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課題

被加熱物の大きさや長さが変化しても1台の装置で対応することができ、且つ、マイクロ波電力漏洩を防止しつつ、マイクロ波電力の連続照射により効率よく加熱処理を行うことができるマイクロ波連続加熱装置を提供する。

解決手段

マイクロ波連続加熱装置は前後に開口部11a、11bを有する加熱槽11と、被加熱物21を載せて加熱槽11内を通過させる搬送装置15とを備え、加熱槽11内を通過中の被加熱物21にマイクロ波電力を照射して加熱処理を行う。加熱槽11の前後にはそれぞれ被加熱物21を通すマイクロ波吸収槽13、14が連設される。また、複数個の金属製の反射板22が互いに前後に間隔をあけて搬送装置15により搬送され、被加熱物21は互いに隣接する2つの反射板22の間に配置される。反射板22は、少なくとも加熱槽11がマイクロ波電力を照射している間、両マイクロ波吸収槽13、14内にそれぞれ1つ以上位置するように搬送装置上に配置される。

概要

背景

一般に、マイクロ波連続加熱装置加熱槽には被加熱物搬入用の開口部と搬出用の開口部とが設けられており、両開口部よりマイクロ波電力が外部に漏れ出ることのないように様々な工夫が施されている。

マイクロ波電力の外部漏洩を防止する最も一般的な方法は、上記開口部にマイクロ波吸収タイプのフィルタを取りつけることである。このタイプの漏洩防止構造は、マイクロ波電力を反射する性質金属材フィルタカバーを作り、その内側(マイクロ波が有り被加熱物が通過する側)を、マイクロ波電力を非常に良く吸収する材質(例えば、カーボンフエライト炭化ケイ素)製のタイルで覆ったり、或いは、マイクロ波吸収力の少ない材質、たとえば、テフロン登録商標)・ポリエチレンポリプロピレン製チューブ容器内にマイクロ波吸収力の大きい液体を流し、マイクロ波吸収体ゾーン吸収槽)を形成し、マイクロ波電力を外部へ出さないようにするものである。

しかし、この種のマイクロ波フィルターが効果的に機能するためには、その開口寸法がマイクロ波電力の1波長よりも小さな寸法である必要がある。

たとえば、使用するマイクロ波電力の周波数が2450MHzの場合、その1波長は約120mmであるから、フィルターの開口部寸法は、1/2波長以下(60mm以下)下であることが望ましい。

したがって、使用するマイクロ波電力の1波長以上の開口を必要とする大きな被加熱物を通過させる必要がある場合、マイクロ波フィルタでマイクロ波電力の漏洩を防止するためには、マイクロ波フィルターの長さを非常に長くする必要があるが、設置スペース上の問題や生産性等の観点からその実現が困難な場合が多い。

そこで、上記の問題を解決するため、マイクロ波フィルタに代えて、マイクロ波電力を遮断する開閉可能なシャツターを加熱槽の開口部に取り付けてなるマイクロ波連続加熱装置が既に開発されている。

この連続加熱装置は、加熱槽の前後に前予備室後予備室を設けると共に、各々の予備室仕切壁に設けた開口部にシャッターを備えた構成となっている。

すなわち、シャッタ−が加熱槽の入口側に2個、出口側に2個備えられ、被加熱物が搬送装置に載せられて前予備室から入り加熱槽を通って後予備室から搬出される一連の搬送工程の中で被加熱物の接近によってシャッタを開くようになっている。

この際、入口側及び出口側のそれぞれ2個のシャッターは、一方が開いているときは他方が閉じるように動作し、マイクロ波電力の外部漏洩を遮断する。したがって、マイクロ波電力の出力を中断させないで連続照射が可能になっている。

このように加熱槽の前後の開口部にそれぞれ2つのシャッターを備えた連続加熱装置おいては、上記各予備室の仕切壁に形成した開口部の寸法より小さい被加熱物であれば加熱処理することができ、マイクロ波フィルタを使用した連続加熱装置に比べると汎用性が高いという利点がある。

概要

被加熱物の大きさや長さが変化しても1台の装置で対応することができ、且つ、マイクロ波電力の漏洩を防止しつつ、マイクロ波電力の連続照射により効率よく加熱処理を行うことができるマイクロ波連続加熱装置を提供する。

マイクロ波連続加熱装置は前後に開口部11a、11bを有する加熱槽11と、被加熱物21を載せて加熱槽11内を通過させる搬送装置15とを備え、加熱槽11内を通過中の被加熱物21にマイクロ波電力を照射して加熱処理を行う。加熱槽11の前後にはそれぞれ被加熱物21を通すマイクロ波吸収槽13、14が連設される。また、複数個の金属製の反射板22が互いに前後に間隔をあけて搬送装置15により搬送され、被加熱物21は互いに隣接する2つの反射板22の間に配置される。反射板22は、少なくとも加熱槽11がマイクロ波電力を照射している間、両マイクロ波吸収槽13、14内にそれぞれ1つ以上位置するように搬送装置上に配置される。

目的

本発明は上記した実情にかんがみ、被加熱物の大きさや長さが変化しても1台の装置で対応することができ、しかも、ほとんど間隔を開けない送りピッチで被加熱物を搬送して加熱処理することができ、また、マイクロ波の漏洩を確実に防止してマイクロ波電力の連続照射により効率よく加熱処理を行うことができるマイクロ波連続加熱装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

前後に開口部を有する加熱槽と、被加熱物を載せて加熱槽内を通過させる搬送装置とを備え、加熱槽内を通過中の被加熱物にマイクロ波電力照射して加熱処理を行うマイクロ波連続加熱装置において、加熱槽の前後にそれぞれ連設させて被加熱物を通すマイクロ波吸収槽と、互いに前後に間隔をあけて搬送装置により搬送される複数個の金属製の反射板とを備え、被加熱物は互いに隣接する2つの反射板の間に配置され、反射板は、少なくとも加熱槽がマイクロ波電力を照射している間、両マイクロ波吸収槽内にそれぞれ1つ以上位置するように搬送装置上に配置されることを特徴とするマイクロ波連続加熱装置。

請求項2

被加熱物及び反射板は加熱槽の前方のマイクロ波吸収槽の入口付近で搬送装置上に供給され且つ加熱槽の後方のマイクロ波吸収槽の出口付近で搬送装置上から取り除かれることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波連続加熱装置。

請求項3

反射板は、被加熱物を載置することができる治具前端又は後端、或いは、前端と後端とにおいて該治具と一体化されていることを特徴とする請求項2記載のマイクロ波連続加熱装置。

請求項4

被加熱物を載置した治具の前方及び後方にそれぞれ被加熱物を載置していない複数個の空の治具を配置し搬送するようにしたことを特徴とする請求項3記載のマイクロ波連続加熱装置。

