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技術 指紋認証タイムレコーダ

出願人 三菱電機株式会社
発明者 伊藤英明
出願日 2002年1月9日 (18年11ヶ月経過) 出願番号 2002-002028
公開日 2003年7月18日 (17年5ヶ月経過) 公開番号 2003-203260
状態 特許登録済
技術分野 タイムレコーダ・稼動の登録 タイムレコーダ、ドライブレコーダ、入出管理
主要キーワード 連続入力回数 操作時間間隔 警告回数 連続操作回数 失敗数 ミス回数 前回操作 照合操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年7月18日)のものです。
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図面 (20)

課題

指紋認証の失敗を繰り返した場合でも勤怠管理全体の運用に影響を与えず、失敗を繰り返す恐れのあるユーザの失敗数を減らす。

解決手段

勤怠種別・ID番号入力手段102は、出勤/退勤などの勤怠種別と操作者のID番号をFNキー6、テンキー1から入力する。指紋照合手段105は、入力したID番号で登録されている指紋データ読み出し、得られた指紋データと外部から入力した指紋とを照合する。照合の結果不一致の場合に、指紋照合ミス集計解析手段103は、登録済みの勤怠種別及びID番号と操作時間間隔に基づいて同じIDの操作者が連続して同じ勤怠種別で操作をしたか否かを判断し、連続して操作していると判断した場合は照合不一致回数を数える。操作開始時出力手段104は、照合OK時に照合不一致が連続していたことを検出した場合、最初に入力操作した日付・時刻勤怠データに反映する。

概要

背景

図18は従来の指紋認証タイムレコーダの構成を示す図である。図において、1は従業員などのユーザ(以後、操作するユーザを操作者という)が自分のID番号を指定するためのテンキー、2はテンキー1から操作者のID番号を入力するID番号入力手段、3は操作者の指から指紋を入力するための指紋センサー、4はID番号毎の指紋データを格納している指紋データ記憶手段、5は指紋センサー3によって取得された操作者の指紋を指紋データ記憶手段4に予め登録してある指紋データと照合する指紋照合手段、6は操作者が操作するファンクションキー(以下、FNキーと呼ぶこともある)であり、特定の機能(例えば出勤退勤勤怠種別)に対応づけられたものである。また、7はFNCキー6から勤怠種別を入力する勤怠種別入力手段、8は勤怠種別に基づいて勤怠データを作成し、記録する勤怠データ作成・記録手段、9は日付及び時刻を出力するための時計、10は操作日時(日付及び時刻)の表示や操作ミス時の再入督促表示を行う表示手段、11は勤怠データを格納する勤怠データ記憶手段である。

また、図19は従来の指紋認証タイムレコーダの外観を示す図である。図19に示すように、指紋認証タイムレコーダでは、現在の日付・時刻をリアルタイムで確認できるとともに操作ミス時の再操作を促すような表示を行う表示手段10が設けられており、この表示手段10は例えば液晶表示器によって構成されている。また、この指紋認証タイムレコーダには、「出勤」、「退勤」といった勤怠種別を入力するファンクション(FNC)キー6と、操作者のID番号を入力するテンキー1および、操作者が本人かどうかを識別するために指を置かせる指紋センサー3が装備されている。なお、「確認」ボタンと「取消」ボタンは、テンキーの一部を利用しているが、テンキー以外に別に設けてもよい。

次に、従来の指紋認証タイムレコーダの動作を説明する。従業員などの操作者は、入出門時に指紋認証タイムレコーダのテンキー1を利用して自分のID番号を入力操作し、指紋センサー3に指を置いて指紋データを指紋センサー3に入力させ、その後出勤あるいは退勤のいずれかをファンクション(FNC)キー6で指定することにより、出退勤の入力操作を行う。これにより、指紋認証タイムレコーダにおいて、ID番号入力手段2はテンキー1から操作者のID番号を取り込み、指紋照合手段5へ出力する。指紋照合手段5は、ID番号入力手段2から取得したID番号を検索キーとして指紋データ記憶手段4に格納されているID番号毎の指紋データを検索し、該当する指紋データを取り出す。指紋データ記憶手段4に該当する指紋データがなかったら、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4から指紋データが取り出されたら、指紋照合手段5はこの指紋データを指紋センサー3から取得した操作者の指紋データと照合する。

この指紋照合の結果、指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが不一致ならば、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが一致し、指紋照合手段5が当該操作者を本人であると判断すると、照合OKの旨のメッセージを勤怠種別入力手段7へ出力する。勤怠種別入力手段7は、OKの旨のメッセージを指紋照合手段5から入力すると、「出勤」、「退勤」等の勤怠種別の入力を促す画面を表示する。そして操作者が勤怠種別の入力操作を行うと、この勤怠種別を取り込んで表示手段10に表示し操作者に確認させる。操作者は表示された勤怠種別を確認して、OKならば「確認」ボタンを押し、NGならば「取消」ボタンを押す。勤怠種別入力手段7は、操作者による「確認」ボタン押下を検出したら勤怠種別を取り込んで勤怠データ作成・記録手段8へ出力する。また、「取消」ボタン押下を検出したら表示していた勤怠種別をクリアして勤怠種別の再入力を促す画面を表示する。勤怠データ作成・記録手段8は、勤怠種別を勤怠種別入力手段7から入力すると、この時の日付と時刻を時計9から入力し、ID番号、勤怠種別、操作日時といった勤怠データを作成し勤怠データ記憶手段11に記録する。また、この〜のデータは、勤怠データとして遠隔センター装置ネットワーク経由で通知される。

以上のように従来の指紋認証タイムレコーダでは、本人確認を指紋照合で行うため、指紋認証自体の照合精度本人拒否率)の問題や、指の状態、指の置き方の問題等により、個人によっては、指を置いて照合する場合に、なかなか照合OKにならずに、何回も照合行為を繰り返して、やっと指紋認証が完了できる場合がある。その場合、折角出勤して打刻操作を始めたにもかかわらず、OKにならないため、何度も指紋照合を繰り返しつづけ、やっとOKになった時には、就業開始時間遅れといった遅刻扱いにされてしまう。また退勤の時は、打刻操作が遅れて残業扱いにされてしまうこともある。特に照合失敗が連続する人をそのまま放っておくと、さらに遅れ時間が目立ち勤怠管理全体の運用に支障をきたす恐れがあるため、できる限り早い時点で、照合失敗多発者を検出して、指置き指導ならびに、登録指紋データの再登録をさせる必要がある。

