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技術 表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示するための方法及び表示面において表示オブジェクトを表わすグラフィック画像の表示を更新するための方法

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 レスターディー.ネルソンエリザベスエフ.チャーチルディビッドエヌ.スノードンローランドゥヌ
出願日 2003年3月19日 (16年3ヶ月経過) 出願番号 2003-074665
公開日 2003年12月5日 (15年7ヶ月経過) 公開番号 2003-345488
状態 未査定
技術分野 イメージ処理・作成 表示装置の制御、回路 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード アタッチメント部品 切断地点 不規則面 三次元特性 タッチ式スクリーン 幾何学的経路 波形関数 ボーダ領域
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重要な関連分野

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図面 (20)

課題

表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示するための方法を提供する。

解決手段

表示オブジェクトを取得し、この表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成し、このグラフィック画像を修正し、さらにこの修正されたグラフィック画像を表示することによって、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示する。ここで、オブジェクト切り裂かれたり、折り曲げられたり、折り畳まれたり、ある角度に向けられたように見えるようにユーザによって操作されることができる。さらに、表示オブジェクトを表示面にディジタル式張り付けるためのアタッチメント部品は、ディジタルステープル、ディジタルプッシュピン、ディジタルテープ等を含む。

概要

背景

概要

表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示するための方法を提供する。

表示オブジェクトを取得し、この表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成し、このグラフィック画像を修正し、さらにこの修正されたグラフィック画像を表示することによって、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示する。ここで、オブジェクト切り裂かれたり、折り曲げられたり、折り畳まれたり、ある角度に向けられたように見えるようにユーザによって操作されることができる。さらに、表示オブジェクトを表示面にディジタル式張り付けるためのアタッチメント部品は、ディジタルステープル、ディジタルプッシュピン、ディジタルテープ等を含む。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

表示オブジェクトを取得するステップと、前記表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成するステップと、前記グラフィック画像を修正するステップと、修正された前記グラフィック画像を表示するステップと、を含む、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示するための方法。

請求項2

前記修正するステップは、前記グラフィック画像上で変換を実行するステップを含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記変換は、前記グラフィック画像が切り裂かれたように見えるように変換する、請求項2に記載の方法。

請求項4

前記変換は、前記グラフィック画像が折り曲げられたように見えるように変換する、請求項2に記載の方法。

請求項5

前記変換は、前記グラフィック画像が折り畳まれたように見えるように変換する、請求項2に記載の方法。

請求項6

前記変換は、ワーピング及びエッジ検出を含む、請求項2に記載の方法。

請求項7

前記修正するステップは、前記グラフィック画像をクリップするステップを含む、請求項1に記載の方法。

請求項8

入力用に表示された、修正された前記グラフィック画像をモニタするステップと、入力に応じて第2のグラフィック画像を生成するステップと、前記第2のグラフィック画像を修正するステップと、前記修正されたグラフィック画像を除去するステップと、前記除去するステップに応じて、修正された前記第2のグラフィック画像を表示するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。

請求項9

入力に応じて前記表示オブジェクトを更新するステップをさらに含み、前記生成するステップが、更新された前記表示オブジェクトを表わす第2のグラフィック画像を生成することを含む、請求項8に記載の方法。

請求項10

入力を受け取るステップと、前記入力に応じて第2のグラフィック画像を生成するステップと、表示面から前記グラフィック画像を除去するステップと、前記除去するステップに応じて、前記第2のグラフィック画像を表示するステップと、を含む、表示面において表示オブジェクトを表わすグラフィック画像の表示を更新するための方法。

請求項11

入力用の前記グラフィック画像をモニタするステップをさらに含み、前記入力を受け取るステップが、前記グラフィック画像から入力を受け取ることを含む、請求項10に記載の方法。

請求項12

前記表示オブジェクトでの変更のために前記表示オブジェクトをモニタするステップをさらに含み、前記変更は受け取った前記入力を示す、請求項10に記載の方法。

請求項13

前記入力に応じて前記表示オブジェクトを更新するステップをさらに含み、前記第2のグラフィック表示は、更新された前記表示オブジェクトを表わす、請求項10に記載の方法。

請求項14

表示オブジェクトを取得するステップと、前記表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成するステップと、前記グラフィック画像を修正するステップと、修正された前記グラフィック画像を表示するステップと、をコンピュータに実行させ、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示することを該コンピュータに実行させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は概してグラフカル・ユーザ・インタフェース(「GUI」)における情報の表示に係り、詳細には、GUIにおけるオブジェクトの配列、操作及び表示のためのシステム及び方法に関する。

0002

情報を取得し、表示し、さらに管理するためにコンピュータシステム及びソフトウェアプログラムを使用することは、日常生活の一側面となっている。表示領域が制限されることにより、限られた表示領域内で情報をより好ましく組織化し表示する要望が高まっている。情報の表示を組織化し、一般のコンピュータプログラムの使用を概して簡略化するための現在の技術は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(「GUI」)と称されることが多い。現行のGUIは一般に、マウス等のある種の制御装置、又はタッチ式スクリーンを利用して表示画面上のテキスト、画像、及びその他のオブジェクトを操作する。これらのオブジェクトは、アイコンウィンドウメニュー、及び、コンピュータプログラムの使用によって頻繁に表示されるその他の画像を含むことがある。

0003

代表的なGUIの共通する特徴は、ディジタルシステムで容易に実現される規則性表示要素(ウィンドウ、ウィンドウ内のペイン、ペインやアイコン等内のオブジェクト)を配置させるという暗黙の設計を想定することである。例えば、図1及び図2は、平坦境界101、102、103、104、105、共通の方向性オリエンテーション)、及び同一のGUIのタイル式(図1)とオーバーラップ式(図2)の両バージョンに共通のウィンドウ110、111、112、113、114、115、116の静的動作を示している。図3は、それぞれが暗黙的規則性で表示されている数個のアイコン201n、及びウィンドウ202nを備えた代表的デスクトップGUIを示している。

0004

最新GUI技術は、「パイルメタファー等のオブジェクトの物理的配置を利用するように定義されている。しかしながら、オブジェクトをきちん順序正しく重ねて配置させるこのような技術でも、他のGUIで通常見出される規則性を依然として示している。

