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課題

収容体内部で発生する体臭などの有機酸類を含む臭気を効果的に消臭することができる消臭方法を提供する。

解決手段

有機酸類を含む臭気を発生する臭気発生体が収容された収容体内部の消臭方法であって、収容体内面光触媒コーティングすると共に、金属フタロシアニン化合物を含む消臭材を臭気発生体の周囲に取り替え可能に配置する。

概要

背景

収容体により覆われた空間内部を消臭する方法として、酸化チタンなどの光触媒の利用が知られている。光触媒は、半永久的に使用可能であると共に、蛍光灯などに含まれる微弱紫外線でも有機物を分解することができるので、室内の内壁面に光触媒をコーティングすることが従来から行われている。

概要

収容体内部で発生する体臭などの有機酸類を含む臭気を効果的に消臭することができる消臭方法を提供する。

有機酸類を含む臭気を発生する臭気発生体が収容された収容体内部の消臭方法であって、収容体の内面に光触媒をコーティングすると共に、金属フタロシアニン化合物を含む消臭材を臭気発生体の周囲に取り替え可能に配置する。

目的

本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、収容体内部で発生する体臭などの有機酸類を含む臭気を効果的に消臭することができる収容体内部の消臭方法の提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

有機酸類を含む臭気を発生する臭気発生体が収容された収容体内部の消臭方法であって、収容体内面光触媒コーティングすると共に、金属フタロシアニン化合物を含む消臭材を臭気発生体の周囲に取り替え可能に配置することを特徴とする収容体内部の消臭方法。

請求項2

前記消臭材を、前記臭気発生体の表面から1.0m以内に配置することを特徴とする請求項1に記載の収容体内部の消臭方法。

請求項3

前記収容体内面の30%以上に光触媒をコーティングすると共に、前記臭気発生体表面の30%以上を消臭材により覆うことを特徴とする請求項1に記載の収容体内部の消臭方法。

技術分野

0001

本発明は、臭気発生体を収容する収容体内部の消臭方法に関し、特に、病室老人施設などの収容体内部の消臭に好適な消臭方法に関する。

背景技術

0002

収容体により覆われた空間内部を消臭する方法として、酸化チタンなどの光触媒の利用が知られている。光触媒は、半永久的に使用可能であると共に、蛍光灯などに含まれる微弱紫外線でも有機物を分解することができるので、室内の内壁面に光触媒をコーティングすることが従来から行われている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、収容体が例えば病室や老人施設である場合、内部にいる患者や老人から特有異臭が多量に発生するため、光触媒のみを用いる消臭方法では十分な消臭効果が得られないという問題があった。光触媒反応を促進するためには、光触媒に向けて強力な紫外線を照射する方法も考えられるが、ランニングコストが高くなるなどの欠点があり実用的ではない。

0004

本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、収容体内部で発生する体臭などの有機酸類を含む臭気を効果的に消臭することができる収容体内部の消臭方法の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明の前記目的は、有機酸類を含む臭気を発生する臭気発生体が収容された収容体内部の消臭方法であって、収容体の内面に光触媒をコーティングすると共に、金属フタロシアニン化合物を含む消臭材を臭気発生体の周囲に取り替え可能に配置することを特徴とする収容体内部の消臭方法により達成される。

0006

収容体内面にコーティングする光触媒としては、酸化チタンを例示することができ、消臭材としては、特開昭62−97555号公報に記載されているような金属フタロシアニン誘導体高分子化合物に結合させた高分子金属錯体を、不織布やハニカム状多孔質体などに担持させたものを例示することができるが、これらに限定されるものではない。

0007

また、本発明の消臭方法を適用可能な収容体としては、病室、霊安室、老人施設、車両(電車バス乗用車など)、エレベータオフィス下駄箱などを例示することができ、消臭材と臭気発生体との位置関係がある程度一定しており、且つ、光触媒を活性化可能な光エネルギーが存在する環境であれば良い。後述するように、本発明の消臭方法においては、光触媒により分解しなければならない臭気成分は僅かであるため、光触媒反応に要する紫外線は少なくて良く、例えば、蛍光灯の光によっても十分な消臭効果を得ることができる。

