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図面 (17)

課題

景品スペースや景品監視を必要とせず、しかも外れを少なくできること。

解決手段

この抽選システム10は、抽選を行う抽選手段2,3と、当選券発行する当選券発行手段7と、抽選参加券8から特定の情報を読み取る読み取り手段9とを備えている。そして、抽選手段2,3による抽選結果には、特定の本数に制限された景品が当たる場合と、本数の制限が無い無限景品が当たる場合と、景品が当たらない外れとなる場合とが用意され、抽選結果は、抽選参加券8の情報が反映されるように抽選手段2,3が制御される。また、制御用コンピュータ2内に、乱数を利用して形成したカウンタ行数を範囲として乱数を発生させて景品を抽出するようにしても良い。

概要

背景

商店街ショッピングセンタ等においては、年末や4月の新年度等の所定の時期に福引き等の抽選を伴う特別セールを行うことが多い。抽選の手段としては、三角に折りたたんだ紙の中に当たり外れが書かれている三角くじ、回転させた箱から当たりボール外れボールが出てくるガラガラくじ、申込用紙に氏名等を記入してくじ箱に入れ、その後、抽選を行う人がそのくじ箱から当たりの人の用紙を取り出す抽選方法等が多用されている。

また、最近では、コンピュータを利用した抽選機ネットワークとコンピュータを使用した各種の抽選システムも現れてきている(特開2001−338222号公報、特開2001−229425号公報等参照)。

一方、商品値引きできたり、特定の商品をプレゼントされたりする等の特典を与えるクーポン券が各商店毎または商店街全体で発行されることが多い。この種のクーポン券は、新聞折り込み広告中に掲載されたり、雑誌広告の一部に掲載されたり、顧客への特別セールの案内に合わせて封筒中に入れ個別に郵送されたりしている。

また、顧客に対するきめ細かいサービスを提供するための一手段として、特開平11−203558号公報では、クーポン券の発行を顧客の磁気カードに貯められているポイント連動させて行うクーポン券発行システムが開示されている。また、個々の顧客に対応して予め設定された種々の特典サービスの中から当該顧客に最適な特典サービスを提供できるようにしたシステム(特開2001−357457号公報)やアンケート回答によってクーポン券などを発行するシステム(特開2001−307222号公報)等も知られている。

概要

景品スペースや景品監視を必要とせず、しかも外れを少なくできること。

この抽選システム10は、抽選を行う抽選手段2,3と、当選券を発行する当選券発行手段7と、抽選参加券8から特定の情報を読み取る読み取り手段9とを備えている。そして、抽選手段2,3による抽選結果には、特定の本数に制限された景品が当たる場合と、本数の制限が無い無限景品が当たる場合と、景品が当たらない外れとなる場合とが用意され、抽選結果は、抽選参加券8の情報が反映されるように抽選手段2,3が制御される。また、制御用コンピュータ2内に、乱数を利用して形成したカウンタ行数を範囲として乱数を発生させて景品を抽出するようにしても良い。

目的

本発明は、上述した種々の問題点を解決するためになされたものであり、景品のためのスペースを抽選会場に必要とせず、景品の監視のための人手も不要となり、しかも外れを少なくできる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを提供することを目的とする。また、他の発明は、上述の目的に加え、従来顧客の維持と新規顧客の増加の両方が達成可能となる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを提供することを目的とする。さらに、他の発明は、続けて同じ景品が出ないようにすることができる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを提供することを目的とする。また、他の発明は、時限景品を適切に排出したり抽選者にとって安心して抽選できる抽選システムおよび抽選装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

抽選を行う抽選手段と、この抽選によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券発行する当選券発行手段と、特定の情報が組み込まれた抽選参加券から当該特定の情報を読み取り、その読み取った情報を上記抽選手段にネットワークを介して送信する読み取り手段と、を備え、上記抽選手段による抽選結果には、少なくとも、特定の本数に制限された景品である有限景品が当たる場合と、本数の制限が無い景品である無限景品が当たる場合と、景品が当たらない外れとなる場合とが用意可能とされると共に、上記抽選結果は、上記読み取り手段で読み取られた上記抽選参加券の上記特定の情報が反映されるように上記抽選手段が制御されることを特徴とする抽選システム

請求項2

抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、上記入力に基づいて抽選のための処理を行うと共に、少なくとも、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータ、本数の制限が無い景品である無限景品に関するデータ、当たり外れに関するデータおよび抽選に参加している店舗情報を保有する抽選手段と、この抽選手段によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を発行する当選券発行手段と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券から当該特定の情報を読み取り上記抽選手段に送信する読み取り手段と、を有することを特徴とする抽選システム。

請求項3

前記無限景品が存在するときは、その本数を所定の数値(0を含まない)に設定して抽選を開始し、その後、その数値がとならないように制御すると共に前記無限景品の少なくとも1つはクーポン券としたことを特徴とする請求項1または2記載の抽選システム。

請求項4

前記無限景品が存在しないときは、そのデータを零またはデータ入力無しとして設定し抽選を開始し、当たりを前記有限景品とすると共に前記有限景品の少なくとも1つはクーポン券としたことを特徴とする請求項1または2記載の抽選システム。

請求項5

前記抽選参加券の特定の情報には、少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、前記抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とが含まれていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の抽選システム。

請求項6

前記抽選手段は、抽選を行おうとする者がタッチ可能にされたタッチパネルを有する操作端末と、前記抽選結果を導き出すための処理を行うと共に少なくとも、前記有限景品、前記無限景品および当たり外れの各データを保有する制御用コンピュータとを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の抽選システム。

請求項7

抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータおよび本数の制限が無い景品である無限景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと上記操作端末とを接続するネットワークと、上記制御用コンピュータによって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を印刷し発行する当選券発行手段としてのプリンタと、を有していることを特徴とする抽選システム。

請求項8

前記制御用コンピュータは、さらに外れとなるデータを保存し、内部の処理上、当たりのときには、前記有限景品を抽出し、内部の処理上、外れのときには、前記無限景品か景品無しのいずれか一方となるように設定し、景品無しとなったときに本来の外れとして前記操作端末に表示することを特徴とする請求項7記載の抽選システム。

請求項9

前記制御用コンピュータは、さらに外れとなるデータを保存し、抽選に際し、前記有限景品、前記無限景品および上記外れの3つのうちの1つを抽出するように設定され、前記有限景品または前記無限景品を抽出したときには当たりを示す表示を、上記外れを抽出したときには外れを示す表示をそれぞれ前記操作端末に行うようにしたことを特徴とする請求項7記載の抽選システム。

請求項10

抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと上記操作端末とを接続するネットワークと、上記制御用コンピュータによって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を印刷し発行する当選券発行手段としてのプリンタと、特定の情報が組み込まれた抽選参加券から当該特定の情報を読み取り、上記制御用コンピュータに送る読み取り手段と、を備え、上記特定の情報には、少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回収情報とが含まれ、上記制御用コンピュータは、上記抽選結果を導き出す処理を行う際に上記店舗情報を参照し、当該抽選参加券を発行した店で利用できる当選券が他の店で発行された抽選参加券の場合に比べより高率で当たるようにすると共に、上記回数情報によって抽選回数を自動的に規制するようにしたことを特徴とする抽選システム。

請求項11

抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと上記操作端末とを接続するネットワークと、を備え、上記制御用コンピュータ内に、連続番号値と上記景品で本数に制限のある景品となる有限景品の種類を示す景品種類値であって各種類の数量を考慮してランダムに選択された景品種類値の少なくとも2つの値を各行に入れることが可能なカウンタを設け、抽選結果が上記有限景品を当たりとした際に、上記カウンタの行数を範囲として乱数を発生させ、その乱数を元にして上記カウンタから1行を抽出し、その抽出された行に入れられている上記景品種類値に相当する上記有限景品を当たりの景品として上記操作端末に表示すると共に上記カウンタ中の上記抽出された行を削除することを特徴とする抽選システム。

請求項12

抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと上記操作端末とを接続するネットワークと、を備え、上記制御用コンピュータは、所定の時間または所定の時刻を過ぎて最初に抽選を行う者に対して所定の景品が当たるように設定可能とされると共に抽選を行う者がいないため上記所定の景品となる時限景品が所定数以上たまった場合には、所定数未満の上記時限景品を当たりとして出した後は、一定時間を経過するまでは貯まっていた残りの上記時限景品を当たりとしないように設定可能とされていることを特徴とする抽選システム。

請求項13

抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと上記操作端末とを接続するネットワークと、を備え、上記操作端末は、上記抽選結果の表示を行う表示部を有し、この表示部に複数のカードを表示し、その1つをタッチすることで、そのタッチされたカードが当たりまたは外れを表示するようにすると共に表示された全部のカードが外れでないことを確認させるため全てのカードをタッチした状態に一度にすることができる確認用フルオープンボタンを上記表示部の一部に設けたことを特徴とする抽選システム。

請求項14

前記景品であって本数に制限のある景品である有限景品の中に、所定の店で使用できるクーポン券が含まれていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の抽選システム。

請求項15

前記景品であって本数と制限の無い景品である無限景品の中に、所定の店で使用できるクーポン券が含まれていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の抽選システム。

請求項16

所定の入力に基づいて抽選のための処理を行う抽選処理機能と、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータと、本数の制限が無い景品である無限景品に関するデータと、当たり外れに関するデータと、当たりとして発行される当選券に関するデータとを少なくとも保有する抽選手段と、この抽選手段によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する上記当選券を印刷し発行する当選券発行手段と、を有することを特徴とする抽選装置

請求項17

所定の入力に基づいて抽選のための処理を行う抽選処理機能と、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータと、当たり外れに関するデータと、所定の店で使用できると共に当たりとして発行される当選券に関するデータとを少なくとも保有する抽選手段と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券であって、特定の情報として少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とを有する抽選参加券から当該特定の情報を読み取り上記抽選手段に送る読み取り手段と、を有することを特徴とする抽選装置。

請求項18

本数に制限のある景品である有限景品の種類ごとにその数量とその景品名とその有限景品の種類を示す景品種類値が書き込み可能とされる有限景品データベースと、この有限景品データベースからランダムにひとつずつ上記景品種類値を取り出すと共に、上記景品種類値が上記有限景品データベースから取り出されるごとに上記景品種類値に対応する景品の数量を1つずつ減らす一方、取り出された上記景品種類値と取り出された順番に対応して付けられる連続番号値とを少なくとも1行の各項目として生成し、上記有限景品の合計数量と同じ値となる行数を有するカウンタを作成するカウンタ作成プログラムと、所定の入力に基づいて抽選のための処理を行う抽選処理機能と、上記有限景品に関するデータ、当たり外れに関するデータ、および当たりとして発行される当選券に関するデータを含むデータと、を保有する抽選手段と、この抽選手段によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が表示される当選券を印刷し発行する当選券発行手段と、を有することを特徴とする抽選装置。

請求項19

抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、上記入力に基づいて抽選のための計算を行うと共に少なくとも特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータおよび当たり外れに関するデータを保有する抽選装置において、各行に少なくとも、連続番号値と上記有限景品の種類を示す景品種類値であって各種類の数量を考慮してランダムに選択された景品種類値とが入れられたカウンタを設け、抽選が当たりの際に上記カウンタの行数を範囲として乱数を発生させ、その乱数を元にして上記カウンタから1行を抽出し、その抽出された行に入れられている上記景品種類値に相当する上記有限景品を当たりの景品として表示すると共に上記カウンタ中の上記抽出された行を削除することを特徴とする抽選装置。

請求項20

抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、上記入力に基づいて抽選のための計算を行うと共に少なくとも景品に関するデータおよび当たり外れに関するデータを保有する抽選装置において、所定の時間または時刻を過ぎて最初に抽選を行う者に対して所定の景品が当たるように設定可能とされると共に抽選を行う者がいないため上記所定の景品となる時限景品が所定数以上たまった場合には、所定数未満の上記時限景品を当たりとして出した後、一定時間を経過するまではたまっていた残りの上記時限景品を当たりとしないように設定可能とされていることを特徴とする抽選装置。

請求項21

前記一定時間を3〜7分間としたことを特徴とする請求項20記載の抽選装置。

請求項22

抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、上記入力に基づいて抽選のための計算を行うと共に少なくとも景品に関するデータおよび当たり外れに関するデータを保有する抽選装置において、上記抽選結果の表示を行う表示部を有し、この表示部に複数のカードを表示し、その1つをタッチすることで、そのタッチされたカードが当たりまたは外れを表示するようにすると共に表示された全部のカードが外れでないことを確認させるため全てのカードをタッチした状態に一度にすることができる確認用フルオープンボタンを上記表示部の一部に設けたことを特徴とする抽選装置。

請求項23

前記表示部に表示される前記カードの数を8〜20枚としたことを特徴とする請求項22記載の抽選装置。

請求項24

景品を本数に制限のある有限景品と本数に制限の無い無限景品とに区分けしてデータベース化するデータベース化工程と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存工程と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定工程と、所定の入力を検知する入力検知工程と、上記入力を受けて、上記データベースからランダムにまたは上記確率に基づいて、上記有限景品または上記無限景品をそれぞれ処理を異ならせて取り出す当たりと、景品を取り出さない外れとが決定される抽選工程と、この抽選工程による抽選結果を表示する表示工程と、上記抽選工程による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷される上記当選券を印刷し発行する当選券発行工程と、を有することを特徴とする抽選方法

請求項25

景品をデータベース化するデータベース化工程と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存工程と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定工程と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券であって、特定の情報として少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とを有する抽選参加券から当該特定の情報を読み取る読み取り工程と、所定の入力を検知する入力検知工程と、上記入力を受けて上記データベースからランダムまたは上記確率に基づいて上記景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定されると共に、その決定に際し、上記店舗情報を参照するようにした抽選工程と、この抽選工程による抽選結果を表示する表示工程と、上記抽選工程による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷された上記当選券を印刷し発行する当選券発行工程と、を有することを特徴とする抽選方法。

請求項26

本数に制限のある景品である有限景品の種類ごとにその数量とその景品名とその有限景品の種類を示す景品種類値を書き込むことで有限景品データベースを生成する有限景品データベース生成工程と、この有限景品データベースからランダムにひとつずつ上記景品の種類値を取り出すと共に、上記有限景品が上記有限景品データベースから取り出されるごとに上記景品種類値に対応する景品の数量を1つずつ減らす一方、取り出された上記景品種類値と取り出された順番に対応して付けられる連続番号値とを少なくとも1行の各項目として生成し、上記有限景品の合計数量と同じ値となる行数を有するカウンタを作成するカウンタ作成工程と、上記データベースからランダムまたは所定の確率に基づいて、上記有限景品やその他の景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定される抽選工程と、を有することを特徴とする抽選方法。

