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課題

枚葉紙処理機械内での枚葉紙5,6の横見当合わせのための装置であって、枚葉紙が該枚葉紙の搬送方向7に対して横方向に仮想整合位置4へ横見当合わせ装置によって移動させられるようになっている形式のものにおいて、公知技術の欠点を避ける。

解決手段

横見当合わせ装置が、整合位置に向けて枚葉紙を移動させるための互いに個別に制御可能な少なくとも2つの横方向見当合わせゲージ1,2を有している。両方の横方向見当合わせゲージが同時に見当合わせ機能を生ぜしめ得るようになっている。

概要

背景

枚葉紙シート)を印刷機若しくは折り機内で処理する前に、枚葉紙は印刷機若しくは折り機の入口で整合され、即ち見当合わせされる。このために周知のように横見当合わせ装置が、処理すべき枚葉紙を側方ストッパー若しくは横当てに向けて移動させるようになっており、これによって各枚葉紙が印刷機若しくは折り機の入口で側方の同一の位置を有している。この種の横見当合わせ装置は例えば吸引ボックスを備えており、吸引ボックスが枚葉紙の搬送方向に対して横方向に、例えば垂直方向運動可能(移動可能)であって、枚葉紙を吸着して、次いで該枚葉紙を側方のストッパーに向けて送るようになっている。ドイツ連邦共和国特許出願公開第10910688A1号明細書により公知の横見当合わせ装置は、2つのサイドストッパー及び2つの引きレールを有していて、右側でも左側でもサイドストッパーによって見当合わせするようになっている。この場合にも、引きレールが吸引空気負荷されるようになっており、これによって吸引空気が枚葉紙に付着力若しくは吸着力を生ぜしめる。引きレールはそれぞれ枚葉紙の側方の縁部領域に位置していて、枚葉紙の搬送平面の下側で給紙テーブル内に互いに相対して配置されている。枚葉紙を右側のストッパーによって見当合わせ、即ち整合させたい場合には、右側の引きレールが作動させられて、枚葉紙が該引きレールによって保持されて右側のストッパーに向けて移動させられる。枚葉紙を左側のストッパーによって見当合わせするためには、左側の引きレールが作動させられて、枚葉紙が該引きレールによって保持されて左側のストッパーに当接されて見当合わせされる。どちらの引きレールを作動させるかは、操作員によって選ばれ、即ちすべての枚葉紙が右側へ移動させられるか、若しくは左側へ移動させられる。このような装置(横見当合わせ装置)においては欠点が、そのつど1つの引きレールしか作動させられないことにある。2つの引きレールを設けてあるにもかかわらず、そのつど常に1つの引きレールがすべての見当合わせ作業を単独で行わねばならない。見当合わせすべき枚葉紙を1つの引きレールでしか保持しないので、該枚葉紙が、引きレールによって保持されていない側でばたつく若しくは波打つことを防止するために、付加的に圧着ロールを設けておかなければならない。

概要

枚葉紙処理機械内での枚葉紙5,6の横見当合わせのための装置であって、枚葉紙が該枚葉紙の搬送方向7に対して横方向に仮想整合位置4へ横見当合わせ装置によって移動させられるようになっている形式のものにおいて、公知技術の欠点を避ける。

横見当合わせ装置が、整合位置に向けて枚葉紙を移動させるための互いに個別に制御可能な少なくとも2つの横方向見当合わせゲージ1,2を有している。両方の横方向見当合わせゲージが同時に見当合わせ機能を生ぜしめ得るようになっている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

枚葉紙処理機械内での枚葉紙(5,6)の横見当合わせのための装置であって、枚葉紙(5,6)が該枚葉紙の搬送方向(7)に対して横方向に整合位置(4)へ移動させられるようになっており、横見当合わせ装置が設けられており、該横見当合わせ装置によって枚葉紙(5,6)が整合位置(4)へ移動させられるようになっており、前記横見当合わせ装置が、整合位置(4)に向けて枚葉紙(5,6)を移動させるための互いに個別に制御可能な少なくとも2つの横方向見当合わせゲージ(1,2)を有している形式のものにおいて、見当合わせすべき枚葉紙(5)が整合位置(4)から左側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージ(1)が引き機能を生ぜしめるようになっており、逆に、見当合わせすべき枚葉紙(6)が整合位置(4)から右側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージ(2)が引き機能を生ぜしめるようになっていることを特徴とする、枚葉紙処理機械内での枚葉紙の側方見当合わせのための装置。

