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図面 (13)

課題

所望の範囲の地図を一目視認できるようにする。

解決手段

地図スクロールモードオフ時、コントロール部9は記憶部5に記憶された地図データを用いて、GPS受信部2で検出された現在位置周辺地図画像MI現在位置マークMMとともに表示部3の画面に表示させる。操作部3で地図スクロール操作が開始されると、コントロール部9は地図スクロールモードをオンし、地図画像と現在位置マークは移動させずに、スクロールカーソルSKMを、地図スクロール操作開始時の現在位置を初期位置として地図スクロール操作に応じて地図画像上を移動させていく。そして、スクロールカーソルSKMが地図画像MIの端まで来ると、コントロール部9は、記憶部5に記憶された地図データを用いて、スクロールカーソル位置を中心とする地図画像MIをスクロールカーソルSKM、現在位置マークMMとともに表示部3に表示させる。

概要

背景

歩行者携帯しながら現在位置を地図上で確認できるようにした携帯地図表示装置が有る。この携帯地図表示装置は、小型のGPS受信機により現在位置を検出し、ICメモリカードに記憶した地図データまたは通信によりネットワーク経由で外部の地図データ配信コンピュータステムから入手した地図データを用いて、現在位置周辺の一定範囲の地図画像現在位置マークとともに描画し、液晶ディスプレイに表示させるようになっている。

ユーザが図11に示す道路地図上で見て点Pに居る場合、画面には例えば図12(1)の如く、現在位置マークMMを中心とした一定範囲(図11の枠線Aの範囲)のを上向きにした地図画像MIが表示されるので、ユーザは現在位置がどこであり、周りに何があるか地図上で確認することができる。

携帯地図表示装置にも車載用地図表示装置と同様に地図スクロール機能が有るので、画面に表示された地図画像の範囲より外側の地図を見たい場合、地図スクロール操作をすれば良い。但し、車載用地図表示装置では地図の描画速度が十分速いのでスクロール操作に従い、地図画像を連続的にスクロールさせることができるが、携帯用地図表示装置では一般に地図描画速度が遅いため、地図画像を連続的にスクロールさせることはせず、飛び飛びに描画エリアを変えるようにしている。

具体的には、図12(1)の表示状態で、図11の斜線Qの範囲の地図を見たい場合、まず、左スクロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Aを、該枠線Aの東西方向の幅の4/5程度だけ西にずらした枠線Bの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12(2)参照)。次に、下スクロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Bを、該枠線Bの南北方向の幅の4/5程度だけにずらした枠線Cの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12(3)参照)。更に、右スクロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Cを、該枠線Bの東西方向の幅の4/5程度だけ東にずらした枠線Dの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12(4)参照)。これにより、ユーザ所望の範囲Qの地図を見ることができる。

概要

所望の範囲の地図を一目視認できるようにする。

地図スクロールモードオフ時、コントロール部9は記憶部5に記憶された地図データを用いて、GPS受信部2で検出された現在位置周辺の地図画像MIを現在位置マークMMとともに表示部3の画面に表示させる。操作部3で地図スクロール操作が開始されると、コントロール部9は地図スクロールモードをオンし、地図画像と現在位置マークは移動させずに、スクロールカーソルSKMを、地図スクロール操作開始時の現在位置を初期位置として地図スクロール操作に応じて地図画像上を移動させていく。そして、スクロールカーソルSKMが地図画像MIの端まで来ると、コントロール部9は、記憶部5に記憶された地図データを用いて、スクロールカーソル位置を中心とする地図画像MIをスクロールカーソルSKM、現在位置マークMMとともに表示部3に表示させる。

目的

しかしながら、上記した従来の携帯地図表示装置では、地図スクロールが東西方向または南北方向に飛び飛びになされるため、所望の範囲が図11のQであったとき、所望の範囲を一度に全部見ることができず、地図スクロール操作により、所望の範囲を一部分ずつしか見れないので(図12のq1 〜q4 参照)、所望の範囲の地理的状況がどのようになっているのか判りずらいという問題があった。本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、所望の範囲の地図を一目で見られる携帯地図表示装置を提供することを、その目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像現在位置マークスクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従い可変するスクロールカーソル位置座標を計算するスクロールカーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、スクロールカーソル移動操作開始時点で表示された地図画像の該当する箇所にスクロールカーソルを重ねて表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置

