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技術 検眼装置

出願人 株式会社トプコン
発明者 池沢幸男柳英一金枝雅之
出願日 2002年1月31日 (18年6ヶ月経過) 出願番号 2002-022616
公開日 2003年8月5日 (17年0ヶ月経過) 公開番号 2003-220028
状態 未査定
技術分野 眼の診断装置
主要キーワード 取り付け環 判定ランプ 筒状枠体 一対構成 各押しボタンスイッチ ステッピンクモータ 取り付け筒 検査用レンズ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年8月5日)のものです。
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図面 (13)

課題

被検者のみの操作で必要な矯正視力を容易に求めることができ、更には乱視矯正可能な検眼装置を提供する。

解決手段

検眼自覚式検眼を行う視力計の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部51と、この本体鏡筒部51に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛53付きの視度調整光学部57及び被検眼の乱視軸を調整する乱視軸目盛55を有する乱視軸調整光学部56とを有するものである。

概要

背景

従来、自覚式の視力検査装置を用いた被検眼視力検査を行い、被検眼の眼鏡レンズ作成に必要とされる矯正視力を得るには、例えば、検者レフラクトメータによる他覚式の検査値と、自覚式の視力検査装置の検査値とを組み合わせて必要な矯正視力を求めるようにしている。

しかし、このような従来の方法では、他覚式、自覚式双方の検眼装置を必要とし、検眼スペースが広く必要であるとともに、検者の存在が必須であり、被検者のみでは必要とされる矯正視力を求めることができなかった。

概要

被検者のみの操作で必要な矯正視力を容易に求めることができ、更には乱視矯正可能な検眼装置を提供する。

被検眼の自覚式検眼を行う視力計の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部51と、この本体鏡筒部51に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛53付きの視度調整光学部57及び被検眼の乱視軸を調整する乱視軸目盛55を有する乱視軸調整光学部56とを有するものである。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被検者のみの操作で必要な矯正視力を容易に求めることができ、更には乱視矯正可能な検眼装置を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

検眼自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部とを有することを特徴とする検眼装置。

請求項2

被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部及び被検眼の乱視度数を調整する乱視軸目盛を有する乱視度数補正光学部と、を有することを特徴とする検眼装置。

請求項3

被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部及び被検眼の乱視度数を調整する乱視軸目盛を有する乱視度数補正光学部と、前記視度調整光学部を構成する視度調整レンズを内蔵した可動筒光軸方向に変位させる電動力を付与する電動ユニットと、を有することを特徴とする検眼装置。

請求項4

被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部及び一対の乱視度数補正レンズ電動による回転で被検眼の乱視度数を調整する乱視度数補正光学部と、前記視度調整光学部、乱視度数補正光学部を一定の間隔を保持したまま光軸方向にスライドさせるスライド駆動部と、を有することを特徴とする検眼装置。

請求項5

前記本体鏡筒部は、瞳孔間距離に応じて間隔調整可能な左右一対構成の双眼鏡型に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の検眼装置。

技術分野

0001

本発明は、検眼装置に関し、詳しくは自覚式の視力計等の検眼装置本体に、被検者自身視度調整を行い視度目盛を読み取ることで必要な矯正視力を簡略に求める機能を付加した検眼装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、自覚式の視力検査装置を用いた被検眼視力検査を行い、被検眼の眼鏡レンズ作成に必要とされる矯正視力を得るには、例えば、検者レフラクトメータによる他覚式の検査値と、自覚式の視力検査装置の検査値とを組み合わせて必要な矯正視力を求めるようにしている。

0003

しかし、このような従来の方法では、他覚式、自覚式双方の検眼装置を必要とし、検眼スペースが広く必要であるとともに、検者の存在が必須であり、被検者のみでは必要とされる矯正視力を求めることができなかった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被検者のみの操作で必要な矯正視力を容易に求めることができ、更には乱視矯正可能な検眼装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0005

請求項1記載の発明の検眼装置は、被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部とを有することを特徴とするものである。