概要

指紋認証の失敗を繰り返した場合でも勤怠管理全体の運用に影響を与えず、失敗を繰り返す恐れのあるユーザの失敗数を減らす。

勤怠種別・ID番号入力手段102は、出勤/退勤などの勤怠種別と操作者のID番号をFNCキー6、テンキー1から入力する。指紋照合手段105は、入力したID番号で登録されている指紋データを読み出し、得られた指紋データと外部から入力した指紋とを照合する。照合の結果不一致の場合に、指紋照合ミス集計解析手段103は、登録済みの勤怠種別及びID番号と操作時間間隔に基づいて同じIDの操作者が連続して同じ勤怠種別で操作をしたか否かを判断し、連続して操作していると判断した場合は照合不一致回数を数える。操作開始時出力手段104は、照合OK時に照合不一致が連続していたことを検出した場合、最初に入力操作した日付・時刻を勤怠データに反映する。

目的

この発明は、操作者が指紋認証の失敗を繰り返した場合でも、勤怠管理全体の運用に支障をきたさないようにし、指紋認証の失敗を繰り返す恐れのあるユーザの失敗数を減らす指紋認証タイムレコーダを得ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

出勤/退勤などの勤怠種別操作者のID番号を外部から入力する勤怠種別・ID番号入力手段と、外部から入力したID番号で登録されている指紋データ読み出し、得られた指紋データと外部から入力した指紋とを照合する指紋照合手段と、照合の結果不一致の場合に、登録済みの勤怠種別及びID番号と操作時間間隔に基づいて同じIDの操作者が連続して同じ勤怠種別で操作をしたか否かを判断し、連続して操作していると判断した場合は照合不一致回数を数える指紋照合ミス集計解析手段と、照合OK時に照合不一致が連続していたことを検出した場合、最初に入力操作した日付・時刻勤怠データに反映する操作開始時出力手段を備えたことを特徴とする指紋認証タイムレコーダ

請求項2

照合不一致が所定の値以上連続する場合に、操作者に注意を促し操作方法を示す操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証タイムレコーダ。

請求項3

上記指紋照合ミス集計・解析手段からの連続照合不一致回数が所定回数を上回るか否かを調べ、所定回数を上回る場合、同一操作者が連続して照合不一致を発生していることを検出して照合ミス多発の旨のメッセージを出力する照合ミス多発者検出手段と、照合ミス多発者検出手段からの照合不一致多発の旨のメッセージに基づいて指紋操作のガイダンスを表示する指紋操作ガイダンス手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証タイムレコーダ。

請求項4

照合不一致多発時は操作を一時中断する保留ボタンを備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証タイムレコーダ。

請求項5

操作者の操作開始から操作成功までの一連操作履歴蓄積する操作履歴記憶手段と、この操作履歴をセンター装置に送る勤怠データ作成・記録手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証タイムレコーダ。

請求項6

指紋操作ガイダンス表示後も更に所定回数以上照合ミスが発生する場合、外部へその旨のメッセージを通知する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証タイムレコーダ。

発明の効果

0001

この発明は、指紋で認証を行う指紋認証タイムレコーダに関するものである。

背景技術

0001

この発明によれば、操作者が指紋認証の失敗を連続して繰り返した場合でも、指紋認証成功時に操作開始日時まで遡り、この操作開始日時を勤怠データに反映するようにしたので、勤怠管理全体の運用に支障をきたすことがなくなる。

0002

0002

図18は従来の指紋認証タイムレコーダの構成を示す図である。図において、1は従業員などのユーザ(以後、操作するユーザを操作者という)が自分のID番号を指定するためのテンキー、2はテンキー1から操作者のID番号を入力するID番号入力手段、3は操作者の指から指紋を入力するための指紋センサー、4はID番号毎の指紋データを格納している指紋データ記憶手段、5は指紋センサー3によって取得された操作者の指紋を指紋データ記憶手段4に予め登録してある指紋データと照合する指紋照合手段、6は操作者が操作するファンクションキー(以下、FNキーと呼ぶこともある)であり、特定の機能(例えば出勤退勤勤怠種別)に対応づけられたものである。また、7はFNCキー6から勤怠種別を入力する勤怠種別入力手段、8は勤怠種別に基づいて勤怠データを作成し、記録する勤怠データ作成・記録手段、9は日付及び時刻を出力するための時計、10は操作日時(日付及び時刻)の表示や操作ミス時の再入督促表示を行う表示手段、11は勤怠データを格納する勤怠データ記憶手段である。

0003

0003

また、図19は従来の指紋認証タイムレコーダの外観を示す図である。図19に示すように、指紋認証タイムレコーダでは、現在の日付・時刻をリアルタイムで確認できるとともに操作ミス時の再操作を促すような表示を行う表示手段10が設けられており、この表示手段10は例えば液晶表示器によって構成されている。また、この指紋認証タイムレコーダには、「出勤」、「退勤」といった勤怠種別を入力するファンクション(FNC)キー6と、操作者のID番号を入力するテンキー1および、操作者が本人かどうかを識別するために指を置かせる指紋センサー3が装備されている。なお、「確認」ボタンと「取消」ボタンは、テンキーの一部を利用しているが、テンキー以外に別に設けてもよい。

発明が解決しようとする課題

0004

0004

次に、従来の指紋認証タイムレコーダの動作を説明する。従業員などの操作者は、入出門時に指紋認証タイムレコーダのテンキー1を利用して自分のID番号を入力操作し、指紋センサー3に指を置いて指紋データを指紋センサー3に入力させ、その後出勤あるいは退勤のいずれかをファンクション(FNC)キー6で指定することにより、出退勤の入力操作を行う。これにより、指紋認証タイムレコーダにおいて、ID番号入力手段2はテンキー1から操作者のID番号を取り込み、指紋照合手段5へ出力する。指紋照合手段5は、ID番号入力手段2から取得したID番号を検索キーとして指紋データ記憶手段4に格納されているID番号毎の指紋データを検索し、該当する指紋データを取り出す。指紋データ記憶手段4に該当する指紋データがなかったら、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4から指紋データが取り出されたら、指紋照合手段5はこの指紋データを指紋センサー3から取得した操作者の指紋データと照合する。