請求項2

スクロールカーソル移動操作開始時点での現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴とする請求項1記載の携帯地図表示装置。

請求項3

現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示する表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標可変手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置座標が画面の地図画像の端に来るまでは、スクロールカーソル移動操作開始時点の地図画像の該当する箇所にスクロールカーソル、現在位置とスクロールカーソル位置を結ぶ直線を重ねて表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置からスクロールカーソル移動操作開始時点の現在位置に向けた直線とともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。

請求項4

スクロールカーソル移動操作開始時点の現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴とする請求項3記載の携帯地図表示装置。

請求項5

現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範囲の地図画像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロールカーソルを重ねた画像を表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。

請求項6

現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離情報を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴とする請求項5記載の携帯地図表示装置。

請求項7

現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範囲の地図画像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロールカーソル、現在位置とスクロールカーソルを結ぶ直線を重ねた画像を表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置から現在位置に向けた直線とともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。

請求項8

現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴とする請求項7記載の携帯地図表示装置。

技術分野

0001

本発明は携帯地図表示装置係り、とくに地図画像スクロールが可能な携帯地図表示装置に関する。

背景技術

0002

歩行者が携帯しながら現在位置を地図上で確認できるようにした携帯地図表示装置が有る。この携帯地図表示装置は、小型のGPS受信機により現在位置を検出し、ICメモリカードに記憶した地図データまたは通信によりネットワーク経由で外部の地図データ配信コンピュータステムから入手した地図データを用いて、現在位置周辺の一定範囲の地図画像を現在位置マークとともに描画し、液晶ディスプレイに表示させるようになっている。

0003

ユーザが図11に示す道路地図上で見て点Pに居る場合、画面には例えば図12(1)の如く、現在位置マークMMを中心とした一定範囲(図11枠線Aの範囲)のを上向きにした地図画像MIが表示されるので、ユーザは現在位置がどこであり、周りに何があるか地図上で確認することができる。

0004

携帯地図表示装置にも車載用地図表示装置と同様に地図スクロール機能が有るので、画面に表示された地図画像の範囲より外側の地図を見たい場合、地図スクロール操作をすれば良い。但し、車載用地図表示装置では地図の描画速度が十分速いのでスクロール操作に従い、地図画像を連続的にスクロールさせることができるが、携帯用地図表示装置では一般に地図描画速度が遅いため、地図画像を連続的にスクロールさせることはせず、飛び飛びに描画エリアを変えるようにしている。

0005

具体的には、図12(1)の表示状態で、図11斜線Qの範囲の地図を見たい場合、まず、左スクロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Aを、該枠線Aの東西方向の幅の4/5程度だけ西にずらした枠線Bの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12(2)参照)。次に、下スクロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Bを、該枠線Bの南北方向の幅の4/5程度だけにずらした枠線Cの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12(3)参照)。更に、右スクロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Cを、該枠線Bの東西方向の幅の4/5程度だけ東にずらした枠線Dの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12(4)参照)。これにより、ユーザ所望の範囲Qの地図を見ることができる。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記した従来の携帯地図表示装置では、地図スクロールが東西方向または南北方向に飛び飛びになされるため、所望の範囲が図11のQであったとき、所望の範囲を一度に全部見ることができず、地図スクロール操作により、所望の範囲を一部分ずつしか見れないので(図12のq1 〜q4 参照)、所望の範囲の地理的状況がどのようになっているのか判りずらいという問題があった。本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、所望の範囲の地図を一目で見られる携帯地図表示装置を提供することを、その目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1記載の発明では、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従い可変するスクロールカーソル位置座標を計算するスクロールカーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、スクロールカーソル移動操作開始時点で表示された地図画像の該当する箇所にスクロールカーソルを重ねて表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。請求項3記載の発明では、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標可変手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、スクロールカーソル移動操作開始時点の地図画像の該当する箇所にスクロールカーソル、現在位置とスクロールカーソル位置を結ぶ直線を重ねて表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置からスクロールカーソル移動操作開始時点の現在位置に向けた直線とともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。請求項5記載の発明では、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範囲の地図画像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロールカーソルを重ねた画像を表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。請求項7記載の発明では、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範囲の地図画像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロールカーソル、現在位置とスクロールカーソルを結ぶ直線を重ねた画像を表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置から現在位置に向けた直線とともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。請求項2、4では、スクロールカーソル移動操作開始時点での現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴としている。請求項6、8では、現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴としている。

