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技術 デュオサーボ型ドラムブレーキ装置

出願人 日清紡ホールディングス株式会社
発明者 仁木肇
出願日 2001年12月17日 (18年4ヶ月経過) 出願番号 2001-383030
公開日 2003年7月3日 (16年9ヶ月経過) 公開番号 2003-184916
状態 未査定
技術分野 ブレーキ装置
主要キーワード 回動ブロック 軸線方向開口 対向端間 直立片 軸直角面 ガタ防止 両側面間 形状選択
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

デュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能を簡単な構成で確実に抑制し得るようにして摩擦係数変化に伴うブレーキ力変化を小さくする。

解決手段

ブレーキペダル踏力に応じた電気信号モータ8が駆動されると、変換機構9はモータ回転方向変換してブレーキシュー3,4をペダル踏力に応じた力でドラム2の内周面押圧するよう拡開させる。ドラム2が矢A方向に回転する前進時、ドラム2からブレーキシュー3に同方向の回転力が入力され、シュー3は回動ブロック10をピン11の周りで反時計方向回動させつつドラム回転力をブレーキシュー4に出力する。シュー4は上端をモータ回転変換機構9で受け止められるため、倍力機能下にブレーキ力を発生させる。この時、回動ブロック10が上記の回動で突起10aをシュー3に当接され、突起10dをシュー4に当接されることから、シュー3からのドラム回転力が(La/Ld)だけ弱められてシュー4に伝達され、その分倍力機能を抑制することができる。

概要

背景

デュオサーボ型ドラムブレーキ装置は、両ブレーキシューの一方の対向端間に介在させたアクチュエータによりブレーキシュー拡開させてブレーキドラム内周面に接触させる時、ブレーキドラムの回転力が、両ブレーキシューの他方の対向端間に介在させたドラム回転力伝達手段を介してプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシュー伝わり、セカンダリ側ブレーキシューが上記のアクチュエータに近い端部を固定部に受け止められることで制動力を発生するという構造上の理由により、ディスクブレーキ装置には無く、また他の型式ドラムブレーキ装置に較べて大きな倍力機能を持つため、同じ制動力を発生させるにも小さなブレーキ操作力でよく、従ってブレーキ操作力を発生させるアクチュエータを小型化し得る利点がある。

しかしその反面、大きな倍力機能の故にブレーキシューの摩擦係数変化や踏力変化に対する発生ブレーキ力の変動が大きく、デュオサーボ型ドラムブレーキ装置の用途によってはブレーキの効きの変動が大き過ぎて扱いにくくなる場合があった。

このような場合のために従来、例えば実公昭50−38704号公報に記載のごとく上記の倍力機能を抑制し得るようにしたデュオサーボ型ドラムブレーキ装置が提案されている。このデュオサーボ型ドラムブレーキ装置は、制動操作により一対のブレーキシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に接触させる時にブレーキドラム回転力をプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューへ伝達するためのドラム回転力伝達手段を以下の構成とする。

つまり、直立片形状のレバーの両端と協働するよう2個の固定ピンを設け、これら固定ピン間において当該レバーを両ブレーキシューに相関させ、プライマリ側ブレーキシューからの入力をレバー比により低下させてセカンダリ側ブレーキシューへ向かわせるように構成する。この場合、上記のレバー比によるプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューへの伝達力の低下分だけ倍力機能が抑制され、ブレーキシューの摩擦係数変化や踏力変化に対する発生ブレーキ力の変動を小さなものにしてデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を扱い易くすることができる。

概要

デュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能を簡単な構成で確実に抑制し得るようにして摩擦係数変化に伴うブレーキ力変化を小さくする。

ブレーキペダル踏力に応じた電気信号モータ8が駆動されると、変換機構9はモータ回転方向変換してブレーキシュー3,4をペダル踏力に応じた力でドラム2の内周面に押圧するよう拡開させる。ドラム2が矢A方向に回転する前進時、ドラム2からブレーキシュー3に同方向の回転力が入力され、シュー3は回動ブロック10をピン11の周りで反時計方向回動させつつドラム回転力をブレーキシュー4に出力する。シュー4は上端をモータ回転変換機構9で受け止められるため、倍力機能下にブレーキ力を発生させる。この時、回動ブロック10が上記の回動で突起10aをシュー3に当接され、突起10dをシュー4に当接されることから、シュー3からのドラム回転力が(La/Ld)だけ弱められてシュー4に伝達され、その分倍力機能を抑制することができる。

目的

本発明は、これらの諸問題をことごとく解消し得るデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を提案することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

