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技術 自動給紙装置および自動給紙装置を備えるプリンタ装置システム

出願人 アルプス電気株式会社
発明者 尾崎成人織田洋大橋明之
出願日 2002年6月10日 (18年5ヶ月経過) 出願番号 2002-168243
公開日 2004年1月15日 (16年10ヶ月経過) 公開番号 2004-009627
状態 拒絶査定
技術分野 用紙の取扱い 単票の取扱い サーマルプリンタ(構造) シート、マガジン及び分離
主要キーワード 揺動カバー センサ用開口 ガイドブシュ 側方部位 開成位置 サーマルプリンタヘッド 反射型フォトインタラプタ 倒伏位置
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

自動給紙装置プリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、またプリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成の簡略化やコストダウンが実現可能となるプリンタ装置システムを提供する。

解決手段

プリンタ装置と、プリンタ装置に対して着脱可能な自動給紙装置とを備えるプリンタ装置システムにおいて、自動給紙装置は、プリンタ装置から供給される電源電圧により作動し、プリンタ装置は、制御部を備え、制御部は、自動給紙装置への電源オンオフとを制御して、自動給紙装置の自動給紙制御を行う。

概要

背景

従来より、プリンタ装置は用紙を連続的にプリンタ装置に自動給送することができる自動給紙装置を備える。また、プリンタ本体のコストダウン携帯性、小型化などを図るために着脱可能な自動給紙装置を備えるプリンタ装置もあり、広く実用に供されている。この着脱可能な自動給紙装置は、プリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を備える。また、プリンタ装置と自動給紙装置との間で歯車などの輪列部を備えて、機械的な連動を行う自動給紙装置もある。

概要

自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、またプリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成の簡略化やコストダウンが実現可能となるプリンタ装置システムを提供する。プリンタ装置と、プリンタ装置に対して着脱可能な自動給紙装置とを備えるプリンタ装置システムにおいて、自動給紙装置は、プリンタ装置から供給される電源電圧により作動し、プリンタ装置は、制御部を備え、制御部は、自動給紙装置への電源オンオフとを制御して、自動給紙装置の自動給紙制御を行う。   

目的

本発明は上記の事情に鑑み、自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、またプリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成の簡略化やコストダウンが実現可能となるプリンタ装置システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

プリンタ装置と、前記プリンタ装置に対して着脱可能な自動給紙装置と、を備えるプリンタ装置システムにおいて、前記自動給紙装置は、前記プリンタ装置から供給される電源電圧により作動し、前記プリンタ装置は、制御部を備え、前記制御部は、前記自動給紙装置への電源オンオフとを制御して、前記自動給紙装置の自動給紙制御を行うこと、を特徴とするプリンタ装置システム。

請求項2

前記自動給紙装置は、前記自動給紙装置を駆動させる駆動手段と、前記自動給紙装置に用紙がセットされている場合のみ、前記プリンタ装置から供給される前記電源電圧を前記駆動手段に印加させるスイッチ手段と、を有すること、を特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置システム。

請求項3

前記プリンタ装置は、用紙を搬送する用紙搬送路と、前記用紙搬送路における用紙の有無を検出する用紙検出手段と、を備え、前記制御部は、前記用紙検出手段の検出結果に応じて前記自動給紙装置への電源のオンとオフとを制御して、前記自動給紙装置の自動給紙制御を行うこと、を特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のプリンタ装置システム。

請求項4

搬送される用紙の先端が前記用紙検出手段に検出されてから第1の所定時間が経過すると、前記制御部は、前記自動給紙装置への電源をオフすること、を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプリンタ装置システム。

請求項5

前記第1の所定時間は、用紙の先端が前記用紙検出手段に検出されてから前記プリンタ装置に前記用紙がセットされるまでに掛かる充分な時間であること、を特徴とする請求項4に記載のプリンタ装置システム。

請求項6

搬送される用紙の後端が前記用紙検出手段に検出されてから第2の所定時間が経過すると、前記制御部は、前記自動給紙装置への電源をオンすること、を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のプリンタ装置システム。

請求項7

前記第2の所定時間は、用紙の後端が前記用紙検出手段に検出されてから、前記用紙が前記プリンタ装置から完全に排出される前までの時間で、かつ前記用紙検出手段が次に給紙された用紙を検出した時には、前記排出途中であった用紙が前記プリンタ装置から完全に排出されていることを満たす時間であること、を特徴とする請求項6に記載のプリンタ装置システム。

