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技術 光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票の破れ検出方法

出願人 株式会社東芝
発明者 竹島義明
出願日 2002年1月16日 (18年2ヶ月経過) 出願番号 2002-007746
公開日 2003年7月25日 (16年8ヶ月経過) 公開番号 2003-208564
状態 拒絶査定
技術分野 伝票 本・特殊印刷物 シート,ウェブの制御 文字入力 画像処理
主要キーワード 黒塗り領域 破れ目 クリアエリア 比較結果値 領域画像情報 搬送駆動機構 帳票搬送路 搬送駆動モータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

本発明は、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することのできる光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票破れ検出方法を提供することを課題とする。

解決手段

制御部(CONT)14は、CCD密着センサ16より取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報から、帳票(P)の搬送方向と直交する帳票領域の数を検知する。この帳票の領域数が「1」である際は帳票破れが発生していないと判定し「2」以上である際は帳票破れが発生したと判定する。帳票破れが発生したことを検知すると、オペレーションパネル8にエラーを表示して帳票搬送の異常を外部に報知するとともに、帳票搬送駆動部9にモータ停止の指示を出し搬送駆動機構を停止して破片帳票の損傷を防ぐとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を回避する。

概要

背景

従来、光学的文字読取装置(以下OCRと称す)に於いて、帳票を帳票搬送中に、搬送路内で帳票が破れると、破れたまま搬送しようとし続けるため、帳票に大きなダメージを与えたり、破れた帳票の破片が搬送路内に留まることにより、次に搬送されてくる帳票の搬送にもジャム等の影響がでたり、破れた帳票が、いずれの排出帳票の破片なのか分からなくなる等、種々の問題を引き起こす。そこで帳票搬送時に於いて帳票破れが生じた際に搬送を停止して、破れた帳票片の損傷を極力回避する機構が必要とされるが、従来では、特に、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、有効な帳票破れ検出手段が存在しなかった。

概要

本発明は、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することのできる光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票の破れ検出方法を提供することを課題とする。

制御部(CONT)14は、CCD密着センサ16より取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報から、帳票(P)の搬送方向と直交する帳票領域の数を検知する。この帳票の領域数が「1」である際は帳票破れが発生していないと判定し「2」以上である際は帳票破れが発生したと判定する。帳票破れが発生したことを検知すると、オペレーションパネル8にエラーを表示して帳票搬送の異常を外部に報知するとともに、帳票搬送駆動部9にモータ停止の指示を出し搬送駆動機構を停止して破片帳票の損傷を防ぐとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を回避する。

目的

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することのできる光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票の破れ検出方法を提供することを目的とする。

更に、本発明は、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを検出して、少なくとも帳票搬送エラーを外部に報知し、若しくは搬送機構搬送動作自動停止して、破れた帳票の損傷や、搬送路内の他の帳票に及ぼす悪影響を回避できるようにした光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票の破れ検出方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

帳票搬送路の所定の帳票搬送位置に設けられ、帳票の搬送方向に対して直角の方向に発光素子を配列した発光部と、前記帳票搬送位置に前記搬送路を挟み前記発光部と対峙して、搬送される帳票が摺接する読取面と、当該読取面より画像を読み取る画像読素子とを有し、前記帳票搬送位置に搬送される帳票に密着して画像読取を行う密着センサと、前記密着センサの画像読取信号をもとに前記搬送方向と直交する方向の帳票破れを検知する制御手段とを具備したことを特徴とする光学的文字読取装置

請求項2

前記制御手段は、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、前記密着センサの画像読取信号をもとに、帳票領域の数を検出し、その領域数が複数であるとき、帳票破れと判断して、帳票破れを検知することを特徴とする請求項1記載の光学的文字読取装置。

請求項3

前記制御手段は、上位の装置より前記帳票搬送路上に搬送される帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得する手段と、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、前記密着センサの画像読取信号をもとに、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得する手段と、前記上位装置より取得したサイズ情報と、前記密着センサの画像読取信号を監視して取得したサイズ情報とを比較して、その比較結果値が設定された閾値を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の光学的文字読取装置。

請求項4

前記制御手段は、上位の装置より、被読取帳票のサイズの許容範囲を示すサイズ範囲情報を取得する手段と、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、前記密着センサの画像読取信号をもとに、帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得する手段と、前記密着センサの画像読取信号をもとに取得したサイズ情報により示される帳票サイズが、前記上位装置より取得したサイズ範囲情報により示される許容範囲内にあるか否かを判断し、前記帳票サイズが、前記サイズ範囲情報により示される許容範囲を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の光学的文字読取装置。

