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技術 トイレ装置、トイレ装置付きシャワー室及びトイレ装置付き浴室

出願人 本庄一行
発明者 本庄一行
出願日 2002年11月29日 (14年11ヶ月経過) 出願番号 2002-348696
公開日 2003年8月19日 (14年3ヶ月経過) 公開番号 2003-232069
状態 拒絶査定
技術分野 浴槽と潅水器およびそれらの付属品 便座、便蓋等の便器用品及び化粧室室設備 水洗便所用衛生器具 居住または事務用建築物 傷病者運搬具 看護設備、治療台
主要キーワード 止め下 スプリングバンド 当たり板 後支持脚 着脱具 シャワー栓 水平ガイドレール 便座付き

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図面 (13)

課題

水洗式トイレを同様に排泄物を処理できて使い心地がよく、しかも、使用しないときは邪魔にならず居室を狭めることがないトイレ構造を提供する。

解決手段

トイレ装置は、建物の床に設けられる開口と、前記開口から前記床の上に出没自在となるように配設される排便管と、前記排便管を前記開口から突出した状態で保持する保持手段と、汚物を洗い流すための給水手段と、前記開口を塞ぐ蓋体と、便座付き椅子とを備え、使用するときには、前記開口から前記排便管を突出し、前記排便管の排便口に前記便座付き椅子の便座合致させた状態で、前記便座付き椅子を前記床の上に載置し、使用しないときには、前記排便管を前記床下に没入させ、前記開口を前記蓋体で塞ぐように構成したことを特徴とする。

背景

高齢者病人等の被介護者介護をする場合、介護者にとっては排泄介助に負担がかかり、特に、被介護者をトイレ室まで移動させるのに多大な負担がかかる。

そこで、被介護者の居る部屋の中で排泄を済ませることができるポータブルトイレが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。

しかし、ポータブルトイレは排泄物便槽に貯めるようになっているので、悪臭が部屋中にこもる等して不衛生になり、便槽を頻繁に洗浄する必要があり、管理が面倒になるという問題があった。

また、被介護者の身体の衛生を保つためには身体の洗浄は欠かせないが、入浴介護にも介護者に多大な負担を強いることになり、それを解消するためには複雑な機構入浴介護装置が必要になるという問題があった。

概要

水洗式トイレを同様に排泄物を処理できて使い心地がよく、しかも、使用しないときは邪魔にならず居室を狭めることがないトイレ構造を提供する。

トイレ装置は、建物の床に設けられる開口と、前記開口から前記床の上に出没自在となるように配設される排便管と、前記排便管を前記開口から突出した状態で保持する保持手段と、汚物を洗い流すための給水手段と、前記開口を塞ぐ蓋体と、便座付き椅子とを備え、使用するときには、前記開口から前記排便管を突出し、前記排便管の排便口に前記便座付き椅子の便座合致させた状態で、前記便座付き椅子を前記床の上に載置し、使用しないときには、前記排便管を前記床下に没入させ、前記開口を前記蓋体で塞ぐように構成したことを特徴とする。

目的

本発明は、第1の目的は水洗式トイレを同様に排泄物を処理できて使い心地がよく、しかも、使用しないときは邪魔にならず居室を狭めることがないトイレ構造を提供し、第2の目的は居室若しくはその直ぐ近くにシャワー室を容易に形成できるトイレ装置付きシャワー室を提供し、第3の目的は居室若しくはその直ぐ近くに浴室を容易に形成できるトイレ装置付き浴室を提供する。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

建物の床に設けられる開口と、床下から前記開口を通して前記床の上に出没自在となるように配設される排便口部と、該排便口部と接続される排便管と、汚物を洗い流すための給水手段と、前記開口を塞ぐ蓋体と、便座と、該便座を支持する支持手段とを備え、使用するときには、前記開口から前記排便口部を突出し、前記排便口部の周囲に前記便座を位置させると共に、前記便座を前記支持手段により支持し、使用しないときには、前記排便口部を床下に没入させ、前記開口を前記蓋体で塞ぐように構成したことを特徴とするトイレ装置

請求項2

前記排便口部を便器部とし、該便器部を前記開口から出没させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。

請求項3

前記排便管の出没を自動的に行う駆動手段と該駆動手段の制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレ装置。

