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技術 分散構成デジタル無線通信システムを提供するための方法及び装置

出願人 モトローラソリューションズインコーポレイテッド
発明者 クダック、マークゴーシュ、アミターバクラッソン、ブライアンケイ.ラブ、ロバートティ.ジャルール、ルーエイニキデス、ロバートエス.
出願日 2001年3月12日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 2001-569641
公開日 2003年9月24日 (17年8ヶ月経過) 公開番号 2003-528513
状態 特許登録済
技術分野 エラーの検出、防止 時分割多重化通信方式 移動無線通信システム
主要キーワード 待機方式 移動遅延 拡散要因 ウェイト方式 集中制御システム スケジューラプログラム 近傍集合 固有符号
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (19)

課題・解決手段

移動局(402)は、引続き移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを選択する(1802)。好適なセルサイトの基地局(602)は、フレームデータの送信をスケジュール化(1804)し、最新測定対象チャネル干渉情報により送信用パラメータを決定する。その後、基地局が好適なセルサイトからフレームデータを送る(1806)と、複数のセルサイトの1つにおいて移動局に対応付けられた能動集合の基地局は、そのフレームデータの送信を反映するために各々のデータ待ち行列の同期を取る(1808)。

概要

背景

概要

移動局(402)は、引続き移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを選択する(1802)。好適なセルサイトの基地局(602)は、フレームデータの送信をスケジュール化(1804)し、最新測定対象チャネル干渉情報により送信用パラメータを決定する。その後、基地局が好適なセルサイトからフレームデータを送る(1806)と、複数のセルサイトの1つにおいて移動局に対応付けられた能動集合の基地局は、そのフレームデータの送信を反映するために各々のデータ待ち行列の同期を取る(1808)。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

移動局と複数のセルサイトを含む分散構成デジタル無線通信システムを提供するための方法であって、移動局によって、引続き移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを選択する段階と、好適なセルサイトの基地局によって、フレームデータの送信をスケジュール化する段階であって、送信用パラメータ最新測定対象チャネル干渉情報により基地局によって決定される前記段階と、その後好適なセルサイトからフレームデータを送る段階と、フレームデータの送信を反映するために、移動局に対応付けられた能動集合の基地局におけるデータ待ち行列の同期を取る段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項2

請求項1に記載の方法であって、更に、集中制御された自動繰り返し要求(ARQ)機能を提供する段階を含むことを特徴とする方法。

請求項3

請求項2に記載の方法であって、前記提供する段階は、選択再送ARQ機能を提供する段階を含むことを特徴とする方法。

請求項4

請求項1に記載の方法であって、前記同期化する段階は、好適なセルサイトの基地局からの逆送マルチキャストを介して、基地局の待ち行列の状態を、移動局に対応付けられた能動集合の基地局における他の基地局へ伝達する段階を含むことを特徴とする方法。

請求項5

請求項1に記載の方法であって、前記同期化する段階は、移動局から、移動局に対応付けられた能動集合の基地局の少なくとも1つの基地局へ、前記移動局によって受信された最近の送信に関する情報を伝達することを特徴とする方法。

請求項6

請求項1に記載の方法であって、前記選択する段階は、すぐ後に移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを決定するために、現在のフレームデータの間に移動局に対応付けられた能動集合の基地局の通信監視する段階と、逆方向リンク通信によって好適なセルサイトを識別する段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項7

請求項1に記載の方法であって、更に、基地局において、自動繰り返し要求(ARQ)機能を提供する段階であって、これによってARQ帰還遅延を低減する前記段階を含むことを特徴とする方法。

請求項8

請求項7に記載の方法であって、更に、能動集合の基地局において、ARQ肯定応答を検出するために、移動局からのアップリンク通信を監視する段階を含むことを特徴とする方法。

請求項9

請求項7に記載の方法であって、前記提供する段階は、個別のARQチャネルにおいて、奇数及び偶数フレームのデータを処理し偶数及び奇数ARQ機能を生成する二重チャネルハイブリッドARQ手法によってARQ機能を実行する段階と、現在のセルから新規セル切替える際、対応する現在の偶数又は奇数パケットが完了した後、前記偶数及び奇数ARQ機能を個別に切替える段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項10

請求項9に記載の方法であって、前記偶数及び奇数ARQ機能を個別に切替える段階は、新規セルにおける見積もったグルーピングと現セルの送信の成功から開始パケットシーケンス番号を計算する段階を含むことを特徴とする方法。

請求項11

請求項7に記載の方法であって、前記提供する段階は、個別のARQチャネルにおいて、奇数及び偶数フレームのデータを処理し偶数及び奇数ARQ機能を生成する二重チャネルハイブリッドARQ手法によってARQ機能を実行する段階と、現在のセルから新規セルへ切替える際、前記偶数及び奇数ARQ機能をすぐに切替え、また前記新規セルにおいて前記偶数及び奇数ARQ機能を継続する段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項12

請求項7に記載の方法であって、前記提供する段階は、個別のARQチャネルにおいて、奇数及び偶数フレームのデータを処理し偶数及び奇数ARQ機能を生成する二重チャネルハイブリッドARQ手法によってARQ機能を実行する段階と、逆送更新を介して初期的に又周期的に、移動局と対応付けられた前記能動集合の基地局の同期を取る段階と、前記能動集合における基地局によって、前記逆送更新間の好適なセルサイトの基地局の無線リンク制御状態を監視する段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項13

請求項7に記載の方法であって、前記提供する段階は、個別のARQチャネルにおいて、nフレームのデータを処理しnARQ機能を生成するnーチャネルハイブリッドARQ手法によってARQ機能を実行する段階と、現在のセルから新規セルへ切替える際、対応する現在の与えられたパケットが完了した後、前記各nARQ機能を個別に切替える段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項14

請求項13に記載の方法であって、前記各nARQ機能を個別に切替える段階は、新規セルにおける見積もったグルーピングと現セルの送信の成功から開始パケットシーケンス番号を計算する段階を含むことを特徴とする方法。

請求項15

請求項7に記載の方法であって、前記提供する段階は、個別のARQチャネルにおいて、nフレームのデータを処理しnARQ機能を生成するn−チャネルハイブリッドARQ手法によってARQ機能を実行する段階と、新規セルへ切替える際、前記各nARQ機能をすぐに切替え、また前記新規セルにおいて前記nARQ機能を継続する段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項16

