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技術 遊技機

出願人 株式会社ニューギン
発明者 柳澤一徳
出願日 2001年11月5日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 2001-339752
公開日 2003年5月13日 (18年9ヶ月経過) 公開番号 2003-135769
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 設定駆動 収容枠体 案内車 発光個所 方向直線 回転ベルト セット板 点滅速度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年5月13日)のものです。
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図面 (6)

課題

図柄表示装置図柄表示部に高い識別性で図柄を表示し得ると共に、図柄の背景部意匠性装飾性を向上させることで遊技に対する興趣を増大させ、更に多彩な遊技性をも備える遊技機を提供する。

解決手段

図柄表示装置を構成する複数の表示部22に、独立して点灯または消灯し得るエレクトロルミネセンス層27を夫々配設する。また、各種図柄を発光表示し得る発光体25を前記夫々のエレクトロルミネセンス層27に対応して配設する。そして前記各エレクトロルミネセンス層27を独立して点灯または消灯制御することで、前記発光体25により表示される複数の図柄の有効組合わせ位置を表示するようにした。

概要

背景

概要

図柄表示装置図柄表示部に高い識別性で図柄を表示し得ると共に、図柄の背景部意匠性装飾性を向上させることで遊技に対する興趣を増大させ、更に多彩な遊技性をも備える遊技機を提供する。

図柄表示装置を構成する複数の表示部22に、独立して点灯または消灯し得るエレクトロルミネセンス層27を夫々配設する。また、各種図柄を発光表示し得る発光体25を前記夫々のエレクトロルミネセンス層27に対応して配設する。そして前記各エレクトロルミネセンス層27を独立して点灯または消灯制御することで、前記発光体25により表示される複数の図柄の有効組合わせ位置を表示するようにした。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

図柄表示装置(21)を備える遊技機であって、前記図柄表示装置(21)の表示部(22)は、図柄を構成する発光体(25)と、前記発光体(25)により表示される図柄の背景部を構成するエレクトロルミネセンス層(27)とからなることを特徴とする遊技機。

請求項2

前記背景部は、夫々独立して点灯または消灯の制御がなされる複数の表示領域を有する単一のエレクトロルミネセンス層(27)で構成される請求項1記載の遊技機。

請求項3

前記発光体(25)は、前記単一のエレクトロルミネセンス層(27)の各表示領域に対応して配設され、夫々の表示領域の点灯または消灯を制御することで、複数の図柄の有効組合わせ位置が表示される請求項2記載の遊技機。

請求項4

前記背景部は、夫々独立して点灯または消灯の制御がなされる複数のエレクトロルミネセンス層(27)で構成される請求項1記載の遊技機。

請求項5

前記発光体(25)は、前記各エレクトロルミネセンス層(27)に対応して配設され、夫々のエレクトロルミネセンス層(27)の点灯または消灯を制御することで、複数の図柄の有効組合わせ位置が表示される請求項4記載の遊技機。

請求項6

前記図柄を構成する発光体(25)は、7セグメントLEDである請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、各種図柄を表示する手段としての図柄表示装置を備えた遊技機に関するものである。

0002

従来から、パチンコ機スロット機等の遊技機が多くの遊技者に親しまれている。例えば、パチンコ機では、遊技盤上の遊技領域に始動入賞具、特別入賞口等が配設されると共に、複数種類数字絵柄等で構成される識別可能な図柄を複数表示し、所要に応じて変動表示し得る図柄表示装置が設けられたものがある。そして、前記始動入賞具にパチンコ球(遊技球とも云う)が入賞して所要の遊技状態が発生すると、前記図柄表示装置に表示された図柄は、パチンコ機に配設されている主制御手段や図柄制御手段等の各種制御手段に制御されて変動表示されるようになっている。このとき、前記図柄表示装置で変動されている図柄の一部が停止した際に、図柄表示部に停止表示されている図柄が所定の条件を満たしている場合(例えば「1,1,変動中」, 「7,変動中,7」等)に、所謂「リーチ」となり、前記各種制御手段で制御された各種のリーチ変動が行なわれ、遊技者は変動している残りの図柄が既に停止表示されている図柄と同一の図柄で停止表示されて、所謂「大当り」となることを期待する。この「大当り」となると、前記図柄表示装置には前記各種制御手段で制御された大当り演出が表示されると共に、前記特別入賞口に開閉可能に設けられた開閉扉が所定時間または所定回数となるまで継続的または断続的に開放され、遊技者は多数のパチンコ球を獲得し得るようになっている。