請求項5

前記制御手段は、前記帳票搬送路の前記帳票搬送位置より手前の位置に設けられた読取部より、帳票上をスキャンした画像に含まれるクリアエリアをもとに割り出した帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得する手段と、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、前記密着センサの画像読取信号をもとに、帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得する手段と、前記読取部より取得したサイズ情報と、前記密着センサの画像読取信号をもとに取得したサイズ情報とを比較して、その比較結果値が設定された閾値を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の光学的文字読取装置。

請求項6

前記制御手段で帳票破れが検知されたとき、少なくとも帳票破れが発生したことを外部に報知し、若しくは帳票搬送動作を停止して、破れ帳票の損傷を防止する手段を具備したことを特徴とする請求項1または2または3または4または5記載の光学的文字読取装置。

請求項7

OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、前記搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から帳票の領域が単数であるか否かを判定し、単数でないとき、帳票破れと判断して、搬送された帳票の破れを検知することを特徴とするOCR搬送帳票の破れ検出方法。

請求項8

OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、上位の装置より前記搬送路上に搬送される帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記各サイズ情報を比較して、その比較結果値が設定された閾値を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知することを特徴とするOCR搬送帳票の破れ検出方法。

請求項9

OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、上位の装置より、被読取帳票のサイズの許容範囲を示すサイズ範囲情報を取得し、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記搬送された帳票のサイズ情報により示される帳票サイズが、前記上位装置より取得したサイズ範囲情報により示される許容範囲内にあるか否かを判断して、前記搬送された帳票のサイズが、前記サイズ範囲情報により示される許容範囲を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知することを特徴とするOCR搬送帳票の破れ検出方法。

請求項10

OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、前記搬送路上に於いて、帳票の文字読取を行う読取部より、帳票上をスキャンした画像に含まれるクリアエリアをもとに割り出した帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記読取部より取得したサイズ情報と、前記搬送された帳票のサイズ情報とを比較して、その比較結果値が設定された閾値を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知することを特徴とするOCR搬送帳票の破れ検出方法。

技術分野

0001

本発明は、帳票搬送時の帳票破れを検知する機構を備えた光学的文字読取装置、およびOCR搬送帳票の破れ検出方法に関する。

背景技術

0002

従来、光学的文字読取装置(以下OCRと称す)に於いて、帳票を帳票搬送中に、搬送路内で帳票が破れると、破れたまま搬送しようとし続けるため、帳票に大きなダメージを与えたり、破れた帳票の破片が搬送路内に留まることにより、次に搬送されてくる帳票の搬送にもジャム等の影響がでたり、破れた帳票が、いずれの排出帳票の破片なのか分からなくなる等、種々の問題を引き起こす。そこで帳票搬送時に於いて帳票破れが生じた際に搬送を停止して、破れた帳票片の損傷を極力回避する機構が必要とされるが、従来では、特に、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、有効な帳票破れ検出手段が存在しなかった。

発明が解決しようとする課題

0003

上述したように従来では、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することができず、従って、破片の損傷、ジャムの発生等、種々の不具合が生じる虞があるという問題があった。

0004

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することのできる光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票の破れ検出方法を提供することを目的とする。

0005

更に、本発明は、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを検出して、少なくとも帳票搬送エラーを外部に報知し、若しくは搬送機構搬送動作自動停止して、破れた帳票の損傷や、搬送路内の他の帳票に及ぼす悪影響を回避できるようにした光学的文字読取装置およびOCR搬送帳票の破れ検出方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、透過光を用いて搬送される帳票の画像を読取り、その読取画像から、搬送される帳票の搬送方向と直交する方向の帳票破れの発生を検知することを特徴とする。

0007

即ち、本発明は、光学的文字読取装置に於いて、帳票搬送路の所定の帳票搬送位置に設けられ、帳票の搬送方向に対して直角の方向に発光素子を配列した発光部と、前記帳票搬送位置に前記搬送路を挟み前記発光部と対峙して、搬送される帳票が摺接する読取面と、当該読取面より画像を読み取る画像読素子とを有し、前記帳票搬送位置に搬送される帳票に密着して画像読取を行う密着センサと、前記密着センサの画像読取信号をもとに前記搬送方向と直交する方向の帳票破れを検知する処理手段とを具備したことを特徴とする。

