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技術 開閉装置用枠体の固定方法、被引掛具および開閉装置

出願人 文化シヤッター株式会社
発明者 嶋村悦典和久本修大倉英義柴田繁実
出願日 2002年2月6日 (18年4ヶ月経過) 出願番号 2002-030086
公開日 2003年8月22日 (16年10ヶ月経過) 公開番号 2003-232173
状態 特許登録済
技術分野 網戸 シャッタ等の閉鎖部材
主要キーワード 直方体状部材 支え止め 連絡板 運搬治具 各挟持板 回動杆 運搬補助具 位置決め設定
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年8月22日)のものです。
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図面 (20)

課題

効率よく固定作業ができる開閉装置用枠体固定方法を提供する。

解決手段

開閉体の移動を案内する左右一対ガイド枠下端部相互を下枠にて連結するとともに両ガイド枠の上端部相互を上枠33にて連結することにより方形状の開閉装置用枠体34を形成する。この開閉装置用枠体34の上枠33を予め固定された基準開閉装置用枠体17の上横枠20に取り付けた被引掛具51上に載せて開閉装置用枠体34を被引掛具51に引っ掛ける。この引っ掛け後に開閉装置用枠体34を被固定部11に固定する。この固定後に被引掛具51を基準開閉装置用枠体17から取り外す。

概要

背景

従来の開閉装置用枠体固定方法としては、例えば図21ないし図25に示す方法が知られている。

この従来方法は、方形状の開閉装置用枠体である窓シャッタ枠体1を形成する枠部材、すなわち例えば左右一対ガイド枠2,3、下枠4および上枠5を、作業者二人で、被固定部である建物躯体7に対してそれぞれ個別的に順次固定していく方法である。

すなわち、まず、図21に示すように、下枠4を建物の躯体7に仮固定する。このとき、下枠4を建物の躯体7に予め固定された基準開閉装置用枠体であるサッシ枠体8のサッシ下枠9に当接させ、左右のちりAを合わせる。また、下枠4に水準器10を当て水平を出す。

次いで、図22に示すように、一方のガイド枠2、すなわち例えば正面側屋外側)からみて左側のガイド枠2を建物の躯体7に仮固定する。このとき、一方のガイド枠2の下端部を下枠4の一端部に固定する。また、一方のガイド枠2に水準器10を当て垂直を出す。

次に、図23に示すように、上枠5を建物の躯体7に仮固定する。このとき、上枠5の一端部を一方のガイド枠2の上端部に固定する。また、上枠5に水準器10を当て水平を出す。

次いで、図24に示すように、他方のガイド枠3、すなわち例えば正面側(屋外側)からみて右側のガイド枠3を建物の躯体7に仮固定する。このとき、他方のガイド枠3の上端部を上枠5の他端部に固定するとともに、他方のガイド枠3の下端部を下枠4の他端部に固定する。

次に、図25に示すように、左右一対のガイド枠2,3間の間隙寸法(例えば上端、中央および下端の3箇所における間隔寸法)および左右一対のガイド枠2,3の対角寸法を測定し、この測定寸法正常値であることを確認してから、左右一対のガイド枠2,3、下枠4および上枠5を建物の躯体7に本固定する。

概要

効率よく固定作業ができる開閉装置用枠体の固定方法を提供する。

開閉体の移動を案内する左右一対のガイド枠の下端部相互を下枠にて連結するとともに両ガイド枠の上端部相互を上枠33にて連結することにより方形状の開閉装置用枠体34を形成する。この開閉装置用枠体34の上枠33を予め固定された基準開閉装置用枠体17の上横枠20に取り付けた被引掛具51上に載せて開閉装置用枠体34を被引掛具51に引っ掛ける。この引っ掛け後に開閉装置用枠体34を被固定部11に固定する。この固定後に被引掛具51を基準開閉装置用枠体17から取り外す。

目的

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、効率よく固定作業ができる開閉装置用枠体の固定方法、被引掛具および開閉装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

開閉装置用枠体基準開閉装置用枠体に設けられた枠体引掛部に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に前記開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程とを具備することを特徴とする開閉装置用枠体の固定方法

請求項2

開閉装置用枠体を基準開閉装置用枠体に取り付けられた脱着可能な被引掛具に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に前記開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程と、この固定後に前記被引掛具を前記基準開閉装置用枠体から取り外す工程とを具備することを特徴とする開閉装置用枠体の固定方法。

請求項3

開閉体の移動を案内する左右一対ガイド枠下端部相互を下枠にて連結するとともに前記両ガイド枠の上端部相互を上枠にて連結することにより、方形状の開閉装置用枠体を形成する工程と、この開閉装置用枠体の前記上枠を基準開閉装置用枠体の上横枠に取り付けられた脱着可能な被引掛具上に載せることにより、前記開閉装置用枠体を前記被引掛具に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に前記開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程と、この固定後に前記被引掛具を前記基準開閉装置用枠体の前記上横枠から取り外す工程とを具備することを特徴とする開閉装置用枠体の固定方法。

請求項4

開閉装置用枠体に取り付けられた脱着可能な運搬補助具を利用して前記開閉装置用枠体を引っ掛けることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の開閉装置用枠体の固定方法。

請求項5

基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を位置決めしてから、前記開閉装置用枠体を被固定部に固定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の開閉装置用枠体の固定方法。

請求項6

被固定部に対する開閉装置用枠体の固定作業の際に利用される被引掛具であって、基準開閉装置用枠体に対して脱着可能な脱着部と、この脱着部に設けられ、前記開閉装置用枠体が引っ掛けられる被引掛部とを具備することを特徴とする被引掛具。

請求項7

脱着部が基準開閉装置用枠体から落下することを防止する落下防止手段を具備することを特徴とする請求項6記載の被引掛具。

請求項8

被引掛部は、基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を調節できるように移動調節可能になっていることを特徴とする請求項6または7記載の被引掛具。

請求項9

被引掛部は、開閉装置用枠体が所定位置に位置決めされるように前記開閉装置用枠体を付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の被引掛具。

