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技術 ゴムクローラの構造

出願人 株式会社ブリヂストン
発明者 杉原真吾松尾修一
出願日 2002年10月11日 (18年8ヶ月経過) 出願番号 2002-298640
公開日 2003年7月3日 (17年11ヶ月経過) 公開番号 2003-182661
状態 特許登録済
技術分野 自動車の製造ライン・無限軌道車両・トレーラ
主要キーワード オーバーラップ域 アイドラーホイール 内外周両側 コード部材 合成繊維コード ゴムクロ 耳切れ 外れ防止
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年7月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

本発明はゴムクローラの構造に関するものであり、更にいえば、内部に芯金埋設されていないいわゆる芯金レスクローラ耳切れの防止を目的としたゴムクローラ構造に係るものである。

解決手段

長尺ゴム弾性体の外周側にラグを、内周側に一定間隔をもってガイドを形成し、その長手方向にスチールコード列よりなる芯体を埋設した摩擦駆動型ゴムクローラであって、駆動ホイール或いはアイドラーホイール左右幅端に対応して長手方向に対して傾斜角度をもってコード部材を埋設したゴムクローラの構造。1‥ゴム弾性体、1a‥ゴムクローラの部、2‥ガイド、3‥ラグ、4‥スチールコード列(芯体)、5‥コード部材、10‥ゴムクローラ、20‥ホイール

概要

背景

ゴムクローラにおける従来の構造について言えば、内部に芯金埋設されている構造と芯金レス構造があり、摩擦駆動型ゴムクローラにあっては通常は芯金レスのゴムクローラが用いられている。かかる摩擦駆動型ゴムクローラは一般にゴムクローラの内周側に一定の間隔をもってガイドが形成され、これが駆動ホイール係合しあって、或いはこれを外れ防止ガイドとし、ゴムクローラの内周面摩擦抵抗を利用して駆動力が伝達される機構となっている。そして、芯体としてのスチールコード列がゴムクローラの長手方向に無端状に埋設された構造となっている。

図1はその例を示したものであり、ゴムクローラの幅方向の断面を示す。符号10は摩擦駆動型ゴムクローラであり、11はゴムクローラの基体をなす長尺ゴム弾性体で図面の表裏に渡って無端状をなしている。12はゴム弾性体11の内周面より突出したゴム弾性体よりなるガイドであり、13はゴム弾性体11の外周面側に形成したラグ、14はゴム弾性体11の長手方向に渡って埋設されたスチールコード列よりなる芯体である。尚、この他に補強コ−ドが埋設されることもあることは言うまでもない。

かかる摩擦駆動型ゴムクローラ10にあって、芯体14はゴムクローラ10に掛かる張力対抗する引張り補強材となるものであるが、駆動ホイール20や図示しないアイドラーホイール左右幅内或いはややその外側にまで埋設されるのが通例である。尚、図例にあっては、ホイールの左右幅に対してやや外側にまで埋設された例を示している。

概要

本発明はゴムクローラの構造に関するものであり、更にいえば、内部に芯金が埋設されていないいわゆる芯金レスクローラ耳切れの防止を目的としたゴムクローラ構造に係るものである。

長尺のゴム弾性体の外周側にラグを、内周側に一定間隔をもってガイドを形成し、その長手方向にスチールコード列よりなる芯体を埋設した摩擦駆動型ゴムクローラであって、駆動ホイール或いはアイドラーホイールの左右幅端に対応して長手方向に対して傾斜角度をもってコード部材を埋設したゴムクローラの構造。1‥ゴム弾性体、1a‥ゴムクローラの部、2‥ガイド、3‥ラグ、4‥スチールコード列(芯体)、5‥コード部材、10‥ゴムクローラ、20‥ホイール。

目的

しかるに、この種のゴムクローラにあっては、旋回時にホイールの左右幅よりも外側のゴムクローラ部位11aが外側(接地側)巻き込まれることが繰り返され(点線で示す)、更に、走行中におけるホイ−ル20や転輪から伝わる荷重による撓みが繰り返されるため(矢印a部分)、ゴムクローラ端部のいわゆる耳切れ(矢印aの部分)が発生していた。本発明はかかる耳切れの防止を目的としたゴムクローラを提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

長尺ゴム弾性体の外周側にラグを、内周側に一定間隔をもってガイドを形成し、その長手方向にスチールコード列よりなる芯体埋設した摩擦駆動型ゴムクローラであって、駆動ホイール或いはアイドラーホイール左右幅端に対応して長手方向に対して傾斜角度をもってコード部材を埋設したことを特徴とするゴムクローラの構造。