課題を解決するための手段

0005

0005

この指紋照合の結果、指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが不一致ならば、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが一致し、指紋照合手段5が当該操作者を本人であると判断すると、照合OKの旨のメッセージを勤怠種別入力手段7へ出力する。勤怠種別入力手段7は、OKの旨のメッセージを指紋照合手段5から入力すると、「出勤」、「退勤」等の勤怠種別の入力を促す画面を表示する。そして操作者が勤怠種別の入力操作を行うと、この勤怠種別を取り込んで表示手段10に表示し操作者に確認させる。操作者は表示された勤怠種別を確認して、OKならば「確認」ボタンを押し、NGならば「取消」ボタンを押す。勤怠種別入力手段7は、操作者による「確認」ボタン押下を検出したら勤怠種別を取り込んで勤怠データ作成・記録手段8へ出力する。また、「取消」ボタン押下を検出したら表示していた勤怠種別をクリアして勤怠種別の再入力を促す画面を表示する。勤怠データ作成・記録手段8は、勤怠種別を勤怠種別入力手段7から入力すると、この時の日付と時刻を時計9から入力し、ID番号、勤怠種別、操作日時といった勤怠データを作成し勤怠データ記憶手段11に記録する。また、この〜のデータは、勤怠データとして遠隔センター装置ネットワーク経由で通知される。

0006

以上のように従来の指紋認証タイムレコーダでは、本人確認を指紋照合で行うため、指紋認証自体の照合精度本人拒否率)の問題や、指の状態、指の置き方の問題等により、個人によっては、指を置いて照合する場合に、なかなか照合OKにならずに、何回も照合行為を繰り返して、やっと指紋認証が完了できる場合がある。その場合、折角出勤して打刻操作を始めたにもかかわらず、OKにならないため、何度も指紋照合を繰り返しつづけ、やっとOKになった時には、就業開始時間遅れといった遅刻扱いにされてしまう。また退勤の時は、打刻操作が遅れて残業扱いにされてしまうこともある。特に照合失敗が連続する人をそのまま放っておくと、さらに遅れ時間が目立ち、勤怠管理全体の運用に支障をきたす恐れがあるため、できる限り早い時点で、照合失敗多発者を検出して、指置き指導ならびに、登録指紋データの再登録をさせる必要がある。

0007

このように、従来の指紋認証タイムレコーダにおいて、ユーザによっては指紋認証の失敗を繰り返す恐れがあり、その場合、正確な出勤/退勤の日付・時刻の入力ができないため、勤怠管理に支障をきたすことになるという問題があった。

0008

この発明は、操作者が指紋認証の失敗を繰り返した場合でも、勤怠管理全体の運用に支障をきたさないようにし、指紋認証の失敗を繰り返す恐れのあるユーザの失敗数を減らす指紋認証タイムレコーダを得ることを目的とする。

0009

この発明に係る指紋認証タイムレコーダは、出勤/退勤などの勤怠種別と操作者のID番号を外部から入力する勤怠種別・ID番号入力手段と、外部から入力したID番号で登録されている指紋データを読み出し、得られた指紋データと外部から入力した指紋とを照合する指紋照合手段と、照合の結果不一致の場合に、登録済みの勤怠種別及びID番号と操作時間間隔に基づいて同じIDの操作者が連続して同じ勤怠種別で操作をしたか否かを判断し、連続して操作していると判断した場合は照合不一致回数を数える指紋照合ミス集計解析手段と、照合OK時に照合不一致が連続していたことを検出した場合、最初に入力操作した日付・時刻を勤怠データに反映する操作開始日時出力手段を備えたものである。

発明を実施するための最良の形態

0010

また、この発明に係る指紋認証タイムレコーダは、照合不一致が所定の値以上連続する場合に、操作者に注意を促し操作方法を示す操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス手段を備えたものである。

0011

また、この発明に係る指紋認証タイムレコーダは、上記指紋照合ミス集計・解析手段からの連続照合不一致回数が所定回数を上回るか否かを調べ、所定回数を上回る場合、同一操作者が連続して照合不一致を発生していることを検出して照合ミス多発の旨のメッセージを出力する照合ミス多発者検出手段と、照合ミス多発者検出手段からの照合不一致多発の旨のメッセージに基づいて指紋操作のガイダンスを表示する指紋操作ガイダンス手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証タイムレコーダ。ものである。

0012

また、この発明に係る指紋認証タイムレコーダは、照合不一致多発時は操作を一時中断する保留ボタンを備えた操作者の操作開始から操作成功までの一連操作履歴蓄積する操作履歴記憶手段と、この操作履歴をセンター装置に送る勤怠データ作成・記録手段を備えたものである。

0013

また、この発明に係る指紋認証タイムレコーダは、操作者の操作開始から操作成功までの一連の操作履歴を蓄積する操作履歴記憶手段と、この操作履歴をセンター装置に送る勤怠データ作成・記録手段を備えたものである。

0014

また、この発明に係る指紋認証タイムレコーダは、指紋操作ガイダンス表示後も更に所定回数以上照合ミスが発生する場合、外部へその旨のメッセージを通知する手段を備えたものである。

0015

実施の形態1.図1は、この発明に係る指紋認証タイムレコーダの実施の形態1を示す構成図である。図において、1は従業員などの操作者が自分のID番号を指定するためのテンキー、102はテンキー1からユーザのID番号を入力すると共に、ファンクションキー(FNCキー)6から勤怠種別を入力する勤怠種別・ID番号入力手段、3は操作者の指から指紋を入力するための指紋センサー、4はID番号毎のユーザの指紋データを格納している指紋データ記憶手段、105は指紋センサー3によって取得された操作者の指紋を指紋データ記憶手段4に予め登録してある指紋データと照合する指紋照合手段、6はユーザが操作するファンクションキーであり、特定の機能(例えば出勤/退勤の勤怠種別)に対応づけられたものである。

