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技術 バインダー

出願人 コクヨ株式会社
発明者 秋山弘昭
出願日 1998年10月20日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 2003-115731
公開日 2003年9月30日 (16年9ヶ月経過) 公開番号 2003-276375
状態 拒絶査定
技術分野 ファイリング用具
主要キーワード 回転操作板 水平爪 押圧スライド 挿通軸 差し込み量 リベット固定 クサビ部材 ベース固定具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年9月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

綴じ具背表紙着脱自在に設け、綴じ具と背表紙とを分離可能にするとともに綴じ具の再利用をも可能にすること。

解決手段

綴じ具10のベース13をベース固定具14を介して背表紙11に着脱自在に固定してバインダーが構成されている。前記ベース固定具14は、背表紙11の外側面に位置する板片外側部材32と、この外側部材32から起立する方向に連設された貫通部材70と、この貫通部材70に挿抜可能な挿通軸部78とを備えて構成されている。挿通軸部78は貫通部材70に挿入することでベース13が背表紙11に固定できる一方、挿通軸部78を貫通部材70から抜き取ることでベース13と背表紙11とを分離することができる。

概要

背景

従来より、背表紙若しくは裏表紙内面側に綴じ具を備えてなるバインダー類が市販されている。このバインダー類に用いられる綴じ具は、例えば、ベースと、このベースの左右両側に配置された一対の綴じ板と、これら綴じ板間に延びる綴じ桿とを備えて構成されている。

前記ベースを背表紙に固定するに際しては、当該ベースと背表紙との同軸線位置に複数の穴を形成しておき、この穴を介してリベットで固定する、という構成が一般的に採用されている。

概要

綴じ具を背表紙に着脱自在に設け、綴じ具と背表紙とを分離可能にするとともに綴じ具の再利用をも可能にすること。

綴じ具10のベース13をベース固定具14を介して背表紙11に着脱自在に固定してバインダーが構成されている。前記ベース固定具14は、背表紙11の外側面に位置する板片外側部材32と、この外側部材32から起立する方向に連設された貫通部材70と、この貫通部材70に挿抜可能な挿通軸部78とを備えて構成されている。挿通軸部78は貫通部材70に挿入することでベース13が背表紙11に固定できる一方、挿通軸部78を貫通部材70から抜き取ることでベース13と背表紙11とを分離することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

背表紙内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部と、当該挿通軸部の隣接位置に設けられたフック部とを含み、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定されることを特徴とするバインダー。

請求項2

背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部を備えた操作板とを含み、前記操作板は前記挿通軸部に隣接するフック部を備え、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入された状態で、前記フック部が貫通部材に係合し、前記ベースが背表紙に固定されることを特徴とするバインダー。

請求項3

背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部を備えた操作板とを含み、前記操作板は、前記挿通軸部が貫通部材の穴に挿通された状態で当該貫通部材に係合するフック部を備え、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定されることを特徴とするバインダー。

請求項4

背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部と、当該挿通軸部が貫通部材の穴に挿通された状態で当該貫通部材に係合するフック部とを含み、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定されることを特徴とするバインダー。

技術分野

0001

本発明は、バインダー係り、更に詳しくは、綴じ具ベース背表紙に固定する作業を極めて容易に行うことができ、且つ、綴じ具と背表紙との分離を可能として分別廃棄又は綴じ具の再利用を促進することのできるバインダーに関する。

背景技術

0002

従来より、背表紙若しくは裏表紙内面側に綴じ具を備えてなるバインダー類が市販されている。このバインダー類に用いられる綴じ具は、例えば、ベースと、このベースの左右両側に配置された一対の綴じ板と、これら綴じ板間に延びる綴じ桿とを備えて構成されている。

0003

前記ベースを背表紙に固定するに際しては、当該ベースと背表紙との同軸線位置に複数の穴を形成しておき、この穴を介してリベットで固定する、という構成が一般的に採用されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記リベットを用いた固定方式では、専用のリベット打ち込み装置等の製造設備が不可欠となる他、固定位置を適性に保つための作業が要求されて製造効率を低下させるという不都合がある。また、バインダー類にあっては、表紙側は可燃物である一方、綴じ具側は耐荷重性能を維持すべく金属製のものが通常用いられているため、廃棄する場合には、これらを分別することが要求される。しかしながら、リベット固定方式では、両者の分離が困難であり、分別されないまま廃棄されているのが実情である。

0005

ところで、分別廃棄は、近時のゴミ処理問題若しくは自然環境を保護する観点から最近になって強く要請されているところであるが、抜本的には、ゴミを発生しないようにすることが一層好ましい。この点、例えば、バインダーに用いる綴じ具は、それ自体が使用不能になることは殆どなく、表紙側のみが老朽化して使用に耐えなくなるというのが一般的である。

