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技術 アルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法

出願人 株式会社デンソー
発明者 手島聖英梶川吉治藤吉浩信
出願日 2002年3月4日 (18年9ヶ月経過) 出願番号 2002-057336
公開日 2003年9月9日 (17年3ヶ月経過) 公開番号 2003-251455
状態 拒絶査定
技術分野 一般的な熱交換又は熱伝達装置の細部(3) 一般的な熱交換又は熱伝達装置の細部5 はんだ付・ろう付 溶融はんだ付
主要キーワード 外筒面 転写配置 コータロール Si系粉末 多品種生産 相当品 配置対象 サイドプレート
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年9月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

多品種生産に対応することができるアルミ熱交換器ろう付け部品の製造方法を提供する。

解決手段

板材1のうち必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、板材1を所定形状に成形する。これにより、ろう材又はろう材相当品を設置するろう材設置工程においては、ろう材又はろう材相当品の配置対象である板材1は、同一寸法及び同一形状を有するワークとなる。したがって、最終製品であるサイドプレート31の形状寸法相違しても、ろう材設置工程においては、同一寸法及び同一形状を有するワークに対してろう材又はろう材相当品を配置することとなるので、ろう付け部品、すなわちサイドプレート31の形状寸法が相違する度に、ろう材又はろう材相当品を配置するための装置を調整する必要がなく、少品種生産は勿論のこと、多品種生産においても生産性を向上させることができる。

概要

背景

概要

多品種生産に対応することができるアルミ熱交換器ろう付け部品の製造方法を提供する。

板材1のうち必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、板材1を所定形状に成形する。これにより、ろう材又はろう材相当品を設置するろう材設置工程においては、ろう材又はろう材相当品の配置対象である板材1は、同一寸法及び同一形状を有するワークとなる。したがって、最終製品であるサイドプレート31の形状寸法相違しても、ろう材設置工程においては、同一寸法及び同一形状を有するワークに対してろう材又はろう材相当品を配置することとなるので、ろう付け部品、すなわちサイドプレート31の形状寸法が相違する度に、ろう材又はろう材相当品を配置するための装置を調整する必要がなく、少品種生産は勿論のこと、多品種生産においても生産性を向上させることができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

アルミニウム製の板材(1)のうち必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、前記板材(1)を所定形状に成形することを特徴とするアルミ熱交換器ろう付け部品の製造方法。

請求項2

アルミニウム製の板材(1)のうち複数箇所の必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、前記板材(1)を複数枚に切断し、その後、切断された前記板材(1)を所定形状に成形することを特徴とするアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法。

請求項3

ろう材又はろう材相当品をロールコータ法にて前記板材(1)に設置するとともに、前記ロールコータ法に用いられるコータロール(22)のうち、前記ろう材又はろう材相当品を設置する部位に相当する部位を、他の部位に比べて突出させたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法。

請求項4

前記ろう材又はろう材相当品は、フラックスを含むものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法。

請求項5

請求項1ないし4のいずれか1つに記載のアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法により製造されたことを特徴とするアルミ熱交換器用ろう付け部品。

請求項6

請求項1ないし4のいずれか1つに記載のアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法により製造されたろう付け部品(31)を備えることを特徴とするアルミ熱交換器。

技術分野

0001

本発明は、アルミニウム製の熱交換器に使用されるろう付け部品の製造方法に関するもので、空調装置用コンデンササイドプレート等に適用して有効である。

0002

例えば特許第2820763号公報に記載の発明では、ろう付け部品をプレス加工等により所定形状に成形した後、フラックス等のろう材相当品を必要な部位のみに塗布している。

0003

しかし、ろう付け部品を所定形状に成形した後にろう材相当品を必要な部位のみに塗布する方法では、ろう付け部品の形状寸法相違する度に、塗布するための機器(上記の特許発明では、無端ベルト)を調整する必要があるため、多品種生産においては、生産性が低いという問題がある。

0004

本発明は、上記点に鑑み、多品種生産に対応することができるアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、アルミニウム製の板材(1)のうち必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、板材(1)を所定形状に成形することを特徴とする。

0006

これにより、ろう材又はろう材相当品を設置するろう材設置工程においては、ろう材又はろう材相当品の配置対象である板材(1)は、同一寸法及び同一形状を有するワークとなる。

0007

したがって、最終製品であるろう付け品の形状寸法が相違しても、ろう材設置工程においては、同一寸法及び同一形状を有するワークに対してろう材又はろう材相当品を配置することとなるので、ろう付け部品の形状寸法が相違する度に、ろう材又はろう材相当品を配置するための装置を調整する必要がなく、多品種生産においても生産性を向上させることができる。

0008

請求項2に記載の発明では、アルミニウム製の板材(1)のうち複数箇所の必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、板材(1)を複数枚に切断し、その後、切断された板材(1)を所定形状に成形することを特徴とする。

0009

これにより、請求項1に記載の発明と同様に、多品種生産においても生産性を向上させることができる。

0010

また、板材(1)のうち複数箇所の必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置するので、請求項1に記載の発明以上に生産性を向上させることができる。

0011

請求項3に記載の発明では、ろう材又はろう材相当品をロールコータ法にて板材(1)に設置するとともに、ロールコータ法に用いられるコータロール(22)のうち、ろう材又はろう材相当品を設置する部位に相当する部位を、他の部位に比べて突出させたことを特徴とする。

