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技術 ゴルフボール

出願人 ブリヂストンスポーツ株式会社
発明者 笠嶋厚紀
出願日 2002年6月28日 (18年5ヶ月経過) 出願番号 2002-188968
公開日 2004年1月8日 (16年11ヶ月経過) 公開番号 2004-000384
状態 特許登録済
技術分野 ボール
主要キーワード ボール球 合計比率 回転軸対称 赤道近傍 特性テスト 性能テスト 正多面体 南半球
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年1月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

解決手段

表面に多数のディンプルが配置されたゴルフボールにおいて、一のティプルを中心にしてその周囲に5個のディンプルを組み合わせて形成した五角形部をボール両極域除く表面上に12箇所分散配置し、残余の領域には、一のディンプルを中心にしてその周囲に6個のディンプルを組み合わせて形成した六角形部を配置したことを特徴とするゴルフボール。

効果

本発明のゴルフボールは、ボール表面にディンプルを均一にかつ密に配置することができ、その結果、打球空気抵抗が減少して飛距離が増大することができる。

概要

背景

概要

表面に多数のディンプルが配置されたゴルフボールにおいて、一のティプルを中心にしてその周囲に5個のディンプルを組み合わせて形成した五角形部をボール両極域除く表面上に12箇所分散配置し、残余の領域には、一のディンプルを中心にしてその周囲に6個のディンプルを組み合わせて形成した六角形部を配置したことを特徴とするゴルフボール。本発明のゴルフボールは、ボール表面にディンプルを均一にかつ密に配置することができ、その結果、打球空気抵抗が減少して飛距離が増大することができる。   

目的

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ディンプルを可及的に均一かつ高密度に配置することにより、優れた飛び均一性及び飛び性能を有したゴルフボールを提供する

効果

実績

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請求項1

表面に多数のディンプルが配置されたゴルフボールにおいて、一のティプルを中心にしてその周囲に5個のディンプルを組み合わせて形成した五角形部をボール両極域除く表面上に12箇所分散配置し、残余の領域には、一のディンプルを中心にしてその周囲に6個のディンプルを組み合わせて形成した六角形部を配置したことを特徴とするゴルフボール。

請求項2

ボールの夫々の極又はその近傍に上記六角形部の中心となる一のディンプルを配置した請求項1記載のゴルフボール。

請求項3

上記五角形部の所定部分が六角形部の所定部分を構成した請求項1又は2記載のゴルフボール。

請求項4

上記五角形部の中心に位置するディンプルを中心とする場合を除き、各ディンプルを区画するディンプルの縁部が六角形状を呈してなる請求項1〜3のいずれか1項記載のゴルフボール。

請求項5

上記五角形部がボールの赤道によって区分される一方の半球に6箇所、他方の半球に6箇所それぞれ分散配置された請求項1〜4のいずれか1項記載のゴルフボール。

請求項6

上記五角形部がボールの両極を結ぶ回転軸を中心として回転軸対称に配置された請求項1〜5のいずれか1項記載のゴルフボール。

請求項7

ゴルフボールの全表面に占めるディンプル占有面積の合計の比率が77%以上である請求項1〜6のいずれか1項記載のゴルフボール。

請求項8

ディンプルを組み合わせた上記五角形部において、中心に位置するディンプルを周囲のディンプルより小さく形成した請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフボール。

請求項9

ディンプルを組み合わせた上記五角形部において、中心に位置するディンプルを周囲のディンプルと同等又はそれよりも大きく形成した請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフボール。

--

0001

本発明は、ディンプルが適正化され、飛び特性に優れたゴルフボールに関するものである。

0002

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ゴルフボールの表面には、通常多数のディンプルが配置されているが、ゴルフボールの飛び特性の向上、即ち、打ち出されたゴルフボールが大きい飛距離を得るためには、ボール自体に備わる高反発性と、ボール表面に配置されたディンプルによる飛行時における空気抵抗の低減とが重要であることは周知である。空気抵抗の低減に関連して、できるだけ均等に且つ高密度にディンプルをボール表面全体に配列する方法が種々提案されている。このようなディンプル配列の一例としては、計7個の円形ディンプル集合させた六角形部を基本単位としたディンプル配列が挙げられ、高密度なディンプ配列を実現している。

