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技術 媒体検査用ドライブ装置の判定方法及びその媒体検査用ドライブ装置

出願人 富士通株式会社富士通周辺機株式会社
発明者 丸山哲生福永章二中野隆浩
出願日 2002年4月16日 (18年7ヶ月経過) 出願番号 2002-113804
公開日 2003年11月7日 (17年0ヶ月経過) 公開番号 2003-317407
状態 未査定
技術分野 デジタル記録再生の信号処理 エラー検出又は訂正、試験
主要キーワード 所定基準値 記録媒体メーカ 全面検査 所定基準 照合作業 インターフェイス制御 情報書込み 欠陥登録
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課題

媒体欠陥の状況を表す欠陥情報既知の媒体を検査して、媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を上記媒体検査用ドライブ装置が行う媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、判定をできるだけ効率的に行うことである。

解決手段

媒体検査用ドライブ装置に上記媒体の欠陥の状況を表す欠陥情報が提供されているか否かを判定し、その欠陥情報が提供されているとの判定がなされたときに、該欠陥情報に基づいて上記検査を行うべき上記媒体の領域を決定し、その決定された媒体の領域に対する媒体検査用ドライブ装置による検査により得られた欠陥情報と、上記提供されている欠陥情報とを比較して、その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置の適・不適(または、正常、異常)について判定するようにした媒体検査用ドライブ装置の判定方法である。

概要

背景

磁気ディスク光ディスク等の書替型のディスクには、PDL(Primary Defect List)およびSDL(Secondary Defect List)という二種類の欠陥情報が記録されており、この欠陥情報として登録されているセクタを利用しないようになっている。PDLは、ディスクを使用する前に行う物理フォーマットによって発見された欠陥セクタが登録される。PDLが登録されたディスクを読み出す際には、このPDLに登録された欠陥セクタを飛ばしてセクタを読み書きするように連続して論理アドレス割り当てられて管理される。一方、SDLは、ディスクを物理フォーマットしなくても登録でき、ディスクを使用している最中に発見された欠陥セクタを登録すると共に、その欠陥セクタのデータを記録する代替セクタも登録する。

PDLに登録された欠陥セクタは、データに連続してアクセスできるために、ヘッドの移動が少なく高速なアクセスが可能になる。一方、SDLに登録された欠陥セクタがあると、代替セクタへアクセスする必要があるためにヘッドの動作が増えてしまいアクセスが遅くなってしまう。

光磁気ディスクや光ディスク等の可搬型記録媒体のメーカでは、その記録媒体の出荷前に物理フォーマットを行いPDLを登録して出荷される。この際に登録されるPDLは、僅かな欠陥があるものの通常のドライブでは正常に読み出せてしまうような軽微な欠陥のあるセクタであっても、将来的にはSDLに登録される可能性のあるようなセクタを最初からPDLに登録している。これによりリトライが頻繁に生じるような欠陥や、異なるドライブ装置で利用するとエラーが発生しやすい欠陥が既にPDLに登録されていることで、信頼性の高い高品質な記録媒体を提供することができる。そのために、記録媒体のメーカでは、当該記録媒体に対する通常の基準より厳しい基準でのフォーマットユニット(FormatUnit)コマンドを実行することにより、将来的に新たな欠陥が出現しにくいように当該記録媒体のフォーマットがなされる。一方、可搬型の記録媒体用のドライブ装置のメーカでは、記録媒体の各メーカに対して上記のような通常の基準より厳しい基準でのフォーマット・ユニットコマンドの実行が可能な媒体検査用ドライブを製造して出荷している。しかし、製造されたドライブ装置は個体差等により、製造されたすべてのドライブ装置が記録媒体のメーカの要求を満たすものとは限らない。このため、製造されたドライブ装置において記録媒体に対する媒体メーカ用のフォーマット・ユニットコマンドを実行し、その結果検出された欠陥の状況に基づいて、媒体検査用ドライブ装置として利用可能であるか否かの判定がなされている。媒体メーカ用のフォーマット・ユニットコマンドは、例えばレーザの出力を落とすなどのエラーが発生しやすい状態を作り、わざと欠陥を検出しやすいようにしている。このフォーマット・ユニットコマンドは、一般ユーザ向けの通常のドライブ装置とは異なるファームウエアが記録されたROMを利用したり、ファームウエアを外部からアップロードして媒体メーカ用として利用できるかの検査が行われる。例えば、検出された欠陥が異常に多いまたは異常に少ない場合には、そのドライブ装置は、媒体検査用ドライブ装置としては利用できないとの判定がなされる。

