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技術 男性用吸収性物品

出願人 大王製紙株式会社
発明者 近藤雅則
出願日 2001年10月5日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2001-310461
公開日 2003年4月15日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2003-111788
状態 特許登録済
技術分野 吸収性物品とその支持具 整形外科、看護、避妊
主要キーワード 着用部品 半周長 フランジ状部分 軟性シート 袋部材 ホットメルト接着材 着用形態 重病患者
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年4月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

装着感に優れかつ簡易交換できさらに経済性に優れる男性用吸収性物品を提供する。

解決手段

着用したとき陰茎が外部に突出する穴部を有する着用部品と、体液を吸収して保持する液保持性の吸収部を有する袋状の袋部品とを備え、かつ、袋前記袋部品が前記穴部から外部に突出した陰茎を包み込むようにして、前記着用部品に対して着脱自在に取り付けられている男性用吸収性物品によって解決される。

概要

背景

失禁患者寝たきり病人等は、自律して排尿行為を行なうことができない。従って、これらの者の排尿対処する必要がある。そのための器具や方法がいくつか開示されている。

代表的な方法の一つに尿道を通してカテーテル膀胱まで導き、カテーテルを通して尿を排尿容器に導く方法がある。しかし、かかる方法は、施術者に非常に痛みが伴うとともに装置も大掛かりなものとなるため、尿を体外に排出することすら困難な重病患者等においては適当であるが、軽度の失禁患者や介護人などの介護をうければ排尿行為が可能な者などに対しては行なうのは不適当である。

他の方法としては、使用者陰茎ガラス樹脂でできた鞘状の排尿容器を陰茎に被せるとともに、ベルトなどで装着者の体に固定する種の排尿器具を用いる方法である。かかる方法は、装着時の痛みは少ないが、装着に手間がかかる上に、排尿容器に重量があるため常時使用するには使用者の負担が大きく、また、身動きも制限される。さらには排尿容器の存在が衣類の上から目立つという欠点もある。

一方、最も簡易な方法としては、使い捨ておむつを使用する方法がある。かかる方法は、上記の器具を用いた方法よりは装着性は簡易となるが、おむつはかさばるため衣類の上から着用していることが目立ちやすいうえに着用者動きも制限する。また、使い捨ておむつは実質的に尿を吸収する部分は一部分であるにもかかわらず、一度使用するとその全部を交換する必要があり経済的ではない。さらに、自分でおむつを交換することができない寝たきりの患者等の場合は、排尿後から介護人などに交換してもらうまでの間、おむつ内に尿が存在したままの状態となり、かかる状態が続くと不快になるばかりか、蒸れて皮膚かぶれを引き起こすことがある。また、おむつの交換は介護人にとって大きな負担である。

概要

装着感に優れかつ簡易に交換できさらに経済性に優れる男性用吸収性物品を提供する。

着用したとき陰茎が外部に突出する穴部を有する着用部品と、体液を吸収して保持する液保持性の吸収部を有する袋状の袋部品とを備え、かつ、袋前記袋部品が前記穴部から外部に突出した陰茎を包み込むようにして、前記着用部品に対して着脱自在に取り付けられている男性用吸収性物品によって解決される。

目的

そこで、本発明の主たる課題は、従来方法の有する欠点のない男性用吸収性物品、すなわち、装着感に優れかつ装着者の身動きを制限することがなく、また、比較的簡易に装着および交換でき、さらには、経済性にも優れる男性用吸収性物品を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

着用したとき陰茎の少なくとも亀頭部が外部に突出する穴部を有する着用部品と、体液を吸収して保持する液保持性の吸収部を有する袋状の袋部品とを備え、かつ、前記袋部品が前記穴部から外部に突出した陰茎の少なくとも亀頭部を包み込むようにして、前記着用部品に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする男性用吸収性物品

請求項2

外部に突出する筒部を有し、着用したとき陰茎が前記筒部に挿入されるようにした着用部品と、体液を吸収して保持する液保持性の吸収部を有する袋状の袋部品とを備え、かつ、前記袋部品は、この袋部品の基部が前記筒部を覆い、陰茎を覆うようにして、前記着用部品に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする男性用吸収性物品。