発明を実施するための最良の形態

0008

次に、本発明の一つの実施の形態を図1を参照して説明する。図1は本発明に係る地図表示機能携帯電話端末の内、とくに地図表示機能に関係する部分の構成を示すブロック図である。1は携帯地図表示装置の一例としての地図表示機能付携帯電話端末、20は地図表示機能付携帯電話端末とデータ通信可能な移動網、30は移動網と接続されたインターネット、40はインターネットと接続されたコンテンツ配信事業者運営する情報配信装置情報配信コンピュータシステム)であり、エリア別に分割された地図描画用の地図データを蓄積した地図データ蓄積部41と、外部からエリアを指定して地図データの要求が有ると、地図データ蓄積部41から該当するエリアの地図データを読み出し要求元返信する情報配信部42を含む。

0009

地図表示機能付携帯電話端末1の内、2は現在位置を衛星航法で検出するGPS受信部、3は地図スクロール操作(スクロールカーソル移動操作)等を行う操作部であり、上スクロールキー3a、下スクロールキー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3d、クリアキー(図示せず)を含む。4は地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示する液晶ドットマトリクス式の表示部、5は地図データを記憶可能な記憶部、6は画像メモリ部であり、各々1画面分の画像記憶領域を有する第1記憶領域6a及び第2記憶領域6bを有する。7は合成部であり、画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された画像の上に第2記憶領域6bに記憶された画像を合成しながら所定の映像信号に変換して表示部4へ出力し、画像を画面表示させる。8は地図データ要求信号無線回線を介して移動網20の側に送信したり、移動網20の側から無線回線を介して返信された地図データを受信して出力したりする通信部、9はマイコン構成のコントロール部であり、地図表示制御処理を行う(コントロール部9は通話制御処理も行うがここでは説明を省略する)。

0010

コントロール部9はGPS受信部2で検出された現在位置周辺(現在位置を含むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地図データが全て記憶部5に揃っている状態でないとき、通信部8を制御して、情報配信装置40宛に不足分のエリア情報を含む地図データ要求信号を無線回線を介して移動網20の側に送信させ、移動網20の側から無線回線を介して返信された地図データが通信部8で受信されると記憶部5に追加して記憶させる。また、操作部3で地図スクロール操作(スクロールカーソル移動操作)が開始される前は、GPS受信部2で検出された現在位置に基づき、記憶部5に記憶された現在位置周辺の地図データを用いて、現在位置を中心とし、北を上に向けた地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画し(図5の符号MI参照)、また第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aに描画された地図画像上の現在位置に対応する箇所(こでは、第2記憶領域6bの中心)に現在位置マークを描画する(図5の符号MM参照)。第1記憶領域6aの各ピクセル位置と第2記憶領域6bの各ピクセル位置は1対1に対応している(図5参照)。

0011

また、操作部3の上スクロールキー3a、下スクロールキー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3dのいずれかが押されて地図スクロール操作(スクロールカーソル移動操作)が開始されると、地図スクロール操作が開始された時点での現在位置を初期値として地図スクロール操作に従い可変するスクロール位置座標を計算し、また、地図スクロール操作が開始された時点での現在位置とスクロールカーソル位置座標との間の地理的距離を計算する。そして、最初の内は第1記憶領域6aに描画した地図画像は変えず、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロールカーソル位置とスクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間に所定の色(ここでは一例として赤色とする)の直線を描画し、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロール操作開始時の現在位置とスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離を示す文字を描画する。

