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技術 ブレーキ付線出器

出願人 株式会社トーエネック
発明者 早川正人北島勝利花田臣弘
出願日 2001年11月8日 (18年7ヶ月経過) 出願番号 2001-342650
公開日 2003年5月21日 (17年1ヶ月経過) 公開番号 2003-148521
状態 未査定
技術分野 長尺物の貯蔵及び繰返し繰出し及び再貯蔵 ブレーキ装置 電線ケーブルの据付
主要キーワード 貫通丸穴 角穴付 電線ドラム 延線方向 パイプ体 ブレーキ付き メッセンジャワイヤ 架台装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年5月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

簡易な構造であり、ブレーキ制動力調節作業を容易に行えるブレーキ付線出器を提供する。

解決手段

図5(a)のように、バンド帯4に対して矢印Bの方向へ力を付与すると、バンド帯4は半径方向に膨らんで摩擦力付与部3がブレーキドラム2から離脱して制動力を弱め、また、図5(b)のように、バンド帯4に対して矢印Dの方向へ力を付与すると、バンド帯4は半径方向に縮んで摩擦力付与部3がブレーキドラム2を圧接して制動力を強めるブレーキ付線出器とした。

概要

背景

従来、線出器ドラムから架線を繰り出して径間に架渉する際、ドラムの回動速度が変動してしまい、架線に過大な張力が掛かる事態、または、逆に架線が弛んで垂れ下がったことによる交通支障および構造物の破損等の事態が発生していた。さらに、延線用ロープおよび接続点等が破断した場合、径間に架渉された架線が重みで垂れ下がってドラム内の架線を引っ張り、線出器のドラムが高速回動し、架線が解線し、架線損傷のおそれもあった。そこで、ドラムに常時制動力を付与することで張力監視も出来、上述の様な事態を防止できるブレーキ付線出器が必要となる。

このようなブレーキ付線出器に係る先行技術は、例えば、昭和42年実用新案公告第18524号公報に電線ドラム架台装置が開示されている。この上記の先行技術は、電線ドラムの鍔板ブレーキドラムを一体に固定し、このブレーキドラムの外周に鎖帯を圧接させ、ブレーキドラムとともに電線ドラムを制動するというものである。

概要

簡易な構造であり、ブレーキ制動力調節作業を容易に行えるブレーキ付線出器を提供する。

図5(a)のように、バンド帯4に対して矢印Bの方向へ力を付与すると、バンド帯4は半径方向に膨らんで摩擦力付与部3がブレーキドラム2から離脱して制動力を弱め、また、図5(b)のように、バンド帯4に対して矢印Dの方向へ力を付与すると、バンド帯4は半径方向に縮んで摩擦力付与部3がブレーキドラム2を圧接して制動力を強めるブレーキ付線出器とした。

目的

本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構造であり、ブレーキ制動力の調節作業を容易に行えるブレーキ付線出器を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ブレーキ制動を加えつつドラムを回転させてメッセンジャワイヤケーブル延線ロープ、またはケーブルなどの架線を繰り出すブレーキ付線出器であって、線出器本体と、線出器本体の側部に回動自在に軸支されるとともに、ドラム装着時に一体に固定されるブレーキドラムと、ブレーキドラムの外周面に周接する摩擦力付与部と、ブレーキドラムの外周面に沿うように配置され、摩擦力付与部が固着されるバンド帯と、線出器本体に取り付けられ、バンド帯の一端を固定する固定部と、支軸を介して線出器本体に回動自在に取り付けられ、一端がバンド帯の他端を遊支する梃子部と、支軸を挟んでバンド帯の反対側に配置され、梃子部を移動させてバンド帯の張り具合を調整する調節ハンドルと、を備えることを特徴とするブレーキ付線出器。

請求項2

請求項1に記載のブレーキ付線出器において、ブレーキドラムは回動中心角穴が設けられ、ドラムは角穴付アダプタが固定され、これらブレーキドラムおよび角穴付きアダプタに角柱体挿通して、ドラムをブレーキドラムに一体に固定することを特徴とするブレーキ付線出器。

技術分野

0001

本発明は、メッセンジャワイヤケーブル延線ロープ、またはケーブルなどの架線(以下、単に架線という。)が巻線収容されたドラム回動制動しつつ架線を繰り出すブレーキ付線出器に関する。

背景技術

0002

従来、線出器のドラムから架線を繰り出して径間に架渉する際、ドラムの回動速度が変動してしまい、架線に過大な張力が掛かる事態、または、逆に架線が弛んで垂れ下がったことによる交通支障および構造物の破損等の事態が発生していた。さらに、延線用ロープおよび接続点等が破断した場合、径間に架渉された架線が重みで垂れ下がってドラム内の架線を引っ張り、線出器のドラムが高速で回動し、架線が解線し、架線損傷のおそれもあった。そこで、ドラムに常時制動力を付与することで張力監視も出来、上述の様な事態を防止できるブレーキ付線出器が必要となる。