請求項3

袋部品は、着用部品または着用部品の筒部に対して介在するメカニカルファスナーにより着脱自在とされている請求項1または2記載の男性用吸収性物品。

請求項4

袋部品は、内面側に透液性シートと、外面側に不透液性シートと、それらの間に介在される体液保持性の吸収部とを有する請求項1〜3の何れか1項に記載の男性用吸収性物品。

請求項5

吸収部は、陰茎の先頭から先端側に離間した位置に存在する請求項4記載の男性用吸収性物品。

請求項6

袋部品の基部は、陰茎に対して弾性伸縮性を有して包み込むものである請求項1または2記載の男性用吸収性物品。

請求項7

袋部品の基部の未使用時の内径寸法が、変更可能である請求項1、2または6記載の男性用吸収性物品。

請求項8

着用部品は長時間継続して使用するのに対して、袋部品は使い捨てである請求項1または2記載の男性用吸収性物品。

技術分野

0001

本発明は、失禁患者幼児寝たきり病人老人等に使用する男性用吸収性物品に関する。

背景技術

0002

失禁患者や寝たきりの病人等は、自律して排尿行為を行なうことができない。従って、これらの者の排尿対処する必要がある。そのための器具や方法がいくつか開示されている。

0003

代表的な方法の一つに尿道を通してカテーテル膀胱まで導き、カテーテルを通して尿を排尿容器に導く方法がある。しかし、かかる方法は、施術者に非常に痛みが伴うとともに装置も大掛かりなものとなるため、尿を体外に排出することすら困難な重病患者等においては適当であるが、軽度の失禁患者や介護人などの介護をうければ排尿行為が可能な者などに対しては行なうのは不適当である。

0004

他の方法としては、使用者陰茎ガラス樹脂でできた鞘状の排尿容器を陰茎に被せるとともに、ベルトなどで装着者の体に固定する種の排尿器具を用いる方法である。かかる方法は、装着時の痛みは少ないが、装着に手間がかかる上に、排尿容器に重量があるため常時使用するには使用者の負担が大きく、また、身動きも制限される。さらには排尿容器の存在が衣類の上から目立つという欠点もある。

0005

一方、最も簡易な方法としては、使い捨ておむつを使用する方法がある。かかる方法は、上記の器具を用いた方法よりは装着性は簡易となるが、おむつはかさばるため衣類の上から着用していることが目立ちやすいうえに着用者動きも制限する。また、使い捨ておむつは実質的に尿を吸収する部分は一部分であるにもかかわらず、一度使用するとその全部を交換する必要があり経済的ではない。さらに、自分でおむつを交換することができない寝たきりの患者等の場合は、排尿後から介護人などに交換してもらうまでの間、おむつ内に尿が存在したままの状態となり、かかる状態が続くと不快になるばかりか、蒸れて皮膚かぶれを引き起こすことがある。また、おむつの交換は介護人にとって大きな負担である。

発明が解決しようとする課題

0006

そこで、本発明の主たる課題は、従来方法の有する欠点のない男性用吸収性物品、すなわち、装着感に優れかつ装着者の身動きを制限することがなく、また、比較的簡易に装着および交換でき、さらには、経済性にも優れる男性用吸収性物品を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決した請求項記載の発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>着用したとき陰茎の少なくとも亀頭部が外部に突出する穴部を有する着用部品と、体液を吸収して保持する液保持性の吸収部を有する袋状の袋部品とを備え、かつ、袋前記袋部品が前記穴部から外部に突出した陰茎の少なくとも亀頭部を包み込むようにして、前記着用部品に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする男性用吸収性物品。