0012

これにより、容易に必要な部位のみにろう材又はろう材相当品を配置することができるので、ろう付け部品の生産性をさらに向上させることができる。

0013

なお、ろう材又はろう材相当品は、請求項4に記載の発明のごとく、フラックスを含むものとすることが望ましい。

0014

また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法により製造されたことを特徴とするものである。

0015

また、請求項6に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のアルミ熱交換器用ろう付け部品の製造方法により製造されたろう付け部品(31)を備えることを特徴とするものである。

0016

因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。

発明を実施するための最良の形態

0017

(第1実施形態)本実施形態は、車両用空調装置コンデンサを構成する部品のうちサイドプレートの製造方法に本発明を適用したものである。

0018

図1はコンデンサ30の正面図であり、サイドプレート31は、冷媒流通するチューブ32及びチューブ32の外表面に接合されたフィン33等からなるコア部34を補強するもので、その断面形状は、略コの字状に成形されている。

0019

そして、サイドプレート31は、チューブ31の長手方向と平行に延びてヘッダ35に接合されている。なお、ヘッダ35は、チューブ31の長手方向両端側に各チューブ31と連通し、冷媒を分配又は集合させるものである。

0020

次に、本実施形態の特徴であるサイドプレート31の製造方法について述べる。なお、図2はサイドプレート31の製造方法の概略を示す工程図であり、図3はろう材又はろう材相当品を配置するロールコータ法式のろう材塗布装置の模式図である。

0021

サイドプレート31は、図2に示すように、サイドプレート31を構成するアルミニウム(本実施形態では、A3003)製の板材1のうち、ろう材又はろう材相当品を設置する必要がある部位、すなわち板材1のうちフィン33が接合される部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、プレス加工にて板材1を所定形状に成形することにより製造される。

0022

そして、プレス成形が終了したサイドプレート31は、フィン33及びヘッダ35と共に図1に示すように形状に組み立てられた後、ワイヤー等の治具により仮固定された状態で炉内で加熱され、一体ろう付けされる。

0023

なお、本実施形態では、ろう材又はろう材相当品として、米国特許第5100048号、米国特許第5190596号又は特表平6−504485号公報に記載されているような金属Siとフラックスを使用したノコロック・シルフラックスとバインダとを混合したものや特許第7681397号に記載されているようなAL−Si系粉末ろう材等とフラックスとバインダとを混合したものを採用している。

0024

また、ろう材又はろう材相当品を板材1の必要な部位に設置するに当たっては、図3(b)に示すように、コータロール22のうち、ろう材又はろう材相当品を設置する部位に相当する部位を、他の部位に比べて突出させて凸部22aを形成し、この凸部22aを、図3(a)に示すように、板材1及びトランスファーロール21に接触させる又は近接させることによりろう材又はろう材相当品を板材1の所定部位に配置していく。

0025

なお、ミータロール20とトランスファーロール21との間23には、ろう材又はろう材相当品の溶液が溜まっており、ミータロール20の回転に従動してトランスファーロール21が回転することにより、トランスファーロール21の外筒面に溶液が転写される。

0026

そして、コータロール22が回転することによりトランスファーロール21の外筒面に転写された溶液がコータロール22の凸部22aに転写され、この凸部22aに転写された容器が板材1に転写配置される。

0027

次に、本実施形態の作用効果を述べる。

0028

本実施形態では、板材1のうち必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、板材1を所定形状に成形するので、ろう材又はろう材相当品を設置するろう材設置工程においては、ろう材又はろう材相当品の配置対象である板材1は、同一寸法及び同一形状を有するワークとなる。

0029

したがって、最終製品であるサイドプレート31の形状寸法が相違しても、ろう材設置工程においては、同一寸法及び同一形状を有するワークに対してろう材又はろう材相当品を配置することとなるので、ろう付け部品、すなわちサイドプレート31の形状寸法が相違する度に、ろう材又はろう材相当品を配置するための装置を調整する必要がなく、少品種生産は勿論のこと、多品種生産においても生産性を向上させることができる。

0030

また、コータロール22に凸部22aを設けることにより、容易に必要な部位のみにろう材又はろう材相当品を配置することができるので、ろう付け部品、すなわちサイドプレート31の生産性をさらに向上させることができる。

0031

また、ろう材又はろう材相当品を必要な部位のみ配置しているので、ろう材又はろう材相当品の消費量を低減でき、サイドプレート31の製造原価を低減することができる。

0032

(第2実施形態)本実施形態は、図4に示すように、板材1のうち複数箇所の必要な部位にろう材又はろう材相当品を設置した後、板材1を複数枚に切断し、その後、切断された板材1を所定形状に成形することによりろう付け部品、すなわちサイドプレート31を製造するものである。

0033

これにより、ろう付け部品、すなわちサイドプレート31の生産性をより一層向上させることができる。

0034

(その他の実施形態)上述の実施形態では、サイドプレート31の製造方法に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものでない。

0035

また、ろう材又はろう材相当品として、アルミニウムが約90%、シリコンが約10%のいわゆるろう材を用いてもよい。

0036

また、上述の実施形態では、板材1の片面のみにろう材又はろう材相当品を配置したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば両面にろう材又はろう材相当品を配置してもよい。

図面の簡単な説明

0037

図1本発明の実施形態に係るコンデンサの正面図である。
図2本発明の第1実施形態に係るサイドプレートの製造方法の概略を示す工程図である。
図3本発明の第1実施形態に係るろう材又はろう材相当品を配置するロールコータ法式のろう材塗布装置の模式図である。
図4本発明の第2実施形態に係るサイドプレートの製造方法の概略を示す工程図である。

--

0038

1…板材、31…サイドプレート、33…フィン。

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