また、媒体検査用ドライブ装置で媒体メーカ用フォーマット・ユニットコマンドを実行する際に使用する記録媒体は、欠陥の状況を例えば顕微鏡検査等で予め調べておき、媒体検査用ドライブ装置において当該記録媒体に対する媒体メーカ用のフォーマット・ユニットコマンドを実行し、その結果検出された欠陥の状況と上記予め調べておいた欠陥の状況とを検査員が照合し、その照合結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置の適正判定がなされている。

概要

媒体の欠陥の状況を表す欠陥情報が既知の媒体を検査して、媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を上記媒体検査用ドライブ装置が行う媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、判定をできるだけ効率的に行うことである。

媒体検査用ドライブ装置に上記媒体の欠陥の状況を表す欠陥情報が提供されているか否かを判定し、その欠陥情報が提供されているとの判定がなされたときに、該欠陥情報に基づいて上記検査を行うべき上記媒体の領域を決定し、その決定された媒体の領域に対する媒体検査用ドライブ装置による検査により得られた欠陥情報と、上記提供されている欠陥情報とを比較して、その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置の適・不適(または、正常、異常)について判定するようにした媒体検査用ドライブ装置の判定方法である。

目的

そこで、本発明の第一の課題は、媒体検査用ドライブの適・不適(または、正常、異常)の判定をできるだけ効率的に行うことができるような媒体検査用ドライブの判定方法を提供することである。

また、本発明の第二の課題は、そのような判定方法に従って自身の適・不適(または、正常、異常)を判定することのできる媒体検査用ドライブを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

媒体欠陥の状況を表す欠陥情報既知の媒体を検査して、媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を上記媒体検査用ドライブ装置が行う媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、上記欠陥情報が提供された場合、上記媒体検査用ドライブ装置が上記欠陥情報を受取受取り手順と、上記欠陥情報が提供された場合、該受取り手順にて受取った上記欠陥情報に基づいて、上記媒体検査用ドライブ装置が検査すべき上記媒体の領域を決定する検査領域決定手順と、該検査領域決定手順にて決定された媒体の領域に対する媒体検査用ドライブ装置による検査により得られた欠陥情報と、当該媒体検査用ドライブ装置に提供されている欠陥情報とを比較し、その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を行う判定手順とを有する媒体検査用ドライブ装置の判定方法。

請求項2

請求項1記載の媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、上記受取り手順は、上記媒体検査用ドライブ装置が、上記媒体または上記媒体検査用ドライブ装置を制御するホストから、上記欠陥情報を受取るようにした媒体検査用ドライブ装置の判定方法

請求項3

請求項1または2記載の媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、上記媒体の欠陥が上記媒体の一部に集中している場合、上記媒体検査用ドライブ装置は、欠陥が集中している媒体の領域のみを検査するようにした媒体検査用ドライブ装置の判定方法。

請求項4

請求項1乃至3いずれか記載の媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、上記判定手順にて当該媒体検査用ドライブ装置が正常であるとの判定がなされ、かつ、当該媒体検査用ドライブ装置に上記ホストから上記媒体の欠陥情報が提供されていない場合に、当該媒体検査用ドライブ装置が上記検査結果にて得られた欠陥情報を当該媒体に書込むことなく所定の終了処理を行う終了処理手順を有する媒体検査用ドライブ装置の判定方法。

