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技術 積層金属材料の加工方法および化粧品等の収納容器の収納部材

出願人 竹内工業株式会社
発明者 宇佐美日出明
出願日 2001年10月5日 (17年9ヶ月経過) 出願番号 2001-309799
公開日 2003年4月23日 (16年2ヶ月経過) 公開番号 2003-117735
状態 特許登録済
技術分野 剪断機 金属の他の加工と複合作業 一体成形容器 型打ち,へら絞り,深絞り 積層体(2)
主要キーワード ロール刃 外ロール アルミニウム材製 面取り処理 化粧品収納容器 薄肉フィルム 開口部内面 口紅容器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年4月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

酸化腐食などの耐食性及び耐摩耗性に優れ、さらにデザイン犠牲になることのない化粧品収納容器を構成する収納部材及びその製造方法を提供することを目的としている。

解決手段

ポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工するプレス加工工程と、このプレス加工工程を施された物の開口部内面のフィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断されたフィルム切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程と、外面のアルミニウム等の金属板材塗装などの加飾を施す加飾工程で解決している。

概要

背景

従来の化粧品収納容器を構成する金属製の収納部材は、その材質としてはアルミニウム材が多く使用され、その外観には塗装メッキ印刷などの加飾としてコーティングが施されていた。

概要

酸化腐食などの耐食性及び耐摩耗性に優れ、さらにデザイン犠牲になることのない化粧品収納容器を構成する収納部材及びその製造方法を提供することを目的としている。

ポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工するプレス加工工程と、このプレス加工工程を施された物の開口部内面のフィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断されたフィルム切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程と、外面のアルミニウム等の金属板材に塗装などの加飾を施す加飾工程で解決している。

目的

本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、酸化、腐食などの耐食性及び耐摩耗性に優れ、さらにデザインが犠牲になることのない化粧品収納容器を構成する収納部材及びその製造加工方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工するプレス加工工程と、このプレス加工工程を施された物の開口部内面のフィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断されたフィルム切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程と、外面のアルミニウム等の金属板材塗装などの加飾を施す加飾工程より構成される積層金属材料加工方法

請求項2

ポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工するプレス加工工程と、このプレス加工工程を施された物の開口部内面のフィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断されたフィルム切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程と、この金属切断工程によって切断された金属切断面とフィルム切断面との間のフィルムを取り除く面取り工程と、外面のアルミニウム等の金属板材に塗装などの加飾を施す加飾工程より構成される積層金属材料の加工方法。

請求項3

ポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工するプレス加工工程と、このプレス加工工程を施された物の開口部内面のフィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断されたフィルム切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程と、外面のアルミニウム等の金属板材に塗装などの加飾を施す加飾工程より形成された化粧品等収納部材

--

0001

本発明はポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材加工方法およびその加工方法によって構成された化粧品等収納容器収納部材に関するものである。

背景技術

0002

従来の化粧品収納容器を構成する金属製の収納部材は、その材質としてはアルミニウム材が多く使用され、その外観には塗装メッキ印刷などの加飾としてコーティングが施されていた。

発明が解決しようとする課題

0003

このように構成された従来の化粧品収納容器は外観は塗装などによってコーティングされているものであるが、内面はコーティングしにくいものであり、それによって内面はアルミニウム材等の金属面がむき出しとなり、酸化腐食などの耐食性及び耐摩耗性が劣るという欠点があった。

0004

このような欠点を補うためポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工することによりポリエチレンテレフタレート等の薄肉フィルムを内面に貼着した状態とする容器も知られているが、従来の工程ではプレス後の開口部の切断処理方法としては切削あるいはロール加工によるものなので、その切り口には金属のバリが発生してしまうというものであった。

0005

次にそのバリの除去するためにナイフなどの刃物、あるいはリーマ等の工具を使用した面取り処理が行われていたが、その際に内面のフィルムを傷つけてしまい、その切断部面よりフィルムがアルミニウム等の板材より剥離しやすくなってしまうという欠点があり、また面取り処理の代わりに口元カールして切断面を覆い隠すという方法も知られているが、その場合にはカールすることでデザイン犠牲になってしまうものであった。

0006

本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、酸化、腐食などの耐食性及び耐摩耗性に優れ、さらにデザインが犠牲になることのない化粧品収納容器を構成する収納部材及びその製造加工方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、ポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼着したアルミニウム等の積層金属板材をフィルム面が内面となるように所定形状にプレス加工するプレス加工工程と、このプレス加工工程を施された物の開口部内面のフィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断されたフィルム切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程と、外面のアルミニウム等の金属板材に塗装などの加飾を施す加飾工程より構成される積層金属材料の加工方法を用いている。

発明を実施するための最良の形態

0008

耐食性に優れたポリエチレンテレフタレート等のフィルムが内面となることによってアルミニウム材製の収納部材の耐食性を向上させることができる。

0009

また、フィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程と、このフィルム切断工程によって切断された切断面より若干開口部よりのアルミニウム等の板材を切断する金属切断工程とで構成されているので、アルミニウム等の板材の切断面よりフィルムの剥離を防ぐことができる。

0010

以下、図面に示す実施例により本発明を詳細に説明する。図1ないし図6に示す発明の第1の実施例において、1は製品の加工工程を示す工程図である。

0011

2は本発明の工程によって形成された化粧品等の収納部材を使用した化粧品収納容器を示すもので、本発明の化粧品等の収納部材は口紅容器の蓋3として使用されているものであり、その構成としては形状を形成するアルミニウムなどの厚みが0.5mm〜1.0mm程度の金属材の蓋本体4、その内面に形成された厚みが0.02mm程度のポリエチレンテレフタレート等のフィルム5、蓋本体4の外面に形成された加飾層6により構成されているものであり、以下はこの蓋3の製造加工方法について説明する。

