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技術 画像印刷装置、画像印刷方法、画像印刷システム、ラベル作成システム、ラベル作成方法および記憶媒体

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 羽山均
出願日 2002年3月29日 (15年7ヶ月経過) 出願番号 2002-097036
公開日 2003年10月14日 (14年1ヶ月経過) 公開番号 2003-291426
状態 未査定
技術分野 付属装置、全体制御 プリンティングのための記録情報の処理 プリンティングのための記録情報の処理 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 単一画像データ 自己検出 長ライン 単一サイズ パラレルデータ通信 設定長 利用エリア メニュー表

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図面 (14)

課題

印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファメモリ容量を小さく押さえることができる画像印刷装置画像印刷方法画像印刷システムラベル作成システムラベル作成方法および記憶媒体を提供する。

解決手段

次元直交座標のX軸方向およびY軸方向の印刷密度を設定し、かつ、印刷画像実印刷サイズを制限する制限印刷サイズを設定し、前記印刷密度で前記制限印刷サイズ以下の実印刷サイズとなる印刷画像を印刷バッファに準備して、印刷対象物に前記印刷画像を印刷する画像印刷装置であって、設定された前記印刷密度に応じて、前記制限印刷サイズを調整する制限印刷サイズ調整手段を備えたことを特徴とする。

背景

従来から、この種の画像印刷装置では、他の装置等から受信したり予め作成して記憶しておいた印刷画像を、印刷に先立って印刷バッファ格納して準備し、それを印刷対象物に印刷する。

概要

印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる画像印刷装置、画像印刷方法画像印刷システムラベル作成システムラベル作成方法および記憶媒体を提供する。

次元直交座標のX軸方向およびY軸方向の印刷密度を設定し、かつ、印刷画像の実印刷サイズを制限する制限印刷サイズを設定し、前記印刷密度で前記制限印刷サイズ以下の実印刷サイズとなる印刷画像を印刷バッファに準備して、印刷対象物に前記印刷画像を印刷する画像印刷装置であって、設定された前記印刷密度に応じて、前記制限印刷サイズを調整する制限印刷サイズ調整手段を備えたことを特徴とする。

目的

本発明は、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる画像印刷装置、画像印刷方法、画像印刷システム、ラベル作成システム、ラベル作成方法および記憶媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

次元直交座標のX軸方向およびY軸方向の印刷密度を設定し、かつ、印刷画像実印刷サイズを制限する制限印刷サイズを設定し、前記印刷密度で前記制限印刷サイズ以下の実印刷サイズとなる印刷画像を印刷バッファに準備して、印刷対象物に前記印刷画像を印刷する画像印刷装置であって、設定された前記印刷密度に応じて、前記制限印刷サイズを調整する制限印刷サイズ調整手段を備えたことを特徴とする画像印刷装置。

請求項2

前記印刷密度は、複数種類の印刷密度から択一的に選択されて設定されることを特徴とする、請求項1に記載の画像印刷装置。

請求項3

前記制限印刷サイズ調整手段は、前記制限印刷サイズ内に印刷可能なドット数が、所定値以下となるように、前記制限印刷サイズを調整することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像印刷装置。

請求項4

前記制限印刷サイズ調整手段は、前記印刷密度に応じた制限印刷サイズが、前記印刷対象物の印刷可能エリアのサイズ以上のときには、調整後の制限印刷サイズとして前記印刷可能エリアのサイズを設定するエリアサイズ制限設定手段を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像印刷装置。

請求項5

前記制限印刷サイズの前記Y軸方向のサイズは固定値であり、前記制限印刷サイズ調整手段は、前記制限印刷サイズの前記X軸方向のサイズを調整することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像印刷装置。

請求項6

前記印刷画像は、単一画像をN(Nは整数)個並べて構成され、前記単一画像の1個の印刷サイズ単一サイズとして設定する単一サイズ設定手段と、前記制限印刷サイズおよび前記単一サイズに基づいて印刷数である前記Nを決定する印刷数決定手段と、をさらに備えたことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像印刷装置。

請求項7

前記印刷画像は、前記単一画像を前記X軸方向に前記N個並べた画像であることを特徴とする、請求項6に記載の画像印刷装置。

請求項8

前記印刷対象物は、長尺状であり、その長手方向が前記X軸方向と一致するように装着されることを特徴とする、請求項7に記載の画像印刷装置。

請求項9

前記単一画像は、前記X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドットおよび前記Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットのJドット×Kドットの画像であり、前記単一画像を表現する単一画像データのうちの、前記X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各ラインデータを、所定の通信相手から順次受信することにより、前記Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデータを順次受信するラインデータ受信手段と、前記Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べることにより、前記Jドットの1ライン分を前記X軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成する長ラインデータ作成手段と、作成された前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインを前記印刷画像のkライン目として、前記印刷対象物の前記X軸方向に印刷するライン印刷手段と、をさらに備えたことを特徴とする、請求項7または8に記載の画像印刷装置。

請求項10

前記所定の通信相手からの受信は、RS−232C、USB、IEEE1394またはセントロクス規格に従ったものであることを特徴とする、請求項9に記載の画像印刷装置。

請求項11

請求項9または10に記載の各手段と、前記単一画像データを作成する画像作成手段と、作成された前記単一画像データのうちの前記K個のラインデータを第1インタフェースを介して順次送信する画像通信手段と、を備え、前記ラインデータ受信手段では、前記第1インタフェースを介して前記K個のラインデータを受信することを特徴とする画像印刷システム

請求項12

前記画像通信手段は、前記単一画像データを第2インタフェースを介して送信する画像データ送信手段と、前記第2インタフェースを介して前記単一画像データを受信して前記K個のラインデータに分割するデータ分割手段と、分割された前記K個のラインデータを1個ずつ順次、前記第1インタフェースを介して送信するラインデータ送信手段と、を有することを特徴とする、請求項11に記載の画像印刷システム。

請求項13

前記第2インタフェースは、所定のネットワークを介したものであることを特徴とする、請求項12に記載の画像印刷システム。

請求項14

前記第2インタフェースは、IEEE標準LAN準拠通信プロトコルに従った通信が可能なものであることを特徴とする、請求項12または13に記載の画像印刷システム。

請求項15

請求項6ないし14のいずれか1項に記載の各手段と、前記印刷対象物に印刷されたN個の単一画像のうちの各1個ずつの単一画像の部分を利用して、前記単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成する単一部分利用手段と、を備えたことを特徴とするラベル作成システム

請求項16

前記単一部分利用手段は、前記印刷対象物の前記各1個ずつの単一画像の部分を切り離す画像部分切断手段を有することを特徴とする、請求項15に記載のラベル作成システム。

請求項17

前記印刷対象物は、裏面の剥離層剥離することにより、前記単一画像が表面に印刷された状態で所定の貼付対象物貼付可能に構成されたものであることを特徴とする、請求項15または16に記載のラベル作成システム。