0006

ここに、本発明の目的は、分別廃棄をもとより容易にできるようにする他、部品として利用する価値が依然として残されている部分、すなわち綴じ具の容易なる再利用を図れるようにし、ひいては廃棄物の総量規制にも資することのできるバインダーを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

前記目的を達成するため、本発明は、背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部と、当該挿通軸部の隣接位置に設けられたフック部とを含み、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定される、という構成を採っている。

0008

このような構成によれば、挿通軸部を貫通部材の穴に挿抜することによってベースを背表紙に着脱できるようになり、従って、従来のリベットによる固定方式に比べて、極めて容易にベースと背表紙との分離が可能となり、分別廃棄若しくは綴じ具の再利用を促進することができる。

0009

また、本発明は、背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部を備えた操作板とを含み、前記操作板は前記挿通軸部に隣接するフック部を備え、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入された状態で、前記フック部が貫通部材に係合し、前記ベースが背表紙に固定される、という構成を採ることもできる。これにより、フック部を強制的に弾性変位させることで、貫通部材との係合が解除されるようになり、ベースを背表紙から分離することが可能となる。

0010

更に、本発明は、背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部を備えた操作板とを含み、前記操作板は、前記挿通軸部が貫通部材の穴に挿通された状態で当該貫通部材に係合するフック部を備え、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定される、という構成も採用することができる。

0011

また、本発明は、背表紙の内面側にベース固定具を介して着脱自在に固定されたベースを有する綴じ具を備えたバインダーであって、前記ベース固定具は、前記背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部と、当該挿通軸部が貫通部材の穴に挿通された状態で当該貫通部材に係合するフック部とを含み、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定される、という構成も採ることができる。

0012

以下、本発明に係るバインダーの実施例を、以下の参考例1,2について説明した後に、説明する。なお、本明細書において、特に明示しない限り、「左右」とは、図1に示される背表紙の短寸幅方向を基準として用いられ、「上下」とは背表紙の長手方向を基準として用いられる。

0013

[第1参考例]図1には、本発明の第1参考例に係るバインダーの要部概略斜視図が示されている。この図において、バインダーは、被固定面となる背表紙の内面側に綴じ具10を備えて構成されている。この綴じ具10は、背表紙11の内面側にベース固定具14を介して固定されたベース13と、このベース13の左右両側部分に配置されて内方押圧操作可能な一対の操作部材15と、前記ベース13の左右両側にそれぞれ支持されるとともに、前記操作部材15に一部が保持される軸ピン17と、この軸ピン17に下端側が係脱可能に設けられた左右一対の綴じ板20,21と、各綴じ板20,21の相対面二箇所位置に固定されて相互にテレスコピックな関係で軸方向に嵌合するパイプからなる綴じ部材としての綴じ桿23とを備えて構成されている。ここで、前記綴じ板20,21は、操作部材15を内方に押圧操作することによってベース13から離脱できるようになっている。

0014

前記ベース13は、背表紙11の上下二箇所位置に固定される上下一対の固定面部26,26と、これら固定面部26間に傾斜面部26Aを介して連設された中間面部27とを備えて構成されている。各固定面部26の端部側、すなわち傾斜面部26Aと反対側には、図2に示されるように、下向きに切り起こされた爪部26Bが形成されており、この爪部26Bが背表紙11に形成された穴28に入り込んでこれの形成縁に係合可能に設けられ、これにより、ベース13全体の固定位置が決定できるようになっている。また、各固定面部26の領域内において、前記穴28よりも内側寄りの部分には、背表紙11及び固定面部26相互を連通する穴29,30が形成され、これらの穴29,30を利用してベース固定具14が装着可能に設けられている。

0015

前記ベース固定具14は、図2ないし図4に示されるように、背表紙11の外側面に面接触する状態で位置する長い板片状の外側部材32と、この外側部材32の一方の面から起立する方向に連設された複数の貫通部材33と、これら貫通部材33に係脱可能なクサビ部材35とを備えて構成されている。

0016

前記貫通部材33は、図4に明瞭に示されるように、外側部材32の長手方向両側に各二個設けられており、それらは外側部材32の短寸幅方向に沿って相対する一対の関係に設けられている。この貫通部材33は、外側部材32に連なる起立部36と、この起立部36の上端から内向き、すなわち相対する他方の貫通部材33に向かう方向に屈曲されたフック部37とからなり、フック部37の下面は、外側部材32の長手方向に沿う傾斜面38として形成されている。

