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技術 視野狭窄検出プログラム及びシステム

出願人 株式会社イエスタディ
発明者 服部正敬
出願日 2002年8月1日 (17年2ヶ月経過) 出願番号 2002-224413
公開日 2003年7月15日 (16年3ヶ月経過) 公開番号 2003-199711
状態 拒絶査定
技術分野 眼の診断装置
主要キーワード 実施過程 予防システム 認識エリア コントラスト閾値 視野障害 アプレットプログラム 視野狭窄 テスト結果データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年7月15日)のものです。
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図面 (8)

課題

本発明は、緑内障を早期にかつ簡易な操作によって発見でき、予防を確実に行うことができる緑内障予防プログラム及びシステムを提供する。

解決手段

ウェブ上でユーザのPC1からのアクセスによって、ウェブサーバ2が、PC1の画面で任意の点を短時間発光させる動作を連続して行い、その発光についてユーザがマウスクリックすることで、発光点に対する発光の認識又は非認識を記録し、その認識又は非認識をPC1の表示部に表示する緑内障予防プログラム及びシステムである。

概要

背景

緑内障とは、眼圧がなんらかの原因で高くなり、その状態を放置すると、徐々に視神経が痛んで、視野が狭くなる視野狭窄を引き起こし、悪くすると、失明に至るという病気である。従来、緑内障について、本人の自覚症状によって、病気を発見し、眼科医治療を受けることになるのが一般的である。

また、緑内障の他にも、脳腫瘍の一部には視野狭窄を引き起こすものがあり、このような場合も、本人の自覚症状によって、病気を発見し、治療を受けることが一般的である。

また、緑内障等による視野障害を検出する従来技術としては、平成5年8月20日公開の特開平5−207975号「視野障害高感度検出装置」(出願人:株式会社ニデック、発明者:河崎一夫他)が提案されている。当該発明は、被験者に対し投影スクリーン上に縞模様振動させて表示して、疾患の異常が現れる視神経領域に対して刺激を与え、被験者の認識できるコントラスト閾値を測定して、測定結果に基づき視野障害の早期の異常を検出するものである。

概要

本発明は、緑内障を早期にかつ簡易な操作によって発見でき、予防を確実に行うことができる緑内障予防プログラム及びシステムを提供する。

ウェブ上でユーザのPC1からのアクセスによって、ウェブサーバ2が、PC1の画面で任意の点を短時間発光させる動作を連続して行い、その発光についてユーザがマウスクリックすることで、発光点に対する発光の認識又は非認識を記録し、その認識又は非認識をPC1の表示部に表示する緑内障予防プログラム及びシステムである。

目的

本発明は上記実情に鑑みて為されたものであり、視野狭窄を早期にかつ簡易な操作によって発見でき、視野狭窄を誘発する病気の予防を確実に行うことができる視野狭窄検出プログラム及びシステムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

画面中央に視点を合わせるマークを表示し、前記画面上の任意の点を短時間発光させる処理を特定期間繰り返し、前記発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかったエリアとを識別可能に表示する処理を行うことを特徴とする視野狭窄検出プログラム

請求項2

画面上の任意の点を短時間発光させる処理が特定期間繰り返し行われる処理を複数回実行し、前記複数回の実行で前記発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかったエリアとを識別可能に表示する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の視野狭窄検出プログラム。

請求項3

複数回の実行の内、認識できなかったエリア内の任意の点を中心に短時間発光させる処理を次回以降行うことを特徴とする請求項2記載の視野狭窄検出プログラム。

請求項4

画面上の任意の点を短時間発光させる処理が特定期間繰り返し行われる処理で発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかったエリアの分布を調べ、予め用意された複数種表示パターンのうち、当該分布に最も近似した表示パターンを選択して表示する処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の視野狭窄検出プログラム。

請求項5

ネットワークアクセスにより視野狭窄検出のテストが開始されると、接続する機器に、請求項1乃至4いずれか記載の視野狭窄検出プログラムを配信するサーバを備えたことを特徴とする視野狭窄検出システム

