図面 (/)

技術 複数のフィルム搬送路を備える写真処理装置のフィルム搬送機構

出願人 ノーリツ鋼機株式会社
発明者 中野正則
出願日 2001年11月13日 (18年4ヶ月経過) 出願番号 2001-347092
公開日 2003年5月21日 (16年9ヶ月経過) 公開番号 2003-149747
状態 未査定
技術分野 投影型複写機一般
主要キーワード 周囲側壁 発泡シリコーン フィルム搬送ユニット 位置再現性 弾性回復力 透過光ビーム 組み立て誤差 フィルム搬送機構
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年5月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

複数のフィルム搬送路を有し、これらフィルム搬送路を切換え可能とした写真処理装置フィルム搬送機構であっても、フィルム搬送路がガタつくことなくフィルム搬送路を所定の位置に固定できるようにする。

解決手段

光源の光を通過させる開口部を有するケーシングと、複数のフィルム搬送路と各フィルム搬送路に設けられるスキャニングゲートとを有し、フィルム搬送路のうちの一つがケーシングの開口部に対応するようにケーシングにスライド可能に支持されるフィルム搬送部と、フィルム搬送路のうちの一つを開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定する固定手段が備えられている写真処理装置のフィルム搬送機構において、ケーシングとフィルム搬送部との間に、固定手段によるフィルム搬送部の固定時において、フィルム搬送部をスライド方向一方に向けて付勢する付勢手段を設けている構成とした。

概要

背景

近年、135フィルムAPSフィルム等、異なる種類の写真用フィルムが多数存在し、写真処理装置においては、フィルムから画像を読み取ったり、または、印画紙直接露光して写真処理を行う際、フィルムを搬送する搬送機構を、フィルムの種類に合わせて変更する必要がある。

そこで、フィルムの種類ごとにフィルム搬送ユニットを形成し、処理するフィルムに合わせてフィルム搬送ユニットを写真処理装置の機体に取り付けるようにしてフィルム搬送機構を構成している。

さらに、一つのフィルム搬送ユニットで複数のフィルムに対応できるように、フィルム搬送ユニット内に種類に応じた複数のフィルム搬送路を形成し、これらフィルム搬送路をフィルム搬送ユニットのケーシング内で切換えるようにしたものも提案されている。

複数のフィルム搬送路を備えるフィルム搬送ユニットは、一般的には、ケーシングに機体に設ける光源の光を通過させるための開口部が形成され、ケーシング内に複数のフィルム搬送路を備えるフィルム搬送部を設けている。

フィルム搬送部には、各フィルムの搬送路に光を通過させるためのスキャニングゲートが形成されており、選択された一のフィルム搬送路をケーシングの開口部に対応させるべく、フィルム搬送部は、フィルム搬送路と直交する方向にスライドできるようにケーシングに支持されている。

フィルム搬送部をスライドさせる機構は、ケーシングにスライドレールを設け、このスライドレールに嵌合する嵌合部をフィルム搬送部に設けて、スライドレールに沿ってフィルム搬送部を往復移動するように構成している。

さらに、複数のフィルム搬送路を有するようにしたものの場合、フィルムを搬送している時に、フィルム搬送部が横ズレしてフィルムがずれてしまうのを防止するため、通常は、一のフィルム搬送路をケーシングの開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定するための固定手段が、フィルム搬送ユニット内に設けられている。

固定手段は、例えば、ケーシングに設ける円形孔に、フィルム搬送部に設けるピンを挿入することにより行われたり、ケーシングに設ける凹部に、フィルム搬送部に設ける突起を嵌合することにより行われている。

概要

複数のフィルム搬送路を有し、これらフィルム搬送路を切換え可能とした写真処理装置のフィルム搬送機構であっても、フィルム搬送路がガタつくことなくフィルム搬送路を所定の位置に固定できるようにする。

光源の光を通過させる開口部を有するケーシングと、複数のフィルム搬送路と各フィルム搬送路に設けられるスキャニングゲートとを有し、フィルム搬送路のうちの一つがケーシングの開口部に対応するようにケーシングにスライド可能に支持されるフィルム搬送部と、フィルム搬送路のうちの一つを開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定する固定手段が備えられている写真処理装置のフィルム搬送機構において、ケーシングとフィルム搬送部との間に、固定手段によるフィルム搬送部の固定時において、フィルム搬送部をスライド方向一方に向けて付勢する付勢手段を設けている構成とした。

