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技術 健康補助食品

出願人 株式会社医食研究会
発明者 阿部朝兆三角立行
出願日 2002年6月14日 (17年10ヶ月経過) 出願番号 2002-173595
公開日 2004年1月22日 (16年3ヶ月経過) 公開番号 2004-016060
状態 未査定
技術分野 食品の着色及び栄養改善
主要キーワード 超微粉末化 機械工 サイナー 古代エジプト 製造形態 アガベ 中心人物 超微粉化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年1月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

紅麹生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用し、しかも気軽に摂取しやすいようにした健康の維持・増進を図り得る健康補助食品を提供する。

解決手段

長期間熟成させた紅麹のもろみを主素材とし、そのもろみにアルコールを添加して発酵を止める処理をした後、生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した超微粉末と/又はエキスを副素材として加え、もろみに添加したアルコールを揮発させる温度で加温しながら攪拌し、その攪拌によりペースト状とした。

概要

背景

紅麹が健康に有効に作用することについて、中国では600年も前から知られていた。元の時代の人、呉端の著書「日用本草」(1329年)には、「紅麹醸酒破血行薬勢」と書かれ血流をよくするものとして記載されている。明の時代に入ると「天工開物下巻」(宗応星著)で詳しい製造法紹介されているが、その方法は、わが国で現在も生産されている「黄麹」製造ときわめて類似している。また、中国、台湾では300年以上前からいろいろな用途に使用されているが、現在日本で行われている紅麹の製造法も基本的には同じで、抽出法培養法発達により、紅麹の内容成分の中に多くの有効成分が発見され利用される。

概要

紅麹と生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用し、しかも気軽に摂取しやすいようにした健康の維持・増進をり得る健康補助食品を提供する。長期間熟成させた紅麹のもろみを主素材とし、そのもろみにアルコールを添加して発酵を止める処理をした後、生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した超微粉末と/又はエキスを副素材として加え、もろみに添加したアルコールを揮発させる温度で加温しながら攪拌し、その攪拌によりペースト状とした。  なし

目的

この発明は、上記のような実情に鑑みて、紅麹と生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用し、しかも気軽に摂取しやすいようにした健康の維持・増進を図り得る健康補助食品を提供することを目的とした。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

長期間熟成させた紅麹のもろみを主素材とし、そのもろみにアルコールを添加して発酵を止める処理をした後、生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した超微粉末と/又はエキスを副素材として加え、もろみに添加したアルコールを揮発させる温度で加温しながら攪拌し、その攪拌によりペースト状としたことを特徴とする健康補助食品

請求項2

紅麹のもろみの前記熟成期間が1ヵ月以上であることを特徴とする請求項1記載の健康補助食品。

請求項3

生ニンニクとしての副素材が、10μm以下の超微粉末であって、もろみの成分に対する割合が5〜20%程度であることを特徴とする請求項1又は2記載の健康補助食品。

請求項4

生ニンニクが大粒無臭性ニンニクであることを特徴とする請求項1,2又は3記載の健康補助食品。

技術分野

0001

この発明は、紅麹のもろみと生ニンニク素材とした健康補助食品に関するものである。

0002

紅麹が健康に有効に作用することについて、中国では600年も前から知られていた。元の時代の人、呉端の著書「日用本草」(1329年)には、「紅麹醸酒破血行薬勢」と書かれ血流をよくするものとして記載されている。明の時代に入ると「天工開物下巻」(宗応星著)で詳しい製造法紹介されているが、その方法は、わが国で現在も生産されている「黄麹」製造ときわめて類似している。また、中国、台湾では300年以上前からいろいろな用途に使用されているが、現在日本で行われている紅麹の製造法も基本的には同じで、抽出法培養法発達により、紅麹の内容成分の中に多くの有効成分が発見され利用される。

0003

ニンニク人類とのつきあいとして分かっているだけでも6000年以前からと古く、原産地は中央アジアではないかと見られている。古代エジプト医学書「エーベルス・パピルス」には、すでに感染症、疲労、衰弱神経症循環器系疾患月経不順等々、ニンニクを用いた22の処方が紹介されている。その他古代インドの医学書「バヴァー文書」、ギリシャではヒポクラテスや多くの賢人たちがニンニクの有効性について語った文献が残っている。中国では前漢(紀元前120年代)の武帝が西旅行家に、匈奴の国から持ちかえらせたという。日本では崇神天皇のころ、済州島から持ちかえったと伝えられる。

0004

現在では、ガン予防で世界の最先端をいくのはアメリカで、NCI(アメリカ国立ガン研究所)が中心になって90年に研究プロジェクトがくまれ、ガン予防に効果があると見られる食品として約40種の野菜果物香辛料などを計画的に食べようと「デサイナーフーズ・プログラム」をスタートさせている。プログラムの中心人物であるカラゲイ博士がそれらの食品を3つに分けて、重要度の高い順にピラミッドを作成し、上位の食品ほど予防効果が高いとしたが、なんとニンニクがトップだった。

