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技術 液晶表示制御装置および方法

出願人 三菱電機株式会社
発明者 横舘伸也
出願日 2002年1月8日 (18年9ヶ月経過) 出願番号 2002-001648
公開日 2003年7月18日 (17年3ヶ月経過) 公開番号 2003-202844
状態 特許登録済
技術分野 液晶1(応用、原理) 液晶6(駆動) 液晶6(駆動) 液晶表示装置の制御 陰極線管以外の表示装置の制御
主要キーワード 充電間隔 電流消費量 消費電流量 誤表示 周囲湿度 携帯型電話装置 リフレッシュ間隔 可変間隔
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年7月18日)のものです。
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図面 (6)

課題

消費電流量を抑制する。

解決手段

携帯型電話装置200のLCD207は、静電気による誤表示を回避するために表示が所定期間ごと更新される。このリフレッシュ動作間隔である所定期間は、時計IC212により計時された現在時間により示される季節の種類に従い、静電気の生じにくいには長くされて表示更新に要する消費電流量は抑制される。また静電気の生じやすいには夏に比べて短くされて、液晶表示部の静電気による誤表示は確実に回避される。この所定期間は現在時間により示される季節と温度センサ213により検出される周囲温度とに基づいてより細かに設定することもできる。これにより携帯型電話装置200自体の使用可能時間は長くなって携帯性は向上する。

概要

背景

近年、携帯型電話装置のLCD(liquid crystal display)として、カラーLCDの搭載が急速に進んでいる。カラーLCDはモノクロLCDよりも価格が高いため、LCDのガラス表面にドライバIC(integrated circuit)等の回路実装する方式(以下、COG(chip on glass)方式と略)により、実装効率を上げコスト削減を図っている。

一般にCOG方式を採用したLCDは、携帯型電話装置の表示部に近い位置にLCDのドライバICが搭載されるため静電気に弱くなる。このため、携帯型電話装置では、一定時間ごとにLCDドライバレジスタ値や表示データを更新し(以下、リフレッシュと略)、LCDの表示消え状態などの誤った表示を防止している。

図3は、従来および本実施の形態に適用される携帯型電話装置のブロック構成図である。図3の携帯型電話装置200は、CPU(中央処理装置の略)202を有して該装置200を集中的に制御・管理する制御部201、アンテナ204を接続してアンテナ204を介して送受信する無線信号変調復調を行なう無線部203、CPU202により実行される各種プログラムや参照される各種データが格納されているメモリ205、情報を表示するためのLCD207、通話などのためのマイク208およびレシーバ209、呼出音着信音などの音声出力のためのスピーカ210、外部操作される各種のキー211、計時のための時計IC212および携帯型電話装置200の周辺温度計測するための温度センサ213を備える。メモリ205に格納される各種プログラム中にはリフレッシュを制御するためのリフレッシュプログラム206が含まれる。

図3を参照して、発信動作について説明する。ユーザが電話番号および発信ボタンをキー211を操作して指示すると、CPU202は、これを検出しメモリ205に格納されている発信のためのプログラムに従い発信処理を開始する。この間、LCD207には「発信中」の文字や絵が表示される。

その後、無線部203およびアンテナ204を介し無線回線確立されると、CPU202は音声パスを開き、LCD207に「通話中」の文字と絵を表示する。発信者の声はマイク208より取り込まれ、制御部201で符号化されたのち、無線部203で変調されアンテナ204を介して相手に送られる。また、相手から送信された信号は無線信号としてアンテナ204を介して取込まれ、無線部203で復調されて、制御部201で復号化された後、音声信号としてレシーバ209から出力される。

次に着信時の動作について説明する。CPU202はアンテナ204および無線部203を介して相手からの着信要求を検知すると、LCD207に「着信中」の文字や絵を表示し、スピーカ210に着信音としてのたとえばメロディ鳴動させる。ユーザがキー211を操作して着信を確認すると、CPU202はこれを検出し、メモリ205に格納されているプログラムに従い、着信処理を開始する。これにより無線部203およびアンテナ204を介し無線回線が確立すると、CPU202は、音声パスを開き、LCD207に「通話中」の文字と絵を表示する。着信者の声は、マイク208より取り込まれ、制御部201で符号化されたのち、無線部203で変調されアンテナ204を介して相手に送られる。また、相手の声は無線信号としてアンテナ204を介して取り込まれ、無線部203で復調、制御部201で復号化された後、音声信号としてレシーバ209から出力される。