請求項27

コンピュータに、景品を本数に制限のある有限景品と本数に制限の無い無限景品とに区分けしてデータベース化するデータベース化手順と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存手順と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定手順と、所定の入力を検知する入力検知手順と、上記入力を受けて、上記データベースからランダムにまたは上記確率に基づいて、上記有限景品または上記無限景品をそれぞれ処理を異ならせて取り出す当たりと、景品を取り出さない外れとが決定される抽選手順と、この抽選手順による抽選結果を表示する表示手順と、上記抽選手順による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷された上記当選券を印刷し発行する当選券発行手順と、を実行させるための抽選用プログラム

請求項28

コンピュータに、景品をデータベース化するデータベース化手順と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存手順と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定手順と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券であって、特定の情報として少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とを有する抽選参加券から当該特定の情報を読み取る読み取り手順と、所定の入力を検知する入力検知手順と、上記入力を受けて上記データベースからランダムまたは上記確率に基づいて上記景品を取り出す当たりと、景品を取り出さない外れとが決定されると共に、その決定に際し、上記店舗情報を参照するようにした抽選手順と、この抽選手順による抽選結果を表示する表示手順と、上記抽選手順による抽選結果が当たりのときに、その当たりの内容が印刷された上記当選券を印刷し発行する当選券発行手順と、を実行するための抽選用プログラム。

請求項29

コンピュータに、本数に制限のある景品である有限景品の種類ごとにその数量とその景品名とその有限景品の種類を示す景品種類値を書き込むことで有限景品データベースを生成する有限景品データベース生成手順と、この有限景品データベースからランダムにひとつずつ上記景品種類値を取り出すと共に、上記有限景品が上記有限景品データベースから取り出されるごとに上記景品種類値に対応した景品の数量を1つずつ減らす一方、取り出された上記景品種類値と取り出された順番に対応して付けられる連続番号値とを少なくとも1行の各項目として生成し、上記有限景品の合計数量と同じ値となる行数を有するカウンタを作成するカウンタ作成手順と、上記データベースからランダムまたは所定の確率に基づいて上記有限景品やその他の景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定される抽選手順と、を実行するための抽選用プログラム。

技術分野

0001

本発明は、福引きなどの抽選に合わせて当選券発行等を行うようにした抽選システム抽選装置および抽選方法ならびに抽選用プログラムに関する。

背景技術

0002

商店街ショッピングセンタ等においては、年末や4月の新年度等の所定の時期に福引き等の抽選を伴う特別セールを行うことが多い。抽選の手段としては、三角に折りたたんだ紙の中に当たり外れが書かれている三角くじ、回転させた箱から当たりボール外れボールが出てくるガラガラくじ、申込用紙に氏名等を記入してくじ箱に入れ、その後、抽選を行う人がそのくじ箱から当たりの人の用紙を取り出す抽選方法等が多用されている。

0003

また、最近では、コンピュータを利用した抽選機ネットワークとコンピュータを使用した各種の抽選システムも現れてきている(特開2001−338222号公報、特開2001−229425号公報等参照)。

0004

一方、商品値引きできたり、特定の商品をプレゼントされたりする等の特典を与えるクーポン券が各商店毎または商店街全体で発行されることが多い。この種のクーポン券は、新聞折り込み広告中に掲載されたり、雑誌広告の一部に掲載されたり、顧客への特別セールの案内に合わせて封筒中に入れ個別に郵送されたりしている。

0005

また、顧客に対するきめ細かいサービスを提供するための一手段として、特開平11−203558号公報では、クーポン券の発行を顧客の磁気カードに貯められているポイント連動させて行うクーポン券発行システムが開示されている。また、個々の顧客に対応して予め設定された種々の特典サービスの中から当該顧客に最適な特典サービスを提供できるようにしたシステム(特開2001−357457号公報)やアンケート回答によってクーポン券などを発行するシステム(特開2001−307222号公報)等も知られている。

発明が解決しようとする課題

0006

従来のくじ引きなどの抽選では、景品山積みにされており、大きなスペースと景品の監視人が必要となっている。このため、準備が大がかりになると共に経費の増大を招いている。

0007

また、従来の抽選は、外れが多く、抽選参加者にとっては不満が残りやすい。この点は、コンピュータによる抽選でも同様である。また、特開2001−338222号公報に示されるような、蓄積された利用者ポイント数値によって当選確率を制御するシステムにあっても、やはり外れが多くなり、不満は生じやすい。しかも、この特開2001−338222号公報の技術は、インターネットというバーチャル空間で採用されるものであり、実際の商店街やショッピングセンタ等の現実社会では利用できにくい技術である。

0008

また、従来の新聞折り込み広告、雑誌広告、顧客への個別郵送等によるクーポン券は、利用率が数%程度であり極めて低い。さらに特開平11−203558号公報に示されるクーポン券発行システムは、確かに重要顧客を獲得する対策としては好適であるが、顧客側は磁気カードを常に持ち歩く必要が生じ、面倒となると共に、わくわく感やおもしろ味に欠けるものである。

0009

また、特開2001−357457号公報に開示される発明によれば、商品購入者に対して発行されるレシートに、クーポン券も印字出力できるようにしている。この方式であると、そのクーポン券の利用率は高くなるというメリットはあるものの、まだ来店していない新規なお客を呼び込むことはできない。さらに、特開2001−307222号公報に示されるアンケートシステムは、クーポン券等の発行という特典をつけることでアンケート回答者を増やすことができるというメリットはあるものの、クーポン券の利用率は向上しない。

0010

また、従来の各種の抽選システムやクーポン券発行システムは、ポイント数や顧客情報等によって当選確率や特典を変更するようにして顧客の維持には貢献できるものとなっているが、従来顧客の維持と新規顧客の増加の両方を達成できるものではない。さらに、コンピュータを使用した従来の抽選システムでは、乱数かたより等に起因して続けて同じ景品が当たりとなることが度々生じている。

0011

本発明は、上述した種々の問題点を解決するためになされたものであり、景品のためのスペースを抽選会場に必要とせず、景品の監視のための人手も不要となり、しかも外れを少なくできる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを提供することを目的とする。また、他の発明は、上述の目的に加え、従来顧客の維持と新規顧客の増加の両方が達成可能となる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを提供することを目的とする。さらに、他の発明は、続けて同じ景品が出ないようにすることができる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを提供することを目的とする。また、他の発明は、時限景品を適切に排出したり抽選者にとって安心して抽選できる抽選システムおよび抽選装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

上述の目的を達成するため、本発明の抽選システムは、抽選を行う抽選手段と、この抽選によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を発行する当選券発行手段と、特定の情報が組み込まれた抽選参加券から当該特定の情報を読み取り、その読み取った情報を抽選手段にネットワークを介して送信する読み取り手段とを備え、抽選手段による抽選結果には、少なくとも、特定の本数に制限された景品である有限景品が当たる場合と、本数の制限が無い景品である無限景品が当たる場合と、景品が当たらない外れとなる場合とが用意可能とされると共に、抽選結果は、読み取り手段で読み取られた抽選参加券の特定の情報が反映されるように抽選手段が制御されている。

0013

本発明によれば、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで景品を抽選会場に山積みにする必要がなくなると共に景品の監視という手間が省けることとなる。しかも、景品の中に本数の制限が無いものが存在するので、抽選者が予想以上に多い場合でも外れを十分少なくすることが可能となる。また、抽選結果が抽選参加券の情報を反映したもの、たとえばその当選券が抽選参加券を配布した店の品物であったり、抽選参加券を配布した店の商品と関連する商品を扱う店の品物であれば、顧客の維持や新規顧客の獲得につながるものとなる。

0014

なお、この明細書で当選券とは、特等、一等などの当選内容の表示がなされたもので、景品と引き換えたり、提示することで景品を入手できる券を指し、いわゆる割引券となるクーポン券を含まないものとする。また、当選券発行手段としては、当選券を発行するものを指すが、当選券以外にクーポン券も発行できるようにしたものでも良い。この明細書中では、少なくとも当選券を発行するものであり、たとえば、景品に関する全ての券を印刷し発行するプリンタ、当選券のみを発行するがその当選券全体を印刷し発行するプリンタ、予め所定の当選券を内部に入れておいて変更部分のみを印刷するプリンタ、変更部分を含めて予め全てが印刷してある多種類の当選券を抽選結果に応じて選択して発行する発行機等が採用される。さらに、読み取り手段としては、特定の情報がバーコードのときはバーコードリーダ磁気情報のときは磁気カードリーダIC内に入れられるときはICカードリーダとなり、その情報の記録方式に対応して種々の手段が採用される。なお、各手段は、以下においても同様な内容を有するものとされる。

0015

また、他の発明の抽選システムは、抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、入力に基づいて抽選のための処理を行うと共に、少なくとも、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータ、本数の制限が無い景品である無限景品に関するデータ、当たり外れに関するデータおよび抽選に参加している店舗情報を保有する抽選手段と、この抽選手段によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を発行する当選券発行手段と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券から当該特定の情報を読み取り抽選手段に送信する読み取り手段とを有している。

0016

本発明によれば、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで景品を抽選会場に山積みにする必要がなくなると共に景品の監視という手間が省けることとなる。しかも、本数の制限が無い無限景品を入れ込むことが可能であるため、抽選者が予想以上に多い場合でもこの無限景品を入れ込むことで外れをさらに少なくすることが可能となる。また、抽選結果が抽選参加券の情報を反映したもの、たとえばその当選券で交換できる景品が抽選参加券を配布した店の品物であったり、抽選参加券を配布した店の商品と関連する商品を扱う店の品物であれば、顧客の維持や新規顧客の獲得につながることとなる。

0017

また、無限景品が存在するときは、その本数を所定の数値(0を含まない)に設定して抽選を開始し、その後、その数値がとならないように制御すると共に無限景品の少なくとも1つはクーポン券とするのが好ましい。

0018

この構成によると、本数の制限が無い景品である無限景品が存在しかつ無限景品の数を零としないので、外れを一層少なくできると共に、当たりの一部として確実に無限景品を出力することができる。しかも、クーポン券が無限景品となるので、そのクーポン提供者は、クーポン券の利用率の上昇によって新規顧客を大幅に獲得できると共に、クーポン券以外の景品の提供に比べ、費用対効果が高いものとなる。

0019

また、無限景品が存在しないときは、そのデータを零またはデータ入力無しとして設定し抽選を開始し、当たりを有限景品とすると共に有限景品の少なくとも1つはクーポン券とするのが好ましい。

0020

この構成によると、無限景品が存在しないので、抽選処理スピードアップされる。また、クーポン券が有限景品とされているので、クーポン券の処理および管理を、他の有限景品と同一の処理および管理とすることができる。

0021

また、抽選参加券の特定の情報には、少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とが含まれるようにするのが好ましい。

0022

このようにすると、店舗情報から、当選券発行の内容を変化させること、たとえば抽選参加券を発行(配布)した店の品物が懸賞となる当選券の発行確率を高めたり、抽選参加券を発行した店の商品と関連する商品を扱っている店の品物が景品となる当選券の発行確率を高めたりできる。このようにすることで、顧客の維持や新規顧客の獲得につながることとなる。

0023

また、回数情報を利用することで、抽選回数を自動的に規制できることとなる。さらに、券区別情報を利用すると、抽選参加券の再使用を防止することが可能となる。

0024

さらに、抽選手段は、抽選を行おうとする者がタッチ可能にされたタッチパネルを有する操作端末と、抽選結果を導き出すための処理を行うと共に少なくとも、有限景品、無限景品および当たり外れの各データを保有する制御用コンピュータとを備えるのが好ましい。

0025

この構成を採用すると、タッチ式にて抽選が可能となりユーザにとって扱い易いものとなる。しかも、各種のデータの保存や抽選処理を操作端末とは別な制御用コンピュータで行わせるので、操作端末を軽量かつ低コスト化でき、多数の操作端末を用意することが可能となる。

0026

また、他の発明の抽選システムは、抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータおよび本数の制限が無い景品である無限景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと操作端末とを接続するネットワークと、制御用コンピュータによって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を印刷し発行する当選券発行手段としてのプリンタとを有している。

0027

本発明によれば、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで景品を抽選会場に山積みにする必要がなくなると共に景品の監視という手間が省けることとなる。しかも、景品の中に本数の制限が無いものが存在するので、抽選者が予想以上に多い場合でも外れを十分少なくすることが可能となる。また、抽選手段が操作端末と制御用コンピュータとに分かれ、役割分担しているので、操作端末を軽量化、低コスト化できることとなる。このため、多数の操作端末の配置が可能となり、多数の抽選希望者への対応が可能となる。

0028

さらに、制御用コンピュータは、さらに外れとなるデータを保存し、内部の処理上、当たりのときには、有限景品を抽出し、内部の処理上、外れのときには、無限景品か景品無しのいずれか一方となるように設定し、景品無しとなったときに本来の外れとして操作端末に表示するのが好ましい。

0029

この構成では、外れとなるデータが保存され、内部の処理上、外れのときに、無限景品を抽出したり、本来の外れとしたりしているので、外れ処理のサブルーチンとして無限景品を排出できることとなり、当たり外れ処理のアルゴリズムが簡単なものとなる。

0030

また、制御用コンピュータは、さらに外れとなるデータを保存し、抽選に際し、有限景品、無限景品および外れの3つのうちの1つを抽出するように設定され、有限景品または無限景品を抽出したときには当たりを示す表示を、外れを抽出したときには外れを示す表示をそれぞれ操作端末に行うようにされているのが好ましい。

0031

この構成によると、予め景品が有限景品と無限景品に分かれると共にこれらと同一レベルで外れが存在するので、無限景品の本数や外れの本数を単独で変更することで全体に対するそれぞれの確率を変更できることとなる。このため、有限景品の当たり確率や無限景品の当たり確率の変更が容易となる。

