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技術 レーザー穿孔のために部品を配置しクランプするための固定具

出願人 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
発明者 ジェームズ・ヘンリー・マッジブレット・ウェイン・バーンズ
出願日 2003年2月20日 (17年9ヶ月経過) 出願番号 2003-041951
公開日 2003年10月7日 (17年1ヶ月経過) 公開番号 2003-285190
状態 特許登録済
技術分野 タービンロータ・ノズル・シール タービンロータ・ノズル・シール 処理全般、補助装置、継手、開先形状 レーザ加工
主要キーワード ねじクランプ 浮動部材 スリークォータ ドエルピン ばねクランプ ロケータピン ベース組立体 公称形状
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図面 (11)

課題

機械加工作業のために部品100を保持する固定具500が提供される。

解決手段

固定具500は、ベース組立体502とロケータ組立体504を含む。部品100は、ベース組立体502内に置かれ、該ベース組立体502内の部品100の少ない調節量を可能にする浮動支持体514及びばねクランプ524によって保持される。ロケータ組立体504は次に、浮動支持体514及びばねクランプ524に対して部品100を調節することによって、該部品100を機械加工のための位置に固定するためにベース組立体502との係合位置に移動させられる。次にベース組立体502における機構522は、浮動支持体514を固定して、部品100を機械加工のための位置に保持するのに用いられる。最後に、ロケータ組立体504は、非係合位置に回転させられ、部品100は、必要に応じ機械加工される。

概要

背景

タービンノズル及び他の部品の一般的な製造において、部品を製造するために用いられる固定具は、部品を機械加工のための適当な向きに位置させる固定ロケータを有する。固定ロケータは、通常は、部品の基準点に当るように位置させられる。部品の基準点は、部品上のあらかじめ設定された場所又は点であり、それらの場所に支持体が当てられた時、部品が3軸直交座標ステム(例えば、x、y及びz軸)の3つの軸に沿って並進するのを防ぎ、かつ、部品が該3つの軸の各々の周りで回転するのを防ぐ。一般的に、三次元物体は6つの基準点を必要とする。部品の基準点を用いることは、部品を既知の位置に位置させ、この位置は後で、後続する機械加工作業又は組立体作業のために用いることができる。

一般的に、タービンノズルの羽根においては、6つの基準点のうちの4つが羽根の前縁上に配置される。図1及び図2は、タービンノズルの羽根100及び羽根100についての対応する基準点102ないし112を示す。図1及び図2から分かるように、基準点102ないし108は、羽根100の前縁上に配置される。タービンノズルのための羽根の製造に際しては、羽根の前縁中に冷却孔レーザー穿孔する必要がある。冷却孔を羽根の前縁にレーザー穿孔することを可能にするためには、一般的に、前述したように該羽根は固定具の中に位置させられ、該羽根の基準点でクランプされる。しかしながら、固定具によって部品をその基準点でクランプすることは、孔が基準点において又は基準点付近でレーザー穿孔される場合に、そのレーザー穿孔作業を妨げることになる。

図3及び図4は、羽根100に孔をレーザー穿孔するために用いられた従来技術の固定具300を示す。羽根100がベース302の中に置かれ、プレート304が該ベース302に取り付けられて、羽根100を固定具300内に保持する。プレート304は、4つの固定基準ロケータ306を有し、該基準ロケータ306は、羽根100を位置決めし、該羽根100の前縁を位置させるのに用いられる。固定具300は、幾つかのねじ308を利用して、部品又は羽根100を前縁ロケータ306に当てて保持する。これらのねじ308は、調整可能な加工片支持体の形態である。部品100が該ロケータ306に当てて固定された状態で、ねじクランプ310を用いて該部品100を固定具300のねじ又は加工片支持体308に当てて保持する。部品100の並進又は回転が全くないようにするために、クランプ310が用いられる。羽根100がロケータ306に対して確実に着座するようにするために、加工片支持体308及びクランプ310を調整する反復的な手順が用いられる。部品100が適切に配置され、クランプされると、前縁ロケータ306を含むプレート304が取り外されて、レーザーが羽根100の前縁に接近するのを可能にする。羽根100を位置決めするためのねじ308及びクランプ310のこの反復的な調整手順は、時間を要し、部品の誤搭載になりがちで、人間工学的にも不都合なものである。