LCD207には、メモリ205に格納されているプログラムに従い、CPU202によってその時々の状態が表示されるが、COG方式を採用している場合には静電気など外的要因の影響で表示が消える恐れがあるため、一定時間ごとにリフレッシュが行なわれる。

図4と図5のリフレッシュ動作に関する従来のフローチャートに従い、リフレッシュ動作の一例について説明する。図4には、電源投入時のリフレッシュタイマ初期化フローが示される。図4において携帯型電話装置200の電源投入時、制御部201の図示されない内部のタイマ固定値(例えば1秒)に設定される(ステップS(以下、単にSと略す)301)。なお、このタイマ値は、静電気の一番生じやすいを想定し、携帯型電話装置ごとに予め設定されており、リフレッシュ動作の周期を示す。

実際のリフレッシュ動作は、図5のフローに従って行なわれる。図5を参照して前述のタイマに設定された1秒ごとに割り込みが発生されると、LCD207のモジュール内にあるドライバのレジスタを再設定し(S302)、再描画を行なう(S303)。

概要

消費電流量を抑制する。

携帯型電話装置200のLCD207は、静電気による誤表示を回避するために表示が所定期間ごとに更新される。このリフレッシュ動作間隔である所定期間は、時計IC212により計時された現在時間により示される季節の種類に従い、静電気の生じにくいには長くされて表示更新に要する消費電流量は抑制される。また静電気の生じやすい冬には夏に比べて短くされて、液晶表示部の静電気による誤表示は確実に回避される。この所定期間は現在時間により示される季節と温度センサ213により検出される周囲温度とに基づいてより細かに設定することもできる。これにより携帯型電話装置200自体の使用可能時間は長くなって携帯性は向上する。

目的

それゆえに、この発明の目的は、電流消費量を抑制できる液晶表示制御装置および方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

起動されてデータを表示する液晶表示部と、静電気による誤表示を回避するために前記液晶表示部における表示を所定期間ごと更新するリフレッシュ制御部とを備えて、前記リフレッシュ制御部は、前記液晶表示部が起動されたときの前記静電気の生じやすさを段階的に検出して、検出結果に従い前記所定期間を可変に設定する所定期間設定手段を有する、液晶表示制御装置

請求項2

現在の時間を計時する時計部をさらに備えて、前記所定期間設定手段は、前記時計部により計時された前記現在時間により示される季節の種類に従い前記静電気の生じやすさを段階的に検出することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示制御装置。

請求項3

現在の時間を計時する時計部と、周囲温度を検出する温度検出部とをさらに備えて、前記所定期間設定手段は、前記時計部により計時された前記現在時間により示される季節の種類と前記温度検出部により検出された前記周囲温度とに従い前記静電気の生じやすさを段階的に検出することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示制御装置。

請求項4

前記液晶表示制御装置は、携帯型端末に搭載されることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液晶表示制御装置。

請求項5

予め準備された液晶表示部における表示を、静電気により誤表示となるのを回避するために所定期間ごとにリフレッシュする液晶表示制御方法であって、静電気による誤表示を回避するために前記液晶表示部における表示を所定期間ごとに更新するリフレッシュ制御ステップを備えて、前記リフレッシュ制御ステップは、前記液晶表示部が起動されたときの前記静電気の生じやすさを段階的に検出して、検出結果に従い前記所定期間を可変に設定する、液晶表示制御方法。

技術分野

0001

本発明は液晶表示制御装置および方法に関して、特に、消費電流を制御するための液晶表示制御装置および方法に関する。

背景技術

0002

近年、携帯型電話装置のLCD(liquid crystal display)として、カラーLCDの搭載が急速に進んでいる。カラーLCDはモノクロLCDよりも価格が高いため、LCDのガラス表面にドライバIC(integrated circuit)等の回路実装する方式(以下、COG(chip on glass)方式と略)により、実装効率を上げコスト削減を図っている。

0003

一般にCOG方式を採用したLCDは、携帯型電話装置の表示部に近い位置にLCDのドライバICが搭載されるため静電気に弱くなる。このため、携帯型電話装置では、一定時間ごとにLCDドライバレジスタ値や表示データを更新し(以下、リフレッシュと略)、LCDの表示消え状態などの誤った表示を防止している。

