在庫管理方法。

請求項5

印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体識別子毎に印刷媒体の残量を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理する在庫管理方法であって、前記印刷装置が、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及びその印刷媒体の残量を前記印刷媒体記憶手段から読み取って、前記印刷装置に備えられた印刷装置記憶手段に記録する段階と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を前記印刷装置記憶手段に記録する段階と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の消費に従って、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を更新する段階と、前記印刷装置から前記印刷媒体を取り外す場合に、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を前記印刷媒体記憶手段に書き込む段階と、前記印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を前記印刷装置記憶手段に記録する段階と、前記印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、前記種別、前記残量及び前記取り付け状態を前記コンピュータに送信する段階とを備えたことを特徴とする在庫管理方法。

請求項6

請求項5に記載の在庫管理方法において、前記印刷装置が、前記印刷装置に前記印刷媒体が取り付けられた場合に、前記印刷媒体識別子及び前記種別を有する前記印刷媒体が取り付けられた旨の通知を前記コンピュータに送信する段階をさらに備えたことを特徴とする在庫管理方法。

請求項7

印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えた端末と、前記印刷媒体識別子毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理するための在庫管理プログラムであって、前記コンピュータを、前記印刷装置からの前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第1の受信記憶手段、前記端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第2の受信記憶手段、及び、前記種別毎に前記印刷媒体の前記残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う合計算出出力手段として機能させるための在庫管理プログラム。

請求項8

請求項7に記載の在庫管理プログラムにおいて、前記印刷装置からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量には、それまでに前記印刷装置に取り付けた前記印刷媒体の前記印刷装置への取り付け状態が付加されるとともに、前記第1の受信記憶手段を、前記取り付け状態に基づいて、取付中である旨又は使いかけである旨を前記印刷媒体の使用状態として記憶する手段として機能させるとともに、前記第2の受信記憶手段を、新たに前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を記憶する場合は、新品である旨を前記使用状態として記憶する手段として機能させ、既に前記印刷媒体識別子が記憶されている場合は、使いかけである旨を前記使用状態として記憶する手段として機能させるための在庫管理プログラム。

請求項9

印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体識別子毎に印刷媒体の残量を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理するために印刷装置を制御する印刷装置制御プログラムであって、前記印刷装置が、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及びその印刷媒体の残量を前記印刷媒体記憶手段から読み取って、前記印刷装置に備えられた印刷装置記憶手段に記録する読み取り記録手段、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を前記印刷装置記憶手段に記録する第1の取付状態記録手段、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の消費に従って、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を更新する更新手段、前記印刷装置から前記印刷媒体を取り外す場合に、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を前記印刷媒体記憶手段に書き込む書込手段、前記印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を前記印刷装置記憶手段に記録する第2の取付状態記録手段、及び、前記印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、前記種別、前記残量及び前記取り付け状態を前記コンピュータに送信する送信手段として機能させるための印刷装置制御プログラム。

請求項10

印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータを備えた在庫管理装置であって、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置からの前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第1の受信記憶手段と、前記印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えた端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第2の受信記憶手段と、前記種別毎に前記印刷媒体の前記残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う合計算出出力手段とを備えたことを備えたことを特徴とする在庫管理装置。

請求項11

ロール状の印刷媒体に印刷を行う印刷装置であって、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を、前記印刷媒体に備えられた印刷媒体記憶手段から読み取って、前記印刷装置に備えられた印刷装置記憶手段に記録する読み取り記録手段と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を前記印刷装置記憶手段に記録する第1の取付状態記録手段と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の消費に従って、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を更新する更新手段と、前記印刷装置から前記印刷媒体を取り外す場合に、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を、前記印刷媒体記憶手段に書き込む書込手段と、前記印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を前記印刷装置記憶手段に記録する第2の取付状態記録手段と、前記印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、前記種別、前記残量及び前記取り付け状態を前記印刷媒体識別子毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。

請求項12

請求項11に記載の印刷装置制御において、前記印刷装置に前記印刷媒体が取り付けられた場合に、前記印刷媒体識別子及び前記種別を有する前記印刷媒体が取り付けられた旨を前記コンピュータに通知する手段を備えたことを特徴とする印刷装置。

技術分野

背景技術

0002

従来、業務上、大判プリンタを使用してロール紙に画像を印刷する場合、複数の種別のロール紙をその大判プリンタに付け替えて使用することで、それぞれの印刷に適したロール紙を用いて印刷を行っている。一方、ロール状の印刷媒体であるロール紙の在庫については、各ロール紙について、それぞれの残量を把握する必要がある。従来、このようなロール紙の在庫管理は、目視による現物確認、バーコードを用いた在庫管理システム等により行われている。なお、ロール紙は、消耗品であるため、在庫が短期間で変動する。例えば、業務用の大判プリンタで連続印刷を行った場合、1日で1台につき2〜3本のロール紙が消費される。

0003

しかし、ロール紙の在庫管理においては、プリンタに取り付けられているロール紙についても考慮する必要がある。また、ロール紙は、使いかけの状態でプリンタから取り外す場合も多いが、従来の方法では、使いかけでプリンタから取り外した状態のロール紙の残量が把握できない。さらに、ロール紙の種別等を確認する場合に、その都度、梱包材からロール紙を出していたのでは、効率的でないばかりでなく、ロール紙を損傷するおそれもある。一方、ロール紙への印刷を業務で行っている場合、必要な種別のロール紙が不足すると業務が停止してしまうため、在庫を確保する必要があるが、ロール紙は、ある程度高価なものなので、多量の在庫は持ちたくないといった事情もある。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、上記問題点を解決するためになされたものである。その目的は、より適切にロール状の印刷媒体の在庫管理を行うことができる在庫管理方法、在庫管理プログラム、印刷装置制御プログラム、在庫管理装置及び印刷装置を提供することにある。