0016

また、11は勤怠データなどを格納している勤怠データ記憶手段、8は勤怠種別に基づいて勤怠データを作成し、勤怠種別データ記憶手段11に記録する勤怠データ作成・記録手段、9は日付及び時刻を出力するための時計、10は操作日時や操作した内容の表示の他に操作ミス時の再入力督促や指紋照合ミス時の指紋操作ガイダンスの表示を行う表示手段、103は指紋照合ミスにより同じID番号が連続して入力されたか否かを判断し、連続して入力された場合にその操作間隔連続入力回数などを調べる指紋照合ミス集計・解析手段であり、内部に解析用のミス記録テーブルを保有している。また、104は指紋照合ミス集計・解析手段からの解析結果を参照し、指紋照合OK時に指紋照合ミスが連続していた場合は、照合OKとなった現在日時ではなく、操作を開始した日時まで遡り、この操作開始日時を操作日時として出力する操作開始日時出力手段、106は指紋照合ミスを多発する操作者を検出する照合ミス多発者検出手段、107は照合ミス多発者対して指紋操作ガイダンスを表示手段10に出力する指紋操作ガイダンス手段である。

0017

次に、実施の形態1における指紋認証タイムレコーダの動作を説明する。図19は、この実施の形態1でも用いられる。従業員などの操作者は、入出門時に指紋認証タイムレコーダの前に立ち、出勤あるいは退勤のいずれかをファンクション(FNC)キー6で指定し、続いてテンキー1を利用して自分のID番号を入力操作する。さらに操作者は、指紋センサー3に指を置いて指紋データを指紋センサー3に入力させる。これにより、指紋認証タイムレコーダにおいて、勤怠種別・ID番号入力手段102はFNCキー6から「出勤」,「退勤」等の勤怠種別を取り込み、さらにテンキー1から操作者のID番号を取り込み、表示手段10に取得した勤怠種別とID番号を表示し、操作者に確認させる。操作者は、確認後取消したい場合、「取消」ボタンを押す。図勤怠種別・ID番号入力手段102は「取消」ボタンの押下を検出すると、取得した勤怠種別及びID番号の表示をクリヤして勤怠種別及びID番号の再入力操作を促す画面を表示する。これにより、操作者は勤怠種別及びID番号の再入力操作を行う。勤怠種別・ID番号入力手段102はこの再入力操作により、再び上記と同様に動作する。また、操作者は確認の結果OKならば、「確認」ボタンを押す。勤怠種別・ID番号入力手段102は「確認」ボタンの押下を検出すると、取得した勤怠種別及びID番号を指紋照合手段105へ出力する。

0018

指紋照合手段105は、勤怠種別・ID番号入力手段102から取得したID番号を検索キーとして指紋データ記憶手段4に格納されているID番号毎の指紋データを検索し、該当する指紋データを取り出す。指紋データ記憶手段4に指紋データがなかったら、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4から指紋データが取り出されたら、指紋照合手段105はこの指紋データを指紋センサー3から取得した操作者の指紋データと照合する。

0019

この指紋照合の結果、指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが不一致(照合NGあるいは照合ミスともいう)ならば、指紋照合手段105は勤怠種別,ID番号および照合NGの旨のメッセージを指紋照合ミス集計・解析手段103に出力する。指紋照合ミス集計・解析手段103は、指紋照合手段105から勤怠種別,ID番号,照合NGの旨のメッセージを入力すると、この勤怠種別,ID番号を図2に示す内部のミス記録テーブルに記録するとともに、照合NGの旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。これにより、操作者は照合OKになるまで勤怠種別、ID番号の入力操作及び指紋入力操作を繰り返す。

0020

また、指紋照合ミス集計・解析手段103は、ミス記録テーブルに記憶されている前回のID番号と今回取得したID番号,操作開始日時,前回操作日時および時計9から取得した現在の日時に基づき同じIDの操作者が連続して同じ種別で操作したか否かを判断し、連続して同じ種別で操作していると判断した場合はその回数(指紋照合の回数)を数え、連続照合ミス回数として照合ミス多発者検出手段106へ出力する。照合ミス多発者検出手段106は、指紋照合ミス集計・解析手段103から連続照合ミス回数を入力すると、この連続照合ミス回数と所定の値(基準値)を比較して、所定回数を上回って連続して照合に失敗したか否かを調べる。所定回数を上回って失敗した場合、同一操作者が連続して照合ミスを行っていることを検出し、照合ミス多発の旨のメッセージを指紋操作ガイダンス手段107へ出力する。指紋操作ガイダンス手段107は、照合ミス多発者検出手段106から照合ミス多発の旨のメッセージを伝達されると、当該操作者に例えば「指紋ミスが多いため、指の置き方に注意して下さい。指は………となるように置いて下さい。」という指紋操作のガイダンスを表示手段10に表示する。これにより、操作者は、指紋操作ガイダンスに従い、再入力操作を行う。これにより、指紋照合ミス多発者の以降の照合ミスの発生を少なくすることができる。

0021

指紋照合の結果、指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが一致した場合、指紋照合手段105は当該操作者を本人であると判断し、照合OKの旨のメッセージを出力する。操作開始日時出力手段104は、指紋照合手段105からの照合OKまたは手動による照合OKを入力すると、指紋照合ミス集計・解析手段103からの解析結果に基づき、指紋照合ミスが連続していたか否かをチェックする。指紋照合ミスが連続しない場合は、照合OKとなった現在日時を出力し、指紋照合ミスが連続していた場合は、指紋照合ミス集計・解析手段103のミス記録テーブルから操作開始日時を取り込んで勤怠データ作成・記録手段8へ出力する。勤怠データ作成・記録手段8は、操作開始日時を操作開始日時出力手段104から入力すると、当該操作開始日時を操作日時とした上で、ID番号、勤怠種別、操作日時を勤怠データとして作成し勤怠データ記憶手段11に記録するとともに、この〜の勤怠データを遠隔のセンター装置に通知する。そして操作履歴記憶手段101の当該操作者のデータを全てクリアする。

