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技術 椎体間に挿入される人工補綴物及び人工補綴物の挿入器具(SPINALPROSTHETICIMPLANTANDINSERTIONINSTRUMENT)

出願人 株式会社率高バイオメディカル李春聖
発明者 李春聖アーン,シーヤン朴尚洙鄭相一林鎭鎔金鎭絢
出願日 2002年2月15日 (18年4ヶ月経過) 出願番号 2002-038618
公開日 2003年7月8日 (16年11ヶ月経過) 公開番号 2003-190195
状態 特許登録済
技術分野 補綴 手術用機器 手術用機器
主要キーワード 安着溝 定着溝 挿入ホール 板スプリング 挿入工具 結合片 中空型 人工補綴物
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重要な関連分野

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図面 (12)

課題

本発明は脊椎椎体間癒合のための人工補綴物と人工補綴物の挿入時使用する人工補綴物の挿入器具を提供すること。

解決手段

椎体間骨癒合のために挿入される人工補綴物1であって、ハウジング10と、前記ハウジング10の一端に形成された挿入器具の挿入ホール11と、前記ハウジング10の内側面の前記挿入器具の挿入ホール11の周りに形成された挿入器具の結合溝12と、を含んで構成される。

概要

背景

座骨神経痛や下部腰痛、または脊椎骨節などの治療のために行なわれる椎体間癒合術は、損傷した天然ディスクを取り除いてから二つの隣接した脊椎の骨を一つで癒合することであるが、この時、隣接した脊椎の骨を癒合させるために別の人工補綴物が使われる。

図11は従来の人工補綴物の一実施の形態を示す斜視図であって、一般的に椎体間癒合術に使われる人工補綴物は、内部に患者自身長骨から摘出した骨片や、他人の骨片、または骨片の代替物を入れ患者の椎体間の骨癒合加速化し安定化することができるように、中空型で構成される。

このような人工補綴物は、椎体間に形成した挿入空間に挿入されるが、挿入空間に工具を用いて人工補綴物100を挿入した後、人工補綴物100から工具を取り出すことによって、隣接した脊椎から骨の内部成長を容易にする作用を行う。

一般に、ケージ(cage)と呼ばれる人工補綴物は、図11に示した円型リング状だけでなく、長方形または円筒形螺旋状など多様な形状を有する。

このような従来の人工補綴物100は、雌ねじホール101を備えているが、この雌ねじホール101に挿入工具雄ねじ締結し人工補綴物100を椎体間の挿入空間に挿入させて適宜のところに位置させた後、前記挿入工具を逆方向に回転させ雌ねじホール101と雄ねじとの結合を解除して、人工補綴物100から工具を取り出すような方法で人工補綴物を挿入した。

ところが、このようなねじ結合による人工補綴物の椎体間の挿入方法は、人工補綴物の挿入、固定の効果はあるが、人工補綴物を人体内に挿入後、人工補綴物から工具を取り出すためには、数回ねじを回さなければならなかったので、施術者にとって不便なだけでなく、人工補綴物が動いて位置が変動するという問題点があった。

また、このような従来の人工補綴物は、上面と下面とに突起が形成されており、人工補綴物が前(腹部)、後(背中)に脱落しないように支持する役割を行うが、突起は特別な方向性を有せず、上方からの荷重だけで固定力を受けているので、脊椎体から脱落する可能性があるという短所があった。

概要

本発明は脊椎の椎体間癒合のための人工補綴物と人工補綴物の挿入時使用する人工補綴物の挿入器具を提供すること。

椎体間骨癒合のために挿入される人工補綴物1であって、ハウジング10と、前記ハウジング10の一端に形成された挿入器具の挿入ホール11と、前記ハウジング10の内側面の前記挿入器具の挿入ホール11の周りに形成された挿入器具の結合溝12と、を含んで構成される。

目的

本発明は前記のような問題点を解決するために案出したものであって、本発明は人工補綴物を挿入し脊椎間を固定する一連手術過程を、より安定的で速やかに且つ簡便に行えるので、施術者に便宜性を提供する人工補綴物及び人工補綴物の挿入器具を提供することにその目的がある。

本発明の他の目的は、人工補綴物を挿入する過程において、人工補綴物の位置が変動せず安定して挿入することができる人工補綴物及び人工補綴物の挿入器具を提供することにある。