目的

本発明は、上記の問題に鑑みてなしたものであって、複数のフィルム搬送路を有し、これらフィルム搬送路を切換え可能とした写真処理装置のフィルム搬送機構であっても、フィルム搬送路がガタつくことなくフィルム搬送路を所定の位置に固定できる写真処理装置のフィルム搬送機構を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

光源の光を通過させる開口部を有するケーシングと、複数のフィルム搬送路と各フィルム搬送路に設けられるスキャニングゲートとを有し、フィルム搬送路のうちの一つがケーシングの開口部に対応するようにケーシングにスライド可能に支持されるフィルム搬送部と、フィルム搬送路のうちの一つを開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定する固定手段が備えられている写真処理装置フィルム搬送機構において、ケーシングとフィルム搬送部との間に、固定手段によるフィルム搬送部の固定時において、フィルム搬送部をスライド方向一方に向けて付勢する付勢手段を設けていることを特徴とする複数のフィルム搬送路を備える写真処理装置のフィルム搬送機構。

技術分野

0001

本発明は、複数のフィルム搬送路を備える写真処理装置フィルム搬送機構に関する。

背景技術

0002

近年、135フィルムAPSフィルム等、異なる種類の写真用フィルムが多数存在し、写真処理装置においては、フィルムから画像を読み取ったり、または、印画紙直接露光して写真処理を行う際、フィルムを搬送する搬送機構を、フィルムの種類に合わせて変更する必要がある。

0003

そこで、フィルムの種類ごとにフィルム搬送ユニットを形成し、処理するフィルムに合わせてフィルム搬送ユニットを写真処理装置の機体に取り付けるようにしてフィルム搬送機構を構成している。

0004

さらに、一つのフィルム搬送ユニットで複数のフィルムに対応できるように、フィルム搬送ユニット内に種類に応じた複数のフィルム搬送路を形成し、これらフィルム搬送路をフィルム搬送ユニットのケーシング内で切換えるようにしたものも提案されている。

0005

複数のフィルム搬送路を備えるフィルム搬送ユニットは、一般的には、ケーシングに機体に設ける光源の光を通過させるための開口部が形成され、ケーシング内に複数のフィルム搬送路を備えるフィルム搬送部を設けている。

0006

フィルム搬送部には、各フィルムの搬送路に光を通過させるためのスキャニングゲートが形成されており、選択された一のフィルム搬送路をケーシングの開口部に対応させるべく、フィルム搬送部は、フィルム搬送路と直交する方向にスライドできるようにケーシングに支持されている。

0007

フィルム搬送部をスライドさせる機構は、ケーシングにスライドレールを設け、このスライドレールに嵌合する嵌合部をフィルム搬送部に設けて、スライドレールに沿ってフィルム搬送部を往復移動するように構成している。

0008

さらに、複数のフィルム搬送路を有するようにしたものの場合、フィルムを搬送している時に、フィルム搬送部が横ズレしてフィルムがずれてしまうのを防止するため、通常は、一のフィルム搬送路をケーシングの開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定するための固定手段が、フィルム搬送ユニット内に設けられている。

0009

固定手段は、例えば、ケーシングに設ける円形孔に、フィルム搬送部に設けるピンを挿入することにより行われたり、ケーシングに設ける凹部に、フィルム搬送部に設ける突起を嵌合することにより行われている。

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、従来のフィルム搬送ユニットでは、フィルム搬送部を固定手段により所定の位置に固定する構成としているが、固定手段であるピン、円形孔、凹部、そして突起等に加工誤差があったり、フィルム搬送ユニットの組み立ての際の組み立て誤差があると、固定手段による固定を行っても、フィルム搬送部がケーシングに対してガタついてしまう場合がある。

0011

ケーシングに対するフィルム搬送部のガタつきが生じると、フィルム搬送路の切換えの際の位置再現性が悪くなり、例えば画像を読み取った場合の画像データにばらつきが生じ、画像データのばらつきにより、印画紙に画像をプリントした際にプリント筋が入ったりする問題がある。

0012

即ち、フィルムの画像をCCDカメラで読み取る場合には、予めCCDカメラの感度を調整しておく必要があるが、感度調整のために光量を補正する際、フィルム搬送部にがたつきが生じてしまうと、補正値がずれてしまい、感度の高い部分が線状の筋となって現れてしまうのである。