0005

上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えた端末と、前記印刷媒体識別子毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理する在庫管理方法であって、前記コンピュータが、前記印刷装置からの前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階と、前記端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階と、前記種別毎に前記印刷媒体の前記残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う段階とを備えたことを備えたことを要旨とする。

0006

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の在庫管理方法において、前記コンピュータが、前記印刷装置に前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量の送信要求を送信する段階と、前記端末に前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量の送信要求を送信する段階とをさらに備えたことを備えたことを要旨とする。

0007

請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の在庫管理方法において、前記印刷装置からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量には、それまでに前記印刷装置に取り付けた前記印刷媒体の前記印刷装置への取り付け状態が付加されるとともに、前記印刷装置からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階は、前記取り付け状態に基づいて、取付中である旨又は使いかけである旨を前記印刷媒体の使用状態として記憶するとともに、前記端末からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する段階は、新たに前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を記憶する場合は、新品である旨を前記使用状態として記憶し、既に前記印刷媒体識別子が記憶されている場合は、使いかけである旨を前記使用状態として記憶することを要旨とする。

0008

請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の在庫管理方法において、前記コンピュータが、前記印刷装置に前記印刷媒体が取り付けられた場合に前記印刷装置から送信された前記印刷媒体識別子及び前記種別を受信して、前記使用状態が使いかけである前記印刷装置に取り付けられた前記印刷媒体と同一の種別の前記印刷媒体を前記在庫情報記憶手段から検索する段階と、前記使用状態が使いかけである前記種別の印刷媒体が存在する場合、その旨の通知を行う段階とをさらに備えたことを要旨とする。

0009

請求項5に記載の発明は、印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体識別子毎に印刷媒体の残量を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理する在庫管理方法であって、前記印刷装置が、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及びその印刷媒体の残量を前記印刷媒体記憶手段から読み取って、前記印刷装置に備えられた印刷装置記憶手段に記録する段階と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を前記印刷装置記憶手段に記録する段階と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の消費に従って、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を更新する段階と、前記印刷装置から前記印刷媒体を取り外す場合に、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を前記印刷媒体記憶手段に書き込む段階と、前記印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を前記印刷装置記憶手段に記録する段階と、前記印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、前記種別、前記残量及び前記取り付け状態を前記コンピュータに送信する段階とを備えたことを要旨とする。

0010

請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の在庫管理方法において、前記印刷装置が、前記印刷装置に前記印刷媒体が取り付けられた場合に、前記印刷媒体識別子及び前記種別を有する前記印刷媒体が取り付けられた旨の通知を前記コンピュータに送信する段階をさらに備えたことを要旨とする。

0011

請求項7に記載の発明は、印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えた端末と、前記印刷媒体識別子毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理するための在庫管理プログラムであって、前記コンピュータを、前記印刷装置からの前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第1の受信記憶手段、前記端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第2の受信記憶手段、及び、前記種別毎に前記印刷媒体の前記残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う合計算出出力手段として機能させることを要旨とする。

0012

請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の在庫管理プログラムにおいて、前記印刷装置からの前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量には、それまでに前記印刷装置に取り付けた前記印刷媒体の前記印刷装置への取り付け状態が付加されるとともに、前記第1の受信記憶手段を、前記取り付け状態に基づいて、取付中である旨又は使いかけである旨を前記印刷媒体の使用状態として記憶する手段として機能させるとともに、前記第2の受信記憶手段を、新たに前記印刷媒体識別子、前記種別及び前記残量を記憶する場合は、新品である旨を前記使用状態として記憶する手段として機能させ、既に前記印刷媒体識別子が記憶されている場合は、使いかけである旨を前記使用状態として記憶する手段として機能させることを要旨とする。

0013

請求項9に記載の発明は、印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体と、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置と、前記印刷媒体識別子毎に印刷媒体の残量を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータとを用いて、前記印刷媒体の在庫を管理するために印刷装置を制御する印刷装置制御プログラムであって、前記印刷装置が、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及びその印刷媒体の残量を前記印刷媒体記憶手段から読み取って、前記印刷装置に備えられた印刷装置記憶手段に記録する読み取り記録手段、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を前記印刷装置記憶手段に記録する第1の取付状態記録手段、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の消費に従って、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を更新する更新手段、前記印刷装置から前記印刷媒体を取り外す場合に、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を前記印刷媒体記憶手段に書き込む書込手段、前記印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を前記印刷装置記憶手段に記録する第2の取付状態記録手段、及び、前記印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、前記種別、前記残量及び前記取り付け状態を前記コンピュータに送信する送信手段として機能させることを要旨とする。

0014

請求項10に記載の発明は、印刷媒体自身を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えたロール状の印刷媒体毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータを備えた在庫管理装置であって、前記印刷媒体を取り付け同印刷媒体に印刷を行う印刷装置からの前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第1の受信記憶手段と、前記印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えた端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して前記印刷媒体識別子毎に前記在庫情報記憶手段に記憶する第2の受信記憶手段と、前記種別毎に前記印刷媒体の前記残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う合計算出出力手段とを備えたことを備えたことを要旨とする。

0015

請求項11に記載の発明は、ロール状の印刷媒体に印刷を行う印刷装置であって、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を、前記印刷媒体に備えられた印刷媒体記憶手段から読み取って、前記印刷装置に備えられた印刷装置記憶手段に記録する読み取り記録手段と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を前記印刷装置記憶手段に記録する第1の取付状態記録手段と、前記印刷装置に取り付けられた印刷媒体の消費に従って、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を更新する更新手段と、前記印刷装置から前記印刷媒体を取り外す場合に、前記印刷装置記憶手段に記録した前記残量を、前記印刷媒体記憶手段に書き込む書込手段と、前記印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を前記印刷装置記憶手段に記録する第2の取付状態記録手段と、前記印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、前記種別、前記残量及び前記取り付け状態を前記印刷媒体識別子毎に前記印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータに送信する送信手段とを備えたことを要旨とする。