0005

一部のGUI技術では、重なり合わないようにウィンドウを位置付けるためにスクリーン上の空きスペースを利用する。例えば、動的スペース管理は、ドラッグされたウィンドウがドロップされることができる、元の宛先に最も近接した空きスペースを見出し、この空きスペースにドラッグされたウィンドウを自動的に移動させることによって重なり合いを回避するウィンドウ・マネジャーを含む。このアプローチの変形において、ドラッグされたウィンドウはその選択された宛先に留まるが、重なり合うウィンドウは最も近い利用可能な空きスペースに自動的に移動される。

0006

さらに他のGUIは、三次元グラフィック環境におけるオブジェクトを表示する。ユーザは、オブジェクトと、バーチャル(virtual)環境内にある操作を明示的に処理することもできる。しかしながら、二次元文書アーチファクト等の情報ディスプレイがこのような環境に組み込まれる場合、種々の(フラット)像面はそれぞれ基本デスクトップGUIを反映する。例えば、図4図5及び図6は、マイクロソフト社タスクギャラリー商標)の3つの異なったGUIを示している。図示されるように、これらGUIはそれぞれ、三次元環境において標準ウィンドウを配列するための同様のアプローチを使用する。

0007

図4に関して、ウィンドウ301n及びアイコン302nは、一部のオブジェクトが他のものよりも遠く離れて見えるようにパレット303に配列されている。同様に、図5において、ウィンドウ304nはスタンド305、306、307上で重なり合うようにして配列される。図6は、ウィンドウ304(図5)の1つがユーザによって見る目的で選択された場合の拡大図である。

0008

三次元GUIのもう1つの例は、図7に示される三次元ワークスペース・マネジャー400(http://www.3dwm.org)である。図7に示されるGUIプログラム遠隔デスクトップ401、402、403を三次元空間にマップするが、個々のウィンドウを三次元空間にマップする機能を有していない。その他のGUIに関する記載と同様に、三次元ワークスペース・マネジャー400は三次元平面上でマップされる四角形としてウィンドウを表示する。

0009

図8は、ゼロックス・パロ・アル研究センター(Xerox PARC)によって提供されるウェブフォレージャ(Web Forager)500を、周知の三次元GUIのさらに別の例として示している。ウェブ・フォレージャは本のメタファーを利用し、ウィンドウをスクロールする代わりに、ユーザは本501を使用しているかのように三次元空間にマップされるページをめくることができる。ウェブ・フォレージャも、すべてのオブジェクトが正方形矩形のような規則性を有するであろうことを示す。

0010

周知の文書管理のために付与される別のGUIとして、データ・マウンテン510が図9に示される。データ・マウンテン510は、ユーザが二次元インタラクティブ技法を用いて三次元デスクトップの仮想環境において傾斜面512上の任意の位置に文書サムネイル511nを配置することを可能にする。データ・マウンテン510は、ユーザが既存のサムネイル間に文書サムネイル511nを移動させることを可能にする。サムネイルが移動している時に、他のサムネイルが経路から外れるが、ユーザは、移動が終了した場合にすべてのサムネイルがどこにあるかを指示する視覚的キューが依然として見えている。

0011

上述されたような現存のGUIの欠点の一つは、タイル表示ウィンドウ表示、正方形、矩形等の規則性のある表示オブジェクトを配列する暗黙の設計想定をそれぞれ有することである。したがって、オブジェクトを不均一な方法で配列、表示及び操作することができるシステム及び方法を提供することは当該技術における進歩である。

課題を解決するための手段

0012

概略的に述べると、本発明は表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示するための方法を提供する。この方法は、表示オブジェクトを取得し、この表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成し、このグラフィック画像を修正し、変換されたグラフィック画像を表示するそれぞれのステップを有する。記載された方法は、不均一な方法でオブジェクトを更新し、表示する能力を付与する。

0013

本発明の別の態様によると、表示オブジェクトを表わすグラフィック画像の表示を表示面において更新するための方法が提供される。この方法は、入力を受け取り、その入力に応じて第2のグラフィック画像を生成し、そのグラフィック画像を表示面から除去し、この除去するステップに応じて、第2のグラフィック画像を表示するそれぞれのステップを有する。

0014

本発明の第1の態様は、表示オブジェクトを取得するステップと、上記表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成するステップと、上記グラフィック画像を修正するステップと、修正された上記グラフィック画像を表示するステップと、を含む、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示するための方法である。

0015

本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、上記修正するステップが、上記グラフィック画像上で変換を実行するステップを含むことを特徴とする。

0016

本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、上記変換が、上記グラフィック画像が切り裂かれたように見えるように変換することを特徴とする。

0017

本発明の第4の態様は、上記第2の態様において、上記変換が、上記グラフィック画像が折り曲げられたように見えるように変換することを特徴とする。

0018

本発明の第5の態様は、上記第2の態様において、上記変換が、上記グラフィック画像が折り畳まれたように見えるように変換することを特徴とする。

0019

本発明の第6の態様は、上記第2の態様において、上記変換が、ワーピング及びエッジ検出を含むことを特徴とする。

0020

本発明の第7の態様は、上記第1の態様において、上記修正するステップが、上記グラフィック画像をクリップするステップを含むことを特徴とする。

0021

本発明の第8の態様は、上記第1の態様において、入力用に表示された、修正された上記グラフィック画像をモニタするステップと、入力に応じて第2のグラフィック画像を生成するステップと、上記第2のグラフィック画像を修正するステップと、上記修正されたグラフィック画像を除去するステップと、上記除去するステップに応じて、修正された上記第2のグラフィック画像を表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする。

0022

本発明の第9の態様は、上記第8の態様において、入力に応じて上記表示オブジェクトを更新するステップをさらに含み、上記生成するステップが、更新された上記表示オブジェクトを表わす第2のグラフィック画像を生成することを含むことを特徴とする。

0023

本発明の第10の態様は、上記第1の態様において、上記ステップがそれぞれ、計算装置を用いて実行されることを特徴とする。

0024

本発明の第11の態様は、入力を受け取るステップと、上記入力に応じて第2のグラフィック画像を生成するステップと、表示面から上記グラフィック画像を除去するステップと、上記除去するステップに応じて、上記第2のグラフィック画像を表示するステップと、を含む、表示面において表示オブジェクトを表わすグラフィック画像の表示を更新するための方法である。