請求項4

前記蓋体が開いたことを検出する検出手段を設け、前記制御手段は、前記検出手段からの信号により前記排便管が突出するように前記駆動手段を動作させるものであることを特徴とする請求項3に記載のトイレ装置。

請求項5

前記蓋体の開閉を自動的に行う蓋駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のトイレ装置。

請求項6

前記蓋体を水平方向に開閉自在に配設し、前記排便管の排便口に前記便座付き椅子の前記便座が合致したことを検出する検出手段を設け、前記制御手段は、該検出手段からの信号により前記蓋体が開くように蓋駆動手段を動作させ、且つ、前記蓋体が開いた後に前記排便管が突出するように前記駆動手段を動作させるものであることを特徴とする請求項5に記載のトイレ装置。

請求項7

請求項1から6のいずれかに記載のトイレ装置と、前記トイレ装置の前記開口の周囲部に形成される防水床と、シャワー装置とを備えたことを特徴とするトイレ装置付きシャワー室

請求項8

前記トイレ装置の前記開口を、トイレ室押入物置空室、若しくはこれらに類する部屋の床に設けたことを特徴とする請求項7に記載のトイレ装置付きシャワー室。

請求項9

請求項1から6のいずれかに記載のトイレ装置と、前記トイレ装置の前記開口の周囲部に形成される防水床と、浴槽とを備えたことを特徴とするトイレ装置付き浴室

請求項10

前記トイレ装置の前記開口を、トイレ室、押入、物置、空室、若しくはこれらに類する部屋の床に設けたことを特徴とする請求項7に記載のトイレ装置付き浴室。

請求項11

建物の壁に開口部を設けることにより形成される収納室と、前記収納室内に位置する排便口部と、該排便口部と連通する排便管と、前記排便口部に排便される汚物を洗い流すための給水手段と、前記排便口部を中心に水平方向に回転自在に配設される便座と、前記便座の背面側に取り付けられる前記収納室の扉体と、を備え、使用するときには、前記便座を回転させて前記扉体を開くと共に、前記便座の前部側を室内側に突出させ、使用しないときには、前記便座を回転させて該便座全体を前記収納室内に収納すると共に、前記扉体で前記収納室を閉塞するように構成したことを特徴とするトイレ装置。

技術分野

0001

本発明は、既存の建物等の設置されるトイレ装置、トイレ装置付きシャワー室及びトイレ装置付き浴室に関する。

背景技術

0002

高齢者病人等の被介護者介護をする場合、介護者にとっては排泄介助に負担がかかり、特に、被介護者をトイレ室まで移動させるのに多大な負担がかかる。

0003

そこで、被介護者の居る部屋の中で排泄を済ませることができるポータブルトイレが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。

0004

しかし、ポータブルトイレは排泄物便槽に貯めるようになっているので、悪臭が部屋中にこもる等して不衛生になり、便槽を頻繁に洗浄する必要があり、管理が面倒になるという問題があった。

0005

また、被介護者の身体の衛生を保つためには身体の洗浄は欠かせないが、入浴介護にも介護者に多大な負担を強いることになり、それを解消するためには複雑な機構入浴介護装置が必要になるという問題があった。

0006

特開平7—284462号公報(全頁、全図)

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、第1の目的は水洗式トイレを同様に排泄物を処理できて使い心地がよく、しかも、使用しないときは邪魔にならず居室を狭めることがないトイレ構造を提供し、第2の目的は居室若しくはその直ぐ近くにシャワー室を容易に形成できるトイレ装置付きシャワー室を提供し、第3の目的は居室若しくはその直ぐ近くに浴室を容易に形成できるトイレ装置付き浴室を提供する。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、前記課題を解決するため、以下のトイレ装置、トイレ装置付きシャワー室及びトイレ装置付き浴室を提供する。

0009

トイレ装置は、建物の床に設けられる開口と、前記開口から前記床の上に出没自在となるように配設される排便管と、前記排便管を前記開口から突出した状態で保持する保持手段と、汚物を洗い流すための給水手段と、前記開口を塞ぐ蓋体と、便座付き椅子とを備え、使用するときには、前記開口から前記排便管を突出し、前記排便管の排便口に前記便座付き椅子の便座合致させた状態で、前記便座付き椅子を前記床の上に載置し、使用しないときには、前記排便管を前記床下に没入させ、前記開口を前記蓋体で塞ぐように構成したことを特徴とするものである。

