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技術 豆類収穫装置およびこの装置を備えた豆類収穫機

出願人 宮本啓二株式会社北海農機サカエ農機株式会社
発明者 宮本啓二とうさき健一松ヶ崎久男
出願日 2002年4月9日 (18年1ヶ月経過) 出願番号 2002-106880
公開日 2003年10月21日 (16年6ヶ月経過) 公開番号 2003-299405
状態 拒絶査定
技術分野 収穫機本体(5)(特定作物用)
主要キーワード 収納籠 色流れ 作業行程 両回転体 防護壁 労働時間 左右夫 回転カッター
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年10月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

早期収穫における高品質子実の確保、子実の損失の抑制、天候に左右されない豆類収穫の実現。

解決手段

圃場に生えているa4を挟持部2が挟持した状態で切断部2が茎a4を切断し、切断された茎a4を挟持部2が挟持しながら搬送し、茎a4の搬送道中で収穫部3が茎a4から実aをこそぎ取るとともに、その莢実aから完熟子実a1のみを脱粒して、完熟子実a1と未熟莢実a2を収穫する一方、挟持部2が茎a4の挟持を解除して茎a4を圃場に置き捨てる

概要

背景

概要

早期収穫における高品質子実の確保、子実の損失の抑制、天候に左右されない豆類収穫の実現。

圃場に生えているa4を挟持部2が挟持した状態で切断部2が茎a4を切断し、切断された茎a4を挟持部2が挟持しながら搬送し、茎a4の搬送道中で収穫部3が茎a4から実aをこそぎ取るとともに、その莢実aから完熟子実a1のみを脱粒して、完熟子実a1と未熟莢実a2を収穫する一方、挟持部2が茎a4の挟持を解除して茎a4を圃場に置き捨てる

目的

本発明は、早期収穫における高品質子実の確保、損失の抑制、天候に大きく左右されない豆類収穫を達成することを課題とし、この課題を解決する収穫装置および豆類収穫機の提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

圃場に生えているを挟持部が挟持した状態で切断部が茎を切断し、切断された茎を挟持部が挟持しながら搬送し、茎の搬送道中で収穫部が茎から実をこそぎ取るとともに、その莢実から完熟子実のみを脱粒して、完熟子実と未熟莢実を収穫する一方、挟持部が茎の挟持を解除して茎を圃場に置き捨てる、または、回収するようにしていることを特徴とする豆類収穫装置

請求項2

圃場に生えている茎を挟持部が挟持した状態で切断部が茎を切断し、切断された茎を挟持部が挟持しながら搬送し、茎の搬送道中で収穫部が茎から莢実をこそぎ取るとともに、その莢実から完熟子実のみを脱粒して、完熟子実と未熟莢実を収穫する一方、挟持部が茎の挟持を解除して茎を圃場に置き捨てる、または、回収する構成とする豆類収穫装置を備え、この豆類収穫装置の後方に、完熟子実と未熟莢実と豆殻を選別する選別装置と、選別された完熟子実と未熟莢実を夫々個別に回収する回収部と、豆殻を排出する排出部、または/および、豆殻回収部とを備えたことを特徴とする豆類収穫機

請求項3

収穫部は、こそぎ取られた莢実と脱粒された完熟子実を受ける受け部と、受け部の莢実と子実のみを運搬する運搬手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の豆類収穫装置、または、請求項2に記載の豆収穫機

