図面 (/)

技術 液体改質方法とその装置、及びこれを用いた高機能水製造装置

出願人 岡ルイ子
発明者 岡定雄
出願日 2002年1月15日 (19年10ヶ月経過) 出願番号 2002-005864
公開日 2003年7月22日 (18年4ヶ月経過) 公開番号 2003-205291
状態 未査定
技術分野 殺菌剤による水の殺菌処理 電気・磁気による水処理 酸化・還元による水処理 物理的水処理 中和・改質
主要キーワード 密精度 内側壁体 外側壁体 区画側 循環冷却器 給水コック 自浄能力 浮き部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年7月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

汚れた池の水などをはじめとする様々な液体を、必要なレベルまで、例えば排出可能なレベル、植物栽培魚介類飼育養殖等に使用可能なレベル、さらには飲めて人体の健康にも良好な高度なレベルにまで、浄化した活性化したり改質を行って、所望の液体とすること。

解決手段

被処理液濾材に通す濾材処理と磁場に通す磁気処理とからなる改質処理S1…を行い、該改質処理S1…を経た被処理液を上記濾材に還流するとともに、上記還流を、改質処理を経た被処理液の噴射で行い、被処理液同士および被処理液と濾材を激しく衝突させる液体改質方法

概要

背景

汚水浄化する技術として、例えば特開平9−327695号に開示された装置がある。この浄化装置は、原水磁気処理をする磁気処理器と、水質浄化に有用な微生物を住まわせるとともにろ過を行う濾材とを有したもので、磁気処理器により活性化された原水を濾材に通してから原水に戻す構造である。

しかし、この装置では、磁気処理器の前段フィルタを設けて目視できるようなゴミを原水から除去するものの、それだけで磁気処理を行うので、磁気処理による水の活性化の効果を充分に享受できない。このため、湖沼などのように汚れが酷く、大量の原水を浄化するのは困難である。

また、濾して捕獲したゴミ等は、水を逆流させて原水に戻すが、単に逆流させるだけであるので、汚れの程度にもよるが充分な洗浄は行いにくく、頻繁な逆流や濾材の交換が必要となる。

さらにその濾材にはプラスチック製のものを用いており、積極的に水質を改良する作用はなく、磁気のみに頼ることになる。このため、原水に戻したゴミ等は、磁気処理による不十分な活性化状態の水により作用を受けるだけであり、浄化効率が悪い。

概要

汚れた池の水などをはじめとする様々な液体を、必要なレベルまで、例えば排出可能なレベル、植物栽培魚介類飼育養殖等に使用可能なレベル、さらには飲めて人体の健康にも良好な高度なレベルにまで、浄化した活性化したり改質を行って、所望の液体とすること。

被処理液を濾材に通す濾材処理と磁場に通す磁気処理とからなる改質処理S1…を行い、該改質処理S1…を経た被処理液を上記濾材に還流するとともに、上記還流を、改質処理を経た被処理液の噴射で行い、被処理液同士および被処理液と濾材を激しく衝突させる液体改質方法

目的

そこでこの発明は、磁気処理による効果を充分に発揮して、湖沼などのように汚れが酷い大量の水でも効率よく浄化できるようにするとともに、汚水の浄化のみではなく、そのほか各種液体の改質、例えば自然界や人体に有用な水の製造なども行えるようにすることを主たる課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

被処理液濾材に通す濾材処理と磁場に通す磁気処理とからなる改質処理を行い、該改質処理を経た被処理液を上記濾材に還流するとともに、上記還流を、改質処理を経た被処理液の噴射で行い、被処理液同士および被処理液と濾材を激しく衝突させる液体改質方法

請求項2

前記改質処理を複数段で行い、後段側の改質処理ほど強力な磁界で磁気処理する請求項1に記載の液体改質方法。

請求項3

前記濾材には、粒状をなす多数の遠赤外線放射体を用いた請求項1または請求項2に記載の液体改質方法。

請求項4

被処理液を濾材に通す濾材処理部と磁場に通す磁気処理部とを有する改質処理部を設け、該改質処理部の後段には、処理した被処理液を上記濾材処理部に還流する還流路を設けて、該還流路の先端には、被処理液を濾材に対して噴きつけて強く衝突させる噴射手段を設けた液体改質装置

請求項5

前記濾材処理部は、粒状をなす多数の遠赤外線放射体を充填して形成した請求項4に記載の液体改質装置。

請求項6

前記請求項4または請求項5に記載の液体改質装置の前段および/または後段に、被処理液を磁場に通す磁気処理装置を配設し、該磁気処理装置および上記液体改質装置の磁気処理部における磁界を、後段側に位置するものほど強力に設定するとともに、上記液体改質装置の前段および/または後段には、被処理液を目的改質状態に応じて処理する補助装置を接続する液体改質システム

請求項7

濾材に被処理液を通す濾材処理部と、該濾材処理部を通った被処理液に磁界を作用させる磁気処理部とを有する改質処理部を設けるとともに、該改質処理部の後段には、改質処理部を通った被処理液を提供する排出路と、上記改質処理部による処理前に被処理液を一旦溜める貯留部および上記濾材処理部に還流する還流路を設け、該還流路のうち少なくとも濾材処理部に還流する還流路の先端には、被処理液を濾材に対して噴きつけて強く衝突させる噴射手段を設けた高機能水製造装置

請求項8

前記濾材処理部は、有効成分の放出を行う天然鉱物を含有した粒状体を濾材として浮遊可能に充填して構成した請求項7に記載の高機能水製造装置。

請求項9

被処理液を殺菌する殺菌処理部を設けた請求項7または請求項8に記載の高機能水製造装置。

技術分野

0001

この発明は、池や湖沼の水、生活排水産業排水、雨水、地下水し尿海水水道水などの様々な液体を、必要なレベルまで、例えば排出可能なレベル、植物栽培魚介類飼育養殖等に使用可能なレベル、さらには飲めて人体の健康にも良好な高度なレベルにまで、浄化した活性化したり改質を行って、所望の液体とするための技術に関する。

背景技術

0002

汚水を浄化する技術として、例えば特開平9−327695号に開示された装置がある。この浄化装置は、原水磁気処理をする磁気処理器と、水質浄化に有用な微生物を住まわせるとともにろ過を行う濾材とを有したもので、磁気処理器により活性化された原水を濾材に通してから原水に戻す構造である。

0003

しかし、この装置では、磁気処理器の前段フィルタを設けて目視できるようなゴミを原水から除去するものの、それだけで磁気処理を行うので、磁気処理による水の活性化の効果を充分に享受できない。このため、湖沼などのように汚れが酷く、大量の原水を浄化するのは困難である。

0004

また、濾して捕獲したゴミ等は、水を逆流させて原水に戻すが、単に逆流させるだけであるので、汚れの程度にもよるが充分な洗浄は行いにくく、頻繁な逆流や濾材の交換が必要となる。