0006

この発明によれば、本体鏡筒部を検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着し、被検査者自らが視度目盛付きの視度調整光学部を操作することで、前記検眼装置本体にて検眼した自覚式検眼結果に対する視度矯正を容易に行うことができる。

0007

請求項2記載の発明の検眼装置は、被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部及び被検眼の乱視度数を調整する乱視軸目盛を有する乱視度数補正光学部とを有することを特徴とするものである。

0008

この発明によれば、請求項1記載の発明と同様な作用を発揮することに加えて被検眼の乱視度数を調整する乱視軸目盛を有する乱視度数補正光学部を備えているので、前記検眼装置本体による乱視度数の検眼結果に対する乱視矯正をも行うことができる。

0009

請求項3記載の発明は、被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部及び被検眼の乱視度数を調整する乱視軸目盛を有する乱視度数補正光学部と、前記視度調整光学部を構成する視度調整レンズを内蔵した可動筒光軸方向に変位させる電動力を付与する電動ユニットとを有することを特徴とするものである。

0010

この発明によれば、請求項2記載の発明の構成に加えて、更に電動ユニットにより前記視度調整光学部を構成する視度調整レンズを含む可動筒を光軸方向に変位させる電動力を付与するようにしているので、自覚式検眼結果に対する視度矯正を電動にて行うことができる。

0011

請求項4記載の発明は、被検眼の自覚式検眼を行う検眼装置本体の被検者用の覗き窓に装着可能に構成された本体鏡筒部と、この本体鏡筒部に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛付きの視度調整光学部及び一対の乱視度数補正レンズの電動による回転で被検眼の乱視度数を調整する乱視度数補正光学部と、前記視度調整光学部、乱視度数補正光学部を一定の間隔を保持したまま光軸方向にスライドさせるスライド駆動部と、を有することを特徴とするものである。

0012

この発明によれば、電動式の構成で、前記視度調整光学部、乱視度数補正光学部を一定の間隔を保持したまま光軸方向にスライドさせることで視度調整を行い、前記一対の乱視度数補正レンズを電動により個別に回転させることで乱視度数を調整することができる。

0013

請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の検眼装置において、前記本体鏡筒部は、瞳孔間距離に応じて間隔調整可能な左右一対構成の双眼鏡型に構成されていることを特徴とするものである。

0014

この発明によれば、請求項1乃至4のいずれかに記載の検眼装置における本体鏡筒部を、瞳孔間距離に応じて間隔調整可能な左右一対構成の双眼鏡型に構成しているので、前記被検者用の覗き窓が瞳孔間距離に応じて間隔調整可能な構成の検眼装置本体に前記本体鏡筒部を装着して被検眼の左右両眼の視度調整や乱視矯正を容易に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。

0016

(実施の形態1)本発明の実施の形態1を図1乃至図9を参照して説明する。

0017

図1は本実施の形態1の検眼装置を構成する検眼装置本体である視力計と、この視力計に取り付けて使用する検査補助光学装置50とを示す斜視図であり、前記視力計の筺体15は台座10を具備し、この台座10の前方の被検者側に配置した操作パネル11には、測定スタート用の押しボタンスイッチからなるスタートスイッチ12と、被検者が視認したランドルト環切れ目方向を回答するための回答スイッチ13とが配置されている。

0018

また、前記筺体15の被検者側前面部には、被検者に両眼視標を覗かせせるための一対の覗き窓16a、16bと、被検者の額を当てる額当て17とが配置されている。

0019

前記一対の覗き窓16a、16bは、被検者が使用する際に瞳孔間距離が調整可能な双眼鏡型に構成され、その詳細構造は後述する検査補助光学装置50が着脱可能に取り付けられる取り付け筒部16c、16dを備えている。

