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技術 自動販売機の庫内ファンモータ制御装置

出願人 東芝機器株式会社
発明者 岸村光祥
出願日 2001年11月26日 (18年11ヶ月経過) 出願番号 2001-359688
公開日 2003年6月6日 (17年5ヶ月経過) 公開番号 2003-162765
状態 未査定
技術分野 自動販売機等の制御,補助装置 冷蔵庫における冷気の循環 冷凍機械と関連した装置 冷蔵庫の冷気循環及び細部構成
主要キーワード 逆回転運転 加温ヒータ 大量販売 検知数 加温制御 温ボタン カウント機構 コイン機構
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重要な関連分野

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図面 (8)

課題

エバファンモータ回転数を制御することで、必要なときに必要な分だけ庫内に対流を起こさせて、無駄な消費電力量を低減し、最適な冷却温度加温温度を得ること。

解決手段

冷却運転中及び加温運転中に、商品収納する左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内温度に応じて運転制御部28によって左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を制御する。

概要

背景

自動販売機には、複数のコラム内にそれぞれ商品収納し、これらコラムごとにそれぞれ商品を冷却又は加温し、コールド商品又はホット商品として販売するものがある。

このような自動販売機には、各コラム毎にそれぞれ各エバファンモータが設けられ、これらエバファンモータを駆動することによってコラムの各庫内の冷気又は温風対流させて商品の冷却又は加温を行なっている。そして、これらエバファンモータは、交流モータが用いられ、その駆動中は、フルパワーでかつ一定の回転数で制御されている。

概要

エバファンモータの回転数を制御することで、必要なときに必要な分だけ庫内に対流を起こさせて、無駄な消費電力量を低減し、最適な冷却温度加温温度を得ること。

冷却運転中及び加温運転中に、商品を収納する左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内温度に応じて運転制御部28によって左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を制御する。

目的

そこで本発明は、エバファンモータの回転数を制御することで、必要なときに必要な分だけ庫内の空気を対流させて、無駄な消費電力量を低減し、最適な冷却温度、加温温度が得られる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

商品に対する冷却運転又は加温運転のいずれか一方又は両方を行なう自動販売機庫内ファンモータ制御装置において、前記冷却運転中及び前記加温運転中に、前記商品を収納する庫内の温度に応じて前記庫内に対流を発生させる庫内ファンモータの回転数を制御する運転制御手段、を具備したことを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

請求項2

商品に対する冷却運転を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、前記商品を収納する庫内に対流を発生させる庫内ファンモータと、前記冷却運転時に、前記庫内温度が予め設定された適正温度帯の上限温度よりも高い状態であれば、前記庫内ファンモータの回転数を大きくして超高速回転運転し、前記庫内温度が前記適正温度帯内にあれば、前記庫内ファンモータの回転数を前記超高速回転の回転数よりも小さい複数の回転数のいずれかに切り替え制御する運転制御手段と、を具備したことを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

請求項3

商品に対する加温運転を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、前記商品を収納する庫内に対流を発生させる庫内ファンモータと、前記加温運転時に、前記庫内温度が予め設定された適正温度帯の下限温度よりも低い状態であれば、前記庫内ファンモータの回転数を大きくして超高速回転で運転し、前記庫内温度が前記適正温度帯内にあれば、前記庫内ファンモータの回転数を前記超高速回転の回転数よりも小さい複数の回転数のいずれかに切り替え制御する運転制御手段と、を具備したことを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

請求項4

商品に対する冷却運転又は加温運転のいずれか一方又は両方を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、前記冷却運転中及び前記加温運転中に、前記商品を収納する庫内の温度に応じて前記庫内に対流を発生させる庫内ファンモータの回転数を制御する運転制御手段を備え、かつこの運転制御手段は、前記商品の販売数量に応じて前記庫内ファンモータの回転数が異なる複数の販売数量運転モードを学習し、これら販売数量運転モードのうち所定時間当たりの前記商品の販売数量に応じた前記販売数量運転モードを選択し、この販売数量運転モードに従って前記庫内ファンモータの回転数を制御する機能を有することを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

請求項5

商品に対する冷却運転又は加温運転のいずれか一方又は両方を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、前記冷却運転中及び前記加温運転中に、前記商品を収納する庫内の温度に応じて前記庫内に対流を発生させる庫内ファンモータの回転数を制御する運転制御手段を備え、かつこの運転制御手段は、前記商品の販売数量に応じて前記庫内ファンモータの回転数が異なる複数の販売数量運転モードを学習し、前記冷却運転中及び前記加温運転中にそれぞれ前記庫内温度が前記適正温度帯内にあれば、所定時間当たりの商品の販売数量を検知し、この販売数量が多いほど複数の前記販売数量運転モードうち回転数の多い前記販売数量運転モードを設定し、前記販売数量が少ないほど回転数の小さい前記販売数量運転モードに設定し、これら設定された前記販売数量運転モードに従って前記庫内ファンモータの回転数を制御する機能を有することを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