0008

また本発明は上記光学的文字読取装置に於いて、前記処理手段で帳票破れが検知されたとき、少なくとも帳票破れが発生したことを外部に報知し、若しくは帳票搬送動作を停止して、破れ帳票の損傷を防止する破れ帳票の保護手段を具備したことを特徴とする。

0009

また本発明は、OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から帳票の領域が単数であるか否かを判定し、単数でないとき、帳票破れと判断して、搬送された帳票の破れを検知することを特徴とする。

0010

また本発明は、OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、上位の装置より前記搬送路上に搬送される帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記各サイズ情報を比較して、その比較結果値が設定された閾値を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知することを特徴とする。

0011

また本発明は、OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、上位の装置より、被読取帳票のサイズの許容範囲を示すサイズ範囲情報を取得し、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記搬送された帳票のサイズ情報により示される帳票サイズが、前記上位装置より取得したサイズ範囲情報により示される許容範囲内にあるか否かを判断して、前記搬送された帳票のサイズが、前記サイズ範囲情報により示される許容範囲を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知することを特徴とする。

0012

また本発明は、OCRの搬送路上で帳票の破れを検出する帳票破れ検出方法に於いて、前記搬送路上に於いて、帳票の文字読取を行う読取部より、帳票上をスキャンした画像に含まれるクリアエリアをもとに割り出した帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記帳票搬送路上に搬送された1枚の帳票について、帳票の搬送方向と直交する方向の画像を読取り、当該画像から、前記搬送路上に搬送された帳票の搬送方向と直交する方向のサイズ情報を取得し、前記読取部より取得したサイズ情報と、前記搬送された帳票のサイズ情報とを比較して、その比較結果値が設定された閾値を超えたとき、帳票破れと判断し、帳票破れを検知することを特徴とする。

0013

上記したような帳票破れの検知機構を備えることにより、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することができ、これにより、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れを検出して、少なくとも帳票搬送エラーを外部に報知し、若しくは搬送機構の搬送動作を自動停止して、破れた帳票の損傷や、搬送路内の他の帳票に及ぼす悪影響を回避することができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。

0015

図1は本発明の実施形態による光学的文字読取装置(OCR)の要部の構成を示すブロック図である。

0016

図中、10はOCR本体であり、20はOCR本体10の上位装置となるホスト装置である。OCR本体10に於いて、11は被読取帳票を送出するホッパー部(HPE)、12は帳票搬送路、13はCCDスキャナを用いた帳票読取部、14はOCR本体10の読取制御を行う制御部(CONT)である。

0017

上記制御部(CONT)14は、ここでは、後述するLEDアレイ15を発光制御するとともに、後述するCCD密着センサ16より帳票(P)の有無を示す画像情報を読み込み、その画像をもとに帳票搬送路12の帳票搬送方向と直交する方向の帳票破れの有無を判定する。

0018

15は帳票搬送路12により搬送される帳票(P)の搬送方向に対して直角の方向に発光素子としてLEDを配列したLEDアレイであり、上記帳票読取部13を経て振り分けゲートに至る以前の帳票搬送路12の所定の帳票搬送位置に設けられて、制御部(CONT)14の制御の下に、帳票搬送路12上に搬送された帳票(P)の帳票面上を照射する。

0019

16は上記帳票搬送路12の上記帳票搬送位置に於いて、上記LEDアレイ15との間で帳票(P)を挟むように上記LEDアレイ15に対峙して設けられたCCD密着センサであり、上記LEDアレイ15に対峙して、搬送される帳票(P)が摺接する幅広スリット状に開口された読取面16aが設けられるとともに、この読取面16a(図3を参照)より帳票面の画像を読み取るCCDが配列される。このLEDアレイ15に対峙して配列されたCCD素子は、その周囲が上記読取面16aを除いて遮光され、搬送される帳票(P)を透過したLEDアレイ15の照射光のみが入射される筐体内に収納される。このCCD密着センサ16により読み取られた帳票(P)の有無を示す画像情報は制御部(CONT)14に送出される。

