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この項目の情報は公開日時点(2003年5月27日)のものです。
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課題

刺激緩和作用を有する成分による刺激緩和剤を提供すること。

解決手段

カルダモンクララボタンボウフウガジュツカミツレガラナプエラリア田七人参ダッタンソバナツメグコショウショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む刺激緩和剤、刺激緩和剤を含む低刺激組成物、植物抽出物の含有量が0.001〜30重量%である、低刺激組成物。

概要

背景

界面活性剤化粧品などの皮膚外用剤洗浄成分として、また、クリーム等の乳化剤として広く用いられている。しかし、界面活性剤には皮膚や毛髪粘膜に対する刺激性を有するという欠点がある。この刺激緩和するため、アミノ酸系低刺激性の界面活性剤の開発が進められているが(特公昭50−40125号公報、特開平8−60189号公報)、いまだ十分ではない。また、化粧品等に用いられる抗菌剤防腐剤製品品質保持のために広く用いられるが、反面、皮膚刺激性を有する。

この他にもアルコール類増粘剤色素香料、油脂、植物抽出物等、刺激性を有する成分が化粧品等の皮膚外用剤には多く含まれる。 そのための皮膚粘膜刺激緩和剤として、トレハロースモノ脂肪酸エステル(特開平10−45560号公報)等、アルコール刺激緩和剤として、フェニルエチル−α−グルコシド、フェニルエチル−β−グルコシドのようなグルコース誘導体(特開平8−283121号公報)等が知られている。

近年、環境の変化に伴い、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患者や、いわゆる敏感肌感じる人が増加し、これらの人は皮膚が過敏になっているため、化粧品などにより発赤かゆみといった刺激を感じることが多く、より低刺激な化粧品が求められる。

したがって、そのような刺激を緩和する優れた成分を新たに提供することが求められている。

概要

刺激緩和作用を有する成分による刺激緩和剤を提供すること。

カルダモンクララボタンボウフウガジュツカミツレガラナプエラリア田七人参ダッタンソバナツメグコショウショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む刺激緩和剤、刺激緩和剤を含む低刺激組成物、植物抽出物の含有量が0.001〜30重量%である、低刺激組成物。

目的

本発明は、各種成分による皮膚、毛髪、粘膜等への刺激を緩和するのに有効な刺激緩和剤および低刺激組成物を提供することをその課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
9件

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請求項1

請求項2

請求項1記載の刺激緩和剤を含む低刺激組成物

請求項3

カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む、皮膚細胞刺激防御組成物

請求項4

カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む、皮膚バリア形成組成物

請求項5

植物抽出物の含有量が0.001〜30重量%である、請求項2〜4のいずれかに記載の組成物。

--

0001

本発明は各種成分による皮膚、毛髪および粘膜への刺激緩和する刺激緩和剤に関する。

背景技術

0002

界面活性剤化粧品などの皮膚外用剤洗浄成分として、また、クリーム等の乳化剤として広く用いられている。しかし、界面活性剤には皮膚や毛髪、粘膜に対する刺激性を有するという欠点がある。この刺激を緩和するため、アミノ酸系低刺激性の界面活性剤の開発が進められているが(特公昭50−40125号公報、特開平8−60189号公報)、いまだ十分ではない。また、化粧品等に用いられる抗菌剤防腐剤製品品質保持のために広く用いられるが、反面、皮膚刺激性を有する。

0003

この他にもアルコール類増粘剤色素香料、油脂、植物抽出物等、刺激性を有する成分が化粧品等の皮膚外用剤には多く含まれる。 そのための皮膚粘膜刺激緩和剤として、トレハロースモノ脂肪酸エステル(特開平10−45560号公報)等、アルコール刺激緩和剤として、フェニルエチル−α−グルコシド、フェニルエチル−β−グルコシドのようなグルコース誘導体(特開平8−283121号公報)等が知られている。

0004

近年、環境の変化に伴い、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患者や、いわゆる敏感肌感じる人が増加し、これらの人は皮膚が過敏になっているため、化粧品などにより発赤かゆみといった刺激を感じることが多く、より低刺激な化粧品が求められる。

0005

したがって、そのような刺激を緩和する優れた成分を新たに提供することが求められている。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、各種成分による皮膚、毛髪、粘膜等への刺激を緩和するのに有効な刺激緩和剤および低刺激組成物を提供することをその課題とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明者は上記のような課題を解決するため研究を行い、その結果、カルダモンクララボタンボウフウガジュツカミツレガラナプエラリア田七人参ダッタンソバナツメグコショウショウガ桃仁抽出物刺激緩和作用があることを見出し、本発明を完成した。

0008

即ち、本発明は、
1.カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む刺激緩和剤、
2.前記刺激緩和剤を含む低刺激組成物、
3.カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む、皮膚細胞刺激防御組成物
4.カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁よりなる群より選んだ少なくとも1種の植物抽出物を含む、皮膚バリア形成組成物
5.植物抽出物の含有量が0.001〜30重量%である、2〜4のいずれかに記載の組成物、に関する。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、本発明の実施形態を更に詳細に説明する。