0003

このようなブレーキ付線出器に係る先行技術は、例えば、昭和42年実用新案公告第18524号公報に電線ドラム架台装置が開示されている。この上記の先行技術は、電線ドラムの鍔板ブレーキドラムを一体に固定し、このブレーキドラムの外周に鎖帯を圧接させ、ブレーキドラムとともに電線ドラムを制動するというものである。

発明が解決しようとする課題

0004

従来技術では、その構造上、鎖帯の張り具合を調節する場合、電線ドラムおよびブレーキドラムをともに上下方向へ移動させるものであるが、電線ドラムおよびブレーキドラムは重量物であって、調節作業は労苦を伴うものであった。そこで、容易な調節作業を実現するブレーキ付線出器が求められていた。

0005

本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構造であり、ブレーキ制動力の調節作業を容易に行えるブレーキ付線出器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上述の課題を解決するため、請求項1に記載のブレーキ付線出器は、ブレーキ制動を加えつつドラムを回転させてメッセンジャワイヤ、ケーブル延線ロープ、またはケーブルなどの架線を繰り出すブレーキ付線出器であって、線出器本体と、線出器本体の側部に回動自在に軸支されるとともに、ドラム装着時に一体に固定されるブレーキドラムと、ブレーキドラムの外周面に周接する摩擦力付与部と、ブレーキドラムの外周面に沿うように配置され、摩擦力付与部が固着されるバンド帯と、線出器本体に取り付けられ、バンド帯の一端を固定する固定部と、支軸を介して線出器本体に回動自在に取り付けられ、一端がバンド帯の他端を遊支する梃子部と、支軸を挟んでバンド帯の反対側に配置され、梃子部を移動させてバンド帯の張り具合を調整する調節ハンドルと、を備えることを特徴とする。

0007

また、請求項2に記載のブレーキ付線出器は、請求項1に記載のブレーキ付線出器において、ブレーキドラムは回動中心角穴が設けられ、ドラムは角穴付アダプタが固定され、これらブレーキドラムおよび角穴付きアダプタに角柱体挿通して、ドラムをブレーキドラムに一体に固定することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0008

続いて、本発明のブレーキ付線出器について説明する。図1は、本実施形態のブレーキ付線出器の全体構成図、図2は、本実施形態のブレーキ付線出器の斜視構成図図3は、角穴付きアダプタの構成図、図4は、角穴付きアダプタが取り付けられたドラムの外観図図5はブレーキ付線出器によるブレーキ制動を説明する説明図である。以下、これら図1図5を用いて、本実施形態について説明する。

0009

図1のブレーキ付線出器100には、架線200が巻線収容されたドラム300が設置され、延線方向へ繰り出されている状態が図示されている。ブレーキ付線出器100は、線出器本体1、ブレーキドラム2、摩擦力付与部3、バンド帯4、固定部5、梃子部6、支軸7、調節ハンドル8、キャスタ9を備えている。なお、上記構造は反対側でも対称となって配置されている(図2参照)。

0010

線出器本体1は、図1図2で示すように、パイプ体・板等を用いて形成されている。これらは従来技術でも各種用いられている構造体を適用することが可能である。この線出器本体1の下部にはキャスタ9が取り付けられている。キャスタ9によりケーブル付線出器100は移動自在になされる。また、キャスタ9を取り付けたことでが後述するも張力計を取り付けることにより張力監視をすることも可能となる。

0011

線出器本体1の側部には、ブレーキドラム2が回動自在に枢支されている。ブレーキドラム2の回転中心には角穴2aが形成されている。ブレーキドラム2の外周部には、その外周面に沿うようにバンド帯4が配置される。

0012

固定部5は、線出器本体1に取り付けられており、バンド帯4の一端を固定する。梃子部6は、支軸7により線出器本体1に対して回動自在となるように取り付けられており、一端がバンド帯4の他端を移動自在に遊支している。

0013

この場合ブレーキドラム2とバンド帯4との間に摩擦力付与部3が位置するようになされており、この摩擦力付与部3はバンド帯4に固定されている。この摩擦力付与部3は、各種想定できるが、例えば、ゴム・金属等によるブレーキシューを固着したものでもよく、また、ブラシ状に設けるなどしても良い。さらに、ブレーキドラム2のドラム外周部分に凹凸・溝等を設けて摩擦力を高めるようにしてもよい。

0014

調節ハンドル8は、支軸7を挟んでバンド帯4側とは反対側に配置されており、梃子部6を移動させる機能を有している。調節ハンドル8を回転させて梃子部6を移動させると、バンド帯4の張り具合を調整することができる。なお、このバンド帯4の張り具合の調節については後述する。

0015

続いて、このようなブレーキ付線出器100へのドラム300の装着について説明する。図4(a)で示すように、通常のドラム300は、回転中心に貫通丸穴が設けられているが、回転中心の貫通丸穴300aに挿通される図示しない円柱支軸は、ドラム300と一体に固定されるというものではなかった。