技術分野

0001

本発明は、豆類収穫装置およびこの装置を備えた豆類収穫機に関する。

0002

豆類収穫は、を刈り倒して乾燥させ、さらにニオ積みにより乾燥、登熟させた後、脱して子実を収穫する方法が一般的に行われている。しかしながら、これらの収穫方法においては、極めて時間および労力を要し、しかも、天候に大きく左右されるので、最近の傾向である生産者人口の減少に対応できない。このため最近では、茎を刈り倒した後の莢実の乾燥を未完全の内に収穫する早期収穫方法が行なわれているが、
早期収穫方法では、水分が多い未熟の莢実を含むために、その莢実を脱粒することおよび茎から分離することが難しく、莢実の状態、又は茎についた状態で脱莢機から排出されてしまうこともある。つまり、早期収穫方法は、生産者人口の減少に対応する方法であるものの、逆に子実の品質劣化、未脱等の損失、汚粒等が有り、現行法ではにお積みの手間がかかる上、色流れ風乾中の飛散等の損失も多く、これらの点について改良が求められていた。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明は、早期収穫における高品質子実の確保、損失の抑制、天候に大きく左右されない豆類収穫を達成することを課題とし、この課題を解決する収穫装置および豆類収穫機の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0004

上記した目的を達成するために本発明は下記の技術的手段を採用する。その技術的手段は、圃場に生えている茎を挟持部が挟持した状態で切断部が茎を切断し、切断された茎を挟持部が挟持しながら搬送し、茎の搬送道中で収穫部が茎から莢実をこそぎ取るとともに、その莢実から完熟子実のみを脱莢して、完熟子実と未熟莢実を収穫する一方、挟持部が茎の挟持を解除して茎を圃場に置き捨てる、または、回収するようにしていることを特徴とする豆類収穫装置にしたことである。(請求項1)

0005

また、圃場に生えている茎を挟持部が挟持した状態で切断部が茎を切断し、切断された茎を挟持部が挟持しながら搬送し、茎の搬送道中で収穫部が茎から莢実をこそぎ取るとともに、その莢実から完熟子実のみを脱粒して、完熟子実と未熟莢実を収穫する一方、挟持部が茎の挟持を解除して茎を圃場に置き捨てる、または、回収する構成とする豆類収穫装置を備え、この豆類収穫装置の後方に、完熟子実と未熟莢実と豆殻を選別する選別装置と、選別された完熟子実と未熟莢実を夫々個別に回収する回収部と、豆殻を排出する排出部、または/および、豆殻回収部とを備えたことを特徴とする豆類収穫機にしたことである。(請求項2)

0006

請求項1の発明によれば、収穫初期段階において全て莢実のみを収穫するとともに、その内の完熟莢実のみを脱粒することによって、水分を多く含む未熟子実を莢実の状態として保護することができ、茎は機内に投入されること無く圃場に置き捨てられ、または、回収される。そして、請求項2の発明によれば、前記と同様に莢実のみを収穫するとともに、完熟実のみを脱粒し、かつ、茎を圃場に置き捨て、または、回収し、そして、脱粒された完熟子実、脱粒されない未熟莢実、これら以外の豆莢、豆殻、葉、小枝を夫々選別し、完熟子実と未熟莢実を夫々分別して収穫し、豆莢、豆殻、葉、小枝は捨てられ、または、回収される。

発明を実施するための最良の形態

0007

請求項1においては、収穫した莢実と完熟子実は、例えば収納袋収納箱あるいは収納籠等の収納体収納するが、このとき莢実と完熟子実を落とさないように収納し、請求項2においては、収穫した莢実と完熟子実を落とさないように選別装置に投入する必要があるため、収穫部は、こそぎ取られた莢実と脱莢された完熟子実を受ける受け部と、受け部の莢実と子実のみを運搬する運搬手段を含んで構成することが好適である。(請求項3)
運搬手段は、後記する実施例では、受け部に落下した莢実および完熟子実を送風ファン送風して吹き飛ばす構成にしているが、このほかにも、ベルトコンベアスクリューコンベア等で運搬する構成が挙げられる。

0008

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、本実施例では、請求項2に係る豆類収穫装置を備えた豆類収穫機を例示しており、請求項1に係る豆類収穫装置については、本実施例中で説明する。また、本実施例では、豆類収穫機の構造を説明するための図面を模式的に現している。