請求項2

コード部材がホイールに対応する部位から左右幅端を越えて外側にまで埋設された請求項1記載のゴムクローラの構造。

請求項3

コード部材がホイールの左右幅端の内側1〜5cmから左右幅端の外側1〜5cmまで埋設された請求項1記載のゴムクローラの構造。

請求項4

芯体がホイールに対応する部位から左右幅端を越えて外側にまで埋設された請求項1記載のゴムクローラの構造。

請求項5

芯体がホイールに対応する部位のみに埋設された請求項1記載のゴムクローラの構造。

請求項6

コード部材が芯体の左右端にてオーバーラップして埋設された請求項1記載のゴムクローラの構造。

請求項7

コード部材が芯体の左右端の内周側に位置して埋設された請求項6記載のゴムクローラの構造。

請求項8

コード部材が芯体の左右端の外周側に位置して埋設された請求項6記載のゴムクローラの構造。

請求項9

コード部材が芯体の左右端を内周側及び外周側より挟んで埋設された請求項6記載のゴムクローラの構造。

請求項10

コード部材が合成繊維コードである請求項1記載のゴムクローラの構造。

請求項11

コード部材が金属繊維コードである請求項1記載のゴムクローラの構造。

技術分野

0001

本発明はゴムクローラの構造に関するものであり、更にいえば、内部に芯金埋設されていないいわゆる芯金レスクローラの構造に係るものである。

背景技術

0002

ゴムクローラにおける従来の構造について言えば、内部に芯金が埋設されている構造と芯金レス構造があり、摩擦駆動型ゴムクローラにあっては通常は芯金レスのゴムクローラが用いられている。かかる摩擦駆動型ゴムクローラは一般にゴムクローラの内周側に一定の間隔をもってガイドが形成され、これが駆動ホイール係合しあって、或いはこれを外れ防止ガイドとし、ゴムクローラの内周面摩擦抵抗を利用して駆動力が伝達される機構となっている。そして、芯体としてのスチールコード列がゴムクローラの長手方向に無端状に埋設された構造となっている。

0003

図1はその例を示したものであり、ゴムクローラの幅方向の断面を示す。符号10は摩擦駆動型ゴムクローラであり、11はゴムクローラの基体をなす長尺ゴム弾性体で図面の表裏に渡って無端状をなしている。12はゴム弾性体11の内周面より突出したゴム弾性体よりなるガイドであり、13はゴム弾性体11の外周面側に形成したラグ、14はゴム弾性体11の長手方向に渡って埋設されたスチールコード列よりなる芯体である。尚、この他に補強コ−ドが埋設されることもあることは言うまでもない。

0004

かかる摩擦駆動型ゴムクローラ10にあって、芯体14はゴムクローラ10に掛かる張力対抗する引張り補強材となるものであるが、駆動ホイール20や図示しないアイドラーホイール左右幅内或いはややその外側にまで埋設されるのが通例である。尚、図例にあっては、ホイールの左右幅に対してやや外側にまで埋設された例を示している。

発明が解決しようとする課題

0005

しかるに、この種のゴムクローラにあっては、旋回時にホイールの左右幅よりも外側のゴムクローラ部位11aが外側(接地側)巻き込まれることが繰り返され(点線で示す)、更に、走行中におけるホイ−ル20や転輪から伝わる荷重による撓みが繰り返されるため(矢印a部分)、ゴムクローラ端部のいわゆる耳切れ(矢印aの部分)が発生していた。本発明はかかる耳切れの防止を目的としたゴムクローラを提供するものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の要旨は、長尺のゴム弾性体の外周側にラグを、内周側に一定間隔をもってガイドを形成し、その長手方向にスチールコード列よりなる芯体を埋設した摩擦駆動型ゴムクローラであって、駆動ホイール或いはアイドラーホイールの左右幅端に対応して長手方向に対して傾斜角度(0度を含む)をもってコード部材を埋設したことを特徴とするゴムクローラの構造であって、具体的には、コード部材がホイールに対応する部位からその左右幅端を越えて外側にまで埋設されたゴムクローラの構造にかかるものである。

発明を実施するための最良の形態

0007

本発明のゴムクローラは上記した構造であって、埋設されるコード部材はゴムクローラの全域に渡って埋設されるものではなく、ホイールの左右幅端のみに渡って1層場合によっては複数層のコード部材が無端状に埋め込まれるものであり、通常はゴムクローラの大きさにもよるが、ホイールの左右幅端の内側1〜5cmから左右幅端の外側1〜5cmまで埋設されるものである。特徴的には効果を発現するための限界は夫々1〜2cm程度は欲しいところである。そして、このコード部材は埋設された芯体との関係が重要であり、芯体はホイールに対応する部位のみに埋設されるか、これから左右幅端を越えて外側にまで埋設されるが、コード部材はこの芯体の左右端にてオーバーラップして埋設されることとなる。このオーバーラップ域は1〜5cm程度である。芯体との関係について更に言えば、芯体の左右端の内周側に位置させてもよく、外周側に位置させるものであってもよい。勿論、場合によっては内外周両側にコード部材を埋設するものであってもよい。コード部材について言えば、ナイロンテトロン等の合成繊維コード、或いは金属繊維コードが用いられる。