0032

また、他の発明の抽選システムは、抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと操作端末とを接続するネットワークと、制御用コンピュータによって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を印刷し発行する当選券発行手段としてのプリンタと、特定の情報が組み込まれた抽選参加券から当該特定の情報を読み取り、制御用コンピュータに送る読み取り手段とを備え、特定の情報には、少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回収情報とが含まれ、制御用コンピュータは、抽選結果を導き出す処理を行う際に店舗情報を参照し、当該抽選参加券を発行した店で利用できる当選券が他の店で発行された抽選参加券の場合に比べより高率で当たるようにすると共に、回数情報によって抽選回数を自動的に規制するようにしている。

0033

本発明によれば、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで景品を抽選会場に山積みにする必要がなくなると共に景品の監視という手間が省けることとなる。しかも、抽選手段が操作端末と制御用コンピュータとに分かれ、役割分担しているので、操作端末を軽量化、低コスト化できることとなる。このため、多数の操作端末の配置が可能となり、多数の抽選希望者への対応が可能となる。また、抽選参加券を発行した店で使用できる当選券をより高率で発券するので、顧客の維持につながることとなる。また、抽選回数が自動的に規制されるので、抽選作業の効率化、低コスト化を図ることができる。

0034

また、他の発明の抽選システムは、抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータとこの制御用コンピュータと操作端末とを接続するネットワークと、を備え、制御用コンピュータ内に、連続番号値と景品で本数に制限のある景品となる有限景品の種類を示す景品種類値であって各種類の数量を考慮してランダムに選択された景品種類値の少なくとも2つの値を各行に入れることが可能なカウンタを設け、抽選結果が有限景品を当たりとした際に、カウンタの行数を範囲として乱数を発生させ、その乱数を元にしてカウンタから1行を抽出し、その抽出された行に入れられている景品種類値に相当する有限景品を当たりの景品として操作端末に表示すると共にカウンタ中の抽出された行を削除している。

0035

この抽選システムでは、抽選手段が操作端末と制御用コンピュータとに分かれ、役割分担しているので、操作端末を軽量化、低コスト化できることとなる。このため、多数の操作端末の配置が可能となり、多数の抽選希望者への対応が可能となる。また、有限景品の抽出に当たっては、ランダムに抽出した景品を入れて作成されたカウンタからさらにランダムに番号を取り出しているので、乱数の偏りがほとんどなくなる。このため、同じ景品が続くというような不具合が防止される。また、カウンタの全行が残りの全有限景品数となるので、設定した有限景品数を越えて景品が排出される(当たってしまう)ことが防止される。

0036

また、他の発明の抽選システムは、抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと操作端末とを接続するネットワークと、を備え、制御用コンピュータは、所定の時間または所定の時刻を過ぎて最初に抽選を行う者に対して所定の景品が当たるように設定可能とされると共に抽選を行う者がいないため所定の景品となる時限景品が所定数以上たまった場合には、所定数未満の時限景品を当たりとして出した後は、一定時間を経過するまでは貯まっていた残りの時限景品を当たりとしないように設定可能とされている。

0037

この抽選システムでは、抽選手段が操作端末と制御用コンピュータとに分かれ、役割分担しているので、操作端末を軽量化、低コスト化できることとなる。このため、多数の操作端末の配置が可能となり、多数の抽選希望者への対応が可能となる。また、所定の時間毎や所定の時刻に所定の景品を当たりとして出力できるので、抽選への興味を人為的に引きつけることが可能となる。しかも、時限景品がたまった場合、抽選回数ではなく経過時間で残りの時限景品を当てるようにしているので、たまった時限景品を同じ人が当てる確率はほとんど零となる。

0038

また、他の発明の抽選システムは、抽選を行うための所定の入力がなされると共に抽選結果が表示される操作端末と、この操作端末への入力に基づいて、抽選のための処理を行うと共に、少なくとも景品に関するデータを保有する制御用コンピュータと、この制御用コンピュータと操作端末とを接続するネットワークと、を備え、操作端末は、抽選結果の表示を行う表示部を有し、この表示部に複数のカードを表示し、その1つをタッチすることで、そのタッチされたカードが当たりまたは外れを表示するようにすると共に表示された全部のカードが外れでないことを確認させるため全てのカードをタッチした状態に一度にすることができる確認用フルオープンボタンを表示部の一部に設けている。

0039

本発明の抽選システムでは、抽選手段が操作端末と制御用コンピュータとに分かれ、役割分担しているので、操作端末を軽量化、低コスト化できることとなる。このため、多数の操作端末の配置が可能となり、多数の抽選希望者への対応が可能となる。また、抽選方法がいわゆるカードめくり方式となるので、抽選実行者としては、自分が選ぶ作業をすることで抽選への関与感が高くなる。このため、抽選のスリル、ドキドキ感が大きくなり、当たったときのうれしさも倍増する。さらに、確認用フルオープンボタンが存在するので、抽選実行者としては安心して抽選をすることができる。

0040

さらに、景品であって本数に制限のある景品である有限景品の中に、所定の店で使用できるクーポン券が含まれるようにするのが好ましい。

0041

この構成とすると、クーポン券を提供する店側としては、費用対効果をしっかり計算してクーポン券を提供できることとなる。しかも、本数の制限の無い無限景品の中にクーポン券が入っていると、そのクーポン券にさらに有限景品としてのクーポン券が上乗せされるので、クーポン券の枚数が増え、外れの本数がさらに減ることとなる。

0042

また、景品であって本数に制限の無い景品である無限景品の中に、所定の店で使用できるクーポン券が含まれるようにするのが好ましい。

0043

この構成とすると、クーポン券を提供する店側としては、費用対効果をしっかり計算してクーポン券を提供できることとなる。しかも、本数の制限の無い無限景品の中にクーポン券が入っていると、一般的には低額となるクーポン券を多数発行でき、外れの本数をさらに減少させることができる。

0044

また、本発明の抽選装置は、所定の入力に基づいて抽選のための処理を行う抽選処理機能と、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータと、本数の制限が無い景品である無限景品に関するデータと、当たり外れに関するデータと、当たりとして発行される当選券に関するデータとを少なくとも保有する抽選手段と、この抽選手段によって行われた抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券を印刷し発行する当選券発行手段とを有している。

0045

この発明の抽選装置によれば、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。しかも、本数の制限が無い無限景品を入れ込むことが可能であるため、抽選者が予想以上に多い場合でもこの無限景品を入れ込むことで外れをさらに少なくすることが可能となる。

0046

また、他の発明の抽選装置は、所定の入力に基づいて抽選のための処理を行う抽選処理機能と、特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータと、当たり外れに関するデータと、当たりとして発行される当選券に関するデータとを少なくとも保有する抽選手段と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券であって、特定の情報として少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とを有する抽選参加券から当該特定の情報を読み取り抽選手段に送る読み取り手段とを有している。

0047

この発明の抽選装置によれば、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。しかも、店舗情報から、当選券発行の内容を変化させること、たとえば抽選参加券を発行(配布)した店の品物と引き換えできる当選券の発行確率を高めたり、抽選参加券を発行した店の品物と引き換えできる当選券の発行確率を高めたりできる。このようにすることで、顧客の維持や新規顧客の獲得につながることとなる。また、回数情報を利用することで、抽選回数を自動的に規制できることとなる。さらに、券区別情報を利用すると、抽選参加券の再使用を防止することが可能となる。

0048

また、他の発明の抽選装置は、本数に制限のある景品である有限景品の種類ごとにその数量とその景品名とその有限景品の種類を示す景品種類値が書き込み可能とされる有限景品データベースと、この有限景品データベースからランダムにひとつずつ景品種類値を取り出すと共に、景品種類値が有限景品データベースから取り出されるごとに景品種類値に対応する景品の数量を1つずつ減らす一方、取り出された景品種類値と取り出された順番に対応して付けられる連続番号値とを少なくとも1行の各項目として生成し、有限景品の合計数量と同じ値となる行数を有するカウンタを作成するカウンタ作成プログラムと、所定の入力に基づいて抽選のための処理を行う抽選処理機能と、有限景品に関するデータ、当たり外れに関するデータ、および当たりとして発行される当選券に関するデータを含むデータと、を保有する抽選手段と、この抽選手段によって行われた抽選結果が当たりのときに、その当たりの内容が表示される当選券を印刷し発行する当選券発行手段とを有している。

0049

この発明の抽選装置では、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。また、有限景品の抽出に当たっては、ランダムに抽出した景品を入れて作成されたカウンタからさらにランダムに番号を取り出しているので、乱数の偏りがほとんどなくなる。このため、同じ景品が続くというような不具合が防止される。また、カウンタの全行が残りの全有限景品数となるので、設定した有限景品数を越えて景品が排出される(当たってしまう)ことが防止される。

0050

さらに、他の発明の抽選装置は、抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、入力に基づいて抽選のための計算を行うと共に少なくとも特定の本数に制限された景品である有限景品に関するデータおよび当たり外れに関するデータを保有する抽選装置において、各行に少なくとも、連続番号値と有限景品の種類を示す景品種類値であって各種類の数量を考慮してランダムに選択された景品種類値とが入れられたカウンタを設け、抽選が当たりの際にカウンタの行数を範囲として乱数を発生させ、その乱数を元にしてカウンタから1行を抽出し、その抽出された行に入れられている景品種類値に相当する有限景品を当たりの景品として表示すると共にカウンタ中の上記抽出された行を削除している。

0051

この抽選装置は、有限景品の抽出に当たっては、ランダムに抽出した景品を入れて作成されたカウンタからさらにランダムに番号を取り出しているので、乱数の偏りがほとんどなくなる。このため、同じ景品が続くというような不具合が防止される。また、カウンタの全行が残りの全有限景品数となるので、設定した有限景品数を越えて景品が排出される(当たってしまう)ことが防止される。

0052

また、他の発明の抽選装置は、抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、入力に基づいて抽選のための計算を行うと共に少なくとも景品に関するデータおよび当たり外れに関するデータを保有する抽選装置において、所定の時間または時刻を過ぎて最初に抽選を行う者に対して所定の景品が当たるように設定可能とされると共に抽選を行う者がいないため所定の景品となる時限景品が所定数以上たまった場合には、所定数未満の時限景品を当たりとして出した後、一定時間を経過するまではたまっていた残りの時限景品を当たりとしないように設定可能とされている。

0053

この抽選装置によると、一定の時間毎や所定の時刻に所定の景品を当たりとして出力できるので、抽選への興味を人為的に引きつけることが可能となる。しかも、時限景品がたまった場合、抽選回数ではなく経過時間で残りの時限景品を当てるようにしているので、たまった時限景品を同じ人が当てる確率はほとんど零となる。

0054

また、一定時間を3〜7分間とするのが好ましい。このようにすると、時限景品が1人の抽選者に続けて当たることを確実に防止できると共に時限景品が多数たまってしまうことが無くなる。

0055

また他の発明の抽選装置は、抽選を行うための所定の入力と抽選結果の表示が可能であり、入力に基づいて抽選のための計算を行うと共に少なくとも景品に関するデータおよび当たり外れに関するデータを保有する抽選装置において、抽選結果の表示を行う表示部を有し、この表示部に複数のカードを表示し、その1つをタッチすることで、そのタッチされたカードが当たりまたは外れを表示するようにすると共に表示された全部のカードが外れでないことを確認させるため全てのカードをタッチした状態に一度にすることができる確認用フルオープンボタンを表示部の一部に設けている。

0056

この抽選装置では、抽選方法がいわゆるカードめくり方式となるので、抽選実行者としては、自分が選ぶ作業をすることで抽選への関与感が高くなる。このため、抽選のスリル、ドキドキ感が大きくなり、当たったときのうれしさも倍増する。さらに、確認用フルオープンボタンが存在するので、抽選実行者としては安心して抽選をすることができる。

0057

また、表示部に表示されるカードの数を8〜20枚とするのが好ましい。このようにすると、多数回の抽選が1つの画面で行えると共に各カードの表示も十分大きなものとすることができ、当たり外れを確認しやすくなる。

0058

また、本発明の抽選方法は、景品を本数に制限のある有限景品と本数に制限の無い無限景品とに区分けしてデータベース化するデータベース化工程と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存工程と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定工程と、所定の入力を検知する入力検知工程と、入力を受けてデータベースからランダムにまたは確率に基づいて、有限景品または無限景品をそれぞれ処理を異ならせて取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定される抽選工程と、この抽選工程による抽選結果を表示する表示工程と、抽選工程による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷される当選券を印刷し発行する当選券発行工程とを有している。

0059

本発明の方法を採用すると、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。しかも、本数の制限が無い無限景品を入れ込むことが可能であるため、抽選者が予想以上に多い場合でもこの無限景品を入れ込むことで、外れをさらに少なくすることが可能となる。また、有限景品と無限景品の処理が異なるため、当たりの際に、それぞれの景品を取り違えてしまうことが阻止される。

0060

また、他の発明の抽選方法は、景品をデータベース化するデータベース化工程と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存工程と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定工程と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券であって、特定の情報として少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とを有する抽選参加券から当該特定の情報を読み取る読み取り工程と、所定の入力を検知する入力検知工程と、入力を受けてデータベースからランダムまたは確率に基づいて景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定されると共に、その決定に際し、店舗情報を参照するようにした抽選工程と、この抽選工程による抽選結果を表示する表示工程と、抽選工程による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷された当選券を印刷し発行する当選券発行工程とを有している。

0061

この発明の方法では、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。しかも、店舗情報から、当選券発行の内容を変化させること、たとえば抽選参加券を発行(配布)した店の品物と引き換えできる当選券の発行確率を高めたり、抽選参加券を発行した店の商品と関連する商品を扱っている店の品物と引き換えできる当選券の発行確率を高めたりできる。このようにすることで、顧客の維持や新規顧客の獲得につながることとなる。また、回数情報を利用することで、抽選回数を自動的に規制できることとなる。さらに、券区別情報を利用すると、抽選参加券の再使用を防止することが可能となる。

0062

また、他の発明の抽選方法は、本数に制限のある景品である有限景品の種類ごとにその数量とその景品名とその有限景品の種類を示す景品種類値を書き込むことで有限景品データベースを生成する有限景品データベース生成工程と、この有限景品データベースからランダムにひとつずつ景品の種類値を取り出すと共に、有限景品が有限景品データベースから取り出されるごとに景品種類値に対応する景品の数量を1つずつ減らす一方、取り出された景品種類値と取り出された順番に対応して付けられる連続番号値とを少なくとも1行の各項目として生成し、有限景品の合計数量と同じ値となる行数を有するカウンタを作成するカウンタ作成工程と、データベースからランダムまたは確率に基づいて、有限景品やその他の景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定される抽選工程と、を有している。