0017

前記クサビ部材35は、下面が平坦面に設けられた下ブロック状部40と、この下ブロック状部40の上面側に連設されるとともに、上面が押圧スライド操作部となる上ブロック状部41とにより構成されている。下ブロック状部40の左右二箇所の上面、すなわち外側部材32の短寸幅方向に沿う左右二箇所の上面は、前記フック部37に形成された傾斜面38の傾斜角度に対応した相対面となる傾斜面42,42とされている。また、下ブロック状部40の幅寸法W1は、前記相対する起立部36,36間の内寸法W2よりも僅かに小さな寸法に設定され、これにより、クサビ部材35を貫通部材33,33間に位置するように差し込みでき、所定量差し込んだときに、前記フック部37の傾斜面38と下ブロック状部40の傾斜面42との相互密着が強められ、ひいては外側部材32とクサビ部材35の下面との間で背表紙11及び固定面部26に挟持力を作用せしめてベース13が固定可能となっている。なお、外側部材32の長手方向に沿うクサビ部材35の長さL1は、貫通部材33の同一方向長さL2よりも長く設定されており、クサビ部材の長さL1方向の略中央部位置にて前記固定に必要な挟持力が作用するようになっている(図2参照)。

0018

次に、本参考例におけるベース着脱要領について説明する。

0019

先ず、背表紙11に形成された穴28にベース13の爪部26Bを引っ掛けるようにして位置決めを行う。この状態では、背表紙11とベース13の固定面部26に設けられた穴29,30は相互に連通した位置関係となる。これと前後して、外側部材32を背表紙11の外面側に位置させるとともに、前記穴29,30内に貫通部材33を挿通させる。

0020

この後、図4中一点鎖線で示される矢印方向に向かってクサビ部材35を差し込んで当該クサビ部材35の傾斜面42を貫通部材33のフック部37に係合させればよい。この差し込みを行う初期の段階では、下ブロック状部40は緩やかにフック部37の下に入り込むが、差し込み量が増えるに従って摩擦抵抗が次第に増し、下ブロック状部40が、その中央部まで差し込まれた時に、以後の差し込みが行えなくなるようになっている。そして、このとき、クサビ部材35と外側部材32との間に、背表紙11及びベース13の固定面部26とを強固に挟み付ける力が作用し、クサビ部材35を前述とは反対方向に意図的に移動させない限り両者の固定状態を常に保持することとなる。

0021

従って、このような第1参考例によれば、クサビ部材35の下ブロック状部40を、フック部37の下に差し込むように操作して両者を係合させるだけでベース13の固定が行える一方、前記差し込み方向と反対の方向にクサビ部材35を移動させることでベース13の取り外しを行えるという効果を得る。

0022

なお、前記外側部材32は、長手方向に延びる一つの部材により構成したが、例えば、ベース13の各固定面部26に対応した大きさの二つの部材とし、これに貫通部材33をそれぞれ設けたものであってもよい。

0023

次に、本発明の前記以外の参考例及び実施例について説明する。なお、以下の説明において、前記第1参考例と同一若しくは同等の構成部分については、必要に応じて同一符号を用いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。また、綴じ具はベースを概略的に示すものとする。

0024

[第2参考例]図5及び図6には、本発明の第2参考例が示されている。この参考例は、外側部材32にクサビ部材50を一体的に設けるとともに、当該クサビ部材50を外側部材32の長手方向に沿う一端側にのみ設けてベース固定具14を形成したところに特徴を有する。

0025

これを更に詳述すると、ベース固定具14は、前記外側部材32と、この外側部材32の図5中左端側の一方の面に起立した起立係止部53と、外側部材32の図5中右端側に設けられた貫通部材55と、この貫通部材55よりも右側に設けられたクサビ部材50と、前記起立係止部53及び貫通部材55の間において、外側部材32から起立する方向に連設されるとともに、先端が鈎型形状に形成されたフック56とを備えて構成されている。

0026

起立係止部53は、外側部材32の短寸幅方向に沿って延びる起立片部53Aと、この起立片部53Aの上端に連設された水平爪片部53Bとからなり、その側端面が反転L字状をなす外観形状に設けられている。起立片部53Aは、図6に示されるように、背表紙11に形成された穴57を貫通して延び、前記水平爪片部53Bと相互に作用してベース13の一方の固定面部26の外縁領域係合保持するように設けられている。

0027

前記貫通部材55は、起立方向と略直交する方向、すなわち外側部材32の長手方向に開通する係合穴55Aを備えた門型形状に設けられている。この貫通部材55は、図6に示されるように、背表紙11に形成された穴58を貫通して延びるとともに、固定面部26に形成された切欠凹部59内に位置するようになっている。