0012

その後、スクロールカーソル位置が第1記憶領域6aの地図画像の端に達すると、記憶部5に記憶されたスクロールカーソル位置周辺の地図データを用いてスクロールカーソル位置を中心とし、北を上に向けた地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画し直す。そして、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロールカーソル位置とスクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間を結ぶ所定の色の直線を描画し(第1記憶領域6aの地図画像上にスクロール操作開始時の現在位置が入っていないときは、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロールカーソル位置に対応する位置から、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロールカーソル位置からスクロール操作開始時の現在位置を見た方向へ、所定の色の直線を描画)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロール操作開始時の現在位置とスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離を示す文字を描画する。

0013

図2図3はコントロール部9による地図表示制御処理を示すフローチャート図4はユーザの現在位置周辺の道路を示す地図、図5は画像メモリ部6に記憶される画像の説明図、図6図8は表示部5の画面表示例の説明図であり、以下、これらの図を参照して上記した実施の形態の動作を説明する。なお、最初、記憶部5には地図データが何も記憶されていないものとする。また、ユーザは図4P点に居るものとする。

0014

(1)地図スクロール開始前図6(1)参照)
地図表示機能付携帯電話端末1の電源オンすると、GPS受信部2は衛星航法により定期的に現在位置を検出する。コントロール部9は初めに地図スクロールモードオフし(ステップS10)、GPS受信部2から現在位置データを入力する(ステップS11)。そして、現在位置の初めての入力なので(ステップS12でYES)、ステップS14へ進み、現在位置周辺(現在位置を含むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地図データが全て記憶部6に揃っているかチェックする。NOであったとすると、通信部9を制御して、情報配信装置40宛に不足分のエリア情報を含む地図データ要求信号を無線回線を介して移動網20の側に送信させる。

0015

地図データ要求信号は移動網20とインターネット30を経由して情報配信装置40に送信され、情報配信部42は地図データ要求信号を受信すると、地図データ蓄積部41の中から要求された各エリアの地図データを読み出し、要求元に返信する。返信された地図データはインターネット30と移動網20を経由して最後に無線回線を介して通信部8で受信され、コントロール部9へ出力される。コントロール部9は返信された地図データを記憶部5に追加して記憶させる(ステップS15)。次に、コントロール部9は記憶部5に記憶された現在位置周辺の地図データを用いて、現在位置を中心とし、北を上向きにした地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画し、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aに描画された地図画像上の現在位置に対応する箇所(ここでは第2記憶領域6bの中心)に現在位置マークを描画する(ステップS16、S17)。合成部7は画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マークの画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面表示させる(ステップS18)。

0016

この結果、画面4Aには図6(1)に示す如く、図4の現在位置Pを中心とした1画面分の地図画像MI(図4の枠線Aの範囲)が現在位置マークMMとともに表示されるので、ユーザは現在位置がどこであるか地図上で簡単に確認できる。

0017

ステップS18のあと、コントロール部9は操作部3で上スクロールキー3a、下スクロールキー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3dのいずれか1つが押されたかチェックし(ステップS19)、NOであればステップS11に戻ってGPS受信部2から次の現在位置データを入力する。そして、初めての入力でないので(ステップS12でNO)、前回入力した現在位置から一定距離(例えば5m)以上変化したかチェックし(ステップS13)、NOであればステップS19へ進み同様の処理を繰り返す。その後、若しステップS13でYESとなったときは現在位置を中心とし、北を上向きにした地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画し直し(ステップS14〜16)、また第2記憶領域6bの中心に現在位置マークを描画し直す(ステップS17)。よって、画面4Aの地図画像はユーザが徒歩で移動した分だけ移動する。

0018

(2)地図スクロール操作開始(図6(2)〜図6(4)、図7(1)参照)
ユーザが図4のP点に居るとして、図6(1)の画面4Aの右下隅を中心とした図4の斜線Q1 で示す範囲の地図を見たい場合、まず、左スクロールキー3aを押し続ける。コントロール部9は左スクロールキー3aが押されると、ステップS19でYESと判断し、地図スクロールモードをオンする(ステップS20)。そして、その時点の現在位置をスクロールカーソル位置座標の初期値SDK0 として登録するとともに、現在のスクロールカーソル位置座標SKDをSDK0 とする(ステップS21)。また、SDK0 とSDKの間の地理的距離を計算してLとする(図3のステップS30)。