0008

作用効果)陰茎の少なくとも亀頭部を包み込むようにして袋部品が取り付けられるので尿が袋内に確実に保持される。袋部品が着用部品に対して着脱自在であるので、着用部品を着けたまま袋部品のみを交換することができる。袋部品のみを交換できるので使用後、簡易にそして迅速に交換することできる。また、尿を吸収する袋部品と実質的に使用者が身に付ける着用部品とが別体であるので、着用部品の着用箇所は蒸れず、おむつ等と比較すると着用者の不快感が非常に低減される。

0009

<請求項2記載の発明>外部に突出する筒部を有し、着用したとき陰茎が前記筒部に挿入されるようにした着用部品と、体液を吸収して保持する液保持性の吸収部を有する袋状の袋部品とを備え、かつ、前記袋部品は、その基部が前記筒部を覆い、陰茎を覆うようにして、前記着用部品に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする男性用吸収性物品。

0010

(作用効果)請求項1記載の発明の効果に加えて、筒部によって陰茎が誘導されるので、袋部材の取り付けが確実なものとなる。また、陰茎が筒部によって支持されるので装着感に優れる。さらには、筒部を設けることにより、尿が着用部品内へ逆流する恐れが少なくなる。

0011

<請求項3記載の発明>袋部品は、着用部品またはその筒部に対して介在するメカニカルファスナーにより着脱自在とされている請求項1または2記載の男性用吸収性物品。

0012

(作用効果)メカニカルファスナーにより着脱自在としたので、袋部材の着用部への取り付けおよび取り外しが容易となる。

0013

<請求項4記載の発明>袋部品は、内面側に透液性シートと、外面側に不透液性シートと、それらの間に介在される体液保持性の吸収部とを有する請求項1〜3の何れか1項に記載の男性用吸収性物品。

0014

(作用効果)内面側に透液性シートと、外面側に不透液性シートと、それらの間に介在される体液保持性の吸収部とを有するので、尿が袋外に洩れることが確実に防止され、また、吸収性物品が直接肌に触れることがなくなる。

0015

<請求項5記載の発明>吸収部は、陰茎の先頭から先端側に離間した位置に存在する請求項4記載の男性用吸収性物品。

0016

(作用効果)陰茎先端から袋物品の先端側に向かって排尿されることになるので、陰茎先端から袋物品の先端側に吸収部を配置することで尿が好適に吸収されるようになる。さらに、陰茎先端から先端側に離間する位置に存在するので、吸収された尿が陰茎と接触しずらくなり使用者の不快感が低減される。

0017

<請求項6記載の発明>袋部品の基部は、陰茎に対して弾性伸縮性を有して包み込むものである請求項1または2記載の男性用吸収性物品。

0018

(作用効果)袋部品の基部が弾性伸縮性を有するので、陰茎を袋部品に挿入した状態としたときに、袋部品の基部が陰茎の基部や中間部に対してフィットするため、袋部品がずれたり意図せず外れたりする事故が少なくなる。また、基部は弾性伸縮性なので陰茎が圧迫されることもない。さらに、陰茎が袋部品に沿った状態に維持され尿が袋部品内に確実に導かれるようになるとともに、着用部品内へ尿の逆流も防止される。

0019

<請求項7記載の発明>袋部品の基部の未使用時の内径寸法が、変更可能である請求項1、2または6記載の男性用吸収性物品。

0020

(作用効果)使用者の陰茎の外径に応じて適宜の内径寸法とすることが可能となる。

0021

<請求項8記載の発明>着用部品は長時間継続して使用するのに対して、袋部品は使い捨てである請求項1または2記載の男性用吸収性物品。

0022

(作用効果)着用部は長時間継続して使用するのに対して袋部材を使い捨てとしたので、使用後に実質的に尿を吸収する袋部材のみを交換するだけでよく経済的であり資源の無駄防止にもなる。

発明を実施するための最良の形態

0023

本発明の実施の形態を図面を参照しながら以下に詳述する。
(第1の実施の形態)図1および2は、本発明に係る男性用吸収物品の第1の実施の形態を示したものである。この男性用吸収性物品X1は、パンツ型の着用部品1と、陰茎を挿入して包み込める大きさの袋状の袋部品2とを備えている。着用部品1は、一般的な下着として用いられるパンツとほぼ同様の形状である。図示される着用部品1は、不織布で形成されており、脚部および腰部にあたる位置1L,1L,1Wにそれぞれ弾性伸縮部材Lg,Wgが配置され装着性が高められている。使用者に対しては一般的な下着としてのパンツと同様にして着用される。なお、着用部品1は、不織布で形成されたものに限らず一般的な織布で形成されたものであってもよい。