請求項5

媒体の欠陥の状況を表す欠陥情報が既知の媒体を用いて、自機が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を行う媒体検査用ドライブ装置において、上記欠陥情報が提供された場合、上記媒体検査用ドライブ装置が上記欠陥情報を受取る受取り手段と、上記欠陥情報が提供された場合、該受取り手段にて受取った上記欠陥情報に基づいて、上記媒体検査用ドライブ装置が検査すべき上記媒体の領域を決定する検査領域決定手段と、該検査領域決定手段にて決定された媒体の領域に対する検査により得られた欠陥情報と、該媒体検査用ドライブ装置に提供されている欠陥情報とを比較し、その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置が正常か否かを判定する判定手段と、該判定手段での判定結果に基づいた終了処理を実行する終了処理実行手段とを有する媒体検査用ドライブ装置。

技術分野

0001

本発明は、磁気ディスク光ディスク等の記録媒体検査用ドライブ装置判定方法係り、詳しくは、記録媒体メーカにおいて記録媒体の出荷前に当該記録媒体をその欠陥状況を把握できるようにフォーマットするために用いられる媒体検査用ドライブ装置に関する。

背景技術

0002

磁気ディスクや光ディスク等の書替型のディスクには、PDL(Primary Defect List)およびSDL(Secondary Defect List)という二種類の欠陥情報が記録されており、この欠陥情報として登録されているセクタを利用しないようになっている。PDLは、ディスクを使用する前に行う物理フォーマットによって発見された欠陥セクタが登録される。PDLが登録されたディスクを読み出す際には、このPDLに登録された欠陥セクタを飛ばしてセクタを読み書きするように連続して論理アドレス割り当てられて管理される。一方、SDLは、ディスクを物理フォーマットしなくても登録でき、ディスクを使用している最中に発見された欠陥セクタを登録すると共に、その欠陥セクタのデータを記録する代替セクタも登録する。

0003

PDLに登録された欠陥セクタは、データに連続してアクセスできるために、ヘッドの移動が少なく高速なアクセスが可能になる。一方、SDLに登録された欠陥セクタがあると、代替セクタへアクセスする必要があるためにヘッドの動作が増えてしまいアクセスが遅くなってしまう。

0004

光磁気ディスクや光ディスク等の可搬型の記録媒体のメーカでは、その記録媒体の出荷前に物理フォーマットを行いPDLを登録して出荷される。この際に登録されるPDLは、僅かな欠陥があるものの通常のドライブでは正常に読み出せてしまうような軽微な欠陥のあるセクタであっても、将来的にはSDLに登録される可能性のあるようなセクタを最初からPDLに登録している。これによりリトライが頻繁に生じるような欠陥や、異なるドライブ装置で利用するとエラーが発生しやすい欠陥が既にPDLに登録されていることで、信頼性の高い高品質な記録媒体を提供することができる。そのために、記録媒体のメーカでは、当該記録媒体に対する通常の基準より厳しい基準でのフォーマット・ユニット(FormatUnit)コマンドを実行することにより、将来的に新たな欠陥が出現しにくいように当該記録媒体のフォーマットがなされる。一方、可搬型の記録媒体用のドライブ装置のメーカでは、記録媒体の各メーカに対して上記のような通常の基準より厳しい基準でのフォーマット・ユニットコマンドの実行が可能な媒体検査用ドライブを製造して出荷している。しかし、製造されたドライブ装置は個体差等により、製造されたすべてのドライブ装置が記録媒体のメーカの要求を満たすものとは限らない。このため、製造されたドライブ装置において記録媒体に対する媒体メーカ用のフォーマット・ユニットコマンドを実行し、その結果検出された欠陥の状況に基づいて、媒体検査用ドライブ装置として利用可能であるか否かの判定がなされている。媒体メーカ用のフォーマット・ユニットコマンドは、例えばレーザの出力を落とすなどのエラーが発生しやすい状態を作り、わざと欠陥を検出しやすいようにしている。このフォーマット・ユニットコマンドは、一般ユーザ向けの通常のドライブ装置とは異なるファームウエアが記録されたROMを利用したり、ファームウエアを外部からアップロードして媒体メーカ用として利用できるかの検査が行われる。例えば、検出された欠陥が異常に多いまたは異常に少ない場合には、そのドライブ装置は、媒体検査用ドライブ装置としては利用できないとの判定がなされる。