請求項18

2次元直交座標のX軸方向およびY軸方向の印刷密度を設定し、かつ、印刷画像の実印刷サイズを制限する制限印刷サイズを設定し、前記印刷密度で前記制限印刷サイズ以下の実印刷サイズとなる印刷画像を印刷バッファに準備して、印刷対象物に前記印刷画像を印刷する画像印刷方法であって、設定された前記印刷密度に応じて、前記制限印刷サイズを調整する制限印刷サイズ調整工程を備えたことを特徴とする画像印刷方法。

請求項19

前記制限印刷サイズ調整工程では、前記制限印刷サイズ内に印刷可能なドット数が、所定値以下となるように、前記制限印刷サイズを調整することを特徴とする、請求項18に記載の画像印刷方法。

請求項20

前記制限印刷サイズ調整工程は、前記印刷密度に応じた制限印刷サイズが、前記印刷対象物の印刷可能エリアのサイズ以上のときには、調整後の制限印刷サイズとして前記印刷可能エリアのサイズを設定するエリアサイズ制限設定工程を有することを特徴とする、請求項18または19に記載の画像印刷方法。

請求項21

前記制限印刷サイズの前記Y軸方向のサイズは固定値であり、前記制限印刷サイズ調整工程では、前記制限印刷サイズの前記X軸方向のサイズを調整することを特徴とする、請求項18ないし20のいずれかに記載の画像印刷方法。

請求項22

前記印刷画像は、単一画像をN(Nは整数)個並べて構成され、前記単一画像の1個の印刷サイズを単一サイズとして設定する単一サイズ設定工程と、前記制限印刷サイズおよび前記単一サイズに基づいて印刷数である前記Nを決定する印刷数決定工程と、をさらに備えたことを特徴とする、請求項18ないし21のいずれかに記載の画像印刷方法。

請求項23

前記印刷画像は、前記単一画像を前記X軸方向に前記N個並べた画像であることを特徴とする、請求項22に記載の画像印刷方法。

請求項24

前記単一画像は、前記X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドットおよび前記Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットのJドット×Kドットの画像であり、前記単一画像を表現する単一画像データのうちの、前記X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各ラインデータを、所定の通信相手から順次受信することにより、前記Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデータを順次受信するラインデータ受信工程と、前記Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べることにより、前記Jドットの1ライン分を前記X軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成する長ラインデータ作成工程と、作成された前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインを前記印刷画像のkライン目として、前記印刷対象物の前記X軸方向に印刷するライン印刷工程と、をさらに備えたことを特徴とする、請求項23に記載の画像印刷方法。

請求項25

請求項24に記載の各工程と、前記単一画像データを作成する画像作成工程と、作成された前記単一画像データのうちの前記K個のラインデータを第1インタフェースを介して順次送信する画像通信工程と、を備え、前記ラインデータ受信工程では、前記第1インタフェースを介して前記K個のラインデータを受信することを特徴とする画像印刷方法。

請求項26

請求項22ないし25のいずれか1項に記載の各工程と、前記印刷対象物に印刷されたN個の単一画像のうちの各1個ずつの単一画像の部分を利用して、前記単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成する単一部分利用工程と、を備えたことを特徴とするラベル作成方法

請求項27

請求項1ないし17のいずれか1項に記載の各手段の機能を実行可能なプログラム記憶することを特徴とする記憶媒体

請求項28

請求項18ないし26のいずれか1項に記載の各工程を実行可能なプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、印刷バッファを介して所望印刷画像印刷する画像印刷装置画像印刷方法および画像印刷システム、その印刷画像が印刷されたラベル作成するラベル作成システムおよびラベル作成方法並びに、記憶媒体に関する。

背景技術

0002

従来から、この種の画像印刷装置では、他の装置等から受信したり予め作成して記憶しておいた印刷画像を、印刷に先立って印刷バッファに格納して準備し、それを印刷対象物に印刷する。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、近年、高解像度の(印刷密度が高い)画像の印刷が望まれ、その傾向はますます強くなっている。しかしながら、一般に、記憶する印刷画像の実印刷サイズ同一でも、印刷密度の向上に伴って情報量が増大し、それを記憶するための印刷バッファとして大きなメモリ容量のものを用意せざるを得なくなり、原価増大の要因となる。

0004

本発明は、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる画像印刷装置、画像印刷方法、画像印刷システム、ラベル作成システム、ラベル作成方法および記憶媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明の請求項1の画像印刷装置は、2次元直交座標のX軸方向およびY軸方向の印刷密度を設定し、かつ、印刷画像の実印刷サイズを制限する制限印刷サイズを設定し、前記印刷密度で前記制限印刷サイズ以下の実印刷サイズとなる印刷画像を印刷バッファに準備して、印刷対象物に前記印刷画像を印刷する画像印刷装置であって、設定された前記印刷密度に応じて、前記制限印刷サイズを調整する制限印刷サイズ調整手段を備えたことを特徴とする。

0006

また、請求項18の画像印刷方法は、2次元直交座標のX軸方向およびY軸方向の印刷密度を設定し、かつ、印刷画像の実印刷サイズを制限する制限印刷サイズを設定し、前記印刷密度で前記制限印刷サイズ以下の実印刷サイズとなる印刷画像を印刷バッファに準備して、印刷対象物に前記印刷画像を印刷する画像印刷方法であって、設定された前記印刷密度に応じて、前記制限印刷サイズを調整する制限印刷サイズ調整工程を備えたことを特徴とする。

0007

この画像印刷装置および画像印刷方法では、印刷密度を設定し、かつ、制限印刷サイズを設定し、制限印刷サイズ以下の実印刷サイズの印刷画像を印刷バッファに準備して印刷対象物に印刷するが、印刷密度に応じて、制限印刷サイズを調整して、実印刷サイズを制限するので、印刷バッファに記憶する情報量を一定量以下に押さえることができ、大きなメモリ容量の印刷バッファを用意する必要がない。すなわち、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0008

また、請求項1の画像印刷装置において、前記印刷密度は、複数種類の印刷密度から択一的に選択されて設定されることが好ましい。

0009

この画像印刷装置では、印刷密度は、複数種類の印刷密度から択一的に選択されて設定される。すなわち、設定される印刷密度は、複数種類のいずれかなので、その種類数分だけ、対応する制限印刷サイズを用意しておくことで、設定された印刷密度に対応する制限印刷サイズを容易に設定できる。

0010

また、請求項1または2の画像印刷装置において、前記制限印刷サイズ調整手段は、前記制限印刷サイズ内に印刷可能なドット数が、所定値以下となるように、前記制限印刷サイズを調整することが好ましい。

0011

また、請求項18の画像印刷方法において、前記印刷密度は、単位長さに印刷されるドット数で規定され、前記制限印刷サイズ調整工程では、前記制限印刷サイズ内に印刷可能なドット数が、所定値以下となるように、前記制限印刷サイズを調整することが好ましい。

0012

印刷密度は、単位長さに印刷されるドット数で規定されるので、この画像印刷装置および画像印刷方法では、同一の制限印刷サイズ内に印刷可能なドット数は、印刷密度に比例することになるが、これに対し、印刷密度に応じて、印刷可能なドット数が所定値以下となるように、制限印刷サイズを調整するので、制限印刷サイズ内に印刷可能なドット数は所定値以下に調整される。すなわち、印刷バッファに準備すべき印刷画像のための情報量も、所定値のドット数に対応する情報量以下に押さえられるので、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0013