0024

この着用部品1には、使用者が着用したさいにほぼ陰茎が位置する部位に、前記陰茎を外部に露出させるための穴部1hが形成されており、着用部品1を着用した状態で陰茎のみを外部に露出させることができるようになっている。使用者または介護者などはこの穴部1hから使用者の陰茎を外部に露出させる。ここで穴部から陰茎の亀頭部のみを露出させるか、中間部まで露出させるかあるいは根元まで露出させるかは使用者等が適宜選択すればよい。この穴部1hの周囲には、着用物品1の外面側にメカニカルファスナーの一方を構成するループ部材10がホットメルト接着剤等11によって取り付けられており、かかるループ部材10と後述する袋部品2に設けられたメカニカルファスナーの他方を構成するフック部材20とを当接させることにより、着用部品1に対して袋部品2が取り付けられる。ここで、本発明においては着用部物品がわにフック部材、袋部品がわにループ部材が設けられていてもよい。後述の実施の形態についても同様である。

0025

前記袋部品2は、その断面が図2に示されるように、内面側に不織布などからなる透液性シート21と外面側にポリエチレンシートなどからなる不透液性シート22とそれらの間に吸収部23になる綿状パルプ等からなる吸収部材が介在されたものである。前記吸収部23は、袋部品2を着用部に取り付けた状態、即ち袋部品2で陰茎を包みこんだ状態において陰茎の先端から先端側に離間した位置にあるのが好ましく、図示される例では、袋部品2の袋底に吸収部23がある。前記吸収部23は、綿状パルプのほか従来既知の使い捨ておむつ等に用いられている液吸収性高分子樹脂やそれらを適宜不織布などで包んで形成した吸収要素等の吸収部材により形成することができる。また、前記吸収部23は、好適にはある程度の柔軟性を有するものである。

0026

一方、袋部品2の基部2b即ち開口部の近傍は、弾性伸縮部材24が周方向に配置され、使用時に陰茎の先端を除く部位、即ち陰茎の基部や中間部に対して弾性を持って当接してフィットするフィット部2bとされている。かかるフィット部2bの形成により装着感が高められ、ずれも防止される。

0027

さらに、前記袋部品2は、袋部の開口縁フランジ状に広げられており、かかるフランジ状部分2fにメカニカルファスナーを構成するフック部材20がホットメルト接着剤25により接着されている。陰茎が袋部品2に挿入された後、かかるフック部材20を着用部品1の前記ループ部材10に当接させることにより、袋部品2が着用部品1に対して取り付けられる。他方、使用者が袋部品2内で排尿して袋部品2が使用された後など必要時には、前記フック部材20とループ部材10とを剥離させることにより、袋部品2が着用部品1から取り外される。

0028

ここで袋部品2を着用部品1から取り外すさいに、ループ部材10が着用部品1の外面から剥がれたり、ループ部材20がフランジ状部2fを形成する透液性シート21から剥がれたりせず、ループ部材10とフック部材20との剥離により取り外されるようにするために、前記ループ部材10の着用部品1の外面に対する接着力および前記フック部材20の透液性シート21に対する接着力は、ともに、ループ部材10とフック部材20との剥離強度よりも大きいものとする。

0029

以上の構成の男性用吸収性物品X1は、袋部品2の着用部品1への着脱時に、使用者が着用部品1を脱ぐ必要がなく、もって、非常に簡易にそして迅速に袋部品の交換が行なえる。