0019

次に、コントロール部9はSDKの示す位置(図4の点SK0 参照)が第1記憶領域6aに描画された地図画像の端に来ているかチェックし(ステップS31)、最初はNOなので、第1記憶領域6aに描画された地図画像のエリアにSDK0 の位置が入っているかチェックする(ステップS32)。YESなので、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置とSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間に所定の色(ここでは赤色)の直線を描画し(ステップS33)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソル(ここでは星形とする)を描画し(ステップS34)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離を示す文字(最初は0m)を描画する(ステップS35)。

0020

合成部7が画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マーク、スクロールカーソル、文字等の画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面表示させる(ステップS36)。この結果、画面4Aには図6(2)に示す如く、地図画像MIは変わらないが、現在位置マークMMの上にスクロールカーソルSKMが重ねて表示される。また、スクロールカーソル位置と地図スクロール開始操作時点での現在位置の間の地理的距離を示す文字DM(最初は0m)が画面4Aの右下隅に表示される。

0021

ステップS36のあと、コントロール部9は操作部3でクリアキーが押されたか(ステップS37)、または上スクロールキー3a、下スクロールキー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3dのいずれか1つが押されているかチェックする(ステップS38)。左スクロールキー3cが押されていたとき、SDKの値を西の方向へ一定量分(ここでは一例として5m分とする)だけ変化させる。ステップS39)。そして、ステップS30に戻り、前述と同様の処理を行い、SDK0 とSDKの間の地理的距離を計算してLとし、SDKの位置がまだ第1記憶領域6aの地図画像のエリアに入っており該地図画像の端に来ていないとき、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置とSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間に所定の色の直線を描画し(ステップS33。図5のLM参照)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDK0 の示すスクロール操作開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し(ステップS34。図5のMM、SKM参照)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離を示す文字(5m)を描画する(ステップS35。図5のDM参照)。合成部7は画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地図画像(図5のMI参照)の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マークの画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面表示させる(ステップS36)。

0022

その後もユーザが左スクロールキー3cを押し続けると画面4Aの地図画像上でスクロールカーソルSKMが左方へ移動し、Lが50mになったとき(図4の点SK1 参照)、画面4Aには図6(3)に示す如く、地図画像MIは変わらないが、現在位置マークMM(地図スクロール操作開始時点の現在位置を示す)の西方(画面上で左方)にスクロールカーソルSKMが表示され、かつ、現在位置マークMMとスクロールカーソルSKMを結ぶ直線LMも表示される。スクロールカーソル位置と地図スクロール開始操作時点での現在位置の間の地理的距離を示す文字DMが画面4Aの右下隅に表示される。このあと、ユーザが左スクロールキー3cに代えて下スクロールキー3bを押し続けると、コントロール部9はステップS39の処理をする度にSDKの値を南の方向へ一定量分(ここでは一例として5m分)ずつ変化させるので、画面4Aの地図画像上でスクロールカーソルSKMが下方へ移動し、Lが200mになったとき(図4の点SK2 参照)、画面4Aは図6(4)に示す如くなる。

0023

(3)地図スクロール(図7(1)、図7(2)参照)
このあと、ユーザが下スクロールキー3bに代えて左スクロールキー3cを押し続けると、コントロール部9はステップS39の処理をする度にSDKの値を西の方向へ一定量分(5m分)ずつ変化させるので、画面4Aの地図画像MIの上でスクロールカーソルSKMが左方へ移動する。スクロールカーソルSKDが地図画像MIの端に来ると(図7(1)参照)、SKDの位置が第1記憶領域6aに描画された地図画像のエリアの端に来るので(図4の点SK3 参照)、コントロール部9は図3のステップS31でYESと判断する。このとき、スクロールカーソル位置の周辺(スクロールカーソル位置を含むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地図データが全て記憶部6に揃っているかチェックし(ステップS40)、若し不足分が有れば外部の情報配信装置40に要求して取得するが(ステップS41)、ここではステップS40でYESであったとすると、記憶部5に記憶されたスクロールカーソル位置周辺の地図データを用いて、スクロールカーソル位置を中心とし、北を上向きにした地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画する(ステップS42。図4の枠線Eの範囲)。