0004

図3は、従来および本実施の形態に適用される携帯型電話装置のブロック構成図である。図3の携帯型電話装置200は、CPU(中央処理装置の略)202を有して該装置200を集中的に制御・管理する制御部201、アンテナ204を接続してアンテナ204を介して送受信する無線信号変調復調を行なう無線部203、CPU202により実行される各種プログラムや参照される各種データが格納されているメモリ205、情報を表示するためのLCD207、通話などのためのマイク208およびレシーバ209、呼出音着信音などの音声出力のためのスピーカ210、外部操作される各種のキー211、計時のための時計IC212および携帯型電話装置200の周辺温度計測するための温度センサ213を備える。メモリ205に格納される各種プログラム中にはリフレッシュを制御するためのリフレッシュプログラム206が含まれる。

0005

図3を参照して、発信動作について説明する。ユーザが電話番号および発信ボタンをキー211を操作して指示すると、CPU202は、これを検出しメモリ205に格納されている発信のためのプログラムに従い発信処理を開始する。この間、LCD207には「発信中」の文字や絵が表示される。

0006

その後、無線部203およびアンテナ204を介し無線回線確立されると、CPU202は音声パスを開き、LCD207に「通話中」の文字と絵を表示する。発信者の声はマイク208より取り込まれ、制御部201で符号化されたのち、無線部203で変調されアンテナ204を介して相手に送られる。また、相手から送信された信号は無線信号としてアンテナ204を介して取込まれ、無線部203で復調されて、制御部201で復号化された後、音声信号としてレシーバ209から出力される。

0007

次に着信時の動作について説明する。CPU202はアンテナ204および無線部203を介して相手からの着信要求を検知すると、LCD207に「着信中」の文字や絵を表示し、スピーカ210に着信音としてのたとえばメロディ鳴動させる。ユーザがキー211を操作して着信を確認すると、CPU202はこれを検出し、メモリ205に格納されているプログラムに従い、着信処理を開始する。これにより無線部203およびアンテナ204を介し無線回線が確立すると、CPU202は、音声パスを開き、LCD207に「通話中」の文字と絵を表示する。着信者の声は、マイク208より取り込まれ、制御部201で符号化されたのち、無線部203で変調されアンテナ204を介して相手に送られる。また、相手の声は無線信号としてアンテナ204を介して取り込まれ、無線部203で復調、制御部201で復号化された後、音声信号としてレシーバ209から出力される。

0008

LCD207には、メモリ205に格納されているプログラムに従い、CPU202によってその時々の状態が表示されるが、COG方式を採用している場合には静電気など外的要因の影響で表示が消える恐れがあるため、一定時間ごとにリフレッシュが行なわれる。

0009

図4図5リフレッシュ動作に関する従来のフローチャートに従い、リフレッシュ動作の一例について説明する。図4には、電源投入時のリフレッシュタイマ初期化フローが示される。図4において携帯型電話装置200の電源投入時、制御部201の図示されない内部のタイマ固定値(例えば1秒)に設定される(ステップS(以下、単にSと略す)301)。なお、このタイマ値は、静電気の一番生じやすいを想定し、携帯型電話装置ごとに予め設定されており、リフレッシュ動作の周期を示す。

0010

実際のリフレッシュ動作は、図5のフローに従って行なわれる。図5を参照して前述のタイマに設定された1秒ごとに割り込みが発生されると、LCD207のモジュール内にあるドライバのレジスタを再設定し(S302)、再描画を行なう(S303)。

発明が解決しようとする課題

0011

以上のように従来のLCDリフレッシュ制御方式では、リフレッシュ間隔を決めるタイマ値が一定だったため、リフレッシュ動作が頻繁でなくてもよいとき、たとえばほとんど静電気の発生しないにおいても頻繁にリフレッシュ動作が行なわれ、無駄に電流消費してた。

0012

それゆえに、この発明の目的は、電流消費量を抑制できる液晶表示制御装置および方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0013

この発明のある局面に係る液晶表示制御装置は起動されてデータを表示する液晶表示部と、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を所定期間ごとに更新するリフレッシュ制御部とを備えて、リフレッシュ制御部は、液晶表示部が起動されたときの静電気の生じやすさを段階的に検出して、検出結果に従い所定期間を可変に設定する所定期間設定手段を有する。

0014

したがって、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を更新する間隔である所定期間は、液晶表示部が起動されたときに検出された静電気の生じやすさの段階に従い可変に設定される。それゆえに、液晶表示部が起動されたときが静電気の生じにくいときと検出されれば所定期間を長くして、液晶表示部の表示更新に要する消費電流量を抑制できる。また静電気の生じやすいときと検出されれば静電気の生じにくいときに比べて所定期間を短くして、液晶表示部の静電気による誤表示を確実に回避できる。

