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技術 パチンコ機の画像表示装置、パチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法及び画像表示プログラム

出願人 新日エレクトロニクス株式会社
発明者 紫谷毅
出願日 2002年2月5日 (18年8ヶ月経過) 出願番号 2002-028807
公開日 2003年8月15日 (17年2ヶ月経過) 公開番号 2003-228734
状態 拒絶査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置 イメージ生成
主要キーワード 処理画像情報 鏡面要素 リアル性 描画映像 按分処理 表示用画像情報 表現内容 情報決定処理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年8月15日)のものです。
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図面 (5)

課題

限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、それによって、表示画像に高度でしかも多彩且つ臨場感のある描画が可能となるパチンコ機画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置における画像表示方法を提供する。

解決手段

画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報描画処理するする際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報が表示される様に構成されているパチンコ機の画像表示装置100。

概要

背景

従来に於いては、パチンコ機画像表示装置では、鮮明な画像を得ようとすると、ピクセル単位で、必要な画像情報を処理する必要が発生する為に、処理速度を上げる必要があるが、その結果、画像処理回路、及び情報記憶回路等を大型のものにする必要があり、膨大な集積回路を使用しなければならないと言うように、当該パチンコ機の製造コストを増加させる原因となっていたと同時に、既成のパチンコ機に於ける限られた空間内に当該画像処理回路を組み込むことが不可能となり、実現性に乏しいものとなっていた。

又、従来に於ては、より多彩でより臨場感のある画像表示を行うために、例えば、スペキュラ処理を併用する事が行われている。

つまり当該スペキュラ処理は、表示画像情報の中に示されている材質が、金属であるか木材あるか等を、当該材質に所定の方向から所定の光を照射した場合に、当該材質の表面で反射する光の状態、つまり光沢の状態を介して表現する事によって、その材質が何かを認識させる方法であり、それによって表示画像リアル性が実感でき、又多彩な演出が可能となる。

つまり、かかるスペキュラ処理を使用しない場合には、表示画像に於ける表示物体の光沢のある質感の表現に乏しく、リアル感のある多彩な臨場感のある表示画像を得ることが出来ない。

更に、従来に於いて、一般の画像処理に於いて、スペキュラ処理を行う場合には、ハードウェアを使用してスペキュラ処理を行っているので、当該スペキュラ処理専用の高価な描画用LSIが必要となり、その為のスペースも確保する必要がある事から、描画装置及び表示装置が大型化せざるを得ない。

かかる点から、ハードウェアを用いた従来のスペキュラ処理手段をパチンコ機という限られた空間しか余裕がなく、コストも低価格化している対象物に使用する事が不可能であった。

ここで、従来に於けるスペキュラ処理の一具体例を図2を参照しながら説明する。

図2は、従来に於けるスペキュラ処理の操作手順の概略を説明したフローチャートであって、スペキュラ処理を行う表示画像情報から所定のポリゴンが選択された状態からスタートする場合の例を示すものである。

即ち、ステップ(S−1)で、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点座標値が計算され、ステップ(S−2)に於て当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理を実行する。

尚、上記した光源計算処理に於いては、当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に於ける色情報をR、G、Bの三種の色情報として個別に決定するものである。

次いで、ステップ(S−3)に於いては、当該ステップ(S−2)とは別に、スペキュラ処理に於けるスペキュラ処理条件を設定するスペキュラ設定が実行される。

かかるスペキュラ設定に於いては、例えば、材質、鏡面要素輝度情報等が予め定められるものである。

従来に於いては、上記したステップ(S−1)からステップ(S−3)のポリゴン単位で当該ポリゴンの3つの頂点に関する色情報の決定及びスペキュラ条件の設定のみがソフトウェアを利用して実行される。

その後、ステップ(S−4)に於て、当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの中から所定のピクセルを選択して、ステップ(S−5)に於て、上記したステップ(S−2)で得られた各ポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値に於ける色情報(R、G、B)に基づいて、例えば按分処理する等によって、当該選択されたピクセルの色情報を決定する。

一方、ステップ(S−6)に於いては、当該選択されたピクセルに対して、ステップ(S−3)によって設定されたスペキュラ設定条件に従って、個々のピクセルに於けるスペキュラ処理後の輝度情報を含むスペキュラ色であるスペキュラ処理色情報(Rs、Gs、Bs)を求めるスペキュラ計算が行われる。