発明が解決しようとする課題

0003

ここで、例えば7セグメントLED等の発光体より数字や文字、その他識別可能な各種図柄を表示することで、表示される図柄の識別性を向上させるようにした図柄表示装置が配設されている遊技機も多数提案されている。しかし、前記図柄表示装置において、7セグメントLED等の発光体により表示される図柄の背景を構成する背景部は、通常黒色や白色等の単一色が付与されていることが多く、図柄表示装置の意匠性装飾性欠けると共に、遊技に対する興趣が損なわれる問題がある。また、前記発光体で表示される図柄の背景部に各色で着色等を施した場合でも、背景部の意匠性や装飾性を大きく向上させることは困難であった。そこで、前記図柄表示部の上方または下方に照明装置(蛍光灯等)を配設したり、該図柄表示装置の背面にバックライト(発光ダイオード電球等)を配設して図柄や図柄の背景部に光を照射し、背景部の装飾性を向上させる方法等が採用されている。

0004

ところが、前記図柄表示装置の上または下方に照明装置を配設する場合には、該照明装置の設置スペースの確保の問題や部材コスト等の増大の問題等を招くと共に、該照明装置から照射された光が反射されて、遊技者の視線位置や遊技機の配置によっては却って図柄やその背景部が見え難くなる畏れがある。また、前記発光体等により表示される図柄の識別性を確保するため図柄の背景部は、前述のように白や黒等の単一色が付与されおり、光を照射した場合でも単に明るくなるだけのため、図柄表示装置の意匠性や装飾性を向上させる効果は小さく、遊技の興趣に欠ける問題が指摘される。更に、前記照明装置で図柄と図柄の背景部の夫々を照明するため、図柄とその背景部との境界が不鮮明となり、図柄の識別性や背景部の意匠性が損なわれる欠点もある。

0005

また、前記図柄表示装置の内部にバックライトを配設して光を照射する場合には、反射光により図柄が見え難くなったり、図柄と図柄の背景部との境界が不鮮明となることはない利点がある。しかし、前記図柄表示装置の後側にバックライトを配設する基板やその固定部材等が必要となるため該装置自体の重量が嵩むと共に、設置スペースの問題が生じ、更にコストの増大を招くことにもなる。例えば、図柄表示装置に左・中・右列および上・中・下段の図柄を表示し得る9つの表示部を設ける場合には、各表示部に光を照射するために9つのバックライトを配設する必要があり、該装置の重量的な問題や設置スペース的な問題がより深刻になる。また、前記発光体により発光表示される図柄の背景部は単一色で構成されることが多いため、前述した照明装置を図柄表示装置の上または下方に配設する場合と同様に、背景部が単に明るくなるだけで、図柄表示装置の意匠性や装飾性を向上させる効果は小さく、遊技の興趣に欠ける問題が指摘されている。

0006

本発明は、前述した従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、図柄表示装置の図柄表示部に高い識別性で図柄を表示し得ると共に、図柄の背景部の意匠性や装飾性を向上させることで遊技に対する興趣を増大させ、更に多彩な遊技性をも備える遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、図柄表示装置を備える遊技機であって、前記図柄表示装置の表示部は、図柄を構成する発光体と、前記発光体により表示される図柄の背景部を構成するエレクトロルミネセンス層とからなることを特徴とする。