請求項6

前記自動販売機は、前記商品を収納し、かつ冷却運転又は加温運転のいずれか一方に選択的に設定されるコラムと、このコラム内に収納されている前記商品のうち販売口の近傍に収納されている前記商品の高さ位置付近に設けられ、当該商品の周囲雰囲気の温度を検出する温度センサとを備え、前記庫内ファンモータは、前記コラム内に収納されている前記商品のうち販売口の近傍に収納されている前記商品の高さ位置に対応して設けられ、前記運転制御手段によって前記庫内ファンモータの回転数が大きく設定されると、前記庫内全体に対流を発生させ、前記回転数が小さく設定されると、前記庫内のうち前記販売口の付近において対流を発生させることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

請求項7

前記運転制御手段は、前記複数のコラム別に設定された前記冷却運転又は前記加温運転のいずれか一方に応じて前記庫内ファンモータ別にそれぞれ回転数を制御する機能を有することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の自動販売機の庫内ファンモータ制御装置。

技術分野

0001

本発明は、自動販売機庫内の冷気又は温風対流させて庫内の商品の冷却又は加温を行なうエバファンモータ庫内ファンモータ)の回転数制御を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置に関する。

背景技術

0002

自動販売機には、複数のコラム内にそれぞれ商品を収納し、これらコラムごとにそれぞれ商品を冷却又は加温し、コールド商品又はホット商品として販売するものがある。

0003

このような自動販売機には、各コラム毎にそれぞれ各エバファンモータが設けられ、これらエバファンモータを駆動することによってコラムの各庫内の冷気又は温風を対流させて商品の冷却又は加温を行なっている。そして、これらエバファンモータは、交流モータが用いられ、その駆動中は、フルパワーでかつ一定の回転数で制御されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、エバファンモータをフルパワーで一定の回転数で制御して庫内の冷却、加温を行なっているために、不必要なエネルギ消費してしまい、過冷却、過加温(異常加熱)が発生するおそれがある。これら過冷却、過加温が発生すると、商品を最適な冷却温度加温温度に保つことができなくなり、商品を冷却しすぎたり、加温しすぎたりする。そのうえ、消費電力量も増加してしまう。

0005

そこで本発明は、エバファンモータの回転数を制御することで、必要なときに必要な分だけ庫内の空気を対流させて、無駄な消費電力量を低減し、最適な冷却温度、加温温度が得られる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、商品に対する冷却運転又は加温運転のいずれか一方又は両方を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、冷却運転中及び加温運転中に、商品を収納する庫内の温度に応じて庫内に対流を発生させる庫内ファンモータの回転数を制御する運転制御手段を具備したことを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置である。

0007

本発明は、商品に対する冷却運転を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、商品を収納する庫内に対流を発生させる庫内ファンモータと、冷却運転時に、庫内温度が予め設定された適正温度帯の上限温度よりも高い状態であれば、庫内ファンモータの回転数を大きくして超高速回転運転し、庫内温度が適正温度帯内にあれば、庫内ファンモータの回転数を超高速回転の回転数よりも小さい複数の回転数のいずれかに切り替え制御する運転制御手段とを具備したことを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置である。

0008

本発明は、商品に対する加温運転を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、商品を収納する庫内に対流を発生させる庫内ファンモータと、加温運転時に、庫内温度が予め設定された適正温度帯の下限温度よりも低い状態であれば、庫内ファンモータの回転数を大きくして超高速回転で運転し、庫内温度が適正温度帯内にあれば、庫内ファンモータの回転数を超高速回転の回転数よりも小さい複数の回転数のいずれかに切り替え制御する運転制御手段とを具備したことを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置である。

0009

本発明は、商品に対する冷却運転又は加温運転のいずれか一方又は両方を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、冷却運転中及び加温運転中に、商品を収納する庫内の温度に応じて庫内に対流を発生させる庫内ファンモータの回転数を制御する運転制御手段を備え、かつこの運転制御手段は、商品の販売数量に応じて庫内ファンモータの回転数が異なる複数の販売数量運転モードを学習し、これら販売数量運転モードのうち所定時間当たりの商品の販売数量に応じた販売数量運転モードを選択し、この販売数量運転モードに従って庫内ファンモータの回転数を制御する機能を有することを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置である。

0010

本発明は、商品に対する冷却運転又は加温運転のいずれか一方又は両方を行なう自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、冷却運転中及び加温運転中に、商品を収納する庫内の温度に応じて庫内に対流を発生させる庫内ファンモータの回転数を制御する運転制御手段を備え、かつこの運転制御手段は、商品の販売数量に応じて庫内ファンモータの回転数が異なる複数の販売数量運転モードを学習し、冷却運転中及び加温運転中にそれぞれ庫内温度が適正温度帯内にあれば、所定時間当たりの商品の販売数量を検知し、この販売数量が多いほど複数の販売数量運転モードうち回転数の多い販売数量運転モードを設定し、販売数量が少ないほど回転数の小さい販売数量運転モードに設定し、これら設定された販売数量運転モードに従って庫内ファンモータの回転数を制御する機能を有することを特徴とする自動販売機の庫内ファンモータ制御装置である。