0008

本発明のゴムクローラにあってはいわゆる部の剛性アップさせて耳切れの発生を抑えるもので、走行中に耳が巻き込まれる傾向が繰り返され、かつこの部位に歪みが集中した場合であっても、このゴムの折れ曲がり部位に対応したコード部材が埋設されているため、ゴムにかかる歪みの集中が緩和され、耳切れの発生が阻止されることとなる。コード部材の埋設はゴムクローラの全域に渡ってなされる必要はなく、折れ曲がり部位のみに埋設されれば十分である。ゴムクローラの全域に渡って埋設された場合にはゴムクローラ全体の巻き掛け抵抗が増加しエネルギーのロスに繋がることとなるが、本発明にあってはそのような欠点は見られないという特徴がある。

0009

埋設されるコード部材は芯体に対して左右端でオーバーラップされているのが好ましく、特に内周側に位置して埋設された場合には例え耳切れが生じた場合でも芯体にまで亀裂がすぐには到達せず、ゴムクローラとしての寿命はそれだけ長くなることとなる。かかるコード部材の芯体に対する傾斜角度は0〜90度、好ましくは20〜80度、更に好ましくは40〜70度程度である。

0010

以下、実施例をもって本発明のゴムクローラを詳細に説明する。図2は本発明のゴムクローラ10の第1例を示す幅方向の断面図であり、図3の右側は芯体とコ−ド部材との関係を示す平面図である。図中、符号1は紙面の表裏に無端状に伸びるゴム弾性体であって、2は内周側の中央に一定のピッチをもって形成されたガイド、3は外周側に形成されたラグである。これらはいずれもゴム弾性体1と一体に形成されている。4はゴム弾性体1の幅方向に列状をなして埋設されたスチールコード列よりなる芯体であって、この例ではホイール20の左右幅とほぼ同じ幅をもってゴム弾性体1中に埋設されている。

0011

さて、符号5はコード部材であって、芯体4に対してその左右端部に4cmオーバーラップして内周側に埋設されたスチルコ−ドであり、線径0.5〜1mmのよりコ−ドである。その傾斜角度θは約60度である。尚、傾斜角度θは0度を含むものであり、図3の左側はその平面図である。そして、ホイール20の左右幅よりも約2cm外側の耳部1aにまで埋設されたものである。尚、コ−ドが埋設される深さhは、芯体4の埋設深さHに対し、0.5H以下とするのがよい。

0012

さて、本発明によるゴムクロ−ラが駆動ホイール20に巻き掛けされ旋回に供された際には、ゴムクローラの耳部1aは外周側に巻き込まれる傾向は、かかる部位にコード部材5が埋設されているために極めて低減され、その部位の耳切れの発生は抑えられ、ゴムクローラの巻き掛け抵抗もそれほど大きくはならないという特徴がある。尚、コード部材5はこの耳部1aの折り曲げ部位に埋設されることによってその効果は発揮できることとなるが、埋設される芯体4との関係を上記の関係に保つことによって特にその効果がもたらされるものであることは言うまでもない。

0013

図4は本発明の第2実施例であって、実施例1との違いは芯体4の配列がホイール20の左右幅よりもやや外側にまで広げて埋設した点である。この場合にも、コード部材5はホイール20の左右端よりも外側に至るまで埋設されるものであり、図例のように芯体の左右端と合わせるか、これよりも更に外側に至るまでの幅で埋設されるのがよい。

発明の効果

0014

本発明はゴムクローラの芯体に対して更に耳部にコード部材を埋設したものであって、旋回時の耳部の巻き込みや転輪等からの歪みの集中によって生じる耳切れの発生を阻止したものであり、その実用的価値は極めて高い。

図面の簡単な説明

0015

図1図1は従来のゴムクローラの幅方向の断面図である。
図2図2は本発明のゴムクローラの第1例を示す幅方向の断面図である。
図3図3はゴムクローラの芯体とコ−ドとの関係を示す平面図である。
図4図4は本発明のゴムクローラの第2例を示す幅方向の断面図である。

--

0016

1‥ゴム弾性体、
1a‥ゴムクローラの耳部、
2‥ガイド、
3‥ラグ、
4‥スチールコード列(芯体)、
5‥コード部材、
10‥ゴムクローラ、
20‥ホイール。

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