0022

このように、操作者が指紋認証の失敗を連続して繰り返した場合でも、指紋認証成功時に操作開始日時まで遡り、この操作開始日時を勤怠データに反映するようにしたので、勤怠管理全体の運用に支障をきたすことがなくなる。また、指紋照合ミス多発者に対して指紋操作ガイダンスによる指導を行うので、以降当該指紋照合ミス多発者による照合ミスの発生回数を少なくすることができる。

0023

図3は実施の形態1における指紋認証タイムレコーダを、CPUを用いたハードウェアで実現する場合の構成を示した図である。図において、図1同符号は同一又は相当部分を示す。201はプログラムを実行するCPU、202はプログラムやデータが格納されているメモリ、203は指紋センサー6からのデータをCPU201が扱えるようにアナログ信号からディジタル信号へ変換するAD変換器、204はテンキー1及びFNCキー6からの信号をCPU201が受信できるように変換するとともに、CPU201の出力を液晶表示器(表示手段)10で表示できるように信号変換するI/Oポート、205は遠隔のセンター装置と通信を行う通信回路である。

0024

また、図4〜6は、実施の形態1における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。次に、指紋認証タイムレコーダの動作を図2〜6を参照して説明する。勤怠操作時には、まずFNCキー6より勤怠種別(in_Type)を取り込み、取得した内容を液晶表示器10に表示する(ステップS401)。次に、テンキー1よりID番号(in_Id)を取り込み、取得した内容を液晶表示器10に表示する(ステップS402)。次に、取消又は確認いずれかのボタンの押下を検出するまで待機する(ステップS403)。取消ボタン又は確認ボタンのいずれかの押下を検出したら、当該ボタンが取消ボタンか否かを調べる(ステップS404)。取消ボタンならば表示をクリアして、ステップS401へ戻る。取消ボタンではなく、確認ボタンならば、操作者の指紋データ(in_Fing)を指紋センサー3より取り込む(ステップS405)。

0025

次に指紋データベースより当該IDの指紋データ(Reg_Fing)と、取り込まれた指紋データを比較照合する(ステップS406)。照合結果がNG(不一致)の場合は、照合エラーを液晶表示器10に表示し(ステップS407)、内部時計より現在の日付・時刻(Now)を取り込む(ステップS408)。ミス記録テーブルに登録されているID番号と勤怠種別がともに今回の入力操作で取得されたID番号と種別と一致しているかどうかをチェックし(ステップS409)、一致していなければ、初回操作であることを意味するので、ステップS411へ飛ぶ。ステップS411では、ミス記録テーブルの初期化のためにID番号および勤怠種別を、今回取得されたID番号および種別に書き換え、さらに初回操作日時および前回操作日時を現在の日付・時刻(日時)に書き換え、連続操作カウンタを1にセットして処理終了する(ステップS412)。

0026

ミス記録テーブルのID番号と種別が一致している場合は、同一操作者による連続操作を意味するので、直前操作日時から現在日時までの操作時間間隔が最大操作インターバル(この最大操作インターバルは通常の操作時間間隔にオフセット値を加えたものである。たとえば、操作時間間隔が5秒であれば、20秒や30秒などを最大操作インターバルとする)内に収まっているかどうかを判断し(ステップS410)、最大操作インターバル時間を過ぎていれば、始めからやり直しをさせるため、先の説明同様に、ミス記録テーブルの初期化を行う(ステップS411、S412)。連続操作において上記操作時間間隔が最大操作インターバル内に収まっていれば、ミス記録テーブルの初回操作日時はそのままで、前回操作日時を現在日時に更新し、連続照合回数を1つカウントUPする(ステップS413)。そして、この連続照合回数を照合ミス警告回数と比較し(ステップS414)、連続照合回数が照合ミス警告回数より上回った時には、連続照合を行っている操作者に対して「指紋ミスが多いため、指の置き方に注意ください。指紋データを再登録してください。」といった指紋操作ガイダンスを液晶表示器10に表示する(ステップS415)。操作者は、照合エラー表示を見て未だNGのままで勤怠打刻が完了していないことを確認し、再度入力照合操作を行う。

0027

ステップS407において、指紋照合がOK(一致)して認証完了した場合は、内部時計より現在日時を取り込み(ステップS416)、NGの時と同様にミス記録テーブルのID番号、勤怠種別が連続して同様かどうかをチェックし、照合ミスが同一の操作者によって連続で発生したものかどうかを判断する(ステップS417)。連続照合ミスでなく初回の照合ミスの場合、現在日時を勤怠操作日時とする(ステップS420)。連続照合ミスの場合、前回操作日時から現在までの操作時間間隔が最大インターバル範囲内に収まっているかをチェックし(ステップS418)、そうであれば、ミス記録テーブルの初回操作日時を勤怠操作日時(TIME)に戻して(ステップS419)、ステップS421へ飛ぶ。そうでない場合は、現在の日時をそのまま勤怠操作日時として(ステップS420)、ステップS421へ飛ぶ。ステップS421では、勤怠操作したID番号、勤怠種別、操作日時の情報を作成して勤怠データ記憶手段11に記録し、そのデータを遠隔のセンター装置に通知する。最後にこれまでに使用したミス記録テーブルの全内容をクリアし、次の操作者が使用できるようにする。

0028

実施の形態2.実施の形態1では、照合ミスがなくなるまで、操作者が連続して操作を行う必要があるため、後から来て操作を待っている人の行列ができ、これらの人の出退勤日時が遅れる恐れがある。そこで、同一操作者が所定回数以上連続しても照合ミスが発生する場合に、一時操作を保留して空いた時間に再操作させてもよい。この実施の形態2では、この例について説明する。

0029

図7は、この発明に係る指紋認証タイムレコーダの実施の形態2を示す構成図である。図において、図1と同符号は同一または相当部分である。108は操作入力一時保留する保留ボタン、109は入力されたID番号および勤怠種別を保留データとして記憶している保留データ記憶手段である。また、図8は、実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの外観を示す図である。