請求項7に記載の方法であって、前記提供する段階は、個別のARQチャネルにおいて、nフレームのデータを処理しnARQ機能を生成するn−チャネルハイブリッドARQ手法によってARQ機能を実行する段階と、逆送更新を介して初期的に又周期的に、移動局と対応付けられた前記能動集合の基地局の同期を取る段階と、前記能動集合における基地局によって、前記逆送更新間の好適なセルサイトの基地局の無線リンク制御状態を監視する段階と、を含むことを特徴とする方法。

請求項17

請求項7に記載の方法であって、前記移動局は、変調符号化レベルマルチコードの番号、送信中に好適なセルサイトの基地局によって用いられるパケット番号の内少なくとも1つの報告を含むARQ肯定応答を返すことを特徴とする方法。

請求項18

請求項7に記載の方法であって、前記移動局は、充分なパワーで送信され移動局と対応付けられた能動集合の基地局の内少なくとも1つによって受信されるARQ肯定応答を返すことを特徴とする方法。

請求項19

移動局と複数のセルサイトを含む分散構成デジタル無線通信システムにおいて用いるために、移動局からのメッセージを受信するための送受信機であって、前記メッセージは、すぐ後に移動局に送られるフレームデータを送信するために用いられる好適なセルサイトの移動局による選択を示す前記送受信機と、メッセージを処理するための送受信機に接続され、送受信機を制御するためのプロッセッサであって、データ待ち行列を記憶するためのメモリに接続されている前記プロッセッサと、無線通信システム制御装置と通信を行うための前記プロッセッサに接続されたネットワークインターフェイスと、を備える基地局であって、前記プロッセッサは、前記基地局が前記好適なセルサイトの基地局である場合、前記フレームデータの送信をスケジュール化するようにプログラミングされ、ここに、送信用パラメータは、最新測定対象チャネルと干渉情報から、前記送受信機と協働して、前記プロッセッサによって決定され、前記基地局が前記好適なセルサイトの基地局ではないが移動局に対応付けられた能動集合の基地局の構成要素である場合、前記フレームデータの送信を反映するために、前記フレームデータが前記移動局によって受信されたという通知に応じて、データ待ち行列を同期化するようにプログラミングされることを特徴とする基地局。

請求項20

請求項19に記載の基地局であって、前記プロッセッサは更に自動再送要求機能を提供するために、送受信機と移動局と協働するようにプログラミングされることを特徴とする基地局。

請求項21

複数のセルサイトにおいて通信を行う複数の基地局を含む分散構成デジタル無線通信システムにおいて用いるための移動局であって、前記複数のセルサイトから送信される信号の通信品質測定を行うための送受信機と、すぐ後に移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを選択するために、前記通信品質測定を行うためのプロッセッサであって、前記プロッセッサは前記移動局と対応付けられた能動集合の基地局の少なくとも1つへ前記選択を送信するようにプログラミングされている前記プロッセッサと、を含むことを特徴とする移動局。

請求項22

請求項21に記載の移動局であって、前記プロッセッサは更に、移動局と対応付けられた能動集合の基地局の内少なくとも1つによって行われる前記選択の受信に対して充分なパワーで前記選択を送信するようにプログラミングされていることを特徴とする移動局。

請求項23

請求項21に記載の移動局であって、前記プロッセッサは更に、自動再送要求機能に加わるために、また前記好適なセルサイトの少なくとも1つの移動局に肯定応答を送信するために、正しく復号化されたデータパケットに応じて前記送受信機と協働するようにプログラミングされていることを特徴とする移動局。

請求項24

請求項23に記載の移動局であって、前記プロッセッサは更に、移動局と対応付けられた能動集合の基地局の内少なくとも1つによって行われる前記肯定応答の受信に対して充分なパワーで前記肯定応答を送信するようにプログラミングされていることを特徴とする移動局。

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0001

発明の分野

0002

本発明は、一般的に無線通信システムに関し、特に、分散構成デジタル無線通信システムを提供するための方法及び装置に関する。

背景技術

0003

現在のCDMAシステムには、「ソフトハンドオフ」が用いられており、移動局(MS)は、あるセルから別のセルへ移る間に複数の基地送受信局BTS)と同時に通信を行う。しかしながら、複数のBTSは、単一のMSにソフトハンドオフで送信を行うことから、現実の対象事例では、システム容量が無駄になるか、あるいは順方向リンク上で新たな干渉が発生することが多い。「高速セルサイト選択」(FCSS)は、1つのBTSのみが任意の時点でMSに送信するように、第1BTSから第2BTSに瞬時に順方向リンクを切替えることによってソフトハンドオフを解消する。

0004

FCSSが抱える問題は、MSへのパケットデータフローシームレスであるために、第1BTSで待ち行列にあるMS用パケットデータが第2BTSにおいて利用可能でなければならないことである。パケットフロー連続性に何らかの遅れがあると、システム容量すなわち処理能力損失が生じる場合があり、またパケットの繰返しがあると、システム容量の損失と共に干渉の増加が生じる。従って、FCSSの成功の鍵は、ネットワークからMSへ送信されたパケットが両方のBTSで利用可能なようにすることと、FCSSができるだけシームレスになるように、パケット待ち行列が「同期」された状態に保つことである。

0005

従来技術のシステムでは、データパケットスケジューリング自動繰り返し要求(ARQ)機能が中央制御装置において行われる、集中制御構成が用いられてきた。この集中制御構成によって、FCSS(又はソフトハンドオフを用いる全ての方式)にとって望ましい遅延を超える遅延が課せられる。従って、必要とされるものは、従来技術の集中制御システムにおいて見られるスケジューリングやARQの遅れを低減するデジタル無線通信システム用の新しい構成である。

0006

図面の詳細な説明

0007

本発明の開示によって、いくつかの利点を提供する2つの新しい分散ネットワーク構成について述べる。第1の構成は、データパケットスケジューリングをネットワーク端に移動して、適応符号化変調(AMC)法の場合の重要な段階である逆送遅延を解消する。この分散構成の場合、パケット待ち行列同期化の基本的な方法が2つ提供される。第2の構成は、データパケットスケジューリングと共に自動再送要求(ARQ)機能を配信して、ARQの帰還遅れを低減する。第2の構成は、ARQのメモリコストを低減し、ハイブリッドARQ手法を可能にする。次に、この場合、ARQ同期化の別の方法がいくつか提供される。