請求項5

前後に開口部を有する加熱槽と、被加熱物を載せて加熱槽内を通過させる搬送装置とを備え、加熱槽内を通過中の被加熱物にマイクロ波電力を照射して加熱処理を行うマイクロ波連続加熱装置において、加熱槽の前後にそれぞれ連設されて被加熱物を通すマイクロ波吸収槽と、加熱槽の前後の開口部にそれぞれ設けられたシャッターと、加熱槽の前方のマイクロ波吸収槽の入口付近から加熱槽の後方のマイクロ波吸収槽の出口付近までの搬送区間において被加熱物と列をなして搬送される複数個の反射板とを備え、前後の両シャッターはそれぞれ列の先頭の被加熱物又は反射板が該シャッターの付近に到達したとき開動し且つ列の最後の反射板又は被加熱物が該シャッターを通過したとき閉動するように構成されていることを特徴とするマイクロ波連続加熱装置。

請求項6

反射板は、被加熱物を載置することができる治具の前端又は後端、或いは、前端と後端とにおいて該治具と一体化されていることを特徴とする請求項5記載のマイクロ波連続加熱装置。

請求項7

搬送装置は循環搬送体を有し、反射板は互いに間隔をあけて循環形搬送体の全周区間にわたり該循環形搬送体上に配設されていることを特徴とする請求項1又は5に記載のマイクロ波連続加熱装置。

請求項8

反射板は、僅かな隙間を介してマイクロ波吸収槽内を通過し得る形状寸法を有し、マイクロ波吸収槽の内面マイクロ波吸収体により覆われていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のマイクロ波連続加熱装置。

請求項9

反射板は、被加熱物に向かってくの字断面形状或いは湾曲断面形状曲げ形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載したマイクロ波連続加熱装置。

請求項10

反射板は、平板状の第1の反射板と、被加熱物に向かってくの字断面形状或いは湾曲断面形状に曲げ形成された第2の反射板との2板構成となっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載したマイクロ波連続加熱装置。

請求項11

セラミック成形体を被加熱物として連続加熱することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載のマイクロ波連続加熱装置。

技術分野

0001

本発明は、加熱槽被加熱物を連続的に通し、この加熱槽内で被加熱物にマイクロ波電力照射して加熱処理を施すマイクロ波連続加熱装置に関し、更に詳しくは、被加熱物が加熱槽に搬入され搬出される際にマイクロ波電力の照射を断続させる必要がなく且つマイクロ波電力の漏洩を防止できる他、被加熱物へのマイクロ波電力の均一照射によって加熱物品質向上を実現するためのマイクロ波連続加熱装置に係る。

背景技術

0002

一般に、マイクロ波連続加熱装置の加熱槽には被加熱物搬入用の開口部と搬出用の開口部とが設けられており、両開口部よりマイクロ波電力が外部に漏れ出ることのないように様々な工夫が施されている。

0003

マイクロ波電力の外部漏洩を防止する最も一般的な方法は、上記開口部にマイクロ波吸収タイプのフィルタを取りつけることである。このタイプの漏洩防止構造は、マイクロ波電力を反射する性質金属材フィルタカバーを作り、その内側(マイクロ波が有り被加熱物が通過する側)を、マイクロ波電力を非常に良く吸収する材質(例えば、カーボンフエライト炭化ケイ素)製のタイルで覆ったり、或いは、マイクロ波吸収力の少ない材質、たとえば、テフロン登録商標)・ポリエチレンポリプロピレン製チューブ容器内にマイクロ波吸収力の大きい液体を流し、マイクロ波吸収体ゾーン吸収槽)を形成し、マイクロ波電力を外部へ出さないようにするものである。

0004

しかし、この種のマイクロ波フィルターが効果的に機能するためには、その開口寸法がマイクロ波電力の1波長よりも小さな寸法である必要がある。

0005

たとえば、使用するマイクロ波電力の周波数が2450MHzの場合、その1波長は約120mmであるから、フィルターの開口部寸法は、1/2波長以下(60mm以下)下であることが望ましい。

0006

したがって、使用するマイクロ波電力の1波長以上の開口を必要とする大きな被加熱物を通過させる必要がある場合、マイクロ波フィルタでマイクロ波電力の漏洩を防止するためには、マイクロ波フィルターの長さを非常に長くする必要があるが、設置スペース上の問題や生産性等の観点からその実現が困難な場合が多い。

0007

そこで、上記の問題を解決するため、マイクロ波フィルタに代えて、マイクロ波電力を遮断する開閉可能なシャツターを加熱槽の開口部に取り付けてなるマイクロ波連続加熱装置が既に開発されている。

0008

この連続加熱装置は、加熱槽の前後に前予備室後予備室を設けると共に、各々の予備室仕切壁に設けた開口部にシャッターを備えた構成となっている。

0009

すなわち、シャッタ−が加熱槽の入口側に2個、出口側に2個備えられ、被加熱物が搬送装置に載せられて前予備室から入り加熱槽を通って後予備室から搬出される一連の搬送工程の中で被加熱物の接近によってシャッタを開くようになっている。

0010

この際、入口側及び出口側のそれぞれ2個のシャッターは、一方が開いているときは他方が閉じるように動作し、マイクロ波電力の外部漏洩を遮断する。したがって、マイクロ波電力の出力を中断させないで連続照射が可能になっている。

0011

このように加熱槽の前後の開口部にそれぞれ2つのシャッターを備えた連続加熱装置おいては、上記各予備室の仕切壁に形成した開口部の寸法より小さい被加熱物であれば加熱処理することができ、マイクロ波フィルタを使用した連続加熱装置に比べると汎用性が高いという利点がある。

発明が解決しようとする課題

0012

しかしながら、開口部にシャッターを備えた上記連続加熱装置には次のような問題点がある。すなわち、この種の連続加熱装置は、シャッターの開閉を被加熱物の流れに連動させなければならず、また、入口側と出口側に設けた各々2個のシャッターは共にどちらか一方を開放し他方を閉成しておかなければならない。

0013

このため、被加熱物の搬送ピッチ間隔を全て同じにしておく必要があり、且つ、この間隔は少なくとも被加熱物1個分より大きくしておく必要がある。また、被加熱物の搬送方向の寸法はどれも同じにしなければならないという制約がある。

0014

ところが、被加熱物の搬送ピッチ間隔が大きいと、加熱槽内においてマイクロ波加熱効率が悪くなり、無駄の多い装置となってしまい、また、マイクロ波加熱効率を高めるために加熱槽の長さを長くすると装置全体が大型化するという問題が生ずる。

0015

また、被加熱物の搬送方向の寸法、すなわち、搬送ピッチによって装置構造が決まるため、被加熱物の上記寸法が決められた長さより長くなると、その長さに合わせた加熱装置別途必要となり、また、被加熱物の上記寸法が短くなった場合は、被加熱物の間隔が更に大きくなってしまうので、無駄の多い装置となる。

0016

一方、2つのシャッターを用いる場合に被加熱物を小さなピッチ間隔で搬送できるようにするために、2つのシャッターのうちの一方を被加熱物の搬送方向に沿って往復移動させる方法が本出願人により提案されている(特開平8−264276号参照)。

0017

しかしながら、この方法の場合、一方のシャッターを被加熱物の搬送方向に沿って往復移動させる必要があるため、構造が複雑化するとともに、2つのシャッターの動作制御が煩雑化するという難点がある。

