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技術 電磁波透過防止用被覆体

出願人 加藤和彦斎藤博
発明者 加藤和彦斎藤博
出願日 2002年3月19日 (18年3ヶ月経過) 出願番号 2002-076090
公開日 2003年9月26日 (16年9ヶ月経過) 公開番号 2003-273576
状態 拒絶査定
技術分野 電気装置のための箱体 電場又は磁場に対する装置又は部品の遮蔽
主要キーワード 治療用機器 メッシュ部分 電磁波防止 医療用機器 形状維持 絶縁コーティング シート体 りん青銅
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年9月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

本発明の目的は、携帯電話機医療用機器治療用機器等の各種電子機器の全体を金属メッシュ表裏に透明又は半透明プラスチックフィルム熱融着したシート体で形成した被覆体にて被覆することにより、電磁波の大幅な低減を図るとともに被覆体全体の軽量化を実現し、かつ金属メッシュで被覆しながらディスプレイ操作キー視認が容易でキーの操作性も良好で、箱型容器形状に折り曲げ加工時に生じる金属脆化フィルムにて保護し得るようにした電磁波透過防止用被覆体を提供することにある。

解決手段

本発明に係る携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器の全体を被覆する電磁波透過防止用被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュの表裏に透明又は半透明のプラスチックフィルムを熱融着したシート体を袋体に形成したことを特徴とする。

概要

背景

絶縁性部材を用い、内部に携帯無線通話機を収納できるように形成したケース本体の前面部に、電磁波防止効果を有する柔軟性のある透明シートを設けた携帯無線通話機用ケース(特開平10−276817号公報)がある。

概要

本発明の目的は、携帯電話機医療用機器治療用機器等の各種電子機器の全体を金属メッシュ表裏に透明又は半透明プラスチックフィルム熱融着したシート体で形成した被覆体にて被覆することにより、電磁波の大幅な低減を図るとともに被覆体全体の軽量化を実現し、かつ金属メッシュで被覆しながらディスプレイ操作キー視認が容易でキーの操作性も良好で、箱型容器形状に折り曲げ加工時に生じる金属脆化フィルムにて保護し得るようにした電磁波透過防止用被覆体を提供することにある。

本発明に係る携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器の全体を被覆する電磁波透過防止用被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュの表裏に透明又は半透明のプラスチックフィルムを熱融着したシート体を袋体に形成したことを特徴とする。

目的

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器の全体を金属メッシュの表裏に透明又は半透明のプラスチックフィルムを熱融着したシート体で形成した被覆体にて被覆することにより、電磁波の大幅な低減を図るとともに被覆体全体の軽量化を実現し、かつ金属メッシュで被覆しながらディスプレイや操作キーの視認が容易でキーの操作性も良好で、箱型や容器形状に折り曲げ加工時に生じる金属脆化をフィルムにて保護し得るようにした電磁波透過防止用被覆体を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

携帯電話機医療用機器治療用機器等の各種電子機器の全体を被覆する被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュ表裏に透明又は半透明プラスチックフィルム熱融着したシート体袋体に形成したことを特徴とする電磁波透過防止用被覆体。

請求項2

前記被覆体は上記各種電子機器を被覆し得るように上記シート体を箱型又は容器形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の電磁波透過防止用被覆体。

請求項3

各種電子機器の部品素子を被覆する被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュで被覆し、前記部品、素子と導通する前記金属メッシュの箇所には絶縁材を介在させるか、絶縁皮膜絶縁コーティングが形成されていることを特徴とする電磁波透過防止用被覆体。

技術分野

0001

本発明は病院等において、携帯電話機等から発する電磁波が、医療用機器治療用機器等に影響を及ぼさないようにしたり、患者ペースメーカー等に影響を及ぼさないようにする他、オーディオ機器等から発する電磁波により他の機器音響効果阻害することのないようにする等各種電子機器被覆する電磁波透過防止用被覆体に関する。

背景技術

0002

絶縁性部材を用い、内部に携帯無線通話機を収納できるように形成したケース本体の前面部に、電磁波防止効果を有する柔軟性のある透明シートを設けた携帯無線通話機用ケース(特開平10−276817号公報)がある。