0011

本発明は、上記本発明の自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、自動販売機は、商品を収納し、かつ冷却運転又は加温運転のいずれか一方に選択的に設定されるコラムと、このコラム内に収納されている商品のうち販売口の近傍に収納されている商品の高さ位置付近に設けられ、当該商品の周囲雰囲気の温度を検出する温度センサとを備え、庫内ファンモータは、コラム内に収納されている商品のうち販売口の近傍に収納されている商品の高さ位置に対応して設けられ、運転制御手段によって庫内ファンモータの回転数が大きく設定されると、庫内全体に対流を発生させ、回転数が小さく設定されると、庫内のうち販売口の付近において対流を発生させる。

0012

本発明は、上記本発明の自動販売機の庫内ファンモータ制御装置において、運転制御手段は、複数のコラム別に設定された冷却運転又は加温運転のいずれか一方に応じて庫内ファンモータ別にそれぞれ回転数を制御する機能を有する。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。

0014

図1は自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の構成図である。自動販売機本体1には、左コラム(左コラム)2、中コラム(中コラム)3及び右コラム(右コラム)4が形成されている。これら左コラム2、中コラム3及び右コラム4には、それぞれ商品、例えば多数の缶飲料が自動販売機本体1の高さ方向に収納される。

0015

又、自動販売機本体1には、図示しないが商品販売時に商品を選択するためのセレクションスイッチや、投入金額と販売する商品の金額精算業務を行なうコイン機構、セレクションスイッチのにより選択され精算業務の済んだ商品を販売口まで搬送する搬送機構、販売した商品をカウントする販売カウント機構などが設けられている。

0016

このような自動販売機本体1には、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内をそれぞれ冷却又は加温するための冷凍サイクルを構成する各部品が設けられている。なお、これら左コラム2、中コラム3及び右コラム4の冷却又は加温の設定は、図示しない冷却加温ボタンを操作することで選択的に設定させるもので、冷却加温ボタンのうち冷却ボタンを押すことにより冷却に設定され、加温ボタンを押すことにより加温に設定される。

0017

冷凍サイクルを構成する各部品を説明すると、左コラム2、中コラム3及び右コラム4には、それぞれ左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7が設けられている。これら左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の各回転軸には、それぞれ左エバファン8、中エバファン9及び右エバファン10が取り付けられている。

0018

これら左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7は、それぞれ左コラム2、中コラム3及び右コラム4の下部、例えば自動販売機本体1の高さ方向に収納されている複数の商品の最下段の商品から数個の各商品の高さ位置に設けられている。

0019

従って、これら左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7は、それぞれ左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内をその下方の段側から冷気又は加温された温風を対流させて冷却又は加温するものとなっている。

0020

又、これら左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7は、直流モータが用いられている。従って、これら左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7は、印加電圧可変することにより回転数を制御することが容易にできる。

0021

又、これら左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7には、それぞれ左エバファンモータ用のセンサ(左エバセンサ)11、中エバファンモータ用のセンサ(中エバセンサ)12及び右エバファンモータ用のセンサ(右エバセンサ)13が設けられている。

0022

左コラム2、中コラム3及び右コラム4には、冷媒蒸発させる左エバポレータ14、中エバポレータ15及び右エバポレータ16がそれぞれ設けられている。

0023

左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各販売口付近には、それぞれ左コラム商品用の温度センサ(左コラム品温センサ)17、中コラム商品用の温度センサ(中コラム品温センサ)18及び右コラム商品用の温度センサ(右コラム品温センサ)19が取り付けられている。これら温度センサ17、18、19は、それぞれ左コラム2、中コラム3及び右コラム4内の各庫内温度、すなわち販売口付近で次に販売される商品の周囲の庫内温度、すなわち最下段の商品から数個の各商品が収納されている周囲温度を検出する。

0024

自動販売機本体1には、冷媒を圧縮するコンプレッサ20及び冷媒を冷却水で冷却して凝縮液化するコンデンサ21が設けられている。このうちコンデンサ21には、コンデンサファン22が設けられ、かつコンデンサセンサ23が取り付けられている。

0025

又、左コラム2、中コラム3及び右コラム4に対応して冷媒の流れを調節する左コラム2用の電磁弁(左電磁弁)24、中コラム3用の電磁弁(中電磁弁)25、及び右コラム4用の電磁弁(右電磁弁)26が設けられている。

0026

従って、冷却運転では、冷媒がコンプレッサ20により圧縮されて高圧高温ガスとなり、コンデンサ21により冷却水で冷却されて凝縮液化される。この凝縮液化された冷媒は、分配器ディストリビュータ)により左電磁弁24、中電磁弁25又は右電磁弁26に分配され、各々の左キャピラリ、中キャピラリ又は右キャピラリにより減圧されて各左エバポレータ14、中エバポレータ15又は右エバポレータ16に送られて蒸発し、その潜熱により周囲の熱を奪って左コラム2、中コラム3及び右コラム4の庫内を冷却する。