請求項8

前記第2の所定時間は、用紙の後端が前記用紙検出手段に検出されてから、前記用紙が前記プリンタ装置から完全に排出されるまでに掛かる充分な時間であること、を特徴とする請求項6に記載のプリンタ装置システム。

請求項9

前記用紙検出手段は、前記プリンタ装置の印字位置より前記自動給紙装置側の前記用紙搬送路中に備えられること、を特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のプリンタ装置システム。

請求項10

前記プリンタ装置は、サーマルプリンタヘッドを備えたサーマルラインプリンタであること、を特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載のプリンタ装置システム。

請求項11

部装置から供給される電源電圧により作動する自動給紙装置において、前記自動給紙装置は、前記外部装置から電源電圧が供給される期間と、前記外部装置から電源電圧が供給されない期間と、を有し、前記自動給紙装置を駆動させる駆動手段と、前記電源電圧を前記駆動手段に印加、または印加禁止させるスイッチ手段と、を有し、前記スイッチ手段は、前記外部装置から電源電圧が供給される期間で、かつ前記自動給紙装置に用紙がセットされている場合のみ、前記電源電圧を前記駆動手段に印加させること、を特徴とする自動給紙装置。

技術分野

0001

この発明は、プリンタ装置に対して着脱可能な自動給紙装置と、その自動給紙装置を備えたプリンタ装置システムに関する。

背景技術

0002

従来より、プリンタ装置は用紙を連続的にプリンタ装置に自動給送することができる自動給紙装置を備える。また、プリンタ本体のコストダウン携帯性、小型化などを図るために着脱可能な自動給紙装置を備えるプリンタ装置もあり、広く実用に供されている。この着脱可能な自動給紙装置は、プリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を備える。また、プリンタ装置と自動給紙装置との間で歯車などの輪列部を備えて、機械的な連動を行う自動給紙装置もある。

0003

しかしながら、上述のように自動給紙装置を構成すると、プリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要があるため、自動給紙装置が構成上、複雑になり、コストがアップしてしまう。また、プリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設けて、機械的な連動を行う自動給紙装置の場合も、同様に構成が複雑になり、装置が大型化し、コストがアップしてしまう。

発明が解決しようとする課題

0004

そこで、本発明は上記の事情に鑑み、自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、またプリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成の簡略化やコストダウンが実現可能となるプリンタ装置システムを提供することを目的とする。

0005

上記の課題を達成するため、請求項1に記載のプリンタ装置システムは、プリンタ装置と、プリンタ装置に対して着脱可能な自動給紙装置とを備えるプリンタ装置システムにおいて、自動給紙装置は、プリンタ装置から供給される電源電圧により作動し、プリンタ装置は、制御部を備え、制御部は、自動給紙装置への電源オンオフとを制御して、自動給紙装置の自動給紙制御を行うことを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、またプリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成が簡略化でき、かつコストを下げることができる。

0006

また、請求項2に記載のプリンタ装置システムは、自動給紙装置は、自動給紙装置を駆動させる駆動手段と、自動給紙装置に用紙がセットされている場合のみ、プリンタ装置から供給される電源電圧を駆動手段に印加させるスイッチ手段とを有することを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、自動給紙装置に設けられたスイッチ手段を切り替えることで、自動給紙装置の自動給紙制御を行うことができるため、自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がない。

0007

また、請求項3に記載のプリンタ装置システムは、プリンタ装置は、用紙を搬送する用紙搬送路と、用紙搬送路における用紙の有無を検出する用紙検出手段とを備え、制御部は、用紙検出手段の検出結果に応じて自動給紙装置への電源のオンとオフとを制御して、自動給紙装置の自動給紙制御を行うことを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、プリンタ装置の制御部で自動給紙装置の自動給紙制御を行うことができるため、自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がない。

0008

また、請求項4に記載のプリンタ装置システムは、搬送される用紙の先端が用紙検出手段に検出されてから第1の所定時間が経過すると、制御部は、自動給紙装置への電源をオフすることを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、プリンタ装置に用紙が重送されることがない。

0009

また、請求項5に記載のプリンタ装置システムは、第1の所定時間は、用紙の先端が用紙検出手段に検出されてからプリンタ装置に用紙がセットされるまでに掛かる充分な時間であることを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、プリンタ装置に用紙が重送されることがない。