請求項6

ネットワークアクセスにより視野狭窄検出のテストが開始されると、接続する機器の表示画面に、視点を合わせるマークを表示し、前記画面上の任意の点を短時間発光させる処理を特定期間繰り返し、前記発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかったエリアとを識別可能に表示する処理を行い、結果のデータを出力するサーバを備えたことを特徴とする視野狭窄検出システム。

請求項7

サーバは、画面上の任意の点を短時間発光させる処理が特定期間繰り返し行われる処理を複数回実行し、前記複数回の実行で前記発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかったエリアとを識別可能に表示する処理を行うサーバであることを特徴とする請求項6記載の視野狭窄検出システム。

請求項8

サーバは、複数回の実行の内、認識できなかったエリア内の任意の点を中心に短時間発光させる処理を次回以降行うことを特徴とする請求項7記載の視野狭窄検出システム。

請求項9

サーバは、画面上の任意の点を短時間発光させる処理が特定期間繰り返し行われる処理で発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかったエリアの分布を調べ、予め用意された複数種の表示パターンのうち、当該分布に最も近似した表示パターンを選択して表示する処理を行うサーバであることを特徴とする請求項6乃至8いずれか記載の視野狭窄検出プログラム。

請求項10

眼科医の地域、診察時間及び電子メールアドレスを記憶するデータベースを備え、サーバは、ネットワークアクセスによるユーザの地域、診察時間の条件検索により眼科医を選択し、前記ユーザに結果のデータの送信先となる眼科医の電子メールアドレスを知らせるサーバであることを特徴とする請求項6乃至9いずれか記載の視野狭窄検出システム。

請求項11

サーバは、ユーザのメールアドレスを登録し、視野狭窄検出のテストの結果視野狭窄が検出され、且つ眼科医の選択を行わなかったユーザに対して定期的に視野狭窄検出のテストを促すメールを送信するサーバであることを特徴とする請求項10記載の視野狭窄検出システム。

技術分野

0001

本発明は、視野狭窄を検出するシステム係り、特に、ユーザが簡易パソコンの操作によって緑内障等による視野狭窄を早期に検出できるプログラム及びシステムに関する。

背景技術

0002

緑内障とは、眼圧がなんらかの原因で高くなり、その状態を放置すると、徐々に視神経が痛んで、視野が狭くなる視野狭窄を引き起こし、悪くすると、失明に至るという病気である。従来、緑内障について、本人の自覚症状によって、病気を発見し、眼科医治療を受けることになるのが一般的である。

0003

また、緑内障の他にも、脳腫瘍の一部には視野狭窄を引き起こすものがあり、このような場合も、本人の自覚症状によって、病気を発見し、治療を受けることが一般的である。

0004

また、緑内障等による視野障害を検出する従来技術としては、平成5年8月20日公開の特開平5−207975号「視野障害高感度検出装置」(出願人:株式会社ニデック、発明者:河崎一夫他)が提案されている。当該発明は、被験者に対し投影スクリーン上に縞模様振動させて表示して、疾患の異常が現れる視神経領域に対して刺激を与え、被験者の認識できるコントラスト閾値を測定して、測定結果に基づき視野障害の早期の異常を検出するものである。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、自覚症状が出てから治療を受けたのでは破損した視神経を回復することは不可能であり、緑内障では治療より予防が重要となっている。また、視野狭窄を引き起こす脳腫瘍の場合においても、自覚症状が出た場合には病状が進行していることが多く、より早期の発見が重要となる。

0006

また、特開平5−207975号の発明は、縞模様を振動する手段やコントラスト閾値を測定する手段等が必要となるため、装置の構成及び操作が複雑となり、また測定者スクリーンコントラストを調節してコントラスト閾値を測定するため、測定時には測定者及び被験者は同時に装置に向き合わなければならず、時間的制約及び地理的制約が大きいという問題点があった。