次いで、ステップ(S−7)に於て、ステップ(S−5)で得られた個々のピクセルの色情報とステップ(S−6)に於て得られたスペキュラ処理色情報とから、当該個々のピクセルに於けるスペキュラ処理後の色情報であるスペキュラ処理色情報をRs、Gs、Bsの三種の色情報として決定し、且つ当該ポリゴンに於ける全てのピクセルに付いて上記のスペキュラ処理色情報決定処理が実行させた後、ステップ(S−8)に於て当該ポリゴンを表示手段に表示するものである。

尚、上記した従来の方法に於いては、ステップ(S−4)からステップ(S−7)までの各処理操作はハードウェアを使用した処理となっている。

又、従来に於て、当該スペキュラ処理操作を使用する場合には、一般的には、ハードウェアを使用して処理するものであるので、それ専用の高価な描画用LSIが必要となり、パチンコ機の画像表示装置そのもののサイズが大きくなると同時に製造コストも増加すると言う問題が有った。

更には、従来に於いては、当該スペキュラ処理専用のハードウェアを必要とする事から、当該専用の描画用LSIを使用する限り、処理方法は固定された式を使用する事から、スペキュラ処理の内容に自由度がなく、特定の固定化されたスペキュラ処理のみが使用可能であるので、制限された表現のみしか表示出来ないと言う問題が有った。

概要

限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、それによって、表示画像に高度でしかも多彩且つ臨場感のある描画が可能となるパチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置における画像表示方法を提供する。

画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理するする際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報が表示される様に構成されているパチンコ機の画像表示装置100。

目的

従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、一般のパチンコ機の画像表示装置に於いて、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、それによって、表示画像に高度でしかも多彩且つ臨場感のある描画が可能となるパチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置における画像表示方法を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

表示手段を持つパチンコ機画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報が表示される様に構成されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置。

請求項2

当該ソフトウェアによるスペキュラ処理は、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にあるピクセルの持つピクセルデータに対して実行されるものである事を特徴とする請求項1記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項3

当該ソフトウェアによるスペキュラ処理は、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源照射された場合の色情報を設定する光源計算処理と、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ処理条件を設定するスペキュラ設定処理と、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ色を決定するスペキュラ計算処理及び当該光源計算処理により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該スペキュラ計算処理により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ色とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ処理後の色情報を決定するスペキュラ処理色情報決定処理とから構成されている事を特徴とする請求項1又は2記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項4

当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該スペキュラ処理色情報決定処理により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるスペキュラ処理色情報に基づいて、決定する処理が実行される事を特徴とする請求項3記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項5

複数の表示用原画像情報を格納しているCGメモリ、当該CGメモリ内に格納されている当該複数の表示用原画像情報の中から所定の表示用画像図情報を選択し且つ描画処理を行う描画装置、選択された当該個々の表示用原画像情報を構成する各ポリゴンに対してソフトウェアによるスペキュラ処理を実行するスペキュラ処理手段、当該スペキュラ処理手段による演算結果に基づいて当該選択されたポリゴン内の各ピクセルに於ける色情報を決定するピクセル色情報決定手段、当該ピクセル色情報決定手段によって各ピクセルの色情報が決定されたそれぞれのポリゴンを含むん表示用画像情報を格納する表示データ格納用フレームメモリ、表示手段、当該表示データ格納用フレームメモリから所定のポリゴンを含む所定の表示用画像情報を読出して表示手段に当該表示用画像情報を表示させる表示手段駆動回路、少なくとも当該スペキュラ処理手段であるソフトウェアを格納しているソフトウェア格納手段及び上記の各装置の動作を制御する制御処理手段とから構成されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置。

請求項6

当該スペキュラ処理手段は、スペキュラ設定処理手段とスペキュラ計算処理手段とから構成されている事を特徴とする請求項5記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項7

表示手段を持つパチンコ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施し、次いで当該スペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報を当該表示手段に表示する事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法

請求項8

当該ソフトウェアによるスペキュラ処理を、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にある各ピクセルの持つピクセルデータに対して実行する事を特徴とする請求項7記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。