0010

また、前記排便管の上部を便器部とし、該便器部を前記開口から出没させるように構成するのが望ましい。

0011

また、前記排便管の出没を自動的に行う駆動手段と該駆動手段の制御手段とを備えるのが望ましい。

0012

また、前記蓋体が開いたことを検出する検出手段を設け、前記制御手段は、前記検出手段からの信号により前記排便管が突出するように前記駆動手段を動作させることが望ましい。

0013

また、前記蓋体の開閉を自動的に行う蓋駆動手段を設けることが望ましい。

0014

また、前記蓋体を水平方向に開閉自在に配設し、前記排便管の排便口に前記便座付き椅子の前記便座が合致したことを検出する検出手段を設け、前記制御手段は、該検出手段からの信号により前記蓋体が開くように蓋駆動手段を動作させ、且つ、前記蓋体が開いた後に前記排便管が突出するように前記駆動手段を動作させることが望ましい。

0015

トイレ装置付きシャワー室は、請求項1から6のいずれかに記載のトイレ装置と、前記トイレ装置の前記開口の周囲部に形成される防水床と、シャワー装置とを備えたことを特徴とするものである。

0016

トイレ装置付き浴室は、請求項1から6のいずれかに記載のトイレ装置と、前記トイレ装置の前記開口の周囲部に形成される防水床と、浴槽とを備えたことを特徴とするものである。

0017

また、前記トイレ装置の前記開口を、トイレ室、押入物置空室、若しくはこれらに類する部屋の床に設けるのが望ましい。

0018

また、トイレ装置は、建物の壁に開口部を設けることにより形成される収納室と、前記収納室内に位置する排便口部と、該排便口部と連通する排便管と、前記排便口部に排便される汚物を洗い流すための給水手段と、前記排便口部を中心に水平方向に回転自在に配設される便座と、前記便座の背面側に取り付けられる前記収納室の扉体と、を備え、使用するときには、前記便座を回転させて前記扉体を開くと共に、前記便座の前部側を室内側に突出させ、使用しないときには、前記便座を回転させて該便座全体を前記収納室内に収納すると共に、前記扉体で前記収納室を閉塞するように構成したことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0020

実施の形態1
図1乃至図4に示すように、トイレ装置Aは、床1に設けられる開口2と、開口2から床1の上に出没自在となるように配設される縦型の排便管3と、開口2を塞ぐ蓋体4と、排泄物を洗い流すための給水手段5と、便座付き椅子6とが備わっている。

0021

排便管3は、下管3a内に上管3bを遊嵌して伸縮自在に構成され、上管3bの外周及び下管3aの内周には抜け止め部3c,3dがそれぞれ形成され、抜け止め部3c,3dには図外の防水パッキンが設けられている。排便管3の材質としては、塩化ビニルなど公知の材質が考えられる。また、上管3bの上部を拡開させて便器部3eが形成されている。なお、便器部3eを床面よりも上に上昇させれば、便器部3eよりも下方の排便管3を床面よりも上に上昇させる必要はない。

0022

排便管3に便器部3eを形成する代わりに後述する便座付き椅子6に便器部を形成し、使用するときには該便器部に設けられる排泄物落下口と排便管3の上端開口部とを合致させても良い。

0023

図1(b)に示すように、排便管3の下管3aの下端は、床下に配設されるトラップ7を介して排水管8に接続され、既存の建物にトイレ装置Aを設置する場合には既設の排水管8に接続される。排水管8はトイレ風呂台所等の生活廃水を流す管である。なお、排水管8は下水道管等に接続されている。

0024

排便管3を伸縮させるための構造は特に限定されず、また、排便管3を非伸縮構造として排便管3全体を上下させて開口2から出没させるようにしても良い。また、排便管3を斜めに配管しても良い。

0025

排便管3の上管3bを開口2から突出した状態で保持する保持手段9は、図3に示すように、スプリングバンド等の固定バンド9aを留め具9bにより排便管3の下管3aの上端に固定し、スプリングバンド9aを排便管3の上管3bの外周に摩擦接触させて上管3bを保持するものである。また、排便管3の上管3bの昇降は摩擦接触力に抗して手動で行われる。なお、保持手段9の構成は特に限定されず、例えば、排便管3の上管3bを便座付き椅子6に着脱自在に取り付けて排便管3の突出状態を保持するようにしても良く、排便管3の抜け止め部3c,3dを管3a,3bの壁面に摩擦接触させて上管3bを保持するようにしても良い。