請求項2

見当合わせすべき枚葉紙(5,6)の整合位置(4)が、最大の見当合わせ距離(a)の中央に規定されている請求項1記載の装置。

請求項3

枚葉紙(5)が整合位置(4)から左側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージ(2)が押し機能を生ぜしめるようになっており、逆に、枚葉紙(6)が整合位置(4)から右側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージ(1)が押し機能を生ぜしめるようになっている請求項1又は2記載の装置。

請求項4

1つの位置センサー(3)を設けてあり、該位置センサーが整合位置(4)からの枚葉紙(5,6)のずれ距離を検出できるように構成して配置されている請求項1から3のいずれか1項記載の装置。

請求項5

側方の運動可能な少なくとも1つのストッパー(9a,9b)が設けられている請求項1から4のいずれか1項記載の装置。

請求項6

側方の運動可能な少なくとも2つのストッパー(9a,9b)が設けられており、この場合に、枚葉紙(5)を右側へ整合位置(4)に向けて移動させる際に、右側のストッパー(9a)が副整合位置(8)に移されるようになっており、逆に、枚葉紙(6)を左側へ整合位置(4)に向けて移動させる際に、左側のストッパー(9b)が整合位置(4)に移されるようになっている請求項1から5のいずれか1項記載の装置。

請求項7

横方向見当合わせゲージ(1,2)が次のように制御され、即ち枚葉紙(5,6)が整合位置(4)に到達した際に該枚葉紙の、搬送方向(7)に対して横方向のほぼゼロの速度成分(Vz)を有している請求項1から6のいずれか1項記載の装置。

請求項8

印刷機であって、請求項1から7のいずれか1項記載の装置を備えていることを特徴とする印刷機。

請求項9

折り機であって、請求項1から7のいずれか1項記載の装置を備えていることを特徴とする折り機。

請求項10

枚葉紙処理機械内での枚葉紙(5,6)の横見当合わせのための方法であって、枚葉紙(5,6)を該枚葉紙の搬送方向(7)に対して横方向に、横見当合わせ装置によって整合位置(4)へ移動させるようになっており、横見当合わせ装置の少なくとも2つの横方向見当合わせゲージ(1,2)を互いに個別に制御して、該横方向見当合わせゲージ(1,2)によって整合位置(4)への枚葉紙(5,6)の移動を行うようになっている形式のものにおいて、見当合わせすべき枚葉紙(5)が整合位置(4)から左側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージ(1)によって枚葉紙(5)を整合位置(4)に向けて引き、かつ逆に、見当合わせすべき枚葉紙(6)が整合位置(4)から右側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージ(2)によって枚葉紙(6)を整合位置(4)に向けて引くことを特徴とする、枚葉紙処理機械内での枚葉紙の側方見当合わせのための方法。

請求項11

枚葉紙(5)が整合位置(4)から左側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージ(2)によって枚葉紙(5)を整合位置(4)に向けて押し、かつ逆に、枚葉紙(6)が整合位置(4)から右側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージ(1)によって枚葉紙(6)を整合位置(4)に向けて押す請求項10記載の方法。

請求項12

枚葉紙(5)を右側へ整合位置(4)に向けて移動させる際に、側方の右側の運動可能なストッパー(9a)を副整合位置(8)に移し、かつ逆に、枚葉紙(6)を左側へ整合位置(4)に向けて移動させる際に、側方の左側の運動可能なストッパー(9b)を整合位置(4)に移す請求項10又は11記載の方法。