0007

本発明は上記実情に鑑みて為されたものであり、視野狭窄を早期にかつ簡易な操作によって発見でき、視野狭窄を誘発する病気の予防を確実に行うことができる視野狭窄検出プログラム及びシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、視野狭窄検出プログラムにおいて、画面中央に視点を合わせるマークを表示し、画面上の任意の点を短時間発光させる処理を特定期間繰り返し、発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかたエリアとを識別可能に表示する処理を行うものであり、また特定期間繰り返し行われる処理を複数回実行するものであり、発光点の認識/非認識エリア識別して表示することで、緑内障等の視野狭窄を誘発する病気の疑いを早期に検出できる。

0009

本発明は、視野狭窄検出システムにおいて、ネットワークアクセスにより視野狭窄検出のテストが開始されると、接続する機器表示画面に、視点を合わせるマークを表示し、画面上の任意の点を短時間発光させる処理を特定期間繰り返し、発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかたエリアとを識別可能に表示する処理を行い、結果のデータを出力するサーバを備えたものであり、発光点の認識/非認識エリアを識別して表示することで、緑内障等の視野狭窄を誘発する病気の疑いを早期に検出できる。

0010

本発明は、上記視野狭窄検出システムにおいて、眼科医の地域、診察時間及び電子メールアドレスを記憶するデータベースを備え、サーバは、ネットワークアクセスによるユーザの地域、診察時間の条件検索により眼科医を選択し、ユーザに結果のデータの送信先となる眼科医の電子メールアドレスを知らせるものであり、診察を受ける眼科医に事前に視野狭窄検出テストの結果データ送信可能となり、診察の促進を図ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る視野狭窄検出プログラムは、ウェブ上でユーザのアクセスによって起動され、ウェブサーバが、パーソナルコンピュータ(PC)の画面で任意の点を短時間発光させる動作を連続して行い、その発光についてユーザがマウスクリックすることで、発光点に対する発光の認識又は非認識を記録し、その認識又は非認識を表示部に表示するものである。これにより、ユーザの画面上の視野において、見えている部分と見えていない部分を特定して視野狭窄の疑いを判断することができ、当該データを基に眼科医が検査を行うか否かを決定できるので、緑内障等の視野狭窄を誘発する病気を早期に発見できるものである。

0012

本発明の実施の形態に係る視野狭窄検出システム(本システム)について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る視野狭窄検出システムの概略構成図である。本システムは、緑内障を発見する目的で使用するものであるが、他の視野狭窄を引き起こす病気の発見にも適用できる。

0013

本システムは、図1に示すように、インターネットに接続するパーソナルコンピュータ(PC)1と、PC1からのアクセスで本発明に係るプログラムを動作させるウェブサーバ2と、眼科医のデータを記憶するデータベース(DB)3、眼科医のPC4とから構成されている。

0014

次に、本システムの各部を具体的に説明する。パーソナルコンピュータ(PC)1は、CPU、ハードディスクメモリ等を備える本体と、表示部と、キーボード、マウス等の入力部とを備え、インターネットを介してウェブサーバ2に接続し、ウェブサーバ2で動作するプログラムによって表示部の画面上に任意の点が短時間発光されるものである。

0015

また、PC1は、緑内障予防チェックのためのテストにおいて、専門の眼科医に診断依頼する場合には、DB3から依頼先の眼科医を地域又は診察時間帯等の条件で選択し、当該眼科医の電子メールアドレスにテスト結果のデータを送信する。

0016

データベース(DB)3は、眼科医に関するデータを記憶するものであり、具体的には、眼科医の氏名及び所在地診療時間等が記憶されている。そして、このDB3は、ウェブサーバ2からアクセス可能となっている。

0017

眼科医PC4は、眼科医が保有するインターネット接続可能なPCであり、PC1から送信された緑内障予防のテスト結果を受信し、診察の依頼を受け付ける。

0018

ウェブサーバ2は、PC1からのアクセスに対して本発明のプログラムを動作させ、緑内障のテストを実施し、その実施過程及び実施結果をPC1の表示部に表示させる。また、ウェブサーバ2は、テスト結果のデータをPC1に出力し、PC1内に保存させることを促す。この保存されたテスト結果のデータは、ユーザの希望により眼科医PC4に送信される。