概要

機械加工作業のために部品100を保持する固定具500が提供される。

固定具500は、ベース組立体502とロケータ組立体504を含む。部品100は、ベース組立体502内に置かれ、該ベース組立体502内の部品100の少ない調節量を可能にする浮動支持体514及びばねクランプ524によって保持される。ロケータ組立体504は次に、浮動支持体514及びばねクランプ524に対して部品100を調節することによって、該部品100を機械加工のための位置に固定するためにベース組立体502との係合位置に移動させられる。次にベース組立体502における機構522は、浮動支持体514を固定して、部品100を機械加工のための位置に保持するのに用いられる。最後に、ロケータ組立体504は、非係合位置に回転させられ、部品100は、必要に応じ機械加工される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

機械加工作業のために部品(100)を位置合わせし、保持するための固定具(500)であって、機械加工作業のために部品(100)を保持するように構成されたベース組立体(502)と、ロケータ組立体(504)と、を備え、前記ロケータ組立体は、前記ベース組立体(502)にピボット運動可能に連結された第1の端部と、前記第1の端部の反対側にあり、前記ベース組立体(502)に隣接した係合位置と前記ベース組立体(502)の反対側の非係合位置との間でピボット運動可能な第2の端部と、機械加工作業のために部品(100)を位置合わせするための少なくとも1つの部品ロケータとを備え、前記ロケータ組立体(504)は、該ロケータ組立体(504)の前記第2の端部が係合位置にあることに応じて、機械加工作業のために前記ベース組立体(502)内の部品(100)を位置合わせするための少なくとも1つの部品ロケータ(902)に当てて、前記ベース組立体(502)に保持された部品(100)を位置させるように構成されている、ことを特徴とする固定具(500)。

請求項2

前記少なくとも1つの部品ロケータ(902)が複数の部品ロケータ(902)を含み、前記ロケータ組立体(504)は、該ロケータ組立体(504)の前記第2の端部が係合位置にあることに応じて、前記ベース組立体(502)に保持された部品(100)を前記複数の部品ロケータ(902)に当てて位置させ、機械加工作業のために該ベース組立体(502)内の部品(100)を位置合わせするように構成された、ことを特徴とする、請求項1に記載の固定具(500)。

請求項3

前記ロケータ組立体(504)がヒンジ装置(906)を備え、前記複数の部品ロケータ(902)が前記ヒンジ装置(906)に配置された4つのドエルピンを備える、ことを特徴とする、請求項2に記載の固定具(500)。

請求項4

前記ロケータ組立体(504)が、前記ベース組立体(502)に保持された部品(100)を前記少なくとも1つの部品ロケータ(902)に対して付勢するための少なくとも1つのばね(904)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の固定具(500)。

請求項5

前記ロケータ組立体(504)が、該ロケータ組立体(504)の第2の端部を前記ベース組立体(502)に取り外し可能に連結するための手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の固定具(500)。

請求項6

前記ベース組立体(502)が、機械加工作業のために部品(100)を位置合わせするための少なくとも1つの付加的な部品ロケータ(1002から1004)を更に備え、前記ロケータ組立体(504)は、該ロケータ組立体(504)の前記第2の端部が係合位置にあることに応じて、前記ベース組立体(502)内の部品(100)を機械加工作業に備えて位置合わせするために、該ベース組立体(502)内に保持された部品(100)を、前記少なくとも1つの付加的な部品ロケータ(1002から1004)に当てて位置させるように構成されている、ことを特徴とする、請求項1に記載の固定具(500)。

請求項7

前記ベース組立体(502)が、前記ロケータ組立体(504)の前記第2の端部が係合位置にあることに応じて部品(100)の位置合わせを行ない得るようにする、部品(100)を保持するための手段と、部品(100)を保持するための前記手段に保持された部品(100)の位置合わせ状態を固定するための手段と、を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の固定具(500)。

請求項8

部品(100)を保持するための前記手段が、機械加工作業のために部品(100)を保持するための少なくとも1つのクランプ(524)と、前記少なくとも1つのクランプ(524)に保持された部品(100)を前記少なくとも1つの部品ロケータ(902)に当てて位置させ、機械加工作業のために該部品(100)を位置合わせする少なくとも1つの支持体(514)と、を更に備えることを特徴とする、請求項7に記載の固定具。