請求項9

当該ソフトウェアによるスペキュラ処理に於て、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行すると共に、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ処理条件を設定するスペキュラ設定処理操作を実行し、次いで、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点に対する当該光源計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該スペキュラ計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ色情報とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ処理後の色情報を決定するスペキュラ処理色情報決定処理操作を実行する事を特徴とする請求項7又は8記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。

請求項10

当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該スペキュラ処理色情報決定処理操作により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるスペキュラ処理色情報に基づいて、決定する当該ポリゴンに於けるピクセル色情報決定処理操作が実行される事を特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。

請求項11

当該ピクセル色情報決定処理操作は、ハードウェアにより処理されるものである事を特徴とする請求項10記載のパチンコ機の画像表示装置の画像表示方法。

請求項12

画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ条件を設定するスペキュラ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色を決定するスペキュラ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のスペキュラ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるスペキュラ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。

請求項13

画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ条件を設定するスペキュラ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色を決定するスペキュラ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のスペキュラ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるスペキュラ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラム

技術分野

0001

本発明は、パチンコ機に於ける画像情報画像表示装置及び画像情報の表示方法に関し、特に詳しくは、パチンコ機に於ける画像表示装置に於いて、光沢のある質感表現することによってより多彩臨場感のある画像情報の描画が可能となるパチンコ機に於ける画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法に関するものである。

背景技術

0002

従来に於いては、パチンコ機の画像表示装置では、鮮明な画像を得ようとすると、ピクセル単位で、必要な画像情報を処理する必要が発生する為に、処理速度を上げる必要があるが、その結果、画像処理回路、及び情報記憶回路等を大型のものにする必要があり、膨大な集積回路を使用しなければならないと言うように、当該パチンコ機の製造コストを増加させる原因となっていたと同時に、既成のパチンコ機に於ける限られた空間内に当該画像処理回路を組み込むことが不可能となり、実現性に乏しいものとなっていた。

0003

又、従来に於ては、より多彩でより臨場感のある画像表示を行うために、例えば、スペキュラ処理を併用する事が行われている。

0004

つまり当該スペキュラ処理は、表示画像情報の中に示されている材質が、金属であるか木材あるか等を、当該材質に所定の方向から所定の光を照射した場合に、当該材質の表面で反射する光の状態、つまり光沢の状態を介して表現する事によって、その材質が何かを認識させる方法であり、それによって表示画像リアル性が実感でき、又多彩な演出が可能となる。

0005

つまり、かかるスペキュラ処理を使用しない場合には、表示画像に於ける表示物体の光沢のある質感の表現に乏しく、リアル感のある多彩な臨場感のある表示画像を得ることが出来ない。

0006

更に、従来に於いて、一般の画像処理に於いて、スペキュラ処理を行う場合には、ハードウェアを使用してスペキュラ処理を行っているので、当該スペキュラ処理専用の高価な描画用LSIが必要となり、その為のスペースも確保する必要がある事から、描画装置及び表示装置が大型化せざるを得ない。

0007

かかる点から、ハードウェアを用いた従来のスペキュラ処理手段をパチンコ機という限られた空間しか余裕がなく、コストも低価格化している対象物に使用する事が不可能であった。

0008

ここで、従来に於けるスペキュラ処理の一具体例を図2を参照しながら説明する。

0009

図2は、従来に於けるスペキュラ処理の操作手順の概略を説明したフローチャートであって、スペキュラ処理を行う表示画像情報から所定のポリゴンが選択された状態からスタートする場合の例を示すものである。

0010

即ち、ステップ(S−1)で、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点座標値が計算され、ステップ(S−2)に於て当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理を実行する。

0011

尚、上記した光源計算処理に於いては、当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に於ける色情報をR、G、Bの三種の色情報として個別に決定するものである。

0012

次いで、ステップ(S−3)に於いては、当該ステップ(S−2)とは別に、スペキュラ処理に於けるスペキュラ処理条件を設定するスペキュラ設定が実行される。

0013

かかるスペキュラ設定に於いては、例えば、材質、鏡面要素輝度情報等が予め定められるものである。

0014

従来に於いては、上記したステップ(S−1)からステップ(S−3)のポリゴン単位で当該ポリゴンの3つの頂点に関する色情報の決定及びスペキュラ条件の設定のみがソフトウェアを利用して実行される。