本発明の更に他の目的は、椎体組織内に挿入された状態で安定して固定され、椎体の空間内における位置固定の効果を十分に発揮することができる人工補綴物を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

椎体間骨癒合のために挿入される人工補綴物であって、ハウジングと、前記ハウジングの一端に形成された挿入器具挿入ホールと、前記ハウジングの内側面の前記挿入器具の挿入ホールの周りに形成された挿入器具の結合溝と、を含んで構成されることを特徴とする椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項2

挿入器具の挿入ホールは長方形あるいは長孔と類似な形状であり、前記挿入器具の結合溝は前記挿入器具の挿入ホールと同心を持ち、所定角度回動した形状の長方形あるいは長孔と類似な形状であることを特徴とする請求項1に記載の椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項3

ハウジングはその挿入器具の挿入ホールの端部に椎体間挿入時の初期位置固定のための凸凹部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項4

ハウジングはその上端面と下端面に形成された多数個突起を含み、前記突起には斜面が形成されており、前記突起の斜面はケージの中央部を中心として両側が互いに対向するように反対方向に形成されることを特徴とする請求項1に記載の椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項5

斜面は、人工補綴物の中央部に向かって下向き傾斜して形成されることを特徴とする請求項4に記載の椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項6

斜面は、人工補綴物の中央部に向かって上向き傾斜して形成されることを特徴とする請求項4に記載の椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項7

挿入器具の挿入ホールが形成された一端の両側部には、傾斜したスライディング面が形成されることを特徴とする請求項1または2または4に記載の椎体間に挿入される人工補綴物。

請求項8

先端部に結合片を形成した結合部材と、前記結合部材を所定角度回動し復元させるための回動手段と、から構成されることを特徴とする人工補綴物の挿入器具。

請求項9

回動手段は、前記結合部材の挿入可能なホール貫通形成され、前記結合部材の結合片が外部に露出した状態で前記結合部材と結合される支持部材と、前記支持部材に弾性支持されつつ、前記結合部材に弾性力を加える弾性部材とを含んで構成されることを特徴とする請求項8に記載の人工補綴物の挿入器具。

請求項10

結合部材の後端部に結合され、前記支持部材に挿入された結合部材を回動させるための取っ手が更に含まれることを特徴とする請求項9に記載の人工補綴物の挿入器具。

請求項11

支持部材のホールの後端部には、前記弾性部材が挿入される弾性部材の定着溝が形成されることを特徴とする請求項9に記載の人工補綴物の挿入器具。

請求項12

弾性部材は、板スプリングであることを特徴とする請求項9に記載の人工補綴物の挿入器具。

請求項13

弾性部材は、中央部に前記結合部材の貫通されるホールが形成され、前記中央部が所定高さで凸状に突出された円板形であることを特徴とする請求項9または12に記載の人工補綴物の挿入器具。

請求項14

結合片は、長方形あるいは長孔と類似な形状であることを特徴とする請求項8に記載の人工補綴物の挿入器具。

請求項15

取っ手の上部には、人工補綴物の挿入時、打撃を加えるためのインクティング部が備えられることを特徴とする請求項10に記載の人工補綴物の挿入器具。

技術分野

0001

本発明は脊椎椎体間癒合のための人工補綴物と人工補綴物の挿入時使用する人工補綴物の挿入器具に関するものである。

背景技術

0002

座骨神経痛や下部腰痛、または脊椎骨節などの治療のために行なわれる椎体間癒合術は、損傷した天然ディスクを取り除いてから二つの隣接した脊椎の骨を一つで癒合することであるが、この時、隣接した脊椎の骨を癒合させるために別の人工補綴物が使われる。

0003

図11は従来の人工補綴物の一実施の形態を示す斜視図であって、一般的に椎体間癒合術に使われる人工補綴物は、内部に患者自身長骨から摘出した骨片や、他人の骨片、または骨片の代替物を入れ患者の椎体間の骨癒合加速化し安定化することができるように、中空型で構成される。

0004

このような人工補綴物は、椎体間に形成した挿入空間に挿入されるが、挿入空間に工具を用いて人工補綴物100を挿入した後、人工補綴物100から工具を取り出すことによって、隣接した脊椎から骨の内部成長を容易にする作用を行う。