0063

この発明の抽選方法では、有限景品の抽出に当たって、ランダムに抽出した景品を入れて作成されたカウンタからさらにランダムに番号を取り出しているので、乱数の偏りがほとんどなくなる。このため、同じ景品が続くというような不具合が防止される。また、カウンタの全行が残りの全有限景品数となるので、設定した有限景品数を越えて景品が排出される(当たってしまう)ことが防止される。

0064

また、本発明の抽選用プログラムは、コンピュータに、景品を本数に制限のある有限景品と本数に制限の無い無限景品とに区分けしてデータベース化するデータベース化手順と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存手順と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定手順と、所定の入力を検知する入力検知手順と、入力を受けてデータベースからランダムにまたは確率に基づいて有限景品または無限景品をそれぞれ処理を異ならせて取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定される抽選手順と、この抽選手順による抽選結果を表示する表示手順と、抽選手順による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷された当選券を印刷し発行する当選券発行手順とを実行させている。

0065

この抽選用プログラムをコンピュータに実行させると、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。しかも、本数の制限が無い無限景品を入れ込むことが可能であるため、抽選者が予想以上に多い場合でもこの無限景品を入れ込むことで、外れをさらに少なくすることが可能となる。また、有限景品と無限景品の処理が異なるため、当たりの際に、それぞれの景品を取り違えてしまうことが阻止される。

0066

また、他の発明の抽選用プログラムは、コンピュータに、景品をデータベース化するデータベース化手順と、当たりとして発行される当選券に関するデータを生成・保存する当選券データ保存手順と、抽選による当たり外れの確率または本数を設定する設定手順と、抽選結果に反映させる特定の情報が組み込まれた抽選参加券であって、特定の情報として少なくとも当該抽選参加券を発行した店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とを有する抽選参加券から当該特定の情報を読み取る読み取り手順と、所定の入力を検知する入力検知手順と、入力を受けてデータベースからランダムまたは確率に基づいて景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定されると共にその決定に際し、店舗情報を参照するようにした抽選手順と、この抽選手順による抽選結果を表示する表示手順と、抽選手順による抽選結果が当たりのときにその当たりの内容が印刷された当選券を印刷し発行する当選券発行手順とを実行させている。

0067

この抽選用プログラムをコンピュータに実行させると、抽選結果が当たりのときにその当たりの内容を表示する当選券が発行されるので、当選券を景品の引き換え券として利用することで、景品を抽選会場に山積みにすることで大きなスペースが必要となるという問題が無くなり、景品が盗まれないように監視する必要も無くなる。しかも、このプログラムを実行すると、店舗情報から、クーポン券発行の内容を変化させること、たとえば抽選参加券を発行(配布)した店の品物と交換できる当選券の発行確率を高めたり、抽選参加券を発行した店の品物と交換できる当選券の発行確率を高めたりできる。このようにすることで、顧客の維持や新規顧客の獲得につながることとなる。また、回数情報を利用することで、抽選回数を自動的に規制できることとなる。さらに、券区別情報を利用すると、抽選参加券の再使用を防止することが可能となる。

0068

また、他の発明の抽選用プログラムは、コンピュータに、本数に制限のある景品である有限景品の種類ごとにその数量とその景品名とその有限景品の種類を示す景品種類値を書き込むことで有限景品データベースを生成する有限景品データベース生成手順と、この有限景品データベースからランダムにひとつずつ景品種類値を取り出すと共に、有限景品が有限景品データベースから取り出されるごとに景品種類値に対応した景品の数量を1つずつ減らす一方、取り出された景品種類値と取り出された順番に対応して付けられる連続番号値とを少なくとも1行の各項目として生成し、有限景品の合計数量と同じ値となる行数を有するカウンタを作成するカウンタ作成手順と、データベースからランダムまたは所定の確率に基づいて有限景品やその他の景品を取り出す当たりと景品を取り出さない外れとが決定される抽選手順と、を実行させている。

0069

この抽選用プログラムをコンピュータに実行させると、有限景品の抽出に当たって、ランダムに抽出した景品を入れて作成されたカウンタからさらにランダムに番号を取り出しているので、乱数の偏りがほとんどなくなる。このため、同じ景品が続くというような不具合が防止される。また、カウンタの全行が残りの全有限景品数となるので、設定した有限景品数を越えて景品が排出される(当たってしまう)ことが防止される。

発明を実施するための最良の形態

0070

以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、最初に、第1の実施の形態の抽選システム10を図1から図15に基づいて説明する。また、この抽選システム10の説明と併せて、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムについて説明することとする。

0071

この抽選システム10は、複数の抽選ボックス1と、サーバとなる制御用コンピュータ2と、それぞれの抽選ボックス1に配置されたタッチパネル式の操作端末3と、各操作端末3と制御用コンピュータ2とを結ぶネットワークの一部となるルータ4およびケーブル5と、各操作端末3に接続され当選券やクーポン券6を印刷し発行する当選券発行手段としてのプリンタ7と、抽選参加券8の特定の情報を読みとるための読み取り手段としてのバーコードリーダ9とから主に構成されている。

0072

ここで、制御用コンピュータ2と操作端末3とで抽選手段となる抽選装置が構成される。また、図1に示す例では、抽選ボックス1が3台とされているが、1台もしくは2台としたり、または4台以上としても良い。また、1つの抽選ボックス1に2台以上の操作端末3を配置するようにしても良い。

0073

抽選ボックス1は、それぞれが同一形状であり、背面(紙面の奥側)が一部または全部開放されたボックス形状とされている。上面には、操作端末3の表示画面となると共にタッチパネルともなる表示部3aが現れるようにした大きな切り込み窓1aと、クーポン券6が排出される小さな長方形の切り込み窓1bが設けられている。また、正面側となる前面側側面には、抽選参加券8をバーコードリーダ9に読ませるため、当該抽選参加券8を挿入するための小さな長方形の切り込み窓1cが設けられている。

0074

この実施の形態では、抽選ボックス1を同じ部屋に配置するようにしているが、別々の場所に配置し、LAN(Local Area Network)構成としても良い。また、ケーブル5の代わりに無線LANとする構成としても良い。また、各操作端末3と制御用コンピュータ2とをインターネットを介して接続するようにしても良い。さらに、プリンタ7やバーコードリーダ9のいずれか一方または両者を、操作端末3を介さずに直接、制御用コンピュータ2に接続するようにしても良い。

0075

また、操作端末3がタッチパネル式でない場合には、抽選ボックス1の上面に操作部を置いたり、操作キーや操作ボタンを配置するようにしても良い。また、プリンタ7やバーコードリーダ9のいずれか一方または両者を抽選ボックス1の上面に露出した状態で置くようにしても良い。さらには、抽選ボックス1を設けず、操作端末3、プリンタ7、バーコードリーダ9を全て露出した状態で配置しても良い。

0076

制御用コンピュータ2は、図2に示すように、中央処理装置となるマイクロプロセッサ11と、ROM(Read Only Memory)12やRAM(Random Access Memory)13やHDD(Hard Disk Drive)14等からなる記憶部と、各種のインターフェースからなるインターフェース部と、それらをつなぐバス15とに大きく区分けされる。

0077

記憶部の一部を構成するROM12は、新たに情報を書き込むことができない記憶回路で、所定のプログラム等を記憶しマイクロプロセッサ11によって制御されるものである。RAM13は、プログラムやデータ等を一時的に記憶しマイクロプロセッサ11によって制御されるもので、情報の読み出し書き込みが可能な記憶回路である。HDD14は、後述するカウンタ作成用プログラム等のこのクーポン券6を発行する抽選システム10を動作させるための種々のプログラムを記憶し、マイクロプロセッサ11によって制御される磁気記憶媒体である。

0078

インターフェース部は、HDD14とマイクロプロセッサ11とをつなぐハードディスクインターフェース16と、外部とデータのやり取りを行うための通信インターフェース17と、外部機器となるプリンタ18とのインターフェースとなるプリンタインターフェース19と、CD−ROMやCD−RW等の光記憶媒体使用機器20とのインターフェースとなるCD−ROM等インターフェース21と、キーボード22やモニタ23等の入出力機器とのインターフェースとなるI/Oインターフェース24等から構成される。

0079

HDD14は、図3に示すように、外部との接続部分となるインターフェース部31と、中央処理装置部32と、ROMやRAM等からなる主記憶部33と、磁気ディスクからなる記憶部34と、各部をつなぐバス35とから主に構成される。記憶部34には、プログラム36とデータ関連37とが保存される。

0080

プログラム36は、事前設定ログ分析等に使用される設定他用プログラム41と、一連の抽選作業を実行するための抽選実行用プログラム42とに主に区別される。データ関連37は、データベース43と個別データ44に区別される。なお、各プログラムは、制御用コンピュータ2内のROM12、RAM13等にその一部が保存される場合もある。また、各プログラムには、制御用コンピュータ2のマイクロプロセッサ11、ROM12、RAM13等によって起動制御されることで各所定の機能を制御用コンピュータ2に実現させるものである。

0081

図4に示すように、設定他用プログラム41に区分されるものの中には、当たりの本数に制限のある景品を抽出する際に必要となるカウンタ(詳細は後述)を作成するためのカウンタ作成用プログラム51と、抽選を開始する前や抽選中に種々の設定や設定変更をするための画面を呼び出してきて設定や設定変更を可能とする初期設定及び設定変更用プログラム52と、抽選途中や抽選終了後に現状や結果等を分析するための各種分析用プログラム53が含まれる。

0082

抽選実行用プログラム42に区分されるものの中には、顧客によるアクション(抽選を開始する際の所定の入力)によって動作を開始し、操作端末3の表示部3aに当たりや外れの表示をし、当選券やクーポン券6等の発行をしたりすることで終了する一連の処理の基本部分となる抽選処理基本プログラム61と、抽選の際の当たり外れの発生等をランダム化させる乱数発生プログラム62と、抽選の際のゲーム、たとえばルーレットやカードめくりのゲームを行わせるゲームプログラム63と、プリンタ7を動作させるために必要となるJAVA(登録商標アプリケーション64等が含まれる。

0083

ここで乱数発生プログラム62は、先に示したカウンタ作成用プログラム51を動作させるときにも使用される。また、ゲームプログラム63は、ルーレットゲームプログラム65やカードめくりプログラム66等から構成される。また、JAVA(登録商標)アプリケーション64は、データを制御用コンピュータ2からプリンタ7へ転送し、クーポン券6の印刷を行わせるためのプリンタプログラム67を主構成としているため、制御用コンピュータ2上で常に起動されている必要がある。

0084

データ関連37は、図3および図5に示すように、種々のデータベースからなるデータベース43と、必要によりデータベース化されるが、この実施の形態ではデータベース化されていない個別データ44に区分される。

0085

図5に示すように、データベース43には、この抽選に参加している店の情報や、その店で割り付けられた店舗情報等が保存されている店舗データベース71と、抽選参加券8に関するデータを保存した抽選券データベース72と、全ての有限景品(本数に限りのある景品)の総数と同じ行数を有するカウンタ(詳細は後述)を作成する際の基となる有限景品からなる有限景品データベース73と、一種データベーステーブル(あるいはテキストファイル)からなるカウンタ74と、本数に制限の無い景品である無限景品に関する無限景品データベース75と、当選券やクーポン券6を発行するために必要とされるデータの集合であるクーポン券データベース76と、抽選状況が刻々と保存されていくことで生成されるログデータベース77とが含まれる。

0086

データベース43には、さらに、初期設定の際や設定を変更するときに、モニタ23に表示される画面を生成するためのデータや画像を集めた初期設定画面及び設定変更画面データベース78と、操作端末3の抽選開始前の画面や抽選実行中の画面等を生成するためのデータや画像を集めた操作端末画面データベース79と、各種の設定を行う際の選択用データを集めた各種設定用データベース80等が含まれる。

0087

なお、クーポン券データベース76には、商店街やショッピングセンタ等の名称店舗の名称、当選した景品名、クーポン券6の使用制限、クーポン券6の使用期限、セールの期間、および景品別にこれらの条件を初期設定したテンプレート等が含まれる。また、このクーポン券データベース76には、後述する当選券に関するデータも、クーポン券6のデータと同様な形式で保存されている。

0088

個別データ44には、初期画面や設定変更画面等で入力される、たとえば、当たり外れの確率値や当たりの本数、外れの本数等の各種の設定済みの値である各種設定済データ81や、各種のプログラム36を動かすために必要となるデータ、すなわち、プログラムによって呼び込まれるデータ(図示省略)等が存在する。

0089

操作端末3は、マークアップ言語の一種であるHTML(Hypertext Markup Language)の規格準拠した表示ブラウザのプログラムが内部にインストールされ、制御用コンピュータ2から送られてくるデータをこの表示ブラウザを動作させて表示部3aに表示させる。操作端末3は、さらに、表示部3aをタッチパネルとして機能させるタッチパネル化手段部、制御用コンピュータ2との通信部、プリンタ7やバーコードリーダ9とのインターフェース部等を有している。これらの各部は、中央処理装置となるマイクロプロセッサやROM、RAM等の記憶手段等によって所定の機能として実現される。

0090

プリンタ7は、この実施の形態では、サーマルプリンタとされている。発行されるクーポン券6には、図6に示すように、上部のヘッダー6aと下部のフッター6bが中央の本体部6cに付加された一定の形式の文字列や、たとえば図6に示すような画像6dが印刷されている。クーポン券6に印刷されるデータは、クーポン券データベース76に保存されているもので、先に述べたように初期設定されたテンプレートにドッキングされてクーポン券6として印刷され発行される。

0091

この実施の形態では、プリンタ7からは、クーポン券6の他に、他の一般景品と交換できる当選券も発行される。たとえば、等級が特等、一等、二等、ラッキー賞、クーポン賞とに分かれていた場合、クーポン賞の場合には、図6に示すようなクーポン券(お買い物券の割引券)6を印刷発行し、特等の場合には、クーポン券6と同様な形態で、かつ「当選券」「特等」等の当たりの内容の表示に加え、どのようにしたら特等の商品を受け取るかの注意事項(当たりの内容表示の一部)等を記載した当選券を印刷発行する。一等、二等、ラッキー賞の場合も、特等と同様な記載がなされた当選券が印刷発行される。このように、プリンタ7は当選券発行手段となると共にクーポン券発行手段ともなる。