0015

その後、ステップ(S−4)に於て、当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの中から所定のピクセルを選択して、ステップ(S−5)に於て、上記したステップ(S−2)で得られた各ポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値に於ける色情報(R、G、B)に基づいて、例えば按分処理する等によって、当該選択されたピクセルの色情報を決定する。

0016

一方、ステップ(S−6)に於いては、当該選択されたピクセルに対して、ステップ(S−3)によって設定されたスペキュラ設定条件に従って、個々のピクセルに於けるスペキュラ処理後の輝度情報を含むスペキュラ色であるスペキュラ処理色情報(Rs、Gs、Bs)を求めるスペキュラ計算が行われる。

0017

次いで、ステップ(S−7)に於て、ステップ(S−5)で得られた個々のピクセルの色情報とステップ(S−6)に於て得られたスペキュラ処理色情報とから、当該個々のピクセルに於けるスペキュラ処理後の色情報であるスペキュラ処理色情報をRs、Gs、Bsの三種の色情報として決定し、且つ当該ポリゴンに於ける全てのピクセルに付いて上記のスペキュラ処理色情報決定処理が実行させた後、ステップ(S−8)に於て当該ポリゴンを表示手段に表示するものである。

0018

尚、上記した従来の方法に於いては、ステップ(S−4)からステップ(S−7)までの各処理操作はハードウェアを使用した処理となっている。

0019

又、従来に於て、当該スペキュラ処理操作を使用する場合には、一般的には、ハードウェアを使用して処理するものであるので、それ専用の高価な描画用LSIが必要となり、パチンコ機の画像表示装置そのもののサイズが大きくなると同時に製造コストも増加すると言う問題が有った。

0020

更には、従来に於いては、当該スペキュラ処理専用のハードウェアを必要とする事から、当該専用の描画用LSIを使用する限り、処理方法は固定された式を使用する事から、スペキュラ処理の内容に自由度がなく、特定の固定化されたスペキュラ処理のみが使用可能であるので、制限された表現のみしか表示出来ないと言う問題が有った。

発明が解決しようとする課題

0021

従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、一般のパチンコ機の画像表示装置に於いて、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、それによって、表示画像に高度でしかも多彩且つ臨場感のある描画が可能となるパチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置における画像表示方法を提供するものである。

0022

本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。即ち、本発明に係る第1の態様としては、表示手段を持つパチンコ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報が表示される様に構成されているパチンコ機の画像表示装置であり、又、本発明に係る第2の態様としては、表示手段を持つパチンコ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施し、次いで当該スペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されたパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法である。

発明を実施するための最良の形態

0023

本発明に係る当該パチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法或いはパチンコ機に於ける画像表示装置は、上記の様に、パチンコ機の画像表示装置に於てソフトウェアによるスペキュラ処理を行うと言う技術構成を採用している事から、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理に於けるスペキュラ処理を任意のモードで自由に設定する事によって、描画処理を多様化出来、然かも、描画時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、更に、表示画像情報に奥行き感の描画を実現させ、より本物らしさが表現出来るので、多彩で且つ臨場感のある、表現内容がより一層リアル性が向上する事が可能となる。

0024

その結果、パチンコ機の遊技者が、高度な描画映像により満足感が得られると言う効果が得られるのである。

0025

更に、本発明に於いては、当該スペキュラ処理の主要な処理操作部分をソフトウェアにより実現させる技術構成を採用しているので、従来の様に全てのスペキュラ処理をハードウェアで実現させる必要が無いことから、高価な専用の描画用LSIが不要となりパチンコ機の製造コストの低減化に寄与する他、処理回路の大きさも小さくなるので、一層のコスト低減が可能となる。

0026

又、本発明に於いては、当該スペキュラ処理をソフトウェアを利用して実行するものである為、従来のハードウェアを使用してスペキュラ処理を操作実行していた場合と比較すると、スペキュラ処理条件を自由に設定する事が可能であるので、所望の表示画像情報に対して所望の演出に合わせたスペキュラ処理効果が得られるので、より多彩で且つ臨場感のある描画を表示する事が可能となる。

0027

以下に、本発明に係るパチンコ機に於ける画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。

0028

即ち、図1は、本発明に係るパチンコ機の画像表示装置の一具体例の構成を示すブロックダイアグラムであって、図中、パチンコ機の画像表示装置100に於て、画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、画像情報を表示するにあたり、所望のん表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報が表示される様に構成されているパチンコ機の画像表示装置100が示されている。