0018

また、被加熱物の長さ寸法や搬送ピッチ等に応じてシャッターの往復動ストローク動作タイミング等を調整する必要があるため、汎用性の点に難点がある。

0019

このように、特開平8−264276号公報のマイクロ波連続加熱装置では、ワ−クに伴って移動、および、開閉するシャッタを用いてマイクロ波漏洩を防止しているため、加熱処理の高速化や乾燥効率の向上といった近年の動向、すなわち、被加熱物の搬送速度の高速化や被加熱物搬送時のピッチの短縮に対しては、シャッタ開閉速度や移動速度の高速化がネックになり対応が困難となる。

0020

一方、セラミック成形体乾燥装置において乾燥治具を乾燥させ、乾燥時の変形を低減するものが特開2001−19533号や特公平6−45131号公報によって開示されている。すなわち、セラミック成形体の側面全域を覆う治具を設けて成形体各部の乾燥を均一化したり、乾燥時の変形を抑制している。

0021

しかしながら、近年ではセラミック成形体などの成形体の大形化や薄形化が進んだことから、特に、マイクロ波乾燥においては、成形体の側面全域を覆うことが逆にマイクロ波の効率の低下や不均一化を招くようになった。この結果、特に大きな成形体(被加熱物)の乾燥ではその傾向が顕著になり、乾燥時間の増加や品質悪化の原因となっている。

0022

本発明は上記した実情にかんがみ、被加熱物の大きさや長さが変化しても1台の装置で対応することができ、しかも、ほとんど間隔を開けない送りピッチで被加熱物を搬送して加熱処理することができ、また、マイクロ波の漏洩を確実に防止してマイクロ波電力の連続照射により効率よく加熱処理を行うことができるマイクロ波連続加熱装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0023

上記目的を達成するため、本発明では、第1発明として、前後に開口部を有する加熱槽と、被加熱物を載せて加熱槽内を通過させる搬送装置とを備え、加熱槽内を通過中の被加熱物にマイクロ波電力を照射して加熱処理を行うマイクロ波連続加熱装置において、加熱槽の前後にそれぞれ連設させて被加熱物を通すマイクロ波吸収槽と、互いに前後に間隔をあけて搬送装置により搬送される複数個の金属製の反射板とを備え、被加熱物は互いに隣接する2つの反射板の間に配置され、反射板は、少なくとも加熱槽がマイクロ波電力を照射している間、両マイクロ波吸収槽の通路内にそれぞれ1つ以上位置するように搬送装置上に配置されることを特徴とするマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0024

上記構成を有するマイクロ波連続加熱装置においては、処理すべき複数個の被加熱物をそれぞれ互いに隣接する2つの反射板の間に配置して順次加熱槽内に送り込み、加熱槽内を通過させながらマイクロ波電力による加熱処理を行うことができる。

0025

しかも、反射板は、少なくとも加熱槽内でマイクロ波電力が照射されている間、前後の両マイクロ波吸収槽の通路内にそれぞれ1つ以上位置するように搬送装置上に配置されるので、被加熱物のサイズが加熱槽内で使用されるマイクロ波電力の波長より大きなものであっても、マイクロ波吸収槽とその内部に位置している反射板とによりマイクロ波電力を効果的に反射及び吸収し消滅させることができる。

0026

したがって、マイクロ波電力の照射をオンオフさせる断続運転の必要がなく、マイクロ波電力の連続照射により被加熱物を能率的に加熱処理することができる。

0027

また、被加熱物の間隔を最小限にした送りピッチで搬送する場合であっても、マイクロ波吸収槽内でマイクロ波電力の漏洩を防止しつつ支障なく被加熱物を搬送でき、且つ、マイクロ波電力の連続照射を行うことができるので、加熱槽の長さ寸法及びその前後に設けられたマイクロ波吸収槽の長さ寸法を最小限にして装置全体を小型化することができる。

0028

特に、被加熱物間の無駄な空きスペースを最小限にすることができるので、加熱槽に多くの被加熱物を収納することができ、マイクロ波電力による加熱効率を向上させて加熱処理コストを下げることが可能となる。

0029

また、本発明は、第2発明として、第1発明の構成に加え、被加熱物及び反射板が加熱槽の前方のマイクロ波吸収槽の入口付近で搬送装置上に供給され且つ加熱槽の後方のマイクロ波吸収槽の出口付近で搬送装置上から取り除かれる構成としたマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0030

この第2発明のマイクロ波連続加熱装置においては、搬送装置による被加熱物及び反射板の搬送距離を必要最小限の長さとすることができるので、搬送装置の負荷をより一層軽減することができる。

0031

さらに本発明は、第3発明として、上記第2発明の構成に加え、反射板が、被加熱物を載置することができる治具の前端又は後端、或いは、前端と後端とにおいて該治具と一体化されているマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0032

この第3発明のマイクロ波連続加熱装置においては、反射板と治具とが一体化されているので、被加熱物を治具上に載置することにより、被加熱物と反射板との間隔を容易に所定の間隔に保つことができるとともに、治具を介して被加熱物と反射板とを一緒に搬送装置上に供給したり搬送装置上から取り除いたりできるので、作業効率が向上する。

0033

さらに本発明は、第4発明として、上記第3発明の構成に加え、被加熱物を載置した治具の前方及び後方にそれぞれ被加熱物を載置していない複数個の空の治具を配置され搬送される構成としたマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0034

この第4発明のマイクロ波連続加熱装置においては、反射板と一体化された治具に被加熱物を載置して搬送できるとともに、この治具を有効活用して、少なくとも加熱槽内でマイクロ波電力が照射されている間、前後の両マイクロ波吸収槽の通路内にそれぞれ1つ以上の反射板を位置させておく状態を容易に実現することができる。

0035

さらに本発明は、第5発明として、前後に開口部を有する加熱槽と、被加熱物を載せて加熱槽内を通過させる搬送装置とを備え、加熱槽内を通過中の被加熱物にマイクロ波電力を照射して加熱処理を行うマイクロ波連続加熱装置において、加熱槽の前後にそれぞれ連設されたマイクロ波吸収槽と、加熱槽の前後の開口部にそれぞれ設けられた金属製のシャッターと、加熱槽の前方のマイクロ波吸収槽の入口付近から加熱槽の後方のマイクロ波吸収槽の出口付近までの搬送区間において被加熱物と列をなして搬送装置により搬送される複数個の金属製の反射板とを備え、前後の両シャッターはそれぞれ列の先頭の被加熱物又は反射板が該シャッターの付近に到達したとき開動し且つ列の最後の反射板又は被加熱物が該シャッターを通過したとき閉動するように構成されていることを特徴とするマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0036

この第5発明のマイクロ波連続加熱装置においては、加熱槽の前方に位置するマイクロ波吸収槽の入口付近から加熱槽の後方に位置するマイクロ波吸収槽の出口付近までの搬送区間において複数個の金属製の反射板が被加熱物と列をなして搬送装置により搬送されるとともに、加熱槽の前後の開口部に設けられた金属製のシャッターのそれぞれは、列の先頭の被加熱物又は反射板が該シャッターの付近に到達したとき開動し且つ列の最後の反射板又は被加熱物が該シャッターを通過したとき閉動するように構成されているので、シャッターが閉じているときは該シャッターにより加熱槽からのマイクロ波電力の漏洩を遮断することができる。