0003

しかしながら、上記のディンプル配列では、ディンプルが均一に配置する点について不十分な面があり、ボール球面全体を隈なく均一に配置することは困難である。その他、正八面体正二十面体等の正多面体のディンプル配列も知られているが、これらは高密度に配置する点では依然として問題を有している。

技術分野

0004

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ディンプルを可及的に均一かつ高密度に配置することにより、優れた飛び均一性及び飛び性能を有したゴルフボールを提供することを目的とする。

0005

本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行い、ボール表面上の多数のディンプルの配置態様について種々検討した結果、表面に多数のディンプルが配置されたゴルフボールにおいて、一のティプルを中心にしてその周囲に5個のディンプルを組み合わせて形成した五角形部をボールの両極域除く表面上に12箇所分散配置し、残余の領域には、一のディンプルを中心にしてその周囲に6個のディンプルを組み合わせて形成した六角形部を配置することにより、ディンプルを高密度かつ均一に配置することができ、これにより飛距離を一段と向上させることができ、飛びの均一性も優れたものであることを知見し、本発明を完成したものである。

0006

従って、本発明は、下記のゴルフボールを提供するものである。
請求項1:表面に多数のディンプルが配置されたゴルフボールにおいて、一のティンプルを中心にしてその周囲に5個のディンプルを組み合わせて形成した五角形部をボールの両極域除く表面上に12箇所分散配置し、残余の領域には、一のディンプルを中心にしてその周囲に6個のディンプルを組み合わせて形成した六角形部を配置したことを特徴とするゴルフボール。
請求項2:ボールの夫々の極又はその近傍に上記六角形部の中心となる一のディンプルを配置した請求項1記載のゴルフボール。
請求項3:上記五角形部の所定部分が六角形部の所定部分を構成した請求項1又は2記載のゴルフボール。
請求項4:上記五角形部の中心に位置するディンプルを中心とする場合を除き、各ディンプルを区画するディンプルの縁部が六角形状を呈してなる請求項1〜3のいずれか1項記載のゴルフボール。
請求項5:上記五角形部がボールの赤道によって区分される一方の半球に6箇所、他方の半球に6箇所それぞれ分散配置された請求項1〜4のいずれか1項記載のゴルフボール。
請求項6:上記五角形部がボールの両極を結ぶ回転軸を中心として回転軸対称に配置された請求項1〜5のいずれか1項記載のゴルフボール。
請求項7:ゴルフボールの全表面に占めるディンプル占有面積の合計の比率が、77%以上である請求項1〜6のいずれか1項記載のゴルフボール。
請求項8:ディンプルを組み合わせた上記五角形部において、中心に位置するディンプルを周囲のディンプルより小さく形成した請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフボール。
請求項9:ディンプルを組み合わせた上記五角形部において、中心に位置するディンプルを周囲のディンプルと同等又はそれよりも大きく形成した請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフボール。

0007

【発明の実施の形態及び実施例】
以下、本発明について図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示すものであり、極側(P側)から見たゴルフボールの平面図であり、図2は、図1のゴルフボールを赤道側(E側)から側面図である。

0008

上記第1実施例のゴルフボールにおいて、球面に配置されたディンプルは全て平面視円形のディンプルdから構成されており、このうち比較的小さい1個のディンプルを中心に配置し、該ディンプルの周囲に、より大きい5個のディンプルを互いに近接して組み合わせた五角形部Bnからなるディンプル群をボールの両極域(北極域及び南極域)を除くボール表面上に計12箇所分散配置すると共に、残余のボール表面区域には、1個のディンプルを1個中心に配置し、該ディンプルの周囲に6個のディンプルを互いに近接して組み合わせた六角形部A,A’からなるディンプル群を配置したものである。