0010

また、請求項6に記載のプリンタ装置システムは、搬送される用紙の後端が用紙検出手段に検出されてから第2の所定時間が経過すると、制御部は、自動給紙装置への電源をオンすることを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、プリンタ装置に用紙を連続的に自動給紙することができる。

0011

また、請求項7に記載のプリンタ装置システムは、第2の所定時間は、用紙の後端が用紙検出手段に検出されてから、用紙がプリンタ装置から完全に排出される前までの時間で、かつ用紙検出手段が次に給紙された用紙を検出した時には、排出途中であった用紙がプリンタ装置から完全に排出されていることを満たす時間であることを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、プリンタ装置に用紙を連続的に自動給紙することができる。

0012

また、請求項8に記載のプリンタ装置システムは、第2の所定時間は、用紙の後端が用紙検出手段に検出されてから、用紙がプリンタ装置から完全に排出されるまでに掛かる充分な時間であることを特徴とする。このようにプリンタ装置システムを構成することにより、プリンタ装置に用紙を連続的に自動給紙することができる。

0013

また、請求項9に記載のプリンタ装置システムは、用紙検出手段は、プリンタ装置の印字位置より自動給紙装置側の用紙搬送路中に備えられることを特徴とする。

0014

また、請求項10に記載のプリンタ装置システムは、プリンタ装置は、サーマルプリンタヘッドを備えたサーマルラインプリンタであることを特徴とする。

課題を解決するための手段

0015

また、請求項11に記載の自動給紙装置は、外部装置から供給される電源電圧により作動する自動給紙装置において、自動給紙装置は、外部装置から電源電圧が供給される期間と、外部装置から電源電圧が供給されない期間とを有し、自動給紙装置を駆動させる駆動手段と、電源電圧を駆動手段に印加、または印加禁止させるスイッチ手段とを有し、スイッチ手段は、外部装置から電源電圧が供給される期間で、かつ自動給紙装置に用紙がセットされている場合のみ、電源電圧を駆動手段に印加させることを特徴とする。このように自動給紙装置を構成することにより、自動給紙装置に外部装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、また外部装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成が簡略化でき、かつコストを下げることができる。

0016

図1は、本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステム500のブロック図を示す図である。サーマルラインプリンタ300は、感熱紙である用紙1に画像を形成するものである。サーマルラインプリンタ300に電源電圧を供給する電源部380をオンにし、用紙1を用紙挿入口310から挿入させる。挿入された用紙1は、用紙搬送路350により、サーマルラインヘッド330とプラテンローラ340との間に案内され、挟持される。サーマルラインプリンタ300は、用紙搬送路350中に反射型フォトインタラプタ360を備える。用紙搬送路350に用紙1がある場合、反射型フォトインタラプタ360はオン信号を検出し、用紙搬送路350に用紙1がない場合、反射型フォトインタラプタ360はオフ信号を検出する。制御部370は、反射型フォトインタラプタ360の出力信号モニタすることにより、用紙1がサーマルラインプリンタ300にセットされ、印刷可能な状態かどうかを知ることができる。そして、パソコンなどの機器からの印字情報が送信され、印字情報を発熱するサーマルラインヘッド330とプラテンローラ駆動モータ341により駆動され、用紙1を給送するプラテンローラ340により用紙1上に画像が形成される。画像が形成された用紙1はプラテンローラ340の回転により用紙排出口320から排出される。

0017

自動給紙装置100の構成について説明する。図2は、自動給紙装置100の構成を一部切り欠いて示す斜視図である。自動給紙装置100は、サーマルラインプリンタ300の上部に着脱可能に取り付けられ、用紙のスタック2を保持すると共に、サーマルラインプリンタ300の用紙挿入口310に用紙1を一枚ずつ給送するものである。図2に示すように、自動給紙装置100には、サーマルラインプリンタ300の用紙挿入口310に向けて傾斜する案内面120と、揺動カバー130が設けられている。用紙1は揺動カバー130に形成された挿入口131から挿入され、案内面120に沿って移動し、排出口132からサーマルラインプリンタ300の用紙挿入口310に向けて送り出される。案内面120には、開口122が形成され、用紙1を移動させる後述の給紙ローラ150が突出している。