0037

一方、シャッターが開いているときは、マイクロ波吸収槽の通路内に反射板が位置していることにより、加熱槽の前後の開口部を通過する被加熱物のサイズが加熱槽内で使用されるマイクロ波電力の波長より大きなものであっても、マイクロ波吸収槽とその中に位置している反射板とによりマイクロ波電力を効果的に反射及び吸収し消滅させることができる。

0038

したがって、マイクロ波電力の照射をオン・オフさせる断続運転の必要がなく、マイクロ波電力の連続照射により被加熱物を能率的に加熱処理することができる。

0039

また、被加熱物の間隔を最小限にした送りピッチで搬送する場合であっても、マイクロ波吸収槽内でマイクロ波電力の漏洩を防止しつつ支障なく被加熱物を搬送でき、且つ、マイクロ波電力の連続照射を行うことができるので、加熱槽の長さ寸法及びその前後に設けられたマイクロ波吸収槽の長さ寸法を最小限にして装置全体を小型化することが可能となる。

0040

また、被加熱物間の無駄な空きスペースを最小限にすることができるので、加熱槽に多くの被加熱物を収納できることとなり、マイクロ波電力による加熱効率を向上させて加熱処理コストを下げることが可能となる。

0041

さらに、複数個の被加熱物を搬送する場合に多数の反射板を空送りさせる必要がないので、被加熱物を加熱処理する際に必要な反射板の搬送個数を最小限にすることができる。したがって、搬送装置の負荷を軽減することができるとともに、加熱処理の能率を高めることができる。

0042

さらに、被加熱物及び反射板は加熱槽の前方のマイクロ波吸収槽の入口付近で搬送装置上に供給し且つ加熱槽の後方のマイクロ波吸収槽の出口付近で搬送装置上から取り除けばよいので、搬送装置による被加熱物及び反射板の搬送距離を必要最小限の長さとすることができ、搬送装置の負荷を軽減することができる。

0043

さらに本発明は、第6発明として、上記第5発明の構成に加え、反射板が被加熱物を載置することができる治具の前端又は後端、或いは、前端と後端とにおいて該治具と一体化されているマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0044

この第6発明のマイクロ波連続加熱装置においては、反射板と治具とが一体化されているので、被加熱物を治具上に載置することにより、被加熱物と反射板との間隔を容易に所定の間隔に保つことができるとともに、治具を介して被加熱物と反射板とを一緒に搬送装置上に供給したり搬送装置上から取り除いたりできるので、作業効率が向上する。

0045

さらに本発明は、第7発明として、上記第1又は第5発明の構成に加え、搬送装置が循環搬送体を有し、反射板は互いに間隔をあけて循環形搬送体の全周区間にわたり該循環形搬送体上に配設されているマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0046

この第7発明のマイクロ波連続加熱装置においては、反射板が互いに間隔をあけて循環形搬送体とともに循環しているので、反射板を搬送装置上に供給したり取り除いたりする作業を省略することができ、必要時に互いに隣接する2つの反射板の間に被加熱物を配置するだけで容易に搬送できる。

0047

また、少なくとも加熱槽内でマイクロ波電力が照射されている間、両マイクロ波吸収槽内にそれぞれ1つ以上の反射板を位置させておく状態を容易に実現することができる。

0048

さらに本発明は、第8発明として、上記第1から第7発明までのいずれか1つの構成に加え、反射板が僅かな隙間を介してマイクロ波吸収槽内を通過し得る形状寸法を有し、且つ、マイクロ波吸収槽の内面がマイクロ波吸収体により覆われているマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0049

この第8発明のマイクロ波連続加熱装置においては、被加熱物が使用マイクロ波の1波長よりも大きなサイズのものであっても、反射板がマイクロ波吸収槽内を移動する間、加熱槽からマイクロ波吸収槽内に漏れ出すマイクロ波電力の大半を反射することができる。

0050

さらに、反射板とマイクロ波吸収体との間の僅かな隙間を通過したしマイクロ波電力もマイクロ波吸収体により効果的に吸収し減衰させ消滅させることができる。したがって、マイクロ波吸収槽を最小限の長さ寸法にすることができるので、装置全体を小型化することができる。

0051

さらに、本発明は、第9発明として、上記した第1から第8発明のいずれか1つの構成に加え、反射板は、被加熱物に向かってくの字断面形状或いは湾曲断面形状曲げ形成されていることを特徴とするマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0052

この第9発明のマイクロ波連続加熱装置においては、反射板がくの字断面形状或いは湾曲断面形状に曲げ形成してあるので、この反射板によってマイクロ波電力の漏洩が防止される一方、そのマイクロ波電力の反射が被加熱物に作用し、被加熱物の均一な加熱に寄与する。

0053

さらに、本発明は、第10発明として、上記した第1から第8発明のいずれか1つの構成に加え、反射板は、平板状の第1の反射板と、被加熱物に向かってくの字断面形状或いは湾曲断面形状に曲げ形成された第2の反射板との2板構成となっていることを特徴とするマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0054

この第10発明のマイクロ波連続加熱装置においては、平板状の第1の反射板によってマイクロ波電力の漏洩を防止し、曲げ形成した第2の反射板によってマイクロ波電力を被加熱物に向かって反射させ、被加熱物の均一加熱に寄与するようになっている。

0055

さらに本発明は、第11発明として、上記した第1〜第10発明のいずれか1つの構成に加え、セラミック成形体を被加熱物として連続加熱することを特徴とするマイクロ波連続加熱装置を提案する。

0056

この第11発明は、セラミック成形体、例えば、セラミックハニカム体を乾燥させる乾燥装置として構成したマイクロ波連続加熱装置である。

発明を実施するための最良の形態

0057

次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。図1から図4までは本発明の第1実施形態を示したものである。図1はマイクロ波連続加熱装置の概略縦断正面図、図2図1に示す連続加熱装置の図1中2−2線に沿った断面図、図3図1に示す連続加熱装置のコンベアと、該コンベア上に供給される治具及び反射板の縦断面図、図4(a)、(b)は図1に示す連続加熱装置の使用方法を示す説明図である。

0058

このマイクロ波連続加熱装置は図1に示すように、搬入側及び搬出側にそれぞれ開口部11a、11bを形成した加熱槽11を有しており、加熱槽11の上部には複数個のマイクロ波発振機12が設けてあり、マイクロ波発振機12は導波管12aを介して加熱槽11内にマイクロ波電力を伝送するようになっている。

0059

加熱槽11の前後にはそれぞれ内部に通路13a、14aを有するマイクロ波吸収槽13、14が連設されており、これらマイクロ波吸収槽13,14と加熱槽11は、通路13a、14aが加熱槽11を介して一直線上に並ぶように架台10上に取り付けられている。

0060

全体的に符号15で示す搬送装置は、駆動モータ16で図1時計方向回転駆動される循環形搬送体としての搬送ベルト17を備えており、この搬送ベルト17は、加熱槽11の前方に位置するマイクロ波吸収槽13の入口13b付近から加熱槽11の後方に位置するマイクロ波吸収槽14の出口14b付近までの区間において直線的に配設されている。搬送ベルト17は、例えばテフロンコート・グラスウール又はポリアミド等のマイクロ波電力を吸収しにくい材料で構成することが望ましい。