0026

便器部3eの上端には、尿水当たり板3fが起倒自在に取り付けられ、使用するときには尿水当たり板3fを起こし、使用しないときには倒した状態で排便管3と共に床下に没入させる。なお、尿水当たり板3fを蓋体4として用いても良い。

0027

床1の開口2は、排便管3の便器部3eが通過できる大きさに設定され、開口2の周縁部には蓋受け2aが形成されている。開口2の位置は特に限定されず、居室Bの壁B1の近くであっても居室Bの中央であっても良い。

0028

また、床1構造は床下空間が確保されるのものであれば特に限定されず、例えば板張りや畳敷き等が考えられる。

0029

図1に示すように、開口2の下方には排便管3の便器部3eを収納する便器収納部10が形成され、便器収納部10の底部には排水口10aが形成され、この排水口10aは排出管10bを介してトラップ7に接続され、仮に便器部3eから汚水溢れたとしても便器収納部10から排出管10bに排出される。なお、便器収納部10は防水構造になっている。

0030

蓋体4は、開口2から取り外せるようになっているが、上方に開閉自在にして開口2の縁部にヒンジ連結しても良く、また、水平ガイドレール等により水平方向にスライド自在にして開口2に取り付けても良い。更に、蓋体4を開口2に取り付けた場合、蓋体4の開き動作連係して排便管3を突出させ、かつ、蓋体4の閉じ動作と連係して排便管3を没入させる出没機構を設けるようにしても良い。

0031

便座付き椅子6は、図1(a)に示すように、便座6aと便座6aを一定の高さで保持する椅子本体6bとを備え、椅子本体6bには排泄物の落下口6cが設けられ、この落下口6cの周囲には便座6aが配設され、また便蓋6dが取り付けられている。椅子本体6bの構造は便座6aを所定の高さに支持できるものであれば特に限定されず、また、背もたれ肘掛けを設けるようにしても良い。

0032

便座6aとして図外の局部洗浄ノズルや便座電熱暖房手段等の備えた便座(商標名はウォシュレットシャワートイレ等という)を採用した場合には、図1(a)のように前記局部洗浄ノズルの給水管6eは床下などに配設される。図1(a)中の符号6fは便座電熱暖房手段のためのコンセントである。

0033

また、排便管3や便器部3eを洗浄する洗浄ノズルを設け、該洗浄ノズルの洗浄水供給ホースを給水管6eや別の給水管に着脱自在に接続するようにしても良い。なお、携帯用の洗浄ノズル付き洗浄水タンクを備えるようにしても良い。

0034

給水手段5は、水洗タンク5aを備え、水洗タンク5aの水は給水管5bから排出管10bを介して排便管3のトラップ7に排出される。水洗タンク5aは、洗浄レバー5c、浮球オーバーフロー管フロート等を備えた公知のロータンクである。水洗タンク5aの取り付け位置は、その機能が損なわない位置であれば特に限定されず、壁の中や床下に設けても良い。給水手段5は水道直結式のものであっても良い。

0035

なお、開口2の周囲の床1上面に防水シート等の防水材を配設して床1を保護しても良く、また、開口2の近くの壁等に手摺を設けて用便の便宜を図っても良い。

0036

このように構成されるトイレ装置Aは、使用するときには、図4(b)のように蓋体4を開け、排水管8の上管3bを引き上げて便器部3eを居室B内に位置させ、図1及び図4(c)のように排便管3の便器部3eが便座6aに合致するように便座付き椅子6を床1に載置する。そして、用便後は水洗タンク5aにより排便管3内の排泄物等を洗い流す。

0037

トイレ装置Aを使用しないときは、排便管3の上管3bを降下させて便器部3eを便器収納部10に収納した後、図4(a)のように開口2を蓋体4で塞ぎ、図2二点鎖線のように便座付き椅子6を邪魔にならない場所に移動させる。なお、トイレ装置Aを使用しないときは蓋体4及びその周囲部をじゅうたんカーペットで覆うようにしても良い。図中の符号12はシャワー装置である。

0038

実施の形態2
図5は本実施形態のトイレ装置Aを示す。なお、上述の実施形態の構成と同一又は類似のものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。