0019

また、ウェブサーバ2は、PC1からの指示によりDB3を検索し、ユーザが診断を希望する眼科医を、地域又は診察時間帯等の条件によって選択して、PC1の表示部に表示させる。表示させる情報は、眼科医の氏名、住所、電子メールアドレス、その他眼科医に関連する情報である。

0020

ここで、本システムの動作について説明する。ユーザのPC1がインターネットを介してウェブサーバ2にアクセスし、緑内障テストのプログラムを動作させる。尚、当該プログラムの内容については、後述する。そして、当該プログラムの動作に従って特定期間ユーザがマウスをクリックする動作を繰り返す。プログラム動作によって行われた緑内障テストの結果が、PC1の表示画面に表示され、結果データがウェブサーバ2からPC1に送信される。

0021

テスト結果により、ウェブサーバ2は、PC1に眼科医の診断を受けるようアドバイスを送信し、必要に応じてDB3から該当する眼科医を検索し、PC1に紹介する。ウェブサーバ2における眼科医の検索処理については、後述する。そして、ユーザは、PC1に記憶する結果データを紹介された眼科医のPC4に送信する。眼科医PC4への結果データ送信は、DB3に記憶された眼科医のメールアドレス宛に送信するようになっている。眼科医PC4は、ユーザの緑内障テスト結果データを受信し、眼科医は診断に際してそのデータを参照できる。

0022

次に、本発明の緑内障テストのプログラム(本プログラム)の概要を簡単に説明する。本プログラムは、ユーザのPC1の表示部にテスト用画面を表示し、その画面上の任意の点を特定期間内に短時間発光させ、その発光をユーザが目視により認識した場合に、PC1のマウスをクリックしてもらい、特定期間終了後に画面上で発光を認識できなかった点又はエリアを画面上に表示する。

0023

更に、本プログラムは、認識できなかった点が特定数以上ある場合、または認識できなかったエリアがある場合には、視野狭窄となっている可能性があるので、眼科医に緑内障の診断を受けるようアドバイスする。また、本プログラムは、上記特定期間における画面上での発光及びクリックのテストを複数回実施するようにして、テスト結果の精度を向上させることも考えられる。

0024

次に、本発明の緑内障テストに係るプログラムの詳細について図2図5を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る緑内障テストのプログラムの処理フローを示すフローチャートであり、図3は、緑内障テストの開始画面の概略図であり、図4は、緑内障テストの途中画面の概略図であり、図5は、緑内障テスト結果の表示画面の概略図である。

0025

緑内障テストのプログラムが実行されると、図2に示すように、緑内障テストの開始画面が表示される(S1)。緑内障テストの開始画面は、図3に示すように、画面中央に焦点を合わせるためのマークが表示される。図3では、マークは、十字の形状となっているが、焦点を合わせるためのものであれば、どのような形状であっても構わない。緑内障のテストを受けるユーザは、このマークをテスト開始から終了まで凝視してもらうことになる。

0026

次に、ユーザの指示により緑内障テストがスタートし、図4に示すように、特定期間内で画面上における任意の複数の点が順に短時間発光する(S2)。この発光に反応してユーザは、PC1のマウスをクリックする。ここで、マウスをクリックするようにしているが、特定のキーを押下するようにしても構わない。また、マウスは単にクリックするだけでよく、画面上の発光点の位置にマウスのポインタを移動させてクリックする必要はない。

0027

本プログラムは、ウェブサーバ2において、特定時間内に短時間発光させた位置を記憶し、各発光に対応するクリックがあったか否かを記憶する。これにより、発光に対してクリックが為された割合(クリック率)が特定値以上であるかを判断する(S3)。この特定値は、予めウェブサーバ2に設定されている。尚、短時間の発光が一定周期で為されることになると、ユーザにおけるクリック動作予測可能となるため、発光の時間間隔不定期とすることが望ましい。

0028

次に、クリック率が特定値以上であれば(Yesの場合)、テスト結果の表示を行い(S5)、クリック率が特定値以上でなければ(Noの場合)、再度、特定期間、画面上の任意の点を短時間発光させる。この場合、2度目のテストを1度目のテストと同じにすることが考えられるが、クリック率が悪いエリアを中心に短時間発光させる(S4)ようにすれば、緑内障テストの精度を向上させることができる。また、図2では、発光及びクリックのテストを2回としているが、3回以上の複数回としてもよい。