0025

本発明の第12の態様は、上記第11の態様において、入力用の上記グラフィック画像をモニタするステップをさらに含み、上記入力を受け取るステップが、上記グラフィック画像から入力を受け取ることを含むことを特徴とする。

0026

本発明の第13の態様は、上記第11の態様において、上記表示オブジェクトでの変更のために上記表示オブジェクトをモニタするステップをさらに含み、上記変更は受け取った上記入力を示すことを特徴とする。

0027

本発明の第14の態様は、上記第11の態様において、上記入力に応じて上記表示オブジェクトを更新するステップをさらに含み、上記第2のグラフィック表示は、更新された上記表示オブジェクトを表わすことを特徴とする。

0028

本発明の第15の態様は、表示オブジェクトを取得するステップと、上記表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成するステップと、上記グラフィック画像を修正するステップと、修正された上記グラフィック画像を表示するステップと、をコンピュータに実行させ、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示することを該コンピュータに実行させるためのプログラムである。

発明を実施するための最良の形態

0029

本発明を特定の実施の形態に関して説明する。発明の他の目的、特徴、及び利点は以下の説明及び図面を参照して明らかになるだろう。

0030

本発明の実施の形態は、GUIの使用によって不均一な方法でオブジェクトを表示し、配列し、及び操作するためのシステム及び方法を提供する。ここでの説明に従って、「オブジェクト」は、ウィンドウ、アイコン、画像、又は表示されるその他の見える画像として定義される。ここで定義される「グループ」は、同時に操作される複数のオブジェクトの配列又は組み合わせである。

0031

システム概観
実施の形態において、本発明は既存のGUI上にプログラムを層状に重ねることによって動作するように設計されるコンピュータプログラムを含む。例えば、このプログラムはマイクロソフト・ウィンドウズ(登録商標)内で機能するように構成されてもよい。既存のGUIの「グラフィカル・ツールキット」を変更することによって他の実施の形態を実行することもできる。あるいはまた、スタンドアロンプログラムを組み込んで既存のGUIで作動し、これにより、本発明の他の実施の形態を実行することもできる。本発明のすべての変形例及び実施の形態を多数のアプリケーション、コンピュータ、及び/又はその結果として多数のコンピュータ上で作動するGUIと通信して、インターネット等のネットワーク上で機能するように構成してもよいことは理解されるだろう。

0032

図10は、本発明の実施の形態を実行するのに好適な汎用コンピュータアーキテクチャ600を示している。汎用コンピュータ600は少なくとも、プロセッサ602、ディスプレイ604、及びカーソル制御装置605を含む。カーソル制御装置605は、マウス、ジョイスティック、一続きのボタン、タッチ式スクリーン、又はユーザがディスプレイ604上のカーソル又はポインタの位置を制御できるようにする他のいずれかの入力装置として実施可能とされる。汎用コンピュータは、ランダムアクセスメモリ607、外部記憶装置603、ROMメモリ608、キーボード606、及びモデム610をさらに含む。

0033

外部記憶装置603は、プログラムを実行することのできるマイクロソフト・ウィンドウズ(登録商標)等のオペレーティング・システム611と、Eメールアプリケーション、ニュースグループインターネットアプリケーション等のアプリケーション612を含み、さらにGUIを含んでもよい。

0034

実施の形態において、本発明はソフトウェアプログラム613(本明細書では「Messtop」と称されることもある)として構成されるが、このプログラムは異なる実施の形態によると、既存のGUIのツールキットを修正することによって既存のGUIとともに作動してもよいし、スタンドアロン構成として作動してもよい。

0035

当然のことながら、Messtopソフトウェアプログラム613等の本発明の実施の形態は、ソフトウェアプログラム、ソフトウェアオブジェクトソフトウェア機能ソフトウェアサブルーチンソフトウェア方式、ソフトウェア事例、コードフラグメントハードウェアオペレーション、又はユーザオペレーションを単一で又は組み合わせた形式であってもよい。

0036

本発明の実施の形態はこのように、図10の汎用コンピュータ600等のいずれかの汎用演算アーキテクチャ上で実行可能であるが、このアーキテクチャが本発明の実施の形態を実行する際に使用できる唯一のものであることを明確に限定するものではない。

0037

概要
図11は本発明の種々の実施の形態の幾つかの機能を示している。これらの機能はそれぞれ、機能をサポートする幾つかの異なる実行例と共に以下に詳述される。これらの機能には、ディジタルマテリアル処理701、直接操作管理702、外部インタラクティブ管理703、コンテンツ表示処理704、及び表示要素クリッピング705が含まれる。

0038

表示オブジェクトの切り落とし705は不均一な方法でオブジェクトの領域を取り除く能力を提供する。クリッピング多角形に対しディジタル表示オブジェクトを取り除く技術はよく理解されている。例えば、Java(登録商標)2プラットフォーム、Std. Ed. Version 1.3.1 は、多角形、矩形、直線及び曲線から構成される幾何学的経路を含む種々の形状定義付けと、任意形状の領域からの装置非依存仕様クリッピング領域を定義する。したがって、表示要素のクリッピング方法は本明細書では詳述されない。

0039

クリッピングは、動的ユーザ入力、又はシミュレーションプログラムや他の自律動因(例えば、表示されたオブジェクト上のネットワーク更新)等のその他の動的処理に基づいてオブジェクトに適用される。クリッピング領域は、持続的に表示されるディジタルオブジェクトを提供するためにクリップされたオブジェクトと共に永久記憶装置に保存されることもある。あるいはまた、クリッピング領域は、現在見えているディスプレイの一部である表示要素に一時的に加えられたり、表示要素が原形復帰できるように全体的に修正又は除去されることもある。

0040

内容表示処理704は、種々の方法で表示オブジェクトの外観を変形する能力を提供する。表示されたオブジェクトの外観を変形するための方法はよく理解されている(例えば、アドビ・フォトショップ)。従って、オブジェクトの外観を変形するための方法は本明細書では詳述されない。

