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技術 自動車の販売支援方法、販売支援システム及び販売支援プログラム

出願人 マツダ株式会社
発明者 高岡啓喜
出願日 2002年7月26日 (18年5ヶ月経過) 出願番号 2002-218763
公開日 2003年6月20日 (17年6ヶ月経過) 公開番号 2003-173416
状態 拒絶査定
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 仕様選定 起動要求データ 選定操作 装着解除 車両保管場所 製造状況 保有台数 選定作業
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年6月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

顧客がオンライン仕様を選択して車両を購入した場合に、購入後においてもその選択した仕様が分かるようにする。

解決手段

車両メーカ側サーバ1、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11は、顧客の車両購入契約を受けてその車両の仕様を、当該車両を特定する車両識別情報対応付け契約済情報DB36に記憶するとともに、その後、所定時期に上記購入契約に係る車両の仕様を証明する証明書発行する。また、上記購入契約に係る車両の仕様確認要求識別情報とをオンライン上のユーザ端末5から受信して、契約済情報DB36から上記車両の仕様情報を選択し、これを上記ユーザ端末5に送信して、表示させる。

概要

背景

従来より、例えば特開平5−274326号公報に示されているように、計算機システム上で、販売対象物カタログ情報マルチメディア情報の形態に電子化して蓄積しておき、その販売対象物に、色、柄、オプション部品等のバリエーションが有る場合に、顧客がメニューを選択してカスタマイズすると共に、そのときの販売対象物の外観映像化することによって購入支援情報を顧客に提供するようにすることが知られている。また、そのように選択されカスタマイズされた販売対象物について、オンラインで価格の見積り等を行って、顧客をその販売対象物の購入へと導くようにすることも知られている。

概要

顧客がオンラインで仕様を選択して車両を購入した場合に、購入後においてもその選択した仕様が分かるようにする。

車両メーカ側サーバ1、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11は、顧客の車両購入契約を受けてその車両の仕様を、当該車両を特定する車両識別情報対応付け契約済情報DB36に記憶するとともに、その後、所定時期に上記購入契約に係る車両の仕様を証明する証明書発行する。また、上記購入契約に係る車両の仕様確認要求識別情報とをオンライン上のユーザ端末5から受信して、契約済情報DB36から上記車両の仕様情報を選択し、これを上記ユーザ端末5に送信して、表示させる。

目的

本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客がオンラインで仕様を選択して自動車を購入した場合に、購入後においてもその選択した仕様が分かるようにして、上記のような問題の発生を防止し、もって市場混乱極小化することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

自動車購入希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売オンライン上で支援する販売支援方法であって、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報対応付け契約仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記顧客による上記自動車の購入契約後、所定の時期に上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様データの中から上記識別情報に係る自動車のものを選択して、当該自動車の仕様を証明する証明書発行する証明書発行ステップとを含むことを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項2

請求項1記載の自動車の販売支援方法において、証明書発行ステップで発行される証明書は、車検証保証書及び車両本体の少なくとも1つに記載されるものであることを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項3

自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援方法であって、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とをオンライン上の端末から受信して、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものを選択する契約済仕様選択ステップと、上記契約済仕様選択ステップで選択した自動車の仕様を上記端末に送信して、表示させる仕様送信表示ステップとを含むことを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項4

請求項3記載の自動車の販売支援方法において、自動車の識別情報は、車体番号又はナンバープレート番号であることを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項5

請求項3記載の自動車の販売支援方法において、顧客による自動車の購入契約後に、オンライン上の端末から証明書発行要求を受信して、上記購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップをさらに含むことを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項6

請求項3記載の自動車の販売支援方法において、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを準備しておき、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、上記購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとをさらに含み、上記購入導きステップでは、上記端末から上記顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させる一方、上記仕様送信表示ステップでは、上記顧客を特定する情報を受信していなくても、自動車の契約済仕様を端末に送信して表示させることを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項7

請求項3記載の自動車の販売支援方法において、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを準備しておいて、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、上記購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとをさらに含み、上記購入導きステップでは、上記顧客による選択仕様とこの仕様の自動車の見積価格情報とを端末に表示させる一方、上記仕様送信表示ステップでは、上記見積価格情報は端末に表示させないことを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項8

請求項3記載の自動車の販売支援方法において、仕様送信表示ステップでは、契約済仕様選択ステップにて選択した自動車の契約済仕様をオンライン上の端末に送信して表示させると共に、その自動車と最も仕様の近いカタログモデル名称と、このカタログモデルとの間の仕様差とを端末に送信して表示させることを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項9

請求項8記載の自動車の販売支援方法において、仕様送信表示ステップでは、カタログモデルの名称と共にその中古車市場における標準価格を端末に送信して表示させることを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項10

請求項3記載の自動車の販売支援方法において、自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信して、その仕様変更情報の中に所定のパスワードが含まれていることを条件として、データベースに記憶されている当該自動車の契約済仕様を変更する契約済仕様変更ステップをさらに含むことを特徴とする自動車の販売支援方法。

請求項11

自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援システムであって、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとして記憶するデータベースと、上記顧客による上記自動車の購入契約後、所定の時期に上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様データの中から上記識別情報に係る自動車のものを選択して、当該自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行手段とを備えていることを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項12

自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援システムであって、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとして記憶するデータベースと、上記自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とをオンライン上の端末から受信して、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものを選択する契約済仕様選択手段と、上記契約済仕様選択手段により選択された自動車の仕様を上記端末に送信して、表示させる仕様送信表示手段とを備えていることを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項13

請求項12記載の自動車の販売支援システムにおいて、顧客による自動車の購入契約後に、オンライン上の端末から証明書発行要求を受信して、上記購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行手段を備えていることを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項14

請求項12記載の自動車の販売支援システムにおいて、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースと、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択手段と、上記購入支援情報選択手段により選択された購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信手段と、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導き手段とを備え、上記購入導き手段を、上記端末から上記顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させるように構成する一方、上記仕様送信表示手段は、上記顧客を特定する情報を受信していなくても、自動車の契約済仕様を端末に送信して表示させるように構成したことを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項15

請求項12記載の自動車の販売支援システムにおいて、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースと、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択手段と、上記購入支援情報選択手段により選択された購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信手段と、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導き手段とを備え、上記購入導き手段を、上記顧客による選択仕様とこの仕様の自動車の見積価格情報とを端末に表示させるように構成する一方、上記仕様送信表示手段は、上記見積価格情報を端末に表示させないように構成したことを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項16

請求項12記載の自動車の販売支援システムにおいて、仕様送信表示手段は、契約済仕様選択手段により選択された自動車の契約済仕様をオンライン上の端末に送信して表示させると共に、その自動車と最も仕様の近いカタログモデルの名称と、このカタログモデルとの間の仕様差とを端末に送信して表示させるように構成されていることを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項17

請求項12記載の自動車の販売支援システムにおいて、仕様送信表示手段は、カタログモデルの名称と共にその中古車市場における標準価格を端末に送信して表示させるように構成されていることを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項18

請求項12記載の自動車の販売支援システムにおいて、自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信して、その仕様変更情報の中に所定のパスワードが含まれていることを条件として、データベースに記憶されている当該自動車の契約済仕様を変更する契約済仕様変更手段を備えることを特徴とする自動車の販売支援システム。

請求項19

自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援システムの制御プログラムであって、上記販売支援システムにおいて、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記顧客による上記自動車の購入契約後、所定の時期に上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様データの中から上記識別情報に係る自動車のものを選択して、当該自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップとをを実行させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム

請求項20

自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援システムの制御プログラムであって、上記販売支援システムにおいて、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とをオンライン上の端末から受信して、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものを選択する契約済仕様選択ステップと、上記契約済仕様選択ステップで選択した自動車の仕様を上記端末に送信して、表示させる仕様送信表示ステップとを実行させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

請求項21

請求項20記載の自動車の販売支援プログラムにおいて、販売支援システムにおいて、顧客による自動車の購入契約後に、オンライン上の端末から証明書発行要求を受信して、上記購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップを実行させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

請求項22

請求項20記載の自動車の販売支援プログラムにおいて、販売支援システムには、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを備え、上記販売支援システムにおいて、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、上記購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとを実行させるとともに、上記購入導きステップでは、上記端末から上記顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させる一方、上記仕様送信表示ステップでは、上記顧客を特定する情報を受信していなくても、自動車の契約済仕様を端末に送信して表示させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

請求項23

請求項20記載の自動車の販売支援プログラムにおいて、販売支援システムには、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを備え、上記販売支援システムにおいて、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、上記購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとを実行させるとともに、上記購入導きステップでは、上記顧客による選択仕様とこの仕様の自動車の見積価格情報とを端末に表示させる一方、上記仕様送信表示ステップでは、上記見積価格情報は端末に表示させないことを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

請求項24

請求項20記載の自動車の販売支援プログラムにおいて、仕様送信表示ステップでは、契約済仕様選択ステップにて選択した自動車の契約済仕様をオンライン上の端末に送信して表示させると共に、その自動車と最も仕様の近いカタログモデルの名称と、このカタログモデルとの間の仕様差とを端末に送信して表示させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

請求項25

請求項20記載の自動車の販売支援プログラムにおいて、仕様送信表示ステップでは、カタログモデルの名称と共にその中古車市場における標準価格を端末に送信して表示させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

請求項26

請求項20記載の自動車の販売支援プログラムにおいて、販売支援システムにおいて、自動車の購入契約後に該購入契約に係る自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信して、その仕様変更情報の中に所定のパスワードが含まれていることを条件として、データベースに記憶されている当該自動車の契約済仕様を変更する契約済仕様変更ステップを実行させることを特徴とする自動車の販売支援プログラム。

技術分野

0001

本発明は、自動車販売支援方法販売支援システム及び販売支援プログラムに関し、特に、通信回線を介して顧客により選択された顧客選択仕様に係る自動車の購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売オンライン上で支援するようにした販売支援システム等の技術分野に属する。

背景技術

0002

従来より、例えば特開平5−274326号公報に示されているように、計算機システム上で、販売対象物カタログ情報マルチメディア情報の形態に電子化して蓄積しておき、その販売対象物に、色、柄、オプション部品等のバリエーションが有る場合に、顧客がメニューを選択してカスタマイズすると共に、そのときの販売対象物の外観映像化することによって購入支援情報を顧客に提供するようにすることが知られている。また、そのように選択されカスタマイズされた販売対象物について、オンラインで価格の見積り等を行って、顧客をその販売対象物の購入へと導くようにすることも知られている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記のように顧客がオンラインで仕様を選択してカスタマイズするようにした場合には、通常、選択可能な項目数が膨大となり、このため、顧客が選択した仕様を有する販売対象物を購入した後において、どのような仕様であるかが分からなくなる可能性がある。特に外見で判断できない項目について詳細が分からなくなって、その販売対象物の修理時や検査時、再販売時に問題が生じる虞れがある。

0004

より具体的に、販売対象が自動車である場合、通常、カタログに記載されているカタログモデルの仕様は多くても10種類程度であり、例えば「タイプR」という仕様の自動車については、その「タイプR」という名称でもってその仕様の概略を容易に把握することができる。それ故、その「タイプR」仕様の自動車を中古車として中古車販売業車或いはオークション等によって販売する場合には、その「タイプR」という名称でもって自動車の仕様を表現することができ、適正な価格設定も容易に行える。