0008

本発明の遊技機は、図柄表示装置の表示部に各種図柄を構成する発光体を配設すると共に、該図柄の背景部をエレクトロルミネセンス層で形成している。すなわち、表示部で各種図柄を発光表示させることで図柄を図柄表示装置に表示すると共に、該図柄の背景部を構成するエレクトロルミネセンス層を所要の色で発光させることで、前記図柄の背景部の意匠性や装飾性が飛躍的に向上し、遊技に対する興趣を増大させることができる。また、前記図柄表示装置の外表面に薄層かつ軽量なエレクトロルミネセンス層を設けるようにしたので、照明具等を別途配設する必要がなく、コストの低減や省スペース化を図り得る。更に、前記エレクトロルミネセンス層は可撓性を有しており、湾曲等した種々の形状の図柄表示装置に配設することも可能である。そして、前記発光体による図柄表示とエレクトロルミネセンス層の発光とを所要により組合わせることで、多彩な遊技性を付与することが可能である。

発明を実施するための最良の形態

0009

次に、本発明に係る遊技機について好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、本実施例では、遊技機として一般的なパチンコ機に実施される場合について説明する。

0010

先ず、本実施例に係るパチンコ機の構成につき概略説明する。図1または図2に示すように、外枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠手段を利用して着脱および開放可能に組付けられている。そして前枠Bに、横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着脱および開放可能に組付けられる開閉セット板の前側にセットされた上球皿Eおよび後側にセットされた電動式球送り装置(図示せず)と、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤G等が夫々装備されている一方、前枠B後側の収容枠体の正面内部に所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。

0011

前記遊技盤Jは、図3に示すように、略円形状湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域Iの前側において、縦央やや下部に配設されてセーフ球をスイッチで検出し得る始動入賞具11と、この始動入賞具11の直上方に配置された後述の図柄表示装置21と、風車とも称されて遊技球用の流下方向を任意に変更する電飾案内車12および普通案内車13と、始動入賞具11の直下方に設置された大型電動式の入賞装置Lと、遊技状態に応じて照射パターン変更制御される電飾装置14等を備えている。また遊技盤Jの後側には、図2に示すように、セーフ球を機構セット盤G側に通出案内させるセーフ球案内部材15が装着されている。そして、このセーフ球案内部材15には、該案内部材15に開設した透視窓部(図示せず)の後側に合わせて前記図柄表示装置21が装備セットされる。なお、図3中の符号16はアウト口を示す。

0012

前記始動入賞具11内に配設された図示しないスイッチは、各セーフ球の検出毎に図柄表示装置21を1回ずつ作動スタートさせるための始動入力手段として利用される。また前記入賞装置Lは、図柄表示装置21の大当り成立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与される大型の入賞装置であって、図3に示されるように、特別入賞口17に対設された扉状の開閉板18が、後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、通常の閉鎖状態から開放状態に変化されるよう構成されている。そして、特別入賞口17の後側内部にセーフ球用のカウントスイッチ等が組込まれている(図示せず)。なお、入賞装置Lの左右両側には普通入賞口19,19が設けられる。

0013

実施例に係る図柄表示装置21は、図3または図4に示すように、遊技盤Jの略中央部に配設され、縦・横に各3列の合計9つの夫々独立した表示部22から構成される。そして、前記各表示部22の夫々の表面には、有機エレクトロルミネセンス(以下有機ELと云う)からなる薄板状の有機ELプレート(エレクトロルミネセンス層)27が配設されており、該有機ELプレート27の夫々は、所要の色(赤,青,緑,白等)を発光し得るようになっている。ここで、有機ELとは、透明電極(陽極)、発光層(有機層)および金属電極(陰極)の積層構造を有し、透明電極と金属電極の間に電圧印可すると、陽極から注入された正孔(ホール)と陰極から注入された電子とが発光層内で再結合し、有機分子励起して発光する性質を有するものである。また、前記有機ELプレート27は低電力であっても高輝度で発光可能であり、視認性や消費電力等にも優れた性質を有している。なお、前記有機ELプレート27の夫々は、前記図柄表示装置21の背面側に配設される表示制御手段K(図2参照)から送信される制御信号に基づいて、独立して点灯または消灯制御されるよう構成される。