0041

本発明の実施の形態によると、画像変換は本発明の種々の特徴及び機能を実行するために以下で詳述されるような、クリッピング、ディジタルマテリアル処理701、直接操作管理702、及び外部インタラクション管理703等のインタラクション機能に関連して使用される。これらの画像変換は、動的ユーザ入力、又は同時プログラム若しくはその他自律的動因等の他の動的処理に基づいて適用されることができる。

0042

画像変換の例として、自動ボーダ除去、膨出バルジ)、コントラストカールページ、カット、カット&ペースト、エッジ検出、エッジ強調広角フィッシュアイ)、孔、色の増減反転メサモザイクラジアル、矩形、リフロー角度回転セグメンテーションシェーディングシャドーイングシャープ化、引き伸ばしと縮小、タイル、遷移効果、透過、ボルテックス、ワーピング、波形、及びズームが含まれるが、これらに限定されない。

0043

直接操作管理
直接操作管理702の一例は、表示されたオブジェクト上に不規則且つ不均一なエッジを作成することである。不規則なエッジの作成は、外見がでこぼこ状のエッジのあるマテリアルや、切断されたエッジや、ポスティング面から持ち上げられたエッジを備えたオブジェクトを表示することを含む。

0044

でこぼこ状の又は切断されたエッジを備えたオブジェクトは、オブジェクトを幾何学的経路に沿ってクリッピングし、エッジ検出及び強調、ならびにシャドー生成等の変換を適用することによって形成される。でこぼこ状の又は切断されたエッジを備えたオブジェクトの例は図12に示される。図12において、オブジェクト801は、バディリスト802を含む。オブジェクト801は「切断」され、不規則エッジ803で表示されている。オブジェクト801の一部(重要でない部分)を表示しないことにより、他の情報を含む別のオブジェクト805が同時に見られる。

0045

結果としてオブジェクトが切断されたように見えたり、でこぼこエッジ803を備えたように見えるようになるユーザ・インタラクションは、マウス若しくは他の位置決め入力装置を経路に沿ってドラッグすること、経路若しくは他の位置決め入力装置を予め定義された若しくはユーザ選択された切断地点クリックすること、でこぼこ状のエッジのある若しくは切断されたマテリアル(表示オブジェクトの視覚マスク若しくはテンプレートの機能を果たす)の選択、でこぼこエッジを特定する空きスペースの検出等のセグメンテーションアルゴリズムの選択、又は定義済み無作為生成されたマスクの集合からの選択を含む。

0046

図13は、浮き上がったエッジ807を含むオブジェクト809の一例を示す。浮き上がったエッジ807を含む表示オブジェクト809は、幾何学的形状(曲線、多角形等)に沿ってオブジェクト809をクリップし、コンテンツのワーピング、エッジ検出及び強調、ならびにシャドー生成等の変換を適用することによって形成されてもよい。オブジェクト809は、バディリスト810等の重要な情報を含むことがある。オブジェクト809はウィンドウ811から浮き上がったように表示されるので、ウィンドウ811の内容とバディリスト810を含むオブジェクト809を同時に表示する。

0047

結果としてオブジェクトが浮き上がったエッジを含むように見えるようになるユーザ・インタラクションは、マウス若しくは他の位置決め入力装置をジェスチュアで(例えば、エッジ、角、若しくは指定された持ち上げ地点から内側に、又はそのために設計されたユーザインタフェース制御から)ドラッグすること、又は持ち上げ変換を実行する定義済みアニメーションアルゴリズムの選択を含む。

0048

可変オブジェクト
本発明の実施の形態によると、オブジェクトには異なる特性が割り当てられる。それぞれの特性は一部の基本的ルールにしたがってその様式を変化させることもある。例えば、オブジェクトは、上記のように切断可能であったり、折り曲げ可能であったり、又は、湾曲バックリング)、ローリング、折り曲げ等を含むある別の三次元特性において操作されるという特性を有することもある。さらに、オブジェクトは物理的マテリアル(例えば、金属、木材、ガラス等)に共通の特性が割り当てられることもある。オブジェクトが金属等の物理的特性が割り当てられると、金属が処理されるように処理されることができる(例えば、曲げ、折り畳み等)。

0049

バックリングは、持ち上げと同様な方法でディジタル式表現されることもできる。バックリングされた表示オブジェクトの表示は、幾何学的形状に沿ってクリッピングし、コンテンツのワーピング(例えば、波動関数)、エッジ検出及び強調、及びシャドー生成を含む変換を適用することによって実行される。

0050

図14は、一定のオブジェクト903とともに表示される湾曲されたオブジェクト901の例を示している。湾曲オブジェクト901は、限られた表示領域910内のオブジェクト903の大半部分が見えるようにしている。

0051

結果としてオブジェクトが湾曲されたものとして表示されることになるユーザ・インタラクションは、マウス若しくは他の位置決め入力装置をジェスチュア(例えば、エッジ角若しくは他の指定された持ち上げ地点から要素を突出させたり、そのために指定されたユーザインタフェース制御)でドラッグすること、又は持ち上げ変換を実行する定義済みアルゴリズムの選択を含む。

0052

オブジェクトの方向性
図15は、角度を成した(斜めの)オーバーラップ形式で表示される複数のオブジェクト1001、1002、1003及び1004の表示を示している。図15は、バディリストを含むオブジェクト1001と、それぞれがヘルプファイルを表示する一連のオブジェクト1002、1003及び1004と、作業コンテンツのウィンドウ1005と、を示す。この技術は限られた表示領域1010内のマテリアルのそれぞれが部分的に見えるようにする。個々のオブジェクトは容易に見分けられ、異なる角度で他のマテリアルと見分けることができる。

0053

結果としてオブジェクトが角度を成した方向性で表示されることになるユーザ・インタラクションは、一地点を中心として円を描くようなジェスチュアでマウス又は他の位置決め入力装置をドラッグすること、定義済み又はユーザ選択による回転地点でマウス又は他の位置決め入力装置をクリックすること、角度の数値選択、及び定義済みの又は無作為に生成された方向性の集合からの選択を含む。