一対のブレーキシューブレーキドラム内周に沿うよう向かい合わせに配置して具え、両ブレーキシューの一方の対向端間に介在させたアクチュエータによりブレーキシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に接触させる時、ブレーキドラムの回転力が、両ブレーキシューの他方の対向端間に介在させたドラム回転力伝達手段を介してプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシュー伝わり、該セカンダリ側ブレーキシューが前記アクチュエータに近い端部を固定部に受け止められることで制動力を発生し得るようにしたデュオサーボ型ドラムブレーキ装置において、前記ドラム回転力伝達手段を、ブレーキドラムの軸直角面内で回動するよう固定ピンにより枢支して該回動によりブレーキドラム回転力の前記伝達を行うようにした回動ブロックで構成し、前記両ブレーキシューおよび回動ブロックの相互に向かい合う対向面の少なくとも一方の面を、前記回動中において回動ブロックのプライマリ側ブレーキシューとの当接点がセカンダリ側ブレーキシューとの当接点よりも前記固定ピンに近くなるような形状にしたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項2

請求項1において、前記両ブレーキシューおよび回動ブロックの相互に向かい合う対向面のうち一方の面にそれぞれ、前記固定ピンからの離間距離が異なる位置に配して一対の突起を設けたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項3

請求項2において、前記突起の高さを、ドラムブレーキ装置非作動状態で全ての突起が相互に対応するブレーキシューまたは回動ブロックに当接する高さにしたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項4

請求項2または3において、前記ブレーキシューまたは回動ブロックの前記対向面における突起のうち前記固定ピンに近い突起をそれぞれ該固定ピンから等距離の位置に配置し、前記固定ピンから遠い突起も該固定ピンから等距離の位置に配置したことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項5

請求項1乃至4のいずれか1項において、前記ブレーキシューと回動ブロックが当接するいずれか一方の当接面を相互に非平行になるよう傾斜させたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項6

請求項1乃至5のいずれか1項において、前記回動ブロックの固定ピンを、前記ブレーキシューと前記回動ブロックが当接する当接面よりもブレーキドラム回転中心に近い側に位置させたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項7

請求項1乃至5のいずれか1項において、前記回動ブロックの固定ピンを、前記ブレーキシューと前記回動ブロックが当接する当接面よりもブレーキドラム回転中心から遠い側に位置させたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

請求項8

請求項1乃至7のいずれか1項において、前記回動ブロックの固定ピンから遠い突起の少なくとも一方をシュー間隙調整ネジ置換させたことを特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ装置。

技術分野

0001

本発明は、デュオサーボ型ドラムブレーキ装置、特に、それ特有倍力機能を抑制可能なデュオサーボ型ドラムブレーキ装置に関するものである。

背景技術

0002

デュオサーボ型ドラムブレーキ装置は、両ブレーキシューの一方の対向端間に介在させたアクチュエータによりブレーキシュー拡開させてブレーキドラム内周面に接触させる時、ブレーキドラムの回転力が、両ブレーキシューの他方の対向端間に介在させたドラム回転力伝達手段を介してプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシュー伝わり、セカンダリ側ブレーキシューが上記のアクチュエータに近い端部を固定部に受け止められることで制動力を発生するという構造上の理由により、ディスクブレーキ装置には無く、また他の型式ドラムブレーキ装置に較べて大きな倍力機能を持つため、同じ制動力を発生させるにも小さなブレーキ操作力でよく、従ってブレーキ操作力を発生させるアクチュエータを小型化し得る利点がある。

0003

しかしその反面、大きな倍力機能の故にブレーキシューの摩擦係数変化や踏力変化に対する発生ブレーキ力の変動が大きく、デュオサーボ型ドラムブレーキ装置の用途によってはブレーキの効きの変動が大き過ぎて扱いにくくなる場合があった。

0004

このような場合のために従来、例えば実公昭50−38704号公報に記載のごとく上記の倍力機能を抑制し得るようにしたデュオサーボ型ドラムブレーキ装置が提案されている。このデュオサーボ型ドラムブレーキ装置は、制動操作により一対のブレーキシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に接触させる時にブレーキドラム回転力をプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューへ伝達するためのドラム回転力伝達手段を以下の構成とする。

0005

つまり、直立片形状のレバーの両端と協働するよう2個の固定ピンを設け、これら固定ピン間において当該レバーを両ブレーキシューに相関させ、プライマリ側ブレーキシューからの入力をレバー比により低下させてセカンダリ側ブレーキシューへ向かわせるように構成する。この場合、上記のレバー比によるプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューへの伝達力の低下分だけ倍力機能が抑制され、ブレーキシューの摩擦係数変化や踏力変化に対する発生ブレーキ力の変動を小さなものにしてデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を扱い易くすることができる。