0005

また、媒体検査用ドライブ装置で媒体メーカ用フォーマット・ユニットコマンドを実行する際に使用する記録媒体は、欠陥の状況を例えば顕微鏡検査等で予め調べておき、媒体検査用ドライブ装置において当該記録媒体に対する媒体メーカ用のフォーマット・ユニットコマンドを実行し、その結果検出された欠陥の状況と上記予め調べておいた欠陥の状況とを検査員が照合し、その照合結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置の適正判定がなされている。

発明が解決しようとする課題

0006

上記の媒体メーカ用のフォーマットは、上記の通りPDLを登録するための物理フォーマットでありディスク全面に対して書込みを行うために、容量が多くなればなるほど一般に多くの時間を要する。近年、記録媒体が大容量化されており、この時間が飛躍的に多くかかるようになってきている。また、上記のように予め調べておいた記録媒体の欠陥の状況と媒体検査用ドライブ装置において当該記録媒体に対するフォーマットにおいて検出された欠陥の状況とを検査員が照合する場合には、その検査員の照合作業に時間を要してしまう。

0007

このため、従来、媒体検査用ドライブの適・不適(または、正常、異常)の判定が効率的にできなかった。

0008

そこで、本発明の第一の課題は、媒体検査用ドライブの適・不適(または、正常、異常)の判定をできるだけ効率的に行うことができるような媒体検査用ドライブの判定方法を提供することである。

0009

また、本発明の第二の課題は、そのような判定方法に従って自身の適・不適(または、正常、異常)を判定することのできる媒体検査用ドライブを提供することである。

課題を解決するための手段

0010

上記第一の課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、媒体の欠陥の状況を表す欠陥情報が既知の媒体を用いて、媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を上記媒体検査用ドライブ装置が行う媒体検査用ドライブ装置の判定方法において、上記欠陥情報が提供された場合、媒体検査用ドライブ装置が上記欠陥情報を受取受取り手順と、上記欠陥情報が提供された場合、該受取り手順にて受取った上記欠陥情報に基づいて、上記媒体検査用ドライブ装置が検査すべき上記媒体の領域を決定する検査領域決定手順と、該検査領域決定手順にて決定された媒体の領域に対する媒体検査用ドライブ装置による検査により得られた欠陥情報と、当該媒体検査用ドライブ装置に提供されている欠陥情報とを比較し、その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を媒体検査用ドライブ装置が行う判定手順とを有するように構成される。

0011

このような媒体検査用ドライブ装置の判定方法では、当該媒体検査用ドライブ装置に媒体の欠陥情報が提供され、当該媒体検査用ドライブ装置は、その欠陥情報に基づいて検査を行うべき媒体の領域を決定する。そして、その決定した媒体の領域に対して検査を行い、その際に得られた欠陥情報と上記提供されている欠陥情報とが比較される。その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定がなされる。

0012

上記のように媒体検査用ドライブ装置に対して媒体の欠陥情報が提供されている場合には、その欠陥情報を基準にして媒体検査用ドライブ装置が実行した媒体に対する検査にて得られた欠陥情報を判断することにより当該媒体検査用ドライブ装置が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を行うことができる。

0013

また、媒体検査用ドライブ装置は必ずしも媒体全面について検査する必要はなく、提供された媒体の欠陥情報に基づいて決定された領域について検査を実行すればよい。

0014

媒体検査用ドライブ装置に対して媒体の欠陥情報が提供されていないとの判定がなされた場合における当該媒体検査用ドライブ装置の正常性判定手法は任意である。例えば、公知の手法を用いることができる。