0020

また、筺体15の側面には、検査結果印字出力するプリンタ19が搭載されている。

0021

前記回答スイッチ13は、図2に示すように、ピラミッド状に形成した中央突起部20と、これを中心として前後左右に配置された押しボタンスイッチ21乃至24と、これら各押しボタンスイッチ21乃至24がランドルト視標の切れ目方向と対応するかを被検者に提示するために各スイッチに近接して付されたランドルトマーク21a乃至24aとから構成している。

0022

被検者は両眼で覗き窓16a、16bを常時覗き込んでいても、ランドルトマーク21a乃至24aに触ることにより、中央突起部の触感とともに回答スイッチ13の全体の配置と各押しボタンスイッチ21乃至24の位置関係とを知ることができる。

0023

筺体15の上面後方には、図3に示すように、被検者用の操作パネル30が配置されている。この操作パネル30には、パイロットランプ内蔵のトグルスイッチからなる電源スイッチ301と、測定シーケンス設定ノブ302と、視標提示時間設定ノブ302と、押しボタンスイッチからなる検査メニュー設定スイッチ304乃至310と、乱視チャート点灯用スイッチ311と、乱視チャートを左眼光路に入れるか又は右眼光路に入れるかを選択する光路選択スイッチ312と、測定を終了させるために設けられた押しボタン式の終了スイッチ313と、各検査メニュー設定スイッチ304乃至310のオンオフ状態を表示するためのパイロットランプ304a乃至310aと、左眼右眼のいずれが測定されているかを示すための例えばLEDからなるパイロットランプ315a、315bと、例えば視力値0.1に対応する視標による測定の判定結果を「合」「否」で示すための判定ランプ316a、316bと、測定時において被検者に提示されている視標を視力値で示すための液晶表示パネル320とが配置されている。

0024

図4は前記視力計の光学配置図である。この視力計は、右眼光路ORと左眼光路OLとを同一の構成としている。右眼光路、左眼光路OR,OLに設けている光源40R,40Lから射出された光は、凹面鏡41R,41Lで反射された後、視標板42R,42Lを照明する。

0025

視標板42R,42Lは前記覗き窓16a,16b内に配置された遠用レンズ43R,43Lの焦点位置に配置されている。

0026

視標板42R,42Lからの光は、ハーフミラー44R,44Lで反射された後、ミラー45R,45L,46R,46Lで反射され、レンズ43R,43Lによって平行光束に変換されて右、左の被検眼ER、ELに入射する。

0027

通常、片眼の視力検査をするとき他方の眼に視標を提示することはないが、被検眼と同様の明視野を与えることが必要であると言われている。このため、本実施の形態1では明視野用光源47R,47Lと拡散板48R,48Lを有している。例えば、右の被検眼ERの検査をするときは光源40Rで拡散板42Rを照明し、右の被検眼ERに視標を提示する。

0028

このとき、左眼光路OLの光源47Lも点灯し、拡散板48Lによる拡散光がハーフミラー44Lを透過した後ミラー45Lとミラー46Lで反射されて左の被検眼ELに明視野を与える。

0029

遠用レンズ43R,43Lには、補助レンズ群49R,49Lを付加している。これら補助レンズ群49R,49Lは、例えば+5Dの屈折力をもつ遠視検査用レンズ491R,491L、例えば、+3.0Dの屈折力をもつ近用検査用レンズ492R,492L及び多数のピンホールを有するピンホール板493R,493Lから構成される。

0030

これら補助レンズ群49R,49Lは、図示していないが、ターレット板に保持され、選択的にそれぞれの光路内に挿入される。

0031

視標板42R,42Lは、図4に示すようにそれぞれ、拡散板421、液晶422、及びマスク板423で構成されている。拡散板421は、光源40からの光を拡散するための作用をする。液晶板422には図5に示すように、通電によって黒化する各種パターンが形成されている。

0032

図5において、ランドルト視標パターン401乃至409の内、視力0.1乃至0.5に相当するランドルト視標パターン401は、四方向の切れ目を選択的に切り換えて表示できるように円弧部401aと各切れ目部401bとが独立に形成されている.そして例えば右側の切れ目部401bをのぞいて他を通電黒化されることにより右方向ランドルト視標が得られる。