0092

また、この実施の形態では、景品ごとに、クーポン券6の本体部6c(当選券の場合も中央部分であって本体部6cに相当する部分)のみの変更が可能とされ、ヘッダー6aとフッター6bの変更を行うことができないようにされている。このため、先の例でいうと、特等、一等、二等、ラッキー賞となる高額景品についてクーポン券6と全く異なるデザインの当選券を発行することができないものとなっている。しかし、当選券のデータも入っているクーポン券データベース76に、高額景品については、クーポン券6とは異なるデザインのものとするテンプレートやデータを保存し、クーポン券6とは異なったものとしたり、当選の等級に合わせて異なるデザインの当選券を印刷し発行するようにしても良い。

0093

この実施の形態では、プリンタ7をサーマルプリンタとしているが、プリンタ7をインクジェットプリンタレーザプリンタ等の他の形式の印刷手段としたり、プリンタの他に予め印刷済みのクーポン券6や当選券を保管させておき、その等級等に合わせて、クーポン券6や当選券を選択して発行する発行機としても良い。この実施の形態では、当選券発行手段を上述のように、サーマルプリンタとしているので、画像印刷に長時間を要するため、クーポン券6以外の有限景品が当たった場合にのみ画像を利用するようにしている。すなわち、当選券のみに画像を入れ、図6に示すようなクーポン券6には、実際は、画像6dのような画像を入れないようにしている。

0094

このように、クーポン券6には、画像6dのような画像データを入れないようにしているが、画像データをクーポン券6に入れる場合には、利用する画像の解像度下げたり、頻繁に排出されないクーポン券6のみに画像データを使用するようにするのが好ましい。このような対応は、制御用コンピュータ2にかかる負荷を軽減する上でも好ましい。

0095

また、クーポン券6以外の有限景品が当たるすべての当選券に画像データを入れ込むのではなく、平均確率で当たり本数が1日に10本を越えない等級以上の等級の当選券のみに画像データを入れ込むようにするのが好ましい。このようにすれば、当たった人にとっては喜びがじわじわと感じられることとなり、また、抽選の宣伝効果の面や当選結果威光をつける面でも好ましい。しかも、制御用コンピュータ2の負荷もそれほど大きくはならない。

0096

バーコードリーダ9は、図7に示すような抽選参加券8のバーコード部8aの情報を読み取るものである。この実施の形態で示す抽選参加券8は、図7(A)に示すように、表面の両側にそれぞれバーコード部8a,8aを有すると共に、図7(B)に示すように、裏面の両側にもそれぞれバーコード部8a,8aを有するものとなっており、各バーコード部8aには、同一情報が記載されている。これは、抽選実行者が抽選参加券8を抽選ボックス1の前面の切り込み窓1cに挿入する際、表裏、前後の状態をどのようにして挿入しても、1つのバーコードリーダ9でバーコード部8aの特定の情報を読みとることができるようにしているためである。しかし、このような配慮をせず、表面の一箇所のみまたは裏面の一箇所のみにバーコード部8aを設けるようにしたり、表裏それぞれ一箇所に設けるようにしても良い。

0097

抽選参加券8は、バーコード部8a以外に、その表面には、発行元すなわち、この抽選参加券8を配布した店を印刷した発行元欄8bと、抽選回数を示す数値が印刷された回数欄8cと、抽選会を宣伝したり、抽選参加券8であることを示す表示がなされたその他の部分を有している。

0098

抽選参加券8の裏面には、バーコード部8a,8a以外に賞品内容を説明する賞品内容説明欄8dと、抽選を行う際の手順を説明した抽選の仕方欄8eと、当選券やクーポン券6が発行されたときにどのようにして賞品と引き換えるかについて説明されている賞品引換説明欄8fとが設けられている。

0099

この実施の形態では、クーポン券6以外の当たり(当選券の発行)となる特賞等の各賞品は、抽選会場には置かれておらず他の場所で当選券と交換に渡したり当選券を提示することで引き渡したりしている。具体的に示せば、たとえば、特賞は、プリンタ7から発行された特賞の当選券を、抽選会場や各店舗に設置されているチラシ等の所定の用紙に貼り付け、そのチラシに記載されている商品から好みの商品を選び、その商品名や氏名や住所等をその所定の用紙に記載した上でサービスカウンタや抽選会場等に設置されている特賞申し込み箱に入れるようにしても良い。この方法を採用すると、高額商品を抽選会場に設置する手間が省けると共に、盗難の危険性を排除することができる。一方、当選者としては、自分の好みの特賞商品を選択できることとなる。なお、当選券によって交換できる景品(賞品)を抽選会場に置き、各賞の商品をその場で手渡しによって受け取ることができるようにしても良い。

0100

抽選参加券8は、バーコード部8aと発行元欄8bと回数欄8cとを除いて、全ての券が同一とされている。バーコード部8aには、特定の情報として、発行元の店を現す店舗情報と、抽選を行える回数を現す回数情報と、抽選参加券8を1枚毎に他のものと区別するための券区別情報とが組み込まれている。

0101

店舗情報は、各店に数字を1から順に割り当てることで店を区別できるようにしている。各店の名称と、所定の数字とが1対1に対応づけられて店舗データベース71に保存される。また、この実施の形態では、1回券と5回券と10回券の3種類の抽選参加券8が存在するため、回数情報としては、3種類を区別するための数値、たとえば「1」「2」「3」が割り当てられている。券区別情報は、一度抽選を行った抽選参加券8が再度使用されないようにするもので、すべての抽選参加券8に「1」から順にシリアル番号を割り当てることで、この機能を果たすようにしている。なお、このバーコード部8aのデータは、抽選券データベース72として保存される。

0102

発行元欄8bと回数欄8cには、バーコード部8aの情報に対応した店舗名と回数値がバーコード部8aの印刷と同時またはその直後に印刷される。すなわち、バーコード部8aと発行元欄8bと回数欄8c以外は、大量に同じ内容で印刷される。その印刷と同時またはその後、バーコード部8aの印刷に合わせて、店舗名と回数値が印刷され、完成した抽選参加券8を各店に配布する。なお、バーコード部8aも先に印刷しておき、参加する店が決定してからそのバーコード部8a中の店舗情報と回数情報を読み込み、店舗データベース71を参照して店舗名を印刷し、抽選券データベース72を参照して回数値を印刷するようにしても良い。

0103

次に、以上のように構成されたクーポン券を発行する抽選システム10を動作させる前に行う事前設定について説明する。

0104

先に説明したように、抽選参加券8を作成するに当たり、店舗情報データベース71や抽選券データベース72が事前に形成されると共に抽選参加券8の作成の際にそれらのデータベース71,72が利用されたりする。また、抽選参加券8の作成によって抽選券データベース72が充実する。

0105

また、たとえば特賞、一等、二等、ラッキー賞等が有限景品である場合、すなわち本数の制限のある景品である場合や、クーポン賞であっても特定の店のものに関する有限景品となる場合には、図8に示すような有限景品データベース73が作成される。この有限景品データベース73は、有限景品の種類ごとに、その景品を特定するための景品種類値となる景品番号欄85と、その景品の名称等が記入される景品名欄86と、その景品の数量を示す数量欄87と、当選の等級を現す等級欄88等の複数のフィールド項目(各欄)を有するデータベースである。

0106

この有限景品データベース73と、カウンタ作成用プログラム51とを利用してカウンタ74が作成される。カウンタ74は、景品番号が入ったデータベーステーブルまたはテキストファイルを意味する。このカウンタ74は、図9に示すように、行と列(フィールド)で現される。カウンタ74の各行には、連続番号値となるシリアル値が入るシリアル値欄91と、先の景品番号欄85から取り出してきた景品番号が入る景品番号欄92と、当たりとして景品を出したくないときにチェックすることで景品として出力されないようにするリザーブチェック欄93の各欄(フィールド項目)が設けられている。なお、リザーブチェック欄93を設けないようにしたり、逆に、他のフィールド項目をさらに設けるようにしても良い。

0107

カウンタ作成用プログラム51を起動させると、有限景品データベース73からランダムに1つの景品番号を取り出すと共に、該当する景品の数量を1つずつ減らしていく。このとき、乱数発生プログラム62を利用して各有限景品の数量割合に応じた確率で景品番号を取り出していく。

0108

たとえば、最初に景品番号3の「洗剤」が抽出されると、図9(A)に示されるように、カウンタ74の第1行目のシリアル値欄91に「00001」が入力されると共に、景品番号欄92に景品番号である「003」が納められる。このとき、有限景品データベース73の洗剤の数量は、「100」から「99」に変更される。次に、景品番号7の「△△店クーポン券50円」が抽出されると、カウンタ74の第2行目のシリアル値欄91に「00002」が入力されると共に、景品番号欄92に景品番号である「007」が格納される。このときは、有限景品データベース73の景品番号7であるクーポン券の数量が「250」から「249」に1つ減算される。

0109

このような処理は、すべての有限景品が零になるまで、すなわち有限景品データベース73中のすべての景品の数量が零になるまで繰り返される。この結果、カウンタ74にはすべての景品合計数量と同じだけの行が作成される。図9(A)では、景品合計数量が3400個で、3400行を有するカウンタ74となった初期設定カウンタ74Aが示されている。

0110

ここで、有限景品が当たった場合の処理を簡単に述べる。有限景品が当たることで1つの有限景品を出力する場合、まずカウンタ74の現状の行数をチェックし、その行数を取得する。そして、その取得した行数の値、たとえば現状が3000行であれば「1」から「3000」の範囲で乱数を発生させる。この乱数発生に当たっては、乱数発生プログラム62を利用する。

0111

得られた乱数値に相当する行をカウンタ74から抽出する。たとえば得られた乱数値が「1250」である場合には、1250行目をカウンタ74から抽出する。抽出された行の景品番号欄92から景品番号を取り出し、その景品番号に相当する景品を抽選結果として操作端末3の表示部3aに表示する。抽出された行から景品番号を取り出した後に、該当する行を削除する。このように該当行を削除することで、排出可能な有限景品の数が1つ減ることとなる。図9(B)にこのような処理の結果、残りの有限景品が8個となった場合のカウンタ74である途中段階カウンタ74Bを示す。

0112

図8および図9で示した処理は、単に、乱数発生による景品番号の選択といった直接的な方法ではなく、乱数発生によってカウンタ74の行数を選択するという間接的に景品番号を抽出する方法(乱数を2回利用する方法)となっている。このため、よりランダムに有限景品を選択できることとなり同じ景品が続けて出るといった、乱数の偏りなどで発生する不具合を防止することができる。また、一度抽出された行は削除されるため、カウンタ74の行数が有限景品の残りの総数となり、有限景品を予定数量以上に出してしまうといった誤りも防止することができる。この図8および図9で示した処理は、この実施の形態に特有なものではなく、景品を出力するすべての抽選システムに適用することができる。

0113

先に述べたリザーブチェック欄93へのチェックは、カウンタ74を作成する際、抽選開始前、抽選実行中のいずれにおいても可能であり、また、毎日そのチェック内容を変更することもできる。たとえば最終日等の終盤まで特賞30本のうち5本を残しておきたいときは、カウンタ74の景品番号「1」(001)で示されるもののうち5個にチェックを施す。

0114

このようにすることで当該行が当たったときに、そのシリアル値のものにはリザーブチェックが施されていることを検知し、行数範囲での乱数発生を再度行わせるようにし、リザーブチェックが施されたものが景品として出力されないようにできる。なお、リザーブチェックが施された行が当たりとなったときに、乱数発生を再度行わず、当たり行の1つ前の行または所定行前の行を当たりとするようにしても良い。

0115

事前の準備としては、さらに、本数の制限の無い景品となる無限景品のデータベースである無限景品データベース75の形成が必要となる。ただし、無限景品が無い抽選会の場合は、この無限景品データベース75が生成されない。この実施の形態では、無限景品の中にABCショップのクーポン券6とXYZ飲食店のクーポン券6が含まれているものとする。無限景品データベース75は、有限景品データベース73と同様に、有限景品と重複しない景品番号と、景品名等からなる。

0116

また、プリンタ7から出力される(印刷され発行される)クーポン券6や当選券を所定の形式で発行するため、クーポン券6や当選券に関するデータ(画像データ含む)がクーポン券データベース76に保存される。同様に、操作端末3の表示部3aに表示される画面を形成するためのデータが操作端末画面データベース79に保存される。

0117

さらに、抽選を開始する前に、初期設定及び設定変更用プログラム52と、データベース43中の初期設定画面及び設定変更画面データベース78ならびに各種設定用データベース80とを使用して初期設定がなされる。

0118

初期設定及び設定変更用プログラム52を起動すると、たとえば図10に示すような初期設定画面101が、初期設定画面及び設定変更画面データベース78(以下、モニタ画面データベース78という)から呼び出されモニタ23に表示される。なお、この初期設定画面101は、設定変更の際や、ログデータベース77を使用しての分析の際(各種分析用プログラム53を起動させる前)や、抽選結果としてのクーポン券6の印刷とは別にクーポン券6を印刷したいとき等に表示される。また、以下に述べるモニタ23に表示される画面は、モニタ画面データベース78や制御用コンピュータ2のROM12等に保存されているものである。

0119

この初期設定画面101は、図10に示されるように、上部の継続管理項目部102と、下部の設定管理項目部103とに大きく区分けされる。

0120

継続管理項目部102には、入力装置となるマウスクリック等によって、制御用コンピュータ2自体の各種の設定を行うための最初の画面となるメイン画面が現れてくるリンク部(「メイン画面」と表示されている部分)となるメイン画面リンク部104と、操作端末3のスピーカ(図示省略)から出力される音量を上げる際の画面が現れてくる音量上げ画面リンク部105と、当該音量を下げる際の画面が現れてくる音量下げ画面リンク部106と、抽選とは別にクーポン券6を印刷したいときクリック等をすることでクーポン印刷に必要な設定画面が現れてくるクーポン印刷リンク部107と、現在のサーバ、すなわち制御用コンピュータ2が正しいものか否かを確認させるために現在のサーバー名を表示しているサーバー表示部108が設けられる。

0121

設定管理項目部103には、大きく分けて、店舗と景品に関する初期設定を行う際に利用される初期設定部111と、抽選の状況や抽選結果を分析するための分析部112と、各種の特殊な設定や変更を行うための設定・変更部113と、初期設定部111によって設定された内容を変更したり全く新しく抽選内容を生成する際に使用される抽選システム生成・変更部114とに区分される。