0016

請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の印刷装置制御において、前記印刷装置に前記印刷媒体が取り付けられた場合に、前記印刷媒体識別子及び前記種別を有する前記印刷媒体が取り付けられた旨を前記コンピュータに通知する手段を備えたことを要旨とする。

0017

(作用)
請求項1、7又は10に記載の発明によれば、ロール状の印刷媒体は、その印刷媒体自信を識別する印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を記憶した印刷媒体記憶手段を備えている。また、印刷装置は、その印刷媒体を取り付けその印刷媒体に印刷を行い、端末は、印刷媒体記憶手段の情報を読み取る読み取り手段を備えている。一方、コンピュータは、印刷媒体識別子毎に印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理する。そして、コンピュータは、印刷装置からの印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して印刷媒体識別子毎に在庫情報記憶手段に記憶する。また、コンピュータは、端末からの印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を受信して印刷媒体識別子毎に在庫情報記憶手段に記憶する。そして、コンピュータは、種別毎に印刷媒体の残量の合計を算出し、その算出結果に基づいて出力を行う。このため、印刷装置に取り付けられているロール状の印刷媒体の残量と、印刷装置に取り付けられていないロール状の印刷媒体の残量とを集中管理でき、種別毎の印刷媒体の残量の合計に基づいて出力を行うことができる。

0018

請求項2に記載の発明によれば、コンピュータは、印刷装置に印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量の送信要求を送信し、端末にも印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量の送信要求を送信する。このため、コンピュータ側で必要な場合に、印刷装置及び端末から印刷媒体識別子、種別及び印刷媒体の残量を取得できる。

0019

請求項3又は8に記載の発明によれば、コンピュータは、それまでに前記印刷装置に取り付けた前記印刷媒体の前記印刷装置への取り付け状態を受信する。そして、コンピュータは、その取り付け状態に基づいて、取付中である旨又は使いかけである旨をその印刷媒体の使用状態として記憶する。また、コンピュータは、端末からの印刷媒体識別子、種別及び残量を受信した際、新たに印刷媒体識別子、種別及び残量を記憶する場合は、新品である旨を使用状態として記憶する。一方、既に印刷媒体識別子が記憶されている場合は、使いかけである旨を使用状態として記憶する。このため、印刷媒体の使用状態を集中管理でき、使いかけの印刷媒体が存在する場合に、その旨を把握させることが可能となる。

0020

請求項4に記載の発明によれば、コンピュータは、印刷装置に印刷媒体が取り付けられた場合に印刷装置から送信された印刷媒体識別子及び種別を受信する。そして、コンピュータは、その種別の、使用状態が使いかけである印刷媒体を在庫情報記憶手段から検索し、使用状態が使いかけである、その種別の印刷媒体が存在する場合、その旨の通知を行う。このため、印刷装置に取り付けられた印刷媒体と同一の種別の使いかけの印刷媒体が存在するにもかかわらず、新たな印刷媒体の使用を開始するのを防止することが可能となる。

0021

請求項5、9又は11に記載の発明によれば、ロール状の印刷媒体に印刷を行う印刷装置は、その印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、その印刷媒体の種別及びその印刷媒体の残量を読み取って印刷媒体記憶手段に記録る。そして、印刷装置は、その印刷装置に取り付けられた印刷媒体の取り付け状態として取付中を印刷媒体記憶手段に記録し、その印刷媒体の消費に従って、印刷媒体記憶手段に記録した残量を更新する。そして、印刷装置は、その印刷装置から印刷媒体を取り外す場合に、印刷装置記憶手段に記録した残量を印刷媒体に備えられた印刷媒体記憶手段に書き込む。そして、印刷装置は、印刷装置から取り外された前記印刷媒体の取り付け状態として、取り外した旨を印刷装置記憶手段に記録する。そして、印刷装置は、印刷装置記憶手段に記憶された印刷媒体識別子、種別、残量及び取り付け状態を、印刷媒体識別子毎に印刷媒体に関する情報を記憶する在庫情報記憶手段を管理するコンピュータに送信する。このため、印刷装置に取り付けられた印刷媒体の印刷媒体識別子、種別、残量及び取り付け状態をコンピュータ側で集中管理できる。

課題を解決するための手段

0022

請求項6又は12に記載の発明によれば、印刷装置は、その印刷装置に印刷媒体が取り付けられた場合に、印刷媒体識別子及び種別を有する印刷媒体が取り付けられた旨の通知を前記コンピュータに送信する。このため、コンピュータは、印刷媒体が取り付けられたことを契機として、その種別に対応して処理を行うことが可能となる。

0023

以下、本発明を具体化した一実施形態を図1図11に従って説明する。本実施形態では、ロール状の印刷媒体としてのロール紙の芯に記憶手段を備えて残量等を記憶するとともに、各ロール紙の残量を集中管理する記録材の在庫管理方法として説明する。

0024

図1に示すように、在庫管理サーバ20は、ネットワーク30を介して、複数のプリンタ31及び複数のパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)35に接続されている。また、在庫管理サーバ20は、携帯端末36と無線で接続されている。