0005

さらにその濾材にはプラスチック製のものを用いており、積極的に水質を改良する作用はなく、磁気のみに頼ることになる。このため、原水に戻したゴミ等は、磁気処理による不十分な活性化状態の水により作用を受けるだけであり、浄化効率が悪い。

発明が解決しようとする課題

0006

そこでこの発明は、磁気処理による効果を充分に発揮して、湖沼などのように汚れが酷い大量の水でも効率よく浄化できるようにするとともに、汚水の浄化のみではなく、そのほか各種液体の改質、例えば自然界や人体に有用な水の製造なども行えるようにすることを主たる課題とする。

課題を解決するための手段

0007

そのための手段は、被処理液ろ材に通すろ材処理と磁場に通す磁気処理とからなる改質処理を行い、該改質処理を経た被処理液を上記ろ材に還流するとともに、上記還流を、改質処理を経た被処理液の噴射で行い、被処理液同士および被処理液とろ材を激しく衝突させる液体改質方法であることを特徴とする。

0008

上記改質処理での濾材処理と磁気処理は、被処理液の状態と、目的とする改質に応じて処理方法順序、段階を適宜設定して行う。すなわち、例えば池や湖沼等の水を浄化する場合には、濾材処理をしてから磁気処理を行うのがよい。上水を改質する場合には直接磁気処理を行うこともできる。

0009

上記磁気処理には、永久磁石を用いて形成され、磁界の中に水を通すことによってクラスタ分子集団)を細分化して活性化させる、例えば登録実用新案第3033968号に開示されているような周知の構造のものを用いるとよい。また濾材処理には、固相のろ過を行う繊維製のフィルタや金網状のフィルタ、セラミックフィルタなど適宜のフィルタのほか、有効成分の放出を行う、多孔質の粒状の濾材を用いるとよい。特に、濾材として遠赤外線放射体を用いると、被処理液のエネルギーレベルを高められるので、磁気処理による活性化の効果を向上できる。濾材の配列は、濾材の性質に応じて適宜組み合わせる。ミネラル分を多くしたい場合には、例えばミネラル溶出可能な自然石を濾材として使用するとよい。

0010

被処理液が濾材処理を受けることにより、ゴミ等不純物が取り除かれるとともに、濾材に天然鉱物など、有効成分を放出する材料を用いれば、エネルギーレベルが高められて活性化されたり、ミネラル分を補給されたり、その濾材に応じた作用を受ける。また、被処理液が磁気処理を受けることによって、被処理液のクラスタが細分化されて微粒子になり活性化され、クラスタ内溶け込んでいる不純物を吐き出してクラスタの密精度を高めるなど、磁気による作用を受ける。改質処理では濾材処理と磁気処理が行われるので、一方のみでは得られない相乗効果により、効率がよくレベルの高い改質ができる。

0011

改質処理を経て、改質された被処理液は、必要であれば、使用のために排出したり、被処理液が溜まっている部分に戻してその部分の浄化・活性化を行ったりするほか、濾材処理をする濾材に還流して、濾材およびその近傍の被処理液について、浄化や活性化を行う。すなわち、還流するときに噴射させて行えば、被処理液同士、また被処理液と濾材とは激しく衝突するので、微粒子化した被処理液のクラスタは、さらに一層細分化され、超微粒子となって、高い密精度を得ることになり、より高いレベルの活性状態移行する。

0012

なお、濾材に還流するときには、濾材の逆洗浄を行うとよい。すなわち、逆洗浄とは、改質処理のときに被処理液が流れる方向とは逆に流して濾材からゴミなどを取り除くことであり、この逆洗浄を、上述のように噴射して行い、被処理液同士、また被処理液と濾材とを激しく衝突させると、濾材が綺麗に洗浄されるとともに、被処理液が単に濾材に接しながら流れる場合よりも、濾材の作用を受ける。特に、クラスタが細分化され活性化された液体は、高い流動性を示し、多くの物質を溶解できるので、激しく衝突し合う上に、濾材を綺麗にし、また濾材が液体に作用を行う自然石等である場合には、これをよく溶かして、積極的に有効成分を得るなどする。この結果、通常の液体が単に衝突する場合に比して、被処理液のクラスタのさらなる微粒子化(活性化)がなされ、所望の改質が行える。

0013

このように被処理液は高度に活性化が行われ、例えば超臨界液体に近いような状態にまで活性化でき、効率よい改質が実行できる。

0014

クラスタが小さくなるということは、クラスタ内に余分なものがなくなることであり、超微粒子化することにより、純度が高まり、水なら水のその本来あるべき機能を取り戻すということである。このような超高分子磁気水は、自らが本来の高機能を持つために、様々な効果を生む。例えば、注入された部分の液体を活性化、水道管内スケールや錆の抑制、濾過した不純物の分解、水垢等の発生の抑制、浸透力溶解能力の向上による洗浄効果の増大、流動性・熱伝導率の向上による湯沸かしの時間の短縮化有機物重金属の除去等、様々な効果が得られる。特に、飲み水とすれば、まろやかなおいしい水となり、お料理もおいしくなり、植物や動物に与えれば、その成長も良好になる。

0015

前記改質処理を複数段で行い、後段側の改質処理ほど強力な磁界で磁気処理すれば、処理の流れに従って、強力な磁界が作用するので、被処理液のクラスタをより高いエネルギー状態である所望の活性状態にまで確実に引き上げることができる。

0016

前記濾材には、粒状をなす多数の遠赤外線放射体を用いるとよい。上述のように、磁気による活性化作用に、遠赤外線による活性化作用を組み合わせることによって、相乗効果が生まれ、より効率よく被処理液を活性化できるからである。特に、改質処理を経た被処理液の還流により浮遊可能に充填すると、被処理液と濾材、被処理液同士の衝突をより激しく活発に行えるので、効果を高められる。

0017

遠赤外線放射体のほかに、有効成分の放出や有害成分の除去を行う天然鉱物を含有した濾材として、例えば沸石麦飯石ソーダライト軟質多孔性古代海洋腐植質の土、石灰岩カルシウム)、変成花崗岩(多種のミネラル)、硫酸鉄鋼(磁気)などを利用すれば、飲み水として使用するのに良いミネラル水を得ることができる。もちろん、上述のように多数の粒状に形成して、被処理液の還流によって自由に動き回れるように充填しておくとよい。

0018

別の手段は、被処理液をろ材に通すろ材処理部と磁場に通す磁気処理部とを有する改質処理部を設け、該改質処理部の後段には、処理した被処理液を上記ろ材処理部に還流する還流路を設けて、該還流路の先端には、被処理液をろ材に対して噴きつけて強く衝突させる噴射手段を設けた液体改質装置であることを特徴とする。