0015

上記請求項1記載の方法では、媒体の欠陥情報の媒体検査用ドライブ装置への提供元は特に限定されていない。この提供元からの受取りについて、例えば、請求項2に記載されるように、媒体検査用ドライブ装置が、上記媒体または上記媒体検査用ドライブ装置を制御するホストから、上記欠陥情報を受取るように構成することができる。また、請求項3に記載されるように、上記媒体の欠陥が上記媒体の一部に集中している場合、上記媒体検査用ドライブ装置は、欠陥が集中している媒体の領域のみを検査するように構成することができる。

0016

媒体検査用ドライブ装置に提供される媒体の欠陥情報の提供元がホストでない場合に、媒体の欠陥情報が消失してしまう可能性を防止するという観点から、本発明は、請求項4に記載されるように、判定手順にて当該媒体検査用ドライブ装置が正常であるとの判定がなされ、かつ、当該媒体検査用ドライブ装置にホストから上記媒体の欠陥情報が提供されていない場合に、当該媒体検査用ドライブ装置が上記検査結果にて得られた欠陥情報を当該媒体に書込むことなく所定の終了処理を行う終了処理手順を有するように構成することができる。

0017

上記第二の課題を解決するため、本発明は、請求項5に記載されるように、媒体の欠陥の状況を表す欠陥情報が既知の媒体を用いて、自機が正常に欠陥を検出できたか否かの判定を行う媒体検査用ドライブ装置において、上記媒体検査用ドライブ装置が上記欠陥情報を受取る受取り手段と、該受取り手順にて受取った上記欠陥情報に基づいて、上記媒体検査用ドライブ装置が検査すべき上記媒体の領域を決定する検査領域決定手段と、該検査領域決定手段にて決定された媒体の領域に対する検査により得られた欠陥情報と、該媒体検査用ドライブ装置に提供されている欠陥情報とを比較し、その比較結果に基づいて当該媒体検査用ドライブ装置が正常か否かを判定する判定手段と、該判定手段での判定結果に基づいた終了処理を実行する終了処理実行手段とを有するように構成される。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

0019

本発明の実施の一形態に係る媒体検査用ドライブは、図1に示すように構成される。

0020

図1において、媒体検査用ドライブ20は、PC端末等のホスト30に接続され、ヘッドユニット15を介して媒体(例えば、光ディスク)10に対する情報の読み書きを行う。この媒体検査用ドライブ20は、コマンド制御部21、メカ制御部22、インターフェイス制御部23及びメモリ24を有する。コマンド制御部21は、インターフェイス制御部23を介してホスト30からのコマンドを入力すると、その入力コマンドに従って、メカ制御部22及びメモリ24の制御及びヘッドユニット15の制御を行って、媒体10に対する情報書込みの制御または媒体10からの情報読出しの制御を行う。メカ制御部22は、コマンド制御部21の制御のもと、ヘッドユニット15の駆動制御を行う。メモリ24には、媒体10またはホスト30から受取った欠陥情報に関する情報、媒体を検査して検出した欠陥情報等を記録する。

0021

このような構成の媒体検査用ドライブ20は、ホスト30からフォーマット・ユニットコマンドを受信すると、例えば、図2乃至図4に示す手順に従って、媒自機が体検査用ドライブとして正常であるか否かを判定する。

0022

図2において、インターフェイス制御部23を介してホスト30からのフォーマット・ユニットコマンドを入力したコマンド制御部21は、ホスト30から当該コマンドと共に媒体10の欠陥の状況を表す欠陥情報を受信したか否かを判定する(S1)。この欠陥情報を受信していないとの判定がなされると(S1でNO)、更に、コマンド制御部21は、セットされた媒体10の特定領域に当該媒体10の欠陥の状況を表す欠陥情報が書込まれているか否かを判定する(S2)。この判定は、例えば、当該媒体10の特定領域からの情報読出しを行って、その際に得られた情報に基づいてなされる。

0023

その媒体10の特定領域に欠陥情報が書込まれていないとの判定がなされると(S2でNO)、コマンド制御部21は、当該媒体10に欠陥情報が書込まれていない旨をメモリ24に記憶させる(S3)。そして、コマンド制御部21は、当該媒体10の全面について検査を行うことを決定する(S4)。