0054

折り畳み表示オブジェクト
折り畳んだエッジの作成は、上記したように既に折り畳んだ又はインタラクティブ形式で折り畳まれた表示オブジェクトを含む。

0055

折り畳み前のシーム継目)は後におけるインタラクティブ折り畳みを容易にする。これは、表示要素に対応付けられる予め確立された折り目等による空きスペース検出等のセグメンテーションアルゴリズムを用いて自動的に生成されることもある。図16に示されるように、折り畳みにより、ユーザは限られたスペース1110内の更なる情報を見ることができる。例えば、ブラウザウィンドウ1101には、他の情報を含む折り畳みバージョンのオブジェクト1103がオーバーレイされる。この折り畳みオブジェクトは他のオブジェクトの好適な境界上に配置され、最も近接した位置からより周辺に近い内容を再び分離する。この配置はオブジェクトの明示的なユーザ移動によるインタラクティブであったり、例えばセグメンテーション、内容の構造上の境界、又は「内容へのスナップ」や「フレームへのスナップ」等の半自動アプローチによって自動的に配置されることもできる。さらに、オブジェクトは多数の折り目を有するものでもよい。

0056

図17は、本発明の実施の形態による画像を折り畳むステップを実行するための方法を示している。この方法は、ユーザ動作応答して、ステップ1104から開始する。制御は論理ボックス1105に送られ、ユーザが折り目の始まる位置を特定する。折り目位置が決定されると、制御は論理ボックス1106に送られ、後述される折り畳み動作に対応して折り畳み領域の形状について決定される。論理ボックス1107において、折り畳み領域は、ディスプレイが折り畳まれるオブジェクトの上部を表示するのみであるように折り畳みの境界に沿ってクリップされる。論理ボックス1108では、矩形歪み、少なくとも一次元における引き伸ばし及び/又は縮小、折り畳み範囲で決定される関数ごとスキュー(例えば、角度上の回転)、エッジ検出及び強調、及びシャドーの生成等の画像変換が折り畳んだオブジェクトの表示可能な部分で実行される。論理ボックス1109において、変換された画像はディスプレイの画面上で表示される。

0057

折り畳まれたエッジ仕様を構成するユーザ・インタラクションは、経路に沿ってマウス又は他の位置決め入力装置をドラッグすること、定義済み又はユーザ選択された折り目地点でマウス又は他の位置決め入力装置をクリックすること、(表示要素用の視覚マスク又はテンプレートとしての働きをする)折り畳んだマテリアルの選択、折り目を特定する空白スペースの検出等のセグメンテーションアルゴリズムの選択、及び定義済みの又は無作為に生成された折り目の集合からの選択を含む。

0058

表示領域を越えて拡張するオブジェクト
図18及び図19は、表示領域1200を越えてオブジェクトを拡張させることができる本発明の実施の形態の一例を示している。例えば、図18においてオブジェクト1201、1202、及び1203は各オブジェクトの一部が表示領域1200の外側にある位置で斜めに配置されている。これらオブジェクト1201、1202及び1203を見ることは、パン及びズーム等により表示画面を移動させたり、又は図19に図示されるようにオブジェクトを表示範囲内に移動させることによって実現することができる。

0059

これら視野の変化を容易にするために種々のインタラクションを行なうことができる。実施の形態において、アクティブ化された場合にオブジェクトを永久に又は一時的に画面上で見えるようにする、部分的に見えるオブジェクト上にインタラクション地点が含まれる。例えば、クリップされたオブジェクトの角に触れることにより、オブジェクトを見えるように移動させたり、適切なパン及び/又はズームを自動的に開始させることにより表示画面を変化させることもできる。

0060

別の実施の形態は、図20及び図21に示すように、表示領域1300の周囲にアクティブ・ボーダ領域1301を付与する。フレーム1301はボタン、接触/熱感度、又はその他のバイオメトリック触手段を有するものでもよい。あるいはまた、ボーダは、ピクセルの一列/行等の表示画面自体の小さなストリップであってもよい。この領域1301の一部をアクティブ化させると、図21に示されるようにオブジェクト1302nが画面上で全体が見えるように表示領域1300から部分的に外れるという結果になる。

0061

不規則表面上のポスティング
図22に図示されるように、個々のオブジェクトの幾何学的形状が改変されたり変化されたりするのみならず、基礎ポスティング面1400(コンピュータのデスクトップ背景に相当する)もまた変化されることがある。これは、多層式表面で表示画面1400を図式的に湾曲させたり、あるいは画面の表示を修正することを含む。表示画面1400を湾曲させることは、図22に示されるように、オブジェクト1407、1409以外の一部の表示オブジェクト1403、1405に対しその下側にシャドー及びビューを付与することになる。

0062

さらに、図22に示されるようにオブジェクトの層が積層されると、下側のマテリアル1401を一見して、積層されたマテリアル上に種々の動作を可能とする幾何学的関係複合体が確立する。例えば、(a)下側から1つのオブジェクトを選択し、上にあるすべてのオブジェクトを移動させる、(b)相互に重なっているオブジェクトを回転させて新しい角度でオブジェクトのそれぞれを再び方向付ける、などの関係及び動作を本発明の実施の形態にしたがって適用してもよい。

0063

その他の構成を表示画面に適用してもよい。例えば、その表面は下降表示を示す。丘の上部に表示されたオブジェクトは丘の低部に表示されたオブジェクトよりも近くに見える。

0064

アタッチメントを用いたオブジェクトの表示画面への添付
オブジェクトは、表示の持続性及びアクセスの容易さを示す種々の方法で配置されることもある。例えば、図23に示されるように、オブジェクトにディジタル「ステープル」1501を添付することは、一定の永続性を意味し、オブジェクトに完全にアクセスするためには、これらステープルはそれぞれユーザによって除去されねばならない。ディジタル「プッシュピン」1502は容易に「取り替え」可能なステープルのように設計される。ディジタル「テープ」1503は、(使用されるテープの種類によって)除去可能であり、オブジェクトが他のオブジェクトにテープ貼りされる特性を有することにより、単位として移動されるオブジェクトのグループを作成する。ディジタル「接着剤グルー)」はテープの永続性バージョンであり、外観は目に見えない。ディジタル「ホルダ」1504は、ホルダ1504に配置される表示オブジェクト1505nの動作を完全に又は部分的に制限し、これによりオブジェクトのグループを作成するように、情報空間に取り付けられることもできる。