0019

すなわち、上述の説明と同様に、上記改質処理部での濾材処理部と磁気処理部は、被処理液の状態と、目的とする改質に応じて処理部構造や順序、段階を適宜設定して行う。例えば池や湖沼等の水を浄化する場合には、濾材処理部を磁気処理部より前段に配置するのがよい。上水を改質する場合には、直接磁気処理を行うこともできる。

0020

上記磁気処理部は、永久磁石を用いて形成され、磁界の中に水を通すことによってクラスタ(分子集団)を細分化して活性化させる、例えば登録実用新案第3033968号に開示されているような周知の構造の装置を用いて構成するとよい。また濾材処理部は、固相のろ過を行う繊維製のフィルタや金網状のフィルタ、セラミックフィルタなど適宜のフィルタのほか、有効成分の放出を行う、多孔質の粒状の濾材を用いて構成するとよい。特に、濾材として遠赤外線放射体を用いると、被処理液のエネルギーレベルを高められるので、磁気処理による活性化の効果を向上できる。濾材の配列は、濾材の性質に応じて適宜組み合わせる。ミネラル分を多くしたい場合には、例えばミネラルを溶出可能な自然石を濾材として使用するとよい。ミネラル濃縮液を注入するようにしてもよい。

0021

被処理液が濾材処理部を通過することにより、ゴミ等不純物が取り除かれるとともに、濾材に天然鉱物など、有効成分を放出する材料を用いれば、エネルギーレベルが高められて活性化されたり、ミネラル分を補給されたり、その濾材に応じた作用を受ける。また、被処理液が磁気処理部を通過することによって、被処理液のクラスタが細分化されて微粒子になり活性化され、クラスタ内に溶け込んでいる不純物を吐き出してクラスタの密精度を高めるなど、磁気による作用を受ける。改質処理部は濾材処理部と磁気処理部を有するので、一方のみでは得られない相乗効果により、効率がよくレベルの高い改質ができる。

0022

改質処理部を通って、改質された被処理液は、必要であれば、使用のために排出したり、被処理液が溜まっている部分に戻してその部分の浄化・活性化を行ったりするほか、還流路を通して濾材処理部に還流し、噴射手段で噴射させる。そして、濾材およびその近傍の被処理液について、浄化や活性化を行う。すなわち、還流するときに噴射させるので、被処理液同士、また被処理液と濾材とは激しく衝突し合い、微粒子化した被処理液のクラスタは、さらに一層細分化され、超微粒子となって、高い密精度を得ることになり、より高いレベルの活性状態に移行する。

0023

なお、濾材処理部に還流するときには、濾材の逆洗浄を行うとよい。すなわち、逆洗浄とは、改質処理のときに被処理液が流れる方向とは逆に流して濾材からゴミなどを取り除くことであり、この逆洗浄を、上述のように噴射して行い、被処理液同士、また被処理液と濾材とを激しく衝突させると、濾材が綺麗に洗浄されるとともに、被処理液が単に濾材に接しながら流れる場合よりも、濾材の作用を受ける。特に、クラスタが細分化され活性化された液体は、高い流動性を示し、多くの物質を溶解できるので、激しく衝突し合う上に、濾材を綺麗にし、また濾材が液体に作用を行う自然石等である場合には、これをよく溶かして、積極的に有効成分を得るなどする。この結果、通常の液体が単に衝突する場合に比して、被処理液のクラスタのさらなる微粒子化(活性化)がなされ、所望の改質が行える。

0024

このように被処理液は高度に活性化が行われ、例えば超臨界液体に近いような状態にまで活性化でき、効率よい改質が実行できる。

0025

クラスタが小さくなるということは、クラスタ内に余分なものがなくなることであり、超微粒子化することにより、純度が高まり、水なら水のその本来あるべき機能を取り戻すということである。このような超高分子磁気水は、自らが本来の高機能を持つために、様々な効果を生む。例えば、注入された部分の液体を活性化、水道管内のスケールや錆の抑制、濾過した不純物の分解、水垢等の発生の抑制、浸透力・溶解能力の向上による洗浄効果の増大、流動性・熱伝導率の向上による湯沸かしの時間の短縮化、有機物や重金属の除去等、様々な効果が得られる。特に、飲み水とすれば、まろやかなおいしい水となり、お茶も料理もおいしくなり、植物や動物に与えれば、その成長も良好になる。

0026

前記濾材処理部は、粒状をなす多数の遠赤外線放射体を充填して形成するとよい。上述のように、磁気による活性化作用に、遠赤外線による活性化作用を組み合わせることによって、相乗効果が生まれ、より効率よく被処理液を活性化できるからである。特に、改質処理を経た被処理液の還流により浮遊可能に充填すると、被処理液と濾材、被処理液同士の衝突をより激しく活発に行えるので、効果を高められる。

0027

遠赤外線放射体のほかに、有効成分の放出や有害成分の除去を行う天然鉱物を含有した濾材として、例えば沸石、麦飯石、ソーダライト、軟質多孔性古代海洋腐植質の土、石灰岩(カルシウム)、変成花崗岩(多種のミネラル)、硫酸鉄鋼(磁気)などを利用すれば、飲み水として使用するのに良いミネラル水を得ることができる。もちろん、上述のように多数の粒状に形成して、被処理液の還流によって自由に動き回れるように充填しておくとよい。

0028

なお、この液体改質装置は、筐体に入れて一つのユニットとして、筐体の下面にキャスタなどの適宜の移動手段を設ければ、それ単独で容易に使用できるほか、他の装置と適宜に組み合わせて使用することが容易になって、様々な場面で、様々な液体の改質処理に利用しやすくでき、液体改質装置の利用可能性を拡大できる。

0029

さらに別の手段は、前記液体改質装置の前段および/または後段に、被処理液を磁場に通す磁気処理装置を配設し、該磁気処理装置および上記液体改質装置の磁気処理部における磁界を、後段側に位置するものほど強力に設定するとともに、上記液体改質装置の前段および/または後段には、被処理液を目的改質状態に応じて処理する補助装置を接続する液体改質システムであることを特徴とする。

0030

すなわち、濾材処理部と磁気処理部を有する改質処理部と、還流路と、噴射手段を有した液体改質装置に、磁気処理装置と補助装置を適宜接続することによって、様々な用途に、様々な場面で使用できる。例えば、補助装置として上記液体改質装置と同様に濾材処理部と磁気処理部を有する装置を用いたり、殺菌作用をする装置を用いたり、沈澱処理する装置を用いたりすると、その装置に応じた所望の作用を被処理液に対して施すことができる。しかも、後段側のものほど磁界が強力になるように磁気処理装置を接続するので、被処理液を段階的に高い活性状態に変化できるので、上記補助装置による作用を効率よく実行できる。