0024

続いて、第1記憶領域6aに描画された地図画像のエリアにSDK0 の位置が入っているかチェックする(ステップS32)。YESとすると、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置とSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間に所定の色の直線を描画し(ステップS33)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し(ステップS34)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離を示す文字を描画する(ステップS35)。

0025

合成部7が画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マーク、スクロールカーソル、直線、文字の画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面表示させる(ステップS36)。この結果、画面4Aには図7(2)に示す如く、現在のスクロールカーソル位置(図4の点SK3 参照)を中心とする地図画像MIが現在位置マークMM及びスクロールカーソルSKMとともに表示される。これにより、図4のQ1 に示す所望の範囲の地図画像を一度に見ることができる。画面4Aにはスクロールカーソル位置と地図スクロール開始操作時点での現在位置の間の地理的距離を示す文字DM(250m)が表示されているので、現在位置からスクロールカーソルSKMの位置までの距離も判り、また、直線LMにより、スクロールカーソルSKMから見て地図スクロール操作開始時点での現在位置がどの方向であるかも簡単に判る。

0026

(4)地図スクロール操作の継続(図7(3)、図7(4)、図8(1)参照)
次に、ユーザが画面4Aの右下隅を中心とした図4の斜線Q2 で示す範囲の地図を見たい場合、左スクロールキー3cと下スクロールキー3dを押して地図スクロール操作をすれば良い。ステップS36のあと、コントロール部9は操作部3でクリアキーが押されたか(ステップS37)、または上スクロールキー3a、下スクロールキー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3dのいずれか1つが押されているかチェックする(ステップS38)。左スクロールキー3cが押されていたとき、SDKの値を西の方向へ一定量分(5m分)だけ変化させる(ステップS39)。そして、ステップS30に戻り、前述と同様の処理を行い、SDK0 とSDKの間の地理的距離を計算してLとし、SDKの位置がまだ第1記憶領域6aの地図画像に入っており該地図画像の端に来ていないとき、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置とSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間に所定の色の直線を描画し(ステップS33)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し(ステップS34)、更に、第2記憶領域6bの右下隅に地図スクロール操作開始時点での現在位置とスクロールカーソル位置との間の地理的距離を示す文字を描画する(ステップS35)。合成部7は画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マーク、スクロールカーソル、直線、文字の画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面表示させる(ステップS36)。

0027

その後もユーザが左スクロールキー3cを押し続けると画面4Aの地図画像上でスクロールカーソルSKMが左方へ移動し、Lが300mになったとき、画面4Aには図7(3)に示す如く、地図画像MIは変わらないが、画面中心から少し西方(画面上で左方)にスクロールカーソルSKMが表示される(図4の点SK4 参照)。このあと、ユーザが左スクロールキー3cに代えて下スクロールキー3bを押し続けると、コントロール部9はステップS39の処理をする度にSDKの値を南の方向へ一定量分(例えば、5m分)ずつ変化させるので、画面4Aの地図画像上でスクロールカーソルSKMが下方へ移動し、Lが450mになったとき、画面4Aは図7(4)に示す如くなる(図4の点SK5 参照)。

0028

(5)地図スクロール(図8(1)、図8(2)参照)
このあと、ユーザが下スクロールキー3bに代えて左スクロールキー3cを押し続けると、コントロール部9はステップS39の処理をする度にSDKの値を西の方向へ一定量分(5m分)ずつ変化させるので、画面4Aの地図画像MIの上でスクロールカーソルSKMが左方へ移動する。スクロールカーソルSKDが地図画像MIの端に来ると(図8(1)参照)、SKDの位置が第1記憶領域6aに描画された地図画像の端に来るので(図4の点SK6 参照)、コントロール部9は図3のステップS31でYESと判断する。このとき、コントロール部9はスクロールカーソル位置の周辺(スクロールカーソルを含むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地図データが全て記憶部6に揃っているかチェックし(ステップS40)、若し不足分が有れば外部の情報配信装置40に要求して取得するが(ステップS41)、ここではステップS40でYESであったとすると、記憶部5に記憶されたSKD位置周辺の地図データを用いて、スクロールカーソル位置を中心とし、北を上向きにした地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画する(ステップS42。図4の枠線Fの範囲)。