0016

そこで、図3で示すような角穴付きアダプタ400を準備する。この角穴付きアダプタ400は、板部400a、円筒部400b、角穴400cを備えている。このような角穴付きアダプタ400を、図4(b)で示すようにドラム300に固定する。この場合、ドラム300は通常木製であるため、ねじ等で角穴付きアダプタ400を固定することとなる。

0017

このように角穴付きアダプタ400が固着されたドラム300を線出器本体1上に配置し、ブレーキドラム2の角穴2aと角穴付きアダプタ400の角穴400cとを位置合わせた上で、図示しない角柱シャフトを挿通の上で固定する。これで、ブレーキ付線出器100にドラム300が装着されたこととなる。この場合、図示しない角柱シャフトによりドラム300とブレーキドラム2とは一体になるように固定されることなる。

0018

続いて、本実施形態によるドラム300へのブレーキ制動操作について説明する。ブレーキ制動は調節ハンドル8を回転させることで行うものである。ブレーキ制動力を弱める場合は、調節ハンドル8を回転し、図5(a)で示すように、支軸7を中心として梃子部6を矢印Aの方向に回転させる。

0019

この場合、梃子部6は、バンド帯4に対して矢印Bの方向へ力を付与する。バンド帯4の他端は固定部5で固定されているため、バンド帯4は矢印に示すように半径方向に膨らみ、摩擦力付与部3がブレーキドラム2から離脱する。このため、ブレーキドラム2に付与されるブレーキ制動力が弱化されて、ドラム300へのブレーキ制動力は低減する。

0020

また、ブレーキ制動力を強める場合は、調節ハンドル8を回転し、図5(b)で示すように、支軸7を中心として梃子部6を矢印Cの方向に回転させる。この場合、梃子部6は、バンド帯4に対して矢印Dの方向へ力を付与する。バンド帯4の他端は固定部5で固定されているため、バンド帯4は矢印に示すように半径方向に縮まり、摩擦力付与部3がブレーキドラム2を圧接する。このため、ブレーキドラム2に付与されるブレーキ制動力が強化されて、ドラム300に対するブレーキ制動力は増加する。本実施形態のブレーキ線出器100はこのようなものである。

0021

なお、本実施形態では、線出器本体1の両側の面に、ブレーキドラム2、摩擦力付与部3、バンド帯4、固定部5、梃子部6、支軸7、調節ハンドル8からなるブレーキ制動部を配置したものとして説明しているが、片側のみにブレーキ制動部を配置して、構造を簡略化して制動力を付与するようにしても良い。このようにブレーキ制動部を片側のみに設けるか、あるいは、両側に設けるかについては適宜選択されうる事項である。

0022

続いて、張力監視について説明する。図6は張力監視を説明する説明図である。図6(a),(b)で示すように、本実施形態のブレーキ付線出器100のキャスタ9をレール500内に配置し、ブレーキ付線出器100を引出方向と平行な方向に移動自在となるように配置する。そして、ブレーキ付線出器100にワイヤーロープ600を縛り付けて固定部700のフック700aに結わえる。このワイヤーロープ600には張力計800が取り付けられている。

0023

このような状態でブレーキ付線出器100が架線200の延線を開始すると、張力計800が張力を表示する。架線200に過大な張力が係る場合、ブレーキ付線出器100も引出方向へ引っ張られるに連れてワイヤーロープ600も引っ張られ、張力計800は過大な張力を表示することとなる。また、架線200が弛んでいる場合、ブレーキ付き線出器100のワイヤーロープ600も弛むため、張力計800は過小な張力を表示することとなる。このようにすれば張力監視も可能となるため、最適な制動力を付与するように調節が可能となる。なお、図6(b)で示すように架線の角度θと張力計表示値から架線の正しい張力を換算することができる。

発明の効果

0024

本発明によれば、簡易な構造であり、ブレーキ制動力の調節作業を容易に行えるブレーキ付線出器を提供することができる。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明の実施形態のブレーキ付線出器の全体構成図である。
図2本発明の実施形態のブレーキ付線出器の斜視構成図である。
図3角穴付きアダプタの構成図である。
図4角穴付きアダプタが取り付けられたドラムの外観図である。
図5ブレーキ付線出器によるブレーキ制動を説明する説明図である。
図6張力監視を説明する説明図である。

--

0026

100ブレーキ付線出器
1 線出器本体
2ブレーキドラム
2a角穴
3摩擦力付与部
4バンド帯
5 固定部
6梃子部
7支軸
8調節ハンドル
9キャスタ
200架線
300ドラム
300a貫通丸穴
400角穴付きアダプタ
400a 板部
400b円筒部
400c 角穴
500レール
600ワイヤーロープ
700 固定部
700aフック
800 張力計

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