また、請求項1ないし3のいずれかの画像印刷装置において、前記制限印刷サイズ調整手段は、前記印刷密度に応じた制限印刷サイズが、前記印刷対象物の印刷可能エリアのサイズ以上のときには、調整後の制限印刷サイズとして前記印刷可能エリアのサイズを設定するエリアサイズ制限設定手段を有することが好ましい。

0014

また、請求項18または19の画像印刷方法において、前記制限印刷サイズ調整工程は、前記印刷密度に応じた制限印刷サイズが、前記印刷対象物の印刷可能エリアのサイズ以上のときには、調整後の制限印刷サイズとして前記印刷可能エリアのサイズを設定するエリアサイズ制限設定工程を有することが好ましい。

0015

この画像印刷装置および画像印刷方法では、印刷密度に応じた制限印刷サイズが、印刷対象物の印刷可能エリアのサイズ以上のとき、すなわち、印刷対象物の印刷可能エリアのサイズが印刷バッファに記憶する情報量を一定量以下とする制限印刷サイズの条件を満たすときには、調整後の制限印刷サイズとして印刷可能エリアのサイズを設定することにより、印刷可能エリアのサイズによる制限を優先させることができる。

0016

また、請求項1ないし4のいずれかの画像印刷装置において、前記制限印刷サイズの前記Y軸方向のサイズは固定値であり、前記制限印刷サイズ調整手段は、前記制限印刷サイズの前記X軸方向のサイズを調整することが好ましい。

0017

また、請求項18ないし20のいずれかの画像印刷方法において、前記制限印刷サイズの前記Y軸方向のサイズは固定値であり、前記制限印刷サイズ調整工程では、前記制限印刷サイズの前記X軸方向のサイズを調整することが好ましい。

0018

この画像印刷装置および画像印刷方法では、制限印刷サイズのY軸方向のサイズは固定値なので、設定された印刷密度に応じて、X軸方向のサイズを調整することにより、印刷バッファに記憶する情報量が一定量以下となるように、調整できる。

0019

また、請求項1ないし5のいずれかの画像印刷装置において、前記印刷画像は、単一画像をN(Nは整数)個並べて構成され、前記単一画像の1個の印刷サイズ単一サイズとして設定する単一サイズ設定手段と、前記制限印刷サイズおよび前記単一サイズに基づいて印刷数である前記Nを決定する印刷数決定手段と、をさらに備えたことが好ましい。

0020

また、請求項18ないし21のいずれかの画像印刷方法において、前記印刷画像は、単一画像をN(Nは整数)個並べて構成され、前記単一画像の1個の印刷サイズを単一サイズとして設定する単一サイズ設定工程と、前記制限印刷サイズおよび前記単一サイズに基づいて印刷数である前記Nを決定する印刷数決定工程と、をさらに備えたことが好ましい。

0021

この画像印刷装置および画像印刷方法では、印刷画像は、単一画像をN(Nは整数)個並べて構成され、単一画像の1個の印刷サイズを単一サイズとして設定するので、制限印刷サイズおよび単一サイズに基づいて、制限印刷サイズ内に配置できる数N、すなわち印刷数Nを決定できる。この場合、印刷画像全体としての実印刷サイズは単一サイズのN倍となる。

0022

また、請求項6の画像印刷装置において、前記印刷画像は、前記単一画像を前記X軸方向に前記N個並べた画像であることが好ましい。

0023

また、請求項22の画像印刷方法において、前記印刷画像は、前記単一画像を前記X軸方向に前記N個並べた画像であることが好ましい。

0024

この画像印刷装置および画像印刷方法では、印刷画像は、単一画像をX軸方向にN個並べた画像なので、単一画像の1個の印刷サイズ(単一サイズ)のうちのX軸方向のサイズ(長さ)と、制限印刷サイズのX軸方向のサイズ(長さ)とから、印刷数Nを決定できる。

0025

また、請求項7の画像印刷装置において、前記印刷対象物は、長尺状であり、その長手方向が前記X軸方向と一致するように装着されることが好ましい。

0026

この画像印刷装置では、印刷対象物は、長尺状であり、その長手方向がX軸方向と一致するように装着されるので、長手方向に単一画像をN個並べた印刷画像を印刷できる。

0027

また、請求項7または8の画像印刷装置において、前記単一画像は、前記X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドットおよび前記Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットのJドット×Kドットの画像であり、前記単一画像を表現する単一画像データのうちの、前記X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各ラインデータを、所定の通信相手から順次受信することにより、前記Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデータを順次受信するラインデータ受信手段と、前記Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べることにより、前記Jドットの1ライン分を前記X軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成する長ラインデータ作成手段と、作成された前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインを前記印刷画像のkライン目として、前記印刷対象物の前記X軸方向に印刷するライン印刷手段と、をさらに備えたことが好ましい。

0028

また、請求項23の画像印刷方法において、前記単一画像は、前記X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドットおよび前記Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットのJドット×Kドットの画像であり、前記単一画像を表現する単一画像データのうちの、前記X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各ラインデータを、所定の通信相手から順次受信することにより、前記Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデータを順次受信するラインデータ受信工程と、前記Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べることにより、前記Jドットの1ライン分を前記X軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成する長ラインデータ作成工程と、作成された前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインを前記印刷画像のkライン目として、前記印刷対象物の前記X軸方向に印刷するライン印刷工程と、をさらに備えたことが好ましい。

0029

この画像印刷装置および画像印刷方法では、Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べることにより、Jドットの1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成し、作成された第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインをkライン目として、印刷対象物のX軸方向に印刷する。この場合、k番目のラインデータ(第k短ラインデータ)を受信した後であれば、それをN個分コピーして第k長ラインデータを作成でき、K個全てのラインデータの受信、すなわち単一画像データ全体の受信を待たなくても、Jドットの1ライン分の各ラインデータを受信する毎に、J×Nドットの1ライン分の印刷ができる。すなわち、単一画像データの通信とその後の複数(N個)印刷とを並列処理できる。したがって、この画像印刷装置では、所望の単一画像を表現する単一画像データを、そのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で通信しつつ、その単一画像の複数印刷を高速化できるとともに、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0030

また、請求項9の画像印刷装置において、前記所定の通信相手からの受信は、RS−232C、USB、IEEE1394またはセントロクス規格に従ったものであることが好ましい。

0031

この画像印刷装置では、所定の通信相手からの受信は、RS−232C、USB、IEEE1394またはセントロニクスの規格に従ったものなので、所望の単一画像を表現する単一画像データを、各ラインデータの単位で、RS−232C、USB、IEEE1394またはセントロニクスの規格に従って通信し、単一画像の複数印刷の高速化と高印刷密度化に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0032