0009

より具体的に述べると、極Pを中心とする同心円上に(又は緯度上に)この実施例においては最も小さい平面視円形のディンプル(以下、単に「ディンプル」とする。)を中心に、その周囲に一回り大きい(直径が大)5個のディンプルを互いに近接組み合わせて形成した第1五角形部B1、第2五角形部B2、第3五角形部B3を互いに120°の間隔をもって均等に配置している。そして、極Pを中心とする大きい同心円上に(より低緯度上に)第4五角形部B4、第5五角形部B5、第6五角形部B6が互いに120°間隔をもって配置されている。一方、図2に見られるように、赤道Eを挟んで他方の半球(又は南半球)の表面上にも五角形部B1〜B6が同様に配置されており、図2では、第2五角形部B2及び第6五角形部B6が現れている。これらディンプルの五角形部の配置関係は、ボールの両極を結んだ回転軸P−Pを中心として回転軸対称である。より具体的には、図1に表された一方の半球(北半球)上における6箇所の五角形部のうち、第1、2及び3の五角形部(B1、B2、B3)は上記回転軸を中心に120°回転軸対称に配置されており、第4、5及び6の五角形部(B4、B5、B6)も同様に120°回転軸対称に配置されている。一方、他の半球(南半球)上の第1〜第6の五角形部B1〜B6も夫々に120°回転軸対称に配置されている。

0010

上記実施例において、五角形部以外の領域は、ディンプルの六角形の組み合わせによって埋め尽されている。より具体的には、図1斜線を施して示しているように、ディンプルの中心を極と一致させて配置した1個の中心ディンプルの周りに、これとほぼ同じ大きさ(直径)の6個のディンプルを互いに近接、組み合わせて配置して六角形部のディンプル群を形成している。そして、この六角形部の組み合わせの関係は、極Pの位置に配置されたディンプルのいずれか隣のディンプルを中心にしても、その周囲の6個のディンプルと共に六角形部が形成されるものである。また更に、極Pに配置されたディンプルから任意の方向に2又は3個と複数個離れた任意のディンプルを中心ディンプルにしてもその周囲に配置された6個のディンプルと共に六角形部が形成されている。このような関係は、ディンプルの五角形部においても、該五角形部の所定部分が六角形部の所定部分を構成するものであり、より具体的には、五角形部の中心に位置する小径のディンプルを中心とする場合を除き、いずれかのディンプルを中心としても、その周囲の6個のディンプルと共に実質上六角形部が成り立つようにディンプル群が配置されている。なお、この実施例においては、ディンプルが交差しないボール上の大円が存在しないように高密度にディンプルが配置されている。本実施例におけるディンプルの総数は380個である。なお、ディンプルの配置密度はボール上にディンプルが存在しない場合を仮定し、ボール表面積に対するディンプル占有面積の合計比率は77%以上が好ましい。

0011

図3は、本発明の第2実施例を示すものであり、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図4は、図3のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0012

この第2実施例では、ボールの両極域に配置された六角形部Aにつき、該六角形部の中心を極に対して若干ずらして配置、又は六角形部Aの中心を極に近づけて配置し、また120°間隔にて配置された第1〜第3五角形部(B1〜B3)を比較的高緯度に配置し、またディンプル総数が372個とした点にあり、それ以外はほぼ第1実施例と同じ態様である。

0013

図5は、本発明の第3実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図6は、図5のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0014

本実施例の特徴は、上記実施例と同様に、第1〜第3五角形部B1〜B3を比較的高緯度に配置すると共に、ディンプル総数を368個用いた点であり、それ以外の配置態様は実施例1とほぼ同様である。

0015

図7は、本発明の第4実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図8は、図7のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0016

本実施例の特徴は、上記実施例と同様に、第1〜第3五角形部B1〜B3並びに第4〜第6五角形部B4〜B6を120°間隔をもって実質上同一緯度上に配置したものである。一方、ボールの赤道E上のディンプル配置を避け、ディンプルの総数を362個配置し、それ以外については第1実施例とほぼ同じ態様である。

0017

図9は、本発明の第5実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図10は、図9のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0018

本実施例の特徴は、第2実施例と同様に、両極域におけるディンプルの六角形の中心を極Pの位置からずらして配置し、第1〜第3五角形部(B1〜B3)と第4〜第6五角形部(B4〜B6)をほぼ同一の緯度上に配置し、赤道E上のディンプル配置を避け、ディンプル総数を360個配置した点にあり、それ以外は第2実施例とほぼ同じである。また、上記第2実施例では、各ボール半球上における第1〜第3五角形部(B1〜B3)並びに第4〜第6五角形部(B4〜B6)との配置間に60°の位相差を設けているが、この実施例において、第1〜第6五角形B1〜B6相互間は、広、狭、広、狭と不等間隔をもって配置された点も特徴の1つといえる。