発明が解決しようとする課題

0006

しかし上記文献に記載された従来の対策では、上記レバーの寸法精度や、2個の固定ピンの位置精度および径方向寸法精度や、レバーを両ブレーキシューに相関させるリンクの寸法精度の全てが合算されて非制動時における両ブレーキシューの対応する対向端間距離に大きく関与し、当該ブレーキシューの対向端間距離が大きくばらつき易く、制動性能を不安定にするという問題が懸念される。

0007

また、直立片形状のレバーのほかに、2個の固定ピンや、これら固定ピン間においてレバーを両ブレーキシューに相関させるためのリンクや、ガタ防止のためのバネまでが必要であり、部品点数が多くてコスト高になるだけでなく、組み立て作業性の悪化も避けられないという問題を生ずる。

0008

さらに固定ピンを2個、ブレーキドラムの径方向内外に配置して設ける必要があるため、レイアウト上の不利益を生ずるし、特に外側に設ける固定ピンはバックプレート絞り部との干渉を避ける必要があるために設置個所を限られ、前記のレバー比が制約されて予定通りの倍力機能抑制効果を達成するのも困難になることが想定される。

0009

加えて上記のリンクを用いると、これによってブレーキシューの動き規制されるため、制動時にプライマリ側ブレーキシューがブレーキドラム内周面に食い込み、上記レバーや、固定ピンや、リンクや、各部の連結ピンに大きな力が作用してドラム回転力伝達手段が正常に機能し難くなることも考えられる。

0010

本発明は、これらの諸問題をことごとく解消し得るデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を提案することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

この目的のため本発明は、請求項1に記載のごとく、一対のブレーキシューをブレーキドラムの内周に沿うよう向かい合わせに配置して具え、両ブレーキシューの一方の対向端間に介在させたアクチュエータによりブレーキシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に接触させる時、ブレーキドラムの回転力が、両ブレーキシューの他方の対向端間に介在させたドラム回転力伝達手段を介してプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューに伝わり、該セカンダリ側ブレーキシューが前記アクチュエータに近い端部を固定部に受け止められることで制動力を発生し得るようにしたデュオサーボ型ドラムブレーキ装置において、前記ドラム回転力伝達手段を、ブレーキドラムの軸直角面内で回動するよう固定ピンにより枢支して該回動によりブレーキドラム回転力の前記伝達を行うようにした回動ブロックで構成し、前記両ブレーキシューおよび回動ブロックの相互に向かい合う対向面の少なくとも一方の面を、前記回動中において回動ブロックのプライマリ側ブレーキシューとの当接点がセカンダリ側ブレーキシューとの当接点よりも前記固定ピンに近くなるような形状にしたことを特徴とするものである。

0012

ここで、両ブレーキシューおよび回動ブロックの相互に向かい合う対向面のうち一方の面の形状は、請求項2に記載のごとく、該面にそれぞれ、固定ピンからの離間距離が異なる位置に配して一対ずつの突起を設けた形状にすることができる。

0013

上記した突起の高さは、請求項3に記載のごとく、ドラムブレーキ装置の非作動状態で全ての突起が相互に対応するブレーキシューまたは回動ブロックに当接する高さにするのが良い。

0014

なお請求項4に記載のごとく、ブレーキシューまたは回動ブロックの対向面における突起のうち固定ピンに近い突起はそれぞれ該固定ピンから等距離の位置に配置し、また固定ピンから遠い突起も該固定ピンから等距離の位置に配置するのが良い。