0031

さらにまた別の手段は、濾材に被処理液を通すろ材処理部と、該濾材処理部を通った被処理液に磁界を作用させる磁気処理部とを有する改質処理部を設けるとともに、該改質処理部の後段には、改質処理部を通った被処理液を提供する排出路と、上記改質処理部による処理前に被処理液を一旦溜める貯留部および上記濾材処理部に還流する還流路を設け、該還流路のうち少なくとも濾材処理部に還流する還流路の先端には、被処理液を濾材に対して噴きつけて強く衝突させる噴射手段を設けた高機能水製造装置であることを特徴とする。

0032

すなわち、濾材処理部と磁気処理部を順に通って改質処理部を出た被処理液は、排出路を通して提供する以外は、還流路を通って、改質処理部による処理前に被処理液を一旦溜める貯留部と、上記濾材処理部に還流する。

0033

被処理液が濾材処理部を通過した後で磁気処理部を通るので、磁気処理部による作用を効率よく受けられる。つまり、磁気によりクラスタが細分化され、不純物が取り除かれて活性化される。その上、活性化されたその被処理液の還流に際して、濾材処理部に還流する還流路の先端には噴射手段を設けているので、被処理液を濾材に対して強く噴き付ける。この噴き付けによって被処理液同士が強く衝突し合う。この衝突により、磁気処理部で活性化された水がさらに一そう微粒子化(活性化)されるとともに、濾材を洗浄できる。また、濾材に強く当たることにより、濾材が有効成分を放出するものであれば、その濾材による所望の作用を効率よく受ける。

0034

なお、このとき、濾材の逆洗浄を行うように、通常とは反対向きに強く流すとよい。濾材を積極的に洗浄できる。また、その逆洗浄とは反対側にも噴射手段を設けて、相反する2方向から被処理液の噴射を行うと、濾材と被処理液のほか、被処理液同士の激しい衝突も積極的に行え、被処理液のより一そう良好な活性化が図れる。

0035

前記濾材処理部は、有効成分の放出を行う天然鉱物を含有した粒状体を濾材として、浮遊可能に充填して構成するとよい。有効成分の放出を行う天然鉱物を含有した濾材には、例えば遠赤外線を放出する遠赤外線放射セラミックスをはじめ、磁気を出す硫酸鉄鉱や、その他の自然石や土、例えば沸石、麦飯石、ソーダライト、石灰岩、変成花崗岩、軟質多孔性古代海洋腐植質など、様々ある。目的と作用に応じて適宜選定すればよい。このような濾材は、球形などの粒状に形成して、上記還流により自由に浮遊可能に充填する。

0036

上述例のなかでも遠赤外線放射体を利用すれば、遠赤外線により被処理液を高いエネルギーレベルにできるので、磁気処理部による処理効果を向上できる。

0037

被処理液は、これら単独、あるいは適宜にブレンドした濾材を通過して、濾過されるとともに、改質される。そして還流すると、被処理液、また濾材と激しく衝突し合うとともに、濾材を洗浄する。

0038

また、還流路のうち少なくとも貯留部に還流する還流路には、被処理液を磁気処理する磁気処理部を設け、該磁気処理部の磁界を、その前段の磁気処理部の磁界よりも強力に設定するとよい。貯留部に還流する被処理液は、磁気処理部によってより高いレベルにまで活性化で、この状態で還流するので、貯留部内の被処理液を改質する作用も高い。

0039

その貯留部への還流に際しても、噴射して還流させると、貯留部内の被処理液も、分子同士の激しい衝突により、良好な改質作用を得られる。

0040

改質によって得る高機能水を飲み水として使用するためには、被処理液を殺菌するため、例えばオゾンや紫外線などを用いて構成した殺菌処理部を設けるとよい。確実な殺菌が行えるので安全でよく、特にこの殺菌処理部を濾材処理部の前段に設けると、雑菌を取り除いた上で濾材や磁気を作用できるので、効果が高まって、より良質な水を得られる。

発明を実施するための最良の形態

0041

この発明の一実施の形態を、以下図面を用いて説明する。図1は、液体改質システム1の概略を示す説明図であり、この図に示すように、各種の被処理液を磁気による活性化を行って改質した後、その改質処理を経た液体を、排出したり、被処理液に戻して被処理液を改質したりするとともに、上記改質処理を行う改質処理部S1,Snに還流して、被処理液のさらなる活性化(改質)と、改質処理部S1,SnM1,Mn,Mn+1の浄化を行う。図中、M1,Mn,Mn+1が磁気処理のための磁気処理器である。

0042

上記改質処理部S1,Snは、被処理液の状態と、目的とする改質状態に応じて、複数段階設けることができる。このときには、上記磁気処理器M1,Mn,Mn+1の強度を、後段側のものほど強く設定する。

0043

また上記還流は、改質処理部S1,Snを通過した被処理液を噴射させて行い、液体の激しい衝突を起こして改質効果を高める。つまり、磁気処理された被処理液は、分子集団であるクラスタが細分化されて流動性が良く、不純物も減り、溶解能力が高くなって活性化された状態になるが、クラスタ同士の激しい衝突により、さらなる細分化が起こり、超微粒子化を実現できる。この結果、液体が本来あるべき生き生きとした状態に改質でき、自らはもとより、他に対しても働きかけをしてよい状態を作る。

0044

(実施の形態1)図2は、川や池、湖沼、地下水、養殖池などの水を浄化するための液体改質システムの構成図である。この液体改質システム1では、汚染された水を単に綺麗にするだけではなく、自浄能力を持たせることもできる。

0045

図2に示したように液体改質システム1は、浄化すべき水が溜められている貯留部2内に設置する第1改質処理装置3と、地上の適宜箇所、例えば庭の裏手や倉庫物置工場等に設置できる第2改質処理装置4とを有する。

0046

図3が第1改質処理装置3の構成を、図4が第2改質処理装置4の構成を、系統的に示した説明図である。

0047

すなわち、第1改質処理装置3では、ポンプ5で汲み上げた水を、この発明における濾材に対応する第1フィルタ層6と第1濾材層7に、この順番で通過させ、第1磁気処理器8による磁気処理を受けさせる。第1改質処理装置3は、貯留部2に入る適宜の形状に形成すればよいが、図示例では、直方体の箱状に形成し、4つの側面から水を汲み上げるようにしており、上記第1フィルタ層6と第1濾材層7は、各側面に沿って設けている。上記ポンプ5は、それら第1フィルタ層6と第1濾材層7に囲まれるように中央に備える。

0048

上記第1フィルタ層6は、水からゴミや凝集した浮遊物などを分離するためのもので、繊維性のフィルタや目の細かいステンレスメッシュ状のフィルタなど、周知のフィルタで構成する。

0049

上記第1濾材層7は、主として水の性質を改善するためのもので、遠赤外線放射セラミックスと、沸石や麦飯石、ソーダライトなどのように有効成分を放出したり、有害成分を除去したりする自然石を充填して形成する。遠赤外線放射セラミックスのみ、あるいは自然石のみで濾材を構成するもよいが、両方ともに使用することが、本来の水の状態を取り戻すのに有効である。