0014

また、図4に示すように、前記夫々の有機ELプレート27の表面には、発光個所の制御により各種図柄を所要の色で発光し得る7セグメントLED25が対応して配設されており、該LED25の発光により、数字等の各種図柄が表示されるようになっている。そして、この7セグメントLED25により表示される図柄が、変動または停止表示されることで、前記表示部22の夫々に各種図柄を動的または静的に表示するようになっている。また、前記有機ELプレート27の夫々が、前記7セグメントLED25の夫々を配設する基盤をなすと共に、表示される各種図柄の背景部として機能するよう構成されている。そして、前記表示制御手段Kから送信される制御信号に基づいて、前記各7セグメントLED25により各種図柄が発光表示される。

0015

なお、図1または図3に示すように、前記図柄表示装置21の上方に記憶表示部Mが設けられて、前記始動入賞具11への最大4個の入賞までは、遊技球が入賞した際に通常得られる情報が始動記憶されると共に、該記憶表示部Mに表示されるようになっている。そして、前記図柄表示装置21が変動可能な状態となると、その始動記憶数に基づいて特別図柄の変動が開始されると共に、始動記憶が1つ消化され、かつ該記憶表示部Mが1つ消灯される。

0016

次に、前述のように構成された、本実施例に係るパチンコ機の作用について説明する。先ず、パチンコ球が遊技盤J上の遊技領域Iに打込まれ、始動入賞具11等に入賞することで発生する始動信号入力条件により、表示制御手段Kから発生する制御出力に基づいて、図柄表示装置21の表示部22に配設される7セグメントLED25が発光することで各種図柄が動的または静的に表示されると共に、該LED25により表示される図柄の背景部を構成する有機ELプレート27が点灯または消灯される。すなわち、前記7セグメントLED25により各種図柄を発光表示することで、図柄が鮮明に表示されて優れた識別性を発揮すると共に、各種図柄の背景部として機能する前記有機ELプレート27が発光することで、該背景部の意匠性や装飾性が飛躍的に向上されて、遊技に対する興趣を増大させることができる。また、前記有機ELプレート27の夫々を種々の色で発光させれば、より一層背景部の意匠性や装飾性を向上させることが可能である。

0017

更に、前記図柄表示装置21の表示部22として、発光する7セグメントLED25および有機ELプレート27を用いることで、表示される図柄の視認性を確保するために、バックライト等の照明具を用いる必要性がなくなり、図柄表示装置21の構造を簡略化してコストの低減を図り得ると共に、反射光により図柄やその背景部が見え難くなることもない。そして、前記図柄表示装置21の重量やスペースの増加を防止し得る。また、前記有機ELプレート27は自発光するため、遊技者の視線位置に拘わらず広角範囲からこの有機ELプレート27の点灯または消灯を認識することができる。

0018

そして、前記表示制御手段Kにより前記各有機ELプレート27を点灯または消灯の制御をすることで、遊技の有効組合わせ位置(同じ図柄が表示されることで「大当り」となる位置)を表示し、更にこの有効組合わせ位置を所要により変化させて、遊技の遊技状態を遊技者に報知する手段として使用したり、新規な遊技性を付与することも可能となる。例えば、右下がり方向直線上に同一図柄が揃うことで「大当り」となる場合に、図4に示すように、遊技の有効組合わせ位置(有効ライン)となる左上・真中・右下の表示部22に配設された有機ELプレート27を点灯させ、その他の表示部22の有機ELプレート27を消灯させたり、反対に有効組合わせ位置となる左上・真中・右下の表示部22の有機ELプレート27を消灯させて、その他の表示部22の有機ELプレート27を点灯させたりすれば、その遊技における有効組合わせ位置を遊技者に容易に理解させることが可能となる。更に、背景部を構成する有機ELプレート27の点灯または消灯により有効組合わせ位置が表示されるという新規な演出が可能となり、遊技者は新鮮で興趣のある遊技を楽しむことができる。なお、図4または図5において斜線で示す表示部22に配設された有機ELプレート27が、点灯しているものとする。