0061

図2に示すように、加熱槽11の前方、すなわち、入口側のマイクロ波吸収槽13は、外周が金属製のカバー18で構成されており、その内側は、マイクロ波電力を非常に良く吸収する材料、例えばカーボン、フエライト、炭化ケイ素等からなるマイクロ波吸収体19で内張りされている。

0062

また、マイクロ波吸収槽13の内底部には、上記搬送ベルト17の下面を支える受けロラー20が前後に間隔をあけて配設されている。

0063

以上の構成により、マイクロ波吸収槽13の通路13aはそのほぼ全周にわたりマイクロ波吸収体19で覆われたものとなっている。また、マイクロ波吸収槽13の通路13aは断面略四角形としてある。

0064

なお、図示及び詳細な説明は省略するが、マイクロ波吸収槽14の通路14aもマイクロ波吸収槽13の通路13aと同様の構成を有しており、マイクロ波吸収槽14の通路14aはマイクロ波吸収体19によりほぼ全周にわたり覆われている。

0065

図1に示すように、符号21で示す被加熱物と、金属製の反射板22は、加熱槽11の前方、すなわち、入口側のマイクロ波吸収槽13の入口13b付近で後述する治具23を介して搬送ベルト17上に供給されるようになっている。

0066

また、加熱槽11の後方、すなわち、出口側のマイクロ波吸収槽14の出口14b付近で治具23とともに搬送ベルト17上から取り除かれるものとなっている。

0067

なお、反射板22は僅かな隙間を介してマイクロ波吸収槽13,14の通路13a、14aをほぼ塞ぎながら通過し得るように、その形状寸法が設定されている。

0068

図2及び図3に示すように、治具23は被加熱物21を載置するための金属製の台座24を備えており、この実施形態では、台座24の搬送方向後端に反射板22の下端部がねじ25により取り付けられて一体化されている。

0069

台座24にはマイクロ波電力の通りを良くするために大きな開口24aが形成されており、開口24aには、マイクロ波電力が貫通し易い材料、例えば、シリコン樹脂マイカ入り樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂等からなる透過板26が装着されている。

0070

また、透過板26は吸湿性透湿性の高い、例えば、多孔質状のものであれば、被加熱物21の下面の乾燥を促すこともできる。

0071

したがって、この治具23を使用すれば、被加熱物21に対し加熱槽11内で金属製の台座24の影響なしに良好なマイクロ波加熱を行うことができる。

0072

なお、反射板22は治具23の搬送方向前端に設けてもよく、また、反射板22は治具23の前端と後端にそれぞれ設けてもよい。さらに、反射板22は治具23の台座24と一体に形成してもよい。

0073

図2及び図3に示すように、この実施形態においては、搬送ベルト17上で治具23が位置ずれを生じることがある。

0074

したがって、搬送ベルト17の幅方向に位置ずれする治具23の位置ずれ防止機構を設けたり、また、搬送ベルト17上にはその全周にわたり、例えば、複数個の位置決め用凸部27を前後に一定間隔をあけて2列状態で設け、一方、治具23における台座24の下面には、凸部27と嵌合する凹部24bを設けることが望ましい。

0075

上記構成を有する連続加熱装置においては、治具23と一体となった複数個の反射板22が互いに前後に間隔をあけて搬送ベルト17により次々と搬送される。

0076

また、被加熱物21は治具23上に載置されて搬送ベルト17上に供給されることにより、互いに隣接する2つの反射板22、22の間に配置されて搬送ベルト17により次々と搬送される。

0077

さらに、反射板22は、少なくとも加熱槽11内においてマイクロ波発振機12によりマイクロ波電力が照射されている間、両マイクロ波吸収槽13、14の通路13a、14a内にそれぞれ少なくとも1つ、望ましくは複数個の反射板22が位置するように搬送ベルト17上に供給される。

0078

係る構成により、加熱槽11から漏れ出るマイクロ波電力をマイクロ波吸収槽13、14とその内部に位置している反射板22とにより反射及び吸収し消滅させることができる。

0079

図4を参照して更に詳しく説明すると、この実施形態においては、マイクロ波加熱処理を開始するとき、被加熱物21を載せた治具23を搬送ベルト17上に供給する前に、被加熱物21を載せていない空状態の複数個の治具23を反射板22とともに搬送ベルト17上に供給し、次々と搬送させる。

0080

そして、空の治具23を所要数送り込んだ後、被加熱物21を載せた治具23を搬送ベルト17上に供給し、次々と搬送させる。そして、図4(a)に示すように、少なくとも先頭の空の治具23(好ましくは先頭から複数個の空の治具)が反射板22と共に加熱槽11の後方、すなわち、出口側のマイクロ波吸収槽14の通路14a内に入った後にマイクロ波発振機12を起動させる。

0081

このとき、加熱槽11内に位置する治具23には被加熱物21が搭載されておらず、被加熱物21を載せた治具23が加熱槽11内に入った直後にマイクロ波発振機12を起動させるように空の治具23の供給個数を予め決めておく。

0082

これにより、加熱槽11の出口側開口部11b等にシャッター等を設ける必要なく、マイクロ波加熱処理の運転開始時におけるマイクロ波電力の漏洩を確実に防止することができる。

0083

また、最後に加熱処理させる被加熱物21を載せた治具23を搬送ベルト17上に載せた後、所要数の空の治具23を搬送ベルト17上に供給して次々と搬送させる。

0084

その場合、図4(b)に示すように、最後の被加熱物21を載せた治具23が反射板22とともに加熱槽11の後方、すなわち、出口側のマイクロ波吸収槽14の通路14a内に入ったときに、少なくとも最後の空の治具23(好ましくは複数個の治具)が加熱槽11の前方、すなわち、入口側のマイクロ波吸収槽13の通路13a内に残っている状態となるように、空の治具23の供給個数を予め決めておく。

0085

また、最後の被加熱物21を載せた治具23が反射板22とともに加熱槽11を出る直前、すなわち、少なくとも最後の空の治具23(好ましくは複数個の治具)が加熱槽11の前方、すなわち、入口側のマイクロ波吸収槽13の通路13a内に残っている状態で、マイクロ波発振機12の作動を停止させ、加熱槽11内におけるマイクロ波電力の照射を停止させる。

0086

これにより、加熱槽11の開口部11a、11b等にシャッター等を設ける必要なく、マイクロ波加熱処理の運転終了時におけるマイクロ波電力の漏洩を確実に防止することができる。

0087

治具23に載せられた被加熱物21は、加熱槽11内を通過する間にマイクロ波エネルギーを受けて加熱処理される。この場合、反射板22と被加熱物21との間隔を1/4波長程度(使用マイクロ波電力の周波数が2450MHzのときは約30mm程度)離すことにより、金属製反射板22の影響なく良好な加熱を行うことができる。

0088

一方、加熱槽11の開口部11a、11bは常時開放されているので、マイクロ波電力は加熱槽11の開口部11a、11bからマイクロ波吸収槽13、14の通路13a、14a内へと漏れるが、マイクロ波吸収槽13、14内に位置している反射板22がマイクロ波電力を反射して遮蔽する役割を果たし、その反射板22の周囲とマイクロ波吸収体19との間隙から漏れるマイクロ波は吸収体19に吸収され減衰する。