0122

初期設定部111には、店舗データベース71のデータに基づいて店舗一覧の画面が表示される店舗一覧画面リンク部115と、有限景品データベース73や無限景品データベース75を利用して景品一覧の画面が表示される景品一覧画面リンク部116とが配置されている。両リンク部115,116は、共に一覧画面が表示された後に、この抽選システム10に参加する店舗や提供される景品を入力することが可能となっている。入力された店舗の情報は、店舗データベース71に保存され、入力された景品は、有限景品データベース73または無限景品データベース75に保存される。

0123

分析部112には、店舗別の景品排出状況を確認できる画面にリンクする店舗別景品排出状況部117と、日別に抽選回数の状況を確認できる画面にリンクする日別抽選回数部118と、日別にどのような抽選結果が出たか等を確認できる画面にリンクする日別抽選状況部119と、クリックすることで現在の運営上でのそれぞれの景品の排出確率状況のグラフが表示されることとなる確率状況確認リンク部120とが配置されている。

0124

店舗別景品排出状況部117をクリックすると、店舗別にどのような景品が合計何本排出されたかを示す表、店舗別かつ日別にどのような景品が何本排出されたかを示す表のいずれを表示するかの選択画面が現れ、いずれか一方をクリックすることで、該当する表がログデータベース77のデータおよび各種分析用プログラム53を利用して自動的に生成される。なお、店舗別とは、抽選参加券8を発行(配布)した店別ということであり、この区分は、抽選参加券8の店舗情報をバーコードリーダ9が読み取ることでなされる。

0125

日別抽選回数部118をクリックすると、縦軸が抽選回数で、横軸に各日付が明示された日別抽選回数のグラフ、縦軸に抽選回数が横軸に一日の各時刻がそれぞれ明示された時間別抽選回数のグラフ、各日毎の時間別の抽選回数を現す日別時間別抽選回数のグラフのいずれを表示するかの問い合わせ画面が現れる。そして、いずれかを指定すると、各種分析用プログラム53が起動し、該当するグラフがログデータベース77のデータを利用して生成される。

0126

日別抽選状況部119をクリックすると、各日別に排出された景品とその本数の表が表示される画面が立ち上がる。この画面は、各種分析用プログラム53が起動され、そのプログラム53がログデータベース77のデータを利用することで生成される。

0127

確率状況確認リンク部120をクリックすると、各景品の名と、排出されたその本数と、各景品の排出確率とが一覧にされた表が生成され現れる。この表の中に、外れの本数と、外れの確率も入れ込むようにするのが好ましいが、必ずしも入れる必要はない。また、各景品の残りの本数も表示するようにするのが好ましい。なお、現れてくる画面は、ログデータベース77のデータを利用して各種分析用プログラム53が生成したものである。

0128

設定・変更部113には、クリックすると、外れの数や無限景品の数を設定するための画面が現れる、外れ等設定部121と、クリックすると、所定の時間毎または所定の時刻になったら排出することとする(当たるようにする)時限景品を出力するタイミングの設定と確認のための画面が現れる時限景品設定・確認部122と、クリックすると無限景品を出す割合を決定するための画面が現れる無限景品割合決定部123(図10では「無限数景品の傾斜排出設定」と表示されている部分)と、リザーブチェックを行った有限景品を排出しないようにしたり、排出可能とする設定を行う当たりの確保部124と、抽選回数が1回のみの抽選者には必ず所定のクーポン券6が排出されるように設定する単数抽選者設定部125と、その他の設定が可能となるその他設定部126とが配置されている。

0129

外れ等設定部121をクリックすると、外れの数を手動で設定できると共に、無限景品が存在しているときは、その無限景品の数を手動で設定できる画面が現れる。この画面は、初期設定及び設定変更用プログラム52が起動し、モニタ画面データベース78のデータを利用して生成される。無限景品は、本来無限なので、本数の制限は無いが、外れと同様に本数を設定することで、その無限景品の排出確率を設定できると共に、この無限景品や外れの本数を増減させることで、有限景品の排出確率を調整できる。なお、無限景品が存在していないときには、無限景品の本数設定欄は表示されない。

0130

時限景品設定・確認部122をクリックすると、時間指定時刻指定のいずれか一方または両者を選択できる画面が現れる。たとえば、時間指定を選択すると、各種設定用データベース80に保存されている時間データ、たとえば「30分」「1時間」「2時間」「3時間」等の所定の時間が呼び出され、選択できるようになる。そして、開始時刻も設定可能となっている。なお、所定の時間の他に、自由な時間を設定できるようにもされている。一方、時刻指定を選択すると、指定する日時を設定できる画面が現れる。

0131

時限景品の設定に当たっては、上述の設定以外に時限景品とする景品の景品番号の設定、設定された時限景品がたまった場合(たとえば1時間と設定された場合に1時間の間、だれも抽選を行わず時限景品が2個となってしまった場合)に、その後、最初に抽選を行った人に対し、たとえば1個の時限景品を出した際に、たまっているもう1個の時限景品をいつ出すのかの連続当たり防止設定、1度に出力する時限景品の数の設定等も行われる。

0132

なお、この実施の形態では、初期設定として連続当たり防止の設定値を5分間経過後とし、数は1個とされている。連続当たり防止の設定や1度に出力する時限景品の数の設定は、初期設定のみ有効とし、自由に変更できないようにしたり、連続当たり防止の設定を時間ではなく回数としても良い。なお、連続当たり防止の時間を5分間とすることで、同一人に時限景品が当たることをほとんど完全に防止できる。この5分間の値は、3〜7分間としても良い。3分間以上であれば、同一人への連続当たりをほぼ防止できると共に、7分間以下であれば、再度時限景品がたまってしまう危険性をほぼ完全に除去することができる。この時限景品の連続当たり防止策は、この実施の形態特有なものではなく、景品を出力するすべての抽選システムに適用することができる。

0133

無限景品割合決定部123をクリックすると、無限景品を出す割合を各日別および各時間帯別に設定できる画面が現れる。たとえば、日曜日の午前11時から午後2時までの間、無限景品となるバーガーショップのクーポン券6を多く発行したいときには、その日時については、残存本数から設定される所定の割合より高い割合を設定する。なお、このような設定を行うと、他の日時については、所定の割合より低い割合にてバーガーショップのクーポン券6が排出されることとなる。

0134

当たりの確保部124をクリックすると、当たりの確保をする、しないの選択画面が現れる。当たりの確保を選択すると、現状のリザーブチェックがされている有限景品の一覧(図9に示すリザーブチェック欄93にチェックされている行に該当するそれぞれのシリアル値と景品番号とその景品番号に相当する景品名)が表示される。そして、その一覧と共に表示されている、リザーブチェックの内容を変更するかしないかの選択ボタンによって内容を変更する旨の指示をすると、図9に示すカウンタ74Aやカウンタ74Bが表示される。このカウンタ74Aやカウンタ74B中のリザーブチェック欄93に、新たにチェックを入れたり、従来のチェックを外すことで変更がなされる。

0135

単数抽選者設定部125をクリックすると、抽選回数が1回の人に必ずいずれかのクーポン券6等の景品を出すように設定するか否かを選択する欄と、どのようなクーポン券6等を発行するかの当たり種指定欄とを有する画面が表示される。たとえば、抽選回数が1回の人には、必ず当たりを出すように設定すると、抽選を1回のみできる抽選参加券8を利用して抽選を行う人には必ず何らかの当たりが出るようになる。また、当たり種としてもっとも価値の低い50円券となるクーポン券6を設定した場合には、各店のクーポン券6の中で50円券とされるものが抽選を1回のみ行う人に対して当たりとして出力される。

0136

その他設定部126をクリックすると、バーコード部8aの店舗情報を利用しての抽選結果への反映方法等が設定できる画面が現れてくる。抽選結果への反映としては、たとえば抽選結果が抽選参加券8の情報を反映したもの、たとえばそのクーポン券6が抽選参加券8を配布した店で利用できるものであったり、抽選参加券8を配布した店の商品と関連する商品を扱う店で利用できるものであれば、顧客の維持や新規顧客の獲得につながると共にクーポン利用率のさらなる向上につながることとなる。抽選参加券8の情報を抽選結果に反映させる他の例としては、当選券によって交換できる品物が、抽選参加券8を配布した店の品物としたり、抽選参加券8を配布した店の商品と関連する商品を扱う店の品物としたりする方法がある。この場合、顧客の維持や新規顧客の獲得につながることとなる。

0137

1回の人に必ず当たるように設定する際の当たり種の指定としては、有限景品中のクーポン券6の最低価値のものや無限景品中のクーポン券6を選択するのが好ましい。また、必ず当たるように設定する代わりに、抽選回数の1回の人の当たる確率をアップするような設定が可能としても良い。さらには、抽選回数が2回以上の人、たとえば5回や10回の人には、必ず所定の景品が出るように設定可能としても良い。

0138

抽選システム生成・変更部114には、クリックすることで、新しい抽選システムを生成可能となる画面が立ち上がる新抽選システム生成部127と、クリックすることで初期設定された景品の種類や数量を増減するための画面が立ち上がる景品増減部128とが配置されている。

0139

景品増減部128をクリックすると、景品の種類を増減するか、景品の数量を増減するかの選択画面が現れる。景品の増減を指定すると、増やすか減らすかの選択画面が現れ、どちらかを選択する。種類を増加させる場合は、現れてきた景品一覧画面(図8に示すものと同様の形式の一覧)中の増加ボタンをクリックすることで、景品番号(この実施の形態では自動付与される)、景品名、数量等を記入できるようになる。

0140

この増加の際は、そのときのカウンタ74Bに基づいて、現状の有限景品データベース73が自動的に生成され、上述した景品一覧画面として表示される。そして、その有限景品データベース73に新たな景品を追加することとなる。その後、その追加された景品を含めて新たにカウンタ74Bが乱数発生を利用して生成される。なお、増加する景品が無限景品の場合は、無限景品データベース75が更新される。

0141

種類を減らす場合は、増加の際と同様に、その時点でのカウンタ74Bに基づいて有限景品データベース73が作成され、景品一覧画面として表示される。その画面中の減少ボタンをクリックし、所定の有限景品を削除する。すると、その時点のカウンタ74Bから削除された有限景品に該当する行がすべて削除され、新たなカウンタ74Bが生成される。なお、カウンタ74の新たな生成に当たっては、増加の場合と同様に、乱数を使用して全く新たにカウンタ74を生成するようにしても良い。

0142

景品の本数の増減は、景品の種類の増減に準じて行われる。ただし、本数の減少に当たっては、対象となる景品中、カウンタ74中のどの位置(行)のものを削除するかは、各種の方法が採用できる。たとえば、上から順に削除数だけ該当する行を削除する方法、逆に下から順に削除数だけ該当する行を削除する方法、削除本数と残本数との割合によって1つ置きや2つ置きに削除する方法などがある。また、種類の増減と同様に、乱数を利用して全く新たにカウンタ74を生成するようにしても良い。

0143

初期設定画面101を利用して設定されたり変更されたりした設定済み値は、各種設定済データ81として記憶部34に保存される。

0144

以上のような事前設定を行い、さらに使用するゲームを決定し、抽選会場に図1に示すハードウェアを設置する。そして、オペレータは、抽選日毎に制御用コンピュータ2を稼働させ、プリンタプログラム67等、このクーポン券を発行する抽選システム10の稼働に必要なプログラム、すなわち抽選実行用プログラム42を起動させる。また、オペレータは、事前に、操作端末3、プリンタ7およびバーコードリーダ9が稼働しており、抽選ができる状態になっているかを確認する。

0145

次に、以上のように構成され、事前設定された抽選システム10を利用しての抽選動作について説明する。なお、使用するゲームプログラム63をカードめくりプログラム66として以下、説明する。これは、ゲームとしては、ルーレットゲーム、スロットマシンゲーム等種々のゲームプログラム63を用意しているが、コンピュータに操作されているという印象を感じさせることが少ないカードめくりゲーム(トランプゲーム)がより好ましいためである。ただし、以下の説明に当たっては、他のゲームの場合についても適宜説明することとする。

0146

最初に抽選動作の基本ロジック概要について図1を参照しながら説明する。抽選実行用プログラム42を起動させた時点、すなわち、スタート時点(ステップS1)では、操作端末3の表示部3aに図12に示すスタート画面131が表示される。スタート画面131には、トランプタッチ部132と、ボタンタッチ部133と、表示部134とが配置されている。

0147

トランプタッチ部132には、10枚の裏向き状態のトランプカード135が表示されている。ボタンタッチ部133には、5回券以上の抽選参加券8によって抽選をする人が、1つずつトランプカード135にタッチしてトランプカード135をオープンするのではなく、5枚のトランプカード135を同時にオープンさせる5回同時抽選ボタン部136と、10回券を有している抽選参加券8の人に対して同様に10枚のトランプカード135を同時にオープンさせる10回同時抽選ボタン部137と、抽選用のボタンではなく、全部外れではないかと疑問に思う顧客に対し、確認のため10枚同時にトランプカード135をオープンさせることができる確認用フルオープンボタン部138と、手動でゲームをリセットするリセットボタン部139と、抽選回数を設定すると共に抽選の残り回数を自動的に表示する、「1」から「10」の表示がなされた計10個のボタンからなる回数表示・設定ボタン部140と、が配置されている。

0148

顧客は、自分の抽選参加券8を抽選ボックス1の切り込み窓1cに挿入する。すると、バーコードリーダ9は、抽選参加券8のバーコード部8aの特定の情報を読み込む。すなわち、顧客によるアクションが行われることとなる(ステップS2)。バーコード部8aを有しない抽選参加券8を使用する抽選システムとした場合には、係員が抽選参加券8の回数値を確認して顧客に抽選回数と開始しても良い旨を伝える。すると、顧客は、抽選開始ボタン(図示省略)を押す。顧客によるこれらのアクションが行われると、抽選処理基本プログラム61が起動する。するとスタート画面131の表示部134の表示が抽選開始を示す表示に変更される。たとえば「ゲットでクーポン」の表示が「抽選開始」の表示に変わり、点滅するようになる。また、読み込んだ情報から回数表示・設定ボタン部140の該当する表示を点灯させる。たとえば、5回の抽選が行える抽選参加券8の場合は、「5」と記載されているボタン部分が点灯する。なお、係員が抽選参加券8の回数値を確認して抽選する場合は、回数表示・設定ボタン部140中の抽選できる回数に該当するボタンを係員が押して点灯させる。