背景技術

0005

日本とアメリカでは食生活が違うので、日本人のニンニクに対する評価は低く、年間一人当たり400グラム(約4個)であって、これに比べ韓国では9.6キロ(約100個)と約25倍である。この結果は、ちょっと唐突に思えるが、食生活の欧米化がここまで進むとニンニクをもっと摂取するよう心掛ける必要がある。しかし、食べたあとの匂いが嫌われる。

発明が解決しようとする課題

0006

この発明は、上記のような実情に鑑みて、紅麹と生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用し、しかも気軽に摂取しやすいようにした健康の維持・増進を図り得る健康補助食品を提供することを目的とした。

0007

上記の目的を達成するために、この発明は、長期間熟成させた紅麹のもろみを主素材とし、そのもろみにアルコールを添加して発酵を止める処理をした後、生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した超微粉末と/又はエキスを副素材として加え、もろみに添加したアルコールを揮発させる温度で加温しながら攪拌し、その攪拌によりペースト状としたことを特徴とする健康補助食品を提供するものである。

0008

【作用】
培養法による紅麹のうち、生紅麹ともいえるもろみタイプのものは、粉体の紅麹とは違って液体培養により酵素を生産させたものであるが、加えて、上記のように時間をかけ熟成(発酵)をしたので、モナコリンやαアミノ酪酸GABA)を呈し、多くの酵素を生きたまま限界まで活動している発酵食品となっている。

0009

また、ニンニクの超微粉末やエキス末は、表面積の増大により消化吸収が良好となり、腸内菌との関係も広範、多様になる結果、難消化性多糖類食物繊維)も吸収可能となる。また、ほとんどニンニク匂いがしなくなる。

0010

そして、紅麹のもろみ成分とニンニクの成分とが共に身体に有効に活用されるばかりでなく相乗効果が得られる。これについては、表1にラット運動量について実験した結果を示す。この表に、液体生紅麹とは、この発明におけると同様に液体培養によるものである。また、粉末紅麹とは、固体培養による固型紅麹である。

0011

【表1】

課題を解決するための手段

0012

これから紅麹とニンニクとの相乗効果が分かり、通常飼料群に比べ運動量が格段に多くなる。特に、紅麹について、液体培養によるものが固体培養によるものよりも運動量に優れていることが分かり、これで活性があることになる。

0013

この発明の健康補助食品は、時をかけて熟成させた紅麹の「もろみ」そのままを主素材として、それに生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した副素材を混入しペースト状とした自然食品である。したがって、もろみは、菌株の成分を含め全て摂取されることになる。

0014

もろみの材料には、米、麦、大豆等の穀類を数日間水煮浸した後、蒸したものを使用する。これに種紅麹を加えて繁殖させて固体培養したものが固型紅麹である。しかし、もろみは、固体培養によらず液内培養を行って酵素を生産させたもので、培養後普通には長くて1週間程度の熟成期間であるが、1ヵ月以上熟成(発酵)させると(請求項2)、モナコリンやαアミノ酪酸がさらに多量に作りだされる。いわゆる発酵食品となり、もろみ中の物質の酵素活動が活発になり人体に対する生理活性効果が粉体に勝る。これについては、ラットでの実験に見た通りである。なお、もろみで培養される菌は、モナコリンKとαアミノ酪酸の両方の産生能をもった菌である。

0015

製造については、まず、1〜2日程度に液内培養をして液体紅麹の種麹を作るがこれは強い酵素力を有する。次に、その種麹を大量の材料に加え同様にして30°Cで24時間本格培養をした後、1ヵ月以上熟成させてもろみを得る(請求項2)。しかし、製造形態はこれに限られることなく、例えば、本格培養の前にさらに材料を混入し増量して熟成に臨んでも良い。培養と熟成で紅麹の菌により有効成分がつくり出されるが、同じMONASCUSの属の一種であるM,ruberから1979年に強力なコレステロール合成阻害剤としてのモナコリンKが発見されており、このような有効な菌株の選択が望ましい。

0016

生ニンニクについては、普通のニンニクでも良いが、好ましくは無臭ニンニク、より好ましくは大粒無臭性ニンニクを使用する(請求項4)。大粒無臭性ニンニクは、ほとんど無臭であるが、普通のニンニクに劣るどころか優れていると考えられるからである。いずれにせよニンニクは、もろみとの混合を均一化するためと、身体に吸収しやすくするために、10μm以下に超微粉末化することが望ましい(請求項3)。

0017

大粒無臭性ニンニクは、品種改良によるもので、の長さが160cm、根の長さが3m、鱗茎の重さが1.2kgと非常に大きく、普通のニンニクと比べ核酸を構成するアデノシンをはじめ活性酸素による障害貧血糖尿病老化疲労などに効果的なミネラル(銅、鉄、亜鉛マンガンセレニウムカルシウム)、ビタミン群の他、繊維も豊富に含まれる。普通のニンニクに比べ、ビタミンについては、B1が2倍、B2が約8倍であり、天然カルシウム約45倍、天然繊維質は6倍、普通のニンニクでは検出されないビタミンCに至っては100g中97mgも検出されている。最大の特徴は、「痛みが取れる」、「不眠症を克服した」という事例があるが、これは、主に血流が良くなることに起因するものと考えられる。また、ニンニクの無臭有効成分(滋養強壮に効く)の中心といわれているスコルジニンが普通の有臭ニンニクの2倍含有している。