0013

本発明は、上記の問題に鑑みてなしたものであって、複数のフィルム搬送路を有し、これらフィルム搬送路を切換え可能とした写真処理装置のフィルム搬送機構であっても、フィルム搬送路がガタつくことなくフィルム搬送路を所定の位置に固定できる写真処理装置のフィルム搬送機構を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

上記目的を達成するため、請求項1の発明は、光源の光を通過させる開口部を有するケーシングと、複数のフィルム搬送路と各フィルム搬送路に設けられるスキャニングゲートとを有し、フィルム搬送路のうちの一つがケーシングの開口部に対応するようにケーシングにスライド可能に支持されるフィルム搬送部と、フィルム搬送路のうちの一つを開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定する固定手段が備えられている写真処理装置のフィルム搬送機構において、ケーシングとフィルム搬送部との間に、固定手段によるフィルム搬送部の固定時において、フィルム搬送部をスライド方向一方に向けて付勢する付勢手段を設けている構成とした。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、写真処理装置の構成を概略的に示したものであって、この写真処理装置1は、現像済みフィルムの画像を読み取るためのスキャナー2と、このスキャナー2で読み取った画像を印画紙に焼き付け処理するためのプリンター3と、プリンター3で焼き付け処理された印画紙を現像処理するためのプロセッサ4とが備えられ、スキャナー2は、プリンター3およびプロセッサ4とは独立に形成されている。

0016

プリンター3には、ロール状に巻かれた印画紙を格納するペーパーマガジン31と、このペーパーマガジン31から送り出された印画紙の裏面に画像情報印字するための印字装置32と、印字された印画紙に対して画像を焼き付けるための露光装置33と、モニター34が搭載されている。

0017

尚、露光装置33としては、レーザービーム方式、PLZTシャッター方式蛍光ビーム方式、あるいは液晶シャッター方式など仕様に応じて任意の方式が選択される。

0018

プロセッサ4は、プリンター3の露光装置33で露光済の印画紙を現像処理するための現像処理装置41と、現像処理装置41で現像処理された印画紙を乾燥するための乾燥処理装置42と、乾燥処理装置42で乾燥処理された印画紙を排出するためのプリント排出装置43とが備えられている。

0019

スキャナー2は、基本的には、光源装置21と、ラインCCDセンサを用いた光電変換装置22と、フィルムに対する光の照射範囲規制するとともにフィルムを光電変換装置22によるスキャニングのために副走査方向に搬送するフィルム搬送ユニット7とが備えられ、光源装置21により、フィルム搬送ユニット7にセットされたフィルムに照射され、フィルムを透過して得られる透過光ビームが光電変換装置22で光電変換されて画像信号となり、デジタル信号に変換されるようにしている。

0020

なお、本発明では、フィルム搬送ユニット7によりフィルムの搬送機構を構成している。

0021

さらに、写真処理装置1におけるプリンター3には、図1に示すように、画像の補正や、各機器の動作を制御するための制御手段となるコンピューター6を搭載している。

0022

この写真処理装置1では、まず、撮影済みフィルムの画像をスキャナー2で読み取り、プリンター3において、ペーパーマガジン31から繰出される印画紙が搬送手段で搬送されながら印字装置32において印画紙の裏面に所定の文字情報が印字され、印字後に露光装置33に送られて画像が印画紙に焼付けされる。

0023

そして、画像が焼付けされた印画紙は、プロセッサー4に送られて現像処理がなされ乾燥されて排出される。

0024

以上の構成において、本実施形態では、図2及び図3に示すように、フィルム搬送ユニット7は、幅の異なる2種類のフィルム、例えば図2示すように135フィルムF1を搬送しながら画像の読み取をしたり、図3に示すようにAPSフィルムF2を搬送しながら画像の読み取をすることができるようになっている。

0025

フィルム搬送ユニット7は、ケーシング71と、ケーシング71に対してフィルム搬送方向と直交する方向にスライド可能に支持されるフィルム搬送部72とを備えている。

0026

ケーシング71には、135フィルムF1が挿入される挿入口71aと、135フィルムF1が排出される排出口71bとを備え、排出口71bの近くには、135フィルムF1を送り出すための排出ローラー71cが設けられている。さらに、排出ローラー71cの排出口71bとは反対側近くで、挿入口71aと排出口71bとを結ぶ搬送経路上には、APSフィルムF2を巻き取るための巻取り部71dが設けられ、ケーシング71の挿入口71aと排出口71bを結ぶ搬送経路中に、光源からの光を通過させるための開口部71eが形成されている。