請求項13

横方向見当合わせゲージ(1,2)を制御して、枚葉紙(5,6)の搬送方向(7)に対して横方向の速度成分(Vz)を、整合位置(4)に到達した際にほぼゼロ若しくは正確にゼロにする請求項10から12のいずれか1項記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、枚葉紙処理機械、例えば印刷機若しくは折り機などでの枚葉紙の横見当合わせのための装置であって、枚葉紙が該枚葉紙の搬送方向に対してほぼ横方向、例えば垂直方向整合位置へ移動させられるようになっており、横見当合わせ装置が設けられており、該横見当合わせ装置によって枚葉紙が整合位置へ移動させられるようになっている形式のものに関する。

背景技術

0002

枚葉紙(シート)を印刷機若しくは折り機内で処理する前に、枚葉紙は印刷機若しくは折り機の入口で整合され、即ち見当合わせされる。このために周知のように横見当合わせ装置が、処理すべき枚葉紙を側方ストッパー若しくは横当てに向けて移動させるようになっており、これによって各枚葉紙が印刷機若しくは折り機の入口で側方の同一の位置を有している。この種の横見当合わせ装置は例えば吸引ボックスを備えており、吸引ボックスが枚葉紙の搬送方向に対して横方向に、例えば垂直方向に運動可能(移動可能)であって、枚葉紙を吸着して、次いで該枚葉紙を側方のストッパーに向けて送るようになっている。ドイツ連邦共和国特許出願公開第10910688A1号明細書により公知の横見当合わせ装置は、2つのサイドストッパー及び2つの引きレールを有していて、右側でも左側でもサイドストッパーによって見当合わせするようになっている。この場合にも、引きレールが吸引空気負荷されるようになっており、これによって吸引空気が枚葉紙に付着力若しくは吸着力を生ぜしめる。引きレールはそれぞれ枚葉紙の側方の縁部領域に位置していて、枚葉紙の搬送平面の下側で給紙テーブル内に互いに相対して配置されている。枚葉紙を右側のストッパーによって見当合わせ、即ち整合させたい場合には、右側の引きレールが作動させられて、枚葉紙が該引きレールによって保持されて右側のストッパーに向けて移動させられる。枚葉紙を左側のストッパーによって見当合わせするためには、左側の引きレールが作動させられて、枚葉紙が該引きレールによって保持されて左側のストッパーに当接されて見当合わせされる。どちらの引きレールを作動させるかは、操作員によって選ばれ、即ちすべての枚葉紙が右側へ移動させられるか、若しくは左側へ移動させられる。このような装置(横見当合わせ装置)においては欠点が、そのつど1つの引きレールしか作動させられないことにある。2つの引きレールを設けてあるにもかかわらず、そのつど常に1つの引きレールがすべての見当合わせ作業を単独で行わねばならない。見当合わせすべき枚葉紙を1つの引きレールでしか保持しないので、該枚葉紙が、引きレールによって保持されていない側でばたつく若しくは波打つことを防止するために、付加的に圧着ロールを設けておかなければならない。

0003

ドイツ連邦共和国特許出願公開第10910688A1号明細書

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、枚葉紙の横方向見当合わせのための装置及び方法を改善して、公知技術の前記欠点を取り除くことである。

課題を解決するための手段

0005

前記課題を解決するために本発明の手段では、請求項1に記載の構成に基づき、見当合わせすべき枚葉紙が整合位置(見当合わせ位置)から左側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージが引き機能(引っ張り機能)を生ぜしめるようになっており、逆に、見当合わせすべき枚葉紙が整合位置から右側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージが引き機能を生ぜしめるようになっており、かつ請求項10に記載の方法に基づき、見当合わせすべき枚葉紙が整合位置から左側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージによって枚葉紙を整合位置に向けて引き、かつ逆に、見当合わせすべき枚葉紙が整合位置から右側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージによって枚葉紙を整合位置に向けて引くようになっている。