0030

(第2の実施の形態)次いで、図3および4に第2の実施の形態にかかる男性用吸収性物品X2を示す。第2の実施の形態における着用部品1は、使用者が着用したときにほぼ陰茎が位置する部位に外部に突出する筒部1tが形成されている。かかる筒部1tには、その周方向に沿って弾性伸縮部材12が配されており、前記筒部1tは伸縮性を有する。また、筒部1tの長さは、少なくとも陰茎の先端が外部に露出する長さとされており、着用部品1が使用者に着用されたときに、筒部1tの先端から陰茎が外部に露出するようになっている。そのさいに前記筒部1tは陰茎基部に弾性を持って当接し、第1の実施の形態におけるフィット部と同様の効果を奏する。

0031

また、袋部品を取り付けるためのメカニカルファスナーの一方を構成するループ部材10は、前記着用部品1の外面側の前記筒部1tの基端周囲にホットメルト接着剤等11により接着されている。

0032

一方、第2の実施の形態における袋部品2は、透液性シート21、不透液性シート22および吸収部23で構成される袋2Aの口元に、プラスチック等の比較的硬質筒体2Bが取り付けられて、基部が硬質となっている。前記袋2Aと筒体2Bとは、前記袋2Aの開口縁部の内面と筒体2Bの外面とをホットメルト接着材26などによって接着されている。

0033

前記筒体2Bは、その内径が前記着用部1の筒部1tの内径よりも大きく、また、袋部2Aが接着されている側と反対の開口側がフランジ形状2Bfとなっている。かかるフランジ形状部分2Bfとメカニカルファスナーの他方を構成するフック部材20がとホットメルト接着剤等25により接着されている。このフック部材20と前記着用部品1のループ部材10との当接により袋部品2が着用部品1に取り付けられる。

0034

第2の実施の形態では、袋部品2の基部が比較的硬質であるため挿入口がゆがんでふさがったりするとがなく、陰茎を袋部品2内部に誘導することが容易であり、袋部品2の取り付けがより容易となる。また、取り外しに関しても硬質な筒体2Bを持って引っ張るだけで容易に行なえるようになる。

0035

(その他の着用部品の例)第1および第2の実施の形態においては、着用部品はいわゆるパンツ型のものが示されているが、本発明にかかる着用部品は、図5に示されるような、テープファスナー13等によって前身1Aと後身頃1Bとを連結して着用する一般的なおむつタイプのであってもよい。

0036

さらには、本発明に係る着用部品は、上記例に示されるようなパンツタイプやおむつ型の形状に類似する形態に限られず、ベルトによって人体に固定されるものなどでもよい。本発明にかかる着用部品は、人体に着用でき、かつ、陰茎が突出される穴部を有するものであれば、その具体的な形状および着用形態は限定されない。

0037

(その他の袋部品の例)本発明に係る袋部品の他の例を下記に示す。袋部品の第3の例は、図6に示されるように、透液性シート21と不透液性シート22との間に、第1吸収部23Aと第2吸収部23Bとを有するものである。第1吸収部23Aは、第1および第2の実施の形態の袋部品2と同様に袋底に配置されている。一方、第2吸収部23Bは、前記第1吸収部23Aの配設部位およびフィット部2bを除いてほぼ全体に渡って配置されている。この第2吸収部23Bは、液吸収性の高分子樹脂を用いた薄手の柔軟性シート材であり、袋全体の柔軟性が損なわれないようになっている。

0038

かかる第3の例の袋部品2は、使用者が寝ている状態で排尿するなどして袋部品2内で尿が逆流した場合にも、尿が第2吸収部23Bで吸収されるので、着用部品が汚れたりすることがなく、また、逆流した尿が袋中に滞在して使用者が不快になることがなくなる。

0039

また、第1吸収部23Aと第2吸収部23Bとは別体とされている。別体とすると、尿が逆流しない状況で排尿された場合は、肌から離間した位置にある第1吸収部23Aで尿のほとんどが吸収され、使用者の不快感がより低減される。