0005

一般に、ケージ(cage)と呼ばれる人工補綴物は、図11に示した円型リング状だけでなく、長方形または円筒形螺旋状など多様な形状を有する。

0006

このような従来の人工補綴物100は、雌ねじホール101を備えているが、この雌ねじホール101に挿入工具雄ねじ締結し人工補綴物100を椎体間の挿入空間に挿入させて適宜のところに位置させた後、前記挿入工具を逆方向に回転させ雌ねじホール101と雄ねじとの結合を解除して、人工補綴物100から工具を取り出すような方法で人工補綴物を挿入した。

0007

ところが、このようなねじ結合による人工補綴物の椎体間の挿入方法は、人工補綴物の挿入、固定の効果はあるが、人工補綴物を人体内に挿入後、人工補綴物から工具を取り出すためには、数回ねじを回さなければならなかったので、施術者にとって不便なだけでなく、人工補綴物が動いて位置が変動するという問題点があった。

0008

また、このような従来の人工補綴物は、上面と下面とに突起が形成されており、人工補綴物が前(腹部)、後(背中)に脱落しないように支持する役割を行うが、突起は特別な方向性を有せず、上方からの荷重だけで固定力を受けているので、脊椎体から脱落する可能性があるという短所があった。

発明が解決しようとする課題

0009

本発明は前記のような問題点を解決するために案出したものであって、本発明は人工補綴物を挿入し脊椎間を固定する一連手術過程を、より安定的で速やかに且つ簡便に行えるので、施術者に便宜性を提供する人工補綴物及び人工補綴物の挿入器具を提供することにその目的がある。

0010

本発明の他の目的は、人工補綴物を挿入する過程において、人工補綴物の位置が変動せず安定して挿入することができる人工補綴物及び人工補綴物の挿入器具を提供することにある。

0011

本発明の更に他の目的は、椎体組織内に挿入された状態で安定して固定され、椎体の空間内における位置固定の効果を十分に発揮することができる人工補綴物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、椎体間骨癒合のために挿入される人工補綴物であって、ハウジングと、前記ハウジングの一端に形成された挿入器具の挿入ホールと、前記ハウジングの内側面の前記挿入器具の挿入ホールの周りに形成された挿入器具の結合溝と、を含んで構成されることを特徴とするものである。

0013

本発明の請求項2に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、請求項1の構成に加えて、前記挿入器具の挿入ホールは長方形あるいは長孔と類似な形状であり、前記挿入器具の結合溝は前記挿入器具の挿入ホールと同心を持ち、所定角度回動した形状の長方形あるいは長孔と類似な形状であることを特徴とするものである。

0014

本発明の請求項3に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、請求項1または2の記載に加えて、前記ハウジングはその挿入器具の挿入ホールの端部に椎体間挿入時の初期の位置固定のための凸凹部を含むことを特徴とするものである。

0015

本発明の請求項4に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、請求項1の構成に加えて、前記ハウジングはその上端面と下端面に形成された多数個の突起を含み、前記突起には斜面が形成されており、前記突起の斜面はケージの中央部を中心として両側が互いに対向するように反対方向に形成されることを特徴とするものである。

0016

本発明の請求項5に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、請求項4の構成に加えて、前記斜面は、人工補綴物の中央部に向かって下向き傾斜して形成されることを特徴とするものである。

0017

本発明の請求項6に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、請求項4の構成に加えて、前記斜面は、人工補綴物の中央部に向かって上向き傾斜して形成されることを特徴とするものである。

0018

本発明の請求項7に記載の椎体間に挿入される人工補綴物は、請求項1または2または4の構成に加えて、前記挿入器具の挿入ホールが形成された一端の両側部には、傾斜したスライディング面が形成されることを特徴とするものである。

0019

本発明の請求項8に記載の人工補綴物の挿入器具は、先端部に結合片を形成した結合部材と、前記結合部材を所定角度回動し復元させるための回動手段と、から構成されることを特徴とするものである。

0020

本発明の請求項9に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項8の構成に加えて、前記回動手段は、前記結合部材の挿入可能なホールが貫通形成され、前記結合部材の結合片が外部に露出した状態で前記結合部材と結合される支持部材と、前記支持部材に弾性支持されつつ、前記結合部材に弾性力を加える弾性部材とを含んで構成されることを特徴とするものである。

0021

本発明の請求項10に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項9の構成に加えて、前記結合部材の後端部に結合され、前記支持部材に挿入された結合部材を回動させるための取っ手が更に含まれることを特徴とするものである。

0022

本発明の請求項11に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項9の構成に加えて、前記支持部材のホールの後端部には、前記弾性部材が挿入される弾性部材の定着溝が形成されることを特徴とするものである。