0008

高速セルサイト選択(FCSS)の説明に用いられる専門用語は、ソフトハンドオフに用いられるものに類似している。移動局(MS)とネットワークは、MS用の「能動集合」と「近傍集合」を常時パイロットしている。MSの能動集合において基地送受信局(BTS)のいずれか1つが移動局によって選択され、任意のフレーム間隔で送信を行うことができる。ネットワークは、移動局の現在の能動集合と移動局の能動集合に追加しようとしている任意の新規候補BTS又は複数のBTSの両方に基づき基地送受信局(BTS)の新規近傍リストを伝達する。そのような候補及び現在の能動集合サイトパイロット強度は、パイロット強度更新メッセージを介してMSによって能動集合BTSに伝えられる。充分な強度を有する近傍リストパイロットが能動集合に対する候補とみなされるようにMSによって検出された時、そのようなパイロット強度更新メッセージが送られる。近傍集合はまた、MSの位置とシステムのトポロジの情報に基づいて更新できる。ネットワークは、移動局に向かうデータが能動集合の全BTSで入手することができ、またMSがチャネル測定に基づき能動集合から1つのBTSを選択することができるように保証し、また逆方向リンク上でその選択を知らせる。FCSSとソフトハンドオフの主な違いは、ソフトハンドオフの開始と終了の決定が必要であることであり、MSは誤ったチャネル条件下では非常に長い時間ソフトハンドオフの状態におかれる場合がある。FCSSを実施するためのシステム容量のコストや障害固定化され又小さくが、ソフトハンドオフに対するコストは未知であり、平均して大きく、特に固定ユーザにとっては大きい。FCSSを用いることで、旧BTSからの順方向リンクは停止し、新規BTSからの順方向リンクは決定論的に開始する。

0009

一般的な従来技術のセルラシステムを、7つの3セクタセルを表す図1に示す。セル1−bのデータユーザ102は、セル3−c及び4−aからのセクタと3方向ソフトハンドオフの状態にある。すなわち、セクタ1−b、3−c、4−aは、データユーザの能動集合内にある。図2は、どのようにしてそれらのユーザが、各セルサイトにおいて基地送受信局(BTS)208に接続された中央基地サイト制御装置(CBSC)202から成る従来技術の階層ネットワークサービスを受けられるかを示す。CBSC202は、ARQ機能204とスケジューラ206を含む。ソフトハンドオフを用いて、CBSC202は、現在のチャネル条件に従って送信速度を選択し、またその選択された送信速度で大気インターフェイスに対して適当なサイズにデータトラフィックセグメント化することによって、完全にフォーマットされた無線フレームを生成する。次に、CBSC202は、同じ無線フレームをその能動集合の全有効BTS208(本例においては、BTS#1、BTS#3、とBTS#4)に配信する。次に、これらのBTS208は、予めフォーマットされた無線フレームのサイマルキャストを行う。

0010

一方、FCSSは、能動集合のBTS208を1つだけ選択して、無線フレームを送信(この場合、モノキャスト)する。(以下の展開では、セル間の切替えとセクタ間の切替えは区別しない。セクタ間ハンドオフの場合、逆送遅延はほぼゼロと見なす。)チャネル条件が変わると、FCSSは能動集合におけるBTS208間で切り替わる。選択プロセスは、通常移動制御され、極めて高速である。図3は、FCSSを提供する従来技術の階層ネットワークを示す。図3のシステムは、無線フレームが能動集合において1つのBTS302によって送信され、他の全BTSによって破棄されるように、BTSにおいてゲート化機能を提供するという点で図2とは異なる。

0011

FCSSをサポートする2つの新規分散ネットワーク構成であって、スケジューリングあるいはスケジューリングとARQの両方をBTSに移動する構成が提案されている。無線フレームが、ソフトハンドオフのようにサイマルキャストの代わりにモノキャストされるために、FCSSはスケジューリングをBTSに移すことができる。モノキャスト無線フレームは、もはや同じである必要は無く、すなわち能動集合における他のBTSと時間的に合致する必要は無く、このことによって、パケットスケジューリングをネットワーク端に移すことができる。

0012

図4は、本発明に基づく分散ネットワーク構成の第1の実施形態を示し、スケジューリング機能410が各BTSに備えられている。隣り合うBTS間の接続性がこの構成では必要なため、逆送遅延を共有バストポロジ408として示す。例えばインターネットからのパケットやフォーマットされていない無線フレームは、能動集合における全BTS412に対してマルチキャストされる。(“パケット”という用語は、無線リンク制御ブロックバイト、あるいはIPパケットの如何に係わらず、一意的に順序付けられたあらゆるプロトコルユニットのことである)。概念的には、それでもCBSC404等の中央局は能動集合を管理し、ARQ機能406を提供する必要がある。しかしながら、これらの機能はゲートウェイ機能と組み合わせることができ、あるいはインターネットに接続される終端ルータ統合することができる。

0013

スケジューリングをBTSに移す利点は逆送遅れを無くすことである。逆送遅れが無いと、BTSはスケジューリングにおいて最新チャネル情報を用いることができる。帰還遅れの低減は、可変拡散要因及び/又は適応符号化変調を用いる“太いパイプ”の技術を用いるシステムにおいて特に重要であり、低帰還遅れが小さいことはチャネルと干渉の追跡に役に立つ。リンク処理能力とシステム容量は、最新チャネルと干渉見積と利用可能な送信パワー整合する送信速度を選択することによって最大になる。しかしながら、トラフィックパターン送信対象のパケットを有するユーザ)が異なり、また各セル内のチャネルと干渉環境が異なると、データが異なる速度で能動集合における各BTSから転送される。従って、分散構成は、各BTSにおける待ち行列の同期が取られて、移動局が能動集合におけるBTS間で切り替わる時、それらのパケットが必要以上に再送されないことが必要である。この問題に対するいくつかの解決手段について、本明細書において以下に述べる。

0014

有効BTSの待ち行列の同期化は、分散スケジューラ構成にとって重要な問題である。能動集合における各BTS412(図4のBTS#1、#3、#4)は、CBSCから移動局のパケットを全て受信するマルチキャストグループの一部であり、また各BTSはパケットの同じ待ち行列が移動局に向かうように維持する。MS402は、フレーム毎に送信される高速アップリンク伝送を介して能動集合の中から有効BTS412を選択するのが好ましい。BTS412におけるスケジューラは、1フレーム当り1回、現在のチャネル条件と利用可能なパワーに基づいて、あらゆる無線フレームにおける1つ又は複数のパケットを選択し送信する。図5は、上述の待ち行列同期化の課題を示す。BTS504がパケットを送り、MS402から、例えば、PKT#2から肯定応答信号を受信した場合、能動集合における他のBTS502に通知する必要があり、こうして、各々の待ち行列をBTS504の待ち行列と同期化できる。待ち行列の同期を取るための2つの代表的な方式、逆送方式と無線方式について、本明細書において以下で更に述べる。