0005

これに対し、本願発明のように顧客がオンライン上で自動車の仕様を選択するようにした場合は、選択可能な仕様の数が非常に多くなるので、それらをひっくるめて「カスタマイズ仕様」としてしか表現することができない。このため、同じ「カスタマイズ仕様」といっても、その中には走行性能を向上させる仕様項目を多数、選択したものや、或いは乗員の安全性能を向上させる仕様項目を多数、選択したものが混在することになり、個々の仕様を把握することができない。

0006

また、「カスタマイズ仕様」の中には、高価なオプションを多数、選択した高価格の仕様や、反対にオプションを殆ど選択しない低価格の仕様も混在することになり、この「カスタマイズ仕様」の自動車を中古車として再販するときには、適正な価格を設定することが極めて困難である。

0007

本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客がオンラインで仕様を選択して自動車を購入した場合に、購入後においてもその選択した仕様が分かるようにして、上記のような問題の発生を防止し、もって市場混乱極小化することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、この発明では、顧客による自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書発行するか、又は、オンライン上の端末から送信された購入契約に係る自動車の識別情報を受けて、該自動車の仕様を、該識別情報を送信した端末に送信して表示させるようにした。

0009

具体的には、請求項1の発明では、自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援方法を対象とする。

0010

そして、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付け契約仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記顧客による上記自動車の購入契約後、所定の時期に上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様データの中から上記識別情報に係る自動車のものを選択して、当該自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップとを含むものとする。

0011

こうすることで、顧客が自動車の購入契約を行うと、該契約に係る自動車の仕様がその自動車を特定する識別情報と対応付けてデータベースに記憶され、その後、然るべき時期になると、上記自動車の仕様を証明する証明書が発行される。したがって、顧客は、購入後において自動車の仕様を確認することができると共に、その自動車の修理時や検査時等においてその仕様を証明する必要が生じたときに、確実にかつ容易に証明することができる。

0012

請求項2の発明では、請求項1の発明において、証明書発行ステップで発行される証明書を、車検証保証書及び車両本体の少なくとも1つに記載するものとする。こうすれば、証明書は車検証等と一緒に見ることが多いので、利便性が向上すると共に、証明書を紛失する可能性が少なくなる。

0013

請求項3の発明では、自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援方法を対象とする。

0014

そして、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とをオンライン上の端末から受信して、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものを選択する契約済仕様選択ステップと、この契約済仕様選択ステップで選択した自動車の仕様を上記端末に送信して、表示させる仕様送信表示ステップとを含むものとする。

0015

このことにより、請求項1の発明と同様に、顧客が自動車の購入契約を行うと、該契約に係る自動車の仕様がその自動車を特定する識別情報と対応付けてデータベースに記憶される。その後、上記購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とがオンライン上の端末から送信されて来ると、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものが選択され、該自動車の仕様が、上記端末に送信されて表示される。したがって、購入契約に係る自動車の仕様が分からなくなっても、その仕様をいつでもオンライン上の端末に表示させることができるので、請求項1の発明と同様に購入後においてもその仕様を確認することができる。

0016

請求項4の発明では、請求項3の発明において、自動車の識別情報を車体番号又はナンバープレート番号とする。こうすることで、自動車を容易に識別することができると共に、識別情報が分からなくなるという問題が生じることもない。

0017

請求項5の発明では、請求項3の発明において、顧客による自動車の購入契約後にオンライン上の端末から証明書発行要求を受信して、上記購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップをさらに含むものとする。

0018

こうすれば、オンライン上の端末で仕様を確認した後に所定操作を行うと、証明書が発行されるので、購入した自動車の修理時や検査時等においてその仕様を証明する必要が生じたときに、確実にかつ容易に証明することができる。

0019

請求項6の発明では、請求項3の発明において、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを準備しておく。そして、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、この購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとをさらに含み、上記購入導きステップでは、上記端末から上記顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させる一方、仕様送信表示ステップでは、上記顧客を特定する情報を受信していなくても、自動車の契約済仕様を端末に送信して表示させるようにする。

0020

このことにより、まず、自動車の購入前に顧客がオンライン上の端末から自動車の仕様を選択すると、この仕様(顧客選択仕様)の情報が通信回線を介して受信され、予め準備したデータベースの購入支援情報の中から当該顧客選択仕様に係るものが選択されて、上記端末に送信される。これにより、顧客は、自ら選択した仕様の自動車の映像化された外観等を確認することができる。

0021

また、上記顧客が仕様の入力後に所定操作を行うと、その操作に対応する信号が通信回線を介して受信され、これに応じて見積価格情報の提供や商談の受付け等が行われて、顧客が自動車の購入へと導かれる(購入導きステップ)。その際、上記端末から顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させるようにすれば、顧客の選択した仕様が当該顧客以外の第三者に知られることを防止できる。

0022

一方、自動車の購入契約後にオンライン上の端末から自動車の仕様確認要求と識別情報とを受信したときには、上述したように、当該契約に係る自動車の契約済仕様を上記端末に送信して、表示させるのであるが(仕様送信ステップ)、このときには上記顧客の特定情報を受信していなくても、自動車の仕様を端末に送信して表示させるようにする。こうすることで、購入契約後において例えば当該顧客が購入契約に係る自動車を中古車業者譲渡したり、或いは修理業者に修理を依頼したりするときに、その中古車業者や修理業者が当該自動車の仕様を容易に確認することもできるので、利便性が向上する。

0023

請求項7の発明では、請求項3の発明において、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを準備しておく。そして、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、この購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとをさらに含み、上記購入導きステップでは、上記顧客による選択仕様とこの仕様の自動車の見積価格情報とを端末に表示させる一方、仕様送信表示ステップでは、上記見積価格情報は端末に表示させないようにする。

0024

このことにより、まず、請求項6の発明と同様に、顧客は、自動車の購入前にオンライン上の端末で自らが仕様を選択した自動車の映像化された外観等を確認することができる。また、上記顧客に対して、見積価格等、購入を検討する際に必要な情報を提供し、或いは商談の受付け等を行って、当該顧客を自動車の購入へと導くことができる(購入導きステップ)。

0025

一方、自動車の購入契約後にオンライン上の端末から自動車の仕様確認要求と識別情報とを受信したときには、上述したように、当該契約に係る自動車の契約済仕様を上記端末に送信して、表示させるのであるが(仕様送信ステップ)、このときには上記見積価格情報は端末に表示させない。こうすることで、第三者が車両の仕様を閲覧可能な購入契約後においては、オンライン上の端末に見積価格情報が表示されないので、見積価格が第三者に知られることはない。

0026

請求項8の発明では、請求項3の発明において、仕様送信表示ステップでは、契約済仕様選択ステップにて選択した自動車の契約済仕様をオンライン上の端末に送信して表示させると共に、その自動車と最も仕様の近いカタログモデルの名称、及びこのカタログモデルとの間の仕様差を端末に送信して表示させるようにする。

0027

こうすることで、自動車の仕様を個々の仕様項目毎に一つずつ確認しなくても、既存のカタログモデルの仕様と対比して、例えば、「タイプR」仕様に対してさらにエンジンチューンを施す一方、エアスポイラーを削除したもの、というように容易に仕様を把握することができ、利便性が向上する。

0028

請求項9の発明では、請求項8の発明において、仕様送信表示ステップでは、カタログモデルの名称と共にその中古車市場における標準価格を端末に送信して表示させるようにする。こうすれば、自動車を中古車として再販するときの価格を、当該自動車と最も仕様の近いカタログモデルの標準的な価格及び仕様差に基づいて、容易にかつ適正に設定することができる。

0029

請求項10の発明では、請求項3の発明において、自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信して、その仕様変更情報の中に所定のパスワードが含まれていることを条件として、データベースに記憶されている当該自動車の契約済仕様を変更する契約済仕様変更ステップをさらに含むものとする。

0030

このことにより、顧客が購入した自動車に後からオプションを追加して、その仕様を変更した場合にも、その自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信すれば、データベースに記憶している当該自動車の契約済仕様を変更することで、契約済仕様データを実車の仕様に合った正確なデータに更新することができる。しかも、そのデータの更新は、上記仕様変更情報の中に例えばオプションを販売する業者のパスワードが含まれていることを条件として行われるから、不正なデータ更新の行われることを防止できる。

0031

次に、請求項11の発明は、自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援システムを前提とする。

0032

そして、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとして記憶するデータベースと、上記顧客による上記自動車の購入契約後、所定の時期に上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様データの中から上記識別情報に係る自動車のものを選択して、当該自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行手段とを備えるものとする。

0033

この発明に係る販売支援システムによれば、請求項1の発明に係る販売支援方法を実行して、これによる作用効果を得ることができる。

0034

請求項12の発明は、請求項11の発明と同じ自動車の販売支援システムを前提とし、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとして記憶するデータベースと、上記自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とをオンライン上の端末から受信して、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものを選択する契約済仕様選択手段と、この契約済仕様選択手段により選択された自動車の仕様を上記端末に送信して、表示させる仕様送信表示手段とを備えるものとする。

0035

この発明に係る販売支援システムによれば、請求項3の発明に係る販売支援方法を実行して、これによる作用効果を得ることができる。

0036

請求項13の発明では、請求項12の発明ににおいて、顧客による自動車の購入契約後に、オンライン上の端末から証明書発行要求を受信して、上記購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行手段を備えるものとする。この発明によれば、請求項5の発明と同じ作用効果が得られる。

0037

請求項14の発明では、請求項12の発明において、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースと、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択手段と、この購入支援情報選択手段により選択された購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信手段と、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導き手段とを備えるものとし、その上で、上記購入導き手段を、上記端末から上記顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させるものとし、一方、上記仕様送信表示手段は、上記顧客を特定する情報を受信していなくても、自動車の契約済仕様を端末に送信して表示させるものとする。

0038

このことで、請求項6の発明と同じ作用効果が得られる。

0039

請求項15の発明では、請求項12の発明において、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースと、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択手段と、この購入支援情報選択手段により選択された購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信手段と、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導き手段とを備えるものとし、その上で、上記購入導き手段を、上記顧客による選択仕様とこの仕様の自動車の見積価格情報とを端末に表示させるものとし、一方、上記仕様送信表示手段は、上記見積価格情報を端末に表示させないものとする。

0040

このことで、請求項7の発明と同じ作用効果が得られる。

0041

請求項16の発明では、請求項12の発明において、仕様送信表示手段は、契約済仕様選択手段により選択された自動車の契約済仕様をオンライン上の端末に送信して表示させると共に、その自動車と最も仕様の近いカタログモデルの名称と、このカタログモデルとの間の仕様差とを端末に送信して表示させるものとする。このことで、請求項8の発明と同じ作用効果が得られる。

0042

請求項17の発明では、請求項12の発明において、仕様送信表示手段は、カタログモデルの名称と共にその中古車市場における標準価格を端末に送信して表示させるものとする。このことで、請求項9の発明と同じ作用効果が得られる。

0043

請求項18の発明では、請求項12の発明において、自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信して、その仕様変更情報の中に所定のパスワードが含まれていることを条件として、データベースに記憶されている当該自動車の契約済仕様を変更する契約済仕様変更手段を備える。このことで、請求項10の発明と同じ作用効果が得られる。

0044

次に、請求項19の発明は、自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して、当該自動車の複数の仕様項目についてそれぞれ好みのものを選定することで、当該自動車の仕様を選択可能とすると共に、この選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することにより、自動車の販売をオンライン上で支援する販売支援システムの制御プログラムを前提とする。

0045

そして、上記プログラムにより、上記販売支援システムにおいて、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記顧客による上記自動車の購入契約後、所定の時期に上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様データの中から上記識別情報に係る自動車のものを選択して、当該自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップとをを実行させるものとする。