0006

本発明に基づく前記装置及び方法によって、枚葉紙を公知技術のように左側へのみ移動させて見当合わせするか、若しくは右側へのみ移動させて見当合わせするかできる。さらに本願発明では、見当合わせすべき枚葉紙の案内若しくは移動に対する側方の右側及び左側のストッパー若しくは制限部間に設けられた整合位置へ枚葉紙を移動させることができる。枚葉紙処理機械に枚葉紙を差す、即ち導入する場合に、枚葉紙は該枚葉紙の搬送方向に対して横方向に、例えば右側へのずれ若しくは左側へのずれを有している。枚葉紙処理機械の入口に接続された給紙装置は、枚葉紙を常に右側及び左側のストッパー若しくは制限部間に位置決めするように構成されている。公知技術においては、枚葉紙が常に右側のストッパーに見当合わせ、即ち位置決めされるか若しくは左側のストッパーに見当合わせされる。本願発明に基づく装置及び方法では、枚葉紙を、右側及び左側のストッパー間に位置する潜在的なストッパーにも見当合わせすることができる。該潜在的なストッパーは以下においては整合位置と呼ぶことにする。枚葉紙処理機械に供給しようとする枚葉紙は、整合位置で左側にずれているものもあれば、右側にずれているものもある。従って本発明では、枚葉紙をずれに応じて左側へ若しくは右側へ移動させるようになっている。この場合、枚葉紙を両側で、即ち両方の横方向見当合わせゲージによって案内することが可能であり、これによって、枚葉紙のばたつき若しくは波打ちが避けられる。

0007

さらに有利には、横方向見当合わせゲージの制御が位置センサー及び制御装置を用いて行われ、従って制御過程が自動的に実施され、この場合、制御装置が位置センサーの信号に応じて横方向見当合わせゲージを制御する。

0008

本発明の有利な実施態様では、見当合わせすべき枚葉紙のための整合位置(例えば制御装置に組み込まれた座標系上の設定位置)が、最大の見当合わせ距離の中央に規定されており、これによって見当合わせの際の枚葉紙の最大の移動距離が、右側及び左側のストッパー間の間隔の半分になる。

0009

本発明の有利な実施態様では、1つの位置センサーを設けてあり、該位置センサーが整合位置からの枚葉紙のずれ距離を検出できるように構成して配置されている。位置センサーが、最大の見当合わせ距離(右側及び左側のストッパー間の間隔)をカバーしており、これによって、枚葉紙処理機械内へ供給すべきすべての枚葉紙の位置が1つの位置センサーによって検出される。枚葉紙の、位置センサーによって検出されたずれ距離が、制御装置に伝達されて、枚葉紙が右側へずれているか若しくは左側へずれているかが決定され、ひいては枚葉紙を右側へ移動させるか若しくは左側へ移動させるかが決定される。

0010

本発明の別の実施態様では、枚葉紙が整合位置から左側にある場合に、右側の横方向見当合わせゲージが引き機能を有し、かつ左側の横方向見当合わせゲージが押し機能を有するようになっており、逆に、枚葉紙が整合位置から右側にある場合に、左側の横方向見当合わせゲージが引き機能を有し、かつ右側の横方向見当合わせゲージが押し機能を有するようになっている。これによって、見当合わせすべき枚葉紙が右側の横方向見当合わせゲージによっても左側の横方向見当合わせゲージによっても保持して案内される。従って、枚葉紙のばたつき運動若しくは波打ち運動が確実に防止される。

0011

有利には、引き機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージが、押し機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージよりも大きな作動速度(移動速度)を有している。これによって、枚葉紙が両方の横方向見当合わせゲージによって緊張されて、しわを伸ばされる。もちろん、枚葉紙を緊張する力は、枚葉紙を裂断しない程度の大きさである。

0012

本発明の別の実施態様では、引き機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージが、押し機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージよりも大きな引っ張り力若しくは吸着力を有している。これによって、引き機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージと枚葉紙との間の滑りが避けられ、最適な見当合わせが保証される。押し機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージと枚葉紙との間でのみスリップを生じ、該スリップは枚葉紙の裂断若しくは不都合伸長の防止に役立つ。押し機能を生ぜしめる横方向見当合わせゲージと枚葉紙との間に生じるスリップによって、枚葉紙に作用する引っ張り力が制限される。