0015

更に、ブレーキシューと回動ブロックが当接するいずれか一方の当接面は請求項5に記載のごとく、相互に非平行となるよう傾斜させることができる。

0016

回動ブロックの固定ピンの位置は、請求項6に記載のごとく、ブレーキシューと回動ブロックが当接する当接面よりもブレーキドラム回転中心に近い側とするのが良い。

0017

回動ブロックの固定ピンの位置は、請求項7に記載のごとく、ブレーキシューと回動ブロックが当接する当接面よりもブレーキドラム回転中心から遠い側にすることもできる。

0018

また請求項8に記載のごとく、上記回動ブロックの固定ピンから遠い突起の少なくとも一方をシュー間隙調整ネジ置換させることができる。

発明の効果

0019

請求項1記載の本発明によれば、アクチュエータによりブレーキシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に接触させる時にブレーキドラムの回転力をプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューに伝えるためのドラム回転力伝達手段を、ブレーキドラムの軸直角面内で回動するよう固定ピンにより枢支した回動ブロックで構成し、当該ブロックの回動によりブレーキドラム回転力の上記伝達を行う間において回動ブロックのプライマリ側ブレーキシューとの当接点がセカンダリ側ブレーキシューとの当接点よりも上記固定ピンに近くなるよう、両ブレーキシューおよび回動ブロックの相互に向かい合う対向面の少なくとも一方の面を形状選択したため、これら当接点と固定ピンとの間における距離間の比によりプライマリ側ブレーキシューからセカンダリ側ブレーキシューへの伝達力が弱められてその分だけデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能を抑制することができ、ブレーキシューの摩擦係数変化や踏力変化に対する発生ブレーキ力の変動を小さくすることができる。

0020

ところで、ドラム回転力伝達手段を介在させた両ブレーキシューの対向端間距離が非制動時において、回動ブロックの両側面間距離に関する寸法精度と、この回動ブロックを支持する固定ピンの位置精度のみで決まることとなり、当該ブレーキシューの対向端間距離が大きくばらつくことがなくてデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の制動性能が不安定になるという前記した従来の問題を解消することができる。

0021

また、ドラム回転力伝達手段が上記の回動ブロックとこれを支持する固定ピンのみで構成されるため、その部品点数が少なくてコスト的に有利であると共に組み立て作業性の悪化も生ずることがない。

0022

さらに、上記の回動ブロックを支持する固定ピンが1個のみでよいため、これをブレーキドラムの径方向内側に配置するにしても外側に配置するにしても、そのレイアウトが有利である。なお固定ピンをブレーキドラムの径方向外側に配置する場合でも、固定ピンが1個のみであるためバックプレート絞り部との干渉を容易に避けることができ、これにより固定ピンの設置個所を限られたとしても、回動ブロックの取り付け位置が変更になるだけで前記のレバー比が制約を受けるようなことはなく、予定通りの倍力機能抑制効果を達成することができる。

0023

加えて上記のような回動ブロックを用いる場合、これによってブレーキシューの動きがいささかも規制されることがないため、制動時にプライマリ側ブレーキシューがブレーキドラム内周面に食い込んだり、回動ブロック自身や、これを支持する固定ピンに大きな力が作用することもなく、ドラム回転力伝達手段を常に正常に機能させることができる。

0024

請求項2に記載の発明によれば、両ブレーキシューおよび回動ブロックの相互に向かい合う対向面のうち一方の面にそれぞれ、固定ピンからの離間距離が異なる位置に配して一対の突起を設けることにより上記の作用効果が得られるようにしたため、上記一方の面を複雑な形状にすることなく、一対ずつの突起を設けただけの簡単な形状により、上記した狙い通りの作用効果を発生させることができる。

0025

請求項3に記載の発明によれば、上記した突起の高さを、ドラムブレーキ装置の非作動状態で全ての突起が相互に対応するブレーキシューまたは回動ブロックに当接する高さにしたから、ドラムブレーキ装置の作動開始と同時に回動ブロックのプライマリ側ブレーキシューとの当接点がセカンダリ側ブレーキシューとの当接点よりも固定ピンに近くなって、ドラムブレーキ装置の作動開始時より予定通りの倍力機能抑制効果を生起させることができる。

0026

請求項4に記載の発明によれば、ブレーキシューまたは回動ブロックの対向面における突起のうち固定ピンに近い突起をそれぞれ該固定ピンから等距離の位置に配置し、また固定ピンから遠い突起も該固定ピンから等距離の位置に配置したから、ブレーキドラムの両回転方向について前記のレバー比を同じにすることができ、何れの回転方向である場合においてもほぼ同等の倍力機能抑制効果を実現して両方向のブレーキ力をほぼ同等なものにすることができる。

0027

なおブレーキシューと回動ブロックが当接するいずれか一方の当接面は、請求項5に記載のごとく、相互に非平行となるよう傾斜させることができ、この場合においても前記の作用効果をそのまま奏することができる。

0028

上記固定ピンの位置は、請求項6に記載のごとく、ブレーキシューと回動ブロックが当接する当接面よりもブレーキドラム回転中心に近い側としたり、請求項7に記載のごとく、ブレーキシューと回動ブロックが当接する当接面よりもブレーキドラム回転中心から遠い側とすることができる。前者の場合、固定ピンのレイアウト部がブレーキドラムの径方向外方張り出すのを懸念する必要がないため、このレイアウトが容易であり、後者の場合も、固定ピンのレイアウトの自由度が低下するものの、固定ピンが1個のみであるため弊害になることはないし、たとえ固定ピンの設置個所を限られたとしても、回動ブロックの取り付け位置が変更になるだけで前記のレバー比が制約を受けるようなことがないため、予定通りにデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能抑制効果を達成することができる。