0024

一方、ホスト30からフォーマット・ユニットコマンドと共に当該媒体10の欠陥の状況を表す欠陥情報が受信されたとの判定がなされると(S1でYES)、コマンド制御部21は、ホスト30から欠陥情報を受信した旨をメモリ24に記憶させる(S5)。そして、コマンド制御部21は、その受信した欠陥情報から得られる欠陥の状況から媒体10の検査すべき領域を決定する(S7)。

0025

また、ホスト30から上記欠陥情報の受信がなされていない状況において、当該媒体10の特定領域にその欠陥情報が書込まれているとの判定がなされると(S1でNO、S2でYES)、コマンド制御部21は、媒体10の特定領域にその欠陥情報が書込まれていた旨をメモリ24に記憶させる(S6)。そして、コマンド制御部21は、その欠陥情報から得られる欠陥の状況から媒体10の検査すべき領域を決定する(S7)。

0026

上記のようにして媒体10の検査すべき領域が決定されると(S4、S7)、コマンド制御部21は、メカ制御部22及びヘッドユニット15を制御して、その決定された領域に対して検査のための消去(Erase)、書込み(Write)、検証(Verify)の各処理を行う(S11)。その各処理の過程で、エラーが発生すると、コマンド制御部21はその位置(アドレス)を欠陥がある位置としてメモリ24に登録する(欠陥登録:S12)。そして、検査すべき残りブロックが存在するか否かが判定される(S13)。まだ、検査すべき残りブロックが存在する場合(S13で「あり」)、上記各処理が継続しておこなわれ(S11)、その過程で、エラーが発生する毎に、上記欠陥登録(S12)がなされる。

0027

上記のようにして媒体10の決定された領域についての検査が終了すると(S13で「なし」)、コマンド制御部21は、メモリ24に格納された欠陥の位置に基づいて当該媒体10の欠陥の状況を表す欠陥情報を作成し、メモリ24に記憶させる(S14)。そして、コマンド制御部21は、その作成した欠陥情報と比較すべき欠陥情報、即ち、ホスト30から受信した欠陥情報または媒体10に書込まれた欠陥情報が有るか否かを判定する(S15)。

0028

そのような欠陥情報があるとの判定がなされると(S15で「あり」)、コマンド制御部21は、更に、図3に示す手順に従って処理を継続する。

0029

図3において、コマンド制御部21は、ホスト30からまたは媒体10から取得した欠陥情報とメモリ24に格納された実際に検出された欠陥情報とを比較し、それらの差が所定基準以内であるか否かを判定する(S21)。それら欠陥情報の差が所定基準以内であるとの判定がなされると、コマンド制御部21は、媒体10の欠陥を正しく検出できたとして、更に、ホスト30から欠陥情報を取得していたか否かを判定する(S22)。ホスト30から欠陥情報を取得していたとの判定がなされると(S22でYES)、コマンド制御部21は、メカ制御部22ヘッドユニット15及びメモリ24を制御して、メモリ24に格納された実際に検出された欠陥情報を媒体10に書込む(S23)。

0030

そして、コマンド制御部21は、当該媒体検査用ドライブ20は正常なものと判断して正常終了処理を行う。この正常終了処理では、例えば、正常終了信号インターフェイス部23を介してホスト30に転送される。これにより、ホスト30の管理者は、当該媒体検査用ドライブ20が正常なものであるとの判断をすることができる。

0031

また、ホスト30から欠陥情報を取得していないとの判定がなされた場合(S22でNO)、即ち、媒体10から欠陥情報を取得した場合、検出された欠陥情報に基づいてフォーマットを行うと媒体10にもともと書込まれていた欠陥情報と異なってしまうので、そのフォーマットを行うことなく、上記正常処理が行われる。

0032

一方、上記メモリ24に格納された実際に検出された欠陥情報とホスト30または媒体10から取得された欠陥情報との差が所定基準値を超えるとの判定がなされると(S21)、コマンド制御部21は、媒体10の欠陥を正しく検出できなかったとして、異常終了処理(S24)を実行する。この異常終了処理(S24)では、例えば、異常終了信号がインターフェイス部23を介してホスト30に転送される。これにより、ホスト30の管理者は、当該媒体検査用ドライブ20が正常ではないとの判断を行うことができる。