0027

一方、加温運転では、左コラム2、中コラム3及び右コラム4に対応する図示しない各加温ヒータ(左加温ヒータ、中加温ヒータ、右加温ヒータ)が設けられている。これら加温ヒータに対する通電オンオフにより各コラム2、3、4の庫内の加温制御が行われる。

0028

電装品ボックス27は、冷凍サイクルを構成する各部品を制御して冷却運転又は加温運転を行なう機能を有している。又、この電装品ボックス27には、冷却運転中及び加温運転中に、商品を収納する左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度、すなわち左コラム品温センサ17、中コラム品温センサ18、右コラム品温センサ19、左エバセンサ11、中エバセンサ12及び右エバセンサ13によりそれぞれ検出された左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各販売口付近の庫内温度に応じて左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の各回転数をそれぞれ制御する運転制御部28が設けられている。

0029

この運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7をそれぞれ複数の回転運転モード、例えば超高速回転運転モード(例えば3000rpm)、高速回転運転モード(例えば2500rpm)、中速回転運転モード(例えば2000rpm)、低速回転運転モード(例えば1500rpm)、逆回転運転モード(例えば2000rpm)のうちいずれかの回転運転モードに可変設定して、必要なときに必要な分だけ左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内に対流を起こさせて、無駄な消費電力量を低減し、最適な冷却温度、加温温度に制御する機能を有する。

0030

具体的に、運転制御部28は、冷却運転時に、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度が予め設定された適正温度帯の上限温度、例えば7℃よりも高い状態で商品が冷えていない状態あれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の各回転数を大きく、例えば超高速回転運転モードに設定する機能を有している。

0031

又、運転制御部28は、冷却運転時に、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度が適正温度帯内にあれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を超高速回転運転モードの回転数よりも小さい回転数、例えば高速回転運転モード、中速回転運転モード又は低速回転運転モードのうちいずれかの回転運転モードに可変設定する機能を有している。

0032

一方、運転制御部28は、加温運転時に、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度が予め設定された適正温度帯の下限温度、例えば50℃よりも低い状態であれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を大きく、例えば超高速回転運転モードに設定する機能を有している。

0033

又、運転制御部28は、加温運転時に、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度が適正温度帯内にあれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を超高速回転運転モードの回転数よりも小さい回転数、例えば高速回転運転モード、中速回転運転モード又は低速回転運転モードのうちいずれかの回転運転モードに可変設定する機能を有している。

0034

さらに、運転制御部28は、冷却運転時及び加温運転時に、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度がそれぞれ適正温度帯内にあれば、複数の販売数量運転モード、例えば大量判定モード(所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上)、中量判定モード(所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以下)、小量判定モード(所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下)に従って左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を制御する機能を有している。

0035

大量判定モードは、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上であれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を高速回転運転モードで一定の回転数(例えば2500rpm)で運転するモードである。

0036

具体的に、冷却運転時の大量判定モードでは、図2(a)に示すように左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内温度が例えば2.5℃以下になると、コンプレッサ20をオフ(OFF)し、次に庫内温度が例えば4.5℃以上になると、コンプレッサ20をオン(ON)する。

0037

これと共に、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7は、コンプレッサ20のオフと共にオフし、各庫内温度が例えば所定温度T1以上になると、オンし、コンプレッサ20がオンしても継続してオンとする。

0038

このとき運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を、オンの期間、高速回転運転モードで一定の回転数(例えば2500rpm)で運転する。

0039

加温運転時の大量判定モードでは、図3(a)に示すように左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータをオン、オフすることを繰り返す。

0040

このとき、加温ヒータがオンであれば、運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を高速回転運転モードで一定の回転数(例えば2500rpm)で運転するものとなっている。

0041

加温ヒータがオフであれば、運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を同高速回転運転モードで運転する。

0042

中量判定モードは、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以上であれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を中速回転運転モードで一定の回転数(例えば2000rpm)で運転するモードである。

0043

具体的に、冷却運転時の中量判定モードでは、図2(b)に示すように左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内温度が例えば2.5℃以下になると、コンプレッサ20をオフし、庫内温度が例えば4.5℃以上になると、コンプレッサ20をオンする。

0044

これと共に、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7は、各庫内温度が例えば所定温度T2以上になると、オンし、コンプレッサ20がオンしても継続してオンとする。

0045

このとき運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を、オンの期間、中速回転運転モード(例えば2000rpm)で運転する。

0046

加温運転時の中量判定モードでは、図3(b)に示すように左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータをオン、オフすることを繰り返す。このときのオン、オフの各期間は、加温運転中の大量判定モードの左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータのオン、オフの各期間よりも長い。

0047

このとき、加温ヒータがオンであれば、運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を高速回転運転モードでで運転する。

0048

加温ヒータがオフであれば、運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を中速回転運転モードで運転する。

0049

小量判定モードは、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下であれば、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を低速回転運転モードで一定の回転数(例えば1500rpm)で運転するモードである。