0013

さらに別の有利な実施態様では、側方の運動可能な少なくとも1つのストッパーが設けられている。枚葉紙の見当合わせに際しては、枚葉紙の運動経過を極めて正確に制御する必要がある。枚葉紙の運動経過の正確な制御、ひいては正確な見当合わせは、枚葉紙が整合位置に達した際に枚葉紙の、搬送方向に対して横方向の速度成分を消滅させることによって達成される。このために、側方の運動可能なストッパーが役立つ。

0014

本発明の別の実施態様では、側方の運動可能な少なくとも2つのストッパーが設けられており、この場合、枚葉紙を右側へ整合位置に向けて移動させる際に、右側のストッパーが副整合位置に移されるようになっており、逆に、枚葉紙を左側へ整合位置に向けて移動させる際に、左側のストッパーが整合位置に移されるようになっている。副整合位置が、枚葉紙幅に依存して調節されるようになっていてよい。換言すれば、副整合位置が枚葉紙幅に適合されるようになっている。運動可能な側方のストッパーの使用は、枚葉紙が整合位置に到達した際にまだゼロよりも大きな最小の速度成分を有している場合に有利である。枚葉紙を例えば右側の整合位置へ移動させる場合に、枚葉紙が右側の縁部を、枚葉紙幅に依存して調節された整合位置、即ち副整合位置でストッパーに当接して静止される。必要とされない側方のストッパーは、フラップのように下方若しくは上方へ旋回させられ、その結果、枚葉紙の走行の妨げ並びに枚葉紙との接触が避けられる。

0015

有利には、横方向見当合わせゲージが、該横方向見当合わせゲージと枚葉紙との間の負圧若しくは過圧の形成のための開口を有している。該開口を介して負圧によって、枚葉紙が横方向見当合わせゲージに固定され、即ち吸着され、従って横方向見当合わせゲージによる枚葉紙の確実な移動が可能である。横方向見当合わせゲージからの枚葉紙の引き離しを容易にするために、負圧運転から過圧運転切り換えて、空気が開口を通して枚葉紙に吹き付けられ、その結果、枚葉紙が横方向見当合わせゲージから確実に離される。

0016

本発明の別の実施態様では、横方向見当合わせゲージは、枚葉紙が整合位置に到達した際に該枚葉紙の、搬送方向に対して横方向のほぼゼロの速度成分を有するように制御される。

0017

位置センサー及び制御装置に記憶された制御特性に基づき、横方向見当合わせゲージが制御されて、枚葉紙を整合位置に到達した際に、もはや移動させないように、即ち停止させるようになっており、このような手段は運動可能な側方のストッパー、即ち機械的なストッパーを省略してある場合に有利である。運動可能な側方のストッパーの省略によって、枚葉紙が側方のストッパーに当接する際の枚葉紙のたわみ(波打ち)若しくは屈曲座屈)が避けられる。

発明を実施するための最良の形態

0018

図1は本発明に基づく横見当合わせ装置を示しており、該横見当合わせ装置は枚葉紙処理機械内に組み込まれる。横見当合わせ装置は、例えば印刷機の第1の印刷部の前の給紙装置内に組み込まれていてよく、或いは折り装置内に組み込まれていてよい。横見当合わせ装置は一般的に、例えば枚葉紙処理機械内に到来した枚葉紙5,6を該枚葉紙5,6の右側若しくは左側の横縁に関して所定の位置に位置決めするために用いられる。この場合、枚葉紙5,6が枚葉紙パイルからグリッパ装置(図示せず)を用いて受け取られ、横見当合わせ装置へ搬送される。横見当合わせ装置を通る枚葉紙5,6の走行方向は、搬送方向7と同じである。横見当合わせ装置内に到来した枚葉紙5,6を正確に合わせるべき所定の位置が、図1破線4で示してあり、整合位置(見当位置又はレジスト位置)4と呼ぶことにする。整合位置4がここでは表面にあらわれない所謂潜在的なサイドマークによって規定されており、潜在的なサイドマークはストッパーによって形成されるものはなく、また横見当合わせ装置のテーブル上に印されるものでもない。整合位置4は横見当合わせ装置の制御装置11の座標系内に記憶されている。このことは、整合位置4が操作員によって制御装置11内に変更された座標値を入力することに基づき容易に変更され得ることを意味している。