0033

図2に戻って、上述したように検査により得られた欠陥の位置に基づいて欠陥情報が作成された(S14)後に、ホスト30及び媒体10のいずれからも当該媒体10の欠陥情報が取得されていないとの判定がなされると(S15で「なし」)、コマンド制御部21は、更に、図4に示す手順に従って処理を継続する。即ち、コマンド制御部21は、メカ制御部22、ヘッドユニット15及びメモリ24を制御して、その作成された欠陥情報を媒体10に書込み(S31)、その後、上述したような正常終了処理を行う。

0034

上記のような媒体検査用ドライブ20では、ホスト30から媒体10の欠陥情報が提供された場合、または、媒体10の特定領域に当該媒体10の欠陥情報が書込まれている場合には、必ずしも媒体10の全面についての検査処理は行われずに、その欠陥情報に基づいて決定された領域についての検査処理が行われる。これにより、媒体検査用ドライブ20の正常か否かの判定がより効率的に行うことが可能となる。

0035

また、媒体検査用ドライブ20にホスト30または媒体10から提供された欠陥情報を基準にして、実際に検査して得られた媒体10の欠陥情報を判断することにより当該媒体検査用ドライブの正常性の判定がなされるので、従来のように検査員による検査作業の必要がなくなり、当該媒体検査用ドライブの正常性の判定をより効率的に行うことができるようになる。

0036

なお、図2乃至図4に示す手順に従って処理において、ホスト30から媒体の欠陥情報が提供されず(S1でNO)、かつ、媒体10の特定領域に欠陥情報が書込まれていない場合(S2でNO)、媒体検査用ドライブ20は、媒体の全面検査を行うことになる(S4)。この場合、その検査処理(S11、S12、S13)の結果に基づいて欠陥情報が作成された(S14)後、従来と同様に、その欠陥情報の異常性の有無により当該媒体検査用ドライブ20の正常か否かが判定される。その後、正常であるとの判定がなされた場合に、S15、S31の各処理及び正常終了処理が順次実行される。

0037

上記例において、図2に示すS1、S2での処理は第一の判定手順(手段)に対応し、S7での処理は検査領域決定手順(手段)に対応し、図3に示すS21での処理が第二の判定手順(手段)に対応する。

発明の効果

0038

以上、説明したように、請求項1乃至4記載の本願発明によれば、媒体検査用ドライブ装置に対して媒体の欠陥情報が提供されている場合には、その欠陥情報を基準にして媒体検査用ドライブ装置が実行した媒体に対する検査にて得られた欠陥情報を判断することにより当該媒体検査用ドライブ装置が適・不適(または、正常、異常)かの判定を行うことができる。また、媒体検査用ドライブ装置は必ずしも媒体全面について検査処理する必要はなく、提供された媒体の欠陥情報に基づいて決定された領域について検査処理を実行すればよい。このため、媒体検査用ドライブ装置の正常か否かの判定をできるだけ効率的に行うことができる媒体検査用ドライブ装置の適・不適(または、正常、異常)かの判定方法を実現することができるようになる。

0039

また、請求項5記載の本願発明によれば、上記のような判定方法に従って自機の適・不適(または、正常、異常)を判定することのできる媒体検査用ドライブ装置を実現することが可能となる。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の実施の一形態に係る媒体検査用ドライブの構成例を示す図である。
図2媒体検査用ドライブの正常性を判定するための処理の一例を示すフローチャート(その1)である。
図3媒体検査用ドライブの正常性を判定するための処理の一例を示すフローチャート(その2)である。
図4媒体検査用ドライブの正常性を判定するための処理の一例を示すフローチャート(その3)である。

--

0041

10媒体(光ディスク)
15ヘッドユニット
20 媒体検査用ドライブ
21コマンド制御部
22メカ制御部
23インターフェイス制御部

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