0033

他方、視力0.6乃至0.9に相当するパターン408乃至409は、それぞれ切れ目方向が、上下左右にある4つのランドルト視標を一群として構成されている。また、前記液晶板422には、サンバースト型の乱視標パターン410が形成されており、各経線にはその方向が回答しやすいように時計時刻表示パターン111が形成されている。

0034

乱視標パターン410の下方には、16個の矩形パターン412aを一列に列列してなるシャッター列パターン412が形成されている。シャッター列パターン412のさらに下方には、立体視チャートの提示、非提示のためのシャッター群413が形成されている。

0035

次に、前記視力計の取り付け筒部16c、16dに取り付けられる検査補助光学装置50について、図6乃至図8を参照して説明する。

0036

検査補助光学装置50は、図6図7に示すように、前記視力計の覗き窓16a、16bの取り付け筒部16c、16dに対して着脱可能に装着できるように構成された本体鏡筒部51と、この本体鏡筒部51に組み込んだ被検眼の視度を調整する視度目盛(例えば0.25Dステップ)53が付された視度調整光学部54と、被検眼の乱視度数を調整する乱視軸目盛(例えば15度ステップ)55を有する乱視度数補正光学部56とを双眼鏡型の左右一対構成で有している。

0037

本体鏡筒部51は、取り付け筒部16c(又は取り付け筒部16c)に装着される装着筒部51a及び中間筒部51bを具備し、装着筒部51aと中間筒部51bとの間に乱視度数補正光学部56を、中間筒部51bの先端側に視度調整筒部57を各々回動可能に備えている。

0038

そして、装着筒部51aと乱視度数補正光学部56との内部には各々乱視度数補正用凸レンズ状円柱レンズクロスシリンダーレンズ)58aと、凹レンズ状の円柱レンズ(クロスシリンダーレンズ)58bとからなる一対構成の乱視度数補正レンズ群58を、中間筒部51b内には固定配置球面レンズ90を、視度調整筒部57内には視度調整用の球面レンズ91を各々取り付けている。

0039

前記装着筒部51aは、端部側の取り付け環51cの内周部に例えば120度配置に3箇所設けた係合突条部51dを前記取り付け筒部16cの外周部に例えば120度配置に3箇所設けた係合凹部16eに各々嵌め付けることで、取り付け筒部16cに装着されるようになっている。

0040

前記装着筒部51aと中間筒部51bとの間に配置される乱視度数補正光学部56は、図7図8に示すように環状に形成され、凹レンズ状の乱視度数補正レンズ58bが取り付けられているとともに、乱視度数補正レンズ58bよりも外周側の肉厚部に対称配置に一対の弧状長穴60を穿設している。

0041

そして、前記装着筒部51aの内側段部51dからこの装着筒部51aを光軸方向に沿って挿通したボルト61を、前記弧状長穴60を貫通させ、さらに前記中間筒部51bに設けた中間段部51e内に露出させてナット62をこのボルト61に螺合することで、乱視度数補正光学部56を前記装着筒部51aと中間筒部51bとの間において光軸の回りに回転可能としている。

0042

この構成により、乱視度数補正レンズ58aに対して、乱視度数補正光学部56の回転操作により乱視度数補正レンズ58bを回転させ、乱視度数を連続的に変化させることができるように構成している。即ち、乱視度数補正レンズ58a、乱視度数補正レンズ58bの両乱視軸方向が平行になったとき乱視度数が0となり、両乱視軸方向が垂直になったとき乱視度数は最大となる。

0043

前記視度調整筒部57の中間筒部51b側の端部外周には雄ねじ63が、中間筒部51bの視度調整筒部57側の端部内周には雌ねじ64が各々設けられ、視度調整筒部57は中間筒部51bに対してねじ結合されており、これにより、被検者は視度調整筒部57を回すことで前記視度調整用の球面レンズ91を光軸方向に移動させ視度調整を行うことが可能となっている。