0050

遠赤外線放射セラミックスと自然石は、直径1cmほどの球状に形成しておき、この中を水が通過する間に、熱吸収による活性化や、自然石の表面の多数の細孔による吸着や分離、イオン交換、溶出した成分による水中浮遊物の凝集、殺菌、抗菌、消臭等の改質がなされる。

0051

上記第1磁気処理器8は周知の構造で、永久磁石を用いて形成され、磁界の中に水を通すことによって、水のクラスタを細分化して活性化しようとするものである。

0052

この第1磁気処理器8の後段には、第1方向切換弁9を設けて、第1磁気処理器8を通った水が上記第1濾材層7の内側位置に還流する還流路10と、第2改質装置4に送る送出路11を形成している。還流路10の先端には、水を激しく噴出する噴射部材12を備えて、還流する水で第1フィルタ層6と第1濾材層7を逆洗浄できるように構成している。噴射部材12は、第1濾材層7とポンプ5の間を水が自由に流通可能な状態にして、第1濾材層7側に多数の小孔を有する構成のものであればよい。

0053

第2改質処理装置4は、図4に示したように、ポンプ13で移送する水が、第1フィルタ層14、第2フィルタ層15、第1濾材層16、第2濾材層17、第3フィルタ層18を順に通過して第2磁気処理器19で磁気処理されるように構成している。そして磁気処理された水が、上記各フィルタ層14,15,18と各濾材層16,17に還流して、各部の逆洗浄を行うように第1方向切換弁20、第2方向切換弁21を設けている。

0054

この第2改質処理装置4は、下面にキャスタなどの移動手段22を有している箱状の筐体23内にすべて収納して構成する。

0055

筐体23は、その長さ方向に大きく3つに区分し、一番端の第1区画の上部に、上記第1改質処理装置3からの送出路11を接続する供給口24を設け、第1区画の上部における、供給口24から供給される水を受ける位置には、例えばステンレスメッシュ状のや繊維状のフィルタなどで構成する上記第1フィルタ層14を備える。そしてこの第1フィルタ層14の下に、第1フィルタ層14よりも目の細かいステンレスメッシュなどで構成する上記第2フィルタ層15を設ける。

0056

第2フィルタ層15の下には、第1濾材層16を形成する。この第1濾材層16は、前述の第1改質処理装置3における第1濾材層7と同様に、主として水の性質を改善するためのものであって、球状に形成した遠赤外線放射セラミックスと、適宜の自然石を濾材として充填して構成している。充填は、一定の大きさの空間内で、濾材が浮遊可能な程度に行う。

0057

この第1濾材層16の隣、すなわち第2区画の下部には、連通口25を介して、上記第2濾材層17を形成する。この第2濾材層17にも、第1濾材層16と同様に、多数の粒状の遠赤外線放射セラミックスと自然石を濾材として充填するが、その配合割合や内容物の種類は、第1濾材層16と同じであるもよいが、適宜変更するもよい。

0058

そしてこの第2濾材層17が位置する第2区画の隣の第3区画には、清水タンク26を備える。第2濾材層17からは、その上部の側面に形成した連通口27から上記第3フィルタ層18を通って、水が清水タンク26へ流入する。この第3フィルタ層18も例えばステンレスメッシュ状のフィルタ等で構成する。

0059

清水タンク26には、溜まった水を汲み上げる上記ポンプ113を備えるとともに、ポンプ13で汲み上げた水を磁気処理する上記第2磁気処理器19を備えている。この第2磁気処理器19は、第1改質処理装置3の第1磁気処理器8よりも強力な磁界を作用させるものである。

0060

上記第2磁気処理器19の先には、上記第1方向切換弁20を設けて、貯留部2に還す還流路28と、上記第2方向切換弁21に連結する連結路29を形成する。第2方向切換弁21からは2種類の還流路30,31を形成する。一方の第1還流路30は、各フィルタ層14,15,18に還流して各フィルタ層14,15,18の逆洗浄を行うためもので、他方第2還流路31は、各濾材層16,17に還流して、各濾材層16,17の逆洗浄を行うためのものである。

0061

上記第1方向切換弁20から延ばした還流路28は、貯留部2方向に向けて延ばし、複数本放流路32を形成する。各放流路32には、第3磁気処理器33と流量調整弁34を設けて、先端に、周知のノズルのような噴射部材35を取り付ける。

0062

上記第3磁気処理器33には、その前段に位置する第2磁気処理器19よりも強い磁界を作用するものを使用する。また、貯留部2内における各噴射部材35の位置は、噴射部材35からの水の噴射で貯留部2内の水がよく攪拌されるように、設置高さや平面における位置関係などを適宜設定する。

0063

上記逆洗浄は、水を通常とは逆の方向に、激しく噴射して行うもので、各部位には、噴射のための噴射部材を備えている。

0064

各フィルタ層14,15,18を逆洗浄する噴射部材36は、例えば図5に示したように形成すればよい。すなわちフィルタ層14,15,18の洗浄面と同一、または略対応する大きさの枠体36aを設け、この枠体36aの内側に複数本の橋渡し部36bを形成する。枠体36aも橋渡し部36bも中空で、枠体36aと橋渡し部36bの上面には、多数の小孔36cを形成している。また、枠体36aの一部には、第1還流路30の先を接続する接続部36dを形成する。接続部36dから内部に入った水は、多数の小孔36cから勢いよく噴出すので、各フィルタ層14,15,18はその細かな目まで綺麗に洗浄される。この他の適宜の噴射部材を用いるもよい。

0065

各濾材層16,17を逆洗浄する噴射部材37は、上記噴射部材36と同様に枠体37aと橋渡し部37bとで構成するとともに、図6に示したように、複数本の橋渡し部37bの上面に複数本の柱状部37eを立設して構成すればよい。枠体37aおよび橋渡し部37bの上面と各柱状部37eの周面には多数の小孔37cを設けて、これらの小孔37cから水が勢いよく噴出するようにする。すると、浮遊可能な多数の濾材16a,17aは、水流により激しく動き回り、濾材16a,17a同士、また濾材16a,17aと水の間で衝突が起こるとともに、水同士も衝突も激しく衝突し合う。

0066

またこのような噴射部材37を備える第2濾材層17の上部には、逆洗浄用の逆洗タンク38を備えている。逆洗タンク38は、上記第2還流路31に設けた分流路31aの先に接続し、この分流路31aから流れる水をためて圧力をかけて下へ噴射するもので、図7に示したように、上記噴射部材37からの逆洗浄で濾材16a,17aから遊離したゴミや浮遊物などを、第1区画がわに押し戻す働きをする。

0067

その第1区画には、オーバーフロー口39を形成しており、押し上げられた水を、ゴミ等とともに排出する。排出した水は、そのまま放流するも、貯留部2に流すもよい。オーバーフローした水もゴミ等も活性化されているので、貯留部2内の水を汚すことはなく、却って活性化を助ける。