0039

図5(a)のように、給水手段5の水洗タンク5aの給水管5bの先端側に蛇腹状等の可撓性の富むホース50を接続し、このホース50の先端の図外の着脱具チャック)を取り付ける一方、排便管3の便器部3eに図外の給水口を設け、該給水口に前記着脱具の受けを設けている。そして、使用するときには、開口2から突出した便器部3eの前記給水口に前記着脱具を取り付け、水洗タンク5aにより便器部3e内に洗浄水を供給して排泄物等を洗い流す。使用しないときには、ホース50を便器部3eから取り外して部屋の壁や床に設けた収納部等に収納する。なお、ホース50は便座付き椅子6の椅子本体6bの脚部の間等を通過する。

0040

図5(b)(c)は実施形態2の変形例を示し、ホース50を床下で給水管5bと接続して便器収納部10内に導出すると共に便器部3eに設けた給水口に接続し、便器部3eの昇降にホース50を追従させるようになっている。なお、上管3bが降下したときには、ホース50は図5(b)(c)の二点鎖線のように便器部3eと便器収納部10との間の隙間に収まる。なお、洗浄水を加圧してホース50に供給しても良い。

0041

実施の形態3
本実施形態のトイレ装置Aは、上述した構成の他に、排便管3の出没を自動的に行うために、図6のように流体圧シリンダー等の管駆動手段A1と制御手段A2と光センサ等の検出手段A3とを備えている。

0042

検出手段A3は床1や壁等に配設されており、例えば、人等が排便管3の床下収納個所近くの壁など特定の場所に位置したときに、検出手段A3が検出信号を出力し、該検出信号に応動して制御手段A2が管駆動手段A1の駆動回路駆動信号を出力して排便管3(便器部3e)を開口2から突出させる。また、蓋体4を自動的に開閉する流体圧シリンダー等の蓋駆動手段A4を設け、検出信号に応動して制御手段A2が蓋駆動手段A4の駆動回路に駆動信号を出力して排便管3(便器部3e)が開口2から突出する前に蓋体4を開けるようにしても良い。なお、前記流体圧シリンダーのシリンダーロッドは排便管3の上管3bに取り付けられ、ポンプからホースを通じて供給される作動流体により伸縮して排便管3を上管3bを昇降させる。

0043

また、便座付き椅子6を排便管3の床下収納個所の上方の床1に載置したときや、該床1に載置された便座付き椅子6の便座6aに人が座ったときに、検出手段A3がそれを検知して排便管3を突出させるようにしても良い。この場合、蓋体4を水平方向に開閉させ、かつ、蓋体4を自動的に開閉させる蓋駆動手段A4を設け、検出手段A3の検出により蓋駆動手段A4を駆動させて蓋体4を開けた後に排便管3の管駆動手段A1を駆動させるようにしても良い。

0044

また、用便後に、排便管3を降下させて蓋体4を閉じる場合には、前記特定場所から人が去った状態等を検出手段A3が検出して蓋駆動手段A4や管駆動手段A1を駆動させる。

0045

また、手動又は自動で蓋体4が開いたときや、蓋体4が開いて便座付き椅子6を排便管3の上に位置するように床1に載置したときに、検出手段A3がそれを検出して排便管3を突出させても良い。

0046

また、床1に図外のフットスイッチを設け、該フットスイッチにより蓋駆動手段A4や管駆動手段A1を制御しても良い。

0047

実施の形態4
トイレ装置A付きシャワー室は、図7に示すように、上述のようにして構成されるトイレ装置Aと、シャワー装置12と、排便管3の開口2の周囲部に形成される防水床13と、防水カーテンシャワーカーテン)11とを備え、トイレ装置Aが備わった居室Bの一部を防水カーテン(シャワーカーテン)11で仕切ってシャワースペースが形成されるようになっている。

0048

シャワー装置12は、給湯管12a、給水管12b、湯温度の調整部12c、シャワーホース12d、シャワーヘッド12e、図外のシャワー栓等が備わっている。

0049

また、防水床13は床1上面よりも下方に位置することによりカーテン収納部14が形成されている。図中の符号15は床仕上げ材、16は下地板、17は補強材である。

0050

居室Bの一部をシャワー室として使用する場合は、防水カーテン11により防水床13と該防水床13の周囲とを仕切り、シャワー廃水をトイレ装置Aの床下に没入した排便管3や便器収納部10の排水口10aから排水する。また、シャワー廃水専用の排水口及び排水管を設けても良い。