また、請求項11の画像印刷システムは、請求項9または10に記載の各手段と、前記単一画像データを作成する画像作成手段と、作成された前記単一画像データのうちの前記K個のラインデータを第1インタフェースを介して順次送信する画像通信手段と、を備え、前記ラインデータ受信手段では、前記第1インタフェースを介して前記K個のラインデータを受信することを特徴とする。

0033

また、請求項25の画像印刷方法は、請求項24に記載の各工程と、前記単一画像データを作成する画像作成工程と、作成された前記単一画像データのうちの前記K個のラインデータを第1インタフェースを介して順次送信する画像通信工程と、を備え、前記ラインデータ受信工程では、前記第1インタフェースを介して前記K個のラインデータを受信することを特徴とする。

0034

この画像印刷システムおよび画像印刷方法では、単一画像データを作成し、作成された単一画像データのうちのK個のラインデータを第1インタフェースを介して順次送信し、受信側では、Kラインのうちのk番目のラインデータ(第k短ラインデータ)を受信したときに、Jドットの1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成し、作成された第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインをkライン目として、印刷対象物のX軸方向に印刷する。したがって、この画像印刷システムでは、所望の単一画像を表現する単一画像データを、そのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースを介して通信し、単一画像複数印刷の高速化と高印刷密度化に対応しつつ、印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0035

また、請求項11の画像印刷システムにおいて、前記画像通信手段は、前記単一画像データを第2インタフェースを介して送信する画像データ送信手段と、前記第2インタフェースを介して前記単一画像データを受信して前記K個のラインデータに分割するデータ分割手段と、分割された前記K個のラインデータを1個ずつ順次、前記第1インタフェースを介して送信するラインデータ送信手段と、を有することが好ましい。

0036

この画像印刷システムでは、単一画像データを作成し、作成された単一画像データを第2インタフェースを介して送信し、受信側では、受信した単一画像データをK個のラインデータに分割して、K個のラインデータを第1インタフェースを介して1個ずつ順次送信し、以下、第k短ラインデータに基づいて第k長ラインデータを作成し、作成された第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ラインをkライン目として、印刷対象物のX軸方向に印刷する。したがって、所望の単一画像を表現する単一画像データを第2インタフェースを介して通信し、かつ、その単一画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースを介して通信し、単一画像複数印刷の高速化と高印刷密度化に対応しつつ、印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0037

また、請求項12の画像印刷システムにおいて、前記第2インタフェースは、所定のネットワークを介したものであることが好ましい。

0038

この画像印刷システムでは、第2インタフェースは、所定のネットワークを介したものなので、所望の単一画像を表現する単一画像データを、所定のネットワークを介した第2インタフェースを介して通信し、かつ、その単一画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースを介して通信し、単一画像複数印刷の高速化と高印刷密度化に対応しつつ、印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0039

また、請求項12または13の画像印刷システムにおいて、前記第2インタフェースは、IEEE標準LAN準拠通信プロトコルに従った通信が可能なものであることが好ましい。

0040

この画像印刷システムでは、第2インタフェースは、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従った通信が可能なものなので、所望の単一画像を表現する単一画像データを、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従って第2インタフェースを介して通信し、かつ、その単一画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースを介して通信し、単一画像複数印刷の高速化と高印刷密度化に対応しつつ、印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

0041

また、請求項15のラベル作成システムは、請求項6ないし14のいずれか1項に記載の各手段と、前記印刷対象物に印刷されたN個の単一画像のうちの各1個ずつの単一画像の部分を利用して、前記単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成する単一部分利用手段と、を備えたことを特徴とする。

0042

また、請求項26のラベル作成方法は、請求項22ないし25のいずれか1項に記載の各工程と、前記印刷対象物に印刷されたN個の単一画像のうちの各1個ずつの単一画像の部分を利用して、前記単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成する単一部分利用工程と、を備えたことを特徴とする。

0043

このラベル作成システムおよびラベル作成方法では、N個の単一画像を高速印刷できるので、印刷対象物に印刷されたN個の単一画像のうちの各1個ずつの単一画像の部分を利用して、単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成できる。

0044

また、請求項15のラベル作成システムにおいて、前記単一部分利用手段は、前記印刷対象物の前記各1個ずつの単一画像の部分を切り離す画像部分切断手段を有することが好ましい。

0045

このラベル作成システムでは、印刷対象物の各1個ずつの単一画像の部分を切り離すことにより、単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成できる。

0046

また、請求項15または16のラベル作成システムにおいて、前記印刷対象物は、裏面の剥離層剥離することにより、前記単一画像が表面に印刷された状態で所定の貼付対象物貼付可能に構成されたものであることが好ましい。

0047

このラベル作成システムでは、印刷対象物は、裏面の剥離層を剥離することにより、単一画像が表面に印刷された状態で所定の貼付対象物に貼付可能に構成されたものなので、印刷対象物に印刷されたN個の単一画像のうちの各1個ずつの単一画像の部分を利用して、単一画像が各1個ずつ印刷されたラベルを作成すれば、それらは、剥離層を剥離することで所定の貼付対象物に貼付可能なラベルとなる。

0048

また、請求項27の記憶媒体は、請求項1ないし17のいずれか1項に記載の各手段の機能を実行可能なプログラムを記憶することを特徴とする。

0049

また、請求項28の記憶媒体は、請求項18ないし26のいずれか1項に記載の各工程を実行可能なプログラムを記憶することを特徴とする。

0050

これらの記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、高印刷密度化に対応しつつ、印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる。

発明を実施するための最良の形態

0051

以下、本発明の一実施形態に係る画像印刷システムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。

0052

まず、図1に示すように、この画像印刷システムPSYSは、パソコンエンジニアリングワークステーションEWS)等を有して、所望の印刷画像の印刷画像データを作成するための画像作成システム(または装置)WS0と、印刷画像データに基づいて印刷画像を印刷する画像印刷装置1と、を備え、画像作成システムWS0によって作成された印刷画像データは、そのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で第1インタフェースIF1を介して画像印刷装置1へ転送(送信)される。

0053

次に、図1ないし図3に示すように、画像印刷装置1では、(図示右側に)ロール状で供給(装着)されるテープTを印刷対象物とし、ペーパーフィード(PF)モータMPFにより駆動されるPFローラ11によって、印刷のための作業エリアとなる吸着ユニット12にテープTを繰り出し、ヘッドユニット6に搭載された(詳細は図外の)印刷ヘッド群インクジェットヘッド群)PHによりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分は随時(図示左側に)送り出される。

0054

吸着ユニット12は、印刷中には、図外のファンによってテープTを所定の印刷位置に保持するようになっている。テープTには、通常の紙テープのように、裏面に接着面がないタイプのものと、裏面に接着面が形成され剥離紙によって覆われたタイプのものがある。なお、図3に示すように、以下の説明においては、テープTの長手方向をX軸方向または主走査方向、それに直交する方向をY軸方向または副走査方向とする。