0025

パソコン35は、デザイナーであるユーザが使用する。各ユーザは、パソコン35を使用して、大判プリントする画像をデザインする。そして、デザインした画像の印刷要求をパソコンにて行う。つまり、パソコン35は、ユーザによる画像の印刷要求の入力を受け付けて、対象となる画像データをプリンタドライバにより画像変換処理した印刷データをプリンタ31に送信するものである。このため、パソコン35は、データの入力、データの送受信、データの表示、及び画像変換処理を行なう。このため、パソコン35は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、通信手段、表示制御手段(例えば、モニタ)、入力手段(例えば、キーボードマウス)を備えている。

0026

プリンタ31は、大判用紙印刷用インクジェットプリンタであり、紙送り機構インクカートリッジ印刷ヘッド等を有する印刷機構、ロール紙40を切断するカッター等を備えている。このプリンタ31は、カラー画像の出力が可能であり、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の色インクをロール紙40上に吐出してドットを形成することによって画像を形成する。なお、色インクとして、上記4色に加えて、ライトシアン(LC)、ライトマゼンダ(LM)、ダークイエロー(DY)を用いてもよい。尚、ロール紙40は、プリンタ31に1本又は複数本装着してよく、複数本の場合は、同種のロール紙を複数本でも、異種のロール紙を複数本でもよい。後述する在庫管理処理は、複数本でも1本のときと同様に行われる。

0027

次に、図2を参照して、プリンタ31の制御回路50の内部構成について説明する。図2に示すように、制御回路50の内部には、CPU51、PROM52、印刷装置記憶手段としてのRAM53、周辺機器入出力部(PIO)54、タイマ55、駆動バッファ56等が設けられている。CPU51は、印刷装置制御プログラム等の各種プログラムを実行することにより、読み取り記録手段、第1の取付状態記録手段、更新手段、第2の取付状態記録手段、書込手段、送信手段等として機能する。

0028

PIO54には、在庫管理サーバ20、パソコン35が接続されている。また、同PIO54には、操作パネル60、インクカートリッジINC記憶素子MEとの接点MEC、キャリッジモータ61、紙送りモータ62、及び送受信部70が接続されている。キャリッジモータ61は、キャリッジを駆動させるためのモータであって、印刷機構を構成する。紙送りモータ62は、紙送りローラを回転させるためのモータであって、紙送り機構を構成する。

0029

駆動バッファ56は、印字ヘッドIH1〜IH4にドット形成のためのオンオフ信号を供給するバッファとして使用される。これらは互いにバス57で接続され、相互にデータのやり取りが可能となっている。また、制御回路50には、所定周波数駆動波形を出力する発信器58、及び発信器58からの出力を印字ヘッドIH1〜IH4に所定のタイミングで分配する分配出力器59も設けられている。

0030

送受信部70は、コイルアンテナ送受信回路とから構成される。そして、制御回路50は、ロール紙40が所定の位置に取り付けられた場合に、送受信部70を介して、ロール紙40に備えられた印刷媒体記憶手段としての記憶素子80にアクセスする。そして制御回路50は、記憶素子80から取得した情報をRAM53に書き込む。

0031

印刷実行時には、制御回路50は、キャリッジモータ61や紙送りモータ62の動きと同期を取りながら、所定のタイミングでドットデータを駆動バッファ56に出力する。記憶素子80に対する読み取り/書き込み処理、並びにデータの管理コンピュータ21との送受信の詳細については、後述する。

0032

次に、図3及び図4を用いて、ロール紙40に備えられた記憶素子80の構成について説明する。記憶素子80は、近接型の非接触記憶素子でであって、データ送受信相手とのデータ送受信可能距離は20cm程度である。この記憶素子80は、全体としてごく小型かつ薄型で、片面に粘着性を持たせてシールとして対象物に貼着させることもできる。メモリタグなどと呼ばれ、多種市販されているものである。

0033

図3は、記憶素子80の構成を示す平面透視図である。記憶素子80は、非接触ICチップ81と、金属皮膜エッチングして形成された共振用コンデンサ82及び平面上コイルであるアンテナ83とがプラスチックフィルム84上に実装され、透明なカバーシートにより被膜されている。図4は、記憶素子80の電気的構成を示す電気ブロック回路図である。記憶素子80の非接触ICチップ81は、整流器85、信号解析部(RF:Radio Frequency)86、制御部87、メモリセル88から構成されている。メモリセル88は、NAND型フラッシュROMなど電気的に読み書き可能なメモリである。

0034

記憶素子80のアンテナ83は、データ送受信の相手(例えば、送受信部70)と互いに通信し合い、メモリセル88に保存された情報の読み書きを行う。また、データ送受信の相手の送受信回路で発生された高周波信号は、データ送受信の相手のアンテナを介して高周波磁界として誘起される。この高周波磁界は、記憶素子80のアンテナ83を介して吸収され、整流器85で整流されて非接触ICチップ81内の各回路を駆動する直流電力源となる。

0035

この記憶素子80のメモリセル88には、図5に示すメディア情報420が記憶されている。本実施形態では、メディア情報420は、メディア識別子a1、メディア種別a2、使用期限a3及び残量a4により構成されている。メディア識別子a1は、ロール紙40を識別するための識別子である。メディア種別a2は、ロール紙40の種別であって、例えば、「光沢紙」、「半光沢紙」等の種別を示す。なお、ロール紙40は、ロール状の印刷媒体であればどのようなものでもよく、メディア種別a2は、例えば、「布」等であってもよい。使用期限a3は、ロール紙40の使用期限である。残量a4は、ロール紙40の残量であって、本実施形態では、単位はメートルである。このメディア情報420は、本実施形態では、ロール紙40に備えられた記憶素子80に予め記憶されている。つまり、ロール紙40の製造過程において、記憶素子80にメディア情報420が書き込み処理され、その記憶素子80がロール紙40の芯41(図1参照)に埋設される。なお、残量a4は、プリンタ31に装着されていたロール紙40がプリンタ31から取り外される場合に、そのプリンタ31によって、更新されるようになっている。