0029

本発明にかかる当該パチンコ機の画像表示装置100の具体例に於ける詳細な構成を説明するならば、図1に示す様に、複数の表示用原画像情報を格納しているCGメモリ2、当該CGメモリ2内に格納されている当該複数の表示用原画像情報の中から所定の表示用画像情報を選択し且つ描画処理を行う描画装置1、選択された当該個々の表示用原画像情報を構成する各ポリゴンに対してソフトウェアによるスペキュラ処理を実行するスペキュラ処理手段3、当該スペキュラ処理手段3による演算結果に基づいて当該選択されたポリゴン内の各ピクセルに於ける色情報を決定するピクセル色情報決定手段5、当該ピクセル色情報決定手段5によって各ピクセルの色情報が決定されたそれぞれのポリゴンを格納する表示データ格納用フレームメモリ4、表示手段200、当該表示データ格納用フレームメモリ4から所定のポリゴンを含む所定の表示用画像情報を読出して表示手段200に当該表示用画像情報を表示させる表示手段駆動回路6、少なくとも当該スペキュラ処理手段であるソフトウェアを格納しているソフトウェア格納手段7及び上記の各装置の動作を制御する制御処理手段8とから構成されているパチンコ機の画像表示装置100である。

0030

上記した本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置100に於いては、当該所定のポリゴン内から適宜のピクセルを順次に選択し、それぞれのピクセルに於ける色情報を設定する操作のみをハードウェアを利用した処理とする他は、全てソフトウェアを利用した処理操作とするものである。

0031

本発明に於ては、先ず、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点の座標値が計算され、次いで当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルの色情報を設定する光源計算処理が実行される。

0032

上記した光源計算処理に於いては、当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に於けるそれぞれのピクセルの色情報をR、G、Bの三種の色情報として個別に決定するものである。

0033

一方、本発明に於ける当該スペキュラ処理手段3は、前記した図2に示す従来のスペキュラ処理に於けるフローチャートで示されたスペキュラ設定手段31とスペキュラ計算手段32とを一体化して実行する処理手段であり、適宜のソフトウェアを使用して、ソフト的に全ての処理が実行される事になる。

0034

例えば、当該スペキュラ処理手段3に於けるスペキュラ設定処理手段31に於いては、例えば、対象物の材質、素材反射色スペキュラ光源色、ピクセルへの視線ベクトル、ピクセルへの光源ベクトル、ポリゴンの法線ベクトル、鏡面要素、スペキュラ係数f等の各条件を予め決定しておくことが望ましい。

0035

当該スペキュラ係数fは、例えば、当該鏡面要素Shが小さい場合には図3(A)に示す様に、ピクセルへの視線ベクトルとピクセルへの光源ベクトルとが一致している場合(位置P)が最大のスペキュラ係数fを示し、その前後は、比較的緩やかな減少傾向を示すものを使用しても良く、又当該鏡面要素Shが大きい場合には図3(B)に示す様に、ピクセルへの視線ベクトルとピクセルへの光源ベクトルとが一致している場合(位置P)が最大のスペキュラ係数fを示し、その前後は、比較的急峻な減少傾向を示すものを使用しても良い。

0036

一方、本発明に於ける当該スペキュラ設定条件に於いては、当該スペキュラ処理モードを適宜に決定する事も可能である。

0037

本発明に於けるスペキュラ処理に於いて、個々のピクセルのスペキュラ色Csを決定する場合には、例えば、以下に示す様な式で表される。

0038

即ち、個々のピクセルのスペキュラ色Csは、
Cs = f×Sl×Sm
ここで、スペキュラ係数fは、
f=((V+L)×N)Shであり、且つ
Sl:スペキュラ光源色、
Sm:素材の反射色、
V :ピクセルへの視線ベクトル、
L :ピクセルへの光源ベクトル、
N :ポリゴンの法線ベクトル、
Sh:鏡面要素
次に、本発明に於いては、上記したスペキュラ設定条件に従って、当該選択されたポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある個々のピクセルに於けるスペキュラ色F(Rs、Gs、Bs)をそれぞれを演算して決定する。