0019

また、左上と真中の表示部22に配設された7セグメントLED25に、同じ数字が表示されて「リーチ」となる場合に、対応する表示部22に配設されている有機ELプレート27を点灯または消灯させると共に、大当りとなる位置の有機ELプレート27(図4の右下)を点滅させることもできる。このように、図柄の背景部を構成する有機ELプレート27に動きの伴った演出をさせることで、より新鮮で興趣のある遊技が可能になると共に、遊技に対する期待感を向上させ得るようになる。

0020

すなわち、背景部を構成する有機ELプレート27を点灯させて予め有効組合わせ位置を表示することで、該有効組合わせ位置とされた表示部22の7セグメントLED25が所定の大当り組合わせとなることを遊技者に期待させるよう構成することが可能である。また、前記背景部を構成する有機ELプレート27の点灯または消灯によって、複数ラインの有効組合わせ位置を表示すれば、見かけ上「大当り」となる確率が上昇したように感じさせることもできる。更に、複数ラインの有効組合わせ位置を表示し、その複数ラインが「大当り」の条件を満足した場合に発生する「大当り」の価値(例えば、特別入賞口17に対設する開閉扉18の開放時間や開放回数等)に差を設けることで、遊技の興趣を更に増大させることも可能である。なお、点灯または消灯される図柄表示部22の位置により、「大当り」となる確率に差を設けるようにしても良い。また、有機ELプレート27を点灯または点滅させる際に、有機ELプレート27が発光する色や点滅速度等を変化させて、その変化に伴って遊技性を変化させることで、遊技の興趣を更に高めることができると共に、図柄表示装置21の意匠性や装飾性をより向上させることができる。

0021

なお、前記7セグメントLED25で図柄を発光表示した後に、背景部を構成している前記有機ELプレート27を点灯または消灯させて有効組合わせ位置を表示するようにしても良い。この場合は、例えば右下がりに図柄が所定の組合わせ(「7,7,7」等)表示されても、その時点では「大当り」となるか否かわからないため、背景部の有機ELプレートが点灯または消灯して有効組合わせ位置が確定するまで、遊技者の興趣を維持することができる。また、有効組合わせ位置を表示する有機ELプレート27を異なる色で発光させるようにすれば、図柄の背景部の意匠性や装飾性を向上させ得ると共に、有効組合わせ位置を遊技者に容易に理解させることができる。

0022

また、前記有機ELプレート27が点灯することで表示される有効組合わせ位置としては、前述した通常の縦・横・斜めの直線上に整列した有効ラインだけでなく、図5に示すように、左上・真中・左下等に設けられた有機ELプレート27のみを点灯または消灯させて、変則的な有効組合わせ位置を表示することも可能である。このように、任意の位置の有機ELプレート27を点灯または消灯させて変則的な有効組合わせ位置を表示し、対応する表示部22に配設された7セグメントLED25が同一の図柄を表示されると「大当り」となるようにすれば、遊技者は新規な遊技性を有する遊技を楽しむことができるようになる。変則的な有効組合わせ位置とする場合でも、背景部の有機ELプレート27が点灯または消灯するので、遊技者は有効組合わせ位置を容易に理解して遊技を楽しむことができる。

0023

なお、本実施例では、図柄表示装置に7セグメントLEDにより各種図柄を発光表示し得る9つの表示部を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、1つ以上の表示部を設けるようにすれば良い。また、前記図柄表示装置の表示部を、無機エレクトロルミネセンス(無機EL)からなる無機ELプレートで構成することも可能である。なお、各種図柄を表示させる発光体は、7セグメントLEDに限らず、発光することで数字や文字その他識別可能な図柄を所要により表示し得る従来公知の各種発光体を使用することができる。