請求項9

部品(100)の位置合わせ状態を固定するための前記手段が、前記少なくとも1つのクランプ(524)に保持された部品(100)の位置及び位置合わせ状態を固定し、それによって、前記ロケータ組立体(504)の第2の端部が前記非係合位置へピボット運動させられる時に、該部品(100)の固定位置を維持するように前記少なくとも1つの支持体(564)をクランプする手段を更に備えることを特徴とする、請求項8に記載の固定具(500)。

請求項10

前記少なくとも1つの支持体(514)をクランプするための前記手段が、前記少なくとも1つの第2クランプを開閉するための少なくとも1つの第2クランプ及び機構(522)を更に備え、該少なくとも1つの支持体(514)は、前記少なくとも1つの第2クランプのクランプ部材(518)の間に配置され、該少なくとも1つの支持体(514)は、前記少なくとも1つの第2クランプが閉じられていることに応じて、部品(100)の位置決めを阻止されるようになっている、ことを特徴とする請求項9に記載の固定具(500)。

技術分野

0001

本発明は、一般的にレーザー穿孔作業のための部品固定具に関する。より具体的には、本発明は、タービンノズルにおけるレーザー穿孔作業を妨げないタービンノズルのための固定具に向けられている。

背景技術

0002

タービンノズル及び他の部品の一般的な製造において、部品を製造するために用いられる固定具は、部品を機械加工のための適当な向きに位置させる固定ロケータを有する。固定ロケータは、通常は、部品の基準点に当るように位置させられる。部品の基準点は、部品上のあらかじめ設定された場所又は点であり、それらの場所に支持体が当てられた時、部品が3軸直交座標ステム(例えば、x、y及びz軸)の3つの軸に沿って並進するのを防ぎ、かつ、部品が該3つの軸の各々の周りで回転するのを防ぐ。一般的に、三次元物体は6つの基準点を必要とする。部品の基準点を用いることは、部品を既知の位置に位置させ、この位置は後で、後続する機械加工作業又は組立体作業のために用いることができる。

0003

一般的に、タービンノズルの羽根においては、6つの基準点のうちの4つが羽根の前縁上に配置される。図1及び図2は、タービンノズルの羽根100及び羽根100についての対応する基準点102ないし112を示す。図1及び図2から分かるように、基準点102ないし108は、羽根100の前縁上に配置される。タービンノズルのための羽根の製造に際しては、羽根の前縁中に冷却孔をレーザー穿孔する必要がある。冷却孔を羽根の前縁にレーザー穿孔することを可能にするためには、一般的に、前述したように該羽根は固定具の中に位置させられ、該羽根の基準点でクランプされる。しかしながら、固定具によって部品をその基準点でクランプすることは、孔が基準点において又は基準点付近でレーザー穿孔される場合に、そのレーザー穿孔作業を妨げることになる。

0004

図3及び図4は、羽根100に孔をレーザー穿孔するために用いられた従来技術の固定具300を示す。羽根100がベース302の中に置かれ、プレート304が該ベース302に取り付けられて、羽根100を固定具300内に保持する。プレート304は、4つの固定基準ロケータ306を有し、該基準ロケータ306は、羽根100を位置決めし、該羽根100の前縁を位置させるのに用いられる。固定具300は、幾つかのねじ308を利用して、部品又は羽根100を前縁ロケータ306に当てて保持する。これらのねじ308は、調整可能な加工片支持体の形態である。部品100が該ロケータ306に当てて固定された状態で、ねじクランプ310を用いて該部品100を固定具300のねじ又は加工片支持体308に当てて保持する。部品100の並進又は回転が全くないようにするために、クランプ310が用いられる。羽根100がロケータ306に対して確実に着座するようにするために、加工片支持体308及びクランプ310を調整する反復的な手順が用いられる。部品100が適切に配置され、クランプされると、前縁ロケータ306を含むプレート304が取り外されて、レーザーが羽根100の前縁に接近するのを可能にする。羽根100を位置決めするためのねじ308及びクランプ310のこの反復的な調整手順は、時間を要し、部品の誤搭載になりがちで、人間工学的にも不都合なものである。

発明が解決しようとする課題

0005

従って、部品が容易にかつ正確にレーザー穿孔のために適切な位置に搭載され、レーザー穿孔作業を妨げることなく、適切な位置に保持されることができる固定具が必要とされる。