0050

具体的に、冷却運転時の小量判定モードでは、図2(c)に示すように左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内温度が例えば2.5℃以下になると、コンプレッサ20をオフし、庫内温度が例えば6℃以上になると、コンプレッサ20をオンする。

0051

これと共に、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7は、コンプレッサ20のオフと共にオフし、各庫内温度が例えば所定温度T3以上になると、オンし、コンプレッサ20がオンしても継続してオンとする。

0052

このとき運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を、オンの期間、低速回転運転モード(例えば1500rpm)で運転する。

0053

加温運転時の小量判定モードでは、図3(c)に示すように左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータのオン、オフを繰り返しの断続運転を行ない、庫内温度が57℃に達すると、左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータをオフする。そして、庫内温度が53℃に低下すると、再び中加温ヒータ又は右加温ヒータのオン、オフを繰り返しの断続運転を行ない、庫内温度が57℃に達すると、左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータをオフする。

0054

このとき、加温ヒータがオンであれば、運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を高速回転運転モードでで運転する。

0055

加温ヒータがオフであれば、運転制御部28は、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を低速回転運転モードで運転する。

0056

又、運転制御部28は、学習省電力制御機能を有する。すなわち、運転制御部28は、販売カウント機構によりカウントされた商品の販売数量を所定期間例えば3時間単位メモリに書き込む。

0057

この書き込みは、一日単位で区切られ、例えば月、火等の平日、又は土、日その他の祝日等の休日であるかを判断し、平日と休日との販売数量を別々に曜日毎区分してメモリに書き込む。

0058

このように自動販売機のそれぞれの設置場所における3時間毎の商品の販売数量を的確に把握できる。このようにメモリに書き込んだ販売数量から図4に示すような左コラム2、中コラム3及び右コラム4別の各時間帯における商品の販売数量データが取得される。

0059

この商品の販売数量データが取得されると、運転制御部28は、中コラム3及び右コラム4別の各時間帯における商品の販売数量から図5に示すように大量販売(所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上)であるか、中量販売(所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以下)であるか、又は少量販売(所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下)であるかを判断し、大量判定モード、中量判定モード、又は小量判定モードであるかを決定する機能を有する。

0060

従って、運転制御部28は、図5に示す販売数量運転モードに従い、例えば左コラム2に対して時刻0〜3:00の間に小量判定モードで運転し、次の時刻3:00〜6:00の間も小量判定モードで運転し、時刻が飛んで時刻9:00〜12:00の間に大量判定モードで運転するものとなる。

0061

図5に示す販売数量運転モードを決定するのは、図4に示す商品の販売数量データの取得方法を、1日の実績から決定してもよいし、2日間の実績、さらには1週間、2週間、3週間、4週間の商品の販売数量データを取得し、曜日別に区分して平均値を取ることで決定してもよい。

0062

又、商品の販売数量データは、1週間、2週間等によってもよいし、5週間目は1週間目を削除し、順次繰り上げて5週間目が4週間目として取得する方法により季節に影響しない範囲で平均値を求めるようにしてもよい。

0063

さらに、時間の区分は、商品の販売実績等により最適な時間、例えば1時間、2時間、或いは4時間、5時間等に区分してもよい。

0064

次に、上記の如く構成された装置の作用について説明する。

0065

自動販売機本体1の左コラム2、中コラム3及び右コラム4は、それぞれ冷却加温ボタンのうち冷却ボタンを押すことにより冷却運転が設定され、加温ボタンを押すことにより加温運転が設定される。例えば左コラム2が冷却運転に設定され、他の中コラム3及び右コラム4が加温運転に設定されたとする。

0066

冷却運転では、冷媒がコンプレッサ20により圧縮されて高圧高温のガスとなり、コンデンサ21により冷却水で冷却されて凝縮液化される。この凝縮液化された冷媒は、分配器(ディストリビュータ)により左電磁弁24、中電磁弁25又は右電磁弁26に分配され、各々の左キャピラリ、中キャピラリ又は右キャピラリにより減圧されて各左エバポレータ14、中エバポレータ15又は右エバポレータ16に送られて蒸発し、その潜熱により周囲の熱を奪って左コラム2の庫内が冷却される。

0067

ところで、自動販売機をオフィス工場等の建物の中に設置し、これを最初に運転するとき、冷却運転では、庫内温度を例えば2.5℃〜7℃の温度範囲で運転し、加温運転では、庫内温度を例えば54℃〜56℃の温度範囲で運転する。

0068

この運転期間中に商品が販売されると、運転制御部28は、学習省電力制御機能によって図4に示すような商品の販売数量データを取得し、かつ図5に示す販売数量運転モードを決定する。この販売数量運転モードは、商品の販売数量データの取得を、例えば2日間、さらには1週間、2週間、3週間、4週間と続けることにより、最新の販売数量データから決定される。

0069

これ以降、運転制御部28は、最新の例えば図5に示す販売数量運転モードに従い、例えば左コラム2に対して時刻0〜3:00の間に小量判定モードで運転し、次の時刻3:00〜6:00の間も小量判定モードで運転し、時刻が飛んで時刻9:00〜12:00の間に大量判定モードで運転する。