0023

本発明の請求項12に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項9の構成に加えて、前記弾性部材は、板スプリングであることを特徴とするものである。

0024

本発明の請求項13に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項9または12の構成に加えて、前記弾性部材は、中央部に前記結合部材の貫通されるホールが形成され、前記中央部が所定高さで凸状に突出された円板形であることを特徴とするものである。

0025

本発明の請求項14に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項8の構成に加えて、前記結合片は、長方形あるいは長孔と類似な形状であることを特徴とするものである。

0026

本発明の請求項15に記載の人工補綴物の挿入器具は、請求項10の構成に加えて、前記取っ手の上部には、人工補綴物の挿入時、打撃を加えるためのインクティング部が備えられることを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下、本発明の望ましい実施の形態を図面に基づき詳しく説明する。

0028

図1は本発明の人工補綴物の一実施の形態を示す斜視図であって、本発明の人工補綴物1はハウジング10と、前記ハウジング10の一端に形成された挿入器具の挿入ホール11と、前記ハウジングの内側面の前記挿入器具の挿入ホール11の周りに形成された挿入器具の結合溝12(図3参照)と、から構成される。

0029

図2に示すように、前記挿入器具の挿入ホール11は、長孔と類似な形状であり、図3に示すように、前記挿入器具の結合溝12は、前記挿入器具の挿入ホール11と同心を持ち、所定角度回動した形状の長孔と類似な形状である。

0030

ところが、本発明は前記挿入器具の挿入ホール11及び挿入器具の結合溝12を上述した一実施の形態の長孔の形状に限定するものでなく、後述する人工補綴物の挿入器具の結合片が挿入可能であり、挿入された結合片を所定角度に回動させることによって、結合片が挿入器具の結合溝12に安定して結合可能な形状なら、いかなる形状であってもかまわない。

0031

一方、本発明の一実施の形態の人工補綴物1は、前記挿入器具の挿入ホール11の長軸11aが水平に位置する形状であり、前記挿入器具の結合溝12は前記挿入器具の挿入ホール11と垂直になるように90゜回動した形状、即ち長軸12aが垂直方向に位置する形状である。

0032

このような本発明の人工補綴物1は、前記挿入器具の挿入ホール11の反対側に雌ねじホール13が形成されているが、この雌ねじホール13は、人工補綴物1の椎体間挿入手術の以降、人工補綴物1が破れたり破損したりして、人工補綴物1を取り出さなければならない場合、使うためのものである。

0033

また、前記雌ねじホール13の周り、即ち挿入器具の挿入ホール11の反対側の端部には、人工補綴物1の椎体間挿入時の初期の位置固定のための凸凹部14が形成されている。

0034

図1に示すように、前記凸凹部14は、前記人工補綴物1の上下方向に直線的に形成され、人工補綴物1と椎体面との接触時、前記凸凹部14によって滑りにくくなり、人工補綴物1の位置が安定的になる。

0035

一方、図6に示すように、本発明の人工補綴物1には、挿入器具の挿入ホール11の形成されたハウジング10の一端の両側部に、傾斜したスライディング面15が形成されており、複数個の人工補綴物1の挿入時、先挿入の人工補綴物1のスライディング面15に後挿入の人工補綴物1がガイドされつつ、挿入位置がとられる。

0036

本発明の一実施の形態では、上部と下部の開放された形状の長方形のハウジングを有する人工補綴物を提示したが、本発明は通常のいろいろな形状のハウジングに前記挿入器具の挿入ホール11と挿入器具の結合溝12を形成するのが発明の要旨であり、請求範囲を逸脱しない範囲内において、挿入器具の挿入ホール11と挿入器具の結合溝12が形成されていると、いかなる形状の人工補綴物であっでも本発明の技術的思想に含まれると言える。

0037

例えば、従来の技術で例えたリング状の人工補綴物や楕円形の輪状の人工補綴物に、前記挿入器具の挿入ホール11と挿入器具の結合溝12を形成したものも、本発明の人工補綴物なのである。

0038

また、人工補綴物1の上端と下端をなす面は、椎体間挿入時、椎体面と接して脊椎を支える役割を行うが、図4に示すように、前記人工補綴物1の上端面と下端面には多数個の突起16、17が形成されている。