0010

カルダモン(Elettaria cardamomum)はショウガ科ショウズク属の植物で、別名しょうづくとも呼ばれる。スパイスの他、媚薬健胃剤としても用いられる。

0011

クララ(Sophora flavescens)はマメ科エンジュ属の植物で、別名クサエンジュとも呼ばれる。黄疸下血健胃薬に用いられる。

0012

ボタンボウフウ(Peucedanum japonicum)はセリ科カワラボウフウ属の植物で、鎮咳鎮静利尿強壮に用いられる。

0013

ガジュツ(Curcuma zedoaria)はショウガ科ウコン属の植物で、健去痰薬として用いられる。

0014

カミツレ(Matricaria chamomilla)はキク科シカギク属の植物で別名カミルレとも呼ばれる。発汗駆虫に効果がある。

0015

ガラナ(Paullinia cupana)はムクロジ科ガラナ属の植物で、お清涼飲料として用いられている。

0016

プエラリア(Pueraria mirifeda)はマメ科クズ属の植物で、タイ部に自生する熱帯植物である。イソフラボン誘導体を主成分とする。

0017

田七人参(Panax notoginseng)はウコギ科トチバニンジン属の植物で、別名三七人参とも呼ばれる。止血鎮痛消炎などに用いられる。

0018

ダッタンソバ(Fagopyrum tataricum)はタデ科ソバ属の植物で、別名ニガソバとも呼ばれる。種子は食用に用いられる。ルチンを含有し、胃痛消化不良下痢などに用いられる。

0019

ナツメグはニクズク科ニクズク属の植物ニクズク(Myristica fragrans)の仮種皮を除いた種子で、スパイスとして広く用いられる。

0020

コショウ(Piper nigrum)はコショウ科コショウ属の植物で、スパイスとして用いられる他、健胃消化、胃痛、腹痛などに用いられる。

0021

ショウガ(Zingiber officinale)はショウガ科ショウガ属の植物で、食用に用いられる他、健胃、新陳代謝機能促進、などに用いられる。

0022

桃仁はバラ科サクラ属の植物モモ(Prunus percica)の種子で、漢方では婦人病、産後腹痛、打身に用いられる。

0023

本発明に用いる植物抽出物は常法に従い、植物の葉、果実または全草を乾燥、必要に応じて焙煎後、例えば水あるいは水性有機溶媒にて、室温あるいは50〜100℃にて抽出して得られた抽出液をろ過後、そのまま、もしくは濃縮、乾燥して粉末として用いることが可能である。ただし、これは抽出例であり、これに限定されることはない。

0024

本発明の植物抽出物の配合量は必ずしも制限されないが、化粧料等の製剤全量に対し、0.001〜30重量%が好ましく、1種類以上を組み合わせて使用することもできる。本発明の刺激緩和剤は、例えば、皮膚洗浄料頭髪洗浄料ローションスキンクリーム乳液リンスコンディショナー台所用洗剤洗濯用洗剤歯磨等の化粧品、医薬品、医薬部外品等の人に適用される組成物に用いることが可能であり、敏感肌用の組成物に配合することができる。更に必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲において、油分、色素、香料、防腐剤、殺菌剤保湿剤、増粘剤、酸化防止剤、界面活性剤、粉末成分、水、植物抽出物その他の各種添加剤と併用することができる。

0025

本発明の刺激緩和剤によると、界面活性剤、抗菌剤、防腐剤のような化粧料、医薬、洗剤原料等による刺激を緩和することができる。また、本発明の植物抽出物を配合することにより、皮膚細胞を各種刺激より防御し、各種刺激に対する皮膚バリアーとなって皮膚を保護することができる。

0026

次に実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。刺激緩和作用の試験では刺激の指標として界面活性剤を用いた。

0027

(植物抽出物の調製)植物の乾燥物をDIONEX社製高速溶抽出装置ASE-200を用いて100℃、1500psiで10分間熱水抽出し、凍結乾燥したものを以下の試験に用いた。

0028

(刺激緩和作用評価)植物抽出物について、界面活性剤による刺激緩和作用を、以下の方法により評価した。培養ヒト表皮角化細胞に0.005%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液もしくは各濃度の植物抽出物を添加した0.005%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液を作用させ、細胞生存量MTT還元法により測定した。MTT還元法とは、MTT[3-(4,5-dimethylthiazol -2-yl)-2,5-diphenyl tetrazolium bromide]がミトコンドリア内コハク酸脱水素酵素などにより青色の産物に還元されるが、この生成物を溶解し呈色させたあとでこの吸光度を測定し、生細胞量の指標とする方法である。刺激緩和率次式より求め評価した。
刺激緩和率(%)=(A−A0)/(A1−A0)×100

0029

ただし、A1は未処理の細胞生存量、A0はラウリル硫酸ナトリウム水溶液作用時の細胞生存量、Aは植物抽出物を添加したラウリル硫酸ナトリウム水溶液作用時の細胞生存量である。植物抽出物の添加濃度(%)と刺激緩和率(%)の関係を表1に示す。

0030

0031

表1に示したように、カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁のいずれの抽出物においても、添加量が増加するのに伴い刺激緩和率は増加し、界面活性剤の刺激を緩和することがわかる。

0032

以上の記載のように、本発明によれば、カルダモン、クララ、ボタンボウフウ、ガジュツ、カミツレ、ガラナ、プエラリア、田七人参、ダッタンソバ、ナツメグ、コショウ、ショウガ、および桃仁の抽出物が皮膚、毛髪、粘膜等への刺激を大幅に緩和する作用を有することは明らかであり、刺激緩和剤としてまた、これを含有する低刺激組成物として有用である。

発明の効果

0033

本発明により、優れた刺激緩和剤が提供され、それを含む、低刺激の化粧料、皮膚外用剤、医薬、洗剤等が提供される。

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