0009

豆類収穫機Aは図1および図2に示すように、前方に豆類収穫装置Bを備え、当該装置の後方に、完熟子実a1と未熟莢実a2と豆殻を選別する選別装置Cと、選別された完熟子実a1と未熟莢実a2を夫々個別に回収する回収部(以下、「子実タンクD1」「莢実タンクD2」という)と、豆殻や葉のような不要物a3を機外に吹き飛ばす送風機Eとを備えて構成してる。符号Fは豆類収穫機Aを牽引するとともに、当該収穫機の作動源とするトラクターであり、豆類収穫機Aを周知の手段により連結して牽引する。尚、トラクターと豆類収穫機の連結手段については、周知の構造であるので説明は省略する。

0010

豆類収穫装置Bは、茎a4を挟持する挟持部1と、茎a4を切断する切断部2と、莢実aをこそぎ取るとともに、完熟子実a1のみを脱莢する収穫部3を備えて構成してある。挟持部1は図3ないし図5に示すように、左右2箇所備えられて、2畦の豆類を同時に収穫できるようにしていて、茎a4を一対の駆動ベルト11,12により挟持し、挟持した状態で切断された茎aを後方へ搬送するように構成してある。駆動ベルト11,12は、トラクターFの走行を兼ねた駆動輪から出力される動力が伝達されて作動する動力伝達機構(図示せず)によりプーリー13を回転させることによって駆動するようにしてある。駆動ベルト11,12は、少なくとも収穫部3で莢実をこそぎ取るときに茎aが抜けない程度の挟持力が発揮されるようにしてある。挟持部1は、莢実aがこそぎ取られると茎a4に対する挟持を解除し、挟持部1の後端から茎a4を落下させる。落下した茎a4は、後記する受け部34から滑り落ちて圃場上に置き捨てられる。尚、図示はしないが、前記受け部に連続して茎を回収する回収部を備えてもよい。

0011

切断部2は、円盤状の回転カッター、または、ナイフ受刃からなる切断装置であり、左右夫々の挟持部1の下方、かつ挟持部1で茎が挟持されたと同時に茎を切断する位置に配置してある。切断部2は、トラクターF、または、原動機から出力される動力が伝達されて作動するモーター(図示せず)により駆動するようにしてある。

0012

収穫部3は、図に示すように、左右2本を一対とする回転体31,32の外周にスクリュ状突起部33を形成して構成した左右二つの脱莢部3A,3Bを有したものであり、左右夫々の挟持部1の上方に配置してある。脱莢部3A,3Bは、前方から後方へ向かって挟持部1から上方に離間するように傾斜させて設置してあり、これによって、挟持部1で挟持された茎を下方から上方へしごき上げて莢実をこそぎ取るようにしている。

0013

回転体31,32は、図において相互に外側方向へ回転するようにしてある。スクリュ状突起部33の方向は、回転体31と回転体32とでは逆方向である。また、スクリュ状突起部33は、ピッチを回転体31と回転体32で略半ピッチずらすとともに、両回転体のスクリュ状突起部33の外周端部を対面する回転体面からわずかに離間する程度に位置させてある。このようにした回転体31,32は、切断部2で切断されて挟持部1で挟持されながら搬送される茎a4を、スクリュ状突起部33でしごき上げて莢実aを茎からこそぎ取るとともに、その内完熟子実のみを脱粒しながら、未熟莢実a2と完熟子実a1を後方へ搬送する。

0014

また、収穫部3は、脱莢部3A,3Bから落下する未熟莢実a2と完熟子実a1を受ける前記受け部34と、受け部34に落下した莢実と完熟子実を風力によって吹き飛ばして選別装置Cに搬送する搬送部を構成する送風ファン35を有している。受け部34は、挟持部1の下方の受け面34Aと、受け面34Aの左右端部に立設された防護壁34B,34Cとからなる。受け面34Aは、挟持部1の長手方向と平行に配置され、後端縁が選別装置Cの前端縁よりも上方に位置させている。