0046

この発明に係る販売支援プログラムによれば、請求項11の発明と同じく、請求項1の発明に係る販売支援方法を実行して、これによる作用効果を得ることができる。

0047

請求項20の発明は、上記請求項19の発明と同じ販売支援システムの制御プログラムを前提とし、その販売支援システムにおいて、少なくとも上記顧客による仕様の選択を受付けた後に購入契約に至った自動車の仕様を、その自動車を特定する識別情報と対応付けて契約済仕様データとしてデータベースに記憶する契約済仕様記憶ステップと、上記自動車の購入契約後に、該購入契約に係る自動車の仕様確認要求と識別情報とをオンライン上の端末から受信して、上記データベースに記憶されている自動車の契約済仕様の中から上記識別情報に係る自動車のものを選択する契約済仕様選択ステップと、この契約済仕様選択ステップで選択した自動車の仕様を上記端末に送信して、表示させる仕様送信表示ステップとを実行させるものとする。

0048

この発明に係る販売支援プログラムによれば、請求項12の発明と同様に、請求項3の発明に係る販売支援方法を実行して、これによる作用効果を得ることができる。

0049

請求項21の発明では、請求項20の発明に係る販売支援システムにおいて、顧客による自動車の購入契約後に、オンライン上の端末から証明書発行要求を受信して、上記購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行ステップを実行させるものとする。この発明によれば、請求項5の発明と同じ作用効果を得ることができる。

0050

請求項22の発明では、請求項20の発明において、販売支援システムには、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを備え、その販売支援システムにおいて、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、この購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとを実行させるとともに、この購入導きステップでは、上記端末から上記顧客を特定する情報を受信したときにのみ、当該顧客による選択仕様を上記端末に表示させる一方、仕様送信表示ステップでは、上記顧客を特定する情報を受信していなくても、自動車の契約済仕様を端末に送信して表示させるものとする。この発明により、請求項6の発明と同じ作用効果を得ることができる。

0051

請求項23の発明では、請求項20の発明において、販売支援システムには、自動車の購入を希望する顧客によって選択可能な複数の仕様に対応させて予め自動車の購入支援情報を記憶したデータベースを備え、その販売支援システムにおいて、上記顧客が選択した自動車の仕様をオンライン上の端末から受信して、この仕様に対応する自動車の購入支援情報を上記データベースから選択する購入支援情報選択ステップと、この購入支援情報選択ステップで選択した購入支援情報を上記端末に送信する購入支援情報送信ステップと、上記顧客が上記端末において所定の操作を行ったときにこの端末から発信される操作信号を受信して、上記顧客をその選択した仕様に係る自動車の購入へと導く購入導きステップとを実行させるとともに、この購入導きステップでは、上記顧客による選択仕様とこの仕様の自動車の見積価格情報とを端末に表示させる一方、仕様送信表示ステップでは、上記見積価格情報は端末に表示させないものとする。この発明により、請求項7の発明と同じ作用効果を得ることができる。

0052

請求項24の発明では、請求項20の発明において、仕様送信表示ステップでは、契約済仕様選択ステップにて選択した自動車の契約済仕様をオンライン上の端末に送信して表示させると共に、その自動車と最も仕様の近いカタログモデルの名称と、このカタログモデルとの間の仕様差とを端末に送信して表示させるものとする。この発明によれば、請求項8の発明と同じ作用効果を得ることができる。

0053

請求項25の発明では、請求項20の発明において、仕様送信表示ステップでは、カタログモデルの名称と共にその中古車市場における標準価格を端末に送信して表示させるものとする。この発明によれば、請求項9の発明と同じ作用効果を得ることができる。

0054

請求項26の発明では、請求項20の発明に係る販売支援システムにおいて、自動車の購入契約後に該購入契約に係る自動車の識別情報と仕様変更情報とをオンライン上の端末から受信して、その仕様変更情報の中に所定のパスワードが含まれていることを条件として、データベースに記憶されている当該自動車の契約済仕様を変更する契約済仕様変更ステップを実行させるものとする。この発明によれば、請求項10の発明と同じ作用効果を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0055

以下、本発明に係る販売支援方法等を、自動車の見積発注システム(販売支援システム)に適用した実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。

0056

本実施形態においては、本システムを利用して、所定の仕様・装備を備える標準仕様車ベース仕様車)を基本として、所定の複数項目についてユーザ(以下、顧客ともいう)自身によって所望の仕様選定がなされた車両を個別仕様車と呼ぶ。つまり、販売対象物である自動車には、上記複数項目の組み合わせの数だけ異なる仕様が設定されていることになり、個別仕様車は、その複数(組)の仕様の中からユーザによって選択された1組の仕様(複数項目からなる)を有する車両である。

0057

ハードウエアの全体構成−
図1は、個別仕様車の見積・発注システムの全体構成を示す概念図である。

0058

同図において、1は、個別仕様車見積・発注システムによって仕様選定及び発注が行われた個別仕様車を生産する自動車メーカのためのサーバコンピュータであり、主に、後述の販売代理店端末4又はユーザ端末5(オンライン上で顧客が操作する端末)に対するアプリケーションサーバとして機能する。このサーバコンピュータは、当該自動車メーカ内に存在する場合も、或いは当該自動車メーカのためにその外部において他の運用者によって運営される場合も想定される(以下、本実施形態では、車両メーカ側サーバと称する)。

0059

車両メーカ側サーバ1は、メーカ希望小売価格データベース(DB)31と、進捗管理DB32と、購入支援DB33と、顧客DB34と、見積価格DB35と、契約済情報DB36とを備えていて、その動作中に必要に応じて、一般的な手法により、これらデータベースにアクセスすることができる。

0060

メーカ希望小売価格DB31には、自動車メーカが希望する小売価格(以下、メーカ希望小売価格)が、本システムにおいて個別仕様車として選定可能な仕様項目毎に、個々の仕様項目を特定する識別情報(以下、仕様番号ともいう)に関連付けされた状態で予め格納されている。

0061

進捗管理DB32には、本システムにより発注された個別仕様車の在庫状況や組み立て状況(製造状況)、或いはその個別仕様車の搬送状況等の生産から納車までの進捗状況が各個別仕様車毎に格納されている。この進捗管理DB32の内容は、手動又は自動で逐次変更・更新される。

0062

購入支援DB33には、個別仕様車見積・発注システムにおいて、ユーザ端末5に表示される各種画面図14乃至図29)の情報(各仕様毎に対応した購入支援情報を含む)や、後述するように、ユーザが車両仕様の選定をする際に、このユーザに許容される選択肢に関して予め設けられた制約情報等が格納されている。

0063

顧客DB34には、本システムにおいて各ユーザが既に仕様選定した個別仕様車に関する情報と、各ユーザに提示されたその個別仕様車の見積価格と、各ユーザに提示された下取車両の査定と、個別仕様車をローンで購入する場合のクレジット審査の情報とが、各ユーザに対して発行されているユーザIDに関連付けされた状態で格納されている。

0064

見積価格DB35には、複数の販売代理店毎に、自動車の各仕様項目を当該販売代理店が販売する場合に各ユーザに対して提示する見積価格のデータ(各販売代理店毎のデータベース)が格納されている。この各販売代理店毎に設定された仕様項目毎の見積価格は、車両メーカ側サーバ1により、所定の条件に従って自動で変更・更新されるようになっている。尚、各販売代理店は、見積価格DB35において自身に関するデータにアクセスして、そこに登録されている内容を参照・変更することは可能であるが、各販売代理店による販売業務の自主性及び独立性担保すべく、一般的なセキュリティ機能により、見積価格DB35において他の販売代理店に関するデータにアクセスして、その内容を参照・変更することはできないように構成されている。

0065

契約済情報DB36には、個別仕様車について商談が成立してユーザが購入契約を行ったときに、後述の販売代理店側サーバ2又は販売代理店端末4の所定操作により、その購入契約に係る車両の仕様情報が契約済仕様データとして格納される。そして、その車両を特定するための識別情報(車体番号やナンバープレート番号であって、仕様番号とは異なり、仕様が全く同じ車両であっても自動車1台毎に識別可能なものであり、以下、車両識別情報という)が決定されると、その車両識別情報が上記仕様情報と対応付けられて格納される。

0066

図1において、2は、当該自動車メーカの自動車を販売する販売代理店に存在するサーバコンピュータ(本実施形態では、上記の如く販売代理店側サーバと称する)である。このものは、販売代理店に構築されたLAN(Local Area Network)のサーバとしての機能を有している。尚、このサーバの機能には、上記LANと代表的な電気通信回線であるインターネット3とを相互に接続するゲートウェイとしての機能も含まれる。

0067

また、4は、販売代理店に存在するクライアントコンピュータ(本実施形態では、上記の如く販売代理店端末と称する)であり、この販売代理店端末4と販売代理店側サーバ2とは、販売代理店内のLANにおいて所謂サーバ・クライアント環境を形成する。

0068

この販売代理店端末4は、その動作中に必要に応じて、販売代理店側サーバ2及びインターネット3を介して車両メーカ側サーバ1にアクセスすることができる。こうして、販売代理店端末4と車両メーカ側サーバ1とは、この販売代理店端末4が車両メーカ側サーバ1に接続された(ログインした)状態において、所謂サーバ・クライアント環境を形成する。

0069

尚、販売代理店端末4が、販売代理店側サーバ2を介さなくても車両メーカ側サーバ1にアクセス可能であるのであれば、販売代理店側サーバ2はなくてもよい。

0070

3は、代表的な通信回線であるインターネットである。5は、パーソナルコンピュータ携帯情報端末、或いは携帯電話等のユーザ端末である。このユーザ端末5は、本システムを利用するユーザが操作するものであって、ユーザの自宅等に設置される場合、ユーザが携帯する場合、及び各販売代理店内に設置される場合がある。

0071

そして、上記の構成において、車両メーカ側サーバ1、販売代理店側サーバ2、販売代理店端末4及びユーザ端末5は、後述する個別車両の見積・発注に関する情報を送受信すべく、インターネット3を介して、一般的な通信手法に従って、双方向通信を行うことができる。このとき、ユーザ端末5がパーソナルコンピュータである場合には、プロバイダインターネットプロバイダ)6を介して電話回線等も使用される。また、ユーザ端末5が携帯情報端末や携帯電話である場合には、基地局8を介して公衆無線電話回線等も使用される。これらの通信手段自体には一般的な構成を採用するものとし、本実施形態における詳細な説明は省略する。

0072

11は、車両の製造工場等に設けられて生産ラインでの生産管理を行うサーバコンピュータ(以下、本実施形態では、生産設備側サーバという)であり、このものは、上記車両メーカ側サーバ1と双方向通信可能な専用の通信回線を介して接続されている。尚、上記生産設備側サーバ11と車両メーカ側サーバ1とを上記インターネット3を介して接続するようにしてもよい。

0073

12〜14は、上記車両メーカ側サーバ1、販売代理店側サーバ2及び生産設備側サーバ11にそれぞれ接続されたプリンタであり、この各プリンタ12〜14は、後述するように、上記契約済情報DB36に記憶されている仕様、即ち顧客の購入契約に係る車両の仕様(契約済仕様)を証明する証明書を印刷発行するものである。

0074

図2は、本実施形態における車両メーカ側サーバ1、販売代理店側サーバ2、販売代理店端末4、ユーザ端末5及び生産設備側サーバ11の内部構成を例示するブロック図である。