0018

ニンニクは粘りがあるので、それを10μm以下の微粒子に超微粉末化するには、湿式または乾式の超微粉砕機を使用する。これには例えば湿式超微粉砕機として特許第2788010号公報に記載されるような乳化装置が挙げられる。これによれば、凍結粉砕等によってニンニクを粉砕し、粉砕したニンニクが6〜7%程度となるように水との混合液予備乳化液)を用い、この混合液をノズルより噴射して装置内の壁面に衝突させて乳化させるが、この衝突を繰り返すようにして乳化が促進され、これでほぼ100%が8μm〜5μmに微粉化される。なお、乾式超微粉砕機においても、ほゞ100%が8μm〜5μmに微粉砕できる。これには例えば、河本鉄工(株)のミクロコロイザー(商品名)がある。

0019

前記のように1カ月程度熟成させた紅麹のもろみは、そのままでは紅麹が生きているので、発酵を止めるためにアルコールを加え殺菌する。この状態で上記のように超微粉化されたニンニクを加えるが、この時には紅麹のもろみとニンニクの微粉末とはほぼ同じ水分となるようにする。例えば、もろみについては水分がアルコールに対して94〜90:6〜10、微粉末については水分に対して95〜90:5〜10程度とする。そして、この水との混合液の状態でもろみの成分が多くなるように混合する。成分的にもろみに対する微粉末の割合は、製品として5〜20%程度であると(請求項3)、ニンニクの匂いが気にならない程度になり、相乗効果も得られやすい。

0020

紅麹のもろみとニンニクの微粉末との混合液は、80°C程度の温度で4〜6時間攪拌しながら混合を促進させるとともに、アルコールを揮発させ、ニンニクの匂いも飛ばす。また、この時に一部発酵が伴い、これによってもニンニク臭が消えるものと考えられる。これで紅麹のもろみとニンニクの超微粉末との混合が完成しペースト状となるが、最後に甘味料等を添加して飲みやすくカビが発生しない製品として調整する。

発明を実施するための最良の形態

0021

ニンニクを上記のように酸化を防ぐ湿式により超微粉末化して使用すると、全体面積が大きくなることもあって、消化及び吸収しやすい。また、紅麹のもろみとも相性が合い相乗効果も得られやすい。しかし、ニンニクのエキスも使用できる。これには、生ニンニク破砕物水蒸気蒸留によって、或いはオイル水性アルコールで抽出したものが有効に使用できる。しかし、生ニンニクの超微粉末では有効成分が丸ごと摂れて有効である。

0022

以上説明したように、この発明の健康補助食品によれば、紅麹と生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用したので、血液の循環が良くなるということをベースにして、両方の各種の有効成分が身体に作用するため、疲労回復体力増強、ガン予防、血糖値の改善、高コレステロールの改善等の様々な健康維持・増進に効能相乗的に格段に発揮する。しかも、ペースト状であってニンニクの匂いもほとんどなく、吸収しやすく、気軽に摂取しやすくいという優れた効果がある。

0023

【実施例】
次に、実施例について説明する。
▲1▼ 紅麹のもろみ
米を原料とした紅麹の粉末を水に混合し、液体培養(本格培養)を1日程度行ってから1ヵ月の間熟成させる。これにアルコールを添加して発酵を止める。
▲2▼ ニンニクの超微粉末
生の大粒無臭性ニンニクを凍結粉砕し30μmにまでに微粉末とする。これをふるい分けして80μm以下が100%になるようにする。これを湿式粉砕機にかけることにより5μm〜8μmの超微粒子に100%がなるように粉砕する。なお、湿式粉砕機については、吉田機械工業株式会社が製造したもの(商品名「ナノマイザー」)を使用する。
▲3▼ 製品の素材ないし成分割合を次のようにA,B2通りに調整した。なお、その成分割合には水分は含まれていない。水分はaについて95%、bについて96%であり、この状態でa,b両方を混合し練り合わせた。

0024

0025

a,bそれぞれについて混合し練り合わせてから、aが20に対してbが1になる割合で混合した。したがって、成分的に紅麹の熟成もろみ対、ニンニクの超微粉末とエキス末との割合は、Aの場合10:1となる。そして、80°Cの温度で約5時間、攪拌しながら混合し、アルコール分を飛ばす。こうして、ペースト状の最終製品とした。

発明の効果

0026

なお、アガベ天然甘味料は、リュウゼツラン科アガベ属の植物の根より抽出される果糖を主成分としたシロップで、血糖値が急速に上昇しない、甘味砂糖の1.5倍の、エネルギーは3倍、という特質を有している。

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