0036

さらに、ロール紙40に備えられた記憶素子80のメモリセル88に保存された情報は、携帯端末36にて読み取られる。この携帯端末36は、図6に示すように、CPU91、ROM92、RAM93、読み取り手段としての非接触型ICセンサ94、表示部95、操作部96、入出力インターフェイス97、及びこれらを接続するバス98を備えている。非接触型ICセンサ94は、メモリセル88に記憶されたメディア情報420を読み取る。表示部95は、読み取ったメディア情報420に基づいて、ロール紙40に関する情報を表示する。RAM93は、読み取ったメディア情報420を一時的に記憶する。そして、携帯端末36は、入出力インターフェイス97を介して、無線で在庫管理サーバ20と接続する。

0037

携帯端末36がメモリセル88に保存された情報を読み取る場合、前述のように、携帯端末36の非接触型ICセンサ94と記憶素子80とが互いに接触する必要はない。また、この場合、記憶素子80を備えたロール紙40は、ビニール袋43(図1参照)等の梱包材に入れられた状態であっても、読み取り可能である。そして、携帯端末36は、読み取ったメディア情報420をRAM93に一時的に記憶するとともに、そのメディア情報420を無線で在庫管理サーバ20に送信する。

0038

在庫管理サーバ20は、図1に示すように、管理コンピュータ21を備えている。管理コンピュータ21は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、通信手段、表示手段(例えば、モニター)、入力手段(例えば、キーボードやマウス)を備えている。この管理コンピュータ21は、在庫管理プログラムを実行することにより、在庫管理処理を実行する。なお、この在庫管理プログラムは、各種プログラムにより構成されており、これらの各種プログラムを実行することにより、データの送受信、後述するデータの処理等を行なう。すなわち、本実施形態では、この管理コンピュータ21が、第1の受信記憶手段、第2の受信記憶手段、第1の送信要求手段、第2の送信要求手段、合計算出出力手段等として機能する。

0039

管理コンピュータ21には、在庫情報記憶手段としての在庫情報記憶部22が接続されている。在庫情報記憶部22には、図7に示すように、ロール紙40毎に在庫データ220が記録されている。本実施形態では、在庫データ220は、メディア識別子a1、メディア種別a2、使用期限a3、残量a4、使用開始日b1及び使用状態としてのメディア状態b2により構成されている。メディア識別子a1は、ロール紙40を識別するための識別子である。メディア種別a2は、ロール紙40の種別である。使用期限a3は、ロール紙40の使用期限である。残量a4は、ロール紙40の残量である。使用開始日b1は、そのロール紙40の使用を開始した年月日である。メディア状態b2は、ロール紙40の使用状態であって、「新品」、「使いかけ」又は「プリンタ内(使用中のプリンタのプリンタ識別子)」を示す。なお、この在庫データ220は、携帯端末36から送信された携帯端末送信データ又はプリンタ31からそれぞれ送信されたプリンタ送信データに基づいて設定される。

0040

次に、上記のように構成したプリンタ31、携帯端末36及び在庫管理サーバ20の作用について、図8図11を用いて説明する。本実施形態においては、プリンタ31と在庫管理サーバ20の在庫管理システムとは非同期であって、プリンタ31は、在庫管理サーバ20からのデータ送信要求に応じて、ロール紙40の使用状況を在庫管理サーバ20に通知する。

0041

まず、図8を用いて、プリンタ31の作用を説明する。
図8に示すように、プリンタ31においては、「メディア取り付け」、「印刷」、「メディア取り外し」、「メディア情報要求」という操作の種別によって、処理が分けられる。

0042

そして、ロール紙40がプリンタ31に取り付けられた場合(ステップS1−1でYESの場合)、プリンタ31のCPU51は、ロール紙40の記憶素子80に記憶されたメディア情報420を読み取る(ステップS1−2)。そして、CPU51は、RAM53にメディア情報420を記録するとともに、そのロール紙40のメディア状態b2として「取り付け状態」をRAM53に記録する(ステップS1−3)。なお、説明の便宜上、RAM53に記録したメディア情報420とロール紙40の状態とをプリンタ記録メディア情報と呼ぶ。

0043

そして、印刷が実行される場合(ステップS1−4でYESの場合)、印刷の実行に従って、CPU51は、RAM53に記録された残量から、印刷に使用されたロール紙40の長さである印刷量を減算する(ステップS1−5)。CPU51は、算出した残量をRAM53に記録する(ステップS1−6)。なお、プリンタ31に取り付けられ、印刷に使用されて消費が終了したロール紙40については、CPU51は、状態として「使用済」をRAM53に記録する。

0044

一方、ロール紙40をプリンタ31から取り外す場合(ステップS1−7でYESの場合)、CPU51は、RAM53に記録された残量を記憶素子80に書き込む(ステップS1−8)。この場合、CPU51は、残量が記憶素子80に書き込まれた後に、ロール紙40を取り外し可能とする。そして、CPU51は、RAM53に記録されたプリンタ記録メディア情報のメディア状態b2を「取り外し状態」としてRAM53に記録する(ステップS1−9)。

0045

このように、プリンタ31は、取り付けられ使用されたロール紙40について、プリンタ記録メディア情報をRAM53に記憶しておく。そして、管理コンピュータ21からプリンタ記録メディア情報の送信要求があった場合(ステップS1−10でYESの場合)、プリンタ31のCPU51は、プリンタ記録メディア情報を送信データに変換する(ステップS1−11)。なお、説明の便宜上、この送信データを、プリンタ送信データと呼ぶ。そして、CPU51は、プリンタ送信データを管理コンピュータ21に送信する(ステップS1−12)。

