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技術 免疫担当細胞の活性の増強方法

出願人 農事組合法人全国新茸生産組合
発明者 桑原正人森山雄三
出願日 2002年4月19日 (18年2ヶ月経過) 出願番号 2002-117016
公開日 2003年11月6日 (16年8ヶ月経過) 公開番号 2003-313139
状態 拒絶査定
技術分野 飼料(2)(一般) 植物物質含有医薬 化合物または医薬の治療活性
主要キーワード 千枚岩 増加状態 医王石 造水装置 防衛反応 パウロ ムリル 菌糸塊
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年11月6日)のものです。
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図面 (3)

課題

生体細胞性免疫力やNK・NKT細胞活性簡易に増強させることができる免疫担当細胞の活性の増強方法を提供することを課題としている。

解決手段

免疫担当細胞の活性の増強方法において、アガリクスブラゼイムリルと、舞茸と、霊芝とから抽出された各エキスを主成分とする3種複合エキス水溶液の有効量を、人間以外の哺乳類動物経口投与することにより、これらの動物のNK細胞及びNKT細胞の活性を増強させることを特徴としている。

概要

背景

生体内抗原が浸入すると、末梢血液中のマクロファージリンパ球の働きにより、生体は抗病性を有する。また、NK細胞NKT細胞抗腫瘍性を発揮することで注目されている。そこで、これらの免疫担当細胞活性を増強することにより、生体の免疫力を増強し、さらに、抗腫瘍性を増強することが期待されている。

概要

生体の細胞性免疫力やNK・NKT細胞の活性を簡易に増強させることができる免疫担当細胞の活性の増強方法を提供することを課題としている。

免疫担当細胞の活性の増強方法において、アガリクスブラゼイムリルと、舞茸と、霊芝とから抽出された各エキスを主成分とする3種複合エキス水溶液の有効量を、人間以外の哺乳類動物経口投与することにより、これらの動物のNK細胞及びNKT細胞の活性を増強させることを特徴としている。

目的

しかしながら、従来において、NK細胞やNKT細胞などの細胞性免疫能を簡易に増強させる方法が存在しないという問題が存在している。そこで、本発明は、NK細胞やNKT細胞などの細胞性免疫能を簡易に増強させることができる方法を提供することを課題としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

アガリクスブラゼイムリルと、舞茸と、霊芝とから抽出された各エキスを主成分とする3種複合エキス水溶液の有効量を、人間以外の動物経口投与することにより、前記動物の免疫担当細胞活性を増強させることを特徴とする免疫担当細胞の活性の増強方法

請求項2

前記動物のNK細胞及びNKT細胞の活性を増強させることを特徴とする請求項1に記載の免疫担当細胞の活性の増強方法。

技術分野

0001

本発明は、人間以外の動物における免疫担当細胞活性増強方法に関する。

背景技術

0002

生体内抗原が浸入すると、末梢血液中のマクロファージリンパ球の働きにより、生体は抗病性を有する。また、NK細胞NKT細胞抗腫瘍性を発揮することで注目されている。そこで、これらの免疫担当細胞の活性を増強することにより、生体の免疫力を増強し、さらに、抗腫瘍性を増強することが期待されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、従来において、NK細胞やNKT細胞などの細胞性免疫能を簡易に増強させる方法が存在しないという問題が存在している。そこで、本発明は、NK細胞やNKT細胞などの細胞性免疫能を簡易に増強させることができる方法を提供することを課題としている。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、前記課題を解決すべく構成されるものであり、請求項1に記載の発明は、免疫担当細胞の活性の増強方法において、アガリクスブラゼイムリルと、舞茸と、霊芝とから抽出された各エキスを主成分とする3種複合エキス水溶液の有効量を、人間以外の哺乳類の動物に経口投与することにより、これらの動物の免疫担当細胞の活性を増強させることを特徴としている。

0005

ここで、免疫担当細胞とは、末梢血液中の5種類の白血球好中球好酸球好塩基球単球、リンパ球)を構成する細胞であり、体内侵入した抗原に対して免疫担当細胞が、それぞれ異なる働きを行うことにより、抗原や腫瘍細胞の増殖を抑制するものである。

0006

さらに、アガリクス・ブラゼイ・ムリル(Agaricus blazeiMurill)(以下、「アガリクス茸」という)とは、ハラタケ科に属する茸であり、ブラジルのサンパウロ郊外ピエダーテ山地原産地である。また、舞茸(Grifola froudosa)とは、サルノコシカケ科に属する茸である。また、霊芝(Ganoderma lucidum)とは、サルノコシカケ科に属する茸である。