0029

そして、図5に示すように、PC1の表示画面にはテスト結果が表示される(S5)。図5に示すように、短時間発光に対応してクリックした場合は、その発光点に○印を、クリックしなかった場合に、その発光点に×印を表示する。また、クリックされなかった点の集合で表されるエリアを色分け表示するようになっている。また、複数回のテストを行った場合、テスト結果は、複数回合計の発光点について認識できた点と認識できなかった点を区別(識別)して表示してもよく、また、複数回の平均で結果を表示するようにしてもよい。

0030

尚、本プログラムでは、短時間発光した点の位置と、それに反応してクリックが為されたか否かの情報を記憶するものであるので、図5におけるような○印と×印を区別して表示することが可能であり、更に×印の集合を一つのグループとすれば、×印を多く含むエリアを画面上に描画し、そのエリア内を別の色で表示する処理を行えば、クリックされなかったエリアを色分け表示できるものである。

0031

本プログラムは、クリック率を数値として表示するようにしてもよい。クリック率は、以下の式で表される。
クリック率(%)=(クリックされた点の数)/(発光された点の数)×100
また、非クリック率を数値として表示してもよい。
非クリック率(%)=(クリックされなかった点の数)/(発光された点の数)×100

0032

ウェブサーバ2における具体的なテスト結果表処理方法について、図7を用いて説明する。図7は、ウェブサーバ2におけるテスト結果表示処理方法の説明図である。本システムのウェブサーバ2は、テスト結果表示画面をマトリクス形式のデータに置き換え、緑内障テストの発光点の位置をPC1のマウスのクリックが為されたか否かの情報と共にテスト結果として記憶する。図7(a)は、緑内障テストの結果の一例を示した図であり、マトリクス形式のデータに置き換えたものである。図7(a)において、○印はマウスがクリックされた発光点を、×印はマウスがクリックされなかった発光点を示している。

0033

ウェブサーバ2は、緑内障テストが終了すると、記憶されたテスト結果のパターン解析を行う。パターン解析では具体的には、テスト結果に対して、マウスがクリックされなかった発光点の分布をマトリクス形式のデータから調べ、予めウェブサーバ2に記憶されている表示パターンのうち、テスト結果に最も近似するものを選択する。図7において、テスト結果が図7(a)である場合、ウェブサーバ2は、予め記憶されている表示パターンから、最も近似するものとして図7(a’)に示す表示パターンを選択する。またテスト結果が図7(b)である場合、ウェブサーバ2は、最も近似している表示パターンとして、図7(b’)に示す表示パターンを選択する。ウェブサーバ2は、表示パターンとして、緑内障として予め想定される代表的なパターンを複数記憶している。また、ウェブサーバ2は、選択された表示パターンをテスト結果と共に記憶することができ、テスト結果と共に眼科医に対してメールで送信することができる。

0034

そしてウェブサーバ2は、選択された表示パターンをPC1に表示する。本システムにおいて、表示パターンは、マトリクス形式のデータにおける○印と×印を併せて表示することが可能である。また、ウェブサーバ2において、各表示パターンの特徴に関するコメント(表示パターンから想定できる病状等)を当該表示パターンと共に記憶し、表示させる表示パターンの面上に、当該表示パターンに対応するコメントを併せて表示するようにしてもよい。

0035

本システムにおいて、複数回のテストを行った場合、テスト結果は、複数回合計の発光点について認識できた点と認識できなかった点を区別(識別)してパターン解析をしてもよく、また、複数回の平均でパターン解析をするようにしてもよい。

0036

上述したパターン表示を行うことにより、本システムは、テスト結果に対してアンチエイリアス等の複雑な画像処理を行うことなく、色分けされた緑内障の代表的な表示パターンを容易に表示することができる。また、ウェブサーバ2に複数の代表的な表示パターンを記憶させ、テスト結果に最も近似する表示パターンを選択し、テスト結果と共に眼科医に送信することにより、ユーザがどのような病状であるのかを眼科医は容易に把握することができる。