0046

なお、プリンタ31のCPU51は、プリンタ送信データを管理コンピュータ21に送信した後、RAM53に記録したメディア情報420を削除する。つまり、RAM53は、先にプリンタ記録データを送信してから次にプリンタ送信データを送信するまでの間に取り付けたロール紙40について、メディア情報420を保存する。

0047

次に、図9を用いて、携帯端末36の作用を説明する。
図9に示すように、携帯端末36においては、作業者の操作により、「読み取り」と「ホストへ転送」の何れかの処理が選択される。具体的には、携帯端末36の操作部96に、読み取りボタンとホストへの転送ボタンが備えられ、何れかのボタンが押下されることにより、それぞれの処理が実行されるようになっている。読み取りボタンが押下された場合(ステップS2−1でYESの場合)、携帯端末36のCPU91は、非接触型ICセンサ94により、ロール紙40の記憶素子80に記憶されたメディア情報420を読み取る(ステップS2−2)。正常に読み取りが終了した場合(ステップS2−3でYESの場合)、携帯端末36のCPU91は、読み込んだメディア情報420を表示部95に表示する(ステップS2−4)。そして、CPU91は、そのメディア情報420をRAM93に保存する(ステップS2−5)。

0048

このようにして、携帯端末36のCPU91は、非接触型ICセンサ94にて読み取ったメディア情報420をRAM93に保存する。なお、このメディア情報420は、複数保存可能である。

0049

次に、操作部96においてホストへの転送ボタンが押下された場合(ステップS2−6でYESの場合)、CPU91は、RAM93に保存されたメディア情報420を送信データに変換する(ステップS2−7)。なお、説明の便宜上、この送信データを、携帯端末送信データと呼ぶ。そして、CPU91は、その携帯端末送信データを管理コンピュータ21に送信する(ステップS2−8)。

0050

携帯端末36は、管理コンピュータ21から送信要求があった場合も、携帯端末送信データを管理コンピュータ21に送信する。この場合、携帯端末36のCPU91は、管理コンピュータ21からの送信要求を受信すると、ステップS2−7、ステップS2−8の処理を行い、携帯端末送信データを管理コンピュータ21に送信する。

0051

なお、メディア情報420を有する携帯端末送信データの管理コンピュータ21への送信が正常に終了した場合、CPU91は、RAM93に保存されたメディア情報420を削除する。

0052

次に、図10を用いて、在庫管理サーバ20に備えられた管理コンピュータ21の作用を説明する。
図10に示すように、管理コンピュータ21が在庫管理システムの初期画面の表示を要求の入力を受け付けると、管理コンピュータ21の表示手段に、在庫管理システムの初期画面が表示される(ステップS3−1)。この初期画面においては、「携帯端末36からの在庫入力」、「プリンタ状態表示」、「取り付けメディア在庫検索」、「在庫管理表示」、「手入力による在庫入力」等の各種処理が選択されるようになっている。在庫管理を行う作業者は、管理コンピュータ21の表示手段に表示されたこれらの処理の中から、実行する処理を選択入力する。

0053

ここで、「携帯端末36からの在庫入力」が選択された場合(ステップS3−2でYESの場合)、管理コンピュータ21は、携帯端末36にメディア情報420の送信要求を送信する(S3−3)。これに応じて、携帯端末36は、RAM93に記憶されているメディア情報420を送信データ(携帯端末送信データ)に変換して、管理コンピュータ21に送信する。管理コンピュータ21は、この携帯端末送信データを受信する(ステップS3−4)。

0054

次に、管理コンピュータ21は、携帯端末36から送信された携帯端末送信データに基づいて、在庫情報記憶部22の在庫データ220を更新する(ステップS3−5)。この在庫データ220の更新処理図11を用いて説明する。

0055

図11に示すように、管理コンピュータ21は、入力されたメディア情報420のメディア識別子a1により、在庫情報記憶部22を検索する。そして、そのメディア識別子a1の在庫データ220が存在する場合(ステップS4−1でYESの場合)、管理コンピュータ21は、その在庫データ220を抽出する。そして、携帯端末送信データのメディア情報420の残量a4が在庫データ220の残量a4より少ない場合(ステップS4−2でYESの場合)、管理コンピュータ21は、残量a4の更新を行う(ステップS4−3)。具体的には、管理コンピュータ21は、携帯端末送信データのメディア情報420の残量a4を在庫データ220の残量a4として記録する。さらに、管理コンピュータ21は、在庫データ220のメディア状態b2として、「使いかけ」を記録する(ステップS4−4)。

0056

一方、携帯端末送信データのメディア情報420の残量a4が在庫データ220の残量a4以上である場合(ステップS4−2でNOの場合)、管理コンピュータ21は、在庫データ更新処理を終了する。なお、このような場合が生ずるのは、具体的には、次のような場合である。例えば、携帯端末36によるメディア情報420の読み取りから携帯端末送信データの送信までの間に、そのロール紙40が使用された場合に、管理コンピュータ21がプリンタ31からのプリンタ送信データを先に受信した場合である。この場合、そのプリンタ送信データに基づいて記録した在庫データ220の残量a4より携帯端末送信データの残量a4が多くなる。この場合、古い情報である携帯端末送信データの残量a4により在庫データ220を更新するのは適切でない。一方、先に在庫データ220を記録した後にロール紙40が使用されないまま、さらにメディア情報420の読み取りが行われた場合、これらの残量a4が同一となる。この場合、在庫データ220の残量a4を更新する必要がない。従って、このように携帯端末送信データのメディア情報420の残量a4が在庫データ220の残量a4以上となる場合、管理コンピュータ21は、在庫データ220の残量a4の更新を行わない。