0044

また、図6に示すように、左右一対の本体鏡筒部51から各々突出させた連結アーム65を、回動支持部66により連結することで、この検査補助光学装置50は、両側の視度調整筒部57間の距離を被検者の両眼の瞳孔間距離に応じて調整できる双眼鏡型に構成されている。

0045

尚、検査補助光学装置50を双眼鏡型ではなく単眼鏡型の構成とすることももちろん可能である。

0046

図9は本実施の形態1の視力計の制御系を示すブロック図である。この制御系は、検査プログラム、被検者に対する音声による検眼誘導プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリー)606と、検査データを一時的又は恒久的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリー)608と、ROM606に記憶した検査プログラムにしたがって制御系全体を制御するためのCPU(セントラルプロセッシングユニット)607と、前述の各構成要素を駆動するための駆動系600と、この駆動系600とCPU607とを接続するインターフェース605とを有している。CPU607にはCTC(カウンタータイマーサーキット)609が接続されている。

0047

CTC609は、パルスモータ496を回転制御するためのパルスと、前記視標板42R,42Lにおける液晶板422R,422Lにより提示されるランドルト視標の切れ目方向を選択するためのパルスをCPU607に送るようになっている。

0048

駆動系600は、操作パネル30、操作パネル30の液晶表示パネル320を表示駆動するためのドライバ回路601、光源40R,40L,47L,47Rを点灯するためのドライバ回路602、視標板42R,42Lのそれぞれの液晶板422R,422Lを駆動するためのドライバ回路603,604、回答スイッチ13による回答入力があると音声による検眼誘導プログラムに従った音声を出力するスピーカー110及びそのドライバ回路611及び前記プリンタ19を具備している。

0049

上記構成の本実施の形態1の作用を、前記検査補助光学装置50による視度調整作用及び乱視度数補正作用を主にして説明する。

0050

被検者が前記視力計にて例えば視力0.1に相当するランドルト視標パターン301を使用した自覚式検眼を行った後に、検査補助光学装置50の装着筒部51aを前記視力計の取り付け筒部16c、16dに取り付ける。

0051

この状態で、被検者が前記中間筒部51bに対してねじ結合されている視度調整筒部57を自らの指操作で光軸の回りに視度目盛53に応じて0.25ステップでプラス方向又はマイナス方向に回動させることで、視度調整用の球面レンズ91が視度調整筒部57とともに光軸方向に移動し、これにより、自覚式検眼結果に対する視度調整を容易に行い、適正な矯正視力を得ることが可能となる。

0052

また、被検者が前記視力計にて例えば乱視標パターン410を使用した自覚式検眼を行った場合においては、乱視度数補正光学部56を指操作で乱視軸目盛55に応じて15度ステップで光軸の回りに回動させ前記乱視度数補正レンズ58bも光軸の回りに回動し、前記乱視度数補正レンズ58aの乱視軸との角度が変化して乱視度数を調整できる。

0053

そして、前記乱視標パターン410が明確に見える状態にすることにより、前記乱視標パターン410を使用した自覚式検眼結果に対する乱視矯正を容易に行うことが可能となる。

0054

(実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2の検査補助光学装置50Aについて図10図11を参照して詳細に説明する。

0055

本実施の形態2の検査補助光学装置50Aおいては、基本的構造は実施の形態1の場合と同様な構成を有するが、前記中間筒部51bに、スイッチ操作にて視度調整光学部54の視度調整筒部57内の球面レンズ91を光軸方向に変位させる電動力を付与する電動ユニット70を付加した構成となっている。

0056

即ち、電動ユニット70は、箱型状のユニット本体71を具備し、ユニット本体71内に例えばステッピンクモータ72と、図示していないがこのステッピングモータ72を駆動するための電源部とを内蔵するとともに、ユニット本体71表面上部にプラススイッチ81、マイナススイッチ82を備えている。