0055

ヘッドユニット6は、主走査ユニット13上に搭載されたキャリッジCRと、そのキャリッジCRに着脱自在に装着された6色(黒(K)、黄(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC))用のインクカートリッジINKと、キャリッジCRの下部にテープTに対向可能なように搭載された印刷ヘッド群PHとを備えている。ここで、主走査ユニット13は、副走査キャリッジモータMCRYによって吸着ユニット12の直上部で副走査方向(Y軸方向)に移動自在に駆動される。また、キャリッジCRは主走査キャリッジモータMCRXによって主走査方向(X軸方向)に移動自在に駆動されるので、これにより、ヘッドユニット6(の印刷ヘッド群PH)は、吸着ユニット12の直上部(すなわち印刷のための作業エリアの直上部)に移動自在となっている。

0056

なお、この場合の印刷可能領域(印刷可能エリア、作業可能エリア)WPAのテープT下流側で装置奥側(図3では左上側)を印刷開始位置PSとして、主走査側(X側)のホームポジション検出する主走査ホームポジションセンサSHPXが主走査ユニット13上に配置され、副走査側(Y側)のホームポジションを検出する副走査ホームポジションセンサSHPYがホームポジション側のフレームに配置されている。

0057

また、主走査ユニット13上には、X軸方向に沿って白黒パターン画像13pを有するリニアスケール光学的に検出可能に設けられていて、そのパターン画像13pのパターンを検出することによりキャリッジCRの位置を自己検出して印刷タイミングを捉えるための印刷タイミング検出センサSPTSが、設けられている。また、図3に示すように、上述の各部機構は、保護ケース15に収容されている。なお、検出センサ類としては、上述の他、例えば開閉蓋16の開閉を検出して駆動中であれば緊急停止をするための保護ケース開閉検出センサSOPNや、テープTの先端部を検出する用紙位置検出センサSPCなどが配設されている。

0058

次に、画像印刷装置1を制御系から見ると、図4に示すように、表示ランプ4や操作キー3を有してユーザとの(マンマシン)インタフェースを行う操作部10、印刷ヘッド周辺の制御を行うヘッド制御部60、各種モータ等のアクチュエータの制御を行うアクチュエータ制御部70、各部に電力を供給するための電源回路90、および、画像印刷装置1内の各部を制御するための中枢を成すメイン制御部20を備えている。

0059

メイン制御部20は、CPU21、メモリ22、アドレスデコーダ23、リアルタイムクロック24を備える他、操作部とのインタフェースを行うための操作部入出力(操作部I/O)25や、前述の第1インタフェースIF1を介して通信を行うための画像データ入出力(画像データI/O)26を備え、装置内で共通に使用される内部バスCPUバス)80により互いに接続されている。ヘッド制御部60は、第1〜第4ヘッド制御ブロック61〜64を有している。なお、アクチュエータ制御部70も、ヘッド制御部60と同様に、複数の制御ブロック71〜73等を有しているが、ここでは詳細な説明は省略する。

0060

図4および図5に示すように、ヘッド制御部60の第1ヘッド制御ブロック61は、ノズル共通制御部610と、第1〜第6ノズル制御部611〜616と、を備えている。

0061

ノズル共通制御部610は、印刷タイミング検出センサSPTSによりパターン画像13pのパターンを検出した検出信号エンコーダ信号)13sに基づいて印刷ヘッド群PHの各ノズルからのインク吐出タイミングを制御するタイミング制御6101と、各ノズルの状態(ステータス)を管理するステータス制御6102と、イメージバッファ6111、6121、6131、6141、6151、6161におけるデータのバッファリングを管理するメモリマネージャ(M/M)6103と、を備えている。

0062

第1ノズル制御部611は、D/Aコンバータ(DAC)6110と、イメージバッファ6111と、ヘッドノズル6113を駆動するヘッドドライバ6112と、を備えている。DAC6110は、タイミング制御6101およびステータス制御6102からの制御信号ディジタル信号)をヘッドドライバ6112を駆動するための(ピエゾ吐出のための)印加電圧制御波形アナログ信号)に変換するものである。他のノズル制御部612〜616も第1ノズル制御部611と同様に構成される。また、他のヘッド制御ブロック62〜64も上述の第1ヘッド制御ブロック61と同様に構成される。

0063

ここで、第1ヘッド制御ブロック61によって制御される6個のヘッドノズル(ノズル列)6113、6123、6133、6143、6153、6163は、例えばそれぞれ180ノズルから成るノズル列であり、それぞれ6色(黒(K)、黄(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC))のうちの1色のインクを吐出するノズル列である。例えば図6(a)に示すように、各2列のノズル列を有する3個の印刷ヘッドH1〜H3を印刷ヘッド群PH(1)として、第1ヘッド制御ブロック61による制御対象とし、同様の印刷ヘッド群PH(2)、PH(3)、PH(4)を、それぞれ第2〜第4ヘッド制御ブロック62〜64による制御対象とすると、本実施形態における印刷ヘッド群PHは、同図(b)に示すように、印刷ヘッド群PH(1)〜PH(4)を備え、3ヘッド×4の12ヘッド構成になる。

0064

なお、この他、3ヘッド×6の18ヘッド構成や3ヘッド×3の9ヘッド構成のように、仕様変更等に応じて制御ブロックの数を変更しても良い。また、この場合、例えば1個のヘッド制御ブロックを1基板ヘッド制御基板)によって構成することにより、基板の挿脱(着脱)のみで、構成変更(仕様変更)をできるようにしても良い。

0065

ところで、画像印刷装置1では、図1図4でも上述のように、画像作成システムWS0によって作成された印刷画像データを第1インタフェースIF1を介して受信する。この場合、画像作成システムWS0からは、印刷画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で第1インタフェースIF1を介して画像印刷装置1へ送信される。

0066

例えば図7(a)に示すように、X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドット×Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットの印刷画像DSの場合、印刷画像DSを表現する印刷画像データのうちの、X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各ラインデータを、画像作成システム(所定の通信相手)WS0から第1インタフェースIF1を介して順次受信することにより、Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデータを順次受信する。

0067

この場合、画像印刷装置1では、図4で前述のように、画像データI/O26により第1インタフェースIF1を介してK個のラインデータを順次受信する。また、印刷対象物のX軸方向にN(Nは2以上の整数)個並べて印刷する場合、図7(b)および図11等に示すように、印刷画像DSと全く同一のN個の印刷画像D0(1)〜D(N)を印刷する。

0068

ここで、図7(a)に示すように、印刷画像DSに対するK個(Kライン)のうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを第k短ラインデータDSL(k)とする。画像印刷装置1では、画像データI/O26により第k短ラインデータDSL(k)を受信すると、内部バス80を介してヘッド制御部60に送出する。ヘッド制御部60では、その第k短ラインデータDSL(k)を受け取ると、それが何番目のラインデータか(すなわちk)および何色の指定か(何色の階調値を示したものか等)などの情報に基づいて(CPU21の指示によりあるいは自己判別して)、それに応じたヘッド制御ブロックのイメージバッファ(例えば第1ヘッド制御ブロック61のイメージバッファ6111等)に第k短ラインデータDSL(k)を格納する。