発明が解決しようとする課題

0003

上記従来技術は絶縁性部材を用いたケース本体の前面部に、電磁波防止効果を有する柔軟性のある透明シートを設けたので、電磁波の漏洩がより少なくなり人体の影響をも低減することができる旨の記載がされているとともにケース本体内に携帯電話機を収納したままで、送・受信することができる、と記載されている。

0004

しかし、上記従来技術は電磁波の漏洩が低減されるとはいえ、ケース本体の前面部に、電磁波防止効果を有する柔軟性のある透明シートを設けているに過ぎないために、携帯電話機から漏洩する電磁波を大幅に低減されることは困難であり、シート厚さも200μ程度と比較的に厚い材料が使用されているために、透明シートを介して操作釦(キー)を叩打するときの操作性が未だ十分でなかった。

0005

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器の全体を金属メッシュ表裏に透明又は半透明プラスチックフィルム熱融着したシート体で形成した被覆体にて被覆することにより、電磁波の大幅な低減を図るとともに被覆体全体の軽量化を実現し、かつ金属メッシュで被覆しながらディスプレイ操作キー視認が容易でキーの操作性も良好で、箱型容器形状に折り曲げ加工時に生じる金属脆化フィルムにて保護し得るようにした電磁波透過防止用被覆体を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る電磁波透過防止用被覆体は、携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器の全体を被覆する被覆体が、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュの表裏に透明又は半透明のプラスチックフィルムを熱融着したシート体によって形成された袋体である。

0007

また請求項1記載の被覆体は上記各種電子機器を被覆し得るように上記シート体を箱型又は容器形状に形成したものである。

0008

各種電子機器の部品素子を被覆する被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュで被覆し、前記部品、素子と導通する前記金属メッシュの箇所には絶縁材を介在させるか、絶縁皮膜が形成されている電磁波透過防止用被覆体である。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明の一実施例を示す拡大平面図である。1は携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器2の全体を被覆する被覆体である。この被覆体1は線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュの表裏に透明又は半透明のプラスチックフィルム3を熱融着したシート体によって形成された袋体4である。ここで線幅50μ以下、板厚50μ以下で、70以上とすることとしたのは、電磁波の種類によって波長ミクロンオーダーから数メーター以上の長波長の各種波長に対応可能とするとともに金属メッシュで被覆しながらも各種電子機器2が外部から鮮明に視認できるように開口率を十分確保できるようにするとともに線幅を極端に細くし、板厚も極端に薄くすることにより外部から文字記号、図形等を明確に認識でき、かつ被覆された外部からキー操作等を行なう場合にも柔軟性を有し隣りのキーに誤動作を与えることがないようにするためである。

0010

また金属メッシュに使用する材料は長期使用にも耐え、強度性を有し、錆に強く、加工性が良好で、柔軟性を有していることが肝要である。例えばステンレスチタン、銅、真鍮りん青銅その他の金属材料が使用される。そして金属メッシュの表裏から透明又は半透明のフィルム3で熱融着することとしたのは、金属メッシュを保護することは勿論のこと、袋体4や箱型又は容器形状に加工するときに金属メッシュ自体が極めて薄く、かつ極めて細く形成されているので折り曲げ時に内側は圧縮応力、外側は引張り応力等の作用により長期使用に耐えなくなるのを回避するために表裏の透明又は半透明のフィルム3によって、その形状を維持しながら折り曲げ部分の強度を維持するようにしているものである。特に表裏のフィルムにより内外に対して損傷が回避され、薄くて柔軟性のある金属メッシュでありながら形状維持が容易となる。

0011

また本発明に係る電磁波透過防止用被覆体において、各種電子機器の部品、素子を被覆する被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュで被覆し、前記部品、素子と導通する前記金属メッシュの箇所には絶縁材を介在させるか、絶縁皮膜が形成されている。絶縁皮膜の形成に際しては、開口率が下がらないようにする必要があり、樹脂又はゴム等の液を浸漬、吹き付け等により絶縁皮膜を形成する。