0075

図中、22は、各種画面を表示するための液晶表示器等のディスプレイ、23は入力手段であるキーボードである。24は、ブートプログラム等を記憶しているROMである。25は、各種処理結果を一時記憶するRAMである。26は、自動車の販売支援プログラム等を記憶するハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置である。27は、外部の装置と通信回線30(本実施形態ではインターネット3等)を介して通信するための通信インタフェースであり、ユーザ端末5がコンピュータの場合はモデムやTAであり、ユーザ端末5が携帯情報端末や携帯電話である場合には無線送受信機である。そして28は、マウス等のポインティングデバイスである。これらの各構成は、内部バス29を介して接続されており、CPU(中央演算処理装置)21は記憶装置26に記憶したプログラムに従って装置全体を制御する。本実施形態において、ディスプレイ22、キーボード23、及びポインティング・デバイス28は、後述する各表示画面において、ユーザに対して所謂マンマシンインタフェースを提供する。

0076

本実施形態において、車両メーカ側サーバ1、販売代理店側サーバ2、販売代理店端末4、ユーザ端末5及び生産設備側サーバ11は、インターネット通信を行うことが可能な一般的な通信プロトコルソフトウエアソフトウエアプログラム)、そのソフトウエアに従ってインターネット3を介してデータを送受信するインターネットブラウザ機能及びメーラ機能、並びにブラウザを描画する一般的なソフトウエアを有する。

0077

そして、上記の各ソフトウエアがCPU21によって適宜実行されることにより、車両メーカ側サーバ1と販売代理店端末4又はユーザ端末5とは、その販売代理店側端末4又はユーザ端末5がインターネット3を介して車両メーカ側サーバ1に接続された(ログインした)状態において、いわゆるサーバ・クライアント環境を形成する。

0078

−個別仕様車見積・発注システムの機能体系−
図3は、個別仕様車見積・発注システムにおいて実行される処理モジュールの機能体系を示す図である。同図に示す各ブロックは、車両メーカ側サーバ1のCPU21が実行するところの、後述する機能毎に大別したソフトウエア(ソフトウエアプログラム)の一単位であり、本実施形態では、この機能単位を処理モジュールと称する。これらの処理モジュールは、車両メーカ側サーバ1の記憶装置26等に予め格納されている。

0079

ここで、各処理モジュールの機能について概説する。

0080

イニシャル処理(M1):個別仕様車見積・発注システムのトップ画面ホームページ)をユーザ端末5に表示すると共に、個別仕様車の仕様選定や見積依頼等を行うための他の画面への遷移が可能である。

0081

車両仕様選定処理(M2):ユーザ端末5のユーザが、購入を検討している車種の自動車について予め用意された選択肢の中から所望の仕様を選定する操作を繰り返すことにより、ユーザ端末5に対して、所望の個別仕様車の選定可能な環境を提供する。更に、個別仕様車の仕様が確定した場合には、見積・査定依頼処理(M3)への遷移が可能である。

0082

見積・査定依頼処理(M3):個別仕様車の仕様が確定したユーザが希望する場合、その個別仕様車の販売価格の見積や下取車両の査定を依頼可能な環境を提供すると共に、見積の請求がなされた場合には、いずれかの販売代理店の名義で見積を電子メールにて提供し、かつ当該販売代理店にはその旨を報知する。

0083

見積事項確認処理(M4):ユーザ端末5のユーザが、所望の仕様が確定した個別仕様車に対して既に見積価格を提示したユーザである場合に、そのユーザに対して、現在までの見積価格の経緯や仕様一覧等の情報を提供すると共に、そのユーザが当該個別仕様車をローンで購入する場合のクレジット審査や実際に発注するための商談申込み等を行うための他の画面への遷移が可能である。

0084

クレジット審査処理(M5):仕様が確定した個別仕様車を購入するに際してユーザがローンで購入することを希望する場合、当該ユーザが入力した条件に基づくクレジット審査を、信販会社に対して依頼する。

0085

商談申し込み処理(M6):仕様が確定した個別仕様車について実際の購入に向けた商談をユーザが希望する場合、その旨を販売代理店に報知する。

0086

納期照会処理(M7):個別仕様車を発注したユーザに対して、その個別仕様車を実際に納車できるまでの状況及び納期を報知する。

0087

インストラクション処理(M8):本個別仕様車見積・発注システムの利用方法や各機能の説明等がユーザに対して提供される。

0088

本実施形態において説明する個別仕様車見積・発注システムによれば、上記の処理モジュール群が車両メーカ側サーバ1にて実行されると共に、ユーザ端末5においてブラウザプログラムが実行されることにより、個別仕様車見積・発注システムにクライアントとして自端末をリンクさせることで、ユーザ端末5のディスプレイ22には、図4乃至図8図14乃至図29)に示す各種画面の表示等によるマン・マシンインタフェースが提供される。このマン・マシンインタフェースを利用して、ユーザ端末5のユーザは、所望する個別仕様車についての仕様選定、見積、発注等を行うことができる。

0089

−車両メーカ側サーバ1にて実行されるソフトウエア−
次に、車両メーカ側サーバ1のCPU21により実行されるソフトウエアについて説明する。以下の説明では、まず、図9に示すフローチャートを参照しながら、各処理モジュール間における状態遷移について説明すると共に、図4乃至図8を参照しながら、各処理モジュールにおける表示画面の遷移について説明する。次いで、図12に示すフローチャートを参照しながら、見積価格提供処理について説明し、さらに、図13に示すフローチャートを参照しながら、上記処理モジュールとは別に実行される契約済仕様表示処理について説明する。

0090

(1)各モジュール間における状態遷移
図9は、本実施形態において車両メーカ側サーバ1が実行する処理の全体概要を示すフローチャートである。

0091

車両メーカ側サーバ1にて実行されるM1乃至M8の処理モジュール群は、後述する各種ウィンドウ画面をユーザ端末5のディスプレイ22に表示し、その表示したウィンドウへの入力操作を実現する機能を有しており、これら各処理モジュール内における表示画面の遷移については、図4乃至図8を参照して後述する。

0092

図9において、ステップS11,ステップS12:インターネット3を介してユーザ端末5が本システムのサイトにリンクすることにより、イニシャル処理(M1)が実行され(ステップS11)、その実行中には、他の処理についての起動要求データを当該ユーザ端末5より受信したかを判断し(ステップS12)、当該データを受信したときには、そのデータに応じて、ステップS13、ステップS16、ステップS21、或いはステップS22に進み、当該データを受信しないときにはステップS23に進む。

0093

ステップS13〜ステップS15:車両仕様選定処理(M2)を実行し(ステップS13)、その実行中には、見積・査定依頼処理(M3)についての起動要求データを当該ユーザ端末5より受信したかを判断し(ステップS14)、当該データを受信したときには、見積・査定依頼処理(M3)を実行する(ステップS15)。

0094

ステップS16〜ステップS20:見積事項確認処理(M4)を実行し(ステップS16)、その実行中には、クレジット審査処理(M5)、或いは商談申し込み処理(M6)についての起動要求データを当該ユーザ端末5より受信したかを判断し(ステップS17,ステップS19)、当該データを受信したときには、そのデータに応じて、クレジット審査処理(M5)、或いは商談申し込み処理(M6)を実行する(ステップS18,ステップS20)。

0095

ステップS22:インストラクション処理(M8)を実行する。

0096

ステップS23,ステップS24:上記の各処理モジュールを実行中において、本システムの利用終了を示すデータを当該ユーザ端末5より受信したかを判断し(ステップS23)、当該データを受信したときには、実行中の処理モジュールの処理を中止し(ステップS24)、当該データを受信しないときにはステップS12に戻る。

0097

(2)各処理モジュール内における表示画面の遷移
次に、上記のように概説した、大別して8種類の処理モジュール内における表示画面の遷移について、図4乃至図8を参照して説明する。ここで、図4乃至図8において破線ブロックで示す各処理モジュール間の状態遷移の関係は、図3を参照して上述した機能体系に従う。

0098

<イニシャル処理(M1)、車両仕様選定処理(M2)>図4は、イニシャル処理(M1)と車両仕様選定処理(M2)における表示画面の遷移を示す図である。

0099

同図において、イニシャル処理(M1)は、本システムのホームページ画面であるトップ画面A−1(図15)を表示する。図15に例示するトップ画面A−1には、個別仕様車の仕様選定、見積、発注等が可能な本システムの利用を希望するユーザ(即ち、インターネット3を介して車両メーカ側サーバ1にリンクしているユーザ端末5のユーザ)が操作する「Enter」ボタンが含まれている。イニシャル処理(M1)は、この「Enter」ボタンが操作されると、本システムのホーム画面A−2(図16)を、当該ユーザ端末5に表示する。

0100

図16は、イニシャル処理(M1)が表示するホーム画面A−2を例示する図である。

0101

同図に示す表示画面には、複数の操作ボタンが含まれており、「このサイトについて」又は「ご購入手順」の操作ボタンが操作されたときには、後述するインストラクション処理(M8)の機能により、当該ユーザ端末5には、所定の説明画面展開される。また、「ご購入検討一覧」の操作ボタンが操作されたときには、当該ユーザ端末5に対して、後述する見積事項確認処理(M4)の機能が提供される。そして、「ご購入車両納期照会」の操作ボタンが操作されたときには、当該ユーザ端末5に対して、後述する納期照会処理(M7)の機能が提供される。

0102

また、ホーム画面A−2において、「契約済車両の仕様確認」の操作ボタンが操作されたときには、後述するように、契約済仕様表示処理により、購入契約後において、ユーザ端末5に当該ユーザの購入契約に係る車両の仕様の各項目が一覧表示される(但し、見積価格は表示されない)。この仕様は、当該顧客以外の第三者であっても閲覧することができ(閲覧のためにユーザIDやパスワード等の顧客を特定する情報を入力する必要がない)、例えば当該顧客が購入契約に係る車両を中古車業者に譲渡したり修理業者に修理を依頼したりするときに、その中古車業者や修理業者がその車両の仕様を自由に閲覧することができるので、非常に便利である。尚、購入契約前においては、上記「ご購入検討一覧」の操作ボタンの操作により、選定した仕様及び見積価格が表示されるが、その仕様は当該顧客しか閲覧することができない。

0103

さらに、ホーム画面A−2において、スポーツタイプの車種A又はワゴンタイプの車種Bの写真部分クリックされたときには、当該ユーザ端末5に対して、車両仕様選定処理(M2)の機能が提供される。尚、本実施形態において、車両仕様選定処理(M2)は、説明の都合上から、一例としてスポーツタイプの車種A又はワゴンタイプの車種Bについて、ユーザ所望の個別仕様車の仕様選定を行うことができる。

0104

ホーム画面A−2において所望の車種が選択されると、車両仕様選定処理(M2)の機能により、選択された車種の標準仕様車(ベース仕様車)を基本として、所定の複数項目について所望の仕様選定から確定までをユーザ自身が行うことができる。換言すれば、当該システム内部に標準仕様車として予め設定されている各種の仕様(装備)は、ユーザの仕様選定操作により、他の仕様(装備)に置き換えられる、或いは、標準仕様車には設定されていない新たな装備(オプション装備)が追加されることになる。

0105

図17は、車両仕様選定処理(M2)が表示する車両仕様選定画面(B−1乃至B−15)のフォーマットを例示する図であり、当該画面の基本的なフォーマットは、エンジン・トランスミッション選定画面B−1及びB−8、タイヤホイール選定画面B−2及びB−9、インテリア選定画面B−3及びB−10、オーディオ選定画面B−4及びB−11、ボディーカラー選定画面B−5及びB−12、並びにデコレーションパーツ選定画面B−6及びB−13において基本的に共通である。