0029

請求項8に記載の発明によれば、回動ブロックの固定ピンから遠い突起の少なくとも一方をシュー間隙調整ネジで置換させたから、ブレーキシューの摩耗時においてドラム回転力伝達手段の長さ調整によってシュー間隙を正規の値にすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0030

以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1図3は本発明の一実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を示し、本実施の形態におけるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置は、ブレーキペダル踏力に応じた電気信号応動する電動モータによりブレーキシューをブレーキペダル踏力に応じた力でブレーキドラム内周面に押しつけるようにした所謂ブレーキバイワイヤシステムのためのドラムブレーキ装置として有用な構成とする。

0031

先ず図1および図2によりドラムブレーキ装置の全般を説明する。1は、図示せざる車体に取り付けられた固定のバックプレートで、このバックプレート1は、車輪と共に回転するブレーキドラム2(図1周壁部分のみを2点鎖線で示す)の軸線方向開口端を塞いで、ブレーキドラム2との間に空所画成し、この空所内に以下に説明するようにブレーキ部品を組み込んでデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を構成する。

0032

すなわち図1に明示するように、ブレーキドラム2の内周面に沿うよう配置して一対のブレーキシュー3,4を向かい合わせに設け、これらブレーキシュー3,4をそれぞれ、ブレーキシュー保持機構5,6により、制限範囲内で変位し得るようバックプレート1上に弾支する。ブレーキシュー3,4はそれぞれ、ブレーキドラム2に沿って延在するリム3a,4aと、その内面に固着したウエブ3b,4bと、リム3a,4aの正面に貼設したライニング3c,4cとで構成する。

0033

そしてこれらブレーキシュー3,4の、図1の上方において対向する一方(上方)の対向端(詳しくはシューウエブ3b,4bの対向端)間に、ブレーキシュー3,4を相互に遠ざかる方向に拡開させるアクチュエータ7を介在させる。アクチュエータ7は図2に明示するごとく、ブレーキペダル踏力に応じた電気信号に応動する電動モータ8と、該モータ8の回転出力をブレーキシュー3,4の上方対向端間における拡開力に変換するためのモータ出力変換機構9とで構成する。なおアクチュエータ7は、液圧式ブレーキシステムの場合ブレーキペダル踏力に応じたブレーキ液圧を供給されてブレーキシュー3,4を拡開させるホイールシリンダであること勿論である。

0034

また、ブレーキシュー3,4の他方(下方)の対向端(詳しくはシューウエブ3b,4bの対向端)間には図1および図2に示すごとく回動ブロック10を摺接可能に介在させ、この回動ブロック10はブレーキドラム2の回転中心Oに近い内側を、ブレーキドラム回転中心Oを通る垂直線(ブレーキドラム2の回転中心Oとブレーキシュー2,3の他方対向端間の中央とを結ぶ線)上に配してバックプレート1に固設した固定ピン11により、ブレーキドラム2の軸直角面内で回動するよう枢支する。これら回動ブロック10および固定ピン11により、詳しくは後述するごとく制動時に一方のブレーキシュー3(4)から他方のブレーキシュー4(3)にブレーキドラム2の回転力を伝達するためのドラム回転力伝達手段12を構成する。

0035

ブレーキシュー3,4のアクチュエータ7に近い上端間、およびドラム回転力伝達手段12に近い下端間にそれぞれ、シューリターンスプリング13,14を張設し、これによりブレーキシュー3,4の上端をそれぞれモータ出力変換機構9の両端に押圧すると共にブレーキシュー3,4の下端をそれぞれ回動ブロック10の両側面に押圧する。

0036

そして、ブレーキシュー3,4の下端と向き合う回動ブロック10の両側面にそれぞれ、図1に明示するごとく一対ずつの突起10a,10bおよび10c,10dを設ける。回動ブロック10の一方の側面にあって対をなす突起10a,10bは固定ピン11からの離間距離La,Lbが異なる位置に配置し、回動ブロック10の他方の側面にあって対をなす突起10c,10dも固定ピン11からの離間距離Lc,Ldが異なる位置に配置する。しかして、固定ピン11に近い突起10a,10cの固定ピン11からの離間距離La,Lcは同じとし、固定ピン11から遠い突起10b,10dの固定ピン11からの離間距離Lb,Ldも相互に同じにするのが良い。