0020

S1はダブルフィード検知用フォトセンサ、S2はゲート振り分けフォトセンサー、17はスタッカ部、S5,S6,S7,S8はそれぞれゲート制御用のフォトセンサである。

0021

図2および図3はそれぞれ上記実施形態の動作説明図である。図2に於いて、8は操作入力部および表示出力部を備えたオペレーションパネルであり、ここでは、制御部(CONT)14がCCD密着センサ16の出力画像をもとに帳票破れが発生したことを検知(判定)した際、制御部(CONT)14の制御の下に、上記表示出力部に帳票搬送エラーの発生を外部に報知する。9は帳票搬送路12を駆動制御する帳票搬送駆動部であり、ここでは、制御部(CONT)14がCCD密着センサ16の出力画像をもとに帳票破れが発生したことを検知(判定)した際、制御部(CONT)14の制御の下に、帳票搬送路12の搬送駆動モータ停止制御する。図3に於いて、Perは上記帳票搬送路12上に於いて、帳票(P)が、例えば搬送方向(この例では、図3の奥から手前方向に搬送)に沿って設けられたミシン目を境に破れた際の破れ目、Pa,Pbはその破れの生じた破片帳票、detはCCD密着センサ16のCCDより出力される帳票面領域画像情報信号波形の一例である。

0022

ここで、上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける動作を説明する。

0023

OCR本体10は、ホスト装置20からの指定に従い、ホッパー部(HPE)11に積まれた被読取帳票を所定のタイミングで1枚ずつ帳票搬送路12上に搬送する。

0024

ホッパー部(HPE)11から帳票搬送路12上に送り出された被読取帳票(P)は、ダブルフィードセンサーS1でダブルフィードチェックが行なわれた後、帳票読取部13に搬送される。

0025

帳票読取部13は帳票上の画像をCCDスキャナにて読取走査スキャンニング)し、認識部(図示せず)によって、その読取走査した画像の文字認識が行なわれ、その認識結果のデータがホスト装置20に返送される。

0026

上記帳票読取部13で認識処理された帳票(P)は、更に帳票搬送路12により搬送され、LEDアレイ15と、このLEDアレイ15に対峙して設けられたCCD密着センサ16との間を通過する際に、LEDアレイ15から発せられた照射光が帳票(P)を介してCCD密着センサ16の読取面16aに入射されることにより、搬送方向と直交する方向の帳票面の領域画像がCCD密着センサ16内のCCDにより読み取られる。このCCD密着センサ16で読み取られた、帳票(P)の帳票面領域画像情報は制御部(CONT)14に送出される。

0027

制御部(CONT)14は上記CCD密着センサ16により取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報をもとに、帳票(P)の搬送方向と直交する領域の帳票破れの発生有無を判定する。

0028

この際の帳票破れの有無を判定する際の各種の判定処理について以下に示す。

0029

<判定処理その1>制御部(CONT)14は、CCD密着センサ16より取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報から、帳票(P)の搬送方向と直交する帳票領域の数を検知する。この帳票の領域数が「1」である際は、帳票破れが発生していないと判定する。また、帳票の領域数が「2」以上である際は、帳票破れが発生したと判定する。この帳票搬送路12上に於いて帳票(P)に帳票破れが発生した際のCCD密着センサ16の出力画像(帳票面領域画像)の一例を図3に示している。ここでは、上記帳票搬送路12上に於いて、帳票(P)が搬送方向と直交する方向に、破れ目(Per)を境に、破片帳票(Pa)と(Pb)に2分された際のCCD密着センサ16のCCDより出力される帳票面領域画像情報の信号波形(det)の一例を示している。

0030

制御部(CONT)14は上記帳票破れの判定処理に於いて、帳票破れが発生したことを検知(判定)すると、オペレーションパネル8にエラーを表示して帳票搬送の異常を外部に報知するとともに、帳票搬送駆動部9にモータ停止の指示を出し、搬送駆動機構を停止して、破片帳票の損傷を防ぐとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を回避する。

0031

<判定処理その2>制御部(CONT)14は、予め、ホスト装置20より、被読取帳票(P)の搬送方向と直交する方向の帳票サイズ情報、および帳票破れ判定時の閾値を取得する。

0032

制御部(CONT)14は、CCD密着センサ16より取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報から、帳票(P)の搬送方向と直交する帳票サイズを認識する。この帳票サイズ情報を上記ホスト装置20より取得した帳票サイズ情報と比較し、その差分が上記閾値以内であったとき、帳票破れが発生していないと判定する。また、上記差分が上記閾値を超えているとき、帳票破れが発生したと判定する。

0033

制御部(CONT)14は上記帳票破れの判定処理に於いて、帳票破れが発生したことを検知(判定)すると、オペレーションパネル8にエラーを表示して帳票搬送の異常を外部に報知するとともに、帳票搬送駆動部9にモータ停止の指示を出し、搬送駆動機構を停止して、破片帳票の損傷を防ぐとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を回避する。