0070

又、自動販売機本体1を設置したときのプルダウン冷却時、及び負荷ローディング時等の暖かい商品が左コラム2の庫内に投入されたときには、左コラム2の庫内が冷却運転に設定されていても、左コラム2の庫内温度が予め設定された適正温度帯の上限温度、例えば7℃よりも高い状態、例えば図4に示すように15℃にあり、商品が冷えていない状態にある。

0071

なお、左コラム2の庫内温度は、左コラム2に設けられた左コラム品温センサ17及び左エバセンサ11により検出される。この検出温度は、左コラム2内における販売口付近で次に販売される商品の周囲の庫内温度、すなわち最下段の商品から数個の各商品が収納されている周囲温度である。

0072

この状態に、運転制御部28は、左エバファンモータ5を超高速回転運転モード(例えば3000rpm)で駆動し、左コラム2内の対流を急速に促進し、左コラム2全体に冷気を対流させる。

0073

これにより、左コラム2に収納されている多数の商品が冷却され、かつ同左コラム2の庫内温度は、図4に示すように急速に低下して適正温度帯(例えば庫内温度7℃以下)入る。

0074

次に、冷却運転で、左コラム2の庫内温度が適正温度帯に入ると、運転制御部28は、学習省電力制御機能が働き、図4及び図5に従い、販売検知数が所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上であれば、運転制御部28は、図6に示すように大量判定モードで左エバファンモータ5を高速回転運転モード(例えば2500rpm)で運転し、所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以下であれば、左エバファンモータ5を中量判定モード(例えば2000rpm)で運転し、所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下であれば、左エバファンモータ5を小量判定モード(例えば1500rpm)で運転する。

0075

冷却運転中の大量判定モードであれば、運転制御部28は、図2(a)に示すように左コラム2の庫内温度が例えば2.5℃以下になると、コンプレッサ20をオフし、庫内温度が例えば4.5℃以上になると、コンプレッサ20をオンする。

0076

これと共に、運転制御部28は、左エバファンモータ5を、コンプレッサ20のオフと共にオフし、左コラム2の庫内温度が例えば所定温度T1以上になると、高速回転運転モードで一定の回転数(例えば2500rpm)で運転し、コンプレッサ20がオンしても継続してオンとする。

0077

左エバファンモータ5を高速回転運転モードで運転することにより、左コラム2の全体に冷気が対流する。これにより、左コラム2の庫内温度は、当該左コラム2の全体的に2.5℃〜4.5℃の温度内に収められ、左コラム2内に収納されている多数の商品が適正温度に冷却される。

0078

従って、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上であっても、左コラム2内の全ての商品が適正温度に冷却されているので、販売した商品は、適正温度の冷却されたコールド商品として販売できる。

0079

冷却運転中の中量判定モードであれば、運転制御部28は、図2(b)に示すように左コラム2の庫内温度が例えば2.5℃以下になると、コンプレッサ20をオフし、庫内温度が例えば4.5℃以上になると、コンプレッサ20をオンする。

0080

これと共に、運転制御部28は、左エバファンモータ5を、庫内温度が例えば所定温度T2以上になると、中速回転運転モード(例えば2000rpm)で運転し、コンプレッサ20がオンしても継続してオンとする。これにより、左コラム2の庫内温度は、2.5℃〜4.5℃の温度内に収められる。

0081

左エバファンモータ5を中速回転運転モードで運転することにより、左コラム2の例えば最下段から中下段に冷気が対流する。これにより、左コラム2の庫内温度は、当該左コラム2の例えば最下段から中下段の領域が2.5℃〜4.5℃の適正温度帯内に収められ、左コラム2内に収納されている最下段から中下段の各商品が適正温度に冷却される。

0082

従って、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以下であれば、左コラム2内の最下段から中下段の各商品が適正温度に冷却されているので、商品の販売検知数5本以下の商品販売に十分対応でき、販売した商品は、適正温度に冷却されたコールド商品として販売できる。

0083

冷却運転時の小量判定モードであれば、運転制御部28は、図2(c)に示すように左コラム2の庫内温度が例えば2.5℃以下になると、コンプレッサ20をオフし、庫内温度が例えば6℃以上になると、コンプレッサ20をオンする。

0084

これと共に、運転制御部28は、左エバファンモータ5を、コンプレッサ20のオフと共にオフし、各庫内温度が例えば所定温度T3以上になると、低速回転運転モード(例えば1500rpm)で運転し、コンプレッサ20がオンしても継続してオンとする。

0085

左エバファンモータ5を低速回転運転モードで運転することにより、左コラム2の例えば販売口付近の最下段から商品数個分の周囲に冷気が対流する。これにより、左コラム2の庫内温度は、当該左コラム2の例えば最下段から商品数個分の周囲の領域が2.5℃〜4.5℃の温度内に収められ、左コラム2内に収納されている販売口付近の最下段から商品数個分の周囲の各商品が適正温度に冷却される。