0015

第1の実施形態において、全てのパケットはその通信プロトコルの層2に見え固有シーケンス番号を含むのが好ましい。更に、選択的再送ARQはネットワークに配置されたARQ機能と共に用いられる。ARQ帰還遅れ(と窓の大きさ)が大きい場合、中央に配置されたARQは理にかなったものである。この実施形態においては、送信に対応付けられたACK(存在する場合)を切替え前に受信するセルサイトは、その送信に対する帰還を含むACKが最終的にそれをネットワークに帰還する限り、重要ではないことに留意されたい。CBSCにおいてパケットフローの中に再試行が挿入されるために、ARQは新規セルハンドオフされる必要はない。

0016

スケジューリングをBTSに移すことができることに加えて、FCSSによって、ARQ機能をBTSに移すことができる。図6は、本発明に基づくネットワーク構成の第2の実施形態を示す。第2の実施形態において、スケジューラ606とARQ機能604は両方共、BTS602において分散される。CBSC608は機能を縮小されたままである。FCSSの場合、CBSC608は能動集合の構成要素を定義し、マルチキャストグループを調整することによって移動度を管理する働きを担っている。IPパケットは、能動集合におけるBTS602に直接マルチキャストされる。

0017

ARQ機能をネットワーク端に移す利点は、ARQ帰還遅れが大幅に低減されることである。ARQ遅れを低減することによって、特にハイブリッドARQを用いる従来の選択的再送ARQ方式が必要とするMSメモリが大幅に低減される。この遅れを低減することによって、システムはまた将来のオンライン稼動を含む高品質の稼動制約条件でIPトラフィックをほぼサポートできるようになる。しかしながら、待ち行列の同期化に加えて、ARQの同期化もここでは能動集合におけるBTS間で要求される。どのようにして待ち行列と選択的再送ARQの同期化を選択的再送ARQとハイブリッドARQに対して統合できるかということについては本明細書において以下で更に述べる。

0018

1つの実施形態において、BTS待ち行列の状態は有効BTS602から能動集合における全BTS602に対して逆送マルチキャストを介して伝達される。その通信は1スケジューリング間隔当り1回(例えば、1フレーム当り1回)行われる。図7は、本発明に基づくMS402と能動集合におけるBTS602間通信メッセージ列図(MSD)を示す。第1の4つのパケットの場合、BTS#3は有効BTSである。各パケット送信と同時に、BTS#3は能動集合における他のBTS602に送信対象のパケットについて通知する。第3パケットが送信された後、MS402は新規の有効BTS602を選択する。新規の有効BTS#1は逆送遅延で受信される前回の情報に基づきパケットの列をシームレスに継続できる。

0019

図8は、単一タイミング図において本発明に基づくFCSS信号送信データ転送を表す。データチャネル802は順方向リンクでパケットデータを送信する。逆送マルチキャスト804は現在のスケジュールを能動集合BTS602に送る。FCSS806は2フレーム前に最適なセルを選択する。図の上部に、順方向リンクデータのタイミングと3つのBTS送信の逆送マルチキャストを示す。図の下部に、移動局のFCSS決定を示す逆方向リンクタイミングを示す。番号が振られたスロットは、FCSS決定から順方向リンク送信(F−SCH)へのマッピングを表し、これはFCSS決定の2フレーム毎に続く。MSサイト選択とスケジューリングを1つのフレームに組み合わせる場合、遅れは2フレームよりも少なくできることが理解されよう。図8の場合、マルチキャスト更新と次の送信のスケジューリングは現送信内で行うことができると仮定するが、逆送が10+Mbpsである場合妥当な仮定である。

0020

図9は、本発明に基づくフレームNにおいて送信されるデータに対するFCSS測定プロセスと選択のタイミングを示す。フレームN−3において、移動局は能動集合における全BTSのパイロット強度を測定し、(予め定義されたヒステリシス損失を受ける)最良のものを選択する。次に、MS402はフレームN−2における逆方向FCSSチャネル上そのBTS選択を送信する。フレームN−1において、所望のBTS602は符号化変調方式(MCS)のレベルを選択しスケジュールを計算する。最後に、データは順方向データチャネル上で所望のBTS602から送信される。(もう1つの選択肢として、FCSSチャネル上の送信とBTSスケジューリングプロセス圧縮して、同フレームで行われるようにして、4フレームではなく3フレームにプロセス全体を低減してもよいことが理解されよう。)利点としては、スケジューラの同期を取るための逆送マルチキャスト技術は、単純で明解な解決手段をBTSの同期化にも提供する。BTS602は、パケットの繰返しや空白無しで同期化されたままである。しかしながら、この技術には、待ち時間を小さくするために広い逆送帯域幅が必要である。

0021

一方、移動局の状態は、能動集合のBTS602に対して、無線(OTA)転送することができる。この実施形態において、BTS602は、MS402からの帰還によって、どんなパケットが最後に送信されたかを判定する。MS402は、最新の送信、例えば、最後に受信されたパケット、空白を含む正しく受信された全パケット、現在のMCSレベル、(非同期セルを有するシステムにおいて)旧セルと新規セル間の差分タイミングオフセットに関するいくつかの異なる相補的な情報を伝える。周波数と転送毎の情報量は明らかに、オーバヘッドを低減するために最小化する必要がある。この転送は、セル選択メッセージ中すなわち単独メッセージにおいて行うことができる。1つの実施形態において、メッセージは、セル切替え中にのみ送信される。セルサイト選択のタイミングは、旧有効BTSからの最終パケット送信とほぼ同時かあるいはその前である。従って、転送における情報は現在のものではなく、1フレームの「移動状態遅延」がセル選択中に転送される移動状態に存在する。