0065

プッシュピン1502は、通常のディジタル・デスクトップ・オブジェクトであり、このため詳細には説明しない。例えば、プッシュピンはオープンルック・ビジュアル・ウィンドウ・マネジャーにおいて使用される。

0066

本発明の実施の形態によると、ディジタル接着剤は少なくとも以下の特徴及び機能を表わす。つまり、接着剤を基礎ポスティング面を含むオブジェクト上の種々の地点に(例えば、マウスによる拡張動作のように)対応付ける。これは、適用された動作の範囲に応じて表示要素の一部又は全体を固定させる。接着剤には、紙製メモポストイット(商標)の短寿命粘性、又はセメントの永続性等の耐用年数が付与される。ディジタル接着剤は、例えばマウスによる拡張動作のようにディジタル接着剤用リムーバーによって除去されることができる。

0067

本発明の実施の形態によるディジタルテープ1503の使用は、少なくとも以下の特徴及び機能を表わす。つまり、テープは、例えばマウスによる拡張動作においてオブジェクト上の種々の地点で対応付けることができる。これは、貼り付け動作の範囲に応じて角又はエッジを固定させる。テープ1503には、マスキングテープの短寿命の粘性、又はストラッピングテープの永続性等の耐用年数が付与される。テープ1503はさらに、例えばマウスによる引っ張り動作のように除去されることもできる。

0068

本発明の実施の形態によると、ここに参照されるようなディジタルステープル1501は、少なくとも以下の特徴及び機能を示す。つまり、ステープル1501は、例えばマウスによるクリック動作のように、オブジェクト上の種々の地点に対応付けられることもできる。ステープル1501はさらに、マウスによる引き抜き動作のように除去されてもよい。

0069

本発明の実施の形態によると、ディジタルホルダ1504は少なくとも以下の特徴及び機能を示す。つまり、ホルダ1504は、例えばマウスによるクリック動作のように、表示面1500上の種々の地点に対応付けられることもできる。ホルダ1504は、例えばオブジェクト1505nをホルダ1504に配置するか、あるいはオブジェクト1505nをホルダ1504に対応付けることによって他の表示オブジェクト1505nをその位置に対応付けることができる。ホルダ1504内のオブジェクト1505nは堅固に保持されたり、又は動作の自由度を有することもある。

0070

アタッチメント・ツール(例えば、ホルダ、ステープル、プッシュピン、テープ等)はそれぞれ、種々のソースの使用によるユーザ選択に対し利用可能である。例えば、アタッチメント部品は、メニュー、ツールバー、キーボードショートカット等から選択可能とされる。

0071

アタッチメント部品の配置
本発明の実施の形態によるGUIにおける表示オブジェクトのアタッチメント部品は種々の方法で生じるものでもよい。表示オブジェクトが取り付けられた状態の場合、最も簡単にオブジェクトに適用される直接操作の種類を決定する。例えば、オブジェクトは、その角、エッジに沿った地点、内側の地点、多数の地点、エッジ沿いに連続して、指定された領域にわたって、これらを組み合わせた地点に、又はオブジェクト全体を横切るようにして取り付けられてもよい。

0072

インタラクションの自由度は、定義済みの一連の規則にしたがってアタッチメント部品の地点において制約される。例えば、オブジェクトが1つの角で取り付けられると、持ち上げ、折り畳み等がオブジェクトの離れた方の角で生じることもある。

0073

実施の形態において、アタッチメント部品の位置は取付けられているオブジェクトへの対応する影響を有する。例えば、角に1つのプッシュピンがあるオブジェクトは(オブジェクトの重心に基づいて計算される)角度で垂下し、ユーザによってプッシュピンの回りに回転されることができる。別の例において、テープ又はステープルの付いたオブジェクトは回転不能とされるが、角のすべてが取り付けられていなければ、オブジェクトを持ち上げることができる。

0074

オブジェクトは表示面又は他のオブジェクトに取り付けられることもある。アタッチメント部品は、取り付けられるオブジェクトから構成の継承を意味することもある。例えば、オブジェクトが隆起面に取り付けられていると、そのオブジェクトはユーザに表示される場合に隆起物の特徴を呈することがある。

0075

オブジェクトはさらに、主として空きスペースと下側のオブジェクトを隠すように層状にしてもよい。これは、直接操作、補助操作、又は自動的に実行することができる。自動配置は、オブジェクトが下側オブジェクトの特徴を決定することによってタイル状に配置される地点を決定する。フレーム境界、見出し、又は画像等の情報の構造上の特徴を使用することもできる。補助操作において、同一又は同様の自動化方法を用いて、オブジェクト配置に関してユーザが行なう選択のヒントデフォルト値、又は継承を付与することもできる。

0076

ロックされたフォーマット
本発明の実施の形態による、GUIのすべて又は一部はユーザによって所定位置にロックされてもよい。これは外観上、ロックされた領域上の透明なフレーム(又はホルダ)1504として見えることもあるが、ロッキングはディジタル環境の状態変数に基づく暗示的であってもよい。例えば、ロッキング機構はメニュー、ダイアログ、又は従来から周知の他の手段によってアクセスしてもよい。フレームは、ロッキング機構の直接操作、例えば、ロッキング解除パスワード又はトークンによるドラッグ・アンド・ドロップによってロッキングを解除してもよい。

0077

上述された方法のほかに、当然のことながら他の方法をディジタルオブジェクトに適用してもよい。例えば、他の方法として、ディジタル透明度概念を上述された不透明な方法と組み合わせ、他のオブジェクトに影響を与えることなく下側にある物体を操作するためにオブジェクトに到達可能であるような物理法則を一時的に中断させることを含む。

0078

インタラクション機能の表示
上述されたインタラクション機能を呼び出すために表示を利用することができる。これら表示はオブジェクト上で実行される直接操作をユーザに示唆するように設計される。適用され得るこのような動作の表示は、暗示的カーソル、暗示的オブジェクト境界、動作マーカー等を含むが、これらに限定されない。

0079

本発明の実施の形態による、暗示的カーソルは、オブジェクト上で実行される動作のタイプを示す表示要素をユーザに表示する。図24は、レンチを手に持ったカーソル1601を示し、これにより位置決め装置でなされた動作がオブジェクト1601の回転として処理されることをユーザに通知する。カーソル外観は明示的又は暗示的に選択されてもよい。