0068

オーバーフロー口40は、清水タンク26にも設けているが、このオーバーフロー口40から出る水も、そのまま排出するほか、貯留部2等に流すもよい。

0069

このように構成した液体改質システム1では、次のようにして水の改質が行われる。すなわち、貯留部2内の汚れた水は、第1改質処理装置3に入って、一回目の改質がなされる。第1フィルタ層6と第1濾材層7を順に通る水は、まず第1フィルタ層6によりゴミなどが分離される。続いて第1濾材層7で遠赤外線の放射を受けて水分子共鳴反応を起こすので、水分子の分離が促進され、活性力が増す。また、自然石の成分が溶出することにより、不純物を凝集させたり、ミネラル分を出したり、脱臭したりと、濾材の内容に応じた様々な作用を受ける。

0070

このように水質が改善された水は、次に第1磁気処理器8により、磁気処理を受ける。この磁気の作用により、水のクラスタは細分化されて微粒となる。また細分化されるときに、クラスタ内に溶け込んでいた不純物を吐き出し、より純粋に近い状態になり、活性化される。

0071

第1段階目の改質が行われた水は、第2改質処理装置4に移送されるとともに、還流路10を通って上記第1改質処理装置3内に設けた噴射部材12に還流される。

0072

この還流(逆洗浄)は、予め定めた所定時間ごとに行ったり、第1フィルタ層6の目詰まりが行ったときに自動的に行うなど、適宜行う。逆洗浄により第1フィルタ層6も第1濾材層7もきれいに洗浄されるとともに、第1濾材層では、活性化された水と濾材とが激しくぶつかることで、水は濾材の作用をよく受ける。

0073

第2改質処理装置4に移送された水は、第1フィルタ層14、第2フィルタ層15と、順に通過して、高度な濾過がなされてから第1濾材層16に溜まる。第1濾材層16では、水が濾材と接触することで、濾材16aの作用を受けて、上述のように、水分子の分離が促進されて活性力が増したり、自然石の成分が溶出することにより不純物が凝集したり、ミネラル分を補給されたり、脱臭されたりと、様々な改質がなされる。第1濾材層16と隣り合う第2濾材層17でも同様に、改質処理を受けて、更なる浄化や活性化がなされる。

0074

このように改質された水は、第3フィルタ層18を通って、清水タンク26に移り、ポンプ13の汲み上げにより汲み出される。汲み上げられると、第2磁気処理器19による作用を受ける。浄化され、活性化された水はさらなる、しかも先の第1磁気処理器で行うよりも強い磁界での磁気処理により、一層活性化される。すなわち、クラスタの細分化がさらに進行し、超微粒子となる。

0075

超微粒子化により活性化した水は、還流路28を通って、貯留部2に戻されるとともに、逆洗浄のため各フィルタ層14,15,18と各濾材層16,17に還流される。

0076

貯留部2に戻される水は、第3磁気処理器33により、さらに一そう活性化され、貯留部2に噴射される。噴流は、貯留部2内の水を攪拌し、貯留部2に土壌があればそれまでも攪拌する。活力のある清水の噴射により、貯留部2内の水や土壌と激しく衝突し、自身のクラスタの細分化を促進するとともに、貯留部2内の水を活性化したり、他へ作用も行う。すなわち、土壌の有機物や重金属の除去や分解、水垢やアオコ等の発生の抑制、腐敗の予防等、様々な有益な作用がなされる。

0077

2本の還流路30,31を通って逆洗浄される水は、上述の第1改質処理装置の場合と同様に、浄化され活性化された水を逆方向に勢いよく流して、フィルタ層14,1518や濾材層16,17の洗浄を行う。濾材層16,17の逆洗浄に際しては、逆洗タンク38を備えて、この逆洗タンク38から水を勢いよく流す。このため水は、上下両方から激しく噴き付けることになり水の活性化を促進するとともに、濾材の洗浄も効果的に行える。その上、その逆洗浄によって出た汚れをオーバーフロー口39から排出できるように構成しているので、装置外に排出して、再度改質処理を行えばよい。図2中、41がその際にオーバーフロー口39から排出された水を供給する補水注入路であり、ここには磁気処理器42を設置すると、水の活性化が行え、続いての改質処理が行いやすくなるのでよい。貯留部2が池などであって、そこに入る水がある場合も同様である。

0078

このように、貯留部2内の水は、第1改質処理装置3、第2改質処理装置4と循環するに従って、綺麗になって戻される。また単に戻されるだけではなく、戻された水が、貯留部2内の水や汚泥まで綺麗にする作用をする。しかも、汚れを取り除くフィルタ層14,15,18や濾材層16,17も、浄化された水の還流によってきれいにされる。

0079

したがって、単によごれを取り除く浄化作用とは異なり、きわめて効率よく改質作業ができるとともに、改質された水に活力を与えることもでき、すぐに汚れが戻ってしまうようなことは決してない。綺麗な状態を長期間維持できる。また各改質処理装置のメンテナンスも不要にできる。しかも薬剤を使わないので、自然環境保全の面でもよい。

0080

なお、貯留部2の水の汚れの程度によっては、図2仮想線で示したように、第1改質処理装置3と第2改質処理装置4との間に、適宜の補助装置43を接続するとよい。この補助装置43は、例えば上記各改質処理装置3,4と同一、または同様の構成のものであるもよく、殺菌作用をする装置であるも、沈澱処理する装置であるもよく、必要な適宜の装置を接続すればよい。

0081

また、改質処理装置は、使用する場所に応じて適宜形態を変えると良い。例えば、貯留部が深くて広い場合などには、上記第1処理装置を、図8に示したように構成するとよい。すなわち、浮き部材51を取り付けて水面に浮くように構成している。

0082

上述の第2改質処理装置4のように筐体23に入れて構成した液体改質装置1aを利用すれば、どんな場所でも簡単に設置でき、施工も簡単であるという効果を達成できる。特に、筐体23に移動手段22を設ければ、その効果をさらに増すことができる。

0083

利用範囲はとても広いが、例えば図9に示したように、液体改質装置1aをビル家屋給水設備介装すると、上述のように水がよくなり、飲んだときにおいしくまろやかに感じるとともに、受水層44の水をよくする、水道管ボイラー45の赤錆を防止する、トイレ46や汚水タンク47の悪臭を防止する、湯沸し機器等の寿命延ばす等、様々な効果を得られる。

0084

図10は、循環冷却器に接続した例を示す説明図で、冷却塔48内に、ポンプ49と、磁気処理機を有する放出路50を設けて、これらを上述例の第2改質処理装置4と同様に筐体で囲んだ改質処理装置1aの給排水口に接続すればよい。