0008

収容体が病室である場合には、天井壁側壁及び床壁などの壁面に二酸化チタンなどの光触媒をコーティングする。また、患者が大部分の時間を過ごすことになるベッド枕カバー布団カバーなどに金属フタロシアニン化合物を含浸させた不織布を用い、これらを消臭材として機能させる。これらにより、臭気発生体である患者から発生した有機酸類の大部分が、患者の周囲に配置された消臭材により捕捉されて分解されるため、空間内部に拡散される臭気成分は僅かとなる。空中に残存する臭気成分は、空間の内壁面に付着することで光触媒により分解されるため、臭いが病室にしみ込んだ状態になるおそれがない。この結果、訪問者が病室に入室しても、病室特有の臭い等がほとんど気にならない程度の消臭効果を得ることができる。消臭材による消臭能力が時間の経過により低下した場合には、消臭材(即ち、枕カバー、布団カバーなど)を新たなものと交換することで、良好な消臭効果を維持することができる。尚、壁面にコーティングした光触媒は、消臭効果を半永久的に発揮する。

0009

消臭材は、臭気発生体から発生した臭気成分が空中に拡散される前に捕捉して分解できるように、臭気発生体にできるだけ近づけて配置することが好ましい。具体的には、臭気発生体の表面から1.0m以内に配置することが好ましく、0.5m以内がより好ましい。

0010

より完全な消臭効果を得るためには、収容体内面の30%以上(より好ましくは、50%以上)に光触媒をコーティングすると共に、前記臭気発生体表面の30%以上(より好ましくは、50%以上)を消臭材により覆うことが好ましい。例えば、収容体が病室の場合には、天井面、側面及び床面の表面積全体の50%以上に光触媒をコーティングすることが好ましく、患者の表面積の60%以上を、消臭材としての枕カバーや布団掛け布団敷き布団カバーなどで覆うことが好ましい。

0011

以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。

0012

(実施例1)癌患者2名を収容する26m2の広さの病室に、5m×2.5mの新しいポリエステル製壁紙2枚を壁面に設置した。ポリエステル製壁紙の表面にはチタン含有薄膜をコーティングしている。コーティング手法は、イオンビームアシスト法を用い、50nmの厚さの製膜を行った。蒸着時のチタン窒素イオン供給比は3:1とした。患者には、金属フタロシアニンを含浸させた枕カバーと布団カバーを使用させた。1ヶ月後、壁紙の一部(4mm2)を採取し、昇温脱離ガスクロマトグラフ質量分析計により吸着分子の測定を行った。その結果,悪臭物質であるアミン類有機脂肪酸は、計測されなかった。また、その部屋の嗅覚測定を行ったところ、臭気はなく6段階臭気強度表示法では0であった。尚、本実施例および以下の比較例における嗅覚測定は、悪臭防止法の定めるところにしたがい、平成8年3月に環境より出されたマニュアルに則って測定した。

0013

(比較例1)枕カバー及び布団カバーとして、金属フタロシアニンを含浸させない通常のものを使用し、壁紙として、チタン含有薄膜をコーティングしない通常のポリエステル製壁紙を使用し、実施例1と同様に試験を行った。採取した壁紙からは、悪臭物質であるアミン類及び有機脂肪酸が計測された。また、その部屋の嗅覚テストを行ったところ、臭気があり、6段階臭気強度表示法では4であった。

0014

(比較例2)枕カバー及び布団カバーとして、金属フタロシアニンを含浸させない通常のものを使用する他は、実施例1と同様にして試験を行った。採取した壁紙からは、悪臭物質であるアミン類及び有機脂肪酸が計測された。また、その部屋の嗅覚テストを行ったところ、臭気があり、6段階臭気強度表示法では3であった。

0015

(比較例3)壁紙として、チタン含有薄膜をコーティングしない通常のポリエステル製壁紙を使用する他は、実施例1と同様にして試験を行った。採取した壁紙からは、悪臭物質であるアミン類及び有機脂肪酸が計測された。また、その部屋の嗅覚テストを行ったところ、臭気があり、6段階臭気強度表示法では1であった。

発明の効果

0016

以上の説明から明らかなように、本発明に係る収容体内部の消臭方法によれば、収容体の内面に光触媒をコーティングすると共に、金属フタロシアニン化合物を含む消臭材を臭気発生体の周囲に取り替え可能に配置しているので、臭気発生体から発生する有機酸類の大部分を消臭材によって分解することができ、光触媒が分解しなければならない残留臭気成分の量を大幅に低減することができる。したがって、利用可能な光エネルギーの量が少ない場合であっても、残留する有機酸類を光触媒により確実に分解することができ、収容体内部を効果的に消臭することが可能になる。

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