0019

紙パイルから取り出された枚葉紙5,6が横見当合わせ装置内の所定の位置に達し、この場合、いわゆる整合距離若しくは見当合わせ距離aを表す最大の差は、枚葉紙処理機械の寸法によって規定される。

0020

図1では、枚葉紙5は最も左側にずれて横見当合わせ装置内に到来した状態で示してあり、枚葉紙6は最も右側にずれて横見当合わせ装置内に到来した状態で示してある。図1の実施例では、枚葉紙5,6が搬送方向7で見てそれぞれ左側の横縁を整合位置4に整合され、即ち合わされる。整合位置4への枚葉紙5,6の整合が、搬送方向7に対してほぼ横方向に運動可能な横方向見当合わせゲージ1,2を用いて行われる。最も簡単な実施例では、横方向見当合わせゲージ1,2が搬送方向7に対して横方向にのみ運動し、この場合、横方向見当合わせゲージは左側へも右側へも運動するようになっている。このために横方向見当合わせゲージ1,2は、図1には示してない電動式の駆動部を介して運動させられる。

0021

整合すべき、即ち見当合わせすべき枚葉紙5,6は、搬送方向7で見て横方向見当合わせゲージ1,2に到達する前に、位置センサー3を通過する。枚葉紙5,6の位置は通常は、枚葉紙5,6が横方向見当合わせゲージ1,2に被さった場合にようやくセンサーによって検出される。このようにして、枚葉紙5,6の位置が確実に検出され、次いで該検出位置から枚葉紙5,6が側方へ移動させられる。位置センサー3は、整合すべき枚葉紙5,6の左側の枚葉紙縁部を、枚葉紙5が最も左側にずれているか若しくは枚葉紙6が最も右側にずれているかにかかわらず、検出することができるように構成されている。位置センサー3を用いて、図示の実施例では見当合わせ距離aの中央にある整合位置4からの枚葉紙5,6の左側の縁部のずれ(距離)が決定されて、横見当合わせ装置の制御装置11で処理される。枚葉紙5が、即ち枚葉紙5の左側の縁部が整合位置4の左側にある場合には、右側の横方向見当合わせゲージ1が所定の運転モード「枚葉紙を右側へ引く」に切り換えられ、これによって枚葉紙5が横方向見当合わせゲージ1によって右側へ、枚葉紙5の左側の縁部を整合位置4に到達させるまで引かれる。これとは逆に、枚葉紙6が整合位置4の右側にある場合には、左側の横方向見当合わせゲージ2が所定の運転モード「枚葉紙を左側へ引く」に切り換えられ、これによって枚葉紙6が横方向見当合わせゲージ2によって左側へ、枚葉紙6の左側の縁部を整合位置4に到達させるまで引かれる。この場合、各横方向見当合わせゲージ1,2は制御装置11によって次のように制御され、即ち、整合すべき枚葉紙5,6が整合位置4に達すると、搬送方向7に対して横方向(垂直)で右側への引き方向(移動方向)5a若しくは搬送方向7に対して横方向(垂直)で左側への引き方向(移動方向)6aの速度は、該引き方向、即ち搬送方向7に対して横方向の速度成分Vzをもはや有していない。これによって、枚葉紙5,6が整合位置4に正確に整合され、即ち位置決め(見当合わせ)される。搬送方向7での枚葉紙5,6の速度Vtは、枚葉紙5,6の横方向位置をもはや変化させ得ない程度の残留値であってよい。