0085

冷却塔では通常、冷凍機高圧圧力による保護停止を防いだり、冷却水配管の洗浄を行ったり、レジオネラ菌対策をするため、循環冷却水薬品投入している。しかしこれではコストがかかる難点があった。

0086

ところが、上述のように液体改質装置1aを組み込むことで、水質の悪化を防止して、細菌類繁殖を抑制または除去し、スケールや錆びを除去して、設備機器配管の保護と延命を図る、さらには、冷却水のPH値を安定化し、冷凍能力の増大、運転時間の短縮を実現して経費の削減を図る、メンテナンスの不要化等、様々な効果が得られる。

0087

この他、し尿や産業排水の浄化や、高機能の飲み水の製造まで、様々に利用できる。

0088

(実施の形態2)図11は、飲んでおいしく、健康にもよい高機能水を提供する高機能水製造装置101の斜視図である。この高機能水製造装置101でも、濾材処理と磁気処理からなる改質処理を行い、この改質処理を済ませた水を噴射させることで、より良い水を作っている。

0089

図12がその高機能水製造装置101の構成図である。すなわち、供給された浄水を第1磁気処理器102を有する第1改質処理部103に通し、この水をさらに、第2磁気処理器104を有する第2改質処理部105に通す。そしてこの水を、上記第1改質処理部102と第2改質処理部105に還流して、噴射による活性化を図る。

0090

なお、この高機能水製造装置101では、オーバーフロータンク106を設けて、各処理部102からオーバーフローした水や、給水コック107からの供給に際して支持台108の上にこぼれた水を回収して、有効に利用できるようにしている。また、筐体109の下面には、移動に至便なように移動手段110を取り付けている。

0091

図13に、高機能水製造装置101の内部構造を示す。高機能水製造装置101は、大きく5つの区画に区分し、左右方向に第1区画、第2区画、第3区画、第4区画を並設するとともに、この下に、第5区画を形成している。

0092

まず、第1区画が第1改質処理部である。つまり供給された上水を第1磁気処理器102で磁気処理するとともに、その水を濾過して殺菌処理する。殺菌処理は、適宜の方法で行えばよいが、ここでは、オゾンを利用して行っている。

0093

オゾン殺菌を行う殺菌処理装置111は、図14に示したように構成するとよい。二重に構成することで小さいところで瞬時に処理し、オゾンの効果を最大限に発揮できるようにしている。ステンレスメッシュからなる立方体状の内側壁体112を設け、この内側壁体112を、板材からなり上面と下面を除く4つの側面に多数の小孔113aを有した同じく立方体状の外側壁体113を設け、二重構造を構成する。そして、第1磁気処理器102を通った水を導入する導入すべく立設した導入管114に接続する放流管115を、上記内側壁体112内に備える。

0094

放流管115は、両端が下に曲がったT字型で、下から入った水が左右にわかれてそれぞれ下に向けて流れる形に形成している。内側壁体112内における上記放流管115の下方両側部分には、オゾンを放出するオゾン放出管116を2本備えている。

0095

オゾンは、エアをポンプ117の駆動でエアフィルタ118を通してオゾン発生器119に送って発生させ、それを上記オゾン放出管116に送る。放流管115から出る水は、図15に示したように、内側壁体112内の小さい空間ですぐさまオゾンによる殺菌処理を受ける。そして、内側壁体112によって濾された水が、外側壁体113の小孔113aから噴出して、第1区画を形成する貯留タンク120に溜まる。

0096

貯留タンク120内の殺菌処理装置111の近傍には、バイパスタンク121を設けており、これは、後述する第3フィルタ層内に、バイパス管を介して接続している。

0097

また、貯留タンク120には、還流させた水を放出する放流口122、水を排出するオーバーフロー口123、オーバーフローした水を戻す戻り水出口124を形成し、上部の第2区画側の側面には、連通口125を形成している。

0098

上記第2区画、第3区画、第4区画が、第2改質処理部105であって、前記実施の形態1における第2改質処理装置4と略同様の構成を有する。

0099

まず、第2区画の上部の上記連通口125に、第1フィルタ層126を設ける。この第1フィルタ層126は、ステンレスメッシュなどの適宜のフィルタで構成する。この第1フィルタ層126の濾液通過がわには、第1フィルタ層126の逆洗浄をする噴射部材127を設けている。噴射部材127は、前述の実施の形態1における噴射部材36と同様に構成すればよい。

0100

第1フィルタ層126の後段には、それよりも目の細かい第2フィルタ層128を設け、その下に第3フィルタ層129を設けて、流下する水を濾過するようにしている。

0101

第3フィルタ層129は、ステンレスメッシュからなる直方体の籠状で、ここにも噴射部材127,130を設けて、逆洗浄を行うようにしている。噴射部材130は、下面と側面に設ける。第3フィルタ層129の下側の空間は第1濾材層131である。

0102

この第1濾材層131は、実施の形態1のそれと同様に、球状の濾材を多数充填して構成する。噴射部材132も同様のものを使用する。

0103

第1濾材層131の下部には、連通口133を介して隣の第3区画の第2濾材層134につなげている。この第2濾材層134は、実施の形態1のそれと同様に構成し、同様の噴射部材132を備えればよい。第2濾材層134の上に取り付ける逆洗浄タンク135も実施の形態1と同様である。

0104

第2濾材層134の第4区画側の側面には、連通口136を形成し、第4フィルタ層137を介して水が第4区画の清水タンク138に流入するように構成している。第4フィルタ層137もステンレスメッシュなどで構成すればよく、ここにも逆洗浄用の噴射部材127を設けている。

0105

清水タンク138の下部にはポンプ139を設け、溜まった水を汲み上げる。汲み上げられた水は、第2磁気処理器104を通ってさらなる磁気処理がされた後、給水コック107から提供されるとともに、3つの方向切換弁140,141,142によって貯留タンク120への還流と、上記各フィルタ層126,129,136や濾材層131,134の逆洗浄が行われる。上記第2磁気処理器104には、その磁界が第1磁気処理器102の磁界よりも強力なものを用いる。

0106

なお、この清水タンク138の上部と第1濾材層131の上部には、オーバーフロー口143,144を設ける。

0107

図16が水を改質するときの流れを示す説明図である。すなわち、貯留タンク120で殺菌され、清水タンク138まで順に通ってきた水は、ポンプ139で汲み上げられて、第1方向切換弁140、第2方向切換弁141を経て、上記貯留タンク120に設けた放流口122につながる放流路145を流れる。この放流路145には、第3磁気処理器146を設けて、さらなる活性化処理を行う。上記第3磁気処理器146の磁界は、上記第2磁気処理器104のそれよりも強力である。放流口122には適宜の噴射部材を設けて、貯留タンク120内の水を攪拌しながら流むようにする。