0018

給紙ローラ150は、下部フレーム110に設けられた駆動機構160を介してDCモータである駆動モータ168により駆動される。また、揺動カバー130の両端にはボス134が設けられ、ボス134がサイドフレーム125に揺動可能に支持されている。なお、図2は揺動カバー130を開成した状態を示している。揺動カバー130の下面には、用紙さばきプレート133が固定されている。用紙さばきプレート133は、揺動カバー130を閉じた状態で給紙ローラ150の表面に接するよう配置されている。

0019

図3は、給紙ローラ150と、駆動機構160、及び駆動モータ168を取り出して示す平面図である。図3に示すように、給紙ローラ150のローラ軸154は軸受部156に回転可能に支持され、ローラ軸154の先端部に形成された小径部にはローラギア165の軸部165aが遊嵌されている。さらにローラ軸154と軸部165aには、ばね形状の一方向クラッチ159が巻き付けられている。

0020

ここで、一方向クラッチ159の形状を図4に示す。図4に示すように、ローラギア165の軸部165aが矢印A方向に回転すると、巻き付けられたクラッチ159が軸部165aとローラ軸154を締め付けるため、ローラ軸154は軸部165aと共に矢印A方向に回転する。一方、軸部165aが矢印B方向に移動すると、クラッチ159は軸部165aとローラ軸154への締め付けを緩めるため、ローラ軸154は回転しない。同様に、給紙ローラ150が外力により回転し、ローラ軸154が矢印A方向に回転した場合、軸部165aは回転しない。即ち、給紙ローラ150は矢印A方向には外力により自由に回転する。

0021

図3に示すように、給紙ローラ150を回転駆動するための駆動モータ168は、下部フレーム110に設けられた支持板169に固定されている。駆動モータ168の出力軸に固定されたモータギア161は、支持板169に回転可能に支持されるアイドルギア162、163、164を介して、ローラギア165に連結されている。即ち、駆動モータ168の駆動力は、アイドルギア162、163、164により減速されて、給紙ローラ150に伝達される。

0022

次に、自動給紙装置100の用紙の有無を検出するセンサについて説明する。
図2に示すように、案内面120には、センサ用開口124が形成されている。開口124は、給紙ローラ150よりも上流側に形成されている。図5は、用紙の有無を検知するセンサを示す自動給紙装置100の側断面図である。図5に示すように、案内面120の開口124からは、スタックセンサ170のレバー171が突出している。

0023

又、スタックセンサ170のレバー171は、支軸172を中心に揺動可能に支持されている。レバー171には、導電性を有する導電ゴム174が固定されている。さらに、スタックセンサ170には、櫛形スイッチパターンが引かれたスイッチ基板176が設けられている。給紙ローラ150の上流側に用紙がある場合、開口124から突出しているレバー171が用紙に押されて揺動し、導電ゴム174がスイッチ基板176に当接するため、このスイッチパターンが導通し、スタックセンサ170はオンとなる。また、レバー171は、図5に示すように導電ゴム174とスイッチ基板176とが離れる方向にバネ(不図示)で付勢されている。そのため、給紙ローラ150よりも上流側に用紙が無ければレバー171は揺動せず、スタックセンサ170はオフの状態である。

0024

次に、自動給送装置100の動作原理について説明する。図6は、自動給紙装置100をサーマルラインプリンタ300に取り付けた状態で、一部を切り欠いて示す側面図である。図6に示すように、揺動カバー130に設けられた用紙さばきプレート133は、揺動カバー130を閉じた状態で、給紙ローラ150に接触するよう位置する。用紙のスタック2は自動給紙装置100の挿入口131から挿入する。用紙のスタック2の先端は給紙ローラ150と用紙さばきプレート133に当接する。この時、スタックセンサ170のレバー171が用紙のスタック2に押されて揺動するため、スタックセンサ170はオンとなる。これにより、用紙のセットが完了したことが検知される。

0025

また、図1に示すように駆動モータ168は、センサ用制御回路390とスタックセンサ170を介して電源部380と接続されている。センサ用制御回路390は、スタックセンサ170と反射型フォトインタラプタ360のオンとオフによって、電源部380から自動給送装置100へ供給する電源電圧のオンとオフとを制御し、駆動モータ168とプラテンローラ駆動モータ341の駆動を制御する回路である。図10は、それらの各センサと各モータとの駆動の関係を示すタイミングチャートである。