0039

その後、上記した光源計算処理により得られた当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある個々のピクセルに対する色情報(R、G、B)に対して、当該スペキュラ処理手段3により得られた当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある個々のピクセルに対するスペキュラ色(Rs、Gs、Bs)の情報を使用して変調する事によって、当該選択されたポリゴンの3つの頂点の座標値にあるピクセルのスペキュラ処理色情報が決定される。

0040

つまり、本発明に於ては、当該選択された個々のポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある3つのピクセルのスペキュラ処理色情報を決定する処理までをソフトウェアによって処理するものである。

0041

本発明に於ける当該スペキュラ処理に於いては、ソフトウェアを使用するものである為、上記したスペキュラ設定に於ける各種の条件を自由に設定する事が可能であり、同時に当該スペキュラ処理に要する処理回路のサイズを変更する事もない。

0042

つまり、本発明に於いては、当該ソフトウェアによるスペキュラ処理は、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にあるピクセルの持つピクセルデータに対して実行されるものである。

0043

次いで、本発明に於いては、当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該スペキュラ処理色情報決定処理により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるスペキュラ処理色情報に基づいて、決定する処理が実行されるものである。

0044

本発明に於いては、当該選択された個々のポリゴンを構成する複数のピクセル群のぞれぞれのピクセルに対するスペキュラ処理色情報を決定する処理操作は、ハードウェアを使用して実行する事になる。

0045

即ち、上記したソフトウェアによる処理によって得られた、個々のポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にあるピクセルの持つスペキュラ処理色情報を利用して、当該ポリゴンを構成する複数のピクセルを個別に選択して読み出し、当該個々のピクセルに対する当該スペキュラ処理色情報を決定する処理操作を実行するものである。

0046

当該ピクセルに対するピクセル色Csであるスペキュラ処理色情報を決定する処理としては、例えば、前記した様な式によって演算処理されるものである。

0047

その際の具体例としては、当該ポリゴン内に存在する特定のピクセルの位置座標値と当該ポリゴンの3つの頂点の座標値とから、3つの頂点の座標値のそれぞれのスペキュラ処理色情報を按分処理して決定する事も可能である。

0048

かかる操作を全てのポリゴンを構成するピクセルに付いて実行した後、当該スペキュラ処理色情報決定処理によってスペキュラ処理色情報を有するピクセルからなるポリゴンを所定の表示手段200に表示するものである。

0049

次に、上記した本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置の画像表示方法に付いて具体例を説明する。

0050

即ち、本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置の画像表示方法は、パチンコ機の画像表示装置に於て、画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるスペキュラ処理を施し、次いで当該スペキュラ処理を施して得られたスペキュラ処理画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されたパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法であり、当該ソフトウェアによるスペキュラ処理を、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にある各ピクセルの持つピクセルデータに対して実行するものである。

0051

本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置の画像表示方法の具体例を更に詳細に説明するならば、本発明に於ける当該ソフトウェアによるスペキュラ処理に於て、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行すると共に、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ処理条件を設定するスペキュラ設定処理操作を実行し、次いで、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点に対する当該光源計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該スペキュラ計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ色情報とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるスペキュラ処理後の色情報を決定するスペキュラ処理色情報決定処理操作を実行する様に構成されている事が望ましい。

0052

又、本発明に於ては、当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該スペキュラ処理色情報決定処理操作により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるスペキュラ処理色情報に基づいて、決定する当該ポリゴンに於けるピクセル色情報決定処理操作が実行される事が好ましい。

0053

更に、本発明に係る当該パチンコ機の画像表示装置の画像表示方法に於いては、当該ピクセル色情報決定処理操作は、ハードウェアにより処理されるものである事が望ましい。

0054

次に、本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置の画像表示方法の操作手順の一具体例を説明するならば、予め定められた画像を所定の期間表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、所定の数のフレームから構成された画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ条件を設定するスペキュラ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色を決定するスペキュラ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のスペキュラ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるスペキュラ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法である。

0055

上記した本発明にかかるパチンコ機の画像表示装置の画像表示方法のより詳細な操作手順を図4を参照しながら説明する。

0056

即ち、図4は、図2に示す従来に於けるスペキュラ処理の操作手順のフローチャートと対応して示されており、スペキュラ処理を行う表示画像情報から所定のポリゴンが選択された状態からスタートする場合の例を示すものである。