0022

横方向見当合わせゲージ1,2によって枚葉紙5,6を運動、即ち移動させるために、横方向見当合わせゲージ1,2が開口1a,2aを備えており、該開口を介して枚葉紙5,6と横方向見当合わせゲージ1,2との間に負圧を生ぜしめるようになっており、負圧が枚葉紙5,6を横方向見当合わせゲージ1,2に吸着する。枚葉紙5,6が整合位置4に達すると、負圧が遮断され、これによって枚葉紙5,6と横方向見当合わせゲージ1,2との間の結合、即ち吸着が解除される。横方向見当合わせゲージ1,2からの枚葉紙5,6の引き離しを容易にするために、空気が開口1a,2aを介して枚葉紙に軽く吹き付けられてよい。この目的のために、開口1a,2aを介して横方向見当合わせゲージ1,2と枚葉紙5,6との間に負圧並びに過圧を形成できる装置(図示せず)が設けられている。該装置は有利には電動式の空気ポンプから成っており、該空気ポンプが過圧運転時にコンプレッサーとして機能すると共に負圧運転時に真空ポンプとして機能するようになっている。別の実施例として、枚葉紙5,6を1つの横方向見当合わせゲージ1,2のみによって整合位置4へ移動させるのではなく、枚葉紙5,6を一方の横方向見当合わせゲージ1,2によって引くと同時に該枚葉紙5,6を他方の横方向見当合わせゲージ2,1によって押すことも可能である。枚葉紙5を右側へ整合位置4に移動させたい場合には、右側の横方向見当合わせゲージ1が引きゲージとして機能するのに対して、左側の横方向見当合わせゲージ2が押しゲージとして機能する。この場合に、押しゲージ、即ちここでは左側の横方向見当合わせゲージ2にとって、移動方向(押し方向)5aのわずかに小さい移動速度(押し速度)を選ぶことも可能であり、これによって枚葉紙5がぴんと張られてたるみ若しくはしわなく保たれる。枚葉紙5に対する過度張力を避けるために、該枚葉紙を、引き作用の、即ち右側の横方向見当合わせゲージ1における負圧よりも小さい負圧で左側の、即ち押し作用の横方向見当合わせゲージ2に吸着するとよい。これによって、枚葉紙5が右側の横方向見当合わせゲージ1に滑りなく固着しているのに対して、左側の横方向見当合わせゲージ2と枚葉紙5との間にはわずかなスリップが生じ得る。従って、右側の引き作用の横方向見当合わせゲージ1での枚葉紙5の滑りが避けられ、ひいては枚葉紙の見当誤差が避けられる。制御装置11が引きゲージの位置、ここでは右側の横方向見当合わせゲージ1から枚葉紙5の位置を確実に推論し、それというのは枚葉紙5が引きゲージによって滑る(ずれる)ことなく案内されるからである。前述の引きゲージと押しゲージとは、枚葉紙6を引き方向(移動方向)6aで左側へ整合位置4に運動させる場合には互いに交替される。押しゲージへの吸引空気を整合位置4に達する前に遮断して、その結果、移動距離(引き距離)の最後の区間では引きゲージのみが枚葉紙5,6を案内することも可能である。

0023

図2は、本発明に基づく横見当合わせ装置の電気的な構成要素のブロック回路図である。横見当合わせ装置の中心部分は制御装置11である。制御装置11が、左側の横方向見当合わせゲージ2及び右側の横方向見当合わせゲージ1の運動経過を制御する。さらに制御装置11は上位の機械制御装置10に接続されており、機械制御装置は例えば印刷機若しくは折り機の機械制御装置である。制御装置11は、横方向見当合わせゲージ1,2の出力部12,13及び位置センサー3の信号14を受け取るようになっている。出力部12,13は、制御装置11の制御命令に依存して電流を横方向見当合わせゲージ1,2の駆動モータに供給するために役立っている。位置センサー3の信号14によって制御装置11が横見当合わせ装置内での枚葉紙5若しくは6の位置を検出し、各出力部12,13の信号14が各横方向見当合わせゲージ1,2の実際位置を制御装置11に伝達する。さらに、制御装置11は上位の機械制御装置10の信号14を受け取る。制御装置11の出力部からの信号14が、出力部12,13に送られるようになっていて、整合位置4への枚葉紙5,6の見当合わせ(整合)のための目標値を含んでいる。出力部12,13が目標値に依存してそれぞれ横方向見当合わせゲージ1,2のための電流若しくは電圧を生ぜしめ、その結果、横方向見当合わせゲージ1,2の目標位置が達成される。さらに、出力部12,13が横方向見当合わせゲージ1,2から信号14を受け取って、横方向見当合わせゲージ1,2の実際位置を検出する。出力部12,13はさらに電気的なエネルギー供給部15、例えば給電網に接続されていて、横方向見当合わせゲージ1,2の駆動モータに電流を供給するようになっている。