0037

回動ブロック10の両側面における突起10a,10bおよび10c,10dの高さは、図1に示すデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の非作動状態でこれら全ての突起10a,10bおよび10c,10dがブレーキシュー3,4の下端(詳しくはシューウエブ3b,4bの下端)に当接するような高さにするのが良い。

0038

上記実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の作用を次に説明する。図1および図2はデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の非制動状態を示し、この状態からブレーキペダルの踏み込みにより制動操作が行われると、ブレーキペダル踏力に応じた電気信号が電動モータ8に印加されてこれを回転駆動する。この時モータ8からの回転を入力されたモータ回転変換機構9はモータ回転を方向変換してブレーキシュー3,4の上端を相互に離間する方向へ押動し、ブレーキシュー3,4をブレーキペダル踏力に応じた力でブレーキドラム2の内周面に押圧するよう拡開させる。

0039

ここで、ブレーキドラム2が矢Aで示す方向の回転力を車輪から受けている場合(例えば前進時)について制動作用を説明すると、先ずブレーキドラム2からブレーキシュー3(この時プライマリ側ブレーキシューとなる)に同方向のドラム回転力が入力され、ブレーキシュー3は回動ブロック10を図3(a)に示すように回動させつつ、当該ブロック10の回動を介してドラム回転力をブレーキシュー4(この時セカンダリ側ブレーキシューとなる)に出力する。

0040

しかしてブレーキシュー4は、上端をモータ回転変換機構9により受け止められるため(本実施の形態では当該モータ回転変換機構9が制動時のブレーキシュー固定部として機能するが、他の構成部品をブレーキシュー固定部として機能させてもよい)ドラム回転方向に固定され、デュオサーボ型ドラムブレーキ装置に特有な倍力機能下にブレーキ力を発生することができる。

0041

ところで、回動ブロック10がブレーキシュー3(プライマリ側ブレーキシュー)からブレーキシュー4(セカンダリ側ブレーキシュー)にドラム回転力を伝達するに際し、固定ピン11の周り図3(a)に示すごとくに回動しつつ当該ドラム回転力の伝達を行うため、ブレーキシュー3(プライマリ側ブレーキシュー)から回動ブロック10への入力が固定ピン11に近い(離間距離Laの)突起10aを介してなされ、回動ブロック10からブレーキシュー4(セカンダリ側ブレーキシュー)への出力が固定ピン11から遠い(離間距離Ldの)突起10dを介してなされることとなる。従って、ドラム回転力がブレーキシュー3(プライマリ側ブレーキシュー)からブレーキシュー4(セカンダリ側ブレーキシュー)に伝達される時、回動ブロック10はドラム回転力を上記距離間の比(La/Ld)だけ弱めてブレーキシュー4(セカンダリ側ブレーキシュー)に伝達することとなり、その分デュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能を抑制することができる。

0042

ブレーキドラム2が図1の矢Aで示すとは反対方向の回転力を車輪から受けている場合(例えば後進時)の制動作用も、上記した前進時と同様に行われ、先ずブレーキドラム2からブレーキシュー4(この時プライマリ側ブレーキシューとなる)に同方向のドラム回転力が入力され、ブレーキシュー4は回動ブロック10を図3(b)に示すように回動させつつ、当該ブロック10の回動を介してドラム回転力をブレーキシュー3(この時セカンダリ側ブレーキシューとなる)に出力する。しかしてブレーキシュー3は、上端をモータ回転変換機構9により受け止められるため、ドラム回転方向に固定され、デュオサーボ型ドラムブレーキ装置に特有な倍力機能下にブレーキ力を発生することができる。

0043

ところで、回動ブロック10がブレーキシュー4(プライマリ側ブレーキシュー)からブレーキシュー3(セカンダリ側ブレーキシュー)にドラム回転力を伝達するに際し、固定ピン11の周りで図3(b)に示すごとくに回動しつつ当該ドラム回転力の伝達を行うため、ブレーキシュー4(プライマリ側ブレーキシュー)から回動ブロック10への入力が固定ピン11に近い(離間距離Lcの)突起10cを介してなされ、回動ブロック10からブレーキシュー3(セカンダリ側ブレーキシュー)への出力が固定ピン11から遠い(離間距離Lbの)突起10bを介してなされることとなる。従って、ドラム回転力がブレーキシュー4(プライマリ側ブレーキシュー)からブレーキシュー3(セカンダリ側ブレーキシュー)に伝達される時、回動ブロック10はドラム回転力を上記距離間の比(Lc/Lb)だけ弱めてブレーキシュー3(セカンダリ側ブレーキシュー)に伝達することとなり、その分デュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能を抑制することができる。