0028

前記クサビ部材50は、外側部材32の幅方向に沿って立設された基片部60と、この基片部60の上端に薄肉ヒンジ部60Aを介して連設された、上面視略凸型平面形状の回転操作板61と、この回転操作板61の両側に連設された一対の係合爪部63とを備えて構成されている。この係合爪部63の基部側はヒンジ部64を形成するように大きく切り欠かれた形状とされ、これにより、係合爪部63は、図6二点鎖線で示されるように、回転操作板61に対して所定角度シフトする方向に屈曲可能となっている。なお、基片部60は、背表紙11に形成された穴65を貫通する位置にセットされる。

0029

前記フック56は、外側部材32の四箇所に配置されている。これらのフック56は、背表紙11に形成された穴66内に差し込まれたときに、背表紙11の内面側に係合して背表紙11との固定状態を安定化させる。

0030

以上の構成において、ベース13を固定する際には、先ず、外側部材32を背表紙11の外面側に位置させるとともに、前記起立係止部53、フック56、貫通部材55及びクサビ部材50をそれぞれ対応する穴57,66,58,65を貫通するように装着する。このとき、フック56は背表紙11の内面側に係合するため、外側部材32は装着位置がずれないように保たれる。

0031

次いで、ベース13の図6中左端側を起立係止部53に係合した位置にセットすると共に、前記クサビ部材50の回転操作板61を次第に倒伏させる。このとき、係合爪部63は、回転操作板61に対してシフトした傾斜姿勢とされて先端が貫通部材55の穴55A内に入り込むようになる。そして、回転操作板61の姿勢を略水平となる位置まで倒伏することで、係合爪部63が貫通部材55の穴55Aに完全に入り込み、これによってベース13の固定を終了する。なお、係合爪部63は、回転操作板61を起立方向に反転させることで穴55Aから脱出させることができる。

0032

従って、このような第2参考例によっても第1参考例と同様の効果を得る他、一個のクサビ部材50によって着脱操作部位を減少させて、着脱作業の迅速化を達成することができる。

0033

[実施例]図7ないし図9には、本発明の実施例が示されている。この実施例は、第2参考例の貫通部材55と同様の貫通部材70を設けるとともに、この貫通部材70がベース13の固定面部26をも貫通するように設けられ、貫通部材70に係合するクサビ部材71をバックル型タイプとしたところに特徴を有する。すなわち、貫通部材70は、図9に示されるように、背表紙11に形成された穴73と固定面部26に形成された穴74とを貫通して延び、且つ、第2参考例における貫通部材55と同様の方向に開通する穴75を備えた形状に設けられている。この一方、クサビ部材71は貫通部材70の穴75に挿抜可能な一対の挿通軸部78,78を備えた操作板79と、この操作板79に連設されるとともに、前記挿通軸部78,78の内側隣設位置に設けられたフック部80とを備えて構成されている。フック部80の先端外側面は状に形成されており、図8に示されるように、挿通軸部78が穴75に挿通された状態で、貫通部材70に脱落不能に係合するようになっている。この一方、フック部80を内側に強制的に弾性変位させることで、貫通部材70との係合が解除され、これによって、クサビ部材71を取り外してベース13を背表紙11から分離することが可能となっている。

0034

従って、このような実施例によっても前記第1及び第2の参考例と同様に、ベース13の着脱を容易且つ迅速に行うことが可能となる。

発明の効果

0035

以上説明したように、本発明によれば、背表紙及びベースを貫通する貫通部材と、この貫通部材に形成された穴に挿抜可能な挿通軸部とを含み、前記挿通軸部が前記貫通部材の穴に挿入されたときに前記ベースが背表紙に固定される構成としたから、挿通軸部を貫通部材の穴に挿抜することによってベースを背表紙に着脱できるようになり、従って、従来のリベットによる固定方式に比べて、極めて容易にベースと背表紙との分離が可能となり、分別廃棄若しくは綴じ具の再利用を促進することができる。

0036

更に、本発明は、挿通軸部に隣接するフック部を備え、挿通軸部が貫通部材の穴に挿通された状態でフック部が貫通部材に係合する構成としたから、フック部を強制的に弾性変位させることで、貫通部材との係合が解除されるようになり、ベースを背表紙から分離することが可能となる。

図面の簡単な説明

0037

図1第1参考例に係るバインダーを示す概略斜視図。
図2図1のA−A線に沿う矢視拡大断面図。
図3図2のB−B線に沿う断面図。
図4前記参考例におけるベース固定具の拡大分解斜視図。
図5第2参考例におけるベース固定具を示す概略斜視図。
図6第2参考例に係るバインダーを示す断面図。
図7実施例に係るバインダーを示す要部概略斜視図。
図8図7の平面図。
図9図8のC−C線に沿う断面図。

--

0038

10綴じ具
11背表紙
13ベース
14ベース固定具
70貫通部材
75 穴
78挿通軸部
79操作板
80フック部

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