0024

図3に示す実施例は、図1に示す実施例をベースにしており、この場合には、運動可能な側方のストッパー9a,9bを付加的に設けてある。さらに図3には、潜在式の別のサイドマーク8を破線で示してあり、該サイドマークは副整合位置8と呼ぶことにする。運動可能な右側のストッパー9aが、副整合位置8上に正確に位置決めされて、ストッパー位置を規定している。これに対して、運動可能な左側のストッパー9bが整合位置4上に正確に位置決めされて、ストッパー位置を規定している。運動可能な側方のストッパー9a,9bは枚葉紙5,6を整合位置4に正確に降ろすために役立っている。

0025

枚葉紙5が整合位置4から左側にずれて横見当合わせ装置内に到達した場合には、運動可能な右側のストッパー9aがストッパー位置に移され、その結果、枚葉紙5の左側の縁部が整合位置4に達した際に、枚葉紙5の右側の縁部が右側のストッパー9aに接触する。これに対して、枚葉紙6が整合位置4から右側にずれて横見当合わせ装置内に到達した場合には、運動可能な左側のストッパー9bがストッパー位置に移され、その結果、枚葉紙5の右側の縁部が副整合位置8に達した際に、枚葉紙6の左側の縁部が左側のストッパー9bに接触する。ストッパー9a,9bが旋回可能若しくは回転可能に構成されており、どのストッパー9a,9bを必要とするかに応じて、必要なストッパー9a若しくは9bが旋回若しくは回転させられて、枚葉紙5若しくは6と接触する。このために、ストッパー9a,9bは電動式の駆動部(図示せず)を備えており、該駆動部によってストッパー9a,9bがストッパー位置へ運動させられ、即ち移される。このために電動式の駆動部が制御装置11によって制御される。即ち、制御装置11が横方向見当合わせゲージ1,2並びにストッパー9a,9bの運動経過全体を制御する。別の実施例として、ストッパー9a,9bを空気圧式若しくは油圧式に運動させることも可能である。さらに別の形式の駆動部も考えられる。最新の印刷機には空気圧系が設けられており、従って空気圧がストッパー9a,9bのための空気圧式の駆動部に容易に供給され得る。

0026

枚葉紙5,6が種々の枚葉紙幅を有している場合には、ストッパー9a,9bが、該ストッパーの、搬送方向7に対して横方向の位置を変更可能に構成されていてよい。図3の実施例では整合位置4が固定(不動)の整合位置として、従って基準点として規定されているので、右側のストッパー9aが搬送方向7に対して横方向に該ストッパーの位置を変更されるようになっている。もちろん、整合位置4の役割と副整合位置の役割とを交換すること、換言すれば、副整合位置8を定位置として、即ち固定の整合位置として規定し、左側のストッパー9bの、搬送方向に対して横方向の位置を変更することも可能である。

図面の簡単な説明

0027

図1本発明に基づく横見当合わせ装置の実施例の概略的な平面図。
図2本発明に基づく横見当合わせ装置の制御及びエネルギー供給機構のブロック回路図。
図3本発明に基づく横見当合わせ装置の別の実施例の概略的な平面図。

--

0028

1,2 横方向見当合わせゲージ、 3位置センサー、 4整合位置、5,6枚葉紙、 7 搬送方向、 9a,9bストッパー、 11制御装置、 12,13 出力部、 14 信号

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