0089

こうして、マイクロ波吸収槽13、14内にある反射板22の枚数分だけマイクロ波電力の反射と減衰が繰り返えされて、マイクロ波電力の外部漏洩が防止される。

0090

上記のマイクロ波吸収槽13、14と反射板22を用いたマイクロ波漏洩防止構造によれば、加熱槽11の前後の開口部11a、11bを通過する被加熱物21のサイズが加熱槽11内で使用されるマイクロ波電力の一波長より大きなものであっても、確実にマイクロ波電力の漏洩を防止することができる。

0091

したがって、マイクロ波電力の照射をオン・オフさせる断続運転の必要がなく、マイクロ波電力の連続照射により被加熱物21を能率的に加熱処理することができる。

0092

また、被加熱物21の間隔を最小限にした送りピッチで搬送する場合であっても、マイクロ波吸収槽13、14の通路13a、14a内でマイクロ波電力の漏洩を防止しつつ支障なく被加熱物21を搬送でき、且つ、マイクロ波電力の連続照射を行うことができるので、加熱槽11の長さ寸法及びその前後に設けられたマイクロ波吸収槽13、14の長さ寸法を最小限にして装置全体を小型化することができる。

0093

また、被加熱物21間の無駄な空きスペースを最小限にすることができるので、加熱槽11に多くの被加熱物21を収納できることとなり、マイクロ波電力による加熱効率を向上させて加熱処理コストを下げることが可能となる。

0094

さらに、この実施形態においては、被加熱物21及び反射板22が加熱槽11の前方のマイクロ波吸収槽13の入口13b付近で搬送ベルト17上に供給され、また、加熱槽11の後方のマイクロ波吸収槽14の出口14b付近で搬送ベルト17上から取り除かれる構成としているので、搬送ベルトによる被加熱物21及び反射板22の搬送距離を必要最小限の長さとすることができ、搬送ベルト17の負荷を軽減することができる。

0095

さらに、この実施形態においては、反射板22を治具23と一体化させているので、被加熱物21を治具23上に載置することにより、被加熱物21と反射板22との間隔を容易に所定の間隔に保つことができる。

0096

また、治具23を介して被加熱物21と反射板22とを一緒に搬送ベルト17上に供給したり搬送ベルト17上から取り除いたりできるので、作業効率が向上する。

0097

さらに、この実施形態においては、被加熱物21を載置した治具23の前方及び後方にそれぞれ被加熱物21を載置していない複数個の空の治具23を配置し一緒に搬送するよう構成しているので、治具23を有効活用して、少なくとも加熱槽11内でマイクロ波電力が照射されている間、両マイクロ波吸収槽13、14の通路13a、14a内にそれぞれ少なくとも1つの反射板22を位置させておく状態を容易に実現することができる。

0098

図5及び図6は本発明の第2実施形態を示したものである。これらの図において上記第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号が付してある。

0099

図5に示すように、この第2実施形態においては、加熱槽11の前後の開口部11a、11bの箇所にそれぞれマイクロ波電力を遮断する金属製のシャッター28、29が設けられており、両シャッター28、29はそれぞれエアーシリンダ30、31に連動されて上下に開閉動する構造になっている。

0100

この第2実施形態の連続加熱装置においても、金属製の反射板22がマイクロ波吸収槽13、14の中に位置しているときは、上記第1実施形態と同様に、加熱槽11内から外部へのマイクロ波電力の漏洩を防止することができる。

0101

一方、この第2実施形態の連続加熱装置においては、図6(a)に示すように、加熱処理の開始時に両シャッター28、29が加熱槽11の前後の開口部11a、11bを閉じている状態でマイクロ波発振機12がマイクロ波電力の発振出力を開始する。

0102

そして、被加熱物21が反射板22と一体化された治具23に搭載されてマイクロ波吸収槽13内に送り込まれ、入口側のシャッター28の近くに到達すると、近接センサー(図示せず)の働きにより、図6(b)に示すように、シャッター28が開き、被加熱物21は加熱槽11へ順次入室を開始する。

0103

このとき、マイクロ波発振機12は被加熱物量に見合うエネルギ量に制御され、被加熱物21は加熱槽11に最大に充満された時に予め設定された最高出力に達する。

0104

この時、加熱槽11の出口側のシャッター29はまだ閉じた状態にあり、出口側のマイクロ波吸収槽14へはできる限りマイクロ波電力を漏らさないようにしている。

0105

その後、最初の被加熱物21を載せた治具23が出口側のシャッター29に接近すると、図6(c)に示すように、近接センサー(図示せず)の信号によりシャッター29が開き、被加熱物21を載せた治具23を出口側のマイクロ波吸収槽14へ送り出すとともに、マイクロ波吸収槽14内を治具23と一体化された反射板22で満たすことにより、マイクロ波電力の漏洩を防止するとともに、マイクロ波電力がマイクロ波吸槽14内を過剰に加熱しないように配慮している。

0106

逆にマイクロ波加熱作業を終了させる時は、最後の被加熱物21を載せた治具23が入口側のシャッター28を通過したことを近接センサー(図示せず)の信号により確認したら、図6(d)に示すように、シャッター28を閉じる。

0107

そして被加熱物21の減量に応じてマイクロ波電力の出力も減少させる。そして、最後の被加熱物21を載せた治具23が出口側のシャッター29を通過したことを近接センサー(図示せず)の信号により確認したら、図6(e)に示すように、直ちにシャッター29を閉じ、またマイクロ波電力の出力を停止させて加熱を終了させる。

0108

上記構成を有する第2実施形態のマイクロ波連続加熱装置においては、加熱槽11の前方に位置するマイクロ波吸収槽13の入口13b付近から加熱槽11の後方に位置するマイクロ波吸収槽14の出口14b付近までの搬送区間において複数個の反射板22を前後に間隔をあけて搬送装置15により搬送させながら、処理すべき複数個の被加熱物21をそれぞれ互いに隣接する2つの反射板22の間に配置して順次加熱槽11内に送り込み、加熱槽11内を通過させながらマイクロ波電力による加熱処理を行うことができる。

0109

しかも、加熱槽11の前後の開口部11a、11bに設けられた各々のシャッター28、29は、列をなした先頭の被加熱物21(又は反射板22)が該シャッター28、29の付近に到達したとき開動し且つ列の最後の反射板22(又は被加熱物21)が該シャッター28,29を通過したとき閉動するように構成されているので、シャッター28,29が閉じているときは該シャッター28,29により加熱槽11からのマイクロ波電力の漏洩を遮断することができる。

0110

一方、シャッター28、29が開いているときは、マイクロ波吸収槽13、14の通路内13a、14aにそれぞれ反射板22が位置していることにより、マイクロ波吸収槽13、14内でマイクロ波電力を確実に吸収し消滅させることができる。

0111

したがって、マイクロ波電力の照射をオン・オフさせる断続運転の必要がなく、マイクロ波電力の連続照射により被加熱物21を能率的に加熱処理することができる。

0112

また、被加熱物21の間隔を最小限にした送りピッチで搬送する場合であっても、マイクロ波吸収槽13、14の通路13a、14a内でマイクロ波電力の漏洩を防止しつつ支障なく被加熱物21を搬送でき、且つ、マイクロ波電力の連続照射を行うことができるので、加熱槽11の長さ寸法及びその前後に設けられたマイクロ波吸収槽13、14の長さ寸法を最小限にして装置全体を小型化することができる。