0057

他方、メディア識別子a1が存在しない場合(ステップS4−1でNOの場合)、管理コンピュータ21は、携帯端末送信データのメディア情報420に基づいて在庫データ220を新たに記録する(ステップS4−5)。さらに、管理コンピュータ21は、在庫データ220のメディア状態b2として「新品」を記録する(ステップS4−6)。また、このとき、管理コンピュータ21は、使用開始日b1に現在の年月日を記録する。

0058

在庫データ220の更新処理後、管理コンピュータ21は、ロール紙40のメディア種別a2により、在庫データ220を抽出し、メディア種別a2毎の残量a4の合計を算出する。例えば、メディア種別a2が「光沢紙」であるロール紙40が8個存在する場合、メディア種別a2が「光沢紙」であるロール紙40の残量として、それら8個のロール紙40のそれぞれの残量a4の合計を算出する。そして、残量a4の合計が所定値以下である場合、そのメディア種別a2については在庫不足であると判断する。

0059

そして、在庫不足の場合(ステップS3−6でYESの場合)、管理コンピュータ21は、在庫不足である旨の警告メッセージを管理コンピュータ21の表示手段に表示する(ステップS3−7)。さらに、管理コンピュータ21は、発注を促すメッセージを管理コンピュータ21の表示手段に表示する(ステップS3−8)。これに応じて、作業者が管理コンピュータ21の入力手段にて発注操作を行った場合(ステップS3−9でYESの場合)、管理コンピュータ21は、他のシステムにより、在庫不足のロール紙40について発注処理を行う(ステップS3−10)。

0060

一方、「プリンタ状態表示」が選択された場合(ステップS3−11でYESの場合)、管理コンピュータ21は、プリンタ31にプリンタ記録メディア情報の問い合わせを行う(ステップS3−12)。具体的には、管理コンピュータ21は、プリンタ31にプリンタ記録メディア情報の送信要求を送信する。これに応じて、プリンタ31は、プリンタ31のRAM53に記憶されているプリンタ記録メディア情報をプリンタ送信データに変換し、管理コンピュータ21に送信する。これを受信すると、管理コンピュータ21は、プリンタ送信データに基づいて、管理コンピュータ21の表示手段にプリンタ31毎の状態を表示させる(ステップS3−13)。

0061

そして、管理コンピュータ21は、ステップS3−5に移行し、プリンタ31から送信されたプリンタ送信データに基づいて、在庫情報記憶部22の在庫データ220を更新する。

0062

ここでの在庫データ220の更新は、前述の携帯端末送信データに基づく在庫データ220の更新処理とほぼ同じであるため、異なる部分のみ説明する。ここでは、管理コンピュータ21は、ステップS4−4において、プリンタ送信データの各メディア情報420に対応するメディア状態b2に基づいて、在庫データ220のメディア状態b2を記録する。また、管理コンピュータ21は、ステップS4−6において、同様に、プリンタ送信データの各メディア情報420に対応するメディア状態b2に基づいて、在庫データ220のメディア状態b2を記録する。なお、プリンタ送信データのメディア情報420に対応するメディア状態b2が「使用済」である場合、管理コンピュータ21は、そのメディア情報420のメディア識別子a1に対応する在庫データ220を削除する。

0063

そして、管理コンピュータ21は、ステップS3−6〜ステップS3−10に従って、上記の場合と同様に処理を行う。
なお、その他の処理(表示・検索等)が選択された場合(ステップS3−14でYESの場合)、管理コンピュータ21は、選択された処理(表示・検索処理等)を行う(ステップS3−15)。例えば、「取り付けメディア在庫検索」が選択された場合、管理コンピュータ21は、検索対象のメディア識別子a1やメディア種別a2等の入力を促す表示画面を管理コンピュータ21の表示手段に表示する。これに対応して、作業者がその表示画面に従って検索対象のメディア識別子a1やメディア種別a2等を入力すると、管理コンピュータ21は、それにより在庫情報記憶部22を検索する。そして、管理コンピュータ21は、メディア状態b2が「使用中」であるロール紙40が存在する場合、そのロール紙40について、在庫データ220に基づいて在庫状況を表示する。このとき、管理コンピュータ21は、ロール紙40が取り付けられているプリンタ31のプリンタ識別子を表示する。さらに、管理コンピュータ21は、メディア状態b2が「使用中」でないロール紙40についても、在庫データ220に基づいて、その在庫状況を表示する。また、「在庫管理表示」が選択された場合、管理コンピュータ21は、在庫情報記憶部22に記憶された在庫データ220に基づいて、在庫リストを表示する。

0064

一方、「手入力による在庫入力」が選択された場合、管理コンピュータ21は、メディア種別a2及び数量を入力するための表示画面を管理コンピュータ21の表示手段に表示する。これに対応して、作業者がその表示画面に従ってメディア種別a2及び数量を入力すると、管理コンピュータ21は、その入力を受け入れて、メディア識別子a1を付与し、在庫データ220を記録する。このような「手入力による在庫入力」は、例えば、予め記憶素子80が備えられていないロール紙40を購入した場合等に行われる。このような場合、管理コンピュータ21は、メディア情報420が記録されていない記憶素子80について、在庫データ220に基づいて、図示しない書き込み手段により、記憶素子80にメディア情報420を書き込む。そして、作業者は、その記憶素子80をロール紙40の芯41に貼付する。これにより、そのロール紙40についても、予めメディア情報420が記録された記憶素子80を備えたロール紙40と同様に取り扱うことが可能となる。