0030

次に、実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの動作を説明する。図2はこの実施の形態でも用いられる。従業員などの操作者は、入出門時に指紋認証タイムレコーダの前に立ち、出勤あるいは退勤のいずれかをファンクション(FNC)キー6で指定し、続いてテンキー1を利用して自分のID番号を入力操作する。さらに操作者は、指紋センサー3に指を置いて指紋データを指紋センサー3に入力させる。これにより、指紋認証タイムレコーダにおいて、勤怠種別・ID番号入力手段102はFNCキー6から「出勤」,「退勤」等の勤怠種別を取り込み、さらにテンキー1から操作者のID番号を取り込み、表示手段10に取得した勤怠種別とID番号を表示し、操作者に確認させる。操作者は、確認後取消したい場合、「取消」ボタンを押す。勤怠種別・ID番号入力手段102は「取消」ボタンの押下を検出すると、取得した勤怠種別及びID番号の表示をクリヤして勤怠種別及びID番号の再入力操作を促す画面を表示する。これにより、操作者は勤怠種別及びID番号の再入力操作を行う。勤怠種別・ID番号入力手段102はこの再入力操作により、再び上記と同様に動作する。また、操作者は確認の結果OKならば、「確認」ボタンを押す。勤怠種別・ID番号入力手段102は「確認」ボタンの押下を検出すると、取得した勤怠種別及びID番号を指紋照合手段105へ出力する。

0031

指紋照合手段105は、勤怠種別・ID番号入力手段102から勤怠種別及びID番号を入力すると、保留ボタンが押されているか否かを調べる。この保留ボタンは、照合ミス多発者が操作を一時保留したい場合に用いるものである。なお、保留ボタンの解除は、操作者がID番号と勤怠種別を再度入力後、保留ボタンを再度押すことにより行われることとする。指紋照合手段105は、保留ボタンが押されたことを検出したら、この旨のメッセージをID番号及び勤怠種別とともに指紋照合ミス集計・解析手段103へ出力する。指紋照合ミス集計・解析手段103は、指紋照合手段105から勤怠入力が保留された旨のメッセージをID番号及び勤怠種別とともに入力すると、このID番号及び勤怠種別を検索キーとして保留データ記憶手段109を検索して、同一のID番号かつ同一の勤怠種別のデータがあるか否かを調べる。該当するデータがなければ、勤怠入力操作が保留された旨のメッセージを表示手段10に表示した後、取得したID番号及び勤怠種別と共に保留データ記憶手段109に記憶して処理を中断する。保留データ記憶手段109の検索で該当するデータが取り出されたら、勤怠入力操作の保留が解除された旨のメッセージを表示手段10に表示した後、保留データ記憶手段109内の当該データをクリアする。保留ボタンの押下を検出しなかった場合または保留が解除された場合、指紋照合手段105は勤怠種別・ID番号入力手段102から取得したID番号を検索キーとして指紋データ記憶手段4に格納されているID番号毎の指紋データを検索し、該当する指紋データを取り出す。指紋データ記憶手段4に指紋データがなかったら、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4から指紋データが取り出されたら、指紋照合手段105はこの指紋データを指紋センサー3から取得した操作者の指紋データと照合する。

0032

この指紋照合の結果、指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが不一致(照合NGあるいは照合ミスともいう)ならば、指紋照合手段105は勤怠種別,ID番号および照合NGの旨のメッセージを指紋照合ミス集計・解析手段103に出力する。指紋照合ミス集計・解析手段103は、指紋照合手段105から勤怠種別,ID番号,照合NGの旨のメッセージを入力すると、この勤怠種別,ID番号を図2に示す内部のミス記録テーブルに記録するとともに、照合NGの旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。これにより、操作者は照合OKになるまで勤怠種別、ID番号の入力操作及び指紋入力操作を繰り返す。

0033

また、指紋照合ミス集計・解析手段103は、ミス記録テーブルに記憶されている前回のID番号と今回取得したID番号,操作開始日時,前回操作日時および時計9から取得した現在の日時に基づき同じIDの操作者が連続して同じ勤怠種別で操作したか否かを判断し、連続して同じ勤怠種別で操作していると判断した場合は照合ミスの回数を数え、連続照合ミス回数として照合ミス多発者検出手段106へ出力する。照合ミス多発者検出手段106は、指紋照合ミス集計・解析手段103から連続照合ミス回数を入力すると、この連続照合ミス回数と所定の値(基準値)を比較して所定回数を上回って連続して照合に失敗したか否かを調べる。所定回数を上回って失敗した場合、同一操作者が連続して照合ミスを行っていることを検出し、照合ミス多発の旨のメッセージを指紋操作ガイダンス手段107へ出力する。指紋操作ガイダンス手段107は、照合ミス多発者検出手段106から照合ミス多発の旨のメッセージを伝達されると、当該操作者に例えば「指紋ミスが多いため、指の置き方に注意して下さい。指は………となるように置いて下さい。」という指紋操作のガイダンスを表示手段10に表示する。これにより、操作者は、指紋操作ガイダンスに従い、再入力操作を行う。これにより、指紋照合ミス多発者の以降の照合ミスの発生を少なくすることができる。

0034

指紋照合の結果、操作指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが一致した場合、指紋照合手段105は当該操作者を本人であると判断し、照合OKの旨のメッセージを出力する。操作開始日時出力手段104は、指紋照合手段105からの照合OKまたは手動による照合OKを入力すると、指紋照合ミス集計・解析手段103からの解析結果に基づき、指紋照合ミスが連続していたか否かをチェックする。指紋照合ミスが連続しない場合は、照合OKとなった現在日時を出力し、指紋照合ミスが連続していた場合は、指紋照合ミス集計・解析手段103のミス記録テーブルから操作開始日時を取り込んで勤怠データ作成・記録手段8へ出力する。勤怠データ作成・記録手段8は、操作開始日時を操作開始日時出力手段104から入力すると、当該操作開始日時を操作日時とした上で、ID番号、勤怠種別、操作日時を勤怠データとして作成し勤怠データ記憶手段11に記録するとともに、この〜の勤怠データを遠隔のセンター装置に通知する。そして操作履歴記憶手段101の当該操作者のデータを全てクリアする。