0106

これらの車両仕様選定画面において、上半分の領域には、ホーム画面A−2において選択された車種及びその内装写真(購入支援情報)、それら写真を拡大表示可能な「ZOOM」ボタン、当該車種に関する各種情報(購入支援情報)を表示可能な「商品情報」ボタン、当該車種の標準仕様車に関する仕様や諸元(購入支援情報)等が含まれる標準仕様表示画面B−7及び/又はB−14を表示可能な「標準仕様車情報」ボタン、ユーザが選択した仕様(ユーザ端末5に入力された顧客選択仕様)に応じた車両単位(個別仕様車1台分として)のメーカ希望小売価格、そのメーカ希望小売価格の明細について図18に例示する如く表示可能な「明細」ボタン、並びにユーザが選択済みの仕様の各項目が表示される。

0107

上記購入支援情報は、車両メーカ側サーバ1が、各仕様に対応して購入支援DB33に記憶されているものの中から顧客選択仕様と同じ仕様を有するものを選択してユーザ端末5に送信したものである。

0108

本実施形態では、車両仕様選定画面において、メーカ希望小売価格が車両単位又は仕様項目単位で表示可能であるため、所望仕様の個別仕様車を選定する際の購入価格目安をユーザに提示することができ、利便性が向上する。

0109

図18は、図17に示す「明細」ボタンが操作された場合に表示されるメーカ希望小売価格の明細画面を例示する図であり、車両単位のメーカ希望小売価格と、その根拠となる選択済みの各仕様項目とその項目毎のメーカ希望小売価格等が表示される。

0110

また、ユーザによる個別仕様車の選定作業は、車種AであればB−1からB−6の各選定画面、車種BであればB−8からB−13の各選定画面の順番へと順に仕様項目を選定するような制約を受けるように構成されており、車両仕様選定画面の下半分の領域には、上記のB−1乃至B−6又はB−8乃至B−13の各画面に対応する各選定工程(ステップ)が、一例として、複数枚重ねられたフォルダ形式で表示される。

0111

図17の例では、第3ステップのフォルダが選択された状態が表示されており、選択されたフォルダ(アクティブな状態)には、そのステップにおいてユーザが選定すべき仕様項目について、選択可能な選択肢が、写真等のイメージ、標準仕様車との価格差、並びに名称(型式番号)等と共に表示される。表示された選択肢の中からユーザが所望の選択肢(仕様)を選択するのに応じて、その選択された仕様情報は、車両メーカ側サーバ1の記憶装置26に当該ユーザを特定する識別情報(ユーザID)と共に格納される。

0112

このとき、車両メーカ側サーバ1は、当該選択された仕様項目情報をキーとしてメーカ希望小売価格DB31を参照することによって当該仕様項目についてのメーカ希望小売価格を取得し、取得した当該仕様項目についてのメーカ希望小売価格を、それまでの各ステップにて既に選定されている仕様項目に加える。

0113

これにより、図17の右上に表示されていた車両単位のメーカ希望小売価格が更新され、その後「明細」ボタンが選択されれば、図18に例示した明細表示画面には、現在のステップにおいて選定された仕様項目及びそのメーカ希望小売価格についての欄が追加された状態で表示される。

0114

更に、車両仕様選定画面の下半分の領域には、ホーム画面A−2(図16)にジャンプすることが可能な「HOME」ボタン、前後の表示画面に遷移可能な「BACK」及び「NEXT」ボタンが表示される。

0115

尚、車両仕様選定処理(M2)の各ステップにおいてユーザに許容される選択肢には、所定の制約が予め設けられており、その基本的な考え方としては、個別仕様車の仕様選定作業の第1ステップとして、その車両の動力性能を決定する基幹部分の仕様選択が行われるように制約が設けられており、かつその後の段階においても、該第1ステップにおいて選定された仕様が最優先されるように制約が設けられている。

0116

こうした選択肢の制約情報は、上述した車両仕様選定画面の各ステップにおいてユーザによって選択肢が選択されるのに応じて、次のステップに対応する画面において表示すべき選択肢として参照される情報として、購入支援DB33に予め設定される。そして、全ての仕様項目が選定されることにより、当該ユーザの個別仕様車に対する仕様番号が選択される。

0117

従って、このような制約の基に、車両仕様選定画面において選定操作を順次行うことにより、ユーザ端末5のユーザは、ホーム画面A−2(図16)において選択した所望の車種についての個別仕様車を、ユーザ自身のインタラクティブゲーム感覚の操作によって簡単に選定することができ、当該ユーザは、自動車のチューニングショップエンジニアが自動車をチューニングしていく感覚を味わうことができる。

0118

そして、車両仕様選定処理(M2)において個別仕様車の仕様に必要な全ての仕様項目の選定が完了すると、図19に示す選定仕様表示画面B−15が表示される。

0119

図19は、車両仕様選定処理(M2)が表示する選定仕様表示画面B−15を例示する図である。選定仕様表示画面B−15には、一例として、仕様が選定された個別仕様車の外観及びインテリアの写真イメージ(これらは、購入支援情報であって、購入支援DB33にて記憶されている各仕様毎の購入支援情報の中から、選択された仕様(顧客選択仕様)と同じ仕様を有するものを選択して表示させる)、選択された仕様項目及びその価格、標準仕様車の価格等が表示される。

0120

そして、選定仕様表示画面B−15において、販売代理店による実際の販売価格の見積請求を行うべく、「販社見積請求」ボタンが操作されたときには、選定された個別仕様車の仕様項目が確定し、後述する見積・査定依頼処理(M3)に遷移することができる。一方、「戻る」ボタンが操作されたときには、上述した各ステップに対応する車両仕様選定画面に順次戻って、仕様項目の変更を行うことができる。即ち、一旦、前の選択肢に戻らないと他の選択肢は選択することはできない。

0121

<見積・査定依頼処理(M3)>図5は、見積・査定依頼処理(M3)における表示画面の遷移と、見積・査定の依頼に伴う電子メールの送信機能を示す図であり、車両仕様選定処理(M2)における個別仕様車の仕様選定後に、上記の「販社見積請求」ボタンが操作されるのに応じて起動する。見積・査定依頼処理(M3)からは、ユーザの操作に応じて、車両仕様選定処理(M2)に遷移することができる。

0122

同図に示すように、見積・査定依頼処理(M3)における表示画面の遷移としては、見積請求トップ画面C−1(図20)、査定申込入力画面C−2(図21)、販売代理店検索・選定画面C−3、入力内容確認画面C−4、見積・査定内容送信画面C−5、並びに販売代理店地図閲覧画面C−6の各画面を、当該ユーザ端末5に表示することができる。

0123

見積請求トップ画面C−1(図20):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、当該ユーザの氏名(既に発行されている場合はユーザID及びパスワード)を入力することにより、車両仕様選定処理(M2)において先に確定した個別仕様車について、見積及び希望する場合には下取車両の査定を申し込む(依頼する)ことができる。即ち、当該表示画面においてユーザに関する情報が入力された後、査定申込みに関するラジオボタンにおいて「はい」が選択された場合には、査定申込入力画面C−2が表示され、「いいえ」が選択された場合には、販売代理店検索・選定画面C−3が表示される。

0124

査定申込入力画面C−2(図21):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、下取りを希望する自動車(下取車両)についての所定の仕様項目(自動車メーカ名、車名、排気量走行距離等)を入力し、「次へ」ボタンが選択されるのに応じて、販売代理店検索・選定画面C−3が表示される。

0125

販売代理店検索・選定画面C−3(不図示):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、個別仕様車の見積及び下取車両の査定を依頼することを希望する販売代理店をユーザ自身が選択することができる。選択の手順としては、例えば見積請求トップ画面C−1等において先に入力されている当該ユーザの住所に基づいて近隣の販売代理店を自動的に提示する方法や、一覧表示された販売代理店の中から所望の販売代理店を当該ユーザに選択させる方法等が想定される。何れの場合においても、販売代理店検索・選定画面C−3からは、各販売代理店の所在を地図上で確認可能な販売代理店地図閲覧画面C−6に展開可能に構成することにより、ユーザの利便性を考慮すると良い。

0126

販売代理店検索・選定画面C−3において個別仕様車の見積及び下取車両の査定を依頼する販売代理店が選択されると、当該ユーザのユーザ端末5には、入力内容確認画面C−4が表示される。

0127

入力内容確認画面C−4(不図示):この画面には、車両仕様選定処理(M2)において先に確定した個別仕様車についての各仕様項目(メーカ希望小売り価格を含む)の内容、下取車両の査定を選択した場合には査定申込入力画面C−2においてユーザ自身が入力した各項目の内容、及びそれらの見積・査定を依頼すべく販売代理店検索・選定画面C−3において選択された販売代理店に関する情報等が一覧表示される。そして、ユーザが、入力内容確認画面C−4において表示される情報の内容について確認した後、所定操作(仕様入力後における顧客の所定操作)によって実際に見積・査定を依頼すると、その操作信号が車両メーカ側サーバ1に送信されて、当該ユーザ端末5には、見積・査定内容送信画面C−5が表示される(以下、顧客を車両の購入へと導く処理がなされる)。

0128

見積・査定内容送信画面C−5(不図示):この画面には、見積・査定依頼が送信されて車両メーカ側サーバ1において受け付けられたことや、当該ユーザによって選択された販売代理店から依頼内容に関する電子メールが当該ユーザ宛に届くこと等の情報が表示される。このように、見積・査定依頼処理(M3)には、見積・査定依頼(上記操作信号)がユーザ端末5から送信されるのに応じて電子メールを送受信する機能が含まれる。

0129

ID・パスワード回答メールC−7:当該ユーザからの見積依頼が今回初めてである場合に、そのユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、発行したID・パスワードを含む電子メールが送信される。

0130

見積・査定依頼通知メールC−8:当該ユーザから個別仕様車の見積依頼及び/又は下取車両の査定を依頼されたことを、車両メーカ側サーバ1から対象となる販売代理店の販売代理店側サーバ2に通知するための電子メールが送信される。この電子メールには、例えば見積請求トップ画面C−1において入力された当該ユーザを特定可能な情報(住所、氏名、メールアドレス等)と、車両仕様選定処理(M2)にて設定された個別仕様車の仕様番号、査定申込入力画面C−2において入力された下取車両の仕様項目等が含まれる。

0131

見積・査定依頼確認メールC−9:当該ユーザから個別仕様車の見積依頼及び/又は下取車両の査定を依頼された販売代理店の名義で、当該ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、見積依頼・査定依頼がなされたことを確認するために電子メールが送信される。

0132

査定結果回答メールC−10:当該ユーザより下取車両の査定を依頼された販売代理店から、当該ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、査定結果を回答するための電子メールが送信される。

0133

見積結果回答メールC−11:当該ユーザより見積依頼された販売代理店名義の見積結果を、車両メーカ側サーバ1から当該ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して回答するための電子メールが送信される。

0134

図10は、車両メーカ側サーバ1において行われる見積・査定依頼処理(M3)を示すフローチャートである。

0135

ステップS41:見積請求トップ画面C−1(図20)をユーザ端末5に表示すると共に、その画面に入力されたユーザIDやパスワードの妥当性チェックする。

0136

ステップS42,ステップS43:査定の要求が有るか否かを判断し(ステップS42)、当該要求が無い場合にはステップS44に進み、当該要求が有る場合には、当該ユーザ端末5に査定申込入力画面C−2(図21)を表示することによって査定を希望する下取車両の情報を当該ユーザに入力させると共に、販売代理店検索・選定画面C−3を当該ユーザ端末5に表示することによって希望する販売代理店をユーザに選択させ、選択された販売代理店には、見積・査定依頼通知メールC−8によって入力された情報を送信する(ステップS43)。