0113

また、被加熱物21間の無駄な空きスペースを最小限にすることができるので、加熱槽11に多くの被加熱物21を収納できることとなり、マイクロ波電力による加熱効率を向上させて加熱処理コストを下げることが可能となる。

0114

さらに、複数個の被加熱物21を搬送する場合に多数の反射板22を空送りさせる必要がないので、被加熱物21を加熱処理する際に必要な反射板22の搬送個数を最小限にすることができる。したがって、搬送装置の負荷を軽減することができるとともに、加熱処理の能率を高めることができる。

0115

さらに、被加熱物21及び反射板22は加熱槽11の前方のマイクロ波吸収槽13の入口13b付近で搬送ベルト17上に供給し、また、加熱槽11の後方のマイクロ波吸収槽14の出口14b付近で搬送ベルト17上から取り除けばよいので、搬送ベルト17による被加熱物21及び反射板22の搬送距離を必要最小限の長さとすることができ、搬送装置の負荷を軽減することができる。

0116

なお、上記第2実施形態の連続加熱装置においては、最初の被加熱物21を載せた先頭の治具23が出口側のシャッタ−29に接近して該シャッタ−29が開いた時点から、この最初の治具23と一体のマイクロ波反射板22が該シャッタ−29を通過し、出口側のマイクロ波吸収槽14の通路14a内に入るまでの間、加熱槽11内のマイクロ波電力がマイクロ波吸収槽14の通路14a内に漏れ出る可能性があるが、該シャッタ−29が開いた後、すぐに最初の治具23と一体のマイクロ波反射板22が出口側のマイクロ波吸収槽14の通路14a内に入るので、マイクロ波反射板電力の漏洩は僅かなものとなる。

0117

出口側のシャッタ−29が開くときにマイクロ波電力が加熱槽11内からマイクロ波吸収槽14の通路14a内へと漏洩する量をより少なくするために、最初の被加熱物21を載せた治具23の手前に被加熱物を載せていない空の治具23を置き、この空の治具23と一体のマイクロ波反射板22がシャッタ−29に接近したときにシャッタ−29を開けるようにしてもよい。

0118

一方、出口側のシャッタ−29が開くときにマイクロ波電力が外部に漏洩することを確実に防止するために、出口側マイクロ波吸収槽14の通路14aの出口14bの箇所に追加のシャッタ−(図示省略)を設けてもよい。

0119

この追加のシャッタ−は、出口側のシャッタ−29が開くときは閉じており、最初の被加熱物21を載せた治具23がマイクロ波吸収槽14の通路14a内に入って該追加のシャッタ−に接近したときに開くと共に、最後の被加熱物21を載せた治具23がマイクロ波吸収槽14の出口14bを通過した後に閉じられるように構成される。

0120

上記追加のシャッタ−を設けたとしても、この追加のシャッタ−は上記シャッタ−28、29と同様に、頻繁に開閉動作させる必要がないので、動作制御が簡単であり、また、摩耗などによるトラブル心配することなく信頼性を確保することができる。

0121

図7は本発明の第3実施形態を示したものである。この第3実施形態においては、金属製の反射板22が被加熱物21を搭載する治具23とは別体に構成され、互いに間隔をあけて循環形搬送体である搬送ベルト17の全周区間にわたり該搬送ベルト17上に配設されている。

0122

図示は省略されているが、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様に、搬送ベルト17の搬送経路上に加熱槽11及びその前後のマイクロ波吸収槽13、14が設置される。この第3実施形態の構成は上記第1実施形態の構成の変形例として用いることができる。

0123

上記の第3実施形態の場合、反射板22が互いに間隔をあけて搬送ベルト17とともに循環しているので、反射板22を搬送装置15上に供給したり取り除いたりする作業を省略することができ、必要時に互いに隣接する2つの反射板22の間に被加熱物21を治具23を介して配置して容易に搬送することができる。

0124

また、少なくとも加熱槽11内でマイクロ波電力が照射されている間、加熱槽11の前後のマイクロ波吸収槽13,14の通路内にそれぞれ少なくとも1つの反射板22を位置させる状態を容易に実現することができる。

0125

図8(A)、(B)は、上記したマイクロ波連続加熱装置によってセラミック成形体としてのセラミックハニカム体を乾燥させる一実施例を示す。この場合、セラミックハニカム体40は上記した治具23に載せた後、搬送ベルト17に供給して加熱槽11内を順次通過させ、上記したところにしたがいマイクロ波電力によって加熱することによって、セラミックハニカム体40を連続的に乾燥させることができる。

0126

このように実施する場合、反射板22の材質はマイクロ波電力を反射するものであれば特に限定されないが、水分や熱に対して発錆しないSUS(ステンレス)やアルミニウム等がより適している。

0127

また、反射板22の大きさは、セラミックハニカム体40の最大寸法と同等以上で、加熱槽11の開口部11a、11bの寸法に極力近いほど設備開口面積を少なくすることができ、マイクロ波電力の漏洩防止に有利となる。

0128

さらに、本実施例のように、電気絶縁性スペ−サ41を治具23に設ければ、マイクロ波電力の照射中に治具同士が接触したときに発生することがあるスパ−クを防止することができる。

0129

なお、反射板22に加えて加熱槽11にマイクロ波吸収体を設けることにより、マイクロ波電力の漏洩防止にさらに有利となる。

0130

図9(A)、(B)は、折り曲げ形成した反射板22Aを設けた実施例である。この反射板22Aは、上記した反射板22と同様にマイクロ波電力の漏洩防止の他に、被加熱物へのマイクロ波電力の反射を行なう。

0131

本実施例では、反射板22Aをセラミックハニカム体40に向かってくの字の断面形状に折り曲げ形成してあることから、この反射板22Aによって反射されたマイクロ波電力がセラミックハニカム体40に照射され、セラミックハニカム体40が均一加熱によって乾燥されるようになる。

0132

なお、反射板22Aの仕様(形状、折り曲げ角度、折り曲げ位置等)は、セラミック成形体の大きさ、形状、その他乾燥度合いの差に合せて適度に定めることによって、マイクロ波電力の均一照射が可能になり、セラミックハニカム体40の寸法精度等において品質向上を計ることができる。

0133

図10は、平板状の反射板22aと折り曲げ形成した反射板22bとを備えた実施例である。本実施例では、反射板22aが上記した反射板22と同様にマイクロ波電力の漏洩を防止し、反射板22bが上記した反射板22Aと同様にセラミックハニカム体40に向かってマイクロ波電力を反射する。なお、反射板22bの形状は上記した反射板22Aと同様にセラミック成形体の形状等に対応させて変えることができる。

0134

セラミックハニカム体(セラミック成形体)40は、自動車用触媒担体セラミックハニカムディゼルパティキュレ−ト捕集セラミックフィルタ燃料電池セルなどの成形品として広く知られているが、このセラミックハニカム体40は、水分等を添加した粘土状セラミック原料スクリュ−式、ピストン式押出し成形機により所定形状の金型によって押出し、図11(A)、(B)に示すような内部に多数の貫通孔を有する円柱状のハニカム体として形成する。