0022

図10は、本発明に基づく順方向リンクデータ転送とFCSSに対する移動状態のタイミングを示す。データチャネル1002は、順方向リンク上のパケットデータを示す。FCSS1004は、移動局が選択する2フレーム前の最良セルを示す。移動状態1006は、MS402によって受信された最後のパケットを伝える。セルの切替えは、縦線1008によって表される。移動状態1006は、順方向リンクに1フレーム分だけ常に遅れることに留意されたい(復調時間は無視できるものと仮定する)。旧有効BTS602から送信される最後のフレームは、前MCSレベルで所望のMS402、新規MCSレベルで所望のMS402、あるいは全く別のMS402に向けてもよいため、新規有効BTS602は、どのパケットで送信を始めるのか厳密に確証を持つことができない。新規有効BTS602は、追加情報を要求して、曖昧さを無くし、重複送信とパケット送信の失敗を回避する。この問題に対する1つの解決策は、新規有効BTS602が、移動状態遅延中に送信される旧BTS602のパケット数見積もり、旧BTSからパケットを重複することのないパケットをスケジュール化し、次に、ARQプロトコルに、(例えば、次の選択的再送ACKマップにおけるホールから)飛越したパケットを識別させることである。

0023

図11は、ARQ窓内におけるスケジューラ606に対する3つの可能な起点を示す。(8個の選択的再送ARQ窓と16個の列スペースは、一般的に小さく、説明のためだけに示していることに留意されたい。)。

0024

1.スケジューラ606は、まず最も古い否定応答のパケット(すなわち、PKT#0、PKT#1、PKT#2、PKT#3)から取り組む。大抵、この代表的なスケジューラは重複送信ができるように保証されている。

0025

2.新規BTS602は、MS402から受信された最後の肯定応答から、旧BTS602の最適進行を計算することができる。次に、新規有効BTS602は、旧BTS602が移動状態遅延中に処理できたであろう最大数のパケットだけ前方にジャンプする。新規BTS602が旧BTSで用いられていたMCSレベルを認識している場合、計算は正確である。そうでない場合、この計算は難しく及び/又は不正確である。

0026

3.新規有効BTS602は、ARQ窓の終わり(すなわち、PKT#7、PKT#6、パケット5等)から後方向に機能し始め、ACKを受信すると、窓の基部から機能を再開することができる。窓が大きい場合、このことは必要以上に大きい再配列バッファを発生し、また遅れの変動と実時間稼動をサポートする能力に影響を及ぼす。

0027

2つの具体的なOTAの具体化オプションについて、以下で検討する。

0028

1)状態の完全な転送

0029

移動局は、有効セル選択における各々の変動と共に完全な肯定応答(ACK)を新規有効BTS602に送る。完全なACKは、唯一パケットシーケンス番号と提供されるシーケンス番号に対する現在のARQ窓内において受信される全パケットを識別するビットマップを含むのが好ましい。この技術には、逆送更新が要求されないという利点がある。不都合な点は、完全なACKメッセージは非常に大きく、頻繁に送信できないことである。

0030

2)状態の増分転送

0031

MS402は、セル切替え中だけでなく、最後に受信されたパケット数を周期的にBTS602に通知する。このような周期的な更新は、フレーム毎に、いくつかの複数のフレーム毎に、あるいはACKメッセージと同時に受信できる。メッセージは、能動集合における各BTS602によって受信されなければならない。更新は記憶され(キャッシュに入れられ)、またセル切替えが起きる時、状態を構築するために用いられる。このような技術にもまた、逆送更新が要求されないという利点がある。また状態メッセージがACKメッセージよりも頻繁に送られる場合、逆方向リンクメッセージ毎に用いられるビットは少なく、アップリンクメッセージの損失に対して強固である。不都合な点は、メッセージが、能動集合における全BTS602に到達するためにより大きいパワーを要求する場合があることである。

0032

逆送とOTAを用いる解決策を組み合わせることで、全体の性能を改善しても良い。逆送遅れは、短期的にはOTA解決策を用いることによって、また長期的には逆送マルチキャストを用いることによって解決してもよい。例えば、逆送はNフレーム毎に送ることができる。補完的な方法として、要求される信号送信帯域幅は逆送更新によって狭くしてもよい。シーケンス番号は逆送更新間の期間で一意であればよく、より少ないビットで表してもよい。更に、逆送更新は、送信失敗した、あるいは誤った移動状態送信によるあらゆる誤り補正を行う。

0033

また逆送メッセージ送信を用いて、前節で述べた「移動状態遅延」を補正してもよい。旧有効BTS602は、新規有効BTS602に対して送信完了した最後のパケットについて通知する。新規BTSが前方に飛越えパケットの重複を回避したと仮定すると、新規BTSは、旧BTSの最後に送信完了したパケットとFCSSのハンドオフ後に送信された初期パケットの間でスキップされたパケットを送信することができる。

0034

2重チャネルハイブリッドARQについては、1999年11月17日に出願されたキュダック(Cudak)らによる米国特許申請番号第09/442、250号の中に記載されている。その基本的な考えは、ストップアンドウェイトハイブリッドARQの強度(容量利得、低メモリ要求事項)を全チャネル利用と組み合わせることである。高速帰還が要求され、分散構成を用いる必要がある。

0035

簡単に言えば、1つの実施形態において、MS402とBTS602は、CDMA無線インターフェイス上で互いに無線で通信を行う。データパケットはCBSC608において待ち行列に入った後、CBSCに接続された適当なBTS602に配信される。逆方向パイロットチャネル(R−PICH)と逆方向送信セクタ表示用チャネル(R−TSICH)の構造を図12に示す。R−TSICH1206は、要求セクタを示すために用いられる逆方向リンク信号であり、その要求セクタから、ネットワークはそのデータ送信を移動局に対して行う。各パワー制御グループにおける最後の256個のR−PICH1204記号(すなわち、1.25ミリ秒)は、出力ポート1202においてR−TSICHに対応する符号を用いてマスキングされる。ネットワーク中の各セクタは固有符号によって識別される。これらの符号は、一連の256個の直交ウォルシュアダマール符号から選択される。ネットワークは、セクタを認識し、このセクタから、データはセクタに専用のR−TSICH符号を検出することによって要求される。R−TSICHのマスキングは、パワー制御グループ(PCG)毎に繰返される。2重チャネルストップアンドウェイトARQは、ストップアンドウェイト方式プロトコルを並列化し、アイドル状態のチャネルにおいてARQプロトコルの個別のインスタンスを実際に走らせることによって解決手段を提供する。その結果、アルゴリズムの1つのインスタンスは、他のインスタンスが逆方向リンク上で肯定応答を伝えると同時に順方向リンク上でデータブロックを伝えることから、システム容量に無駄が生じない。パケットシステムにおいては、単一のユーザが一連のタイムスロット上でチャネル全体を占有することが多い。