請求項10

請求項6ないし9のいずれかに記載の被引掛具の利用により被固定部に固定される開閉装置用枠体と、この開閉装置用枠体にて囲まれる開口部を開閉する開閉体とを具備することを特徴とする開閉装置

技術分野

0001

本発明は、効率よく固定作業ができる開閉装置用枠体固定方法、被引掛具および開閉装置に関する。

背景技術

0002

従来の開閉装置用枠体の固定方法としては、例えば図21ないし図25に示す方法が知られている。

0003

この従来方法は、方形状の開閉装置用枠体である窓シャッタ枠体1を形成する枠部材、すなわち例えば左右一対ガイド枠2,3、下枠4および上枠5を、作業者二人で、被固定部である建物躯体7に対してそれぞれ個別的に順次固定していく方法である。

0004

すなわち、まず、図21に示すように、下枠4を建物の躯体7に仮固定する。このとき、下枠4を建物の躯体7に予め固定された基準開閉装置用枠体であるサッシ枠体8のサッシ下枠9に当接させ、左右のちりAを合わせる。また、下枠4に水準器10を当て水平を出す。

0005

次いで、図22に示すように、一方のガイド枠2、すなわち例えば正面側屋外側)からみて左側のガイド枠2を建物の躯体7に仮固定する。このとき、一方のガイド枠2の下端部を下枠4の一端部に固定する。また、一方のガイド枠2に水準器10を当て垂直を出す。

0006

次に、図23に示すように、上枠5を建物の躯体7に仮固定する。このとき、上枠5の一端部を一方のガイド枠2の上端部に固定する。また、上枠5に水準器10を当て水平を出す。

0007

次いで、図24に示すように、他方のガイド枠3、すなわち例えば正面側(屋外側)からみて右側のガイド枠3を建物の躯体7に仮固定する。このとき、他方のガイド枠3の上端部を上枠5の他端部に固定するとともに、他方のガイド枠3の下端部を下枠4の他端部に固定する。

0008

次に、図25に示すように、左右一対のガイド枠2,3間の間隙寸法(例えば上端、中央および下端の3箇所における間隔寸法)および左右一対のガイド枠2,3の対角寸法を測定し、この測定寸法正常値であることを確認してから、左右一対のガイド枠2,3、下枠4および上枠5を建物の躯体7に本固定する。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上記図21ないし図25に示す従来方法では、建物の躯体7に対する窓シャッタ枠体1の固定作業が煩雑となりがちで、効率よく固定作業ができないおそれがある。

0010

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、効率よく固定作業ができる開閉装置用枠体の固定方法、被引掛具および開閉装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

請求項1記載の開閉装置用枠体の固定方法は、開閉装置用枠体を基準開閉装置用枠体に設けられた枠体被引掛部に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に前記開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程とを具備するものであり、効率よく固定作業が行われる。

0012

請求項2記載の開閉装置用枠体の固定方法は、開閉装置用枠体を基準開閉装置用枠体に取り付けられた脱着可能な被引掛具に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に前記開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程と、この固定後に前記被引掛具を前記基準開閉装置用枠体から取り外す工程とを具備するものであり、効率よく固定作業が行われる。

0013

請求項3記載の開閉装置用枠体の固定方法は、開閉体の移動を案内する左右一対のガイド枠の下端部相互を下枠にて連結するとともに前記両ガイド枠の上端部相互を上枠にて連結することにより、方形状の開閉装置用枠体を形成する工程と、この開閉装置用枠体の前記上枠を基準開閉装置用枠体の上横枠に取り付けられた脱着可能な被引掛具上に載せることにより、前記開閉装置用枠体を前記被引掛具に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に前記開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程と、この固定後に前記被引掛具を前記基準開閉装置用枠体の前記上横枠から取り外す工程とを具備するものであり、効率よく固定作業が行われる。

0014

請求項4記載の開閉装置用枠体の固定方法は、請求項1ないし3のいずれかに記載の開閉装置用枠体の固定方法において、開閉装置用枠体に取り付けられた脱着可能な運搬補助具を利用して前記開閉装置用枠体を引っ掛けるものであり、より一層効率よく固定作業が行われる。

0015

請求項5記載の開閉装置用枠体の固定方法は、請求項1ないし4のいずれかに記載の開閉装置用枠体の固定方法において、基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を位置決めしてから、前記開閉装置用枠体を被固定部に固定するものであり、より一層効率よく固定作業が行われる。

0016

請求項6記載の被引掛具は、被固定部に対する開閉装置用枠体の固定作業の際に利用される被引掛具であって、基準開閉装置用枠体に対して脱着可能な脱着部と、この脱着部に設けられ、前記開閉装置用枠体が引っ掛けられる被引掛部とを具備するものである。そして、基準開閉装置用枠体に取り付けられた脱着部に設けられた被引掛部に開閉装置用枠体を引っ掛けた後に、その開閉装置用枠体を被固定部に固定することにより、効率よく固定作業が行われる。

0017

請求項7記載の被引掛具は、請求項6記載の被引掛具において、脱着部が基準開閉装置用枠体から落下することを防止する落下防止手段を具備するものである。そして、落下防止手段によって脱着部が基準開閉装置用枠体から落下することを適切に防止でき、より一層効率よく固定作業が行われる。

0018

請求項8記載の被引掛具は、請求項6または7記載の被引掛具において、被引掛部は、基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を調節できるように移動調節可能になっているものである。そして、被引掛部の移動調節により基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を適切に調節でき、より一層効率よく固定作業が行われる。

0019

請求項9記載の被引掛具は、請求項6ないし8のいずれかに記載の被引掛具において、被引掛部は、開閉装置用枠体が所定位置に位置決めされるように前記開閉装置用枠体を付勢する付勢手段を有するものである。そして、付勢手段の付勢により開閉装置用枠体を所定位置に位置決めでき、より一層効率よく固定作業が行われる。