0137

ステップS44,ステップS45:見積要求(見積請求)が有るか否かを判断し(ステップS44)、見積要求が有る場合には、個別仕様車についての見積を車両メーカ側サーバ1からユーザ端末5へ提供する見積価格提供処理を行う。すなわち、詳しくは後述するが、車両仕様選定処理(M2)にて設定された車両仕様の仕様番号に基づいて自動で見積価格を演算し、この見積価格を、ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して電子メールにて送信する。

0138

尚、査定依頼を受けた販売代理店は、査定依頼通知メールC−8によって取得した下取車両の仕様項目に従って、その下取車両の査定を行う。この査定は、当該販売代理店の従業員が実際に下取車両を確認して従来通り行うようにしてもよく、予め中古車の相場が設定されているデータベース等を参照することによって自動的に行うようにしてもよい。

0139

<見積事項確認処理(M4)>図6は、見積事項確認処理(M4)における表示画面の遷移を示す図であり、イニシャル処理(M1)によって表示されたホーム画面A−2において、「ご購入検討一覧」の操作ボタンが操作されるのに応じて起動する。見積事項確認処理(M4)からは、ユーザの操作に応じて、イニシャル処理(M1)、クレジット審査処理(M5)、或いは商談申し込み処理(M6)に遷移することができる。

0140

同図に示すように、見積事項確認処理(M4)における表示画面の遷移としては、ID・パスワード入力画面D−1(図22)、購入検討情報一覧画面D−2(図23)、見積事項確認画面D−3(図24)、見積仕様イメージ表示画面D−4、クレジット審査結果表示画面D−5、及び下取査定結果表示画面D−6の各画面を、当該ユーザ端末5に表示することができる。

0141

ID・パスワード入力画面D−1(図22):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、当該ユーザに対して先に発行されているユーザID(会員ID)とパスワードを入力し、「送信」ボタンを操作することによって本システム(車両メーカ側サーバ1)にログインする。ログインが完了すると、当該ユーザ端末には、購入検討情報一覧画面D−2(図23)が表示される。

0142

購入検討情報一覧画面D−2(図23):この画面では、当該ユーザに対して先に行われた見積、査定、及びクレジット審査について一覧表示が行われ、当該ユーザは、所望の表示項目をクリックする等の操作によって選択することで、選択した項目の詳細な内容を示す画面が当該ユーザのユーザ端末5に表示される。

0143

見積事項確認画面D−3(図24):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、当該ユーザに対して先に行われた見積の詳細内容を確認することができ、「ご商談申込み」ボタンが操作されたときには商談申し込み処理(M6)に遷移することができ、「クレジットご検討」ボタンが操作されたときにはクレジット審査処理(M5)に遷移することができ、「見積仕様イメージ確認」ボタンが操作されたときには現在表示されている個別仕様車に対応する自動車の画像を、見積仕様イメージ表示画面D−4(不図示)において確認することができる。そして、「ご購入検討一覧に戻る」の操作ボタンが操作されたときには、購入検討情報一覧画面D−2(図23)に遷移することができる。

0144

図11は、車両メーカ側サーバ1において行われる見積事項確認処理(M4)を示すフローチャートである。

0145

同図において、ステップS51:ID・パスワード入力画面D−1(図22)をユーザ端末5に表示すると共に、その画面に入力されたユーザIDやパスワードの妥当性をチェックする。

0146

ステップS52:顧客DB34を参照して、当該ユーザIDに関する見積情報の更新が行われたか否かを確認する。

0147

ステップS53:顧客DB34に格納されている当該ユーザIDに関する見積情報を取得すると共に、取得した見積情報を、購入検討情報一覧画面D−2(図23)又はその画面における操作に応じて、見積事項確認画面D−3(図24)によって当該ユーザのユーザ端末5に表示する。

0148

ステップS54:顧客DB34に格納されている当該ユーザIDに関する更新された見積情報を、更新されたことをユーザが識別可能に、購入検討情報一覧画面D−2(図23)又はその画面における操作に応じて、見積事項確認画面D−3(図24)によって当該ユーザのユーザ端末5に表示する。

0149

<クレジット審査処理(M5)・商談申し込み処理(M6)>図7は、クレジット審査処理(M5)及び商談申し込み処理(M6)における表示画面の遷移と、クレジット審査及び商談申し込みに伴う電子メールの送信機能とを示す図であり、クレジット審査処理(M5)は、見積事項確認処理(M4)によって表示された見積事項確認画面D−3(図24)において、「クレジットご検討」ボタンが操作されるのに応じて起動し、商談申し込み処理(M6)は、見積事項確認画面D−3(図24)において、「ご商談申込み」ボタンが操作されるのに応じて起動する。クレジット審査処理(M5)及び商談申し込み処理(M6)からは、見積事項確認処理(M4)に遷移することができる。

0150

同図に示すように、クレジット審査処理(M5)における表示画面の遷移としては、借入条件入力画面E−1(図25)、返済計画表示画面E−2(図26)、クレジット審査入力画面E−3、クレジット申込み内容送信画面E−4の各画面を、当該ユーザ端末5に表示することができる。

0151

借入条件入力画面E−1(図25):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、見積事項確認処理(M4)において選択した見積項目において提示された個別仕様車を分割払いのローンで購入する場合について、利用するクレジットに関する各種項目を入力することができ、所定項目の入力後に、「計算実行」ボタンが操作されるのに応じて、ユーザ端末5には、返済計画表示画面E−2(図26)が表示される。

0152

返済計画表示画面E−2(図26):この画面には、借入条件入力画面E−1にて設定された項目に基づくクレジットの計算結果(返済計画)が一覧表示される。この画面において「クレジット審査申込」ボタンが操作されるのに応じて、ユーザ端末5には、クレジット審査入力画面E−3が表示される。

0153

クレジット審査入力画面E−3(不図示):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、返済計画表示画面E−2において表示された返済計画に基づくクレジット審査を、信販会社に申し込むことができる。

0154

クレジット申込み内容送信画面E−4(不図示):この画面には、クレジット審査が送信され、車両メーカ側サーバ1において受け付けられたことと、審査結果に関する電子メールが当該ユーザ宛に届くこと等の情報が表示される。

0155

見積事項確認処理(M4)には、クレジット申込み内容送信画面E−4においてクレジット審査の申込み情報がユーザ端末5から送信されるのに応じて、電子メールを送受信する機能が含まれる。

0156

クレジット審査依頼確認メールE−5:当該ユーザからクレジット審査を依頼された車両メーカ側サーバ1から、当該ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、クレジット審査依頼がなされたことを確認するために電子メールが送信される。

0157

クレジット審査依頼通知メールE−6:当該ユーザからクレジット審査が依頼されたことを、車両メーカ側サーバ1から対象となる信販会社に通知するための電子メールが送信される。この電子メールには、返済計画表示画面E−2において表示された返済計画の内容やユーザに関する情報等が含まれる。

0158

クレジット審査結果回答メールE−7:クレジット審査を行った信販会社から、当該ユーザが先に入力しているメールアドレスと車両メーカ側サーバ1とに対して、審査結果を回答するための電子メールが送信される。

0159

次に、図7に示す商談申し込み処理(M6)における表示画面の遷移としては、商談申し込み入力画面F−1(図27)、商談申し込み内容送信画面F−2の各画面を、当該ユーザ端末5に表示することができる。

0160

商談申し込み入力画面F−1(図27):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、見積事項確認処理(M4)において選択した見積項目において提示された個別仕様車について、その個別仕様車について見積価格を提示した販売代理店に対する商談申し込みに関する各種項目(下取り車両の有無、クレジット利用の有無、商談希望日等)を入力することができ、所定項目の入力後に、「商談申込」ボタンが操作されるのに応じて、ユーザ端末5には、商談申し込み内容送信画面F−2が表示される。

0161

商談申し込み内容送信画面F−2(不図示):この画面には、商談申し込み入力画面F−1における申込み内容が送信され、車両メーカ側サーバ1において受け付けられたことと、商談に関する電子メール或いは電話等による連絡が、対応する販売代理店からなされる旨の情報が表示される。

0162

商談申し込み処理(M6)には、商談申し込み内容送信画面F−2において商談申し込み情報がユーザ端末5から送信されるのに応じて、電子メールを送受信する機能が含まれる。

0163

商談依頼確認メールF−3:当該ユーザから商談を依頼された車両メーカ側サーバ1から、当該ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、商談依頼がなされたことを確認するために電子メールが送信される。

0164

商談依頼通知メールF−4:当該ユーザから商談を依頼されたことを、車両メーカ側サーバ1から対象となる販売代理店に通知するための電子メールが送信される。この電子メールには、商談申し込み入力画面F−1において表示された内容やユーザに関する情報等が含まれる。

0165

本実施形態において、販売代理店における商談後に、顧客が、選定した仕様を有する車両の購入契約を行った場合、その販売代理店の販売者は、販売代理店側サーバ2又は販売代理店端末4において所定操作を行う。これにより、自動車メーカに対して当該個別仕様車の発注がなされて、顧客が購入契約を行った旨の情報とその購入契約に係る車両の仕様とが販売代理店側サーバ2から車両メーカ側サーバ1及び生産設備側サーバ11に送信されて、この車両メーカ側サーバ1においては後述の契約済仕様表示処理が実行される。

0166

<納期照会処理(M7)・インストラクション処理(M8)>図8は、納期照会処理(M7)及びインストラクション処理(M8)における表示画面の遷移と、納期照会に伴う電子メールの送信機能とを示す図である。

0167

納期照会処理(M7)は、イニシャル処理(M1)によって表示されたホーム画面A−2(図16)において、「ご購入車両納期照会」の操作ボタンが操作されるのに応じて起動する。また、インストラクション処理(M8)は、ホーム画面A−2において、「このサイトについて」、「ご購入手順」、「プライバシーポリシー」等の操作ボタンが操作されるのに応じて起動する。納期照会処理(M7)及びインストラクション処理(M8)からは、ユーザの操作に応じて、イニシャル処理(M1)に遷移することができる。

0168

同図に示す納期照会処理(M7)では、ID・パスワード入力画面G−1(図22に同じ)、納期ステータス照会画面G−2(図14)の各画面を、当該ユーザ端末5に表示することができると共に、納期ステータス報告メールG−3を、該当するユーザ端末5宛に送信する。

0169

ID・パスワード入力画面D−1(図22):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、当該ユーザに対して先に発行されているユーザIDとパスワードを入力し、「送信」ボタンを操作することによって本システム(車両メーカ側サーバ1)にログインする。ログインが完了すると、当該ユーザ端末5には、納期ステータス照会画面G−2(図14)が表示される。

0170

図14は、納期照会処理(M7)により表示される納期ステータス照会画面G−2を例示する図であり、この表示画面において、当該ユーザは、納車を待っている個別仕様車に関して、生産から納車までの複数段階における進捗状況を知ることができる。

0171

即ち、納期ステータス照会画面G−2には、ユーザ、個別仕様車、及び販売代理店を特定する情報が表示されると共に、図14に示すように、当該個別仕様車についての生産から納車までの複数段階における進捗状況が、現在の状況を表わすグラフィックと、各段階を表わす画像(撮影画像)とによって提示される。また、既に完了した段階には、完了日が表示される。

0172

上述した図14の納期ステータス照会画面G−2に表示される情報は、車両メーカ側サーバ1が進捗管理DB32を参照することによって取得することができる。

0173

また、インストラクション処理(M8)では、個別仕様車見積・発注システムの説明H−1、購入プロセスの説明H−2、問合せ・FAQの説明H−3、及びプライバシーポリシーの説明H−4の各画面がユーザ端末5に表示される。これらの説明(説明画面:何れも不図示)は、例えば車両メーカ側サーバ1の記憶装置26に予め登録しておけば良い。