0069

第k短ラインデータDSL(k)を格納すると、画像印刷装置1では、同一のイメージバッファ(例えばイメージバッファ6111)内に、N個分コピーして順次並べることにより、Jドットの1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータDLL(k)を作成する。例えばN=4個とすると、図7(c)に示すように、Jドットの1ライン分をX軸方向に4(=N)個並べたJ×4ドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータDLL(k)を作成する。

0070

そして、作成された第k長ラインデータDLL(k)によって表現されるJ×Nドット(上述の例ではN=4)の1ラインをkライン目として、テープ(印刷対象物)TのX軸方向に印刷する。この場合、k番目のラインデータ(第k短ラインデータ)DSL(k)を受信した後であれば、それをN個分コピーして第k長ラインデータDLL(k)を作成でき、K個全てのラインデータの受信、すなわち印刷画像データ全体の受信を待たなくても、Jドットの1ライン分の各ラインデータを受信する毎に、J×Nドットの1ライン分の印刷ができる。

0071

すなわち、印刷画像データの通信とその後の印刷画像データに基づく印刷画像の複数印刷とを並列処理できる。したがって、この画像印刷装置1では、所望の印刷画像を表現する印刷画像データを、そのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で通信しつつ、同一印刷画像の複数連続印刷を高速化できる。

0072

ところで、本実施形態では、高印刷密度に対応しつつ、必要とするイメージバッファ(印刷バッファ)6111等のメモリ容量を小さく押さえるようにしているので、以下、この点について説明する。

0073

まず、本実施形態の画像印刷装置1においては、図2で前述の印刷可能領域(印刷可能エリア)WPAが、図8(a)に示すサイズ(6インチ×30インチ)となっている一方、XY両軸方向のそれぞれについて、図9に示すように、180ドット/インチ(dpi)、360dpi、720dpi、1440dpi等の印刷密度を、操作キー3を使用して指定できるようにしている。

0074

なお、180dpi〜1440dpi等の印刷密度の候補(選択肢)を表示パネル等にメニュー表示して選択できるようにしても良いし、さらには各時点での選択状態を付加して表示パネルや表示ランプ4等に表示できるようにしても良く、これらによれば、印刷密度の指定(選択)や現状把握が容易となる。

0075

ここで、例えばイメージバッファ6111等に用意した印刷画像をまとめて印刷するときの一括印刷の単位を、いわゆる1頁と見た場合、イメージバッファ6111等に必要なメモリ容量は、図12(a)に示す一般的なメモリ容量に関する計算式(1)(2)に従う。

0076

このため、例えば図8(a)の印刷可能エリアWPAの全域に、(Y方向×X方向)1440dpi×1440dpiによる一括(1頁)印刷を行うとすれば、PGm=Wd×(W×P)×Ld×L=1440[dpi]×6[インチ]×1440[dpi]×30[インチ]=373248000[ドット]の情報を格納可能なメモリ容量を要する。

0077

これに対し、本実施形態の画像印刷装置1では、図8(b)に示す(仮想)印刷可能エリアVPA1を仕様上の(制限)印刷可能エリアLPA1とし、種々の印刷密度に応じて、制限印刷可能エリアLPA1のメモリ容量に相当する印刷サイズを制限印刷サイズとする。

0078

すなわち、画像印刷装置1では、イメージバッファ6111等として、Wd×(W×P)×Ld×L=720[dpi]×6[インチ]×720[dpi]×20[インチ]=62208000[ドット]の情報を格納可能なメモリ容量を用意する。また、Y軸方向の制限印刷サイズ(印刷可能幅)は、6[インチ]固定とし、X軸方向の制限印刷サイズ(印刷可能長さ)を調整する。

0079

具体的には、印刷可能幅6[インチ]として、図9に示すように、例えば720dpi×720dpiの印刷密度が指定されると、印刷可能長さ20インチを設定し(図8(b)参照)、1440dpi×720dpiの印刷密度が指定されると、印刷可能長さ10インチを設定する(図8(c)参照)。

0080

ただし、例えば720dpi×360dpiの印刷密度が指定された場合、計算式上は、印刷可能長さ40インチを設定できるが(図8(d)の仮想印刷エリアVPA3参照)、実際の印刷可能エリアWPAの長さは30インチなので、その制限により、印刷可能長さ30インチを設定する。他の各種印刷密度が指定された場合にも、同様に、図9に示すように設定する。なお、この種の設定データ(設定のための参照テーブル等)は、メモリ22の一部として例えばEEPROM等の領域に記憶させておくことが望ましい。

0081

また、さらに具体的に、同一の印刷画像をN個まとめて一括印刷する場合には、X軸方向の制限印刷サイズ(印刷可能長さ)内に印刷可能な最大の印刷数Nを求めて、そのN個分のサイズを実際の印刷サイズ(実印刷サイズ)とし、実印刷サイズのエリアを実印刷エリアとする。

0082

例えば図10および図11に示すように、実印刷サイズが100mm×100mmの印刷画像(単一画像)DSを、複数(N)個分だけ一括印刷する場合、図12(b)に示すように、印刷数Nを求める。

0083

なお、この場合の印刷画像DSの実印刷サイズは、画像作成システムWS0から実印刷サイズを指示する指示信号を受信するようにしても良いし、操作キー3より指示入力しても良いし、受信した印刷画像DSのドット数と指定された印刷密度から算出することもできる。

0084

ここで、上記実印刷サイズの印刷画像(単一画像)DSの印刷密度として、例えば720dpi×360dpiが指定された場合には(図12(b)参照)、制限印刷可能エリアLPA1には、その印刷可能長さ20インチ(=508mm)より、(N=)5個分を印刷でき(図10および図11(b)参照)、その実印刷エリアRPA1の印刷長さ(実印刷長さ)は500mmとなる。なお、この場合の実印刷エリアRPA1の印刷幅(Y方向の長さ)は、6インチと考えても100mmと考えても良い。

0085

また、同様に、例えば1440dpi×720dpiの印刷密度が指定された場合には(図12(b)参照)、制限印刷可能エリアLPA2には、その印刷可能長さ10インチより、2個分を印刷でき(図11(c)参照)、その実印刷エリアRPA2の印刷長さは200mmとなる。同様に、例えば720dpi×360dpiの印刷密度が指定された場合には(図12(b)参照)、制限印刷可能エリアLPA3には、その印刷可能長さ30インチより、7個分を印刷でき(図11(d)参照)、その実印刷エリアRPA1の印刷長さは700mmとなる。

0086

ところで、本実施形態では、上述のように、高印刷密度に対応しつつ、メモリ容量を小さく押さえているが、そればかりではなく、印刷密度に応じて制限印刷可能エリアの位置(利用エリア)を調整することにより、高印刷密度に対応しつつ、機構的な誤差要因による印刷精度の低下を防止して、印刷品質を維持し向上させているので、以下、この点について説明する。