0057

即ち、ステップ(S−21)で、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点の座標値が計算され、ステップ(S−22)に於て当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理を実行する。

0058

次いで、ステップ(S−23)に於いては、当該ステップ(S−22)とは別に、スペキュラ処理手段3によりスペキュラ処理条件を設定するスペキュラ設定が実行されると共に選択された当該ポリゴンの3つの頂点に関するスペキュラ色の決定操作が実行され、当該ポリゴンの3つの頂点に関する個々のピクセルに於けるスペキュラ処理後のスペキュラ色であるスペキュラ処理色情報(Rs、Gs、Bs)を求めるスペキュラ計算が行われる。

0059

その後ステップ(S−24)に於て、ステップ(S−22)で得られた個々のピクセルの色情報とステップ(S−23)に於て得られたスペキュラ処理色情報とから、当該ポリゴンの3つの頂点に関するスペキュラ処理後の色情報であるスペキュラ処理色情報をR、G、Bの三種の色情報として決定する。

0060

本発明に於いては、上記した工程までをソフトウェアによる処理で実行されるものである。

0061

一方、ステップ(S−25)に於いては、当該選択されたポリゴンを構成する複数のピクセルから順次にピクセルを選択し、ステップ(S−26)に於て、上記したステップ(S−24)に於て決定された当該ポリゴンの3つの頂点に関するスペキュラ処理後の色情報であるスペキュラ処理色情報R、G、Bを使用して、当該ピクセルのスペキュラ処理色情報を決定するスペキュラ処理色情報決定処理が実行される。

0062

本発明に於けるステップ(S−26)に於ては、上記したステップ(S−24)で得られた各ポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値に於ける色情報(R、G、B)に基づいて、例えば按分処理する等によって、当該選択されたポリゴンの各ピクセルの色情報をスペキュラ処理色情報をR、G、Bの三種の色情報として決定し、且つ当該ポリゴンに於ける全てのピクセルに付いて上記のスペキュラ処理色情報決定処理が実行させた後、ステップ(S−27)に於て当該ポリゴンを表示手段に表示するものである。

0063

本発明に於ける別の態様としては、画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ条件を設定するスペキュラ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色を決定するスペキュラ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するスペキュラ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のスペキュラ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるスペキュラ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラムである。

0064

尚、本発明は様々なアプリケーションソフトに対応可能なオペレーティングシステムである。

発明の効果

0065

本発明に係る当該パチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、更に、表示画像情報に奥行き感の描画を実現させ、より本物らしさが表現出来るので、多彩で且つ臨場感のある、表現内容がより一層リアル性が向上する事が可能となる。

0066

その結果、パチンコ機の遊技者が、高度な描画映像により満足感が得られると言う効果が得られるのである。

0067

更に、本発明に於いては、当該スペキュラ処理の主要な処理操作部分をソフトウェアにより実現させる技術構成を採用しているので、従来の様に全てのスペキュラ処理をハードウェアで実現させる必要が無いことから、高価な専用の描画用LSIが不要となりパチンコ機の製造コストの低減化に寄与する他、処理回路の大きさも小さくなるので、一層のコスト低減が可能となる。

0068

又、本発明に於いては、当該スペキュラ処理をソフトウェアを利用して実行するものである為、従来のハードウェアを使用してスペキュラ処理を操作実行していた場合と比較すると、スペキュラ処理条件を自由に設定する事が可能であるので、所望の表示画像情報に対して所望の演出に合わせたスペキュラ処理効果が得られるので、より多彩で且つ臨場感のある描画を表示する事が可能となる。

図面の簡単な説明

0069

図1図1は、本発明に係るパチンコ機の画像表示装置の一具体例の構成の概略を示すブロックダイアグラムである。
図2図2は、従来の表示画像情報に対するスペキュラ処理の一例を説明する図である。
図3図3は、本発明に於ける表示画像情報に対するスペキュラ処理の一例を説明する図である。
図4図4は、本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の操作の手順の一例を示すフローチャートである。

--

0070

1描画装置
2CGメモリ
3スペキュラ処理手段
4 表示データ格納用フレームメモリ
5ピクセル色情報決定手段
6 表示手段駆動回路
7ソフトウェア格納手段
8制御処理手段
31 スペキュラ設定手段
32 スペキュラ計算手段
100パチンコ機の画像表示装置
200 表示手段

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