0035

このように、操作者が指紋認証の失敗を連続して繰り返した場合でも、指紋認証成功時に操作開始日時まで遡り、この操作開始日時を勤怠データに反映するようにしたので、勤怠管理全体の運用に支障をきたすことがなくなる。また、指紋照合ミス多発者に対して指紋操作ガイダンスによる指導を行うので、以降当該指紋照合ミス多発者による照合ミスの発生回数を少なくすることができる。

0036

また、保留ボタンを操作することによりミス多発時は操作を一時中断することができるので、同一操作者が連続して指紋認証タイムレコーダの操作を行うことにより、当該タイムレコーダを独占し後から出勤または退勤して来た人で待ち行列ができる問題を防止することができる。また、ミス多発者は一時中断から再開までの間に熟練者から操作方法に関する教育を受けるなどの努力によりミス発生回数の低減化を図ることができる。

0037

図9は実施の形態2における指紋認証タイムレコーダを、CPUを用いたハードウェアで実現する場合の構成を示した図である。図において、図3と同符号は同一又は相当部分を示す。108は保留ボタンである。

0038

また、図10〜13は、実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。次に、指紋認証タイムレコーダの動作を図2図7〜13を参照して説明する。なお、図12図5と同じであり、図13図6と同じである。ステップS401からS404までの動作は実施の形態1と同様である。ステップS1001において、保留ボタンが押されているか否かを調べる。保留ボタンの押下を検出したら、ステップS401及びS402で取得したID番号及び勤怠種別とから成る保留データと同一の保留データ(ID番号及び勤怠種)タが保留データ記憶手段109にあるか否かを調べる(ステップS1002)。該当するデータがなければ、勤怠入力操作が保留された旨のメッセージを表示手段10に表示すると共に取得したID番号及び勤怠種別と共に保留データ記憶手段109に記憶して(ステップS1004)、処理を中断する。ステップS1002において、同一保留データが取り出されたら、勤怠入力操作の保留が解除された旨のメッセージを表示手段10に表示すると共に保留データ記憶手段109内の当該データをクリアして(ステップS1003)、ステップS405へ飛ぶ。ステップS1001において、保留ボタンの押下を検出しなかった場合、ステップS405へ飛ぶ。ステップS405以降の動作は実施の形態1と同様である。

0039

実施の形態3.実施の形態1、2では、 ID番号,勤怠種,操作開始日時と照合OK時の日時のみを記録する内部のミス登録テーブルを使用した。従って管理する情報は少なく、センター装置へ通知する情報は限られていた。実施の形態3では、操作開始日時から操作成功日時に至るまでの一連の操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段を追加して一連の操作履歴を蓄積し、照合OK時にすべての操作履歴を遠隔のセンター装置へ送信する実施の形態について説明する。

0040

図14は、この発明に係る指紋認証タイムレコーダの実施の形態3を示す構成図である。図において、図1と同符号は同一または相当部分である。101は、操作者の操作開始から操作成功までの一連の操作履歴を日時と共に記録する操作履歴記憶手段である。

0041

次に、実施の形態3における指紋認証タイムレコーダの動作を説明する。図19は、この実施の形態1でも用いられる。従業員などの操作者は、入出門時に指紋認証タイムレコーダの前に立ち、出勤あるいは退勤のいずれかをファンクション(FNC)キー6で指定し、続いてテンキー1を利用して自分のID番号を入力操作する。さらに操作者は、指紋センサー3に指を置いて指紋データを指紋センサー3に入力させる。これにより、指紋認証タイムレコーダにおいて、勤怠種別・ID番号入力手段102はFNCキー6から「出勤」,「退勤」等の勤怠種別を取り込み、さらにテンキー1から操作者のID番号を取り込み、表示手段10に取得した勤怠種別とID番号を表示し、操作者に確認させる。操作者は、確認後取消したい場合、「取消」ボタンを押す。勤怠種別・ID番号入力手段102は「取消」ボタンの押下を検出すると、取得した勤怠種別及びID番号の表示をクリヤして勤怠種別及びID番号の再入力操作を促す画面を表示する。これにより、操作者は勤怠種別及びID番号の再入力操作を行う。勤怠種別・ID番号入力手段102はこの再入力操作により、再び上記と同様に動作する。また、操作者は確認の結果OKならば、「確認」ボタンを押す。勤怠種別・ID番号入力手段102は「確認」ボタンの押下を検出すると、取得した勤怠種別及びID番号を指紋照合手段105へ出力する。

0042

指紋照合手段105は、勤怠種別・ID番号入力手段102から取得したID番号を検索キーとして指紋データ記憶手段4に格納されているID番号毎の指紋データを検索し、該当する指紋データを取り出す。指紋データ記憶手段4に指紋データがなかったら、その旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。指紋データ記憶手段4から指紋データが取り出されたら、指紋照合手段105はこの指紋データを指紋センサー3から取得した操作者の指紋データと照合する。

0043

この指紋照合の結果、指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが不一致(照合NGあるいは照合ミスともいう)ならば、指紋照合手段105は勤怠種別,ID番号および照合NGの旨のメッセージを指紋照合ミス集計・解析手段103に出力する。指紋照合ミス集計・解析手段103は、指紋照合手段105から勤怠種別,ID番号,照合NGの旨のメッセージを入力すると、この勤怠種別,ID番号,照合NGフラグ,時計9から入力したその時の日付・時刻を操作履歴記憶装置101に記録するとともに、照合NGの旨のメッセージを表示手段10にエラー表示して操作者に再操作を促す。これにより、操作者は照合OKになるまで勤怠種別、ID番号の入力操作及び指紋入力操作を繰り返す。