0015

このようにした収穫部3によれば、前記したように脱莢部3A,3Bが莢実aをこそぎ取るとともに、完熟子実a1を脱粒する。こそぎ取られた未熟莢実a2と脱粒された完熟子実a1は、受け部34に落下するとともに、送風ファン35からの風の風力によって選別装置Cに搬送される。

0016

選別手段Cは、従来から豆脱粒機(脱穀機)に使用され、一般にゆすりオーガと称するものであり、完熟子実a1のみが通過可能な形態の通し板C1から、ゆすりオーガの揺動により完熟子実a1のみを落とすとともに、未熟莢実a2を通し板C1上を移動させる構造とする周知のものである。通し板C1から落下した完熟子実a1は、送りコンベア61から昇降機6を経て子実タンクD1に搬送されて子実の収穫とされる。通し板C1上を移動する未熟莢実a2は、送りオーガ71から昇降機7を経て莢実タンクD2に搬送されてさらに乾燥させた後に脱粒される。そして、豆莢、豆殻、葉、小枝は送風機Eにより機外に吹き飛ばされて圃場上に置き捨てられる。尚、送風機Eにより機外に吹き飛ばされる豆莢、豆殻、葉、小枝を回収する回収部を備えてもよい。(図示せず)

0017

尚、本実施例では、牽引式の収穫機として例示したが、これに限定されるものではなく、自走式の構造とする収穫機としてもよいものである。(図示せず)

発明の効果

0018

本発明は以上説明したとおり、請求項1においては、茎を圃場に倒すことなく切断して搬送しながら莢実をこそぎ取るとともに、その内完熟莢実のみを脱粒して莢実と子実を収穫し、切断した茎は圃場に置き捨てることができ、請求項2においては、その上で、完熟子実と、未熟莢実と、豆莢とを夫々選別することができる。つまり、収穫前に茎の刈り倒し作業やニオ積み作業および茎葉も含めた状態での乾燥の必要が無いので、子実を最良の状態時において収穫できるばかりでなく、莢実への土砂の付着が微量となり、この土砂による汚粒の発生の可能性が大きく減少する。したがって、早期収穫における子実の損失を大幅に抑制することができるので、生産者にとって極めて有効な効果を有する豆類収穫装置およびこの装置を備えた豆類収穫機である。その上、ニオ積み作業という最も大変な作業を省略することができるので、天候に大きく左右されることなく高品質の子実を収穫でき、しかも、最近の生産者人口の減少による多大な労働時間や労力を軽減するために極めて大きな効果を有する。しかも、請求項2においては、結果的に完熟子実と未熟子実が選別されることになるので、両子実が混合されて収穫されることがない。したがって、収穫後の完熟子実と未熟子実の選別作業という作業行程を省略することができるので、労働時間の短縮や労力をさらに軽減するために極めて大きな効果を有する。さらに、収穫作業を行いながら茎を刈り倒すことによって、収穫後の刈り倒し作業を省略することができるので、労働時間の短縮や労力をさらに軽減するために極めて大きな効果を有する。そして、請求項3においては、受け部によって莢実と子実が機外への落下が防止されるとともに、受け部に落下した莢実と子実を運搬することができる。

図面の簡単な説明

0019

図1本発明の収穫機の模式図である。
図2図1の要部拡大図である。
図3図2正面側から見た図である。
図4図2平面側から見た図である。
図5図3の(5)-(5)線断面図である。

--

0020

A:豆類収穫機
B:豆類収穫装置
C:選別装置
D1:子実タンク(回収部)
D2:莢実タンク(回収部)
a:莢実
a1:完熟子実
a2:未熟莢実
a3:不要物
a4:茎
1:挟持部
2:切断部
3:収穫部
34:受け部
35:搬送部(送風ファン)
3A:脱莢部
3B:脱莢部

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