0027

フィルム搬送部72には、135フィルムF1を搬送するための第1フィルム搬送路72aとAPSフィルムF2を搬送するための第2フィルム搬送路72bが設けられている。

0028

第1フィルム搬送路72aおよび第2フィルム搬送路72bには、光源からの光を通過させ、フィルムの画像を読み取るためのスキャニングゲート72cが形成されており、これらスキャニングゲート72cは、フィルム搬送部72のスライド動作によりどちらか一方のスキャニングゲート72cが、ケーシング71の開口部71e内に位置するようになっている。

0029

さらに、第1フィルム搬送路72aの第2フィルム搬送路72bには、フィルムを搬送するための搬送ローラー72dが複数箇所に設けられている。

0030

第2フィルム搬送路72b上には、APSフィルムF2に記録されている磁気情報を読み取ったり、磁気情報を記録する磁気情報記録部72eが設けられている。

0031

また、フィルム搬送部72には、APSフィルムF2が装填されたパトローネCを装着するためのパトローネ装着部72fと、パトローネC内のスプール回転駆動されるためのスプール駆動用モータ72gと、搬送ローラー72dを回転駆動させるためのローラー駆動用モータ72hが設けられている。

0032

さらに、第1フィルム搬送路72aまたは第2フィルム搬送路72bで搬送されるフィルム上の埃を取り除くためのクリーナー72iが第1フィルム搬送路72aおよび第2フィルム搬送路72b上に設けられている。

0033

そして、ケーシング71に、フィルム搬送方向と直交する方向に延びる2本のスライドレール71fを形成し、フィルム搬送部72におけるケーシング71の対向面に、図示していないが、スライドレール71fに嵌合する嵌合部が形成されている。

0034

フィルム搬送部72をスライドレール71fに沿って移動させることにより、フィルム搬送部72をケーシング71に対してフィルム搬送方向と直交する方向のみにスライドさせることができる。このスライド動作により、第1フィルム搬送路72aまたは第2フィルム搬送路72bのどちらか一方を挿入口71aと排出口71bを結ぶ搬送経路上に位置させることができる。

0035

そして、ケーシング71とフィルム搬送部72との間に、第1フィルム搬送路72aまたは第2フィルム搬送路72bのどちらか一方を開口部71eに対応させた状態で、フィルム搬送部72をケーシング71に固定するための固定手段8を設けている。

0036

固定手段8は、ケーシング71に設ける2つのピン挿入孔81と、フィルム搬送部72に設ける1つのピン82とにより構成されている。

0037

ピン挿入孔81の2箇所の位置は、第1フィルム搬送路72aをケーシング71の開口部71e上に位置させたときにピン82が挿入される位置と、第2フィルム搬送路72bをケーシング71の開口部71e上に位置させたときにピン82が挿入される位置とに形成されている。

0038

さらに、フィルム搬送部72には、固定手段8の一部となるピン82をピン挿入孔81に対して上下動させるための切換レバー83が設けられている。この切換レバー83を上に向けて動作させることによりピン82をピン挿入孔81から外すことができ、切換レバー83を下に向けて動作させることによりピン82をピン挿入孔81に挿入させることができる。

0039

以上の構成において、本実施形態では、ケーシング71とフィルム搬送部72との間に、固定手段8によるフィルム搬送部72の固定時において、フィルム搬送部72をスライド方向一方に向けて付勢する付勢手段9を設けている。

0040

付勢手段9は、ケーシング71における周囲側壁71gの内面で、フィルム搬送部72のスライド動作によりフィルム搬送部72の外周縁部が側壁71gに近接したときにフィルム搬送部72の外周縁部に接触する位置に固定される弾性部材91a,91bにより構成されている。

0041

弾性部材91a,91bは、図2および図3に示すように、ケーシング71の側壁71gの2箇所に設けられている。

0042

具体的には、図2に示すように、第1フィルム搬送路72aのスキャニングゲート72cを開口部71eに対向させるためにフィルム搬送部72を一方向へスライドさせて固定手段8で固定したときには、弾性部材91aをフィルム搬送部72に圧接させるようにしている。