0057

また、視度調整光学部54の視度調整筒部57の外周には円周方向に歯車部57aが付加され、前記ステッピンクモータ72の原動軸に取り付けた駆動歯車73を前記歯車部57aに噛合させてステッピンクモータ72の回転力を駆動歯車73を介して歯車部57aに伝達し、これにより、視度調整筒部57を光軸の回りに回転駆動するようになっている。

0058

また、前記視度調整筒部57の回転方向は、前記プラススイッチ81、マイナススイッチ82により設定するようにしている。

0059

この他の要素である乱視度数補正光学部56及び本体鏡筒部51の装着筒部5151aの構成は実施の形態1の場合と同様である。

0060

また、本実施の形態2の検査補助光学装置50Aも、実施の形態1の場合と同様な双眼鏡型とする他、単眼鏡型の構成とすることができる。

0061

本実施の形態2の検査補助光学装置50Aによれば、視度調整を電動化して被検者が前記プラススイッチ81又はマイナススイッチ82を操作をするだけで、視度調整用の球面レンズ91が視度調整筒部57とともに光軸方向に移動し、これにより、前記視力計による自覚式検眼結果に対する視度調整を容易に行い、適正な矯正視力を得ることが可能となる。

0062

また、乱視度数補正光学部56による前記乱視標パターン410を使用した自覚式検眼結果に対する乱視矯正は実施の形態1の場合と同様に行なわれる。

0063

(実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3の検眼装置における検査補助光学装置50Bについて図12を参照して説明する。

0064

この検査補助光学装置50Bは、図示しない本体鏡筒部に搭載される固定配置の球面レンズ91を備えた視度調整光学部54及び実施の形態1と同様な乱視度数補正レンズ58a、58bを備えた乱視度数補正光学部56を、基台100に配置した直線上のスライドベアリング102に沿って移動可能に位置したラック101上に取り付け、駆動モータ110に取り付けたピニオン111を前記ラック101に噛合させて、駆動モータ110の回転により前記視度調整光学部54、乱視度数補正光学部56を一定の間隔を保持したまま光軸方向にスライドさせるように構成している。

0065

前記球面レンズ91はその外周に枠体91aを備え、枠体91aを支持部材91bを介してピニオン111に取り付けている。

0066

また、前記乱視度数補正光学部56の乱視度数補正レンズ58a、58bは、各々外周歯車121a、122a付きの一対の筒状枠体121、122により隣接配置に保持され、これら筒状枠体121、122は、前記ピニオン111に固着した支持部材127により支持した筒状嵌装体129に回転可能に嵌装されている。

0067

そして、筒状枠体121、122の外方に配置した第1、第2モータ123、124に取り付けた原動歯車125、126を前記筒状枠体121、122の外周歯車に各々噛合させることで、第1、第2モータ123、124により乱視度数補正レンズ58a、58bを個別に回転させ、これら乱視度数補正レンズ58a、58bの乱視軸をずらすことで乱視度数を調整可能としている。

0068

この検査補助光学装置50Bによれば、電動式の構成で、前記視度調整光学部54、乱視度数補正光学部56を一定の間隔を保持したまま光軸方向にスライドさせることで視度調整を行い、前記乱視度数補正レンズ58a、58bを電動にて個別に回転させることで乱視度数を調整することができる。

0069

尚、図12においては、被検眼ER(右眼)に対応する検査補助光学装置50Bのみを図示しているが、実際には被検眼ER、EL双方に対応する構成とすることは言うまでもない。

0070

尚、上述した検査補助光学装置50、50A、50Bによれば、更に円柱度数増減するシリンダーレンズユニットを組み合わせ、前記視力計との関連動作で、省スぺ−ス化を図りつつ雲霧法に基づいた視力矯正を検者の存在を要することなく被検者のみで極めて容易に行うことができる。