0020

請求項10記載の開閉装置は、請求項6ないし9のいずれかに記載の被引掛具の利用により被固定部に固定される開閉装置用枠体と、この開閉装置用枠体にて囲まれる開口部を開閉する開閉体とを具備するものであり、それぞれの作用を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0021

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0022

図10において、11は被固定部である建物の躯体で、この木造住宅等の建物の躯体11には開口部である窓開口部12が設けられている。

0023

そして、窓開口部12の一方側部分である屋内側部分は、基準開閉装置である引戸装置等のサッシ14によって開閉される。窓開口部12の他方側部分である屋外側部分は、開閉装置である窓シャッタ15によって開閉される。

0024

まず、サッシ14は、例えば半外サッシで、図10に示すように、窓開口部12に対応した方形状である矩形状の基準開閉装置用枠体である窓枠等のサッシ枠体17を備えている。このサッシ枠体17は、窓開口部12の屋内側部分を囲むように配置され、建物の躯体11の所定部位にねじ等の固定具(図示せず)で固定されている。

0025

このサッシ枠体17は、上下方向に細長い左右一対の縦枠であるサッシ縦枠18を有し、両サッシ縦枠18の下端部相互が左右方向に細長い下横枠であるサッシ下枠19にて一体に連結され、両サッシ縦枠18の上端部相互が左右方向に細長い上横枠であるサッシ上枠20にて一体に連結されている。

0026

なお、図13に示されるように、上下一対のサッシ上枠20およびサッシ下枠19のそれぞれには、細長板状の複数のレール部、すなわち例えば互いに平行な3つの第1レール部21、第2レール部22および第3レール部23が、屋内側から順に長手方向に沿って形成されている。また、図14に示されるように、各サッシ縦枠18は、上下方向に長手方向を有する細長板状の基板部24を有し、この基板部24から複数の突出板部25が突出している。

0027

そして、このサッシ枠体17には、図10に示すように、窓開口部12に沿って左右方向に移動してこの窓開口部12の屋内側部分を開閉する矩形板状をなす複数の引戸式の戸体、すなわち例えば2枚の引違戸であるガラス戸26,27と1枚の網戸28とが、それぞれ移動可能に取り付けられている。各ガラス戸26,27および網戸28は、それぞれ左右方向の長さ寸法が窓開口部12の左右方向の長さ寸法に比べて短く、例えば略半分の値に設定されている。

0028

屋内側のガラス戸26は、上下の第1レール部21にて案内されながら左右方向に移動して窓開口部12の屋内側部分の一方の半部(屋内側からみて右側の半部)を開閉する。屋外側のガラス戸27は、上下の第2レール部22にて案内されながら左右方向に移動して窓開口部12の屋内側部分の他方の半部(屋内側からみて左側の半部)を開閉する。網戸28は、上下の第3レール部23にて案内されながら左右方向に移動して窓開口部12の屋内側部分の左右いずれか一方の半部を開閉する。

0029

次いで、窓シャッタ15は、例えば後付けシャッタつまり建物の施工後(建物の外壁仕上げ後)に取付け可能なもので、図10に示すように、上下方向に細長い左右一対で2本のガイドレール等のガイド枠31、左右方向に細長い1本の水切枠等の下枠32および左右方向に細長い1本のまぐさ等の上枠33によって、サッシ枠体17に対応した方形状である矩形状に形成される開閉装置用枠体である窓シャッタ枠体34を備える。なお、この窓シャッタ枠体34は、上下左右の枠部材である上枠33、下枠32およびガイド枠31が四方枠として枠組みされ、サッシ枠体17に対して一回り大きい相似状の矩形状に形成されるものである。

0030

ここで、両ガイド枠31は、左右対称形状のもので、図14に示されるように、サッシ縦枠18の基板部24と部分的に離間対向する基板部36を有し、この上下方向に長手方向を有する細長板状をなす基板部36の屋外側の端部には、断面略コ字状のガイド溝部37が基板部36の長手方向に沿って一体に設けられている。

0031

また、下枠32は、両ガイド枠31の下端部相互を一体に連結するもので、図13に示されるように、サッシ下枠19と部分的に離間対向する水平に対してやや傾斜した傾斜状の基板部38を有し、この左右方向に長手方向を有する細長板状をなす基板部38の屋内側の端部からは、立上り板部39が上方に向って立ち上がっている。

0032

さらに、上枠33は、両ガイド枠31の上端部相互を一体に連結するもので、図13に示されるように、サッシ上枠20と部分的に離間対向する水平状の基板部40を有し、この左右方向に長手方向を有する細長板状をなす基板部40の屋内側の端部からは、第1立上り板部41が上方に向って立ち上がっている。また、この基板部40の屋外側の端部からは、第1立上り板部41より低い第2立上り板部42が上方に向って立ち上がっている。

0033

また一方、窓シャッタ15は、図10に示すように、窓シャッタ枠体34の両ガイド枠31にて案内されながら、窓開口部12に沿って移動方向である上下方向に移動してこの窓開口部12の屋外側部分を開閉する可撓性を有する面状の開閉体であるシャッタカーテン45を備えている。

0034

このシャッタカーテン45は、例えば上下方向に沿った両側端部つまり左右方向両端部がガイド溝部37内に挿入された状態で、収容体であるシャッタボックス46内の巻軸等の巻体(図示せず)から巻き戻されながら下降して略平面状閉鎖状態になって窓シャッタ枠体34にて囲まれた窓開口部12の屋外側部分を全面的に閉じたり、巻体に巻き取られながら上昇して略円柱状の開口状態になって窓開口部12の屋外側部分を全面的に開いたりするものである。

0035

そして、このシャッタカーテン45は、左右方向に長手方向を有する細長板状の金属製の複数枚スラット等にて構成された本体部47を有し、この本体部47の基端部である上端部が巻体に取り付けられ、この本体部47の先端部である下端部には窓開口部12の閉鎖時に下枠32に当接する当接部である座板部48が設けられている。