0149

次に、顧客は、選択したトランプカード135にタッチしたり、5回同時抽選ボタン部136等をタッチする。一方、抽選処理基本プログラム61は、顧客のタッチ動作とは別に、バーコード部8aの特定の情報を読み込んだ時点で、その内容が正しいか否かをチェックし、正しいと判断した場合、内部の処理を開始する。バーコード部8aを有しない抽選参加券8の場合は、抽選開始ボタン(図示省略)をタッチした段階で、抽選処理基本プログラム61が起動する。

0150

抽選処理基本プログラム61は、まず例外処理が必要か否かを判断し(ステップS3)、例外処理が必要なときは例外処理を行う(ステップS4)。例外処理としては、先に示した時限景品の設定や抽選回数の1回の人には必ず当たりを出す単数抽選者設定等が存在する。時限景品の設定がされており、かつ、その時刻になっていた場合は、後述する基本抽選処理を行わず、設定されている当たりの景品を抽出する。単数抽選者設定がなされており、しかも読み込んだバーコード部8aの情報中の回数情報が1回の場合、後述する基本抽選処理を行わず、所定の景品を当たりとして抽出する。

0151

一方、抽選処理基本プログラム61は、例外処理が必要ないと判断したときには、基本抽選処理を実行する(ステップS5)。この基本抽選処理においては、当たりと外れによって処理を異ならせると共に当たりの中でも有限景品の場合と無限景品の場合とで処理を異ならせている(詳細は後述)。

0152

基本抽選処理を実行したり、例外処理を実行した結果、抽選結果が抽出されると、その抽選結果をログに書き込み、ログデータベース77として保存される(ステップS6)。ログに書き込むと同時、またはその直前もしくは直後にデータベース43から景品番号を受けて、その番号を元にデータベース43から所定のデータを取り出して、抽選結果を操作端末3の表示部3aに表示する(ステップS7)。このカードめくりゲームでは、タッチしたトランプカード135を表面状態にし、その表面中に特賞、一等、クーポン賞等の当たりの表示または外れの表示を行う。この表示は、他の表示、たとえば当たりのときはそのトランプカード135を拡大表示したり、外れのときは、そのトランプカード135を徐々に消していく表示などをするようにしても良い。

0153

ステップS7のディスプレイ表示処理では、ゲームがルーレットゲームの場合にはルーレットの中央またはルーレットの代わりに当たり外れの表示と、当たりの場合には、各等級の表示、クーポン券6の場合には、クーポン券6と同様な表示と店名表示からなる画像を操作端末3に表示する。また、ゲームの種類に拘わらず、特賞等の高額な景品が当たったときについては、よりはでな別画面を用意し、その別画面を表示するようにしても良い。

0154

当たりのときには、ステップS6,S7の処理と同時またはそれらの直前、もしくは直後に、プリンタ7の印刷処理を開始させ、当選券やクーポン券6を印刷し発行する(ステップS8)。なお、印刷に当たっては、データベース43から取り出された景品番号を受けて印刷用の文字列等のデータをクーポン券データベース76から取り出す作業を行う。また、1回の抽選が終わり、まだ抽選できる回数が残っている場合、再表示される画面中の回数表示・設定ボタン部140は、先に表示されていた回数のボタン部分の灯りを消し、その1つ左側、すなわち「1」だけ少ない表示のボタン部分を点灯させ、抽選の残り回数を表示する。

0155

この実施の形態では、当たりの場合、常に当選券またはクーポン券6のいずれかを印刷し発行するようにしているが、先に述べたように、当選券の場合のみプリンタ7を稼働させ印刷発行するようにしても良い。また、抽選による当たりをすべて当選券として、その価値によって等級を区分するようにしても良い。さらには、当たりの一種としてクーポン券6を発行しているが、外れのときにもクーポン券6を出したり、外れ券を印刷するようにしても良い。この場合、外れ券を所定枚数集めると、再度抽選が可能となったり、何らかの品に引き換え可能とするのが好ましい。

0156

当たりのときは、当選券またはクーポン券6を発行することで、外れのときは、ステップS7のディスプレイ表示処理の終了によって、抽選処理基本プログラム61の抽選処理が終了する。お客は、このステップS8によって発行されたクーポン券6や当選券を手にすることができる。そして、操作端末3の表示部3aの表示が自動的に図12に示すスタート画面131に戻ることで、抽選処理基本プログラム61は完全に終了する(ステップS9)。

0157

次に、例外処理の一例として単数抽選者設定がなされていた場合のステップS3からステップS6までの処理の流れについて図13を参照しながら説明する。

0158

単数抽選者設定がなされている場合には、ステップS3の内容が抽選回数が1回のみか否かの判断を行うステップS3Aとなる。このステップS3Aでは、抽選参加券8のバーコード部8aの情報中の回数情報に基づいて、制御用コンピュータ2のマイクロプロセッサ11は、抽選回数が1回のみか否かの判断をする。判断が肯定的な場合、この例では1回抽選者には必ず50円の価値のクーポン券6を発行するようにされているが、その設定がなされているか否かをチェックし(ステップS41)、その判断が強制排出しないとされたら、基本抽選処理(ステップS5)に移行する。

0159

強制排出すると判断したら、50円のクーポン券6の残数を調べる(ステップS42)。具体的には、50円のクーポン券6の残数が零か否かをチェックする。残数が零でないときは、抽選処理基本プログラム61は、設定されている50円のクーポン券6の景品番号を当たりとして把握する(ステップS43)。そして、カウンタ74から当該50円のクーポン券6に相当する行を1つ削除する(ステップS44)。この削除に当たっては、カウンタ74中の最も上位または下位に位置する当該クーポン券6に関する行を削除する。

0160

ステップ42で否定的な場合、抽選処理基本プログラム61は、外れの番号を得ることとなる(ステップS45)。この実施の形態では、景品番号と同レベルでかつ景品番号と重複しない番号を外れの番号として割り当てているため、その外れの番号を取得することとなる。その後、外れカウンタから「1」が引かれる(ステップS46)。この外れカウンタは、設定された外れの本数からなる特別カウンタで、外れが出るたびに本数が1つずつ差し引かれるものとなっている。ステップS43による50円のクーポン券6の発行という抽選結果やステップS45による外れという抽選結果がログに書き込まれる(ステップS6)。

0161

次に、ステップS5の基本抽選処理について、図14を参照しながら説明する。

0162

基本抽選処理が開始されると、まず当たり(この処理では有限景品を内部処理的に当たりとしている)の数を計算する(ステップS51)。この計算は、現状のカウンタ74Bの行数をチェックすることで行われる。次に、外れの数を計算する(ステップS52)。この計算は、先に示した外れカウンタの現在本数をチェックすることで行われる。次に、外れが「0」か否かを判断し(ステップS53)、外れが「0」となっていた場合には、外れの本数を「1」とする(ステップS54)。

0163

外れが「0」でなかった場合およびステップS54で外れの本数を「1」とした後に、乱数発生プログラム62を起動して当たりの数と外れの数の範囲内で乱数を発生させる(ステップS55)。得られた乱数が当たりの数以下か否かを判断する(ステップS56)。すなわち、残っている当たりの数がたとえば67で、残っている外れの数がたとえば94であるとすると、乱数の値が1〜67か否かをステップS56で判断する。

0164

ステップS56での判断が肯定的であると、再度乱数発生プログラム62を起動して当たりの範囲内で乱数を発生させる(ステップS57)。その後、先に示したカウンタ74から得られた乱数の値に該当する行を抽出し、その行の景品番号欄92から景品番号を抽選結果として取り出す(ステップS58)。その景品番号の取り出し後に、該当行をカウンタ74Bから削除する(ステップS59)。

0165

ステップS56において、得られた乱数が当たりの数より大きい場合、次に、無限景品を出力するか否かの判断を行う(ステップS61)。このステップS61は、無限景品が存在しない場合は省略され、次のステップS62が常に行われる。無限景品を出力するか否かは、事前設定されている無限景品の排出確率や残っている無限景品の本数と残っている外れの本数の比等に基づいて決定される。この際、乱数を利用したり、設定確率に基づく所定の順番での排出を行ったりする。なお、この実施の形態では、無限景品が設定されている場合は、少なくとも1つの無限景品がクーポン券6となるようにされている。

0166

無限景品を出力しないとされたときは、外れの番号を抽選結果として出力する(ステップS62)。その後、先に説明した外れカウンタから1を引く(ステップS63)。一方、ステップS61で無限景品を出力するとされたときは、次に無限景品の種類を特定する(ステップS71)。

0167

このステップ71での特定は、無限景品の種類毎に付された仮のシリアル番号値を利用して乱数発生プログラム62に基づいて行われる。たとえば、3つの無限景品が存在していたとすると、無限景品Aを「1」とし、無限景品Bを「2」とし、無限景品Cを「3」とし、この「1」「2」「3」の数値を乱数発生によって選択取得し、仮に「2」が得られたとすると、無限景品Bを特定したこととなる。この方法による景品種類の特定は、有限景品の特定にも利用できる。しかし、先に述べたようにこの実施の形態における有限景品の特定では、カウンタ作成用プログラム51を利用して生成されたカウンタ74を利用しての特定を行っている。なお、各無限景品の排出確率を定めておくことで得られる値が、その確率で発生するように制御することができる。

0168

次に、該当する無限景品の種類を示す番号(有限景品の景品番号や外れの番号と同一レベルの番号でそれらとは重複しない番号)を抽選結果として出力する(ステップS72)。その後、無限景品データベース75中の該当する無限景品の現在本数を1引いた数に変更する(ステップS73)。

0169

ステップS58の景品番号の出力、ステップS62の外れ番号の出力、ステップS72の無限景品番号の出力のそれぞれは、その後、当たりや外れの結果として操作端末3の表示部3aに表示されると共にログに書き込まれる。また、ステップS59,ステップS63およびステップS73のそれぞれの実行によって基本抽選処理が終了する。

0170

この基本抽選処理方法では、内部の処理上、外れのときに無限景品が出力されたり、本来の外れとしたりしているので、外れ処理のサブルーチンとして無限景品を出力できることとなり、当たり外れ処理のアルゴリズムが簡単なものとなる。また、この実施の形態にあっては、無限景品の中にクーポン券6が入っているので、外れ処理の一環としてクーポン券6の発行が可能となる。

0171

次に、基本抽選処理の異なる例(第2の基本抽選処理)を図15を参照しながら説明する。

0172

この第2の基本抽選処理は、無限景品を外れの一部とするのではなく、有限景品や外れと同一レベルで処理するものである。まず、有限景品が入ったカウンタ74の行数をチェックすることで有限景品の数を計算する(ステップS81)。次に、無限景品データベース75から現状の残本数を計算する(ステップS82)。さらに、外れの残数を外れカウンタをチェックすることで取得する(ステップS83)。

0173

次に、外れが零か否かをチェックし(ステップS84)、零であった場合に外れカウンタの残数を「1」とすると共に、その「1」を取得する(ステップS85)。外れが零で無かった場合は、直接、外れが零のときは外れを「1」とした後に、乱数発生プログラム62を起動して有限景品の本数と無限景品の本数と外れの本数の総合計の数値内で乱数を発生させる(ステップS86)。得られた乱数値が有限景品の総数以下か否か判断し(ステップS87)、以下の場合には、再度、乱数発生プログラム62を起動させその有限景品の数の範囲内で乱数を発生させる(ステップS88)。このステップS84からS88までの各ステップは先に示したステップS53からステップS57までと同様の考え方、方法を採用している。

0174

その後、ステップS58,S59と全く同一なステップであるステップS89とステップS90が実行される。すなわち、カウンタ74から該当する行を抽出し、その行の景品番号を取り出し抽選結果として出力し(ステップS89)、カウンタ74から当該行を削除する(ステップS90)。

0175

ステップS87で得られた乱数が有限景品の数を超えていた場合には、ステップ91でその乱数が無限景品の数値以下か否かを判断する。たとえば有限景品の残数が51本で、無限景品の残数が205本であり、外れの残数が155本であるとすると、得られた乱数値Xが、52≦X≦256のときは、ステップS87で否定となり、このステップS91で肯定となる。ステップS91で肯定的な場合には、ステップS92,S93,S94を順次実行する。この各ステップは、先に示したステップS71,S72,S73と全く同様なので、その説明を省略する。

0176

ステップS91で否定的な場合、すなわち、上述の例では、乱数値Xが、257≦Xであるときには、先に示したステップS62,63と同一となるステップS95,96を実行する。ステップS90,S94,S96のいずれかを実行することで、この第2の基本抽選処理は終了する。

0177

この第2の基本抽選処理方法は、予め景品が有限景品と無限景品に分かれると共にこれらと同一レベルで外れが存在するので、無限景品の本数や外れの本数を単独で変更することで全体に対するそれぞれの確率を変更できることとなる。このため、有限景品の当たり確率や無限景品の当たり確率の変更が容易となる。

0178

なお、最初に示した基本抽選処理方法および第2の基本抽選処理方法のいずれの場合であっても、当たりの数が零になった場合(第2の基本的抽選処理方法の場合は、有限景品の本数と無限景品の本数が共に零になった場合)、必ず外れが出力されるようにしている。

0179

なお、この実施の形態で示すカードめくりゲームでの1回の抽選時間(バーコードリーダ9での読み込み開始からスタート画面101に戻るまでの時間)は、平均7から9秒と極めて短時間であり、抽選作業がスムーズに行われる。また、この実施の形態では、当たりの中に有限景品としてのクーポン券6や無限景品としてのクーポン券6を組み込むことができるので、それらを組み込んだ場合、クーポン券6の利用効率がきわめて高くなる。

0180

さらに、その他の設定部126を利用して種々の設定を行うことで、抽選参加券8の特定の情報中の店舗情報を抽選結果に反映させることができる。たとえば店舗Aで提供した店舗Aで使用できる高額価値のクーポン券6や店舗Aが提供した景品(賞品)は、必ず店舗Aの顧客、すなわち店舗Aで発行(配布)した抽選参加券8を有している顧客に当たり、低額価格のクーポン券6は、誰にでも当たるようにしたりすることができる。これは、バーコードリーダ9で抽選参加券8のバーコード部8aの特定の情報を読み取り、そのデータを制御用コンピュータ2に送信し、制御用コンピュータ2が抽選処理に当たり、その情報を利用することができるように構成されているためである。