0019

図11は、本発明の第6実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図12は、図11のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0020

本実施例の特徴は、第1〜第3五角形部(B1〜B3)を比較的高緯度に配置し、赤道E上のディンプル配置を避け、ディンプル総数を356個配置した点にあり、それ以外は第1実施例とほぼ同じである。

0021

図13は、本発明の第7実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図14は、図13のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0022

本実施例の特徴は、第1〜第3五角形部(B1〜B3)及び第4〜第6五角形部(B4〜B6)を夫々比較的高緯度に設け、ディンプルの総数を338個配置した点にあり、それ以外は第1実施例とほぼ同じである。

0023

図15は、本発明の第8実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図16は、図15のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0024

上記実施例では、図9,10に示す第5実施例と類似しているが、ディンプル総数は312個であり、ボールの赤道近傍のディンプルを該赤道と交差させた以外は第5実施例と同じ形態である。

0025

図17は、本発明の第9実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図18は、図17のゴルフボールを赤道側から見た側面図である。

0026

上記実施例では、図5,6に示す第3実施例と類似しているが、ディンプル総数434個を用いてディンプル総数を多くした点では大きく異なるものである。

0027

図19は、本発明の第10実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図であり、図20は、図19のディンプル群の一部を拡大した図である。

0028

上記実施例のディンプルの配置態様及びディンプル総数は上記第4実施例(図7及び8に示す)と同じであるが、ディンプルの形状が相違するものである。即ち、上記第4実施例の場合、図8に示すように、ディンプルdは平面形状が円形であり、特に詳しくは図示していないが、ボールの外表面を形成する部との境界位置である縁部から中央の最深部に向かって曲線を描き、深さが漸増する壁部形状である。このため、ディンプルの側壁部と底部との境界がはっきりしない。このような円形ディンプルの壁部の形状は第1〜第9実施例を通じて共通している。一方、円形ディンプルを配置したボールの陸部は2つのディンプルに挟まれた部分は著しく幅が狭いくびれた形状であるが、3個のディンプルに挟まれ又は囲まれた部分は三角形状の比較的広い曲面を形成している。これに対し、この第10実施例の場合には、ディンプルd´を区画する縁部pは直線状に延びて六角形を形成し、円形の底部に向かって側壁部kが傾斜面を形成している。また、底部は平面視円形に限らず、縁部pと同じ六角形又はその他任意の形状に形成することもできる。

0029

一方、陸部であるが、2つのディンプルd´,d´を区画する部分は、全体に亘って均一に狭くすることができ、本発明の目的を損なわない限り、陸部の幅を狭めて線状に形成することができる。そして、相隣接する3つのディンプルd´,d´,d´に挟まれた部分も同様であり、図20の符号tに示すように、陸部を点状に狭くすることができる。

0030

また、上記第10実施例におけるディンプルd´の底部形状にいては、特に図示していないが、ボール表面の形状である円弧平行に延びる凸状の円弧によって形成したものである。なお、六角形ディンプルの底部形状は上記凸状に限られず、平坦に又は円形ディンプルの場合と同様に凹状に形成することができる。

0031

上述したように、上記実施例と同一のディンプル配列の第4実施例の場合には、図8に示すように、ボールの赤道Eの部分はエンドレスに延びる陸部が形成されているが、ディンプルの形状を六角形に形成することによってディンプルの一部が赤道をジグザグ状に交差しており、このように六角形ディンプル群を配列した場合、赤道の位置を含めてディンプルを交差しないボール上の大円をなくすことが容易であり、またボール表面上のディンプル占有率極限まで高めることができる。