0065

上記実施形態の在庫管理システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、ロール紙40にメディア情報420を記憶した、非接触式の読み取り/書き込みが可能な記憶素子80を備え、そのメディア情報420を携帯端末36の非接触型ICセンサ94により読み込んだ。このため、非接触型ICセンサ94と記憶素子80とが互いに接触しなくてもメディア情報420を読み取ることができる。従って、ロール紙40がビニール袋等の梱包材に入れられた状態であっても、メディア情報420の読み取り可能である。

0066

・ 上記実施形態では、携帯端末36にて記憶素子80から読み取ったメディア情報420を管理コンピュータ21に送信し、それに基づいて在庫データ220を記録した。このため、メディア情報420を一括して管理できる。

0067

・ 上記実施形態では、プリンタ31のCPU51は、取り付けられたロール紙40の記憶素子80から読み込んだメディア情報420をRAM53に記録し、印刷の実行に従って、RAM53に記録した残量a4を更新した。そして、プリンタ31のCPU51は、管理コンピュータ21からの送信要求に応じて、そのメディア情報420を管理コンピュータ21に送信した。このため、プリンタ31にて使用中のロール紙40についても、残量a4を在庫管理サーバ20にて管理できる。

0068

・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21は、在庫情報記憶部22に記憶された在庫データ220に基づいて、メディア種別a2毎の残量が所定の残量となった場合、在庫不足の旨の警告メッセージを出力し、発注処理を行った。このため、メディア種別a2毎の在庫がなくなる前に、補充することが可能となる。

0069

・ 上記実施形態では、携帯端末36は、記憶素子80から読み取ったメディア情報420を記憶し、管理コンピュータ21からの送信要求に応じて、そのメディア情報420を管理コンピュータ21に送信した。このため、在庫管理サーバ20は、常時立ち上がっていなくても、携帯端末36から必要なメディア情報420を取得できる。

0070

・ 上記実施形態では、プリンタ31は、先に管理コンピュータ21にメディア情報420を送信してから、現在までに取り付けられたロール紙40の記憶素子80のメディア情報420をRAM53に記録した。そして、プリンタ31は、管理コンピュータ21からの送信要求に応じて、それらのメディア情報420を管理コンピュータ21に送信した。このため、在庫管理サーバ20は、常時立ち上がっていなくても、プリンタ31から、そのプリンタ31で使用されたロール紙40についてのメディア情報420を取得できる。

0071

・ 上記実施形態では、メディア情報420は、メディア識別子a1を有する。そして、メディア情報420を受信すると、管理コンピュータ21は、メディア識別子a1にて在庫情報記憶部22を検索し、同一のメディア識別子a1の在庫データ220が存在しない場合に、新たに在庫データ220を記録する。また、同一のメディア識別子a1の在庫データ220が存在する場合、管理コンピュータ21は、記録されている残量a4と入力された残量a4とを比較し、在庫データ220の残量a4を更新すべきか否かを判断する。このため、同一のロール紙40についてのメディア情報420を複数回読み込んだ場合であっても、最新の情報を在庫データ220に反映できる。

0072

なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態では、プリンタ31の使用時には、在庫管理サーバ20は、必ずしも立ち上がっていなくてもよいとした。これに代えて、プリンタ31にロール紙40を取り付ける際は、プリンタ31が、在庫管理サーバ20にアクセスするようにしてもよい。この場合、プリンタ31が、取り付けたロール紙40のメディア情報420を在庫管理サーバ20に送信し、そのロール紙40が新品の場合、在庫管理サーバ20にて同一のメディア種別a2で使いかけのロール紙40がないか検索してもよい。このようにすることで、同一のメディア種別a2の使いかけのロール紙40が存在するにもかかわらず、新品のロール紙40を使用してしまうことが生じるのを防ぐことができる。

0073

・ 上記実施形態では、プリンタ31からの管理コンピュータ21へのメディア情報420の送信は、管理コンピュータ21から送信要求があった場合に行った。これに代えて、プリンタ31にロール紙40が取り付けられた場合や、プリンタ31からロール紙40が取り外された場合にその都度、メディア情報420を管理コンピュータ21に送信してもよい。また、携帯端末36にてメディア情報420を読み取った場合に、その都度、メディア情報420を管理コンピュータ21に送信してもよい。

発明を実施するための最良の形態

0074

・ 上記実施形態では、在庫管理サーバ20に在庫情報記憶部22を備えた。在庫情報記憶部22は、別の場所に備えていてもよい。例えば、プリンタ31やパソコン35に備えていてもよい。

図面の簡単な説明

0075

以上詳述したように、本発明によれば、より適切にロール状の印刷媒体の在庫管理を行うことができる。

図1
本発明の一実施形態のシステム概略図。
図2
プリンタの制御回路の内部構成を示すブロック図。
図3
ロール紙に備えられた記憶素子の構成を示す平面透視図。
図4
ロール紙に備えられた記憶素子の電気的構成を示す電気ブロック回路図。
図5
ロール紙に備えられた記憶素子に記憶されるメディア情報の説明図。
図6
携帯端末の電気的構成を示すブロック図。
図7
在庫情報記憶部に記憶されたデータの説明図。
図8
プリンタの作用を説明するためのフローチャート
図9
携帯端末の作用を説明するためのフローチャート。
図10
管理コンピュータの作用を説明するためのフローチャート。
図11
管理コンピュータの作用を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
21 コンピュータとしての管理コンピュータ
22 在庫情報記憶手段としての在庫情報記憶部
31 印刷装置としてのプリンタ
36 端末としての携帯端末
40 印刷媒体としてのロール紙
53 印刷装置記憶手段としてのRAM
80 印刷媒体記憶手段としての記憶素子

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