0015

上述の液晶表示制御装置は、現在の時間を計時する時計部をさらに備えて、所定期間設定手段は、時計部により計時された現在時間により示される季節の種類に従い静電気の生じやすさを段階的に検出するようにしてもよい。

0016

したがって、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を更新する間隔である所定期間は、現在時間により示される季節の種類に従い段階的に可変設定される。それゆえに、静電気の生じにくい種類の季節には所定期間を長くして、液晶表示部の表示更新に要する消費電流量を抑制できる。また静電気の生じやすい種類の季節には静電気の生じにくい種類の季節に比べて所定期間を短くして、液晶表示部の静電気による誤表示を確実に回避できる。

0017

上述の液晶表示制御装置は、現在の時間を計時する時計部と、周囲温度を検出する温度検出部とをさらに備えて、所定期間設定手段は、時計部により計時された現在時間により示される季節の種類と温度検出部により検出された周囲温度とに従い静電気の生じやすさを段階的に検出するようにしてもよい。

0018

したがって、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を更新する間隔である所定期間は、現在時間により示される季節の種類と周囲温度とに従い段階的に可変設定される。それゆえに、静電気の生じにくい種類の季節であり、なかでも周囲温度が静電気が生じにくいとされる温度では所定期間を周囲温度が静電気が生じやすいとされる温度のときよりも長くできる。また静電気の生じやすい種類の季節であり、なかでも周囲温度が静電気が生じやすい温度のときには所定期間を周囲温度が静電気が生じにくい温度のときよりも短くできる。

0019

したがって、液晶表示部の表示更新に要する消費電流量を、季節の種類と周囲温度とにより段階的に細かく可変設定しながら、消費電流量の抑制と液晶表示部の静電気による誤表示の回避を図ることができる。

0020

上述の液晶表示制御装置は携帯型端末に搭載されてもよい。したがって、上述したような所定期間の可変設定により携帯型端末における消費電流量が抑制されるから、1回の充電または1回の電池交換などによる使用可能時間延長させることができて、携帯性に優れる。

0021

この発明のさらなる他の局面に係る液晶表示制御方法は、予め準備された液晶表示部における表示を、静電気により誤表示となるのを回避するために所定期間ごとにリフレッシュする方法であって、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を所定期間ごとに更新するリフレッシュ制御ステップを備えて、リフレッシュ制御ステップでは、液晶表示部が起動されたときの前記静電気の生じやすさを段階的に検出して、検出結果に従い前記所定期間を可変に設定する。

0022

したがって、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を更新する間隔である所定期間は、液晶表示部が起動されたときに検出された静電気の生じやすさの段階に従い可変に設定される。それゆえに、液晶表示部が起動されたときが静電気の生じにくいときと検出されれば所定期間を長くして、液晶表示部の表示更新に要する消費電流量を抑制できる。また静電気の生じやすいときと検出されれば静電気の生じにくいときに比べて所定期間を短くして、液晶表示部の静電気による誤表示を確実に回避できる。

発明を実施するための最良の形態

0023

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態において携帯型電話装置200の構成は図3に示されてものと同様である。図1図2はこの発明の実施の形態に係るリフレッシュ動作に関するフローチャートである。

0024

電源投入後の初期化時には図1のフローチャートに従いリフレッシュのためのタイマ値が決定されて制御部201の図示されない内部のタイマに設定される。

0025

図1において、CPU202は時計IC212から現在は一年のうちのいずれの月であるかを示す月情報を入手して(S101)、入手した月情報から該当する季節を判定する(S102)。ここでは、月情報を入手するとしているが月および日の情報に基づいて判定するとしてもよい。季節がまたは、または不明(時計未設定の場合)と判定された場合には、通常のタイマ値、たとえば10秒がタイマに設定されて(S105)終了する。季節が冬と判定された場合には、温度センサ213を介して該携帯型電話装置200の周辺温度の情報を入手し(S103)、入手した温度情報が10℃未満を示すならばタイマ値をより小さく、たとえば1秒に設定し(S104)、10℃以上を示すならばタイマ値を通常の、たとえば10秒に設定し(S105)終了する。同様に、季節が夏と判定された場合には、温度センサ213を介して周辺温度情報を入手し(S103)、入手した温度情報が20℃未満を示すならばタイマ値を通常の、たとえば10秒に設定し(S105)、20℃以上を示すならばタイマ値をより大きい値、たとえば1分に設定し(S106)終了する。このようにして、該携帯型電話装置200が起動されてLCD207が起動されたときの静電気の生じやすさが段階的に検出されて、検出結果に従いリフレッシュ動作の間隔(タイマ値)は可変に設定される。