0043

そして、図3に示すように、第2フィルム搬送路72bのスキャニングゲート72cを開口部71eに対向させるためにフィルム搬送部72を他方向へスライドさせて固定手段8で固定したときには、弾性部材91bをフィルム搬送部72に圧接させるようにしている。

0044

弾性部材91a,91bは、多孔質発泡シリコーン樹脂など弾性を有する材料により構成されている。弾性部材91a,91bは、弾性を有する合成樹脂に限らず、コイルスプリングなどのバネ部材でも差し支えない。

0045

本実施形態では、135フィルムF1の画像を読み取る場合には、図2示すように、固定手段8のピン82をピン挿入孔81から外しておいて、第1フィルム搬送路72aのスキャニングゲート72cを開口部71eに対向させるようにフィルム搬送部72をスライドさせ、固定手段8のピン82をピン挿入孔81に挿入してフィルム搬送部72の位置を固定する。

0046

このように135フィルムF1の画像を読み取る場合は、フィルム搬送部72を一方の弾性部材91a(図2において右側)に圧接させて、弾性部材91aを弾性変形させることにより、弾性部材91aの弾性回復力によってフィルム搬送部72をケーシング71の側壁71gから離れる方向、即ち図2において左方向に向けて付勢するようにしている。

0047

また、APSフィルムF2の画像を読み取る場合には、図3示すように、固定手段8のピン82をピン挿入孔81から外しておいて、第2フィルム搬送路72bのスキャニングゲート72cを開口部71eに対向させるようにフィルム搬送部72をスライドさせ、固定手段8のピン82をピン挿入孔81に挿入してフィルム搬送部72の位置を固定する。

0048

このようにAPSフィルムF2の画像を読み取る場合は、フィルム搬送部72を一方の弾性部材91b(図3において左側)に圧接させて、弾性部材91bを弾性変形させることにより、弾性部材91bの弾性回復力によってフィルム搬送部72をケーシング71の側壁71gから離れる方向、即ち図3において右方向に向けて付勢するようにしている。

0049

以上のように、固定手段8でフィルム搬送部72をケーシング71に固定したときは、弾性部材91a,91bによる付勢力によって、固定手段8のピン82をピン挿入孔81に常に圧接させることになり、この圧接状態によりフィルム搬送部72のガタツキを防止し、フィルム搬送部72のスキャニングゲート72cをケーシング71の開口部71eに対して常に同じ位置に位置させることができる。

0050

その結果、フィルムからスキャニングした画像データにバラツキが生じず、プリントに筋が入らなくなり、商品価値のあるプリントを提供できる。

0051

なお、本実施形態では、弾性部材91は、ケーシング71の側壁71gに取り付けたが、弾性部材91をフィルム搬送部72の外周面に取り付けるようにしてもよい。

発明の効果

0052

以上説明したように、請求項1の発明によれば、光源の光を通過させる開口部を有するケーシングと、複数のフィルム搬送路と各フィルム搬送路に設けられるスキャニングゲートとを有し、フィルム搬送路のうちの一つがケーシングの開口部に対応するようにケーシングにスライド可能に支持されるフィルム搬送部と、フィルム搬送路のうちの一つを開口部に対応させた状態でフィルム搬送部をケーシングに固定する固定手段が備えられている写真処理装置のフィルム搬送機構において、ケーシングとフィルム搬送部との間に、固定手段によるフィルム搬送部の固定時において、フィルム搬送部をスライド方向一方に向けて付勢する付勢手段を設けている構成としたから、付勢手段による付勢力によって、固定手段でフィルム搬送部をケーシングに固定したときのフィルム搬送部のガタツキを防止し、フィルム搬送部のスキャニングゲートをケーシングの開口部に対して常に同じ位置に位置させることができる。

図面の簡単な説明

0053

図1本発明の実施形態における写真処理装置の全体断面図である。
図2本発明のフィルム搬送ユニットの内部を示し、135フィルムを搬送させるときの状態を示す説明図である。
図3本発明のフィルム搬送ユニットの内部を示し、APSフィルムを搬送させるときの状態を示す説明図である。

--

0054

1写真処理装置
7フィルム搬送ユニット
71ケーシング
71e 開口部
72フィルム搬送部
72a,72bフィルム搬送路
72cスキャニングゲート
8 固定手段
9付勢手段

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