0029

続いて、第1記憶領域6aに描画された地図画像のエリアにSDK0 の位置が入っているかチェックする(ステップS32)。今度はNOなので、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置に対応する位置から、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置からSDK0 の位置を見た方向へ、所定の色の直線を描画し(ステップS43)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置に対応する位置にスクロールカーソルを描画し(ステップS44)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離を示す文字を描画する(ステップS35)。

0030

合成部7が画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記憶されたスクロールカーソル、直線、文字の画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面表示させる(ステップS36)。この結果、画面4Aには図8(2)に示す如く、現在のスクロールカーソル位置を中心とする地図画像MIがスクロールカーソルSKMとともに表示される。これにより、図4のQ2 に示す所望の範囲の地図画像を一度に見ることができる。画面4Aにはスクロールカーソル位置と地図スクロール開始操作時点での現在位置の間の地理的距離を示す文字DM(550m)が表示されているので、現在位置からスクロールカーソルSKMの位置までの距離も判り、また、直線LMにより、スクロールカーソルSKMから見て地図スクロール開始操作時点での現在位置がどの方向であるかも簡単に判る。

0031

以上の如く所望範囲の地図を確認後、地図スクロールモードをオフしたい場合、操作部3で図示しないクリアキーを押す。すると、コントロール部9はステップS37でYESと判断し、図2のステップS10へ進んで地図スクロールモードをオフしたのち、前述した(1)と同様にして現在位置周辺の地図画像の表示を行う。

0032

この実施の形態によれば、予め、現在位置周辺の地図画像が表示されている状態で地図スクロール操作を開始すると、地図画像は変わらずに該地図画像に重ねたスクロールカーソルが移動し、地図を見たい所望の範囲内でかつ地図画像の端までスクロールカーソルが移動すると、スクロールカーソルを中心とした地図画像に切り替わる。これより、ユーザは所望の範囲の地図を一度に見ることができる。また、スクロールカーソルの位置からスクロール操作開始時点の現在位置に向けた直線が地図画像に重ねて表示されるので、スクロールカーソルの位置から見たスクロール操作開始時点の現在位置の方向が一目で判る。更に、スクロールカーソルの位置からスクロール操作開始時点の現在位置の間の地理的距離が表示されるので、スクロール操作開始時点の現在位置からスクロールカーソルまでどれくらい離れているかも簡単に知ることができる。

0033

なお、上記した実施の形態では、地図スクロール操作中、スクロールカーソルが地図画像の端に来るまでは地図画像及び現在位置マークは変化しないようにしたが、地図スクロール操作中にユーザが移動している場合に、現在位置の変化に応じて地図画像を移動し、現在位置がどこか地図上で正確に確認できるようにしても良い。具体的には、コントロール部9による図2図3表示制御処理図9図10のように変更すれば良い(なお、図2図3と同じ処理には同一のステップ番号が付してある)。最初のステップS10´では地図スクロールモードをオフするとともに、地図スクロール操作開始後、まだスクロールカーソルが地図画像の端に来る前であることを示すためのフラグF(0;スクロールカーソルが地図画像の端に来る前、1;スクロールカーソルが地図画像の端に来たあと)を0としておく。そして、地図スクロール操作開始後、ステップS21´では、現在位置をSKDとし、図10のステップS30´ではSDKと現在位置間の地理的距離を計算してLとする。また、ステップS32´では第1記憶領域6aに描画された地図画像のエリアに現在位置が入っているかチェックし、ステップS33´では第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上のスクロールカーソル位置と現在位置に各々対応する2点間に所定の色の直線を描画し、ステップS34´では、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上での現在位置とスクロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画するようにする。更に、ステップS43´では第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置に対応する位置から、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置から現在位置を見た方向へ、所定の色の直線を描画するようにする。