0006

本発明の1つの実施形態は、機械加工作業のために部品を位置合わせし、保持するための固定具に向けられる。この固定具は、ベース組立体とロケータ組立体を含む。ベース組立体は、機械加工作業のために部品を保持するように構成される。ロケータ組立体は、ベース組立体にピボット運動可能に連結された第1の端部と、該第1の端部の反対側にある第2の端部とを有する。ロケータ組立体の第2の端部は、ベース組立体に隣接する係合位置と、ベース組立体の反対側の非係合位置との間でピボット運動可能である。ロケータ組立体は、機械加工作業のために部品を位置合わせするための少なくとも1つの部品ロケータを含む。ロケータ組立体は、該ロケータ組立体の第2の端部が係合位置にあることに応じて、ベース組立体に保持された部品を、機械加工作業のためにベース組立体内の部品を位置合わせする少なくとも1つの部品ロケータに当てて位置させるように構成されている。

0007

本発明の別の実施形態は、レーザー穿孔作業のために羽根を位置合わせし、保持するための固定具に向けられる。この固定具は、レーザー穿孔作業のために羽根を保持するための手段とロケータアームとを含む。ロケータアームは、一方の端部が羽根を保持するための手段に連結され、他方の端部が羽根を保持するための手段に取り外し可能に連結される。ロケータアームは、羽根を保持するための手段に連結された端部の周りをピボット運動可能であり、他方の端部を動かして該羽根を保持するための手段に取り外し可能に連結する。固定具は更に、少なくとも1つのロケータを含む。少なくとも1つのロケータは、羽根を保持するための手段及びロケータアームの1つの上に配置される。最後に、羽根を保持するための手段及びロケータアームは、ロケータアームの第2の端部が羽根を保持するための手段に連結されていることに応じて、羽根を少なくとも1つのロケータに当てて位置させ、該羽根をレーザー穿孔作業のために予め定められた整列位置に置くように構成されている。

0008

本発明の1つの利点は、オペレータにとって部品を固定具内に搭載することがより容易になることである。

0009

本発明の別の利点は、より少ない時間、及びより少ない労力で、部品が正確に固定具内に搭載できることである。

0010

本発明の他の特徴及び利点は、本発明の原理を例示的に示す添付図面と関連してなされた、以下の好ましい実施形態のより詳細な説明から明らかとなるであろう。可能な場合には、図面全体にわたり、同じ参照番号が同じ部品を示すように用いられる。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明は、機械加工作業のために部品又は加工片を保持するための固定具に向けられる。本発明の好ましい実施形態においては、加工される部品はタービンノズルの羽根であり、機械加工作業はレーザー穿孔作業である。レーザー穿孔作業は、羽根の前縁に対して行われ、多くの場合、該羽根の前縁上の基準点において又はその付近で生じる。本発明の固定具は、レーザー穿孔のために羽根の位置決め及びその保持に関連して説明されるが、本発明の固定具は、同様な又は異なる種類の機械加工作業のために他の種類の部品及び加工片を固定するのに用いることができる。

0012

図5は、本発明の固定具500の好ましい実施形態を示している。固定具500は、タービンノズルの羽根であることが好ましい部品100を保持するために用いられ、ベース組立体502とロケータ組立体504を含む。ベース組立体502は、固定具500の固定部であり、固定具500をレーザー回転台(図示せず)に取り付け又は連結するための連結装置506を含む。連結装置506は、固定具500をレーザー回転台に連結するためのいずれかの適当な技術を利用することができる。例えば、図5に示すように、連結装置506は、形状付与されたチャネル508又はタブテールスロットを含むことができ、このチャンネル又はダブテールスロットは、スプライン連結と同様に、レーザー回転台上の突起又はタブテールと嵌合する。しかしながら、連結装置506は、ねじ連結、ボルト連結とするか、又は嵌合用アパーチャを備えるロケータピンを用いることができる。