0087

まず、画像印刷装置1の製造誤差経年変化により、いわゆる機構的な誤差要因による印刷位置のずれ(誤差)が生じ、画像の印刷品質(画質)を低下させる場合がある。この種の画質低下は、印刷密度を向上させるほど(高印刷密度にするほど)顕著となる。その反面、図8図9等で上述のように、本実施形態の画像印刷装置1では、印刷密度に応じて制限印刷可能エリアのサイズ(制限印刷サイズ)を調整し、高印刷密度にするほど制限印刷サイズを小さくしている。すなわち、高印刷密度にするほど印刷精度を要して印刷品質が低下しやすい反面、その印刷精度が必要な範囲(領域)は小さくて(狭くて)良い。

0088

本実施形態の画像印刷装置1では、この点に着目し、印刷密度に応じて、制限印刷可能エリアのサイズ(制限印刷サイズ)を調整するとともに、利用する位置を調整している。

0089

具体的には、図13に示すように、印刷可能エリアWPAの30インチの範囲内で、吸着ユニット12の上面の歪み等による変位や、ヘッドユニット6等の位置移動に伴う変位などの、機構的な誤差要因による印刷位置のずれ(誤差)が、例えば誤差Er1のような特性を示す場合を考える。すなわち、予め誤差Er1等を測定しておいて、指定された印刷密度に応じて利用エリア(のサイズおよび位置)を調整・設定する。

0090

この場合、1440dpi×720dpiの印刷密度が指定されたときには、印刷可能長さ10インチなので(図8(c)参照)、比較的精度が良い(誤差の少ない)間の10インチの範囲(領域)を利用できる。同様に、720dpi×720dpiの印刷密度が指定されたときには、印刷可能長さ20インチなので(図8(b)参照)、比較的誤差の少ない間の20インチの範囲を利用できる。

0091

印刷位置の誤差が、例えば誤差Er2のような特性を示す場合も同様であり、1440dpi×720dpiの印刷密度で印刷可能長さ10インチのときには、比較的誤差の少ない間の10インチの範囲、および、720dpi×720dpiの印刷可能長さ20インチのときには、比較的誤差の少ない間の20インチの範囲、を利用できる。

0092

上述のように、本実施形態の画像印刷装置1では、印刷密度を設定し、その印刷密度に応じて、イメージバッファ(印刷バッファ)6111等に記憶する情報量が一定量以下となるように、制限印刷可能エリアのサイズ(制限印刷サイズ)を調整し、実印刷エリアのサイズ(実印刷サイズ)はそれ以下とするので、大きなメモリ容量のイメージバッファ6111等を用意する必要がない。すなわち、高印刷密度に対応しつつ、イメージバッファ6111等として必要とするメモリ容量を小さく押さえることができる。

0093

また、上述のように、設定された印刷密度に応じて制限印刷可能エリアのサイズおよび印刷可能エリア内での位置(利用エリア)を調整・設定するので、印刷密度に応じた印刷精度を確保し易くなり、高印刷密度に対応しつつ、機構的な誤差要因による印刷精度の低下を防止して、印刷品質を維持し向上させることができる。

0094

また、本実施形態では、図8に示すように、制限印刷サイズのY軸方向のサイズは固定値(6インチ)なので、設定された印刷密度に応じて、X軸方向のサイズを調整することにより、利用エリア(制限印刷可能エリア)のサイズを、イメージバッファ6111等に記憶する情報量が一定量以下となるように、調整できる。

0095

また、図10図12で前述のように、印刷画像は、単一画像をX軸方向にN個並べた画像なので、単一画像の1個の印刷サイズ(単一サイズ)のうちのX軸方向のサイズ(長さ)と、制限印刷サイズのX軸方向のサイズ(長さ)とから、印刷数Nを決定できる。この場合、印刷画像全体としての実印刷サイズは単一サイズのN倍となる。

0096

また、印刷密度は、180dpi、360dpi、720dpi、1440dpi等の所定の複数種類から選択して設定するようにすれば、その種類数分だけ、対応する制限印刷サイズ(利用エリアのサイズ:図9参照)や利用エリアの位置(図13参照)を用意しておくことで、設定された印刷密度に応じて、対応する制限印刷サイズ(一括印刷可能長さ)を(設定長さとして)容易に設定でき、また、対応する利用エリアの調整・設定を容易に行うことができる。

0097

また、制限印刷サイズ(一括印刷可能長さ)が、印刷可能エリアWPAのサイズ(印刷可能長さ30インチ)以上のとき、すなわち、印刷可能エリアWPAのサイズが制限印刷サイズの条件を満たすときには、それ(30インチ)を制限印刷サイズ(設定長さ)として設定することにより、印刷可能エリアWPAのサイズによる制限を優先させ、印刷可能エリアWPAの全域を利用エリアとすることができる。

0098

次に、図1に説明を戻して、この画像印刷システムPSYSでは、画像作成システム(または装置)WS0において、X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドット×Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットの所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを作成し、作成された印刷画像データのうちのK個のラインデータを第1インタフェースIF1を介して順次送信する。

0099

受信側の画像印刷装置1では、上述のように、Kラインのうちのk番目のラインデータ(第k短ラインデータ)DSL(k)を受信したときに、Jドットの1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータDLL(k)を作成し、作成された第k長ラインデータDLL(k)によって表現されるJ×Nドットの1ラインをkライン目として、印刷対象物(テープT)のX軸方向に印刷する。

0100

このため、この画像印刷システムPSYSでは、印刷画像データの通信と印刷画像DSの複数(N個)印刷との処理の並列度を高めることができ、所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを、そのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースIF1を介して通信しつつ、その印刷画像DSの複数(N個)印刷を高速化できる。

0101

ここで、第1インタフェースIF1としては、RS−232C、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、セントロニクスなどの規格に従った通信が可能なものであることが好ましく、このため、画像印刷装置1では、図4で前述の画像データI/O26では、これらのインタフェース規格(これらの規格に準拠したものも含む)に対応している。もちろん、画像作成システム(装置)WS0側は、パソコンやEWS等を有しているので、これらの標準的な規格に対応していて、第1インタフェースIF1として、これらの規格に従った通信が可能になっている。

0102

なお、これらは有線通信の規格であり、シリアルデータ通信(RS−232C、USB、IEEE1394等)にも、パラレルデータ通信(セントロニクス等)にも対応しているので、この画像印刷システムPSYSでは、これらのいずれの規格に基づく通信を利用する場合であっても、所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを、各ラインデータの単位で、第1インタフェースIF1を介して通信しつつ、その印刷画像DSの複数(N個)印刷を高速化できる。なお、第1インタフェースIF1として、無線通信を利用することも可能であることは言うまでもない。

0103

次に、図1の画像印刷システムPSYSについて、図示のように、画像作成システムWS0を(あるいはその代わりに)、印刷画像デザイン用のパソコン等(パソコンやEWS等)を有するワークステーションWS2と、印刷ラインデータ出力用のパソコン等を有するワークステーションWS1と、に分けて構成することもできる。