0034

そして、図10のステップS39の処理のあとFをチェックし(ステップS45)、0であれば図9のステップS11に戻って現在位置を入力し、前回入力した現在位置から一定距離以上変化していれば(ステップS13でYES)、第1記憶領域6aに現在位置を中心とする地図画像を描画し直す(ステップS16)。そして、地図スクロールモードがオン中かチェックし(ステップS22)、NOであればステップS17へ進むが、YESであれば図10のステップS30´の側に進むようにして、地図スクロール操作中であっても現在位置の変化に応じて地図画像が移動するようにする。例えば、ユーザが西に向かって移動しているとき、画面4Aの中央に現在位置マークが表示されたまま地図画像はスクロールカーソルとともに右に移動することになり、移動中も現在位置がどこであるか地図上で正確に確認できる。この場合、地図画像はユーザが一定距離移動する毎に描画し直されるだけであり、連続的に再描画する訳ではないので、コントロール部9の処理負担は少ない(ステップS13でNOのとき、地図スクロールモードがオフしていればステップS23でYESと判断してステップS19へ進み、ステップS23でNOであれば図10のステップS30´へ進む)。画面4Aには移動中の現在位置とスクロールカーソルを結ぶ直線及び移動中の現在位置とスクロールカーソル間の距離が表示されるので、スクロールカーソル位置から見た現在位置の方向と現在位置までの距離も正確に判る。

0035

そして、地図スクロール操作により、スクロールカーソルが画面4Aの地図画像の端に来たときはFを1としたあと(図10のステップS31でYES、ステップS47)、ステップS40へ進み、スクロールカーソル位置を中心とする北を上向きとした1画面分の地図画像を第1記憶領域6aに描画する(ステップS42)。そして、その後はステップS45でFが1と判断されるので、コントロール部9はGPS受信部2から現在位置を入力したあと(ステップS46)、ステップS30´へ進み、スクロールカーソル位置と現在位置間の地理的距離Lを計算したのち、第2記憶領域6bに現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置から現在位置に向けた直線、スクロールカーソル位置と現在位置間の地理的距離を描画し(ステップS31〜35、またはステップS31、S32´、S43´、S44、S35)、第1記憶領域6aの地図画像の上に現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置から現在位置に向けた直線、スクロールカーソル位置と現在位置間の距離を重ねた画像を表示させる(ステップS36)。

0036

図9図10の変形例によれば、地図スクロール操作中にユーザが移動している場合に、現在位置の変化に応じて地図画像が移動するので、現在位置がどこか地図上で正確に確認できるようになり、またスクロールカーソル位置から見た現在位置の方向と、スクロールカーソル位置と現在位置間の距離も正確に判る。

0037

なお、上記した実施の形態では、地図表示機能付携帯電話端末を例に挙げて説明したが、本発明は何らこれに限定されず、地図表示機能付携帯情報端末(PDA)などにも同様に適用できる。また、地図データは外部から取得するようにしたが、記憶部をICメモリカードで構成し、初めから記憶部に記憶させておくようにしても良い。

発明の効果

0038

本発明によれば、スクロールカーソル移動操作を開始して地図画像上でスクロールカーソルをユーザ所望の範囲の方向に移動させていくと、スクロールカーソルが地図画像の内、ユーザ所望の範囲に入っている端まで来たところで、スクロールカーソル周辺の一定範囲の地図画像に切り替わって表示されるので、所望の範囲の地図を一目で視認できる。

図面の簡単な説明

0039

図1本発明の一つの実施の形態に係る地図表示機能付携帯電話端末の地図表示系の構成を示すブロック図である。
図2図1中のコントロール部の地図表示制御処理を示すフローチャートである。
図3図1中のコントロール部の地図表示制御処理を示すフローチャートである。
図4ユーザの現在位置周辺の道路を示す地図である。
図5図1中の画像メモリ部に描画される画像の説明図である。
図6図1中の表示部の表示例の説明図である。
図7図1中の表示部の表示例の説明図である。
図8図1中の表示部の表示例の説明図である。
図9図1の変形例に係る地図表示制御処理を示すフローチャートである。
図10図1の変形例に係る地図表示制御処理を示すフローチャートである。
図11ユーザの現在位置周辺の道路地図である。
図12従来の地図スクロール方法の問題点の説明図である。

--

0040

1地図表示機能付携帯電話端末2GPS受信部
3 操作部 4 表示部
5 記憶部 6画像メモリ部
9コントロール部

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