0037

また、本プログラムは、テスト結果から、眼科医へ緑内障の診断を受けるようアドバイスするものである。尚、本プログラムは、ウェブサーバ2で処理動作が行われるように説明したが、アプレットプログラムとしてユーザのPC1上で動作するようにしてもよい。

0038

次に、ウェブサーバ2における眼科医の検索処理の動作について、図6を用いて説明する。図6は、ウェブサーバ2における眼科医の検索処理のフローチャートである。ウェブサーバ2は、緑内障テストのプログラムを用いて、ユーザに緑内障の診断を受けた方がよい旨のアドバイスをPC1に表示すると(S11)、次にPC1に対して眼科医の選択画面を表示する(S12)。選択画面ではユーザは、診断を受けたい地域及び診察時間帯を設定し、検索開始の指示を送信する。ウェブサーバ2は、設定された条件に基づいて眼科医の検索処理を実行する(S13)。

0039

ウェブサーバ2は、検索処理において、まず地域が適正に設定されたか否かを判定する(S14)。処理S14において、地域が適正に設定されていないと判定されると(処理S14のNoの場合)、ウェブサーバ2は、選択画面に戻り、地域の設定を促す。処理S14において、地域が適正に設定されていると判定されると(処理S14のYesの場合)、次にウェブサーバ2は、診察時間帯が適正に設定されたか否かを判定する(S15)。処理S15において、診察時間帯が適正に設定されていないと判定されると(処理S15におけるNoの場合)、ウェブサーバ2は、検索を中止して選択画面に戻り、診察時間帯が設定可能な状態に戻す。本システムにおいて、判定の順序として、診察時間帯の設定の判定の後に、地域の設定の判定を行うようにしてもよい。

0040

処理S15において、診察時間帯が適正に設定されていると判定されると(処理S15のYesの場合)、ウェブサーバ2は、設定された地域及び診察時間帯に基づいて、該当する眼科医の情報をDB3から検索して、PC1に表示する(S16)。表示される情報には、眼科医の氏名、住所、電子メールアドレス等が含まれており、眼科医の候補が複数いるときは、複数の眼科医を表示する。ユーザは、これらの情報に基づいて、所望の眼科医の眼科医PC4に、PC1に記憶される緑内障テストの結果をメールで送信する。

0041

ところで緑内障は性質上、急性のものと慢性のものとに区別できる。急性の緑内障は劇的に症状が進行し、数日で失明に至る場合があるが、慢性の緑内障は自覚症状が少なく、10年〜20年の長期間にわたって少しずつ視神経が冒されていくため、予防策として定期的に検診を受けることが必要となる。慢性の緑内障を予防するため、本システムにおいて、ユーザに対して、定期的な緑内障テストの勧告通知を行うようにしてもよい。上記機能を実現するため、本システムは、ウェブサーバ2でユーザの識別子及びメールアドレスを登録し、ウェブサーバ2又はPC1でユーザの緑内障テスト結果の履歴を保存し、当該履歴を一括して眼科医のPC4に送信できる構成がさらに必要となる。

0042

具体的な動作として、ウェブサーバ2は、初めてアクセスしたユーザに対して、インターネットを介して、当該ユーザのPC1にメールアドレスの登録を促す表示を行う。メールアドレスが入力されたことを確認したウェブサーバ2は、当該メールアドレスを登録し、緑内障テストを開始する。緑内障テストの結果、緑内障の疑いのあるテスト結果が出された場合、ウェブサーバ2は、PC1に眼科医の診断を受けるようにアドバイスを送信する。アドバイスを受けたユーザが眼科医の検索を行わなかった場合、ウェブサーバ2はユーザの情報と共にこの旨を記憶する。