0036

なお、シャッタボックス46は、左右一対の支持体49を介して建物の躯体11の所定部位に固定される。すなわち、例えばシャッタボックス46は、窓シャッタ枠体34の固定後に、この固定された窓シャッタ枠体34の一部(例えば上枠33)に接するように、建物の躯体11に対して取り付け固定される。また、シャッタボックス46の左右両端面には化粧キャップ等のカバー体50が取り付けられる。

0037

次に、図11において、51は被引掛具で、この被引掛具51は、建物の躯体11に対する窓シャッタ枠体34の固定作業の際に利用される枠仮固定金具等である。

0038

この被引掛具51は、例えばサッシ枠体17に対して脱着可能なもので、建物の躯体11に固定された矩形状をなすサッシ枠体17のサッシ上枠20の第3レール部23に対して脱着可能なクランプ部である脱着部52と、この脱着部52に一体に設けられサッシ枠体17に対応する窓シャッタ枠体34が上方から載置されて引っ掛けられる被引掛部53とを備えている。

0039

この脱着部52は、図11および図13に示すように、例えばナット54に対するノブ付きボルト55の回動操作により、サッシ上枠20に対して脱着可能なボルト方式のものである。

0040

そして、この脱着部52は、操作部であるノブ付きボルト55の一方向への回動操作により互いに接近移動してサッシ上枠20の第3レール部23をこの第3レール部23の厚さ方向から挟持し、ノブ付きボルト55の他方向への回動操作により互いに離反移動してサッシ上枠20の第3レール部23の挟持を解除する一対の挟持板56,57を有している。

0041

一方の挟持板56つまり屋内側の挟持板56は、第1垂直板部61、この第1垂直板部61の上端部から屋内側に向って水平に一体に突出した水平板部62、この水平板部62の屋内側端部から上方に向って一体に突出した第2垂直板部63、および、この第2垂直板部63の上端部から屋内側に向って斜め上方に一体に突出した傾斜板部64にて構成されている。

0042

また、他方の挟持板57つまり屋外側の挟持板57は、一方の挟持板56の第1垂直板部61に対して接離移動する第1垂直板部66、この第1垂直板部66の上端部から屋内側に向って水平に一体に突出した水平板部67、この水平板部67の屋内側端部から上方に向って一体に突出し一方の挟持板56の第2垂直板部63に対して接離移動する第2垂直板部68、および、この第2垂直板部68の上端部から屋外側に向って斜め上方に一体に突出し一方の挟持板56の傾斜板部64に対して接離移動する傾斜板部69にて構成されている。

0043

なお、互いに対向して略逆ハ字状をなす一対の傾斜板部64,69にてガイド部70が構成されており、このガイド部70のガイド作用により互いに対向する第2垂直板部63,68間にサッシ上枠20の第3レール部23がスムーズに挿入される。また、各第1垂直板部61,66にはノブ付きボルト55の軸部を通すボルト用孔部71が開口形成されている。

0044

被引掛部53は、例えば断面略L字状をなすもので、屋外側の挟持板57の傾斜板部69の上端部から屋外側に向って水平に一体に突出した水平板部である載置板部73およびこの載置板部73の屋外側端部から上方に向って一体に突出した垂直板部である係止板部74にて構成されている。この水平状の載置板部73には窓シャッタ枠体34の上枠33が上方から載置される。垂直状の係止板部74は、載置板部73上に載置された上枠33が屋外側に移動して落下しないようにこの上枠33を係止する。なお、各挟持板56,57の対向面、載置板部73の上面および係止板部74の屋内側の面には、図13に示すように傷付き防止手段としての摩擦増大手段であるゴムシート75を貼着してもよい。

0045

また、被引掛具51は、図11に示されるように、脱着部52に設けられ脱着部52の挟持解除時にこの脱着部52がサッシ上枠20の第3レール部23から不用意に落下することを防止する落下防止手段77を備えている。

0046

この落下防止手段77は、例えば紐状部材78を有し、この紐状部材78の一端部が脱着部52の他方の挟持板57の第1垂直板部66に取り付けられている。この紐状部材78の他端部には、落下防止用クリップ79が取り付けられており、このクリップ79は、脱着部52の近傍位置でサッシ上枠20の第3レール部23に対して脱着される。なお、図13から明らかなように、サッシ枠体17のサッシ上枠20の第3レール部23に設けられる突出状の枠体被引掛部80は、取付け状態にある被引掛具51にて構成される。

0047

次に、図12において、81は運搬補助具で、この運搬補助具81は、建物の躯体11に対する窓シャッタ枠体34の固定作業の際、すなわち例えばサッシ枠体17のサッシ上枠20に取り付けられた被引掛具51に対して窓シャッタ枠体34を持ち上げて引っ掛ける際に利用される枠運搬治具等である。

0048

この運搬補助具81は、例えば窓シャッタ枠体34に対して脱着可能なもので、長さ寸法を変更可能なつまり伸縮可能な細長棒状の把持部である伸縮杆部82を備えている。この左右方向に長手方向を有する伸縮杆部82の両端部には、枠組み後の矩形状をなす窓シャッタ枠体34のガイド枠31に対して脱着可能な左右一対のクランプ部である脱着部83が設けられている。各脱着部83は、例えばガイド枠31のガイド溝部37に対して挟持および挟持解除可能になっている。

0049

次に、図13において、86は位置決め具である第1位置決め具で、この第1位置決め具86は、建物の躯体11に対する窓シャッタ枠体34の固定作業の際、すなわち例えば窓シャッタ枠体34の固定前において建物の躯体11に固定されたサッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置を位置決めする際に利用されるスペーサ等である。

0050

この第1位置決め具86は、例えば窓シャッタ枠体34の上枠33の下面とサッシ枠体17のサッシ上枠20の上面との間、つまり上枠33とサッシ上枠20との互いに対向する対向面間に対して挿脱可能なものである。この第1位置決め具86は、縦断面略直角三角形状をなすくさび状に形成され、上面が屋外側から屋内側に向って徐々に下方に傾斜した傾斜状のガイド面86aになっている。