0013

連結装置506に剛に取り付け又は連結されて、支持部材510が設けられる。支持部材510は、水平部分と垂直部分を有する「L」字形が好ましいが、他の形状も用いることができる。支持部材510の水平部分は、溶接ボルト締め、その他いずれかの適当な技術により、連結装置506に取り付けられる。支持部材510の垂直部分に取り付けられて、2つのほぼ平行な支持プレート512が設けられ、これら支持プレートは、支持部材510の垂直部分から支持部材510の水平部分の上まで延びていることが好ましい。各々の支持プレート512は、部品100の部分に接触する1つ又はそれ以上の浮動支持体514を有する。浮動支持体514は、部品100によって加えられる圧力の大きさに基づいて位置を変えることができるように、ばねのように働き、支持プレート512に対して可撓性のある連結を有するように設計されている。浮動支持体についての更に詳細な説明は、図7に関連して後述する。

0014

スペーサ516が、2つの支持プレート512の間に配置される。スペーサ516は、支持プレート512の向かい合った面に接触する大きさにされる。更に、ベース組立体502は、第1の対のクランプ又はクランプ部材518を含む。クランプ518は、支持プレート512と接触し、スペーサ516の反対側に配置される。クランプ518は、ロッド520(図8参照)によって互いに連結され、該ロッド520に連結されたレバー522によって作動させられる。レバー522が作動すると、クランプ又はクランプ部材518は、スペーサ516に対して共に押し付けられて、浮動支持体514をその適切な位置に保持する。レバー520の作動についての更に詳細な説明については後述する。スペーサ516及び支持プレート512に取り付けられているのは、1つ又はそれ以上の第2クランプ524である。クランプ524は、部品100をベース組立体502内に保持し、固定するために用いられる。クランプ524は、ばねクランプであるのが好ましいが、しかしながら、他の種類のクランプも用いることができる。クランプ524の作動についての更に詳細な説明は、図7に関連して後述する。ベース組立体502は更に、部品100のためのロケータを2つ含む。図10に示すように、部品100を固定具500において適当な高さに位置させるために部品ロケータ1002を用いることが好ましい。部品100を固定具500における適切な深さに位置させるために、部品ロケータ1004を用いることが好ましい。

0015

最後に、ベース組立体502は、ヒンジ点528を備えるアーム526を含む。ロケータ組立体504は、ヒンジ点528においてアーム526、従ってベース組立体502に連結される。ロケータ組立体504は、係合位置と非係合位置との間でヒンジ点528周りをピボット運動することができる。本発明の好ましい実施形態において、ロケータ組立体504は、ヒンジ点528を通るピンによって、ヒンジ点528に連結される。ロケータ組立体504は、図5においては、ベース組立体502と係合する位置にあり、部品100を6つの基準ロケータに当てて位置させる。ロケータ組立体504とベース組立体502との係合は、ロック機構530によって維持される。ロケータ組立体504は、部品100のための4つの前縁ロケータ902(図9参照)を有する。ロケータ組立体504とベース組立体502との係合は、部品100をそれらの4つの前縁ロケータに当てて位置させる。ロケータ組立体504が部品100をどのようにして位置させるかについての更に詳細な説明は、後述する。

0016

レバー522を用いて、浮動支持体514をクランプ518によってクランプし、部品100がベース組立体502内の位置にロックされた後、ロック機構530が、解除機構532を用いて解除され、ロケータアーム504は、非係合位置へとピボット運動される。図6は、ベース組立体502に保持されている部品100、及び非係合位置にあるロケータアーム504を示す。部品100が図6に示される位置になると、レーザー穿孔作業が開始可能となる。レーザー穿孔作業の終了すると、レバー522がクランプ518を解除するのに用いられ、部品100がベース組立体502から取り外されるのを可能にする。従って、固定具500は、レーザー穿孔作業を必要とする次の羽根を受け取る準備ができる。

0017

図7は、クランプ524とレバー522によって所定の位置に固定された浮動支持体514とによって、所定の位置に保持されている部品100を示す。図7における位置に到達するために、部品100は、ロックされていない位置にあるレバー522によって、最初にベース組立体502に手動で押し付けられる。この時点で、4つの浮動支持体514が、部品100上の4つ場所で該部品100と接触し、クランプ524によって該部品との接触状態に保持される。クランプ524は、部品100に対して反対方向に張力を与えて、該部品を所定の位置において、浮動支持体514と接触する状態に保持する。浮動支持体514は、部品100の公称形状に対して干渉するように設計されるのが好ましい。この干渉は、部品100に対してばね力を与え、部品100の寸法のばらつきに順応できるようにする。