0181

また、抽選結果の反映としては、抽選参加券8を配布した店の商品と関連する商品を扱う店で利用できるクーポン券6としたり、そのような店で交換できる品物を当選景品とする方法がある。また、上述した方法を混在させることもできる。たとえば、10代の女性を対象とした商品構成をしている洋品店があったとする。ここで買い物をしたお客は、利用する機会の多いその店のクーポン券6やその店が提供した景品が当たった方が喜ぶ。そこで、その店の抽選参加券8を持参した人には、その店で使用できるクーポン券6やその店で交換できる当選券が当たる確率を一番高めに設定する。

0182

さらに、そのお客は、買った服に合わせたや鞄が欲しくなる可能性が高い。そのため、靴店や鞄店のクーポン券6や当選券も当たりやすくする。そのお客は、化粧品エステ、アクセサリーにも関心がある可能性が高い。そこで、それらのお客に対して、エステやアクセサリーの店で使用できたり、交換できるクーポン券6や当選券が当たる確率をその他の店に比べ高くする。この場合、その高くなった確率を先の靴店等と比較してわずかに低くしたり、同じ程度とするのが好ましい。

0183

また、抽選時刻、抽選日等に合わせて抽選結果を変化させることも、その他の設定部126での設定を利用して行うことができる。たとえば、午前中の抽選ならランチのある店のクーポン券6を高率で発行し、バレンタインの日が近ければ、紳士物を扱う店のクーポン券6や当選券を高率で発行する。逆に、対象年齢違う高級ブティックのクーポン券6や当選券は、当たっても無駄になってしまう可能性があるので当たらないようにしたりすることもできる。

0184

このように、賞品(当選券)やクーポン券6の内容と抽選者の情報を組み合わせることで、全あるいは商店街全体の活性化が図れる。また、利用できる店・売り場や商品・サービスを指定しない共通の買い物券を出力できるようにすると、お客が利用先を選べることとなり、好ましい。

0185

なお、抽選者の情報としては、この実施の形態では、抽選参加券8を発行した店舗情報としているが、後述するように、抽選参加券8の発行を各店に置かれて制御用コンピュータ2につながった発券機によって発行するようにし、その発行の際に、性別年代等の情報をバーコード部8aや磁気記録部に記録するようにすることで、店舗情報以外の情報を抽選者の情報とすることができる。

0186

この実施の形態で示した抽選システム10を使用すると、
1)景品と交換できる当選券を発行するので、景品を抽選会場に山積みにする必要が無く、スペース的に有利となり、また、景品が盗まれないように監視する必要が無くなる。
2)今までに経験のない抽選システム10であるため、話題性が高く、マンネリ気味販促活動を一新できる。
3)当たりのひとつとしてクーポン券6を発行するので、高いクーポン利用率が期待できる。
4)ゲーム性が加わり、お客の楽しさが倍増する。
5)誰でも簡単操作のタッチパネル式の操作端末3を採用しており、抽選作業がスムーズ化される。
6)当たりの種類、本数を自由自在に設定できる。
等のメリットが発生する。

0187

これらのメリットに加え、さらに次のようなメリットを有している。すなわち、
7)抽選参加券8のバーコード部8aの特定の情報で、当選賞のコントロールができる。
8)当選確率を自在にコントロールでき、しかも状況に応じてリアルタイムで変更可能である。
9)抽選の履歴一括管理できる。しかも、リアルタイムでの管理とログファイルでの管理のいずれか一方または両者が可能となる。
10)当選券やクーポン券6をその場で印刷するので、印刷無駄がない。
11)複数の操作端末3を一元管理でき、しかも実施規模に応じて何台でも操作端末3を稼働させることができる。

0188

次に、本発明の第2の実施の形態の抽選システム200について、図16を参照しながら説明する。なお、第1の実施の形態で示した抽選システム10を構成する部材、部品同一部材同一部品については同一符号を付し、その説明を省略または簡略化することとする。

0189

この抽選システム200は、抽選会場が複数に分かれ(この例では抽選会場ZA,ZB,ZC)、サーバとなる制御用コンピュータ2と各抽選会場ZA,ZB,ZCとがインターネット201で結ばれているものとなっている。また、予め印刷された抽選参加券8ではなく、各店舗で独自に発行する抽選参加券8A,8Bも使用可能としている。

0190

この第2の実施の形態の抽選システム200の具体的なシステム構成を以下に説明する。

0191

抽選会場ZAには、抽選ボックス1が配置されず、タッチパネル式の操作端末3と、プリンタ7と、バーコードリーダ9とが配置されている。操作端末3は、インターネット201を介して制御用コンピュータ2に接続可能とされている。抽選会場ZBには、プリンタ7とバーコードリーダ9を内蔵しインターネット201に接続可能とされた一体型の操作端末3Aが配置されている。この操作端末3Aは、キーボード202やマウス203等によって、各種の入力作業が可能となっている。抽選会場ZCには、操作端末3等が配置された抽選ボックス1が配置されている。

0192

店舗WAには、インターネット201に接続可能とされるサーバ204と、このサーバ204に接続されるプリンタ205、モニタ206およびキーボード207が配置されている。プリンタ205は、制御用コンピュータ2内の各種分析用プログラム53を使用しての分析結果を印刷可能としているものである。

0193

このように店舗WAでは、制御用コンピュータ2内のデータにアクセスしてそのデータベース43や個別データ44を利用しての分析が可能であり、かつその分析結果をモニタ206に表示させ、プリンタ205で印刷可能とされる。なお、店舗WAからの制御用コンピュータ2へのアクセスには、所定のIDとパスワードが必要とされると共に、アクセスできるデータベース43や個別データ44は、その店舗WAに関係するものと店舗名が出ないもののみとされている。ただし、他の店の店舗名を伏せて表示等を行うように設定することで、すべてのデータにアクセスできかつすべての分析結果を表示、印刷できるようにしても良い。

0194

店舗WBには、インターネット201に接続可能とされるサーバ211と、そのサーバ211に接続されるモニタ212およびキーボード213が配置されている。店舗WBでは、分析結果がモニタ212に表示可能とされている。

0195

店舗WCには、インタネット201に接続されているモニタ一体型のサーバ221と、その店独自の抽選参加券8Aを印刷したり分析結果を印刷したりするインクジェット型のプリンタ222と、その店舗WCが独自に発行している磁気記録式のポイントカードの情報を読みとる磁気カードリーダ223と、入力手段としてのキーボード224と、磁気カードリーダ223の情報を利用しつつ領収書を発行するレジスタ225とが配置されている。

0196

店舗WC発行のポイントカードを有しているお客が商品等を購入した場合、ポイントカードを磁気カードリーダ223で読み込み、その情報(の区別、年齢、住所等)をサーバ221に送ると共に、そのサーバ221を介してレジスタ225に送る。サーバ221は、その情報を利用して抽選参加券8Aをプリンタ222から印刷する。その際、バーコード部8aに男女の区別、年齢等所定の情報を、先に示した店舗名、抽選回数、シリアル番号と共に特定の情報として組み込む。一方、レジスタ225は、通常のポイント数等を入れ込んだ領収書を発行する。

0197

店舗WDには、領収書中にバーコード部8aを印刷した領収書兼抽選参加券8Bを発行するレジスタ231が置かれている。領収書中のバーコード部8aには、店舗名、抽選回数、シリアル番号の情報が入れられている。このレジスタ231は、インターネット201を介して制御用コンピュータ2に常時接続されている。

0198

各抽選会場ZA,ZB,ZCに配置されているバーコードリーダ9は、抽選参加券8,8A,8Bのバーコード部8aの情報を読み取る。制御用コンピュータ2は、その情報を抽選結果に反映させたり、抽選回数の規制をかけたり、抽選参加券8,8A,8Bの再使用を禁止したりする制御を行うのは、第1の実施の形態と同様である。

0199

この抽選システム200では、抽選会場ZA,ZB,ZCの装置構成を異ならせているが、いずれか1つの方式に統一したり、いずれか2つの方式としたりしても良い。また、店舗WA,WB,WC,WDでの装置構成を各店で異ならせているが、いずれか1つの構成に統一したり、いずれか2つの構成のみを選択できるようにしても良い。さらには、インターネット201にアクセスできない店舗もこのシステム200の中に組み入れるようにしても良い。

0200

以上の各実施の形態では、制御用コンピュータ2に、上述した各ステップとなる手順を実行させることで、制御用コンピュータ2を抽選装置の本体として機能させることができる。また、これらの手順や機能を実行させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に保存させることができる。そして、そのCD−ROM等の内容となるその抽選用プログラムを、制御用コンピュータ2が読み取り実行することで、上述の各手順や各機能を制御用コンピュータ2に実行させることができる。

0201

上述した各実施の形態の抽選システム10,200は、完全な無人化が可能となる。また、完全無人化までいかなくても、省人化は確実に可能となる。たとえばクーポン券6や当選券を渡す係の人だけを配置するようにしても良い。この場合、それらのクーポン券6や当選券を声に出して抽選者に手渡しすることが可能となり、コミュニケーションの面で有利であり、かつ大きな声を出すことで抽選のPRにもなり得る。

0202

上述の各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。たとえば、この抽選システム10,200を常設すると、インフォメーション端末として、商店街案内、館内案内などに利用できる。この場合、LAN/ワイヤレスLANを使用することで、離れた場所にも設置できる。また、自動収集集計が可能なアンケート収集端末としても利用できる。

0203

また、会員のポイントに関するデータベース等を配置すると、会員のポイントチェックも可能となる。また、抽選に関するデータを入れずにクーポン券6のデータのみを入れるようにすると、常時、クーポン券6の発行が可能となる。さらに、デジタルPOPデモンストレーションシステムとして利用することができる。

0204

また、クーポンの有効期限を長く設定することで、抽選イベントインセンティブとした特別セール終了後も、クーポン販促を持続させることができる。さらに、クーポン券6や当選券に、POSレジ処理用割引バーコードを印刷することもできる。

0205

また、各抽選システム10,200では、バーコード部8aを有しない抽選参加券8が混在していたり、すべての抽選参加券8がバーコード部8aを有しないものとしても良い。また、設定によっては、クーポン券6を発行する際にバーコード部8aの情報を利用しないようにすることもできる。さらに、抽選の際には、乱数によるランダムではなく、設定確率に基づいて抽選を行うようにしても良い。さらに、1回の抽選回数の顧客が多い場合には、その作業が効率的となるようなモードも設定可能とすることができる。また、クーポン券6を発行せず、当選券の発行のみを行う抽選システムとしても良い。

0206

また、操作端末としては、上述の操作端末3,3A以外にノートタイプパーソナルコンピュータコンビニエンスストア等に置かれているボックス型情報機器、大型の表示画面を有する携帯電話等の他の端末装置を採用することができる。また、制御用コンピュータ2としては、複数台のサーバから構成されるものとしたり、内部の機能を複数の部品に分担させ、1つの筐体内に入れないようにしたりしても良い。さらに、制御用コンピュータ2の機能や部材の一部を、操作端末3,3A側に配置させるようにしても良い。

0207

また、当選券発行手段としては、サーマル式のプリンタ7,インクジェット式のプリンタ222等の他に、レーザ式等の他のプリンタとしたり、ただ単に種々の当選券を選択的に排出する発行機としても良い。また、読み取り手段としては、抽選参加券8の記録方式に対応して種々の手段が採用される。たとえば、抽選参加券8の特定の情報の記録を、磁気記録方式とした場合には磁気カードリーダとし、IC記録とした場合には、ICカードリーダとし、文字記録とした場合には、OCR(Optical Character Reader)とすることができる。さらに、マグネットインクで記録した場合には、MICR(Magnetic Ink Character Reader)を採用することとなる。

発明の効果

0208

本発明によれば、景品のためのスペースを抽選会場に必要とせず景品の監視のための人手も不要となり、しかも外れを少なくできる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを得ることができる。また、他の発明では、上述の効果に加え、従来顧客の維持と新規顧客の増加の両方が達成可能となる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを得ることができる。

0209

さらに、他の発明では、続けて同じ景品が出ないようにすることができる抽選システム、抽選装置、抽選方法および抽選用プログラムを得ることができる。また、他の発明では、時限景品を適切に排出したり、抽選者にとって安心して抽選できる抽選システムおよび抽選装置を得ることができる。

図面の簡単な説明

0210

図1本発明の第1の実施の形態の抽選システムのハードウェアの構成を示す図である。
図2図1の抽選システムにおいて使用されている制御用コンピュータのハードウェアの構成を示す図である。
図3図2で示される制御用コンピュータ中のハードディスクドライブのハードウェアの構成を示す図である。
図4図2で示される制御用コンピュータ中のハードディスクドライブに保有されるプログラムを説明するための図である。
図5図2で示される制御用コンピュータ中のハードディスクドライブに保存されるデータ関連を説明するための図である。
図6図1の抽選システムで発行されるクーポン券の例を示す図である。
図7図1の抽選システムで利用される抽選参加券の例を示す図である。
図8図5で示される有限景品データベースの内容を説明するための図である。
図9図5で示されるカウンタの内容を説明するための図であり、(A)は抽選開始前の状態を示すもので、(B)は抽選開始後一定時間(期間)経過後の状態を示すものである。
図10図1の抽選システム中の制御用コンピュータに接続されるモニタに表示される初期設定画面の例を示す図である。
図11図1の抽選システムによって実行される抽選動作の基本ロジックの概要を示す処理フロー図である。
図12図1の抽選システムでの抽選を抽選実行者が行う際に操作端末に表示されている初期画面の例を示す図である。
図13図1の抽選システムでの抽選を行う際の例外処理の一例を示す処理フロー図である。
図14図1の抽選システムでの抽選を行う際の基本抽選処理の一例を示す処理フロー図である。
図15図1の抽選システムでの抽選を行う際の基本抽選処理の他の例を示す処理フロー図である。
図16本発明の第2の実施の形態の抽選システムのハードウェアの構成を示す図である。

--

0211

1抽選ボックス
2制御用コンピュータ(サーバ、抽選手段の一部)
3操作端末(抽選手段の一部)
3a 表示部
6クーポン券
7プリンタ(当選券発行手段)
8抽選参加券
9バーコードリーダ(読み取り手段)
10 抽選システム

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