0051

そして、図13から明らかなように、窓シャッタ枠体34を被引掛具51つまり被引掛具51にて構成された枠体被引掛部80に引っ掛けて吊下げた状態時に、例えば2つの第1位置決め具86をガイド面86aを屋内側に向けた状態で上枠33とサッシ上枠20との互いに対向する対向面間に屋外側から押込むようにしてそれぞれ挿入すると、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置が所定位置に位置決めされ、下枠32の上面(立上り板部39の上端面)とサッシ下枠19の下面とが当接した状態になる。すなわち、第1位置決め具86を挿入するだけで、窓シャッタ枠体34が所定距離だけ上方に移動し、窓シャッタ枠体34の下枠32とサッシ枠体17のサッシ下枠19との間に隙間がない状態に位置決めされる。

0052

次に、図14において、91は位置決め具である第2位置決め具で、この第2位置決め具91は、建物の躯体11に対する窓シャッタ枠体34の固定作業の際、すなわち例えば窓シャッタ枠体34の固定前において建物の躯体11に固定されたサッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の左右方向に関する位置を位置決めする際に利用されるスペーサ等である。

0053

この第2位置決め具91は、例えば窓シャッタ枠体34のガイド枠31の基板部36の内面(窓開口部12側の面)とサッシ枠体17のサッシ縦枠18の基板部24の外面(窓開口部12側とは反対側の面)との間、つまりガイド枠31とサッシ縦枠18との互いに対向する対向面間に対して挿脱可能なものである。この第2位置決め具91は、例えばスポンジ材によって縦断面略方形状をなす直方体状に一体に形成され、弾性変形可能になっている。

0054

そして、図14から明らかなように、窓シャッタ枠体34を被引掛具51つまり被引掛具51にて構成された枠体被引掛部80に引っ掛けて吊下げた状態時に、例えば2つの第2位置決め具91をこの第2位置決め具91の長手方向に沿って圧縮弾性変形させた状態で両ガイド枠31と両サッシ縦枠18との互いに対向する対向面間に押込むようにしてそれぞれ挿入すると、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の左右方向に関する位置が所定位置に位置決めされ、左右いずれか一方の対向面間の距離L1と左右いずれか他方の対向面間の距離L2とが一致した状態になる。

0055

すなわち、第2位置決め具91を弾性変形させて挿入するだけで、第2位置決め具91の復元力に基づいて窓シャッタ枠体34が所定距離だけ左右いずれかに移動し、左右のちり(サッシ下枠19の端部と下枠32の端部との間の離間距離)が一致した状態に位置決めされる。

0056

次に、図1ないし図9を参照しつつ建物の施工後における窓シャッタ15の取付け方法を説明する。

0057

まず、図1に示すように、下枠32および上枠33に左右のガイド枠31をねじ等の固定具93で固定して枠組みをする。すなわち、例えば窓シャッタ15の取付け現場で、左右一対のガイド枠31の下端部相互を下枠32にて一体に連結するとともに両ガイド枠31の上端部相互を上枠33にて一体に連結することにより、矩形状の窓シャッタ枠体34を形成する。

0058

続いて、図2に示すように、枠組み後の矩形状をなす窓シャッタ枠体34の両ガイド枠31の上下方向中間部、例えば略中央部に運搬補助具81を取り付けることにより、両ガイド枠31の上下方向略中央部相互を運搬補助具81にて一体に連結する。すなわち、運搬補助具81の伸縮杆部82の長さ寸法を両ガイド枠31間の距離に一致させてから、2つの脱着部83のそれぞれにガイド枠31のガイド溝部37の上下方向略中央部を左右両側から挟持させる。作業者は伸縮杆部82を把持して窓シャッタ枠体34を容易に運搬できる。

0059

また、図3に示すように、建物の躯体11に予め固定された矩形状をなすサッシ枠体17のサッシ上枠20の第3レール部23の左右方向略中央部に例えば1つの被引掛具51を取り付けることにより、サッシ上枠20の左右方向略中央部にこのサッシ上枠20から屋外側および上方に向って突出する突出状の枠体被引掛部80を設ける。

0060

すなわち、被引掛具51のノブ付きボルト55の回動操作により一対の挟持板56,57を互いに接近移動させることで、脱着部52にサッシ上枠20の第3レール部23を挟持させ、かつ、落下防止用のクリップ79を第3レール部23の所定部位、例えば第3レール部23の脱着部52が取り付けられた部分に近接した部分に取り付ける。

0061

このとき、図13に示すように被引掛具51の被引掛部53の載置板部73の上面とサッシ上枠20の上面とを略同一面上に位置させる。なお、サッシ上枠20の長手方向に沿った屋外側の端部は、建物の躯体11の外壁11aから屋外側に向って突出している。また、網戸28は、サッシ枠体17の上下の第3レール部23間から予め外しておく。また、建物の躯体11のシャッタ取付け面等には、図示しない透湿防水シート防水テープ等を貼る等の防水処理を予めしておく。

0062

次いで、図4および図5に示すように、運搬補助具81の伸縮杆部82を把持して窓シャッタ枠体34を持ち上げ、被引掛具51に対してこの被引掛具51の係止板部74にて落下しないよう係止される状態に引っ掛ける。

0063

すなわち、窓シャッタ枠体34の上枠33の左右方向略中央部をサッシ枠体17のサッシ上枠20に取り付けられた脱着可能な被引掛具51の載置板部73上に載せることにより、窓シャッタ枠体34をサッシ上枠20から突出した1つの被引掛具51に引っ掛け、この被引掛具51にその窓シャッタ枠体34を落下しないように1点で吊下げ支持させる。なお、窓シャッタ枠体34を被引掛具51に引っ掛けた後に、運搬補助具81を窓シャッタ枠体34から取り外す。この運搬補助具81は繰り返し使用できる。