0032

なお、この実施例においては、五角形部Bnの中心に位置するディンプルは、その周囲の5個の六角形ディンプルと異なり五角形状に形成されたものである。

課題を解決するための手段

0033

図21は、本発明の第11実施例を示し、極側から見たゴルフボールの平面図である。
この実施例は図17に示す第9実施例とディンプルとの配置が実質同一であるが、第1〜第6五角形部(B’1〜B’6)において中心に位置するディンプルとして、これを取り囲む5個のディンプルと実質上同じ大きさ(同じ直径)のものを用いた点が第9実施例と異なる。
このように五角形部を総て同じ大きさのディンプルによって形成した場合、5個の周囲ディンプルとの相互間隔(ディンプル同士を隔てる陸部の幅)が比較的広くなる傾向となるが、全体的なディンプルの均等配置に関しては、第9実施例(図17)におけるディンプル配置と何等変わるところはない。このため、五角形部の中心ディンプルの大きさを本発明の目的を損なわれない範囲内において周囲のディンプルよりも適宜大きくすることもできる。

0034

本発明のゴルフボールによれば、ボール表面にディンプルを均一にかつ密に配置することができ、その結果、打球の空気抵抗が減少して飛距離が増大することができる。

0035

【実施例】
以下、本発明の実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に制限されるものではない。

0036

〔実施例1〜10、比較例1〕
実施例1〜10及び比較例1のゴルフボールでは、いずれも単一層ゴム製コア、中間層としてアイオノマー樹脂オレフィン系エラストマーとを加えた組成物を用いた。また、上記実施例及び比較例のカバー材としては、いずれもポリウレタンエラストマーを使用し、全体として3層構造ソリッドゴルフボールを製造した。なお、全ての実施例及び比較例では、中間層の厚さは1.65mm、ボール球面上で測定した中間層のショアD硬度は61であり、カバーの厚さは1.5mm、ボール球面の陸部で測定したカバーのショアD硬度は58であった。

0037

上記実施例1〜10は、それぞれ上述した第1〜第10実施例に相当するものであり、これら各実施例のディンプル態様は図1〜20に基づくものである。これら実施例に用いられるディンプルの種類の詳細については下記表1に示す。また、比較例1のゴルフボールとしては、図22,23に示されたディンプル態様のボールが用いられている。この比較例のディンプル配置では、総数432個のディンプルが均等に配置されており、ディンプルが交差しない大円が赤道線に沿って1個存在するものである。この比較例1のディンプルの種類についても表1に示した。なお、図22は極側(P側)からみた平面図、図23は赤道側(E側)からみた正面図である。

0038

上記実施例1〜10及び比較例1のボール特性テストを下記のように行った。

0039

飛び性能テストにあたっては、打撃マシンドライバー(W#1)を装着し、打出し時において初速67m/s、打出角10°の条件でボールを10回打撃したときのキャリー及びトータル(m)の平均値を測定した。

0040

また、飛び均一性のテストでは、上記飛び性能テストと同じ条件で10回打撃し、その場合の弾道の均一性として仰角のばらつき(最大と最小の角度差)を測定し、0.3°以内のばらつきを均一性があるものとして○印の評価をした。結果を表2に示した。

0041

【表1】
註1:実施例10のディンプル種▲1▼及び▲2▼については、六角形状であり、互いに平行に延びる2辺間の距離を直径として上記の欄に記載した。
註1:実施例10のディンプル▲3▼については、五角形状であり、五角形の1の内角と1つおきの内角との間の距離を直径として上記の欄に記載した。

発明の効果

0042

【表2】

図面の簡単な説明

0043

上記表2のテスト結果より、本実施例1〜10は、いずれも飛距離が大きく、かつ飛びの均一性も良好に得ることができる。これに対して、比較例1のゴルフボールでは、飛距離及び飛び均一性が劣る。

図1
本発明の第1実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図2
図1のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図3
本発明の第2実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図4
図3のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図5
本発明の第3実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図6
図5のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図7
本発明の第4実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図8
図7のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図9
本発明の第5実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図10
図9のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図11
本発明の第6実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図12
図11のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図13
本発明の第7実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図14
図13のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図15
本発明の第8実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図16
図15のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図17
本発明の第9実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図18
図17のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図19
本発明の第10実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図20
図19のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
図21
本発明の第11実施例に係るゴルフボールを極側からみた平面図である。
図22
比較例1として用いられたゴルフボールを極側からみた平面図である。
図23
図21のゴルフボールを赤道側からみた側面図である。
【符号の説明】
A 六角形部
Bn 五角形部(第n番目
d ディンプル
P 極
E 赤道

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