0044

これがため本実施の形態においては、デュオサーボ型ドラムブレーキ装置でありながら、ブレーキ入力とブレーキ出力との比として次式で表されるブレーキファクタBEF(Brake effectiveness factor)

0045

更に本実施の形態によれば、ドラム回転力伝達手段12を介在させた両ブレーキシュー3,4の下端間距離図1および図2に示す非制動時において、回動ブロック10の突起10a,10b,10c,10dを設けた両側面間距離に関する寸法精度と、この回動ブロック10を支持する固定ピン11の位置精度のみで決まることとなり、両ブレーキシュー3,4の下端間距離が大きくばらつくことがなくてデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の制動性能が不安定になるという前記した従来の問題を解消することができる。

0046

また、ドラム回転力伝達手段12を回動ブロック10と固定ピン11のみで構成するため、その部品点数が少なくてコスト的に有利であると共に組み立て作業性の悪化も生ずることがない。さらに、回動ブロック10を支持する固定ピン11が1個のみでよいため、そのレイアウトが有利である。

0047

加えて前記のような回動ブロック10を用いる場合、これによってブレーキシュー3,4の動きがいささかも規制されないため、制動時にプライマリ側ブレーキシュー3(4)がブレーキドラム内周面に食い込んだり、回動ブロック10自身や、これを支持する固定ピン11に大きな力が作用することもなく、ドラム回転力伝達手段12を常に正常に機能させることができる。

0048

本実施の形態によれば更に、両ブレーキシュー3,4と向かい合う回動ブロック10の両側面にそれぞれ、固定ピン11からの離間距離が異なる位置に配して一対ずつの突起10a,10bおよび10c,10dを設け、これにより上記の作用効果が得られるようにしたため、回動ブロック10の両側を複雑な形状にすることなく、一対ずつの突起10a,10bおよび10c,10dを設けただけの簡単な形状により、上記した狙い通りの作用効果を発生させることができる。

0049

また前記した通り突起10a,10bおよび10c,10dの高さを、ドラムブレーキ装置の図1および図2に示す非作動状態で全ての突起が相互に対応するブレーキシュー3,4に当接する高さにしたから、ドラムブレーキ装置の作動開始と同時に回動ブロック10のプライマリ側ブレーキシュー3(4)との当接点10a(10c)がセカンダリ側ブレーキシュー4(3)との当接点10d(10b)よりも固定ピン11に近くなって、ドラムブレーキ装置の作動開始時より前記した予定通りの倍力機能抑制効果を生起させることができる。

0050

更に前記した通り、回動ブロック10の両側面における突起10a,10bおよび10c,10dのうち固定ピン11に近い突起10aおよび10cをそれぞれ固定ピン11から等距離(La=Lc)の位置に配置し、また固定ピン11から遠い突起10bおよび10dも固定ピン11から等距離(Lb=Ld)の位置に配置したから、ブレーキドラム2の両回転方向について前記のレバー比を同じ(La/Ld=Lc/Lb)にすることができ、何れの回転方向である場合においても図8にαで示すごとくほぼ同等の倍力機能抑制効果を実現して両方向のブレーキ力をほぼ同等なものにすることができる。

0051

なお本実施の形態においては図1明示するごとく、ブレーキシュー2,3と対向する回動ブロック10の両側面に一対ずつの突起10a,10bおよび10c,10dを設けて上記の作用効果が奏し得られるようにしたが、この代わりに図4に示すごとく、回動ブロック10の両側面と対向するブレーキシュー2,3の端面に一対ずつの突起3d,3eおよび4d,4eを設け、突起3d,3eをそれぞれ突起10a,10bと同様に機能する突起とし、突起4d,4eをそれぞれ突起10c,10dと同様に機能する突起とすることで、前記したと同様の作用効果を奏し得るような構成も可能である。さらに図示しなかったが、突起10aと突起3eの組み合わせや、突起3dと突起10bの組み合わせや、突起10cと突起4eとの組み合わせや、突起4dと突起10dとの組み合わせによっても同様の作用効果を奏し得ることは言うまでもない。

0052

また本実施の形態では、図1に明示するごとく回動ブロック10が当接する両ブレーキシュー3,4の端面が相互に平行である場合について説明したが、これらブレーキシュー3,4の端面が図5に示すように内向きに傾斜していたり、逆方向の外向きに傾斜している場合においても、前記の構成を踏襲することにより同様の作用効果をそのまま奏することができる。