0071

この場合に視力矯正について概説すると、例えば、雲霧法により、0.1のランドルト視標パターン401が読める程度まで操作パネル30の図示しないマイナスボタンを押し、次に図示しないステップボタンを押し、0.1のランドルト視標パターン405が読める程度まで図示しないマイナスボタンを押す。

0072

次に、ステップボタンを押すと乱視標パターン410が表示され、この段階で乱視度数補正光学部56を操作し、乱視標パターン410の特定の放射線が最もよく見える状態にする。次に、ステップボタンを押し、更にシリンダーレンズユニットにより円柱度数を加え、放射線が均一になるまでプラスボタンを押す。次にステップボタンを押すことで、被検者の片眼(左眼又は右眼)に対する視力矯正が修了する。反対側の眼を同様な手順で行なう。更に両眼の視力矯正結果の確認、立体視標での確認を行なう。

0073

本発明の変形例としては、音声メッセージによる音声誘導を行って、被検者の操作をより簡略化したり、前記視力計にレフラクトメータ等による他覚検査による被検眼の検眼データレンズメータにより測定した装用眼鏡レンズデータを入力してプリセットを可能な構成とする例を挙げることができる。

0074

前記検査補助光学装置50、50A、50Bに対して、ロータリプリズムを組み込むことにより、プリズム処方を可能とする構成とすることもできる。更に、自由曲面レンズであるアルバレッツレンズを組み込んだ構成とすることもできる。

発明の効果

0075

本発明によれば、省ペースの構成でしかも検者の存在なくして被検者自らが検眼装置本体にて検眼した自覚式検眼結果に対する視度矯正、更には乱視矯正を容易に行うことができる検眼装置を提供することができる。

0076

更に、自覚式検眼結果に対する視度矯正、更には乱視矯正を電動にて行うことができる検眼装置を提供できる。

0077

また、被検者用の覗き窓が瞳孔間距離に応じて間隔調整可能な構成の検眼装置本体に適用し、省ペースの構成でしかも検者の存在なくして被検眼の左右両眼の視度調整や乱視矯正を容易に行うことができる検眼装置を提供できる。

図面の簡単な説明

0078

図1本発明の実施の形態1の検眼装置におけるの視力計及び検査補助光学装置の外観を示す斜視図である。
図2本実施の形態1の視力計の回答スイッチを示す平面図である。
図3本実施の形態1の視力計の操作パネルの平面図である。
図4本実施の形態1の視力計の光学配置図である。
図5本実施の形態1の視力計の液晶板のパターン例を示す平面図である。
図6本実施の形態1の検眼装置における検査補助光学装置の斜視図である。
図7本実施の形態1の検眼装置における検査補助光学装置の断面図である。
図8本実施の形態1の検査補助光学装置における乱視度数補正光学部を示す斜視図である。
図9本実施の形態1の視力計の制御系のブロック図である。
図10本発明の実施の形態2の電動ユニットを備えた検査補助光学装置の斜視図である。
図11本実施の形態2の電動ユニットを備えた検査補助光学置を示す概略側面図である。
図12本発明の実施の形態3の検眼装置における検査補助光学装置を示す概略断面図である。

--

0079

10台座
11操作パネル
12スタートスイッチ
13回答スイッチ
15筺体
16a、16b覗き窓
16c、16d取り付け筒部
17額当て
19プリンタ
30 操作パネル
50検査補助光学装置
50A 検査補助光学装置
50B 検査補助光学装置
51B 検査補助光学装置
51 本体鏡筒部
51a装着筒部
51b中間筒部
53視度目盛
54視度調整光学部
55乱視軸目盛
56乱視度数補正光学部
57 視度調整筒部
57a歯車部
58 乱視度数補正レンズ
70電動ユニット
71ユニット本体
72ステッピンクモータ
73駆動歯車
81プラススイッチ
82マイナススイッチ
91球面レンズ
101 ラック
102スライドベアリング
110駆動モータ
111ピニオン
123 第1モータ
124 第2モータ
ER被検眼
EL 被検眼

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