0044

また、指紋照合ミス集計・解析手段103は、操作履歴記憶手段101から当該操作者の初回操作時から現在操作時までの操作履歴をすべて取り出し、現在までの連続照合ミス回数を数え、連続照合ミス回数として照合ミス多発者検出手段106へ出力する。照合ミス多発者検出手段106は、指紋照合ミス集計・解析手段103から連続照合ミス回数を入力すると、この連続照合ミス回数と所定の値(基準値)を比較して所定回数を上回って連続して同じ照合操作に失敗したか否かを調べる。所定回数を上回って失敗した場合、同一操作者が連続して同じ操作で照合ミスを行っていると判断し、照合ミス多発の旨のメッセージを指紋操作ガイダンス手段107へ出力する。指紋操作ガイダンス手段107は、照合ミス多発者検出手段106から照合ミス多発の旨のメッセージを伝達されると、当該操作者に例えば「指紋ミスが多いため、指の置き方に注意して下さい。指は………となるように置いて下さい。」という指紋操作のガイダンスを表示手段10に表示する。これにより、操作者は、指紋操作ガイダンスに従い、再入力操作を行う。これにより、指紋照合ミス多発者の以降の照合ミスの発生を少なくすることができる。なお、指紋操作ガイダンス表示後も更に所定回数(例えば1〜3回)以上照合ミスが発生する場合、門の近くに駐在する受付者にその旨のメッセージを通知するようにしてもよい。受付者はこの通知に基づき、操作者の所に赴き、当該操作者に指の置き方を指導するか、あるいは操作者を別の方法(身分証明書など)で確認の上、手動でタイムレコーダにOK処理を行う。これにより、指紋照合ミス多発者の照合ミスの発生をさらに少なくすることができる。

図面の簡単な説明

0045

指紋照合の結果、操作指紋データ記憶手段4からの指紋データと指紋センサー3から取得した操作者の指紋データとが一致した場合、指紋照合手段105は当該操作者を本人であると判断し、照合OKの旨のメッセージを出力する。操作開始日時出力手段104は、指紋照合手段105からの照合OKまたは手動による照合OKを入力すると、操作履歴記憶手段101から初回操作時の操作情報を取り出し、この操作情報から操作開始日時を抽出して勤怠データ作成・記録手段8へ出力する。勤怠データ作成・記録手段8は、操作開始日時を操作開始日時出力手段104から入力すると、当該操作開始日時を操作日時とした上で、ID番号、勤怠種別、操作日時を勤怠データとして作成し勤怠データ記憶手段11に記録するとともに、この〜の勤怠データを遠隔のセンター装置に通知する。また、操作履歴記憶手段101の当該操作者のデータを全て取り出し、センター装置に通知する。この後、操作履歴記憶手段101の当該操作者のデータを全てクリアする。

--

0046

図3はこの実施の形態3でも用いられる。また、図15〜17は、実施の形態3における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。なお、図15図4と同じであり、図17図6と一部を除き同じである。次に、指紋認証タイムレコーダの動作を図2図14〜17を参照して説明する。ステップS401〜S409までの動作は実施の形態1と同様である。ステップS1601において、操作履歴記憶手段101をステップS401、S402で取得したID番号と勤怠種別を検索キーとして検索する。検索の結果(ステップS1602)、該当するものがあれば、連続照合ミスであることを示す前回フラグを有効にしてステップS410へ飛ぶ。

0047

ステップS410では、直前操作日時から現在日時までの操作時間間隔が最大操作インターバル(この最大操作インターバルは通常の操作時間間隔にオフセット値を加えたものである。たとえば、操作時間間隔が5秒であれば、20秒や30秒などを最大操作インターバルとする)内に収まっているかどうかを判断し(ステップS410)、最大操作インターバル時間を過ぎていれば、始めからやり直しをさせるため、実施の形態1と同様に、ミス記録テーブルの初期化を行う(ステップS411、S412)。以降の動作は実施の形態1と同様である。連続操作において上記操作時間間隔が最大操作インターバル内に収まっていれば、ミス記録テーブルの初回操作日時はそのままで、前回操作日時を現在日時に更新し、連続操作回数を1つカウントUPして(ステップS1605)、ステップS1601へ戻る。

0048

ステップS1602における検索の結果、該当するものがなければ連続フラグが有効か否か調べる。連続フラグが有効ならば、ステップS411へ飛ぶ。以降の動作は実施の形態1と同様である。連続フラグが有効でなければ、ステップS414へ飛ぶ。ステップS414以降の動作は実施の形態1と同様である。なお、図17において、ステップS422を実行したあと、ステップS1701において、ID番号および勤怠種別で検索された操作履歴記憶手段のすべてのデータをセンター装置に通知して、ステップS423へ飛ぶ。

0049

この実施の形態によれば、操作者の操作開始から操作成功までの一連の操作履歴を蓄積し、この操作履歴をセンター装置に送るようにしたので、センター装置が集計し、統計解析により、ミス多発者の操作の癖の発見や、全体の傾向などを見つけ出すための有効な材料を提供することができる。

0050

図1この発明に係る指紋認証タイムレコーダの実施の形態1を示す構成図である。
図2ミス記録テーブルの構成を示す図である。
図3実施の形態1における指紋認証タイムレコーダを、CPUを用いたハードウェアで実現する場合の構成を示した図である。
図4実施の形態1における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。
図5実施の形態1における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図6実施の形態1における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図7この発明に係る指紋認証タイムレコーダの実施の形態2を示す構成図である。
図8実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの外観を示す図である。
図9実施の形態2における指紋認証タイムレコーダを、CPUを用いたハードウェアで実現する場合の構成を示した図である。
図10実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。
図11実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図12実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図13実施の形態2における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図14この発明に係る指紋認証タイムレコーダの実施の形態3を示す構成図である。
図15実施の形態3における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。
図16実施の形態3における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図17実施の形態3における指紋認証タイムレコーダの動作を示すフローチャートである(続き)。
図18従来の指紋認証タイムレコーダの構成を示す図である。
図19従来の指紋認証タイムレコーダの外観を示す図である。

0051

1テンキー、2 ID番号入力手段、3指紋センサー、4指紋データ記憶手段、5指紋照合手段、6ファンクションキー、7 は勤怠種別入力手段、8勤怠データ作成・記録手段、9時計、10 表示手段、11 勤怠データ記憶手段、101操作履歴記憶手段、102 勤怠種別・ID番号入力手段、103 指紋照合ミス集計・解析手段、104操作開始日時出力手段、105指紋データと照合する指紋照合手段、106 照合ミス多発者検出手段、107指紋操作ガイダンス手段、108保留ボタン、109保留データ記憶手段。

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