0012

実施例1
エキスパンドメタル加工法によりステンレス(SUS304)の板厚50μ、線幅50μ、空隙率75%以上のエキスパンドメタルを得た。このエキスパンドメタルの表裏面に配置した厚さ50μのポリエチレンフィルムを熱融着して得たシートを折り曲げ加工により袋体、箱状又は容器形状に形成した。得られた袋体、箱状又は容器形状に携帯電話を収納した状態で電磁波を測定すると収納する前に比べ電磁波が大幅に低減した。また文字、記号等の視認も明瞭に読取ることができた。

0013

実施例2
実施例1において、ステンレスに代えて真鍮を使用して線幅25μ、厚さ25μ、空隙率80%以上のエキスパンドメタルを使用した以外は実施例1と同様にして袋体、箱状又は容器形状に形成した。得られた袋体、箱状又は容器形状に携帯電話を収納した状態で電磁波を測定すると収納する前に比べ電磁波が大幅に低減した。また文字、記号等の視認もより一層明瞭に読取ることができた。

0014

実施例3
エキスパンドメタル加工法によりステンレス(SUS304)の板厚50μ、線幅50μ、空隙率75%以上のエキスパンドメタルを得た。このエキスパンドメタルを樹脂液に浸漬して空隙率70%以上となるように形成した。絶縁皮膜を形成したエキスパンドメタルをオーディオ機器の電磁波の影響を受け易い部品を対象に被覆した。電磁波を阻止できことは勿論、柔軟性に富み、部品や素子の形状になじみながら被覆が可能となり、メッシュ部分から放熱が効率良く行なわれた。

0015

比較例1
エキスパンドメタル加工法によりステンレス(SUS304)の板厚100μ、線幅100μ、空隙率60%のエキスパンドメタルを得た。このエキスパンドメタルの表裏面に配置した厚さ50μのポリエチレンフィルムを熱融着して得たシートを折り曲げ加工により袋体、箱状又は容器形状に形成した。得られた袋体、箱状又は容器形状に携帯電話を収納した状態で電磁波を測定すると収納する前に比べ電磁波が大幅に低減されたものの文字、記号等の視認は困難であった。

発明の効果

0016

本発明は、上記の説明から判るように、携帯電話機、医療用機器、治療用機器等の各種電子機器の全体を被覆する被覆体は、線幅50μ以下、板厚50μ以下で、開口率70以上の金属メッシュの表裏に透明又は半透明のプラスチックフィルムを熱融着したシート体を袋体に形成したので、電子機器の全体が極細の金属メッシュで被覆される結果、電磁波の大幅な低減を図ることができる。また被覆体全体の軽量化が実現でき、持ち運びに負担がかからない。さらに、金属メッシュで被覆しながらもメッシュ自体が極細幅で、極薄厚で開口率が非常に大きいために被覆されたディスプレイや操作キーの視認が容易であり、メッシュ自体が極細形状であるために柔軟性に富みキーの操作性も良好である。

0017

本発明は金属メッシュを袋体や箱型及び容器形状に折り曲げ加工する時に生じる曲げ応力に伴なう金属脆化が表裏の熱融着されているフィルムにてその形状を維持しながら折り曲げ部分の強度を維持することができる。

0018

金属メッシュにメッシュの開口率を下げないように絶縁皮膜を形成したものを電子機器の部品や素子に被覆した場合には、電磁波の大幅な低減を図ることが出来ることは勿論、金属メッシュ自体が柔らかく柔軟性に富むため、形状に沿って被覆することが出来、狭い箇所でも被覆可能となり、放熱効果も良好である。

図面の簡単な説明

0019

図1本発明の一実施例である線幅50μの金属メッシュの平面図である。
図2本発明に係る電磁波透過防止用被覆体の一実施例を示す袋体の一部を拡大した断面図である。
図3本発明に係る電磁波透過防止用被覆体の一実施例を示す袋体が箱又は容器形状である平面図である。

--

0020

1被覆体
2 各種電子機器
3 透明又は半透明のプラスチックフィルム
4 袋体

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