0064

次に、図6に示すように、被引掛具51に引っ掛けられた窓シャッタ枠体34の上枠20の左右方向両端部とサッシ枠体17のサッシ上枠20の左右方向両端部との間に例えば2つの第1位置決め具86,86を挿入することにより、窓シャッタ枠体34をやや持ち上げてサッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置を所定位置に位置決めし、窓シャッタ枠体34の下枠32の上面をサッシ枠体17のサッシ下枠19の下面に押し当てる。こうして、窓シャッタ枠体34の下枠32とサッシ枠体17のサッシ下枠19との間に隙間がない状態に、窓シャッタ枠体34が位置決め設定される。

0065

次いで、図7に示すように、窓シャッタ枠体34の両ガイド枠31の下端部とサッシ枠体17の両サッシ縦枠18の下端部との間に例えば2つの第2位置決め具91を挿入することにより、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の左右方向に関する位置を所定位置に位置決めし、ガイド枠31およびサッシ縦枠18間の距離L1,L2を一致させる。こうして、窓シャッタ枠体34の下枠32およびサッシ枠体17のサッシ下枠19に関する左右のちりが一致した状態に、窓シャッタ枠体34が位置決め設定される。また、ガイド枠31に水準器10を当て垂直を出す。すなわちガイド枠31の適正な垂直度を得る。

0066

次に、図8に示すように、左右一対のガイド枠31間の間隙寸法(例えば上端、中央および下端の3箇所における間隔寸法)および左右一対のガイド枠31の対角寸法を測定し、この測定寸法が正常値であることを確認してから、窓シャッタ枠体34をねじ等の固定具94を用いて建物の躯体11に固定する。すなわち、窓シャッタ枠体34を形成する下枠32、上枠33および左右のガイド枠31を建物の躯体11にそれぞれ固定する。

0067

その後、被引掛具51をサッシ枠体17のサッシ上枠20から取り外す。また、各第1位置決め具86を窓シャッタ枠体34の上枠33とサッシ枠体17のサッシ上枠20との間から取り出すとともに、各第2位置決め具91を窓シャッタ枠体34のガイド枠31とサッシ枠体17のサッシ縦枠18との間から取り出す。なお、被引掛具51、第1位置決め具86および第2位置決め具91は、それぞれ繰り返し使用できる。

0068

次いで、支持体49を建物の躯体11の所定部位に固定し、この固定した支持体49にシャッタボックス46、巻体およびシャッタカーテン45等にて構成された本体を支持させる等して、図9に示す窓シャッタ15の躯体11に対する取付け作業が完了する。

0069

そして、上述した各工程を経て窓シャッタ枠体34を建物の躯体11に固定することにより、従来に比べて、建物の躯体11に対する窓シャッタ枠体34の固定作業を精度よくかつ効率よく行うことができる。例えば、作業者一人で窓シャッタ枠体34を建物の躯体11に固定できる。また、予め枠組みするので窓シャッタ枠体34全体の重量バランスをとりやすく、適正な水平度・垂直度および対角寸法を簡単に得ることができる。さらに、入隅でも窓シャッタ枠体の固定作業を簡単にできる。

0070

なお、第2位置決め具91は、図14に示すものには限定されず、例えば図15に示すように、弾性部材であるコイル状のばね91aの両端部に弾性変形しにくい直方体状部材91bを取り付けたものでも同様の作用効果を奏する。

0071

また、被引掛具51は、例えば図16に示すものでもよい。この図16に示す被引掛具51の被引掛部53は、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置を調節できるように、窓シャッタ枠体34を吊下げ支持した状態のまま脱着部52に対して上下方向に平行移動調節可能になっている。

0072

すなわち、図16(a)に示すように被引掛具51の脱着部52の屋外側の挟持板57の傾斜板部69の上端部には水平状の連絡板部101を介して垂直状の取付板部102が一体に設けられ、この取付板部102には上下方向に細長い2つの長孔103が形成され、この長孔103にねじ104が挿通されている。そして、このねじ104を介して取付板部102に断面略L字状の被引掛部53が取り付けられており、この被引掛部53が長孔103の長手方向である上下方向に沿って移動調節可能になっている。

0073

そして、この図16に示す被引掛具51を利用する場合、図16(b)に示すように2つの被引掛具51で窓シャッタ枠体34を吊下げ支持した状態で、各被引掛部53の調節による窓シャッタ枠体34の昇降により、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置を調節できる。このため、図11に示す被引掛具51を利用する場合とは異なり、第1位置決め具86を用いることなく、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置を所定位置に位置決めできる。なお、図示しないが、被引掛具51は、被引掛部53の下方に配置したノブ付きボルトの回動操作で被引掛部53を上下方向に移動調節できるものでもよい。

0074

また、被引掛具51は、例えば図17に示すものでもよい。この図17に示す被引掛具51の被引掛部53は、窓シャッタ枠体34が所定位置に位置決めされるつまり窓シャッタ枠体34の下枠32とサッシ枠体17のサッシ下枠19との間に隙間がない状態に位置決めされるように、窓シャッタ枠体34を上方に向けて付勢する付勢手段であるスポンジ部材105を有している。この弾性変形可能なスポンジ部材105は、例えば直方体状に一体に形成され、被引掛部53の載置板部73の上面に取り付けられている。

0075

そして、この図17に示す被引掛具51を利用する場合、この被引掛具51のスポンジ部材105上に窓シャッタ枠体34の上枠33を載せる際に、スポンジ部材105に対して窓シャッタ枠体34の全重量より大きな力を加えてスポンジ部材105を圧縮弾性変形させれば、スポンジ部材105の復元力に基づいて窓シャッタ枠体34が所定距離だけ上方に移動し、窓シャッタ枠体34が所定位置に位置決めされる。このため、図11に示す被引掛具51を利用する場合とは異なり、第1位置決め具86を用いることなく、サッシ枠体17に対する窓シャッタ枠体34の上下方向に関する位置を所定位置に位置決めできる。