0174

(3)見積価格提供処理
次に、車両メーカ側サーバ1のCPU21により実行される見積・査定依頼処理(M3)におけるステップS45の見積価格提供処理について、図12を参照して詳細に説明する。

0175

ステップS31:見積価格DB35から、顧客により選択された販売代理店のデータを読み出して、上述した車両仕様選定処理(M2)において選定された車両仕様の仕様番号に対応する見積価格を算出する。

0176

ステップS32:ステップS31で算出した見積価格に対して、顧客に関する所定の情報を考慮して自動的に補正を行う。この所定の情報は、当該顧客に関する情報(当該販売代理店で受けた有償サービス履歴、車両保有台数車両保管場所、仕様入力時における車両メーカ側サーバ1へのアクセス履歴状況、前回の車両購入時期、前回車両購入時の情報(見積価格等)、環境変化状況、保有車種のジャンル等)であって、その各情報に基づいて、予め設定した補正価格分だけ補正する。

0177

ステップS33:補正警報処理を行う。つまり、ステップS32で自動補正した見積価格を、予め各販売代理店が設定した基準価格帯と対比することによって見積価格の妥当性を判断し、妥当でないときには、当該販売代理店側サーバ2に対して警報を行って、見積価格を変更入力させるか、又はそのまま見積価格に設定する。

0178

ステップS34:上記補正した又は補正後に変更入力した見積価格を、顧客が先に入力しているメールアドレス(ユーザ端末5)に対して電子メールにて送信すると共に、ユーザIDと関連付けて顧客DB34に格納する。この電子メールにはURLが含まれており、ユーザ端末5において、そのURLにより指定されたページを開くと、見積結果を表示する画面においてその詳細を確認することができる。尚、見積価格が基準最低価格以下又はその付近にあるときには、上記電子メールの文面を、その旨を顧客にアピールする内容のものとする。

0179

ステップS35:顧客に対して見積価格を提示した旨を、販売代理店側サーバ2に、電子メールにより通知する。

0180

(4)契約済仕様表示処理
次に、車両メーカ側サーバ1のCPU21により実行される契約済仕様表示処理について、図13のフローチャートに基づいて説明する。

0181

すなわち、最初のステップS101では、販売代理店側サーバ2から送信された契約情報(販売代理店側サーバ2又は販売代理店端末4の所定操作により送信された、顧客が購入契約を行った旨の情報とその購入契約に係る車両の仕様)を受信したか否かを判定する。この判定がNOであって契約情報を受信していないときには、そのままステップS104に進む一方、判定がYESであって契約情報を受信したときには、その購入契約に係る車両の仕様情報を契約済情報DB36に格納し、次のステップS103で、その車両を特定するための車両識別情報(車体番号やナンバープレート番号)が決定されると、この車両識別情報を仕様情報に対応付けて格納し、しかる後にステップS104に進む。

0182

上記ステップS104では、ユーザ端末5に表示されたホーム画面A−2(図16)における「契約済車両の仕様確認」の操作ボタンが操作されたか否かを判定する。この判定がNOであって操作されていないときには、ステップS110に進む一方、判定がYESであって操作されたときには、ステップS105に進んで、図28に示すような車両識別情報入力画面をユーザ端末5に送信して表示させる。この車両識別情報入力画面には、車両識別情報として車体番号、ナンバープレート番号(但し、ナンバープレート番号については、譲渡等により変更される場合があるため、新車登録時の車両のみ有効とする)又は整備書記載のID番号を入力するようになっている。

0183

次のステップS106では、上記車両識別情報入力画面において車両識別情報が入力されて「ok」操作がなされたか否かを判定する。この判定がNOのとき、即ち車両識別情報が入力されていないか或いは「ok」操作がなされていないかのいずれかのときには、ステップS110に進む一方、判定がYESであって車両識別情報が入力されかつ「ok」操作がなされたときには、ステップS107に進む。このステップS107では、車両識別情報に対応する車両の仕様情報を契約済情報DB36から検索し、その検索結果をユーザ端末5に送信して、検索結果表示画面として表示させる。尚、検索した結果、該当する車両識別情報が存在しない場合には、その旨をユーザ端末5に表示させる。

0184

上記検索結果表示画面には、図29に一例を示すように、入力した車両識別情報に対応する車両の仕様の各項目が一覧表示されると共に、その車両と最も仕様の近いカタログモデルの名称、このカタログモデルの中古車市場における標準価格、車両識別情報に対応する車両とカタログモデルとの間の仕様差等が表示される。このことで、端末に表示された車両の仕様を個々の仕様項目毎に一つずつ確認しなくても、既存のカタログモデルの仕様と対比して、例えば、図示の如く、「タイプR」仕様にレッド内装とボディコティングを追加し、一方、ABSを削除したもの、というように容易に把握することができる。また、図の例では、カタログモデルの中古市場における標準価格や、このカタログモデルとの間の仕様差に対応する価格差も表示されており、このことで、車両を中古車として再販するときの適正な価格の設定が容易に行える。

0185

さらに、上記検索結果表示画面には、図示の如く、その画面に表示されている車両の仕様を証明する証明書を希望する場合に操作する「証明書発行」ボタンと、当該車両の実際の仕様を変更していて、契約済情報DB36に記憶されている車両の仕様情報の変更を希望する場合に操作する「仕様変更」ボタンとが含まれている。この「仕様変更」ボタンを操作するときには、まず、車両の仕様変更を伴うオプションの販売業者の識別情報とパスワードとを入力し、しかる後に「仕様変更」ボタンを操作する。

0186

上記「仕様変更」ボタンが操作されたか否かの判定はステップS108で行われる。この判定がNOであって操作がなされていないときには、ステップS110に進む一方、判定がYESであって操作されたときには、ステップS109に進んで、仕様変更画面をユーザ端末5に送信して表示させ、このユーザ端末5におけるユーザの操作に応じて車両の仕様情報を変更する処理を行う(契約済仕様の変更)。詳しくは、上記仕様変更画面は、図33に一例を示すように車両仕様選定画面(図17参照)と同様のものであり、その画面の上半分の領域には、選択された車両の外観イメージ画像及び内装イメージ画像、これら両イメージ画像をそれぞれ拡大表示可能な「ZOOM」ボタン、当該車両に関する各種詳細情報を表示可能な「詳細」ボタンが表示されている。

0187

一方、上記仕様変更画面の下半分の領域には、外装内挿電装及び販社オプションの各項目について、それぞれ仕様変更を行うことが可能なフォルダが表示されるようになっている。尚、エンジン及び駆動系については購入後の変更はできないので、これらの仕様項目に対応するフォルダは表示されない。そして、各フォルダ毎に車両に装着可能なオプションが選択可能に表示され、一方、装着不能なオプションは選択できないようになっている。すなわち、車両の仕様項目のうち、現状で装着可能なものについては「装着」ボタンがアクティブ状態で表示される。また、現時点で既に装着されているものは太枠で表時されるが、これについては装着解除ボタンがアクティブ状態で表示される。一方、装着できないものや装着解除できないものについてはいずれも非アクティブ状態で表示される(図中、×印のもの)。

0188

そして、実車に後からオプションを追加して、その仕様を変更した場合には、上記仕様変更画面においてそのオプションを選択して「変更」ボタンを操作すると、契約済情報DB36に記憶されている車両の仕様情報のうち、上記選択したオプションに係る仕様項目が変更されて、記憶される。このように、車両の購入契約後に、契約済情報DB36に記憶されている当該車両の仕様情報を変更可能とすることで、当該車両の仕様情報を実車の仕様に合った正確なものに更新することができる。しかも、そのデータの更新の際にはオプション品の販売業者の識別情報とパスワードとを入力しなくてはならないから、不正なデータ更新が行われることもない。

0189

上記ステップS108若しくはステップS109に続いて、ステップS110では、上記検索結果表示画面の「証明書発行」ボタンが操作されたか否かを判定する。この判定がNOであって操作されていないときには、ステップS112に進む一方、判定がYESであって操作されたときには、ステップS111に進んで、その証明書をプリンタ12により印刷発行し(その証明書をユーザによって指定された宛先に送付する)、しかる後にステップS112に進む。

0190

上記証明書は、例えば図30に示すようなものであって、車両の仕様の他に車体番号等の車両識別情報も記載されている。尚、この証明書は、上記のようにユーザが希望する場合に発行しているが、車両識別情報が決定された時点やその後に自動的に発行するようにしてもよい。

0191

上記ステップS112では、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11から、該サーバ2,11が指定した車両識別情報が契約済情報DB36に記憶されているかどうかの確認要求が有るか否かを判定する。この判定がNOであって確認要求がないときには、そのままステップS114に進む一方、判定がYESであって確認要求が有るときには、ステップS113に進んで、その車両識別情報が契約済情報DB36に記憶されているかどうかを販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11に返信し、しかる後にステップS114に進む。

0192

上記ステップS114では、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11から、該サーバ2,11が指定した車両識別情報に対応する車両の仕様読み出し要求が有るか否かを判定する。この判定がNOであって仕様読み出し要求がないときには、そのままリターンする一方、判定がYESであって仕様読み出し要求が有るときには、ステップS115に進んで、その車両識別情報に対応する車両の仕様情報を販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11に返信し、しかる後にリターンする。

0193

尚、上記ステップS112〜ステップS115は、後述するように、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11が、本システムを利用して見積・発注された車両の仕様を証明する証明書を発行する際に、車両メーカ側サーバ1に対して、車両識別情報の記憶の有無を問い合わせると共に、記憶が有れば本システムを利用して仕様選定された車両であると判断して、その車両識別情報に対応する車両の仕様情報を送信するように要求するため、この問い合わせや要求に応えるものである。

0194

−販売代理店側サーバ2にて実行されるソフトウエア−次に、販売代理店側サーバ2のCPU21により実行されるソフトウエアについて図31により説明する。

0195

すなわち、最初のステップS201では、通常の販売代理店業務の制御を実行し、次のステップS202では、車両が当該販売代理店に到着したか否かを判定する。この判定は、車両受領時のデータ入力に基づいて行う。尚、当該販売代理店に到着した車両については、車体番号が既に決定されている。

0196

上記ステップS202の判定がNOであって車両が到着していないときには、そのままリターンする一方、判定がYESであって車両が到着したときには、ステップS203に進む。

0197

上記ステップS203では、その車両が、本システムを利用して仕様選定された車両(個別仕様車)であるか否かを判定する。この判定に際して、車両メーカ側サーバ1に対して、車体番号等の当該車両の識別情報(車両識別情報)が契約済情報DB36に記憶されているかどうかを確認するように要求し、その返信(車両メーカ側サーバ1の契約済仕様表示処理におけるステップS113参照)を受けて、記憶されているときには、個別仕様車であると判定し、記憶されていないときには、個別仕様車でない(カタログモデル)と判定する。

0198

上記ステップS203の判定がNOであって個別仕様車でないときには、そのままリターンする一方、判定がYESであって個別仕様車であるときには、ステップS204に進んで、車両メーカ側サーバ1に対して、その車両の仕様情報を契約済情報DB36から読み出すように要求して送信してもらう(車両メーカ側サーバ1の契約済仕様表示処理におけるステップS115参照)ことにより取得する。