0086

従って、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下であれば、左コラム2内の最下段から商品数個分の周囲の各商品が適正温度に冷却されているので、商品の販売検知数3本以下の商品販売に十分対応でき、販売した商品は、適正温度に冷却されたコールド商品として販売できる。

0087

なお、図4に示すように大量判定モード、中量判定モード、小量判定モードで庫内温度の変化の傾斜がそれぞれ異なるのは、大量判定モードでは庫内全体に冷気を対流させるので、庫内全体の多数の商品との熱交換により他の中量判定モード及び小量判定モードよりも温度上昇の時間が速い。

0088

同様の理由により、中量判定モードでは庫内の最下段から中下段の範囲に冷気を対流させ、小量判定モードでは庫内の販売口付近の最下段から商品数個分の周囲に冷気を対流させるので、中量判定モード、小量判定モードの順で温度上昇の時間が速くなる。

0089

一方、加温運転では、中コラム3及び右コラム4に対応する各加温ヒータに対する通電のオン、オフにより加温制御が行われる。

0090

自動販売機本体1を設置したときのプルダウン加温時、及び負荷ローディング時等の冷たい商品が加温運転の中コラム3及び右コラム4の各庫内に投入されたときには、これら中コラム3及び右コラム4の庫内温度が適正温度帯の下限温度、例えば50℃よりも低い状態、例えば図7に示すように庫内温度48℃であり、商品が加温されていない状態にある。

0091

この状態に、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ超高速回転運転モード(例えば3000rpm)で駆動し、中コラム3及び右コラム4内の全体に対流を急速に促進し、急速加温運転とする。これにより、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度は、急速に上昇して適正温度帯(例えば庫内温度50℃以上)になる。

0092

次に、加温運転で、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度がそれぞれ適正温度帯に入ると、運転制御部28は、各中コラム3及び右コラム4別に学習省電力制御機能が働き、図4及び図5に従い、販売検知数が所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上であれば、運転制御部28は、図7に示すように大量判定モードで中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を高速回転運転モード(例えば2500rpm)で運転し、所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以下であれば、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を中量判定モード(例えば2000rpm)で運転し、所定時間例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下であれば、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7を小量判定モード(例えば1500rpm)で運転する。

0093

加温運転中の大量判定モードであれば、運転制御部28は、図3(a)に示すように中加温ヒータ又は右加温ヒータをオン、オフすることを繰り返す。

0094

このとき、加温ヒータがオンであれば、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ高速回転運転モードで一定の回転数(例えば2500rpm)で運転する。

0095

又、加温ヒータがオフであれば、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ高速回転運転モードで運転する。

0096

これら中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7がそれぞれ個別に高速回転運転モードで運転することにより、中コラム3又は右コラム4の全体に温風が対流する。これにより、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度は、当該中コラム3及び右コラム4の全体的に54℃〜56℃の温度内に収められ、これら中コラム3及び右コラム4内にそれぞれ収納されている多数の商品が適正温度に加温される。

0097

従って、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が6本以上であっても、中コラム3及び右コラム4内の全ての商品が適正温度に加温されているので、販売した商品は、適正温度に加温されたホット商品として販売できる。

0098

加温運転中の中量判定モードであれば、運転制御部28は、図3(b)に示すように中加温ヒータ又は右加温ヒータをそれぞれオンし、オフすることを繰り返す。このときのオン、オフの各期間は、加温運転中の大量判定モードのオン、オフの各期間よりも長い。

0099

このとき、加温ヒータがオンであれば、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ個別に高速回転運転モードで運転する。

0100

又、加温ヒータがオフであれば、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ個別に中速回転運転モードで運転する。

0101

これら中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ中速回転運転モードで運転することにより、中コラム3及び右コラム4のそれぞれにおいて、例えば最下段から中下段に温風が対流する。これにより、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度は、これら中コラム3及び右コラム4の例えば最下段から中下段の領域が53.5℃〜56.5℃の温度内に収められ、中コラム3及び右コラム4内にそれぞれ収納されている最下段から中下段の各商品が適正温度に加温される。

0102

従って、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が5本以下であれば、中コラム3及び右コラム4内の各最下段から中下段の各商品が適正温度に加温されているので、商品の販売検知数5本以下の商品販売に十分対応でき、販売した商品は、適正温度に加温されたホット商品として販売できる。

0103

加温運転時の小量判定モードでは、図3(c)に示すように中加温ヒータ又は右加温ヒータのオン、オフを繰り返しの断続運転を行ない、庫内温度が57℃に達すると、左加温ヒータ、中加温ヒータ又は右加温ヒータをオフする。そして、庫内温度が53℃に低下すると、再び中加温ヒータ又は右加温ヒータのオン、オフを繰り返しの断続運転を行なう。

0104

このとき、加温ヒータがオンであれば、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ個別に高速回転運転モードで運転する。

0105

加温ヒータがオフであれば、運転制御部28は、中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ個別に低速回転運転モードで運転する。