0051

また、防水床13の周縁部には下レール18が配設され、天井19には上レール18aが配設され、これらのレール18,18aに防水カーテン11が取り付けられ、不使用時には防水カーテン11は上レール18aから取り外されてカーテン収納部14に収納され、防水床13を覆う大きさに設定された蓋体4により開口2及びカーテン収納部14が閉じられる。なお、上レール19の固定方式はとくに限定はされず天井直付け式であっても吊り下げ式であっても良い。また、下レール18を設けずに防水カーテン11を上レール18aから吊り下げ、防水カーテン11の下端を防水床13の周囲部に着脱自在に固定し、使用しないときには防止カーテン11を天井19から吊された上レール18aに捲り上げ掛けるようにしても良い。

0052

実施の形態5
トイレ装置A付きシャワー室Cは、非居室などを有効使用するために非居室などを改造して形成されるものであり、図8に示すように、押入の中の等を撤去してシャワー室Cとしてのスペースを確保すると共に上述したトイレ装置Aを形成し、シャワー室Cの床1上面をFRP製などの防水床材20で被覆すると共にシャワー室Cの壁面の下部を防水壁材21で覆っている。また、部屋の壁の種類によっては、図外の防水用ベニヤ板結露止め下地が設けても良く、壁全体に防水パネルを配設しても良い。なお、上述の実施形態の構成と同一又は類似のものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。

0053

シャワー室Cとシャワー室Cに隣接する居室とは防水カーテン11や図外の防水扉で仕切られる。

0054

トイレ廃水を流すための排水管(汚水管)8aと、トイレ廃水以外の生活廃水(シャワー廃水等)を流す排水管8bとが別々に配管されている場合には、排便管3はトイレ廃水の排水管8aに接続される。シャワー廃水はトイレ装置Aの床下に没入した排便管3により排水しても良いが、本実施形態では排水管8bと連通するシャワー廃水専用の排水口8cを設けている。

0055

なお、トイレ装置Aの水洗タンク5aを壁の中に設置し、水洗タンク5aの背面側の壁面にメンテナンス用の開口部を設け、該開口部に扉を取り付けるようにしても良い。

0056

トイレ装置A付きシャワー室は、トイレ室、物置、空室、若しくはこれに類する部屋(即ち、人が出入りすることがなく又は人の出入りの少ない部屋)を改造して形成しても良い。

0057

実施の形態6
図9のように、本実施形態のトイレ装置A付き浴室Dは、非居室を改造して形成されるものであって、上述のトイレ装置A及びシャワー装置12に加えて給湯用の蛇口23及び浴槽24が設置されている。浴室Dの床上面をFRP製などの防水床材20で被覆すると共に浴室Dの壁面を防水壁材21で覆っている。浴室Dと浴室Dに隣接する居室Bとは防水カーテン11や防水扉で仕切られる。浴槽24は床下空間を利用して設置される。図中の符号25は入浴用の手摺であり、符号26は浴室Dの壁Wに沿って設けられる手摺である。なお、上述の実施形態の構成と同一又は類似のものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。

0058

実施の形態7
本実施形態のトイレ装置Aは、図10及び図11に示すように、建物の壁100に設けられたトイレ室を兼ねる収納室101を備え、該収納室101には排便管102の排便口部103等が収容されている。

0059

建物の壁100には開口部104が設けられ、屋外側には補助収納部105が形成され、開口部104と補助収納部105とで収納室101が形成されている。排便管102は収納室101の床101aに設けられた取付孔106から収納室101内に突出し、排便管102の上部の排便口部103はラッパ状に拡開した便器となっており、排便口部103の上には便座107が配設されている。排便管102は取付孔106に装着された軸受け106aにより回転自在に支持されている。また、排便管102には収納室101を開閉する扉体108が取り付けられている。

0060

また、室内側の床111及び収納室101側の床101aに跨った便座107の支持体109が床面に対して起倒自在に配設され、使用時には支持体109を起こして排便口部103に設けられた係止部110に係止させて便座107を支持する。なお、便座107を支持する支持手段の構成は特に限定されるものではない。