0036

図13は、本発明に基づく2重チャネルハイブリッドARQモデルブロック図であり、単一のユーザがチャネルを使用している場合を示す。図13は、スロット溝が付いたデータチャネル上の単一の発信元と宛先から成るシステムをモデル化したものである。そのモデルは、データチャネルを偶数奇数のタイムスロットに分割しARQプロトコルの独立インスタンスを識別する。偶数又は奇数状態は、順方向データチャネル(F−DCH)上で逐一信号送信される。データブロックがネットワークから到着し、発信元で待ち行列1302に入れられる。次に、発信元は、2重チャネルシーケンサ1304を用いて、データブロックを偶数送信器1306か奇数送信器1308のいずれかに入れる。一旦入れられると、各送信器1306、1308は、データチャネル上のデータブロック及び対応付けられた制御チャネル上のシーケンスビットを送信することによって、偶数1310あるいは奇数1312のタイムスロット各々において、従来のストップアンドウェイトARQアルゴリズムを実行する。発信元と同様に、宛先側の装置も、偶数1310と奇数1312各々のタイムスロット(別名5ミリ秒フレーム)からブロックを受信する奇数受信器1320と偶数受信器1314の両者を含む。各受信器1320、1314は、独立したハイブリッドARQ復号器1316、1318と接続される。ハイブリッドARQ復号器は、個別の帰還チャネル上でのデータブロックの成功(あるいは失敗)を信号送信する。ハイブリッドARQ復号器1316、1318は、現在のシーケンス番号に対して、失敗試行から全ての記号を記憶する。多くても、1組の偶数記号と1組の奇数記号が、偶数と奇数のハイブリッドARQ復号器1316、1318によって各々記憶される。独立した帰還チャネルがストップアンドウェイトの各インスタンスをサポートするために存在する。帰還チャネルは、ダウンリンク送信のすぐ後に続くフレームにおいて逆方向リンク上でスケジュール化される。動作中、MS402は、セクタを選択することが好ましいが、このセクタから、その能動集合リストリンク品質に基づき順方向チャネル上のパケットデータを受信すること予想される。ネットワークにおける各セクタは固有符号によって識別される。BTS602はセクタを認識し、このセクタから、セクタ専用のR−TSICH符号を検出することによってMS402はデータを要求する。CBSC608で待ち行列に入ったパケットデータは、奇数と偶数のパケットデータストリームに分割される。BTS602における送信スロットもまた、奇数と偶数スロットに分割され、待ち行列に入ったパケットデータと送信スロットは1対1で対応している、すなわち、偶数待ち行列に入ったデータは常に偶数スロットから、奇数待ち行列に入ったデータは常に奇数スロットから送信される(あるいはまた、その逆も可)。偶数パケットは1つ又は一連のいくつかの偶数パケットから構成してもよく、また奇数パケットは1つ又は一連のいくつかの奇数パケットから構成してもよいことに留意されたい。奇数又は偶数パケットの内1つが正確に復号化される場合、MS402は、即時ACKを対応するBTS602に送り、そうでない場合、パケットは次の対応する奇数又は偶数スロットにおいてBTS602から再送信される。このACKは、複数のBTS602においてACKを復号できるように、より大きいパワーで送ることができることに留意されたい。ACKがMS402によって送られたが、BTSによって受信されない場合、次のインスタンスにおける選択されたBTS602は同じパケットを再送する。しかしながら、MS402はパケット受信の際にそのパケットを破棄する。

0037

0/1シーケンス番号は、ACKタイミングに基づく暗黙の偶数/奇数に用いられると仮定する。一方、IPシーケンス番号は適宜用いることができる。同期化方法によって、旧パケットは完了していないが、新規パケットが送信(あるいは異なるMCSを用いて再送信)する場合、旧パケットに対応付けられたハイブリッドARQ状態は、受信器においてフラッシュしなければならない。このような環境下でグループ化されたパケットには、特別な注意を払わなければならない。

0038

ハイブリッドARQの利得を提供することに加えて、2重チャネルハイブリッドARQは、都合の良いことにMCS選択に対して強固であり、移動記憶量を低減する更に小さいシーケンススペースを必要とし、選択的再送ARQよりも小さいシーケンス番号のオーバヘッドを必要とし、また容易に重複検出を行う(重複は、チャネル復号化の前に、個別に符号化されたヘッダから識別できる)。

0039

ARQ同期化の実行には、4つの方法がある。

0040

1.「中止

0041

偶数と奇数のパケット両方を放棄し、偶数と奇数ARQ両方を新規セルに直ちに切替える。

0042

2.「待機

0043

偶数と奇数のARQを新規セルに切替える前に、偶数と奇数のパケット両方が終了(完了あるいは中止)するまで待機する。

0044

3.「スタッガ

0045

ARQを新規セルに切替える前にパケットが終了するまで待機するが、偶数と奇数のARQを別々に切替える。

0046

4.「継続」

0047

偶数と奇数のARQを直ちに切替え、新規セルにおいて両ARQを継続する。

0048

上述の4つの方式は、本明細書において上述したハイブリッド逆送とOTA方式とに組み合わせることで、待ち行列とARQの同期化を達成できる。好適な実施形態には、本明細書において以下で述べるようなスタッガ方式が用いられる。もう1つの好適な実施形態には、同じく本明細書において以下に述べるような継続方式が用いられる。中止方式は、送信に無駄が生じて、システム容量が少なくなり、干渉が増加するため好ましくない。待機方式は、ARQ(例えば、偶数)の1つが終了し、他方(例えば、奇数)が終了していない場合、チャネルをアイドル状態のままにしておくことがあるため好ましくない。最後に、「ARQミラリング」と称される増分状態転送もまた本明細書において以下で述べる。

0049

図14は、本発明に基づく逆送マルチキャストを用いるスタッガ方式を示す。データチャネル1402は、順方向チャネル上のパケットデータを示す。逆送マルチキャスト1404は、能動集合のBTS602に送られる現在のスケジュールを示す。FCSS1406は、2フレーム前に最良セルを選択する。ACK1408は、偶数と奇数データに対して送られる肯定応答を示す。スタッガ方式は、以下のように動作する。