0199

次のステップS205では、プリンタ13によりその車両の仕様を証明する証明書を印刷発行し(この証明書は完成車両に乗せてユーザに渡す)、しかる後にリターンする。

0200

上記証明書は、上記車両メーカ側サーバ1の契約済仕様表示処理におけるステップS111で発行するものと同じであり、このため、車両が販売代理店に到着した時点で証明書を発行しなくてもよい。一方、この時点で証明書を発行するのであれば、ステップS111で発行するようにしなくてもよく、証明書を紛失することを考慮して、ステップS111では課金を前提に発行するようにしてもよい。さらに、後述のように生産ラインで証明書を発行する場合にも、車両が販売代理店に到着した時点で証明書を発行しなくてもよく、逆にこの時点で証明書を発行するのであれば、生産ラインで証明書を発行するようにしなくてもよい。

0201

尚、上記ステップS205で発行する証明書は、保証書、取扱説明書、車検証等と兼用のものであってもよく、この場合は、上記ステップS202において、車両が当該販売代理店に到着したか否かを判定する代わりに、保証書、取扱説明書、車検証等が印刷するプログラムが起動されて車両識別情報が入力されたか否かを判定すればよく、ステップS205において、保証書等が印刷されるときに同時に証明書を印刷することになる。

0202

−生産設備側サーバ11にて実行されるソフトウエア−次に、生産設備側サーバ2のCPU21により実行されるソフトウエアについて図32により説明する。

0203

すなわち、最初のステップS301では、通常の生産設備の制御を実行し、次のステップS302では、車両が生産ラインの所定段階(車体番号が決定済みである段階)に到達したか否かを判定する。

0204

上記ステップS302の判定がNOであって所定段階に到達していないときには、そのままリターンする一方、判定がYESであって所定段階に到達したときには、ステップS303に進んで、上記販売代理店側サーバ2の処理のステップS203と同様に、その車両が、本システムを利用して仕様選定された車両(個別仕様車)であるか否かを判定する。この判定がNOであって個別仕様車でないときには、そのままリターンする一方、判定がYESであって個別仕様車であるときには、ステップS304に進んで、上記販売代理店側サーバ2の処理のステップS204と同様に、その車両の仕様情報を取得する。

0205

次のステップS305では、プリンタ14によりその車両の仕様を証明する証明書を発行し(この証明書は完成車両に乗せてユーザに渡す)、しかる後にリターンする。

0206

尚、上記ステップS305で発行する証明書は、保証書や取扱説明書と兼用のものであってもよく、車体に直接刻印したりシールで貼り付けたりするものであってもよい。

0207

この実施形態では、車両メーカ側サーバ1が証明書を発行する場合には、該車両メーカ側サーバ1がユーザ端末5に通信回線を介して接続された自動車の販売支援システムを構成し、車両メーカ側サーバ1の記憶装置26が、この販売支援システムを制御するためのプログラム(販売支援プログラム)を記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を構成する。また、車両メーカ側サーバ1の通信インターフェース27が、ユーザ端末5に入力されかつ該ユーザ端末5から送信された顧客選択仕様を受信する仕様受信手段と、購入支援情報をユーザ端末5に送信する購入支援情報送信手段と、ユーザ端末5から仕様入力後における顧客の所定操作により送信された操作信号を受信する操作信号受信手段とを構成する。さらに、車両メーカ側サーバ1のCPU21が、購入支援DB33に記憶した車両の購入支援情報の中から、上記仕様受信手段により受信した顧客選択仕様と同じ仕様を有する車両の購入支援情報を選択する購入支援情報選択手段と、上記操作信号受信手段により受信した操作信号を受けて、顧客を顧客選択仕様と同じ仕様を有する車両の購入へと導く購入導き手段とを構成し、車両メーカ側サーバ1に接続されたプリンタ11が、購入契約に係る車両の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行手段を構成することになる。

0208

一方、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11が証明書を発行する場合には、該販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11が、車両メーカ側サーバ1に通信回線を介して接続された自動車の販売支援システムを構成し、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11の記憶装置26が、この販売支援システムを制御するためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を構成する。また、販売代理店側サーバ2に接続されたプリンタ13又は生産設備側サーバ11に接続されたプリンタ14が、車両の仕様を証明する証明書を発行する証明書発行手段を構成することになる。

0209

そして、車両メーカ側サーバ1は、ユーザ端末5への車両識別情報の入力に応じて検索結果表示画面により該車両識別情報に対応する車両の仕様を表示させるように構成されているので、車両メーカ側サーバ1の通信インターフェース27は、顧客の車両購入契約後にユーザ端末5に入力されかつ該ユーザ端末5から送信された、該購入契約に係る車両の識別情報(車両識別情報)を受信する識別情報受信手段と、この識別情報受信手段により受信した購入契約に係る車両の識別情報を受けて、該車両の仕様を、該識別情報を送信したユーザ端末5に送信して表示させる仕様送信表示手段とを構成すると共に、ユーザ端末5に入力されかつ該ユーザ端末5から送信された、顧客を特定する情報を受信する顧客特定情報受信手段をも構成する。

0210

したがって、上記実施形態では、顧客による車両の購入契約後に、該購入契約に係る車両の仕様を証明する証明書を発行するか、又は、ユーザ端末5に入力されかつ該ユーザ端末5から送信された購入契約に係る車両の識別情報を受けて、当該車両の仕様を、上記車両識別情報を送信したユーザ端末5に送信して表示させるようにしたので、上記顧客は勿論、例えば当該顧客から車両を譲渡された中古車業者や当該顧客から車両の修理を依頼された修理業者等が、その車両の仕様を容易に確認することができ、さらに、上記顧客や業者等は、車両の仕様を証明する必要が生じたときには確実にかつ容易に証明することができ、これにより、利便性が極めて高い。

0211

尚、上記実施形態では、車両メーカ側サーバ1が、ユーザ端末5への車両識別情報の入力に応じて検索結果表示画面により該車両識別情報に対応する車両の仕様を表示させるようにしたが、販売代理店側サーバ2や生産設備側サーバ11が、同様に、ユーザ端末5への車両識別情報の入力に応じて該車両識別情報に対応する車両の仕様を表示させるようにしてもよい。この場合は、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11が、車両メーカ側サーバ1に通信回線を介して接続された自動車の販売支援システムを構成し、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11の記憶装置26が、この販売支援システムを制御するためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を構成する。また、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11の通信インターフェース27が、車両の購入契約後にユーザ端末5に入力されかつ該ユーザ端末5から送信された、該購入契約に係る車両特定報を受信する識別情報受信手段を構成し、販売代理店側サーバ2又は生産設備側サーバ11のCPU21が、上記識別情報受信手段により受信した購入契約に係る車両の識別情報を受けて、該車両の仕様を、該識別情報を送信したユーザ端末5に送信して表示させる仕様送信表示手段を構成することになる。

0212

また、上記実施形態では、ユーザが、入力内容確認画面C−4において表示される情報の内容について確認した後、所定操作によって見積・査定を依頼した場合に、車両メーカ側サーバ1が、見積価格DB35から、ユーザにより選択された販売代理店のデータを読み出して、車両仕様選定処理(M2)において選定された車両仕様の識別情報(仕様番号)に対応する見積価格を算出し、この見積価格をユーザ端末5に送信したが、ユーザが見積・査定を依頼した場合には、車両メーカ側サーバ1が、ユーザにより選択された販売代理店の販売代理店側サーバ2に対して見積を行うように依頼し、これを受けて、その販売代理店の販売者が見積を行って、その見積価格を販売代理店端末4に入力することにより車両メーカ側サーバ1を介して又は直接にユーザ端末5に送信するようにしてもよい。また、見積価格を自動的にユーザ端末5に送信する場合、車両メーカが販売代理店に対してこのシステムの採用を強制するものではなくて、各販売代理店が、自らの希望で該システムを自発的に採用するものである。

発明の効果

0213

以上説明したように、本発明によると、自動車の購入を希望する顧客が通信回線を介して当該自動車の仕様を選択可能とし、さらに、その選択された仕様の自動車に関する購入支援情報を当該顧客に送信することによって、自動車の販売をオンライン上で支援する場合に、上記顧客が自動車の購入契約を結んだ後に、該購入契約に係る自動車の仕様を証明する証明書を発行するか、又は、オンライン上の端末から上記購入契約に係る自動車の識別情報を受けて、該自動車の仕様を上記端末に送信して表示させるようにすることで、購入契約に係る自動車の仕様を購入後においても確認することができると共に、その自動車の修理時や検査時等においてその仕様を証明する必要が生じたときに、確実にかつ容易に証明することができる。

図面の簡単な説明

0214

図1本発明の実施形態における個別仕様車見積・発注システムの全体構成を示す概念図である。
図2車両メーカ側サーバ、販売代理店側サーバ、販売代理店端末及びユーザ端末の内部構成を例示するブロック図である。
図3個別仕様車見積・発注システムにおいて実行される処理モジュールの機能体系を示す図である。
図4イニシャル処理(M1)と車両仕様選定処理(M2)における表示画面の遷移を示す図である。
図5見積・査定依頼処理(M3)における表示画面の遷移と、見積・査定の依頼に伴う電子メールの送信機能を示す図である。
図6見積事項確認処理(M4)における表示画面の遷移を示す図である。
図7クレジット審査処理(M5)及び商談申し込み処理(M6)とにおける表示画面の遷移と、クレジット審査及び商談申し込みに伴う電子メールの送信機能とを示す図である。
図8納期照会処理(M7)及びインストラクション処理(M8)における表示画面の遷移と、納期照会に伴う電子メールの送信機能とを示す図である。
図9車両メーカ側サーバが実行する処理の全体概要を示すフローチャートである。
図10車両メーカ側サーバにおいて行われる見積・査定依頼処理(M3)を示すフローチャートである。
図11車両メーカ側サーバにおいて行われる見積事項確認処理(M4)を示すフローチャートである。
図12車両メーカ側サーバにおいて行われる見積価格提供処理を示すフローチャートである。
図13車両メーカ側サーバにおいて行われる契約済仕様表示処理を示すフローチャートである。
図14納期ステータス照会画面G−2を例示する図である。
図15ホームページ画面であるトップ画面A−1を例示する図である。
図16ホーム画面A−2を例示する図である。
図17車両仕様選定処理(M2)が表示する車両仕様選定画面(B−1乃至B−15)のフォーマットを例示する図である。
図18図17に示す「明細」ボタンが操作された場合に表示されるメーカ希望小売価格の明細画面を例示する図である。
図19車両仕様選定処理(M2)が表示する選定仕様表示画面B−15を例示する図である。
図20見積請求トップ画面C−1を例示する図である。
図21査定申込入力画面C−2を例示する図である。
図22ID・パスワード入力画面D−1を例示する図である。
図23購入検討情報一覧画面D−2を例示する図である。
図24見積事項確認画面D−3を例示する図である。
図25借入条件入力画面E−1を例示する図である。
図26返済計画表示画面E−2を例示する図である。
図27商談申し込み入力画面F−1を例示する図である。
図28車両識別情報入力画面を例示する図である。
図29検索結果表示画面を例示する図である。
図30車両の仕様を証明する証明書を例示する図である。
図31販売代理店側サーバにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
図32生産設備側サーバにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
図33車両仕様変更画面を例示する図である。

--

0215

1:車両メーカ側サーバ
2:販売代理店側サーバ
3:インターネット
4:販売代理店端末
5:ユーザ端末
6:プロバイダ
8,9:基地局
11:生産設備側サーバ
12,13,14:プリンタ(証明書発行手段)
21:CPU
22:ディスプレイ
23:キーボード
24:ROM
25:RAM
26:記憶装置
27:通信インタフェース
28:ポインティング・デバイス
29:内部バス
30:通信回線
31:メーカ希望小売価格DB
32:進捗管理DB
33:購入支援DB
34:顧客価格DB
35:見積価格DB
36:契約済情報DB

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