0080

本発明の実施の形態による、上述された表示動作用のカーソル例は以下の表1に示される。

0081

0082

暗示的オブジェクト境界は、オブジェクト上でユーザによって実行される動作を表示する。例えば、引き裂かれた境界は、それらに採用された動作が円滑であることを示唆する。引裂き可能な境界(即ち、引裂き可能な1つ)は、オブジェクトの角のような、表示オブジェクトフレーム、又はその一部の小さな部分をわずかに切断することによって示唆される。同様に、折り畳みはわずかに上方に折り返されるエッジによって示唆される。アングリング(ある角度に曲げること)は、境界の緩慢且つ微量の回転によって示唆される。

0083

図25に示されるような動作マーカ1701は、本発明の実施の形態による、表示オブジェクト1702に適用される動作のタイプを示すために使用される。上記表1に示された例は、既述された表示動作に適切な動作マーカを説明するために使用することもできる。

0084

ディジタルマテリアル処理
上記のように、表示オブジェクトは異なるマテリアル特性に対応付けることもできる。これらの特性は、透明度レベル(目に見えない不透明さ)、変形可能性(切断、折り畳み、引き裂き、歪み等)、配置(デフォルトの方向性、形状、エッジ、タイプ等)を含むが、これらに限定されない。

0085

所与の表示オブジェクトに対し、ユーザはそのマテリアル特性に関してオブジェクトを作成、複写、又は修正変形することができる。マテリアルに対応付けられる特性は保存され、表示オブジェクトに対応付けられる。例えば、ツールバー若しくはメニュー選択、ダイアログ若しくは直接操作によって特性を変化させることもできる。

0086

本発明の実施の形態によると、一連の動作は上記したように、所与のマテリアルを備えた表示オブジェクトがアクティブ状態である時はいつでも実行される。例えば、オブジェクトに金属のマテリアルが割り当てられると、そのオブジェクトは折り曲げられたり折り畳まれたりする。

0087

外部インタラクション管理
直接ユーザ操作により実行される動作のほかに、その他の処理のタイプは、表示オブジェクトを微妙に移動させるブリーズシミュレーション等のシミュレーションプログラム又は自律的要因を含み、これにより表示内容の周辺認識を呼び起こす。短寿命マテリアルで構成された期限切れに近い表示オブジェクト等の処理時間が設定されたイベント、及びシステム又はネットワークイベントに応じたような処理がトリガーされた動作もまた、本発明の実施の形態に含まれる。

0088

例えば、実施の形態において、表示オブジェクトは時間をかけて黄色になり、ねじれて見えたり、最終的には表示面から見えなくなることもある。別の実施の形態において、表示オブジェクトの外観は特定の表示面上でポスティングされる場合に変化することもある。例えば、オブジェクトはわずかに大きくなったり、わずかにねじれたり、変色したりすることもある。

0089

インプリメンテーション
上記で述べたように、異なるインプリメンテーションを用いて本発明の上記実施の形態を実行することもできる。例えば、既存のGUIのグラフィカル・ツールキットを修正変形させ、これによりGUIを再実施して上記操作を実行してもよい。代わりのインプリメンテーションが既存のGUIに本発明の実施の形態を重ね合わせ(オーバーレイし)、これにより上記効果を生成する。なおまた、本発明の実施の形態を、現行のGUI環境内で作動する独立形アプリケーションとして実施することもできる。これらのインプリメンテーションはそれぞれ、以下に詳述される。

0090

既存のGUIツールキットの修正
GUI表示要素(例えば、構成要素、部品等)の新たなインプリメンテーションに対する2つのアプローチは、ツールキットの基本構成要素の定義付けを修正すること、又は、基本構成要素を変換するツールキットにおいて新しいプログラミング要素を定義することである。GUI定義は表示可能なオブジェクトの1つ以上の定義付けを有する。例えば、ジャバアブストラクト・ウィンドウ・ツールキット用のアプリケーション・プログラミング・インタフェースは基本構成要素クラス(「コンポーネント」)を定義し、「画面で表示可能であるとともに、ユーザと対話可能な図形表示を有する」オブジェクトを特定する。基本コンポーネントオブジェクトは、Xアライメント、Yアライメント、背景、色等のオブジェクトに対する幾つかの目に見える属性を定義する。

0091

実施の形態において、正方形又は矩形のみならず、ツールキットはすべてのタイプの形状が表示されたオブジェクトに適用可能であるように修正される。これらの形状は、直線又は曲線に沿って表示オブジェクトをクリップすること、多数のクリップ変換をオブジェクトに適用すること、さらに他の変換(例えば、後述される画像変換)後にクリップ変換を適用することを含むが、これらに限定されない。

0092

さらに、既存のGUIは、ユーザイベント又はユーザ動作(例えば、折り畳み、回転、切開き、折り曲げ等の仕様)に応じてクリップ変換及び画像変換を可能とするように修正されることもできる。ユーザ入力のための異なる機構は上記に述べられている(例えば、メニュー選択、位置決め装置のジェスチュア、ボタン制御)。

0093

特定の変換及び変換の組み合わせのライブラリー(例えば、直線又は曲線から発出する歪み、直線又は曲線に沿った所与の幅の歪み、一基点又は一連の基点から表面を横断して適用される波形関数照明地点近くの表示要素からのシャドーイング、内部地点又は一連の地点から画像を隆起又は湾曲させること)を含むことによって変換を実行することもできる。さらに、関連したコレクション(例えば、ジャバAWTコンテナオブジェクト)におけるその他の構成要素を含むことのできるコンポーネントに対して、上記変換を含んでいるオブジェクトから、その座標系における従属オブジェクト伝搬させることもできる。変換を制御する属性(例えば、基点、基準直線又は曲線、等)は、従属構成要素の座標系に対する属性の単一の制限を用いて従属構成要素の座標系上に描出されることができる。

0094

あるいはまた、基本コンポーネント定義付けは、コンポーネント自体の属性及び動作として特定の効果(切開き、折り曲げ等)を生成するのに必要なクリップ及び画像処理に対し機能性を付与することによって修正(例えば、変化又は下位分類)されることができる。