0106

これら中エバファンモータ6又は右エバファンモータ7をそれぞれ個別に低速回転運転モードで運転することにより、中コラム3及び右コラム4の例えば各販売口付近の最下段から商品数個分の周囲に温風が対流する。これにより、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度は、これら中コラム3及び右コラム4の例えば最下段から商品数個分の周囲の領域が53℃〜57℃の温度内に収められ、中コラム3及び右コラム4内にそれぞれ収納されている販売口付近の最下段から商品数個分の周囲の各商品が適正温度に加温される。

0107

従って、例えば3時間当たりの商品の販売検知数が3本以下であれば、中コラム3及び右コラム4内の最下段から商品数個分の周囲の各商品が適正温度に加温されているので、商品の販売検知数3本以下の商品販売に十分対応でき、販売した商品は、適正温度に加温されたホット商品として販売できる。

0108

このように上記一実施の形態においては、冷却運転中及び加温運転中に、商品を収納する左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内温度に応じて左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数をそれぞれ制御するので、必要なときに必要な分だけ左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内の冷気又は温風を対流させて各商品を適正な冷却温度、加温温度に確保することができる。

0109

この場合、自動販売機本体1を設置したときのプルダウン冷却時又は加温時、及び負荷ローディング時等の暖かい商品、冷たい商品が左コラム2、中コラム3又は右コラム4の各庫内に投入されても、超高速回転運転モードで急速に商品の温度を適正な冷却温度、加温温度に確保できる。

0110

又、冷却運転時及び加温運転時に、左コラム2、中コラム3及び右コラム4の各庫内温度がそれぞれ適正温度帯内にあれば、学習省電力制御機能が同時に働き、図5に示す学習された複数の販売数量運転モード、例えば大量判定モード、中量判定モード、小量判定モードに従って左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を制御するので、無駄な消費電力量を低減して必要最小限の消費電力量で運転ができる。

0111

この場合、例えば3時間当たりの商品の販売検知数は時間経過と共に変化することから、この販売検知数の増減に応じて大量判定モード、中量判定モード又は小量判定モードの設定を可変でき、商品の冷却温度、加温温度をきめこまかく制御できる。

0112

又、左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7は、直流モータを用いているので、これらモータ5、6、7への印加電圧を制御するだけで、容易にかつ簡単な構成で左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7の回転数を制御できる。

0113

又、左コラム2、中コラム3及び右コラム4別に設定された冷却運転又は加温運転のいずれか一方に応じて左エバファンモータ5、中エバファンモータ6及び右エバファンモータ7をそれぞれ回転数制御するので、左コラム2、中コラム3及び右コラム4別に商品を適正な冷却温度、加温温度に確保できる。

0114

なお、本発明は、上記一実施の形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。

0115

例えば、回転運転モードは、例えば超高速回転運転モード、高速回転運転モード、中速回転運転モード、低速回転運転モード、逆回転運転モードに限らず、これら回転運転モードの幾つかを組み合わせたり、他の回転運転モードを追加してもよい。

0116

又、商品数運転モードについても、大量判定モード、中量判定モード、小量判定モードに限らず、これら回転運転モードの幾つかを組み合わせたり、他の回転運転モードを追加してもよい。

0117

さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。

発明の効果

0118

以上詳記したように本発明によれば、エバファンモータの回転数を制御することで、必要なときに必要な分だけ庫内に対流を起こさせて、無駄な消費電力量を低減し、最適な冷却温度、加温温度が得られる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置を提供できる。

図面の簡単な説明

0119

図1本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態を示す構成図。
図2本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態における冷却運転時の販売数量運転モードを示すタイムチャート
図3本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態における加温運転時の販売数量運転モードを示すタイムチャート。
図4本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態における各時間帯における商品の販売数量を示す図。
図5本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態における各時間帯における販売数量運転モードを示す図。
図6本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態における冷却運転時の庫内温度の変化を示す図。
図7本発明に係わる自動販売機の庫内ファンモータ制御装置の一実施の形態における加温運転時の庫内温度の変化を示す図。

--

0120

1:自動販売機本体
2:左コラム
3:中コラム
4:右コラム
5:左エバファンモータ
6:中エバファンモータ
7:右エバファンモータ
8:左エバファン
9:中エバファン
10:右エバファン
11:左エバファンモータ用のセンサ(左エバセンサ)
12:中エバファンモータ用のセンサ(中エバセンサ)
13:右エバファンモータ用のセンサ(右エバセンサ)
14:左エバポレータ
15:中エバポレータ
16:右エバポレータ
16が設けられている。
17:左コラム商品用の温度センサ(左コラム品温センサ)
18:中コラム商品用の温度センサ(中コラム品温センサ)
19:右コラム商品用の温度センサ(右コラム品温センサ)
20:コンプレッサ
21:コンデンサ
22:コンデンサファン
23:コンデンサセンサ
24:左コラム用の電磁弁(左電磁弁)
25:中コラム用の電磁弁(中電磁弁)
26:右コラム用の電磁弁(右電磁弁)
27:電装品ボックス
28:運転制御部

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