0039

前記突起16、17には斜面18、19が形成されており、前記突起16、17の斜面18、19はハウジング10の中央部を中心として両側が互いに対向するように反対方向に形成される。図4の一実施の形態では、斜面18、19はハウジング10の中心線(C-C線)に向かって下向き傾斜して形成されている。

0040

即ち、前記突起16、17は、ハウジング10の中央部を中心として外側に向かう形状となるのである。

0041

また、このような本発明における突起16、17は、端部がとがっている形状であり、正面視前記斜面18、19と共に三角形と類似な形状である。このように本発明の突起16、17は端部がとがっていることから、椎体面に接する時、より一層強固に支持される。

0042

図5は本発明の他の実施の形態として、突起21、22の斜面はハウジング20の中央部を中心として両側が互いに対向するように反対方向に形成されるが、前記突起21、22の斜面23、24はハウジング20の中心線(C’-C’線)に向かって上向き傾斜して形成されている。

0043

即ち、前記突起21、22はハウジング20の中央部を中心として内側に向かう形状となるのである。

0044

このように、本発明の人工補綴物は、上端面と下端面に形成された突起16、17、21、22がハウジング10、20の中央部を中心として互いに他の方向に向かって形成されているので、人工補綴物の椎体間挿入時椎体面に強固に支持され、どんな方向の力を受けても一方向に押されることなく、安定して固定されるのである。

0045

従って、本発明の人工補綴物は、突起の形状によって椎体の空間内における位置固定の効果を十分に発揮するものである。

0046

一方、前記のような人工補綴物を人体内に挿入時使用する本発明の人工補綴物の挿入器具は、図7に示すように、先端部に結合片41aを形成した結合部材41と、前記結合部材41を所定角度回動し復元させるための回動手段30とから構成される。

0047

前記結合部材41は棒状であり、前記結合片41aは、前記人工補綴物1の挿入器具の挿入ホール11と同様に、長方形、あるいは長孔と類似な形状であり、前記人工補綴物1の挿入器具の挿入ホール11に挿入可能になる。

0048

一方、前記回動手段30は、前記結合部材41の挿入可能なホール31aが貫通形成される支持部材31と、前記支持部材31に弾性支持されつつ前記結合部材41に弾性力を加える弾性部材と、前記結合部材41の後端部に結合され、前記支持部材31に挿入された結合部材41を回動させるための取っ手32とを含んで構成される。

0049

ここで、前記結合部材41と取っ手32はねじ結合されることが望ましい。なお、前記支持部材31のホール31aは前記結合部材41の結合片41aより小さく形成して、前記支持部材31に前記結合部材41の挿入時、結合片41が前記ホール31aに挿入されず支持部材31の先端部に接しながら外部に露出するようにする。

0050

また、図7に示すように、前記弾性部材は、中央部に前記結合部材41の貫通可能なホール33aが形成され、前記中央部が所定高さで凸状に突出された円板形の板スプリング33である。

0051

ところが、本発明はこれに限定されるものでなく、前記支持部材31に弾性支持されつつ前記結合部材41に弾性力を加えられるもの、例えばコイルスプリングや、他の形状の板スプリングなど、いろいろな形状の弾性部材を適用できることは勿論である。

0052

このような前記支持部材31は、後端部に、手術時、容易に把持することができるように垂直片35が形成されてT字と類似な形状となり、前記取っ手32は前記結合部材41と垂直に結合され、前記垂直片35は取っ手32と平行に位置するようになる。

0053

また、前記支持部材31の垂直片35には、前記取っ手32が平行に位置するように溝35aが形成されており、前記取っ手32は垂直片35と平行に位置した状態で、一方向だけに回動するようになる。

0054

なお、前記取っ手32の上部には人工補綴物の挿入時、打撃を加えることができるようにインパクティング(impacting)部50が備えられる。

0055

前記インパクティング部50は、前記結合部材41と同一軸上に結合されることが望ましく、大きさや材質は限定しない。

0056

図中、説明していない符号34は、板スプリング33と取っ手32との間に挟まれるワッシャーである。

0057

図8は本発明の人工補綴物の挿入器具の結合された態様を示す断面図であって、前記支持部材31のホール31aの後端部には前記弾性部材が挿入される弾性部材の定着溝31bが形成されている。