0095

さらに別の実施の形態において、オブジェクトの新しいクラス、例えば、対応するコンポーネントのクリップ及び画像処理された等価物を表示する変換されたコンポーネント(例えば、「ピア」要素にやや相当する)が作成される。この変換されたコンポーネントは表示面に描画され、等価のコンポーネントは表示されない(これらは画面から外れて、あるいは仮想上描画されてもよい)。ユーザイベントは変換されたコンポーネントから逆変換によって処理用のコンポーネントに送られる。コンポーネント上で動作するシステムイベントは、関連変換によって描画用の変換されたコンポーネントに送られる。

0096

ジャバAWTボタンコンポーネント又はその他のクリック/ドラッグ可能コンポーネント等の選択可能な制御部品を用いた表示オブジェクトの直接操作もまた、操作ハンドルを表示するコンポーネント類を定義(し、例えば、ボタン若しくは他の選択構成要素を下位分類したり、又はスクラッチから新しいコンポーネントを作成)することによって種々の実施の形態において実行されることができる。この操作コンポーネントは、関連したコレクションにおいて他の構成要素を含むことができる表示オブジェクト(例えば、「加算」方法による従属構成要素を含むジャバAWTコンテナオブジェクト)に対応付けられる。

0097

既存のGUI環境におけるレイヤリング
別の実施の形態において、本発明は既存の基礎表示オブジェクト構造に対し変更を必要としない方法で構築される。不規則な方向性(例えば、タイル、折り畳み等)に操作される表示オブジェクトは、上述された方法のいずれかによって変換されたアイコニック・バージョンによって表示されることができる。実際の表示オブジェクトは画面から外れて、又は仮想上で描画され、変換されたアイコニック・バージョンは画面上に描画される。

0098

下にある表示オブジェクトに生じる変化は、所定の時間間隔で、又はオブジェクトの1つに変化が生じた時点でアイコニック・バージョンに伝搬される。例えば、下側のオブジェクトはそれ自体の変化を監視し且つアイコニック・バージョンを更新(再描画)し、あるいは、別個のアプリケーションが変換された表示オブジェクトの変化を監視し、アイコニック・バージョンを再描画することができる。

0099

アイコニック・バージョンで行なわれるユーザ動作は下側の表示オブジェクトに伝搬される。この伝搬は、アイコニック・バージョンを生成するために適用された逆変換を用いて発生することもある。あるいはまた、アイコニック・バージョン上のユーザ動作が下側にある表示と置き換えられるようにすることもできる(事実上、画面上の下側にあるオブジェクトと画面から外れたアイコニック・バージョンを一時的又は永久的に交換する)。

0100

スタンドアロンアプリケーションの作成
さらに別の実施の形態において、上述された方法をスタンドアロンアプリケーションにおいて実行することもできる。すべてのオブジェクトは上述された方法でアプリケーション内の内部構造を介して表示される。内部構造がアプリケーションの完全な制御の下にあると、既存のGUIのGUI環境によって設定される制約の影響を受けにくい。それぞれの表示オブジェクト及びその機能性は、アプリケーション内で十分に実施される(例えば、ブラウザ表示オブジェクトがある場合、ブラウザの完全なインプリメンテーションは、上述されたすべての変換機能とともにアプリケーション内に含まれる)。

0101

本明細書の記載において見出しが使用されているが、それらは読み手に対する手引きの役割をするものであり、本発明を限定するものと解釈すべきではない。

0102

上述された特定の実施の形態が本発明の原理を表わすにすぎず、発明の範囲及び精神から逸脱することなく種々の修正が当業者によって実行可能であることは当然のことである。このように、本発明の範囲は添付の請求の範囲によってのみ限定される。

発明の効果

0103

本発明は上記のように構成されているので、表示オブジェクトを取得し、この表示オブジェクトを表わすグラフィック画像を生成し、このグラフィック画像を修正し、さらにこの修正されたグラフィック画像を表示して、表示オブジェクトを表わす不均一なグラフィック画像を表示面に表示することができるという効果を有する。

図面の簡単な説明

0104

図1代表的なタイル表示されたGUIを示す図である。
図2代表的なウィンドウ表示されたGUIを示す図である。
図3代表的なデスクトップGUIを示す図である。
図4マイクロソフト社のタスクギャラリー(登録商標)によって提供されるGUIを示す図である。
図5マイクロソフト社のタスクギャラリー(登録商標)によって提供される別のGUIを示す図である。
図6マイクロソフト社のタスクギャラリー(登録商標)によって提供されるさらに別のGUIを示す図である。
図7代表的な三次元GUIを示す図である。
図8代表的な三次元GUIの別の例を示す図である。
図9代表的なGUIを示す図である。
図10本発明の種々の実施の形態を実行することのできる汎用コンピュータアーキテクチャのブロック図である。
図11本発明の実施の形態の種々の機能を示すブロック図である。
図12本発明の実施の形態による、でこぼこ状又は切断されたエッジを備えたオブジェクトを示す図である。
図13本発明の実施の形態による、エッジが持ち上げられたオブジェクトを示す図である。
図14本発明の実施の形態による、湾曲したオブジェクトの例を示す図である。
図15本発明の実施の形態による、斜めに配置された複数のオブジェクトを示す図である。
図16本発明の実施の形態による、折り畳まれたオブジェクトを示す図である。
図17本発明の実施の形態による、オブジェクトを折り畳むステップを示すフローチャートである。
図18本発明の実施の形態による、表示領域を越えて拡張するオブジェクトを示す図である。
図19本発明の実施の形態による、表示領域を越えて拡張するオブジェクトを示す図である。
図20本発明の実施の形態による、アクティブ・ボーダを備えた表示オブジェクトを示す図である。
図21本発明の実施の形態による、アクティブ・ボーダを備えた表示オブジェクトを示す図である。
図22本発明の実施の形態による、不規則面上のポスティングを示す図である。
図23本発明の実施の形態による、オブジェクトを張り付けるための方法の例を示すブロック図である。
図24本発明の実施の形態による、暗示的カーソルの例を示す図である。
図25本発明の実施の形態による、アクション・マーカの例を示す図である。

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