0104

この場合、ワークステーションWS2では、X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドット×Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットの所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを作成し、作成された印刷画像データを第2インタフェースIF2を介して送信する。一方、ワークステーションWS1では、受信した印刷画像データをK個のラインデータに分割して、K個のラインデータを第1インタフェースIF1を介して1個ずつ順次送信する。そして、画像印刷装置1では、第k短ラインデータDSL(k)に基づいて第k長ラインデータDLL(k)を作成し、作成された第k長ラインデータDLL(k)によって表現されるJ×Nドットの1ラインをkライン目として、テープ(印刷対象物)TのX軸方向に印刷する。

0105

このため、この場合の画像印刷システムPSYSでも、印刷画像データの通信と印刷画像DSの複数(N個)印刷との処理の並列度を高めることができ、所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを、そのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースIF1を介して通信しつつ、その印刷画像DSの複数(N個)印刷を高速化できる。

0106

ここで、第2インタフェースIF2としては、所定のネットワークを介したものであることが好ましい。例えばネットワークにインターネットや所定のローカルエリアネットワーク(LAN)が含まれる場合、第2インタフェースIF2は、インターネットや所定のLANを含む所定のネットワークを介したものとなり、この画像印刷システムPSYSでは、所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを、インターネットやLANを含むネットワークを介した第2インタフェースIF2を介して通信し、かつ、その印刷画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースIF1を介して通信しつつ、その印刷画像DSの複数(N個)印刷を高速化できる。

0107

また、第2インタフェースIF2は、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従った通信が可能なものが好ましく、これにより、所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従って第2インタフェースを介して通信し、かつ、その印刷画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースIF1を介して通信しつつ、その印刷画像DSの複数(N個)印刷を高速化できる。

0108

また、第2インタフェースは、イーサネット登録商標)、FDDIおよびATMの少なくとも1のデータリンクプロトコルに従った通信が可能なものが好ましく、これにより、所望の印刷画像DSを表現する印刷画像データを、イーサネット(登録商標)、FDDIおよびATMの少なくとも1のデータリンクプロトコルに従って第2インタフェースIF2を介して通信し、かつ、その印刷画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースIF1を介して通信しつつ、その印刷画像DSの複数(N個)印刷を高速化できる。

0109

なお、データリンクプロトコルとしては、これらの他、Token Ring、100VG−AnyLAN、Fiber Channel、HIPPI、IEEE1394(ファイヤワイヤ(Fire Wire))等を利用することもできる。また、これらも有線通信の規格であるが、第2インタフェースIF2として、無線通信を利用することも可能であることは言うまでもない。

0110

次に、画像印刷システムPSYSにおいて、印刷画像DSの複数(N個)印刷が終了すると(図11参照)、テープTに印刷されたN個の印刷画像DSのうちの各1個ずつの印刷画像DSの部分を利用することになる。この利用方法一つとして、印刷画像DSが各1個ずつ印刷されたラベルを作成できる。すなわち、画像印刷システムPSYSにおいて、N個の印刷画像DSを高速印刷できるので、テープTに印刷されたN個の印刷画像DSのうちの各1個ずつの印刷画像DSの部分を利用して、印刷画像DSが各1個ずつ印刷されたラベルを作成できる。

0111

この場合、テープTの各1個ずつの印刷画像DSの部分を切り離すことにより、印刷画像DSが各1個ずつ印刷されたラベルを作成できる。また、前述のように、テープTには、裏面に接着面がないタイプと、裏面の接着面を剥離紙で覆ったタイプがあり、後者の場合、裏面の剥離層を剥離することにより、印刷画像DSが表面に印刷された状態で所定の貼付対象物に貼付可能に構成されたものなので、テープTに印刷されたN個の印刷画像DSのうちの各1個ずつの印刷画像DSの部分を利用して、印刷画像DSが各1個ずつ印刷されたラベルを作成すれば、それらは、剥離層を剥離することで所定の貼付対象物に貼付可能なラベルとなる。

0112

なお、印刷密度に応じて制限印刷可能エリアのサイズ(制限印刷サイズ)や位置の調整を行うプログラムを、CD等を初めとする記憶媒体に記憶しておけば、それを実行可能な任意の印刷装置実装(装着)して、記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえたり、機構的な誤差要因による印刷精度の低下を防止して、印刷品質を維持し向上させることが容易にできる。もちろん、上述の各例以外にも、種々の形態を採用でき、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。

発明の効果

0113

上述のように、本発明の画像印刷装置、画像印刷方法、画像印刷システム、ラベル作成システム、ラベル作成方法および記憶媒体によれば、高印刷密度に対応しつつ、必要とする印刷バッファのメモリ容量を小さく押さえることができる、などの効果がある。

図面の簡単な説明

0114

図1本発明の一実施形態に係る画像印刷システムの概要構成を示す説明図である。
図2図1の画像印刷装置の機構系側面側からの概略断面構成を示す説明図である。
図3図2に対応する上面側からの概略断面構成を示す説明図である。
図4図1の画像印刷装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。
図5図4のヘッド制御部の概略構成を示すブロック図である。
図6ヘッドユニットにおける印刷ヘッドおよびヘッドノズルの機能および配置を示す説明図である。
図7印刷画像、印刷画像データ、第k短ラインデータおよび第k長ラインデータの関係を示す説明図である。
図8指定された印刷密度に応じて、印刷可能エリア上に想定される仮想印刷可能エリア、制限印刷可能エリアおよびそれらのサイズの関係を示す説明図である。
図9各種の印刷密度についての一括印刷可能長さや設定長さの対応を示す説明図である。
図10単一画像を複数印刷する場合の制限印刷可能エリア、実印刷エリアおよびそれらのサイズの関係、並びにそれによる印刷結果の一例を示す説明図である。
図11単一画像を複数印刷する場合の制限印刷可能エリア、実印刷エリアおよび並びにそれによる印刷結果の、印刷密度の異なる各種例を示す説明図である。
図12印刷バッファとして必要となるメモリ容量を算出する式、および、各種印刷密度に応じて算出される印刷数の例を示す説明図である。
図13印刷可能エリア内の機構的要因による誤差特性の例、および、各種の印刷密度に応じて調整・設定される制限印刷エリアとしての利用エリアの例を示す説明図である。

--

0115

1画像印刷装置
6ヘッドユニット
10操作部
20メイン制御部
21 CPU
26画像データ入出力(画像データI/O)
60ヘッド制御部
61 第1ヘッド制御ブロック
62 第2ヘッド制御ブロック
63 第3ヘッド制御ブロック
64 第4ヘッド制御ブロック
70アクチュエータ制御部
80内部バス
90電源回路
610ノズル共通制御部
611 第1ノズル制御部
612 第2ノズル制御部
613 第3ノズル制御部
614 第4ノズル制御部
615 第5ノズル制御部
616 第6ノズル制御部
IF1 第1インタフェース
IF2 第2インタフェース
LPA1、LPA2、LPA3 ……制限印刷可能エリア
PSYS画像印刷システム
RPA1、RPA2、RPA3 …… 実印刷エリア
Tテープ
VPA1、VPA2、VPA3 ……仮想印刷可能エリア
WPA印刷可能領域(印刷可能エリア)
WS0画像作成システム(画像作成装置
WS1、WS2 …… ワークステーション

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