0040

次いで、袋部品の第4の例を説明する。図7および8に示される第4の例の袋部品は、第1の実施の形態の袋部品2において、フィット部2bの内径寸法を調節可能としたものである。具体的には、第4の例の袋部品2は、フィット部2bの外周に周方向に沿って止着テープ27が配置されている。この止着テープ27は一部が前記フィット部2bの外面にホットメルト接着剤2xなどによってしっかりと固着されおり、また、その自由端部27fには粘着材層27cが形成されている。さらに、前記自由端部27fの先端部は折り返されて摘み部27zとなっている。

0041

かかる構成の第4の袋部品2は、止着テープ27の自由端部27fを止着テープ27自身の外面またはフィット部2bの外面の適宜の位置に止着することで、フィット2bの内径寸法の調節が可能である。このようにすると、装着感が向上するとともに、袋部品2がずれたり意図せず着用部品1から外れたりする事故がなくなる。また、装着後に使用者が動いたことによってフィット部2bが陰茎からずれてフィット感が低下したりしたときに、かかる止着テープ27を止めなおすことでフィット感の再現が可能である。

0042

なお、前記止着テープ27は、メカニカルファスナーで構成されたテープファスナーとすることもできる。

0043

次いで、袋部品の第5の例を説明する。図9に示される袋部品の第5の例は、重なり合せたシートの縁部をホットメルト接着剤などにより接着して袋状とされており、その基部は弾性伸縮部材24が配されたフィット部2bとなっている。また、かかる袋部品には、袋部品の開口縁の半周長さよりも短い長さの幅の二枚のテープ状のフック部材20,20が対向するようにしてフィット部2bの外面にホットメルト接着剤等により接着されている。各フック部材20,20の接着部分は、袋部品の開口縁2eから弾性伸縮部材24の配置されている部位まで達している。

0044

袋部品2は、フック部材20の自由端部と着用部品のループ部材との当接によって、袋部品2が着用部品1へ取り付けられる。かかる袋物品は、各フック部材20,20の自由端部を持ってそれぞれ反対方向(図示例では白抜き矢印の方向)に引っ張ると、袋部品2の陰茎挿入口が広く開口するとともに、前記弾性伸縮部材24が伸長してフィット部2bの内径寸法が広がるため、陰茎を袋部品2に挿入しやすく、着用部品1への袋部品の取り付けが容易である。

0045

ところで、上記例においては、着用部品1と袋部品2とを着脱自在にする手段として、メカニカルファスナー10,20を用いているが、かかる手段はメカニカルファスナーに限られず、例えば、粘着シート離型処理されたフィルムシートからなるものや、リングフック掛け係合によるものなど、従来既知の着脱自在にする手段を適宜用いることが可能である。

発明の効果

0046

以上詳説のとおり、本発明によれば、装着感、装着性および経済性に優れるとともに、簡易に使用可能な男性用吸収性物品が提供される。

0047

以上詳説のとおり、本発明によれば、装着感、装着性および経済性に優れるとともに、簡易に使用可能な男性用吸収性物品が提供される。

図面の簡単な説明

0048

図1第1の実施の形態にかかる男性用吸収性物品の斜視図である。
図2第1の実施の形態にかかる袋部品および袋部品と着用部品との接部を示す断面図である。
図3第2の実施の形態を示す男性用吸収性物品の斜視図である。
図4第2の実施の形態にかかる袋部品および袋部品と着用部品との接部を示す断面図である。
図5他の着用部品の例を示す斜視図である。
図6袋部品の第3の例を示す断面図である。
図7袋部品の第4の例を示す斜視図である。
図8そのフィット部の断面図である。
図9袋部品の第5の例を示す斜視図である。

--

0049

1…着用部品、2…袋部品、1L…足周り部、1W…腰周り部、1h…穴部、2A…袋部、2B…筒体、2b…基部(フィット部)、2e…開口縁、1t…筒部、10…ループ部材、20…フック部材、21…透液性シート、22…不透液性シートフック、23…吸収部材、12,24…弾性伸縮部材、11,25,26,27x…ホットメルト接着剤、27…止着テープ、27c…粘着部、27z…摘み部、Lg,Wg…弾性伸縮部材、X1,X2…男性用吸収性物品。

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