0018

次に、ロケータアーム504は、係合位置へと回転されロックされ、従ってロケータアーム504における前縁ロケータ902が部品100に当てて位置決めされる。浮動支持体514は、部品100と浮動支持体514との間の干渉により十分なばね力を有し、該部品100を前縁ロケータ902に当てて位置させる。部品100が、浮動支持体514によって前縁ロケータ902に当てて位置させられると、レバー522は、ロックされていない位置からロックされた位置へと移動させられ、それによって浮動支持体514を所定位置に固定又はロックする。クランプ524は、部品100を、固定された浮動支持体514に当てて維持するために用いられ、該部品100が機械加工のためにこの固定位置に留まることを確実にする。ロケータアーム504は、この場合、部品100から離れる方向に回転することができ、非係合位置にされて、該部品100の前縁に接近するレーザーと干渉しないようにする。

0019

図8は、浮動部材514(図8には図示せず)を保持するためのクランプ518の作動を示す。スペーサ516は、クランプ518の作動についての付加的な詳細を示すために図8では省略されている。部品100が前縁ロケータ902に当てて位置させられた後、レバー522は、クランプ518の1つと接触するレバー522上のカムの位置を変えることによって、ロックされていない位置からロックされた位置に移動させることができる。レバー522がロックされた位置に移動させられる時、レバー522から最も遠くに位置するクランプ518は、ロッド520によってレバー522及び他のクランプ518の方向に引っ張られる。レバー522によって互いの方向にクランプ518を引き寄せ、即ち引っ張ることにより、スペーサ516に向けて浮動支持体514を押し又はクランプし、クランプ動作で浮動支持体の可撓性及び運動範囲を減少させ、浮動支持体514を所定の場所に保持する。レバー522及びクランプ518は浮動支持体514を固定及び保持するための好ましい機構であるが、機械加工作業のために部品100を保持するように浮動支持体514を適切な位置に保持及び固定することができるものであれば、どのような機構を用いることもできる。

0020

図9は、ロケータアーム504を更に詳細に示す。ロケータアーム504は、部品100をベース組立体502内の適切な位置に位置させるか、あるいは着座させるために、4つの前縁ロケータ902及び1つ又はそれ以上のばね904を有する。前縁ロケータ902は、部品100を適当な位置に位置決めし、押し付けるためのヒンジ装置906内に配置されたドエルピンであることが好ましい。ロケータアーム502が係合位置にピボット運動させられる時、ヒンジ装置906の前縁ロケータ902が部品即ち羽根100の前縁と接触して置かれるように、ヒンジ装置906は、部品100に近似する形状を有する開口部を有することによって、部品100のまわりに密に嵌合し、又は部品をに受けるように設計されるのが好ましい。ばね904は、板ばねとすることができるが、これもまた羽根100と接触して置かれ、羽根100の寸法における僅かなばらつきにも対処するように用いられる。ばね904は、羽根100をロケータ1004に対して押し又は付勢し、羽根100の後縁上を押すことによって、羽根100を固定具500の6つのロケータに当る適当な位置に付勢することを助ける。

0021

本発明を、好ましい実施形態に関して説明してきたが、本発明の技術的範囲から離れることなく、種々の変更がなされ、その要素についての均等物による置換ができることは、当業者には理解されるであろう。更に、本発明の本質的な技術的範囲から離れることなく、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合させるような多くの修正を行なうことができる。従って、本発明は、本発明を実施するために考えられる最善の方法として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、また、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。

図面の簡単な説明

0022

図1タービンノズルの羽根及びその対応する基準点を示す図。
図2図1のII−II線に沿った、対応する基準点を備える羽根の断面図。
図3従来技術の固定具の側面図。
図4図3の従来技術の固定具の反対側の側面図。
図5ロケータ組立体が係合位置にある、本発明の固定具を示す図。
図6ロケータ組立体が非係合位置にある、本発明の固定具を示す図。
図7本発明の固定具のベース組立体の部分側面図。
図8図6のVIII−VIII線に沿ったベース組立体の底面図。
図9本発明の固定具のロケータ組立体を示す図。
図10ベース組立体のスリークォータ部分側面図。

--

0023

100部品
500固定具
502ベース組立体
504ロケータ組立体
506連結装置
514浮動支持体
522レバー
524ばねクランプ
530 ロック機構

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