0076

また、被引掛具51は、例えば図18および図19に示すものでもよい。この図18および図19に示す被引掛具51の脱着部52は、図18に示すボルト方式とは異なり、一対の挟持部材107,107を有するクリップ108にて構成されたクリップ方式のものである。このクリップ108は、被引掛部53の載置板部73の屋内側端部から下方に向って突出した連絡板109にねじ等の固定具110で固定されている。なお、係止板部74の屋内側の面および連絡板109の屋内側の面には、摩擦増大手段であるゴムシート75が貼着されている。また落下防止手段77は設けなくてもよい。そして、この図18および図19に示す被引掛具51によれば、図11等に示すボルト方式の被引掛具51に比べて簡単に取り付けることができる。

0077

また、運搬補助具81は、図12に示すものには限定されず、例えば図20に示すものでもよい。

0078

この図20に示す運搬補助具81は、細長棒状の把持部である回動杆部111,111を2本備えており、これら2本の回動杆部111の長手方向略中央部相互が支軸112を介して回動可能に交差状に連結されている。また、各回動部111の長手方向両端部には、枠組み後の矩形状をなす窓シャッタ枠体34のガイド枠31に対して脱着可能なクランプ部である脱着部113が支軸114を介して回動可能に取り付けられている。

0079

そして、一方の回動杆部111に対する他方の回動杆部111の回動により各回動杆部111がなす角度αを調節してから、上の2つの脱着部113のそれぞれにガイド枠31のガイド溝部37の上端部近傍を左右両側から挟持させかつ下の2つの脱着部113のそれぞれにガイド枠31のガイド溝部37の下端部を左右両側から挟持させる。こうして運搬補助具81を窓シャッタ枠体34に取り付ける。

0080

作業者は、回動杆部111を把持して窓シャッタ枠体34を容易に運搬でき、比較的大きな窓シャッタ枠体34にも対応できる。また、回動杆部111の長さ寸法を変更することなく、縦長の窓シャッタ枠体34にも横長の窓シャッタ枠体34にも対応できる。さらに、この運搬補助具81を窓シャッタ枠体34に取り付ければ、左右両側のガイド枠31の対角寸法が決るので、図12に示す運搬補助具81を利用する場合とは異なり、測定具(図示せず)で対角寸法を測定して正常値であるかどうかを確認する必要がない。

0081

また一方、第1位置決め具86および第2位置決め具91を利用することなく、次のように窓シャッタ枠体34が建物の躯体11に固定してもよい。

0082

すなわち、シャッタカーテン45の移動を案内する左右一対のガイド枠31の下端部相互を下枠32にて一体に連結するとともに両ガイド枠31の上端部相互を上枠33にて一体に連結することにより、矩形状の窓シャッタ枠体34を形成する。

0083

次に、この矩形状の窓シャッタ枠体34の上枠33を建物の躯体11に予め固定された矩形状のサッシ枠体17のサッシ上枠20の左右方向両端部に取り付けられた2つの被引掛具51上に載せることにより、窓シャッタ枠体34を被引掛具51に引っ掛ける。次いで、窓シャッタ枠体34の下枠32をサッシ下枠19にあてがいつまり当接させて左右のちりを合わせ、窓シャッタ枠体34の下枠32の長手方向略中央部を1本のねじで建物の躯体11に仮固定する。次いで、窓シャッタ枠体34の下枠32に水準器10を当て水平を出し、窓シャッタ枠体34の下枠32をねじで建物の躯体11に固定する。次に、窓シャッタ枠体34のガイド枠31に水準器10を当て垂直を出し、窓シャッタ枠体34のガイド枠31の上端部をねじで建物の躯体11に仮固定する。

0084

次いで、左右一対のガイド枠31の対角寸法を測定し、この測定寸法が正常値であること(例えば対角寸法差が±5mm以内)を確認してから、ガイド枠31および上枠33を建物の躯体11に固定する。この固定後に、被引掛具51をサッシ枠体17のサッシ上枠20から取り外す。

0085

一方、窓シャッタ枠体34の位置決めに用いる第1位置決め具86や第2位置決め具91の数は1つでも3以上の複数でもよく、任意である。窓シャッタ枠体34を引っ掛ける被引掛具51の数も任意である。

0086

また、被引掛具51を利用することなく、例えばサッシ枠体17のサッシ上枠20に一体に設けられた枠体被引掛部に窓シャッタ枠体34を引っ掛けるようにしてもよい。

0087

さらに、サッシ14は、半外サッシには限定されず、例えば外付サッシ、内付サッシ等でもよい。なお、内付サッシの場合には被引掛具51の載置板部73の寸法を大きくする必要がある。

0088

また、窓開口部12等の開口部を開閉する開閉装置・基準開閉装置は、窓シャッタ15・サッシ14には限定されず、その他のシャッタ装置引き戸開き戸等のドア装置ブラインド装置スクリーン装置網戸装置ガラリ装置等でもよく、これら装置のうちの同種または異種を同一開口部で並設したものでもよい。

0089

また、シャッタカーテン45等の開閉体は、電動式でも手動式でもよく、開閉機ブレーキの解除により自重下降して閉鎖するものでもよい。また、開閉体の収納方式は、巻体の回転による巻取式であると説明したが、例えば折り畳み式、送り込み式、分離重合式等の任意のものとしてもよい。

0090

さらに、上記実施の形態では、窓シャッタ枠体34等の開閉装置用枠体を方形状の四方枠として説明したが、例えば、左右枠と上枠、或いは左右枠と下枠等のような三方枠として先組みして形成し、サッシ枠体17等の基準開閉装置用枠体に取り付け固定するようにしてもよく、実質的に取り付ける開閉装置用枠体は三方枠であるが、取扱いの便宜上方形状の四方枠として仮組み形成し、基準開閉装置用枠体に取り付け固定する際に、不要な一部の枠(一方枠)を取り除き三方枠として固定するようにしてもよい。

0091

また、開閉装置用枠体を固定する場合は、基準開閉装置用枠体を基準として、例えばその基準開閉装置用枠体の内周や正面等を覆うように基準開閉装置用枠体自体に取り付け固定する、すなわち基準開閉装置用枠体が被固定部となっていてもよく、また、その基準開閉装置用枠体と隣接する躯体にわたって取り付け固定する、すなわち基準開閉装置用枠体および躯体が被固定部となっていてもよく、さらには、基準開閉装置用枠体には接しないように基準開閉装置用枠体の外周近傍位置に取り付け固定する、すなわち躯体が被固定部となっていてもよい。