0026

上述のようにしてタイマ値が設定された後の実際のリフレッシュ動作は図2のフローチャートに従って行なわれる。動作において設定されているタイマ値ごとに(1秒〜1分ごとに)、CPU202により割り込みが発生されると、LCDモジュール内にあるドライバのレジスタは再設定されて(S107)、再描画が行なわれる(S108)。これにより仮に静電気等の外的要因でLCD207における表示が消えたとしても一定時間以内に画面が再描画がなされて元の表示状態再現されるため、ユーザは使用に際して何ら不都合感じることはない。

0027

以上のようなリフレッシュ動作の制御によれば、時計IC212から取得した月情報により現在の季節を判定して、判定結果、夏であれば、すなわち静電気の発生しにくい場合にはLCD207のリフレッシュ動作の間隔を長くすることで消費電流を抑えて着信の待ち受け時間等の使用時間を延長させること可能になる。

0028

また判定された季節において、温度センサ213から取得した周辺の温度情報に基づいてより高温である、すなわちなどにより静電気の発生しにくい状況にあると判定したときは、LCD207のリフレッシュ動作の間隔を長くすることで消費電流を抑えて着信の待ち受け時間等の使用可能時間を延長させること可能になる。

0029

ここでは携帯型電話装置200の例を示したが、LCDを搭載して静電気による表示消えを回避するためにリフレッシュ動作する他の電子機器、たとえばPHS(personal handy phone system)、PDA(personal digital assistans)などにも使用可能である。このように携帯型端末の場合には携帯性を高めるために充電間隔を長くすることが望まれるが、上述のような可変間隔でリフレッシュ動作して使用可能時間を長くできるから、この要望に十分こたえることができる。

0030

ここでは月情報および温度情報に基づいて細かにリフレッシュ動作の間隔を可変設定しているが、月情報により示される季節の種類のみに基づいて間隔を可変設定するようにしてもよい。

0031

静電気が発生しやすいか否かは上述の季節および周囲温度に加えて周囲湿度も考慮することでより正確に判定することができる。したがって、周囲湿度を検出するセンサなどを新たに搭載してもなお、消費電流量の削減を図ることができるのであれば、このように周囲湿度も考慮してリフレッシュ間隔の設定を行うようにしてもよい。

0032

ここでは図1のフローチャートなどに従うリフレッシュプログラム206はメモリ205に出荷時に既に書込まれて書換え不可能としているけれども、任意に外部からインストールできるとしてもよい。たとえば、携帯型電話装置200に外部から着脱自在に装着される記録媒体アクセスするための機構を追加して、装着される記録媒体を介してリフレッシュプログラム206がメモリ206にインストールされるとしてもよい。このような記録媒体としてはフレキシブルディスクなどの磁気ディスクCD−ROM/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクディスク系、ICカードメモリカードを含む)/光カードなどのカード系などを適用できる。また、アンテナ204および無線部203を介してインターネットなどの外部の通信回線を経由して送信されたリフレッシュプログラム206を受信してメモリ206に書込むとしてもよい。

0033

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

発明の効果

0034

この発明によれば、静電気による誤表示を回避するために液晶表示部における表示を更新する間隔である所定期間は、液晶表示部が起動されたときに検出された静電気の生じやすさの段階に従い可変に設定される。それゆえに、液晶表示部が起動されたときが静電気の生じにくいときと検出されれば所定期間を長くして、液晶表示部の表示更新に要する消費電流量を抑制できる。また静電気の生じやすいときと検出されれば静電気の生じにくいときに比べて所定期間を短くして、液晶表示部の静電気による誤表示を確実に回避できる。

図面の簡単な説明

0035

図1本実施の形態に係るリフレッシュ動作に関するフローチャートである。
図2本実施の形態に係るリフレッシュ動作に関するフローチャートである。
図3従来および本実施の形態に適用される携帯型電話装置のブロック構成図である。
図4従来のリフレッシュ動作に関するフローチャートである。
図5従来のリフレッシュ動作に関するフローチャートである。

--

0036

200携帯型電話装置、201 制御部、202 CPU、203無線部、204アンテナ、205メモリ、206リフレッシュプログラム、207 LCD、208マイク、209レシーバ、210スピーカ、211キー、212時計IC、213温度センサ。

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