0026

図7は、用紙さばきプレート133と給紙ローラ150により、用紙1を一枚ずつ給送する構成を示す斜視図である。図7に示すように、用紙さばきプレート133は、板ばね133bと、板ばね133bの下面に設けられたゴム部材133aによりなっている。そして、ゴム部材133aがスタック2の前端と接触すると共に、板ばね133bがスタック2を給紙ローラ150に向けて付勢している。給紙ローラ150と用紙1の摩擦係数は、用紙1同士の摩擦係数及び用紙1とゴム部材133aの摩擦係数よりも大きく設定されている。このため、給紙ローラ150が回転すると、スタック2のうち給紙ローラ150に接している用紙1が給送される。

0027

センサ用制御回路390は、用紙1の先端が反射型フォトインタラプタ360に検出されてからサーマルラインプリンタ300に用紙1がセットされるのに充分な時間が経過すると、自動給紙装置100への電源をオフにする。このため、給紙ローラ150は、用紙1の先端がプラテンローラ340に達するに充分な時間回転した後に停止する(図10中の遅延時間T1(第1の所定時間))。給紙ローラ150が停止した後、自動給紙装置は待機状態に入る。サーマルラインプリンタ300は、パソコン等からの印字情報を受けた後、用紙1がサーマルラインプリンタ300内の所定の位置に挿入されていると、プラテンローラ340を回動し、用紙1の給送を開始する。この時、センサ用制御回路390は、印刷ズレなどを防止するために、用紙1が確実にセットされた後に、プラテンローラ340が回動するよう制御している。本発明に実施形態においては、図10に示すように用紙1の先端が反射型フォトインタラプタ360に検出されてから遅延時間T1より長い遅延時間T3が経過すると、プラテンローラ340が回動するよう制御している。プラテンローラ340を回動させるタイミングを上述のように制御することによって、予め印字情報を受けていた場合でも、用紙1が確実にセットされた後に、プラテンローラ340が回動するため、印刷ズレなどを防止することができる。サーマルラインプリンタ300が用紙1の給送を開始すると、給紙ローラ150とローラギア165の間に設けられた一方向クラッチ159のため、給紙ローラ150は用紙1に追従してローラギア165に対して空転する。このようにして、サーマルラインプリンタ300のプラテンローラ340による用紙1の搬送が行われる。

0028

また、センサ用制御回路390は、用紙1の後端が反射型フォトインタラプタ360に検出されてから、用紙1がサーマルラインプリンタ300から完全に排出される前に、自動給紙装置100への電源をオンにする(図10中の遅延時間T2(第2の所定時間))。ただし、遅延時間T2は、前述の条件に加えて、排出中の用紙がサーマルラインプリンタ300から完全に排出されるまでの時間T4以降に、反射型フォトインタラプタ360が次に給紙された用紙を検出するようなタイミングで、自動給紙装置100への電源をオンにする時間である。また、遅延時間T2は、用紙1の後端が反射型フォトインタラプタ360に検出されてから、用紙1がサーマルラインプリンタ300から完全に排出されるのに充分な時間が経過すると、自動給紙装置100への電源をオンにする時間に設定してもよい。前者の遅延時間T2の場合は、よりスムーズに連続給紙を行うことができ、後者の遅延時間T2の場合は、より確実に用紙の重送を防止することができる。いずれの場合でも、給紙ローラ150は、再び用紙をサーマルラインプリンタ300にセットするよう回転駆動し、次の頁の画像形成の準備を完了することができる。

0029

次に、自動給紙装置100のサーマルラインプリンタ300への取り付け構造について説明する。図8は、取り付け部材190を開成した状態を示す、自動給紙装置100の斜視図である。図8に示すように、取り付け部材190の両端に形成されたボス192が、下部フレーム110の側方部位115に設けられた孔に、側方部位115の内側から嵌挿されているため、取り付け部材190は、2点鎖線で示す閉鎖位置から実線で示す開成位置まで開成可能となる。そして、図6に示すように、開成した取り付け部材190がサーマルラインプリンタ300の下面をフックすることにより、自動給紙装置100とサーマルラインプリンタ300は取り外し可能に一体となる。なお、自動供給装置100の未使用時には、取り付け部材190を閉鎖位置にしておくことにより、コンパクトな形で保管することができる。

0030

次に、用紙のスタック2をガイドする用紙ガイド部材195について説明する。図8に示すように、自動給紙装置100の上部には1対のガイドブシュ196が設けられ、1対の用紙ガイド部材195が、支軸197をガイドブシュ196に揺動可能に支持されている。用紙ガイド部材195は未使用時には2点鎖線で示すように倒伏位置にあり、使用時には実線で示すように起立位置にある。用紙ガイド部材195は、案内面120とほぼ同じ勾配を有し、用紙ガイド部材195が起立位置にあるときには、用紙のスタック2を両側からガイドするよう端部が屈曲されている。なお、用紙ガイド部材195の間隔Wは、用紙1の幅とほぼ等しく設定されている。