0058

このような人工補綴物の挿入器具の組立て方法を説明すると、前記結合部材41の後端部を前記支持部材31のホール31aの先端部に挿入し、前記板スプリング33とワッシャー34を結合部材41の後端部に挟み、結合部材41の後端部に取っ手32を結合させれば、前記板スプリング33及びワッシャー34が弾性部材の安着溝31bに挿入され、前記支持部材31と結合部材41との結合が完成される。

0059

この時、前記結合片41aは前記支持部材31のホール31aに挿入されず、外部に露出する。

0060

また、前記板スプリング33が支持部材31の弾性部材の定着溝31bに弾性支持されつつ、前記結合部材41と結合された取っ手32に弾性力を加えているので、前記結合片41aは前記板スプリング33の圧縮復元力によって前後方向に少しずつ移動することができるようになる。

0061

このような構成を有した本発明を用いて、椎体間癒合術を行う方法を説明すると、次の通りである。

0062

まず、人工補綴物1の挿入器具の挿入ホール11に前記結合部材41の結合片41aを挿入する。

0063

この時、前記挿入器具の挿入ホール11と結合片41aとは、長孔と類似な形状であって、図9に示すように、前記挿入器具の挿入ホール11への結合片41aの挿入が容易である。

0064

以後、前記垂直片35と平行に位置した取っ手32を、90゜回動させて前記垂直片35と垂直になるようにすると、前記結合片41aは前記挿入器具の挿入ホール11に挿入された状態で90゜回動されるので、図10に示すように、前記挿入器具の結合溝12に前記結合片41aが安着され、人工補綴物1は人工補綴物の挿入器具に結合されるのである。

0065

施術者は前記のような人工補綴物1が結合された人工補綴物の挿入器具を把持し、前記インパクティング50に打撃を加えることによって、前記人工補綴物1を患者の椎体間に挿入する。

0066

人工補綴物1を正確な位置に挿入すると、垂直片35と垂直に位置した取っ手32を回動させて元の位置に復元させ、前記結合片41aを挿入器具の結合溝12から解除させる。

0067

以後、挿入器具の挿入ホール11から結合片41aを離脱させると、人工補綴物1から人工補綴物の挿入器具を取り出すことができるのである。

発明の効果

0068

このような本発明は、取っ手を用いた一回の回転により人工補綴物と人工補綴物の挿入器具との結合及び解除が行われるので、従来の技術に比べて、脊椎矯正の手術時、人工補綴物を挿入し脊椎間を固定させる一連の手術過程をより安定的で速やかに且つ簡便に行えるようにして、施術者に便宜性を提供する一方、患者にとっても非常に有用な効果がある。

0069

なお、従来のねじ結合方式におけるねじ結合を解除する過程から、人工補綴物の位置が変動し得るという問題点を解決して、人工補綴物の位置が変動せず安定して挿入することができるという効果がある。

0070

また、人工補綴物の上端面と下端面に形成された突起の形状によって、人工補綴物が椎体の組織内に挿入された状態で安定して固定され、椎体の空間内における位置固定の効果を十分に発揮することができるという長所がある。

図面の簡単な説明

0071

図1本発明の人工補綴物の一実施の形態を示す斜視図である。
図2図1における挿入器具の挿入ホールを示す拡大後面図である。
図3図1のA-A線より切断した拡大断面図である。
図4本発明の人工補綴物の一実施の形態を示す正面図である。
図5本発明の他の実施の形態を示す正面図である。
図6本発明の人工補綴物を示す部分拡大平面図である。
図7本発明の人工補綴物の挿入器具を示す分解斜視図である。
図8本発明の人工補綴物の挿入器具の結合された態様を示す断面図である。
図9本発明の人工補綴物の挿入器具の結合片を人工補綴物に挿入させた態様を示す正面図である。
図10本発明の人工補綴物の挿入器具の取っ手を回転させて人工補綴物の挿入器具の結合片を人工補綴物に結合させた態様を示す正面図である。
図11従来の人工補綴物の一例を示す斜視図である。

--

0072

1 …人工補綴物
10 …ハウジング
11 …挿入器具の挿入ホール
12 … 挿入器具の結合溝
13 …雌ねじホール
14 …凸凹部
15 …スライディング面
16、17 …突起
18、19 … 斜面
20 … ハウジング
21、22 … 突起
23、24 … 斜面
30 …回動手段
31 …支持部材
31a … ホール
31b …弾性部材の安着溝
32 …取っ手
33…板スプリング
33a … ホール
34 …ワッシャー
35 …垂直片
35a … 溝
41 …結合部材
41a …結合片

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