0135

なお、図11(A)はセラミックハニカム体40の斜視図、図11(B)は同ハニカム体40の部分的な拡大平面図を示し、40aは外周スキン部、40bはセル、40cはセル壁を示す。

0136

押出し成形されたセラミックハニカム体40の体積はおよそ500cc〜15000ccと大型で全体質量の10%〜30%の多量の水分を含むこと、セル壁40cは0.025mm〜0.4mmと極めて薄く強度が弱いことから、一般に知られているような熱風乾燥では、内外乾燥速度差によって生ずる乾燥収縮時の部分的な寸法差により、乾燥割れが発生するという問題があった。

0137

また、従来のマイクロ波乾燥設備を用いて乾燥する場合は、セラミックハニカム体40の容積や水分量によりバッチ乾燥となり、また、大形であることから二重シャッタを備えるマイクロ波乾燥設備を使用することになる。

0138

このため、ワ−クの同期等も含めタクトタイムの遅い連続乾燥となり、非常に生産性の悪いものとなっていたが、上記したところから分かるように、本発明のマイクロ波連続加熱装置によれば、セラミックハニカム体40であっても効率的に連続乾燥することができる。

0139

以上、実施形態につき説明したが、その他の実施形態としては、例えば、搬送装置15は水平面上で循環する循環形搬送体を備えていてもよい。

0140

また、上記実施形態では、搬送装置15としてベルトコンベヤを用いているが、これに限定されず、例えば、ローラーコンべア方式、或いは、固定搬送台上に供給した被加熱物載置用の治具をエアーシリンダなどで一定のピッチで押し治具23を間欠的に移動させるプッシャー方式のものであってもよい。

0141

上記実施形態においては治具23を介して被加熱物21を搬送装置15に載せているが、治具23を省略してもよい。また、治具23と反射板22とは別体に構成して個別に搬送装置上に載置してもよい。さらに、治具23はその全体をマイクロ波透過材で形成したものであってもよい。

発明の効果

0142

上記した通り、本発明は、加熱槽の前後にそれぞれ被加熱物を通すマイクロ波吸収槽を連設し、複数個の金属製の反射板を搬送装置により搬送しながら、被加熱物を互いに隣接する2つの反射板の間に配置して反射板と一緒に搬送するように構成し、且つ、少なくとも加熱槽内にマイクロ波電力を照射している間、前後の両マイクロ波吸収槽内にそれぞれ1つ以上位置するように反射板を搬送装置上に配置したものとなっているから、加熱槽の前後の開口部が使用マイクロ波電力の1波長以上の大きな寸法であっても、金属製の反射板と被加熱物を適正量配備することにより、マイクロ波吸収槽内で比較的容易にマイクロ波電力の漏洩を防止することができる。

0143

したがって、1波長以上の大きな開口寸法でもマイクロ波電力の出力を断続させず連続照射できるマイクロ波連続加熱装置を簡単に実現できる。

0144

また、被加熱物間の間隔を最小限にした送りピッチで被加熱物を搬送できるため、加熱槽とその前後に設けられたマイクロ波吸収槽の長さ寸法を最小にして、加熱効率のアップ化と装置のコストダウン化を図ると共に、設置スペースをコンパクトにすることができる。

0145

一方、加熱槽の前後の開口部の箇所に金属製のシャッターを備えた本発明においては、上記効果を奏するとともに、被加熱物が加熱槽に入室する始動時及び最後の被加熱物が加熱槽より搬出する終了時に、各々のシャッターが開閉動作し吸収槽のマイクロ波吸収体を過加熱させないようにして、熱劣化や破損等を防止し、長寿命化を図ることができる。

0146

また、シャッターの作動は始動時と終了時とに行ない非常に少ない開閉動作となるので、摩耗などによるトラブルを心配することなく信頼性を確保することができる。

0147

さらに、本発明では、曲げ形成した反射板を備えることによって、この反射板がマイクロ波電力の漏洩防止の他に、被加熱物に向かってマイクロ波電力を反射するため、被加熱物の均一加熱化に有利である。

0148

また、マイクロ波電力の漏洩防止作用の反射板と共に被加熱物へのマイクロ波反射作用の今一つの反射板を設ければ、漏洩防止と被加熱物の均一加熱化に一層有利となる。

0149

そして、本発明は、マイクロ波電力の漏洩防止の他に、被加熱物の均一な加熱化を計ることができることから、セラミック成形体を乾燥させる乾燥装置として有利なマイクロ波連続加熱装置となる。

図面の簡単な説明

0150

図1本発明の一実施形態を示すマイクロ波連続加熱装置の概略縦断正面図である。
図2図1に示す連続加熱装置の図1中2−2線に沿った断面図である。
図3図1に示す連続加熱装置のコンベアと、該コンベア上に供給される治具及び反射板の縦断面図である。
図4図4(a)、(b)はそれぞれ図1に示す装置の使用方法を示す説明図である。
図5本発明の他の実施形態を示すマイクロ波連続加熱装置の概略縦断正面図である。
図6図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ図5に示す連続加熱装置の使用方法を示す説明図である。
図7本発明の第3実施形態を示すマイクロ波連続加熱装置の要部概略図である。
図8セラミックハニカム体を加熱乾燥する実施例を示し、図8(A)は治具にセラミックハニカム体を載せた状態を示す正面図、図8(B)はその平面図である。
図9折り曲げ形成した反射板を備えた実施例を示し、図9(A)は図8(A)同様の正面図、図9(B)はその平面図である。
図10平板状の第1の反射板と折り曲げ形成した第2の反射板とを備えた実施例を示し、図10(A)は図8(A)同様の正面図、図10(B)はその平面図である。
図11図11(A)はセラミックハニカム体の斜視図、図11(B)は同ハニカム体の部分的な拡大平面図である。

--

0151

11加熱槽
11a、11b 開口部
12マイクロ波発振機
13、14マイクロ波吸収槽
13a、14a通路
13b 入口
14b出口
15搬送装置
17搬送ベルト
19マイクロ波吸収体
21被加熱物
22 金属製の反射板
22A 折り曲げ形成した反射板
22a 第1の反射板
22b 第2の反射板
23治具
24台座
24a 開口
24b 凹部
26透過板
27 凸部
28、29シャッター
30、31エアーシリンダ
40 セラミックハニカム体

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    【課題】電極埋設部材を構成する材料の内部にクラックや残留応力が発生することを抑制し、或いは電極が変形することを抑制すること。【解決手段】本発明の電極埋設部材の製造方法は、セラミックス成形体を脱脂して作... 詳細

  • 黒崎播磨株式会社の「 出鋼口スリーブ」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】内層に低黒鉛材質を配置した出鋼口スリーブにおいて耐用性を向上する。【解決手段】内層2とこの内層2の外側の本体層3とを備え、これら内層2及び本体層3は、それぞれマグネシアと黒鉛とを主体とする内層... 詳細

  • 日本特殊陶業株式会社の「 セラミックス体の製造方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】残炭に起因する品質低下の抑制と焼成炉を構成する金属部材の酸化の抑制とを図りつつ、セラミックス体を製造する。【解決手段】セラミックス体の製造方法は、セラミックス体の焼成前のセラミックス前駆体であ... 詳細

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