0043

そしてウェブサーバ2は、登録されたメールアドレスに基づいて、眼科医の検索を行わなかったユーザに対して、一定期間経過後に再度緑内障テストを受けるよう催促する旨のメールを当該ユーザ宛に送信する。上記催促のメールを受け取ったユーザは、ウェブサーバ2にアクセスして再度緑内障テストを受けて眼科医の検索を行い、これまでのテスト結果を眼科医のPC4に送信することができる。催促メールに対しても緑内障テスト及び眼科医の検索を行わなかったユーザには、ウェブサーバ2は再度、一定期間経過後に催促のメールを送信する。ウェブサーバ2は、この動作を繰り返す。

0044

上述したテスト勧告通知を行うことで、本システムは、緑内障の疑いがあり、且つ眼科医にかかっていない可能性のあるユーザに対して、催促メールを送信して定期的に注意を促し、また催促メールに従って緑内障テストを受けることで、ユーザはこれまでのテスト結果を眼科医に送信することができ、眼科医はテスト結果の履歴を参照して病状の進行度合いを容易に知ることができるため、慢性の緑内障の進行を防止することができる。

0045

本システム及び本プログラムによれば、インターネットを介してウェブサーバ2にアクセスしたユーザのPC1は、画面上の任意の点を短時間発光する動作が繰り返されて、その動作に反応してユーザがクリック動作を行うことで緑内障のテストを受けることができ、画面上でクリックされなかったエリアを視野狭窄が発生している可能性があるとして、眼科医への診断を促すようにしているので、緑内障を早期に発見できる効果がある。

0046

また、本システムによれば、眼科医の診断を受ける際に、DB3の情報を検索して眼科医の地域及び診察時間等で眼科医を選択することができ、更に選択した眼科医へ容易にテスト結果を送信できるので、緑内障の早期発見に役立つものとなっている。

発明の効果

0047

本発明によれば、画面中央に視点を合わせるマークを表示し、画面上の任意の点を短時間発光させる処理を特定期間繰り返し、発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかたエリアとを識別可能に表示する処理を行う緑内障予防プログラムであり、また特定期間繰り返し行われる処理を複数回実行する視野狭窄検出プログラムとしているので、発光点の認識/非認識エリアを識別して表示することで、緑内障等の視野狭窄を誘発する病気の疑いを早期に検出できる効果がある。

0048

本発明によれば、ネットワークアクセスにより視野狭窄検出のテストが開始されると、接続する機器の表示画面に、視点を合わせるマークを表示し、画面上の任意の点を短時間発光させる処理を特定期間繰り返し、発光に反応したユーザの動作に対して発光点を認識できたエリアと認識できなかたエリアとを識別可能に表示する処理を行い、結果のデータを出力するサーバを備えた視野狭窄検出システムであり、また特定期間繰り返し行われる処理を複数回実行する緑内障予防システムとしているので、発光点の認識/非認識エリアを識別して表示することで、緑内障等の視野狭窄を誘発する病気の疑いを早期に検出できる効果がある。

0049

本発明によれば、眼科医の地域、診察時間及び電子メールアドレスを記憶するデータベースを備え、サーバは、ネットワークアクセスによるユーザの地域、診察時間の条件検索により眼科医を選択し、ユーザに結果のデータの送信先となる眼科医の電子メールアドレスを知らせる上記視野狭窄検出システムとしているので、診察を受ける眼科医に事前に視野狭窄検出テストの結果データが送信可能となり、診察の促進を図ることができる効果がある。

図面の簡単な説明

0050

図1本発明の実施の形態に係る緑内障予防システムの概略構成図である。
図2本発明の実施の形態に係る緑内障テストのプログラムの処理フローを示すフローチャートである。
図3緑内障テストの開始画面の概略図である。
図4緑内障テストの途中画面の概略図である。
図5緑内障テスト結果の表示画面の概略図である。
図6ウェブサーバ2における眼科医の検索処理のフローチャートである。
図7緑内障テスト結果の表示処理方法の説明図である。

--

0051

1…パーソナルコンピュータ(PC)、 2…ウェブサーバ、 3…データベース(DB)、 4…眼科医PC

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    【課題】より少ない校正点を用いる視線検出校正方法を提供すること。【解決手段】被験者の眼球を撮影することによって視線検出校正のための校正点を注視している時の被験者の視線の動きを表す視線情報を取得するステ... 詳細

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