0061

なお、排便管102の下端は上述のように床下のトラップを介して排水管に接続され、また、排泄物を洗い流すための給水手段が備わっている。

0062

そして、使用するときには、扉体108を押して、図11のように扉体108及び便座107を排便管102と共に回転させることにより、扉体108を開くと共に便座107の前部側を室内側に突出させる。これにより、図11(a)の二点鎖線で示すように被介護者の用便が可能になる。

0063

用便後は、扉体108の取っ手を引くなどして扉体108及び便座107を排便管102と共に回転させることにより、図10のように便座107全体を収納室101内に収納すると共に、扉体108を元の位置まで戻して収納室101を閉塞する。

0064

本実施形態のトイレ装置Aにおける排便管102の回動手段としては、手動式の他に、モータ等の駆動源及び駆動機構を用いた自動式のものであっも良い。

0065

実施の形態8
本実施形態のトイレ装置Aは、図12(a)のように排便管3の便器部3eに取り付ける便座200と、便器部200の両側にヒンジ202によって連結される支持脚201と、支持脚201を便器部200の外側方付勢する弾性体203と、床1の開口2の周縁部に設けられる蓋受け2aと、を備えている。

0066

床1の開口2から便器部200を上昇させる場合には、その支持脚201は開口2の蓋受け2aに当たって弾性体20の弾性力に抗して一旦内側に回動し(図12(b))、その後支持脚201は弾性体20の弾性力によって外側に回動して蓋受け2aに係止され、便器部3e及び便座200を支持する(同図(c))。

0067

便器部3e及び便座200を床下に収容するときには、手動によって支持脚201を内側に回動させて蓋受け2aに当たらない状態にして排便管3を降下させる。

0068

このように本実施形態のトイレ装置Aは、便座付き椅子を使用する必要がないので、使い勝手が更に良くなる。

0069

本実施形態の上記構成以外の構成(排便管の昇降手段など)は、上述した実施形態を同様であるので、それらの説明を省略する。

0070

以上のトイレ装置A、トイレ装置A付きシャワー室C、及びトイレ装置A付き浴室Dは、個人の住宅以外に介護施設病院等にも設置でき、また、介護用に限定されるものではなく、その他の種々の目的に使用される。

発明の効果

0071

本発明のトイレ装置によれば、居室の中に水洗式トイレを形成して排泄物を処理できるので、居室の中に悪臭がこもることがなく使い心地が良くなる。また、不使用時には床下に収納することができるので、居室としての機能を損ねることがない。しかも、床下からの出没は排便管のみであるので、装置の構造が簡略化できて施工費用を低減できる。また、本発明のトイレ装置付きシャワー室によれば、排便管をシャワー廃水の排水管としても利用できるので、非居室等をトイレ室兼シャワー室として容易に改造でき、施工費用を低減できる。しかも、被介護者の居室の直ぐ近くの非居室等をトイレ室兼シャワー室として改造することにより、被介護者の便宜を図ることができる。また、本発明のトイレ装置付き浴室によれば、非居室等をトイレ室兼シャワー室として容易に改造でき、施工費用を低減できる。また、被介護者の居室の直ぐ近くの非居室等をトイレ室兼シャワー室やトイレ室兼浴室として改造することにより、被介護者の便宜を図ることができる。

0072

また、壁側に収納室を備えたトイレ装置によれば、居室の外側にトイレ室を形成することができる。

図面の簡単な説明

0073

図1(a)は本発明の実施形態1を示す断面図、(b)は(a)の部分拡大断面図である。
図2本発明の実施形態1の動作を示す断面図
図3本発明の実施形態1の排便管の拡大した正面図である。
図4本発明の実施形態1を示す斜視図である。
図5本発明の実施形態2を示す断面図である。
図6本発明の実施形態3を示すブロック図である。
図7本発明の実施形態4を示す断面図である。
図8本発明の実施形態5を示す断面図である。
図9本発明の実施形態6を示す平面図である。
図10(a)は本発明の実施形態7を示す縦断面図、(b)は(a)のX−X断面図である。
図11(a)は本発明の実施形態7の動作を示す縦断面図、(b)は(a)のY−Y断面図である。
図12本発明の実施形態8を示す断面図である。

--

0074

Aトイレ装置
1 床
2 開口
3排便管
4蓋体
5 給水手段
6便座付き椅子
8 排水管

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