0050

1.セルあるいはセクタ切替え中に、新旧両方のBTS602が、偶数と奇数のACKを受信する。ACKは新規BTSに、ARQが終了し、チャネルが使用可能であることを知らせる。

0051

2.新規BTS602は、次のパケットにジャンプする。次のパケットは、偶数と奇数チャネルの見積もりによるグループ化と成功に基づいて計算される。計算済パケットが既に送信に成功している場合、新規パケットは再送パケットである。計算済パケットが、旧セルが完了するよりも更に待ち行列にある場合、ホール(いくつかのスキップされたパケット)が存在する。

0052

3.ARQが終了することによって、旧BTS602から新規BTS602に、肯定応答情報と共に、新たな逆送メッセージのトリガがかけられる。逆送メッセージは、計算によらない厳密な待ち行列状態を提供する。

0053

このような方式の恩恵は、既存の肯定応答帰還よりOTA信号送信が少なくて済むことである。不利な点としては、ACKはハンドオフ中に両BTS602によって受信するために幾分パワーが大きくなければならず、また移動遅延によって計算が不正確になることである。

0054

図15は、本発明に基づくOTA信号送信を用いる継続方式を示す。データチャネル1502は順方向チャネル上のパケットデータを示す。FCSS1504は2フレーム前に最良セルを選択する。ACK1506は奇数と偶数チャネルの移動局の肯定応答を示す。移動状態1508は、移動局によって最後に受信されたパケットのシーケンス番号を示す。エコー対象MCS1510は、前回の状態におけるMCS割当てを示す。継続方式は、以下のように動作する。

0055

1.セルサイトの切替えメッセージは、新規BTS602に最後に受信されたパケットシーケンス番号と現在のフレーム割当て(例えば、MCSとマルチコード番号)を通知するメッセージを伴う。新規BTSは、この情報を用いて、現在のパケットあるいは新規パケットの再送に理論的に備える(前方へのジャンプ)。

0056

2.切替え中、ACKは、新規BTSに向けられる。ACKが受信されると、理論的な選択の1つにトリガがかけられる(再試行あるいは新規パケット)。

0057

3.一旦ハンドオフが完了し逆送メッセージが受信されると、前方ジャンプからの全てのホールを埋め戻すことができる。

0058

利点として、旧BTS602との通信は、山、建物交差点等のために旧BTSが突然見失われる状況において、性能損失が生じることなく直ちに終了できることが挙げられる。別の利点は、この方式は逆送に依存しないことである。第3の利点は、セル切替え中に追加メッセージが存在しさえすればよいことである。不利な点は、不確定な場合、新規割当てが以前のものと一致せず、パケット損失の可能性が生じることである。

0059

更にもう1つの同期化方式はARQミラリングである。この方式において、能動集合における全BTS602は、逆送更新によって初期的に又周期的に同期を取ることが好ましい。更新間の同期化は、能動集合における各BTSに、現在のBTSの無線リンク制御(RLC)を「ミラリング」させることによって達成される。能動集合における全BTSは、送信成功パケットからACKを受信し、それに応じて各々の状態を更新する。現在のBTSのみが送信を行う。より大きいパワーACKを用いなければならない場合がある。同期化の損失は、公知の重複検出手順によって対処する。

0060

図16は、本発明に基づくBTS602を示す電気系統例のブロック図である。BTS602は、MS402からメッセージを受信するための送受信器1602から構成され、このメッセージはMS402に引続き送られるフレームデータを送信するために用いられる好適なセルサイトのMS402による選択を示す。更にBTS602は、メッセージを処理し送受信器1602を制御するための送受信器1602に接続されるプロセッサ1604から構成され、このプロセッサ1604は、データ待ち行列1618を記憶するためのメモリ1608に接続されている。更にBTS602は、CBSC608と通信を行うためのプロセッサ1604に接続されたネットワークインターフェイス1606から構成される。メモリ1608は、基地局602が好適なセルサイトの基地局である場合、プロセッサ1604がフレームデータの送信をスケジュール化するようプログラムするためのスケジューラプログラム1610から構成される。送信パラメータは、送受信器1602と協働して、知の技術によって集められた、最新測定対象チャネル干渉情報から、プロセッサ1604によって決定される。また、基地局602が好適なセルの基地局ではないが移動局402に対応付けられた能動集合の基地局の構成要素である場合、フレームデータの移動局402による受信の通知に応じて、フレームデータの送信を反映するためにプロセッサ1604がデータの待ち行列1618の同期を取るようにプログラミングするための待ち行列同期装置1612をメモリ1608は含む。1つの実施形態において、更にメモリ1608は、本発明に基づき、プロセッサ1604が送受信器1602と移動局402と協働し自動再送要求機能を提供するようにプログラミングするための自動再送要求プログラム1614を含む。メモリ1608はまた、基地局602を一意的に識別するためのBTS識別子1616も含む。

0061

図17は、本発明に基づく移動局402を示す電気系統例のブロック図である。MS402は、複数のセルサイトから送信される信号の送信品質測定を行うための送受信器1702から構成され、この測定は公知の技術によって行われる。更にMS402は、送信品質測定を処理して、移動局402に引続き送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトの選択を行うための送受信器1702に接続されるプロセッサ1704から構成される。プロセッサ1704は、複数のセルサイトの1つにおいて移動局402に対応付けられた少なくとも1つの能動集合の基地局602に選択を送信するようプログラムされている。MS402はまた、公知の技術によって、ユーザとのインターフェイスを取るためのユーザインターフェイス1706から構成することが好ましい。MS402はまた、ソフトウェアと本発明に基づき利用される変数を記憶するためのプロセッサ1704に接続されるメモリ1708を含む。上述のように、メモリ1708は、プロセッサ1704が最良のBTS602を選択するようにプログラミングするためのBTSセレクタ1710から構成されている。メモリ1708はまた、プロセッサ1704が、正確に復号化されたデータパケットに応じて、送受信器と協働して自動再送要求機能に加わるように、また少なくとも好適なセルサイトの基地局に肯定応答を送るようにプログラミングするためのARQ処理プログラムを含む。更にMS402は、プロセッサ1704が、移動局402に対応付けられた少なくとも1つの能動集合の基地局による選択を受信するのに充分なパワーで最良のBTS602の選択を送信するように、また移動局402に対応付けられた少なくとも1つの能動集合の基地局602による肯定応答を受信するのに充分なパワーで肯定応答を送信するようにプログラミングするためのパワー制御プログラム1714を含む。メモリはまた、MS402を識別するためのMS識別子1716を含む