0031

図9は、サーマルラインプリンタシステム500の自動給紙の動作に関するフローチャートである。まず、電源部380の電源をオンにする(S1)。次に、自動給紙装置100に用紙1がセットされているかどうか判定する。スタックセンサ170がオンの場合、自動給紙装置100に用紙1がセットされている状態で、スタックセンサ170がオフの場合、自動給紙装置100に用紙1がセットされていない状態を示す(S2)。

0032

スタックセンサ170がオフの場合、次にサーマルラインプリンタ300に用紙1がセットされているかどうか判定する。反射型フォトインタラプタ360がオンの場合、サーマルラインプリンタ300に用紙1がセットされている状態で、反射型フォトインタラプタ360がオフの場合、サーマルラインプリンタ300に用紙1がセットされていない状態を示す(S12)。反射型フォトインタラプタ360がオンの場合、印刷待機状態であるため、パソコンなどの機器から印字情報が送信されると、印刷が行われる。印刷が終わると、用紙がなくなるため処理を終了する。また、反射型フォトインタラプタ360がオフの場合も、セットされる用紙がないため処理を終了する。

0033

スタックセンサ170がオンの場合、上述と同様にサーマルラインプリンタ300に用紙1がセットされているかどうか判定する(S22)。反射型フォトインタラプタ360がオンの場合、印刷待機状態であるため、パソコンなどの機器から印字情報が送信されると、印刷が行われる。用紙1の後端が反射型フォトインタラプタ360に検出されてから、遅延時間T2が経過すると、駆動モータ168が回転駆動し、サーマルラインプリンタ300に次の印刷に使用する用紙を給送する(S24)。再び反射型フォトインタラプタ360がオンになり、遅延時間T1が経過すると、駆動モータ168は停止する(S25、S26)。サーマルラインプリンタ300に用紙がセットされ、S1の処理に戻る。サーマルラインプリンタ300に次の印刷に使用する用紙を給送した時、反射型フォトインタラプタ360がオフの状態が続くと、用紙が正しく給送されていないと判定され、処理を終了する(S25)。

発明を実施するための最良の形態

0034

S22において、反射型フォトインタラプタ360がオフの場合、駆動モータ168が回転駆動し、サーマルラインプリンタ300に用紙を給送する(S23)。再び反射型フォトインタラプタ360がオンになり、遅延時間T1が経過すると、駆動モータ168は停止する(S25、S26)。サーマルラインプリンタ300に用紙がセットされ、S1の処理に戻る。反射型フォトインタラプタ360がオフの状態が続くと、用紙が正しく給送されていないと判定され、処理を終了する(S25)。

図面の簡単な説明

0035

以上のように本発明のプリンタ装置システムは、自動給紙装置の電源をプリンタ側で備え、さらに自動給紙装置の用紙の給送の制御もプリンタ側で行うことができる構成となっている。そのため、自動給紙装置にプリンタ装置側と同期をとるための信号線や専用の回路を設ける必要がなく、またプリンタ装置側との間で歯車などの輪列部を設ける必要がないため、構成の簡略化やコストダウンが実現可能となる。

図1
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムを示すブロック図である。
図2
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムに使用される自動給紙装置を示す斜視図である。
図3
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムに使用される自動給紙装置の給紙ローラの駆動機構を示す平面図である。
図4
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムに使用される自動給紙装置の給紙ローラの一方向クラッチを示す斜視図である。
図5
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムに使用される自動給紙装置の側断面図である。
図6
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムの側断面図である。
図7
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムに使用される自動給紙装置の用紙さばきプレートの斜視図である。
図8
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムに使用される自動給紙装置の斜視図である。
図9
本発明の実施形態のサーマルラインプリンタシステムの自動給紙の動作に関するフローチャートである。
図10
本発明の実施形態の各センサと各モータとの駆動の関係を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 自動給紙装置
150 給紙ローラ
168 駆動モータ
170 スタックセンサ
300 サーマルラインプリンタ
360 反射型フォトインタラプタ
370 制御部
390 センサ用制御回路
380 電源部
500 サーマルラインプリンタシステム

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