0092

さらに、基準開閉装置用枠体の上横枠にこの基準開閉装置用枠体から上方に向って突出するように設けた枠体被引掛部、或いは基準開閉装置用枠体の上横枠にこの基準開閉装置用枠体から上方に向って突出するように取り付けた被引掛具に開閉装置用枠体を引っ掛ける場合(すなわち例えば基準開閉装置用枠体に開閉装置用枠体を保持(仮固定)させる場合)には限定されず、基準開閉装置用枠体の上横枠でなく、下横枠や、縦枠等の左右枠の左右いずれか一方に引っ掛けるようにしてもよく、これら複数の枠に引っ掛けるようにしてもよい。

0093

また、開閉装置用枠体の引っ掛けは、基準開閉装置用枠体の枠体被引掛部や被引掛具等の突出部分に開閉装置用枠体の所定部位を当てて支え止める意味には限定されず、基準開閉装置用枠体の非突出部分に開閉装置用枠体の所定部位を当てて支え止めるものも含まれる。すなわち例えば開閉装置用枠体を引っ掛ける工程には、開閉装置用枠体の一部である引掛部(積載保持手段)を基準開閉装置用枠体に設けられた非突出状の枠体被引掛部に単に載せるようにしてこの開閉装置用枠体を引っ掛ける工程が含まれる。なお、引掛部・枠体被引掛部を面ファスナ粘着テープ等にて構成してもよい。

0094

さらに、面ファスナ、粘着テープ等、或いは被引掛具等は、開閉装置用枠体を基準開閉装置用枠体に本固定する際に取り除くものでもよく、使用や見栄え等に影響がなければそのまま残存させてもよい。

発明の効果

0095

請求項1記載の発明によれば、開閉装置用枠体を基準開閉装置用枠体に設けられた枠体被引掛部に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程とを具備するので、効率よく固定作業ができる。

0096

請求項2記載の発明によれば、開閉装置用枠体を基準開閉装置用枠体に取り付けられた脱着可能な被引掛具に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程と、この固定後に被引掛具を基準開閉装置用枠体から取り外す工程とを具備するので、効率よく固定作業ができる。

0097

請求項3記載の発明によれば、開閉体の移動を案内する左右一対のガイド枠の下端部相互を下枠にて連結するとともに両ガイド枠の上端部相互を上枠にて連結することにより、方形状の開閉装置用枠体を形成する工程と、この開閉装置用枠体の上枠を基準開閉装置用枠体の上横枠に取り付けられた脱着可能な被引掛具上に載せることにより、開閉装置用枠体を被引掛具に引っ掛ける工程と、この引っ掛け後に開閉装置用枠体を被固定部に固定する工程と、この固定後に被引掛具を基準開閉装置用枠体の上横枠から取り外す工程とを具備するので、効率よく固定作業ができる。

0098

請求項4記載の発明によれば、運搬補助具を利用して開閉装置用枠体を引っ掛けることにより、より一層効率よく固定作業ができる。

0099

請求項5記載の発明によれば、基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を位置決めしてから、開閉装置用枠体を被固定部に固定することにより、より一層効率よく固定作業ができる。

0100

請求項6記載の発明によれば、基準開閉装置用枠体に取り付けられた脱着部に設けられた被引掛部に開閉装置用枠体を引っ掛けた後に、その開閉装置用枠体を被固定部に固定することにより、効率よく固定作業ができる。

0101

請求項7記載の発明によれば、落下防止手段によって脱着部が基準開閉装置用枠体から落下することを適切に防止でき、より一層効率よく固定作業ができる。

0102

請求項8記載の発明によれば、被引掛部の移動調節により基準開閉装置用枠体に対する開閉装置用枠体の位置を適切に調節でき、より一層効率よく固定作業ができる。

0103

請求項9記載の発明によれば、付勢手段の付勢により開閉装置用枠体を所定位置に位置決めでき、より一層効率よく固定作業ができる。

0104

請求項10記載の発明によれば、請求項6ないし9のいずれかに記載の被引掛具の利用により被固定部に固定される開閉装置用枠体と、この開閉装置用枠体にて囲まれる開口部を開閉する開閉体とを具備するので、それぞれの効果を奏することができる。

図面の簡単な説明

0105

図1本発明の開閉装置用枠体の固定方法の一実施の形態を説明するための図である。
図2図1に続く説明図である。
図3図2に続く説明図である。
図4図3に続く説明図である。
図5図4に続く説明図である。
図6図5に続く説明図である。
図7図6に続く説明図である。
図8図7に続く説明図である。
図9図8に続く説明図である。
図10開閉装置の分解斜視図である。
図11被引掛具および基準枠の上横枠の斜視図である。
図12運搬補助具の斜視図である。
図13第1位置決め具を挿入した後の開閉装置の縦断面図である。
図14第2位置決め具を挿入した後の開閉装置の横断面図である。
図15第2位置決め具の変形例を示す図である。
図16被引掛具の変形例を示す図である。
図17被引掛具の変形例を示す図である。
図18被引掛具の変形例を示す断面図である。
図19図18の被引掛具の側面図である。
図20運搬補助具の変形例の斜視図である。
図21従来の開閉装置用枠体の固定方法を示す図である。
図22図21に続く説明図である。
図23図22に続く説明図である。
図24図23に続く説明図である。
図25図24に続く説明図である。

--

0106

11 被固定部である建物の躯体
12 開口部である窓開口部
15開閉装置である窓シャッタ
17基準開閉装置用枠体であるサッシ枠体
20上横枠であるサッシ上枠
31ガイド枠
32下枠
33上枠
34開閉装置用枠体である窓シャッタ枠体
45開閉体であるシャッタカーテン
51 被引掛具
52 脱着部
53 被引掛部
77落下防止手段
80 枠体被引掛部
81運搬補助具
105付勢手段であるスポンジ部材

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