0053

図6は本発明の更に別の実施の形態を示し、本実施の形態においては回動ブロック10を枢支する固定ピン11の配置を前記各実施の形態におけるとは逆に、突起10a,10b,10c,10dよりもブレーキドラム2の径方向外側とする。前記各実施の形態におけるように固定ピン11を突起10a,10b,10c,10dよりもブレーキドラム2の径方向内側に位置させる場合、固定ピン11の固設部がブレーキドラム2の径方向外方へ張り出すのを懸念する必要がないため、そのレイアウトが容易である。ところで図6に示す本実施の形態におけるように、固定ピン11を突起10a,10b,10c,10dよりもブレーキドラム2の径方向外側に位置させる場合、固定ピン11のレイアウト自由度が低下するものの、固定ピン11が1個のみであるため弊害になることはないし、たとえ固定ピン11の設置個所を限られたとしても、回動ブロック10の取り付け位置が変更になるだけで前記のレバー比(La/LdおよびLc/Lb)が制約を受けるようなことがないため、予定通りにデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能抑制効果を達成することができる。

0054

ちなみに図6(a)は非制動状態を示し、同図(b)は、ブレーキドラム2が図1にAで示す方向に回転する前進時の制動状態を示し、同図(c)は、ブレーキドラム2が図1にAで示すとは逆方向に回転する後進時の制動状態を示す。何れの回転方向における制動時も、図1図3につき前述したと同様の作用によりデュオサーボ型ドラムブレーキ装置の倍力機能抑制効果を達成することができるが、本実施の形態においては、固定ピン11を外側に配置することから突起10b,10dが前記各実施の形態におけるよりもブレーキドラム2の径方向内側位置においてブレーキシュー3,4に当接することとなり、ブレーキファクタBEFを図8にδで示すように更に小さなものにすることができる。

0055

図7は本発明の更に他の実施の形態を示し、本実施の形態においては、ブレーキライニング3c,4cの摩耗でブレーキドラム2の内周面とブレーキシュー3,4との間におけるシュー間隙が大きくなった時にこれを調整するためのシュー間隙調整ネジ15を、固定ピン11から遠い突起10b,10dの少なくとも一方(図面では突起10d)と置換させたものである。本実施の形態においては、ブレーキシュー3,4(ブレーキライニング3c,4c)の摩耗時にシュー間隙調整ネジ15の螺合位置を調整することでシュー間隙を正規の値にすることができる。

0056

しかし、この調整後は非制動状態において突起10cとブレーキシュー4との間に、当初はなかった隙間が発生するようになるため、図1にAで示すとは逆方向の回転が発生する後進時もシュー間隙調整ネジ15がブレーキシュー4に接し続けることとなり、当該後進時のブレーキファクタBEFは図8にεで特性を示すように上昇するが、後進時は制動頻度が前進時に較べて極端に低いので上記のごとく後進時にブレーキファクタBEFが大きくなってもこれが弊害になることはなく、むしろ小さな操作力で高い制動力が得られることから登坂路での停車時に大きな制動力を要求されるような場合に、小さな操作力で要求通りの大きな制動力を得ることができて好都合である。

図面の簡単な説明

0057

図1本発明の一実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を非制動時の状態で示す正面図である。
図2同実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を、図1のII-II線上で断面とした縦断側面図である。
図3同実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置のドラム回転伝達手段の作用説明図で、(a)は、ブレーキドラムが前進回転する時の作用説明図、(b)は、ブレーキドラムが後進回転する時の作用説明図である。
図4本発明の他の実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を示す、ドラム回転伝達手段の平面図である。
図5本発明の更に他の実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を示す、ドラム回転伝達手段の平面図である。
図6本発明の更に別の実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置のドラム回転伝達手段を示し、(a)は、非制動時の状態を示す平面図、(b)は、ブレーキドラムが前進回転する時の制動作用説明図、(c)は、ブレーキドラムが後進回転する時の制動作用説明図である。
図7本発明の更に他の実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置を示す、ドラム回転伝達手段の平面図である。
図8本発明の各実施の形態になるデュオサーボ型ドラムブレーキ装置のブレーキファクタに関する変化特性を、デュアルリーディング型ドラムブレーキ装置のそれと比較して示す特性線図である。

--

0058

1バックプレート
2ブレーキドラム
3ブレーキシュー
3d突起
3e 突起
4 ブレーキシュー
4d 突起
4e 突起
5 ブレーキシュー保持機構
6 ブレーキシュー保持機構
7アクチュエータ
8電動モータ
9モータ回転変換機構
10回動ブロック
10a 突起
10b 突起
10c 突起
10d 突起
11固定ピン
12ドラム回転伝達手段
13シューリターンスプリング
14 シューリターンスプリング
15シュー間隙調整ネジ

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