0007

また、エキス水溶液とは、各茸から抽出されたエキスが水、活性化された水又は水性媒体により希釈されたものである。なお、各茸のエキスは、乾燥状態の茸を煎じて抽出した生菌エキス、各茸の菌糸塊体から抽出したエキスなどを適宜選択することができる。また、本出願人による特許第2887756号に従ってアガリクス茸の菌糸体を直接培養することにより得られた生菌エキスを用いてもよく、さらに、アガリクス茸以外の2種の茸にも前記特許第2887756号の方法を適用して生菌エキスを得てもよい。

0008

さらに、3種複合エキス水溶液の製造方法は限定されるものではなく、例えば、各茸のエキス水溶液をそれぞれ製造した後に、所定の比率により配合させてもよい。このとき、各エキス水溶液の比率は限定されるものではないが、アガリクス茸の比率を他の茸の比率よりも高くすることが好ましい。また、3種複合エキス水溶液の有効量は、対象となる動物の種類、体重、健康状態等により適宜に定められる量である。

0009

この発明によれば、3種複合エキス水溶液を経口投与することにより、生体の免疫担当細胞の活性を増強させることができるため、生体内の細胞性免疫能を簡易に増強させることができる。

0010

また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の免疫担当細胞の活性の増強方法において、人間以外の哺乳類の動物のNK細胞及びNKT細胞の活性を増強させることを特徴としている。

0011

ここで、免疫担当細胞には、T細胞、B細胞、マクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞及びNKT細胞が存在することが分っている。各免疫担当細胞は、それぞれ働きが異なっており、NK細胞及びNKT細胞は、癌細胞の増殖の抑制(抗癌作用及び制癌作用)、自己免疫性疾患発症抑制高血圧の抑制、アレルギー抑制などの免疫機能関与している。したがって、NK細胞及びNKT細胞を活性(以下「NK・NKT活性」という)させることにより、抗癌作用や制癌作用などの免疫力を高めることが、近年非常に注目されている。

0012

この発明によれば、3種複合エキス水溶液を経口投与することにより、生体のNK・NKT活性を増強させ、抗癌作用、制癌作用、自己免疫性疾患の発症抑制、高血圧の抑制、アレルギー抑制などの免疫力を簡易に高めることができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。

0014

[本発明の免疫担当細胞の活性の増強方法における考え方]本発明の免疫担当細胞の活性の増強方法は、アガリクス茸と、舞茸と、霊芝とから抽出された各エキスを主成分とする3種複合エキス水溶液を人間以外の哺乳類の動物に経口投与することにより、生体の免疫担当細胞の活性を簡易に増強するものである。さらに、抗癌作用や制癌作用などの免疫機能に関与しているNK細胞及びNKT細胞の活性(NK・NKT活性)を増強させるものである。

0015

[3種複合エキスの水溶液]本発明の実施形態における3種複合エキス水溶液は、アガリクス茸と、舞茸と、霊芝との各エキス水溶液を所定の比率により配合したものである。なお、本実施形態では、アガリクス茸の比率が、他の茸の比率よりも大きくなっている。

0016

次に、本発明の実施形態における3種複合エキス水溶液の製造方法について説明する。アガリクス茸と舞茸の菌糸塊体を活性化された水に漬け込むことにより、各茸のエキスを抽出するとともに、このエキスが活性化された水により希釈された各茸のエキス水溶液を製造する。また、乾燥状態の霊芝を活性化された水に漬け込むことにより、霊芝のエキスを抽出するとともに、このエキスが活性化された水により希釈された霊芝のエキス水溶液を製造する。そして、各茸のエキス水溶液を所定の比率により配合して3種複合エキス水溶液を製造する。

0017

ここで、各茸のエキス水溶液の製造において、活性化された水を使用することにより高品質のエキス水溶液を製造することが好ましい。なお、活性化された水とは、本発明の目的効果を損なわない範囲で添加物を添加した水あるいは水のクラスター細分化する等の物理的処理を施した水を意味する。化学的添加剤として、例えば各種ミネラル類や、酵素類、アガリクス茸の栄養素、その他の茸の栽培に通常使用されている添加物等が挙げられ、また物理的方法として、水を医王石千枚岩などの各種のセラミックスに通過させ、水の有効成分を増加させるものがある。例えば、株式会社サンウェーブから妙水の登録商標名で販売されている造水装置を通過させた水が挙げられる。

0018

[免疫担当細胞の活性の増強方法]次に、本発明の実施形態における免疫担当細胞の活性の増強方法について説明する。まず、臨床上健康な人間以外の哺乳類の動物に3種複合エキス水溶液の有効量を経口投与する。なお、有効量は、対象となる動物の種類、体重、健康状態等により適宜に定められる量であるが、0.1ml/kg/dayから10.0ml/kg/dayの間であることが好ましい。