0012

図3に示すものは本発明のプレス加工工程8で、このプレス加工工程8はポリエチレンテレフタレート等のフィルム5が貼着されたアルミニウム等の板材7をフィルム5が内面となるようにダイス9とパンチ10による絞り加工等により蓋3は切り口を除いて所定形状にプレス加工される。

0013

図4はプレス加工工程8の次に行われるフィルム切断工程11を示すもので、このフィルム切断工程11はプレス加工工程8によって所定形状にプレス加工された蓋3の内部に挿入された第一内ロール回転刃13を持つ回転する第一内ロール12と、その外面に形成されこの第一内ロール12と逆方向に回転する円筒状の押さえ部15を持つ第一外ロール14によって挟み込むことで蓋3内面のフィルム5だけを全周に渡って切断するものである。

0014

その際に第一内ロール回転刃13は蓋3の底方向に対して拡径となるテーパーとしておくことが望ましく、そのテーパーの拡径部によってフィルム5をせん断するように切断するもので、それによってフィルム切断面25より開口部よりの蓋3の内面も若干のテーパーとなるように加工するとよい。

0015

図5は金属切断工程16を示すもので、前記フィルム切断工程11によって切断されたポリエチレンテレフタレート等のフィルム5のフィルム切断面25よりも若干開口部寄り、たとえば0.5mm〜2mm程度開口部寄りの部位を蓋3の内部に挿入された第二内ロール回転刃18を持つ回転する第二内ロール17と、その外面に形成されこの第二内ロール17と逆方向に回転する第二外ロール回転刃20を持つ第二外ロール19によってせん断するように挟み込むことでフィルム5および金属の蓋本体4を全周に渡って切断するものである。

0016

その際に第二内ロール回転刃18を含む第二ロール刃17はフィルム切断面25より奥のフィルム5に触れることがないので、フィルム5を傷つけてしまうことがない。

0017

図6は加飾工程21を示すもので、前記の金属切断工程16を終えた蓋本体4は洗浄脱脂をした後、スプレー22などの塗装装置によってコーティングなどの加飾がされるものであり、このようにしてして蓋本体4の外周面に加飾層6が形成される。

0018

またこの加飾層6は塗装に限らず印刷、メッキ、アルマイトなどによるものであってもよく、このようにして化粧品収納容器2の蓋3が完成する。

0019

このような加工方法によって構成された収納部材は口元の金属切断面26より若干奥にフィルム切断面25があるので、仮に金属切断面26のフィルム5が剥離したとしてもそれは金属切断面26とフィルム切断面25の間だけであり、フィルム切断面25より奥のフィルム5が剥離することはない。

0020

次に本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの説明にあたって前記発明の第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。

0021

図7および図8に示す発明の第2の実施例において、前記発明の第1の実施例と主に異なる点は、図7に示す工程図1Aのように金属切断工程16と加飾工程21の間に面取り工程23を行うものである。

0022

この面取り工程23は図8に示すように金属切断工程16を終えた蓋本体4の金属切断面26に回転するリーマ24を押しあてることでフィルム切断面25と金属切断面26の間に残ったフィルム5および金属切断工程16で発生したバリを除去するものであり、このような工程を行うものであればより完全なものとなる。

発明の効果

0023

本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。

0024

(1)内面をフィルム面とした積層金属板材を使用しているものであり、それによって内面はアルミニウム材等の金属面がむき出しとなることがなく、酸化、腐食などの耐食性及び耐摩耗性に優れた収納部材とすることができる。

0025

(2)フィルムだけを全周にわたって切断するフィルム切断工程を使用しているので、口元の金属切断面より若干奥にフィルム切断面があり、仮に金属切断面のフィルムが剥離したとしてもそれは金属切断面とフィルム切断面の間だけであり、フィルム切断面より奥のフィルムが剥離することはない。

0026

(3)金属切断面のバリを除去するためにリーマ等の工具を使用した面取り処理を行なっても、その際にフィルム切断面より内面のフィルムを傷つけてしまったりすることがなく、そのフィルム切断面よりフィルムが剥離しやすくなってしまうということがない。

0027

(4)カールの必要がないので収納部材のデザインが犠牲になってしまうということがない。

図面の簡単な説明

0028

図1発明の工程図である。(実施例1)
図2発明の実施例を示す部分断面図である。(実施例1)
図3発明のプレス加工工程を示す説明図である。(実施例1)
図4発明のフィルム切断工程を示す説明図である。(実施例1)
図5発明の金属切断工程を示す説明図である。(実施例1)
図6発明の加飾工程を示す説明図である。(実施例1)
図7発明の工程図である。(実施例2)
図8発明の面取り工程を示す説明図である。(実施例2)

--

0029

1 工程図
2化粧品収納容器
3 蓋
4 蓋本体
5フィルム
6加飾層
7板材
8プレス加工工程
9ダイス
10パンチ
11フィルム切断工程
12 第一内ロール
13 第一内ロール回転刃
14 第一外ロール
15押さえ部
16 金属切断工程
17 第二内ロール
18 第二内ロール回転刃
19 第二外ロール
20 第二外ロール回転刃
21加飾工程
22スプレー
23面取り工程
24リーマ
25 フィルム切断面
26 金属切断面

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