0024

また、複数の有機ELプレートを配設し、各有機ELプレートの夫々に発光体を設けるようにしたが、例えば図柄表示装置の全体を単一の有機ELプレートで構成しても、当該有機ELプレートの点灯や消灯により、図柄の背景部の意匠性や装飾性を向上させることができ、更に部材コストや組付け作業を低減することができる。この場合に、夫々独立して点灯または消灯制御可能な複数の表示領域を前記有機ELプレートに形成して、各表示領域に対応して発光体を配設すると共に、各表示領域を点灯または消灯の制御をすれば、意匠性や装飾性をより一層向上させることが可能である。また、前述した複数の有機ELプレートを配設する場合と同様に、前記各表示領域を夫々独立して点灯または消灯の制御をすることで、遊技状態を報知したり、有効組合わせ位置の表示等により種々の遊技性を付与することもできる。そして、有効組合わせ位置を表示する表示領域を通常の背景部と異なる色を発光させて表示するようにすることで、意匠性や装飾性の向上を図り得る。

0025

また、本実施例の図柄表示装置に限らず、各種図柄を表示する発光体を配設し得ると共に、エレクトロルミネセンス層を形成し得る装置であれば何れのものでも良く、例えば回転ドラム式回転ベルト式、その他の図柄表示装置にも実施し得る。また、本実施例においてはパチンコ機に実施した場合について説明したが、各種図柄を変動表示させる図柄表示装置を備える遊技機であれば何れのものにも実施でき、例えばスロットマシン機等に好適に実施することが可能である。

発明の効果

0026

以上説明した如く、本発明に係る遊技機によれば、図柄表示装置における図柄表示部に、各種図柄を構成する発光体を配設し、該発光体により表示される図柄の背景部を、エレクトロルミネセンス層で形成するようにしたので、識別性に優れた鮮明な図柄を表示し得ると共に、該図柄および図柄の背景部の意匠性や装飾性を飛躍的に向上させて、遊技に対する興趣を増大させることができる。また、前記エレクトロルミネセンス層を設けることにより、図柄表示装置に別途光源を設ける必要がないので、該装置の構造を簡略化して軽量化や省スペース化を図り得ると共にコストの増大を防止できる。、更に、図柄表示装置の組付け時の作業性を向上させることが可能となる。また、前記エレクトロルミネセンス層は可撓性を有することから、湾曲する外表面を有する図柄表示装置に配設することもできる。更に、前記エレクトロルミネセンス層は自発光性視野角が広い特徴を有しており、遊技者の視線位置や遊技機の設置位置に拘わらず、遊技者は図柄を正確に識別し得ると共に、外部から光を照射する必要性がないので反射光で図柄の識別性が低下する畏れもない。更にまた、エレクトロルミネセンス層の使用寿命は長いので、ランニングコストを低廉に抑えることができる。

0027

そして、前記背景部を、夫々独立して点灯または消灯制御可能な表示領域を有するエレクトロルミネセンス層で構成したり、夫々独立して点灯または消灯制御可能な複数のエレクトロルミネセンス層で構成することで、多彩な発光により図柄の背景部の意匠性や装飾性を一層向上させることができる。また、前記各表示領域またはエレクトロルミネセンス層の夫々を点灯または消灯して、前記発光体で発光表示される図柄の有効組合わせ位置を表示するようにすれば、遊技者に注目する表示部を認識させることができると共に、種々の遊技性を付与することができるので、興趣がより一層向上した遊技を行なうことができるようになる。更に、前記各表示領域またはエレクトロルミネセンス層の夫々を通常の背景部と異なる色で発光させて有効組合わせ位置を表示することで、より一層意匠性や装飾性を向上させると共に、種々の遊技性を付与することができる。

図面の簡単な説明

0028

図1本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。
図2本実施例に係るパチンコ機を示す背面図である。
図3本実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す拡大図である。
図4本実施例に係る図柄表示装置の概略を示す拡大図である。
図5本実施例に係る図柄表示装置の制御状態を示す概略図である。

--

0029

21図柄表示装置
22 表示部
25 7セグメントLED(発光体)
27有機ELプレート(エレクトロルミネセンス層)

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