0019

[免疫担当細胞の活性の測定方法]また、3種複合エキス水溶液を投与した動物の免疫担当細胞の活性を確認した。ここで、免疫担当細胞の活性の測定方法について説明する。本実施形態では、スクリーニング全血を用いて行われ、全血における免疫担当細胞の活性の測定と分離細胞から得られたNK・NKT活性の測定を行う。全血における免疫担当細胞の活性の測定は、免疫担当細胞の活性の活性値BLC(生物学的化学発光)法により経時的に求め、その活性値を積分値として算出する。また、NK・NKT活性の測定は、リンパ球から付着細胞比重遠心法により分離して除いた細胞集団をNK細胞及びNKT細胞として、腫瘍細胞を標的としてそのNK・NKT活性の活性値をBLC法により経時的に求め、その活性値を積分値として算出する。

0020

[免疫担当細胞の活性の増強方法による効果]前記免疫担当細胞の活性の測定方法による結果、3種複合エキス水溶液を投与した哺乳類の動物において、全血における免疫担当細胞の活性の測定では、マクロファージと好中球の活性値の増加が確認された。ここで、好中球は、体内に侵入する感染病原体異物に対する防衛反応を生じさせる働きがあり、マクロファージは、細菌などが体内に侵入した際に、その異物を細胞内に取り込み、異物の情報を収集する働きがある。なお、前記各活性値の増加は副作用の無いレベルで行われ、サイトカインなどを投与してもサイトカイン血症などの副作用を生じることがなかった。さらに、NK・NKT活性の測定では、NK・NKT活性の活性値の増加が確認された。

0021

したがって、本発明の実施形態に係る免疫担当細胞の活性の増強方法では、3種複合エキス水溶液を経口投与することにより、生体内の細胞性免疫能を簡易に増強させることができる。

0022

以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の免疫担当細胞の活性の増強方法は、人間以外の哺乳類の動物に適用可能であるが、本実施例では、ビーグル犬に適用した場合を例として説明する。また、3種複合エキス水溶液の製造方法や免疫担当細胞の活性の測定方法は、前記実施形態に記載した方法により行われる。

0023

図1は、本発明の実施例におけるマクロファージや好中球の活性値を示したグラフである。図2は、本発明の実施例におけるNK・NKT活性の活性値を示したグラフである。

0024

[3種複合エキス水溶液の製造]まず、各茸のエキス水溶液を製造する。アガリクス茸のエキス水溶液は、活性化された水100リットルにアガリクス茸の菌糸塊体80kgを35日間漬け込むことにより製造する。また、舞茸のエキス水溶液についても同様の手法により製造する。霊芝のエキス水溶液は、活性化された水100リットルに乾燥状態の霊芝30kgを、3kgを限度に3日間毎に分割して投入し、38日間漬け込むことにより製造する。

0025

次に、アガリクス茸のエキス水溶液が50容量%、舞茸のエキス水溶液が35容量%、霊芝のエキス水溶液が15容量%の比率により配合して3種複合エキス水溶液を製造する。

0026

[免疫担当細胞の活性の増強]3種複合エキス水溶液の有効量を臨床上健康な成のビーグル犬(5頭)に経口投与し、投与前と投与後におけるビーグル犬の免疫担当細胞の活性の活性値を経時的に求めることにより本発明の効果を確認した。なお、本実施例では、1頭のビーグル犬に対して3種複合エキス水溶液を1ml/kg/dayの量で投与した。

0027

まず、全血における免疫細胞活性の測定では、図1に示すように、マクロファージや好中球の活性値に一過性の増加が確認された。また、NK・NKT活性の測定では、図2に示すように、2種類の活性値の増加状態が確認された。2頭のサンプル1(図2における符号1)では、投与後6時間を頂点として活性値が低下した。また、3頭のサンプル2(図2における符号2)では、投与後6時間を過ぎても活性値が増加した。

0028

この結果、本発明の免疫担当細胞の活性の増強方法において、3種複合エキス水溶液を経口投与することにより、生体の免疫担当細胞の活性が増強することが確認された。

0029

以上、本発明の好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は前記実施形態及び実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。

発明の効果

0030

本発明の免疫担当細胞の活性の増強方法によれば、3種複合エキス水溶液を経口投与することにより、生体の免疫担当細胞の活性を増強させることができるため、生体の細胞性免疫力を簡易に増強させることができる。また、NK・NKT活性を増強させる構成では、抗癌作用、制癌作用などの免疫力を簡易に高めることができる。

図面の簡単な説明

0031

図1本発明の実施例におけるマクロファージや好中球の活性値を示したグラフである。
図2本発明の実施例におけるNK・NKT活性の活性値を示したグラフである。

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