0034

<判定処理その3>制御部(CONT)14は、予め、ホスト装置20より、被読取帳票(P)の搬送方向と直交する方向の最大および最小サイズを示すサイズ範囲情報を取得する。

0035

制御部(CONT)14は、CCD密着センサ16より取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報から、帳票(P)の搬送方向と直交する帳票サイズを認識する。この帳票サイズ情報を上記ホスト装置20より取得したサイズ範囲情報と比較し、CCD密着センサ16の画像をもとに取得した帳票(P)の帳票サイズが上記ホスト装置20より取得したサイズ範囲情報の範囲内であるとき、帳票破れが発生していないと判定する。また、上記CCD密着センサ16の画像をもとに取得した帳票(P)の帳票サイズが上記ホスト装置20より取得したサイズ範囲情報の範囲を超えているとき、帳票破れが発生したと判定する。

0036

制御部(CONT)14は、上記帳票破れの判定処理に於いて、帳票破れが発生したことを検知(判定)すると、オペレーションパネル8にエラーを表示して帳票搬送の異常を外部に報知するとともに、帳票搬送駆動部9にモータ停止の指示を出し、搬送駆動機構を停止して、破片帳票の損傷を防ぐとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を回避する。

0037

<判定処理その4>帳票読取部13は、被読取帳票(P)上をスキャンした際に、当該帳票の搬送方向と直交する方向のクリアエリア部分(文字等が記録されていない白領域)の画像を切り出し、その領域のサイズを認識して、当該サイズ情報を制御部(CONT)14に通知する。

0038

制御部(CONT)14は、CCD密着センサ16より取得した帳票(P)の帳票面領域画像情報から、帳票(P)の搬送方向と直交する帳票サイズを認識する。この帳票サイズ情報を上記帳票読取部13より取得したサイズ情報と比較し、その差分が予め定められた設定された閾値以内であったとき、帳票破れが発生していないと判定する。また、上記差分が上記閾値を超えているとき、帳票破れが発生したと判定する。

0039

制御部(CONT)14は上記帳票破れの判定処理に於いて、帳票破れが発生したことを検知(判定)すると、オペレーションパネル8にエラーを表示して帳票搬送の異常を外部に報知するとともに、帳票搬送駆動部9にモータ停止の指示を出し、搬送駆動機構を停止して、破片帳票の損傷を防ぐとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を回避する。

0040

上記したような搬送される帳票(P)を挟んで対峙するLEDアレイ15とCCD密着センサ16により帳票の帳票面画像を取得して、その画像をもとに帳票搬送路12上の帳票(P)の搬送方向と直交する方向の帳票破れを検知する構成としたことにより、例えば反射光を読み取って帳票破れを検知する構成とした場合の黒塗り領域を帳票破れと認識するような認識誤りを確実に排除して、常に搬送方向と直交する方向の帳票破れを高い精度で確実に検知することができ、これにより、破片帳票の損傷を確実に防ぐことができるとともに、その破片帳票が帳票搬送路12に留まることにより生じる後続帳票のジャム発生等の不具合を確実に回避して、信頼性の高いシステム運用を維持することができる。

発明の効果

0041

以上詳記したように本発明によれば、光学的文字読取装置に於いて、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れについて、その帳票破れを確実に検出することができ、これにより、搬送方向と直交する方向に対しての帳票破れを検出して、少なくとも帳票搬送エラーを外部に報知し、若しくは搬送機構の搬送動作を自動停止して、破れた帳票の損傷や、搬送路内の他の帳票に及ぼす悪影響を回避することができる。

図面の簡単な説明

0042

図1本発明の実施形態に於ける光学的文字読取装置(OCR)の構成を示すブロック図。
図2上記実施形態に於ける動作を説明するための主要部の構成を示すブロック図。
図3上記実施形態に於ける動作を説明するための図。

--

0043

10…OCR本体
11…ホッパー部(HPE)
12…帳票搬送路
13…帳票読取部
14…制御部(CONT)
15…LEDアレイ
16…密着センサ
17…スタッカ部
S1…ダブルフィード検知用フォトセンサー
S5〜S8…ゲート制御用のフォトセンサー
20…ホスト装置
8…オペレーションパネル
9…帳票搬送駆動部
Per…破れ目
Pa,Pb…破片帳票
det…CCD出力波形

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