0108

各フィルタ層126,129,136や濾材層131,134の逆洗浄は、図17に示したように行われる。

0109

第1フィルタ層126、第3フィルタ層129、第4フィルタ層136の逆洗浄は、第1方向切換弁140の切換で、水の還流を止めて行う。第3フィルタ層1129の逆洗浄は、第1方向切換弁140を上記状態から切換えて、第2方向切換弁141方向に流して、第3方向切換弁142で行う。この状態から第3方向切換弁142を逆に切換えると、上記第1濾材層131、第2濾材層134の逆洗浄が行え、逆洗タンク135による汚れの追い出しもできる。逆洗タンク135の作用は、実施の形態1の場合と同じで、第2濾材層134から第1濾材層131へ水を押出し、第1濾材層131の上部に設けたオーバーフロー口144から排水する。

0110

上記第5区画にはオーバーフロータンク106を設け、上記各オーバーフロー口123,143,144に流れ込む水と、支持台108にこぼれた水を回収する。

0111

オーバーフロータンク106は、3つに区分し、相互に連通する殺菌処理室147と、殺菌処理に用いたオゾンの臭いを消す消臭処理室148と、上記貯留タンク120に戻す水を溜める貯留室145とを形成している。

0112

上記殺菌処理室147には、オゾン放出管150を設け、このオゾン放出管150には前記オゾン発生装置119からオゾンを引く。オーバーフロータンク106に流入する水はすべてこの殺菌処理室147に入るようにしている。

0113

消臭処理室148には、例えば抗菌ボール木炭竹炭などを充填しておけばよい。

0114

貯留室149には、ポンプ151を備えるとともに、フロートスイッチ152を設ける。

0115

また、各部には、オーバーフロー口153を設けて、オーバーフローする水を装置外に排出する。

0116

このように構成した高機能水製造装置101では、ポンプ139を駆動して、図16図17に示したように改質処理を行えば、高機能水が得られる。逆洗浄は、タイマを用いて適宜時間ごとに行ったり、オーバーフロータンク106に設けたフローとスイッチ152を利用して適宜に行ったりすればよい。

0117

通常の循環と逆洗浄とにより、磁気と遠赤外線とによって微粒子化して活性された水は、再び貯留タンク120や濾材層131,134に噴射され、さらに活性化される。すなわち、クラスタがさらに細分化され、超微粒子化が行われて、より機能性の高い水となる。詳しい作用は前述したので、省略する。

0118

このようにして作られた高機能水は、水本来の持つ高い機能性を有した水であり、自然石の作用も加わって、ミネラル分も多く含む。いわば超高分子ミネラル磁気イオン水となって、まろやかな極めておいしい水となる。味が良いだけではなく、人体をはじめその他の生命を活性化する能力を有するなど、様々な良い効果をもたらす。

0119

以上の説明における噴射部材は、この発明の噴射手段に対応し、各フィルタ層と各濾材層が濾材処理部に対応し、各磁気処理器が磁気処理部に対応するも、この発明は上述の構成に限定されるものではない。

発明の効果

0120

以上のようにこの発明によれば、磁気でクラスタを細分化して、活性化させる改質がなされた被処理液を、その改質を行った濾材に対して還流して、噴射により被処理液同士や被処理液と濾材とを激しく衝突し合わせるので、磁気により活性化された被処理液が、さらに活性化されるとともに、そこにある被処理液や濾材、濾材に濾されたゴミなどを改質する。すなわち、磁気で活性化された被処理液は、クラスタが小さくなっているが、激しい衝突により、さらに細かく分けられる。この更なる細分化に際して、被処理液はクラスタ内に溶け込んでいる不純物をまた吐き出し、さらに純粋な状態となって、超微粒子化する。このため、溶解度や流動性が高まるなど、本来あるべき高い機能を有した状態になる。

0121

磁気による改質、必要によっては遠赤外線等の作用も受けてさらに高められた機能は、衝突により一層高められる。この結果、超微粒子化したクラスタを持つ液体が得られ、その液体自体、高機能の状態になる。

0122

この高機能の液体は、還流先の被処理液を活性化させる。また、濾材を洗浄すして汚れを取り、濾材を清浄な状態にするとともに、その汚れを、高い機能性で分解する。さらに、濾材が遠赤外線やミネラルなど、有効成分を放出したり有害成分を除去したりするものであれば、その作用を促進させ、自らが積極的に作用を受けて、より高機能の液体となる。

0123

このため、被処理液は効率よく改質がなされ、濾材の洗浄や交換などのメンテナンスもほとんど不要である。

0124

また、上述のように被処理液を改質するので、濾材処理の方法や濾材処理部の構造、濾材処理と磁気処理の組み合わせ等の工夫により、汚水の浄化はもちろん、産業排水やし尿の排出可能なレベルへの浄化、さらには飲料用のおいしい水の製造まで、必要に応じて様々な液体の改質に応用できる。

0125

さらに、濾材処理は、例えばメッシュ状に形成されるなどして主として固相を濾すフィルタと、多孔質で粒状に形成されるなどして主として液体の成分を改質する濾材とを適宜組み合わせて構成すればよく、あとは周知の装置で足りる磁気処理と、例えば周知のノズルなどの噴射手段があれば液体改質装置を構成することが可能であるので、特殊な装置や複雑すぎる構造を必要とせず、液体改質のための装置は比較的安価に製造できる。

図面の簡単な説明

0126

図1液体改質システムの概略を示す説明図。
図2液体改質システムの構成図。
図3第1改質処理装置の説明図。
図4第2改質処理装置の説明図。
図5噴射部材の斜視図。
図6噴射部材とその作用状態を示す説明図。
図7濾材層の洗浄状態を示す説明図。
図8第1改質処理装置の他の例を示す構造図。
図9液体改質装置の使用例を示す説明図。
図10液体改質装置の使用例を示す説明図。
図11高機能水製造装置の斜視図。
図12高機能水製造装置の構造を示す説明図。
図13高機能水製造装置の構造を示す断面図。
図14殺菌処理装置の一部破断斜視図。
図15貯留タンク内の作用状態を示す説明図。
図16改質処理の流れを示す説明図。
図17改質処理の流れを示す説明図。

--

0127

1…液体改質システム
1a…液体改質処理装置
3…第1改質処理装置
4…第2改質処理装置
6…第1フィルタ層
7…第1濾材層
8…第1磁気処理器
10…還流路
12…噴射部材
14…第1フィルタ層
15…第2フィルタ層
16…第1濾材層
17…第2濾材層
18…第3フィルタ層
19…第2磁気処理器
28…還流路
30…第1還流路
31…第2還流路
33…第3磁気処理器
35,36,37…噴射部材
42…磁気処理器
43…補助装置
101…高機能水製造装置
102…第1磁気処理器
103…第1改質処理部
104…第2磁気処理器
105…第2改質処理部
126…第1フィルタ層
127,130,132……噴射部材
128…第2フィルタ層
129…第3フィルタ層
131…第1濾材層
134…第2濾材層
137…第4フィルタ層
146…第3磁気処理器

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