0062

図18は、本発明に基づく分散構成デジタル無線通信システムの動作を示す流れ図である。この流れ図は、移動局402が、引続き移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを選択する(1802)段階から始まる。このために、移動局402は、現在のフレームデータの間に移動局に対応付けられた能動集合の基地局602の送信を監視して、引続き移動局に送られるフレームデータを送信するための好適なセルサイトを決定し、移動局から能動集合の少なくとも1つの基地局への逆方向リンク送信によって好適なセルサイトを識別する。

0063

次に、好適なセルサイトの基地局602は、フレームデータの送信をスケジュール化し(1804)、送信速度、符号化変調方式レベル及びマルチコード番号等の送信用パラメータは、最新測定対象チャネルとインターフェイス情報、例えば、搬送波対干渉比率、受信された信号強度、あるいはビット誤り率から、基地局によって決定される。引続き、基地局602は、好適なセルサイトからフレームデータを送る(1806)。各フレームデータを用いて、ARQ機能が提供される。1つの実施形態において、ARQ機能は集中制御されるが、例えば、公知の技術によってCBSC404において実行される。この実施形態において、ARQ機能は選択的再送ARQ機能であることが好ましい。

0064

もう1つの実施形態において、ARQ機能は分散され、基地局602において提供され、利点として、帰還遅れを低減する。この実施形態において、能動集合における基地局602は、移動局402からのアップリンク送信を監視して、ARQ肯定応答を検出することが好ましい。移動局402は、少なくとも1つの符号化変調レベル、マルチコード番号、及び順方向リンク送信を送る間に好適なセルサイトの基地局602によって用いられるパケット番号報告を含むARQ肯定応答を返すことが好ましい。1つの実施形態において、移動局402は、能動集合の全基地局602が受信するのに充分な電力レベルで送信されるARQ肯定応答を返す。

0065

基地局においてARQ機能を実行するための技術は、奇数と偶数のフレームデータを個別のARQチャネルにおいて処理し偶数と奇数のARQ機能を生成する2重チャネルハイブリッドARQ技術によってARQ機能を実行するものである。また現在のセルから新規セルへ切替える場合、対応する現在の偶数又は奇数のパケットが終了した後、偶数と奇数のARQ機能を個別に切替え、現在のセルの見積もられたグループ化と送信の成功から、新規セルにおける開始パケットシーケンス番号の計算を含んでいる。ARQ機能を実行するためのもう1つの技術は、奇数と偶数のフレームデータを個別のARQチャネルにおいて処理し偶数と奇数のARQ機能を生成する2重チャネルハイブリッドARQ技術によってARQ機能を実行するものである。また現在のセルから新規セルへ切替える場合、偶数と奇数のARQ機能を直ちに切替え、新規セルにおいて偶数と奇数のARQ機能を継続するものである。基地局602においてARQ機能を提供するための更にもう1つの技術は、奇数と偶数のフレームデータを個別のARQチャネルにおいて処理し偶数と奇数のARQ機能を生成する2重チャネルハイブリッドARQ技術によってARQ機能を実行するものである。また逆送更新によって初期的に又周期的に能動集合の移動局402おいて基地局の同期を取るものであり、また能動集合における基地局によって、逆送更新間における好適なセルサイトの基地局の無線リンク制御状態をミラリングするものである。

0066

1つの基地局によって同時に複数の移動局接続に対処する場合、基地局は、n個のフレームデータを個別のARQチャネルにおいて処理しnARQ機能を生成するn—チャネルハイブリッドARQ技術によってARQ機能を実行する。現在のセルから新規セルへ切替える場合、与えられた集合の対応する現在のパケットが終了した後、nARQ機能を各々個別に切替え、現在のセルの見積もられたグループ化と送信成功から、新規セルにおける開始パケットシーケンス番号の計算を含んでいることが理解されよう。一方、ARQ機能は、n個のフレームデータを個別のARQチャネルにおいて処理しn個のARQ機能を生成するn—チャネルハイブリッドARQ技術によってARQ機能を実行することによって提供できる。また新規セルに切替える場合、nARQ機能を各々直ちに切替え、新規セルにおいてnARQ機能を継続する。ARQ機能を提供するための更にもう1つの技術は、nフレームデータを個別のARQチャネルにおいて処理しn個のARQ機能を生成するn—チャネルハイブリッドARQ技術によってARQ機能を実行するものである。また、逆送更新によって初期的に又周期的に能動集合の移動局おける基地局の同期を取り、能動集合における基地局によって、逆送更新間における好適なセルサイトの基地局の無線リンク制御状態をミラリングするものである。

0067

再び図18において、移動局402に対応付けられた能動集合の基地局602は、そのフレームデータの送信を反映するために各々のデータ待ち行列の同期を取る(1808)。1つの実施形態において、待ち行列同期化は、好適なセルサイトの基地局602からの逆送マルチキャストを介して、基地局の待ち行列の状態を、能動集合の移動局402における他の基地局に伝えることによって達成される。もう1つの実施形態において、待ち行列同期化は、移動局402から能動集合の移動局における少なくとも1つの基地局602に、移動局によって受信される最新の送信に関する情報を伝えることによって達成される。MS402は、新規のフレームデータに対してBTS602を選択する時であるかどうかをチェックする(1810)。そうでない場合、MSはチェックを継続する。新規のフレームデータに対してBTS602を選択する時であれば、流れ図は段階1802に戻る。

0068

本発明が分散構成デジタル無線通信システムを提供するための方法及び装置から構成されることは、上述した開示内容から明らかである。1つの実施形態において、利点として、本発明によって、スケジューリング機能がネットワーク端に移され、逆送遅延を無くすことによって、BTSは、スケジューリングのための最新チャネル情報を用いることが可能になる。もう1つの実施形態において、利点として、本発明によって、ARQ機能もまたネットワーク端に移されることによって、ARQの遅延を低減でき、これによって従来の選択的再送ARQ方式に必要なMSメモリが、特にハイブリッドARQを用いることで大幅に低減される。

0069

本発明の多くの修正及び変更が、上述の説明に基づき可能である。従って、付随する請求項の範囲内において、本発明は、本明細書において具体的に上述した以外でも実践できることを理解されたい。

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