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技術 遮断杆の折損検出装置

出願人 日本信号株式会社
発明者 鈴木信一大橋忍
出願日 2001年10月1日 (19年1ヶ月経過) 出願番号 2001-305223
公開日 2003年4月9日 (17年7ヶ月経過) 公開番号 2003-104205
状態 未査定
技術分野 安全地帯、通行遮断具、防護さく 鉄道交通の監視、制御、保安
主要キーワード 適合範囲 送受信処理回路 折損検出装置 音声表示装置 上位処理装置 応答回路 送信処理回路 カーゲート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年4月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

鉄道線路踏切又は駐車場出入口おける通行遮断する遮断装置遮断杆折損を検出する折損検出装置において、上記遮断機の遮断杆が閉じた状態のときに、上記遮断杆の折損を確実に検出する。

解決手段

遮断機10により開閉制御される遮断杆11の折損を検出する遮断杆の折損検出装置において、上記遮断杆11が水平状態に閉じているのを検知する検知部13と、上記遮断杆11の先端部側にて電磁波を送信する送信部14と、上記閉じた遮断杆11の送信部14からの電磁波を受信する受信部15とを備えたものである。これにより、上記遮断機10の遮断杆11が閉じた状態のときに、上記検知部13からの検知信号と上記受信部15からの受信信号に基づいて上記遮断杆11の折損を検出することができ、また各種の遮断装置に適用することができる。

概要

背景

一般に、鉄道線路踏切又は駐車場出入口付近には遮断装置が設けられ、遮断機遮断杆開閉制御することにより上記鉄道線路の踏切等を通行する車両等の通行が遮断されるようになっている。そして、上記遮断装置には遮断杆の折損検出装置が設けられており、例えば車両の強行進入によって上記遮断杆が折損したときには、それを検出して外部に知らせるようになっていた。このような従来の遮断杆の折損検出装置の例として、特開平9−286334号公報記載の技術があった。上記公報に記載された技術は、図11に示すように、遮断機5で開閉制御される遮断杆3の折損を検出する折損検出装置において、前記遮断杆3の先端部を収容するセンサボックス2と、このセンサ・ボックス2内に前記遮断杆3を検出する遮断杆センサとを備え、この遮断杆センサから出力されるセンサ信号に基づいて前記遮断杆3の折損を検出するようになっていた。

概要

鉄道線路の踏切又は駐車場の出入口おける通行を遮断する遮断装置の遮断杆の折損を検出する折損検出装置において、上記遮断機の遮断杆が閉じた状態のときに、上記遮断杆の折損を確実に検出する。

遮断機10により開閉制御される遮断杆11の折損を検出する遮断杆の折損検出装置において、上記遮断杆11が水平状態に閉じているのを検知する検知部13と、上記遮断杆11の先端部側にて電磁波を送信する送信部14と、上記閉じた遮断杆11の送信部14からの電磁波を受信する受信部15とを備えたものである。これにより、上記遮断機10の遮断杆11が閉じた状態のときに、上記検知部13からの検知信号と上記受信部15からの受信信号に基づいて上記遮断杆11の折損を検出することができ、また各種の遮断装置に適用することができる。

目的

そこで、本発明は、このような問題点に対処し、鉄道線路の踏切又は駐車場の出入口おける通行を遮断する遮断装置の遮断杆が閉じた状態のときに、上記遮断杆の折損を確実に検出することができ、各種の遮断装置に適用することができる遮断杆の折損検出装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

遮断機により開閉制御される遮断杆折損を検出する遮断杆の折損検出装置において、上記遮断杆が水平状態に閉じているのを検知する検知部と、上記遮断杆の先端部側にて電磁波を送信する送信部と、上記閉じた遮断杆の送信部からの電磁波を受信する受信部とを備え、上記検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損を検出することを特徴とする遮断杆の折損検出装置。

請求項2

所定の距離をおいて対向配置された2台の遮断機により連動して開閉制御される一対の遮断杆の折損を検出する遮断杆の折損検出装置において、上記一対の遮断杆が水平状態に閉じているのを検知する一対の検知部と、一の遮断杆の先端部側にて電磁波を送信する送信部と、他の遮断杆の先端部側にて上記送信部からの電磁波を受信する受信部とを備え、上記一対の検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損を検出することを特徴とする遮断杆の折損検出装置。

請求項3

上記送信部は、電磁波を送信する送信コイルから成り、上記電磁波を間欠的に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の遮断杆の折損検出装置。

請求項4

上記受信部は、上記送信部からの電磁波を受信する受信コイルから成ることを特徴とする請求項1又は2記載の遮断杆の折損検出装置。

請求項5

上記受信部は、上記送信部からの電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部に返信する応答回路から成り、上記送信部には送信信号の生成及び応答信号の受信処理をする処理手段を接続したことを特徴とする請求項1又は2記載の遮断杆の折損検出装置。

請求項6

上記応答回路は、上記受信信号を蓄える蓄電器と、この蓄電器に蓄えられた受信信号を上記送信部に返信する時期を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載の遮断杆の折損検出装置。

請求項7

上記遮断杆は、その基端部側に、上記遮断杆の先端部側に設けられた送信部又は受信部と、上記遮断機内の処理回路とを接続するためのコネクタを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の遮断杆の折損検出装置。

技術分野

0001

本発明は、鉄道線路踏切又は駐車場出入口おける通行遮断する遮断装置遮断杆折損したときに、上記遮断杆の折損を検出する遮断杆の折損検出装置に関し、特に、上記遮断機の遮断杆が閉じた状態のときに、上記遮断杆の折損を確実に検出することができ、各種の遮断装置に適用できる遮断杆の折損検出装置に関する。

背景技術

0002

一般に、鉄道線路の踏切又は駐車場の出入口の付近には遮断装置が設けられ、遮断機が遮断杆を開閉制御することにより上記鉄道線路の踏切等を通行する車両等の通行が遮断されるようになっている。そして、上記遮断装置には遮断杆の折損検出装置が設けられており、例えば車両の強行進入によって上記遮断杆が折損したときには、それを検出して外部に知らせるようになっていた。このような従来の遮断杆の折損検出装置の例として、特開平9−286334号公報記載の技術があった。上記公報に記載された技術は、図11に示すように、遮断機5で開閉制御される遮断杆3の折損を検出する折損検出装置において、前記遮断杆3の先端部を収容するセンサボックス2と、このセンサ・ボックス2内に前記遮断杆3を検出する遮断杆センサとを備え、この遮断杆センサから出力されるセンサ信号に基づいて前記遮断杆3の折損を検出するようになっていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、このような従来の遮断杆の折損検出装置においては、上記遮断機5の近傍に設置された支柱4の高い位置に、上記遮断杆3を検出するセンサ・ボックス2が取り付けられており、上記遮断杆3が垂直に開いている状態のときにその折損を検出するように構成されていたため、該遮断杆3が水平に閉じた状態においてはその折損を検出することができなかった。したがって、車両等が入退場するときに遮断杆3を開閉するカーゲートを用いる駐車場においては、車両が正規手続きを行うと上記カーゲートの遮断杆3が開き、それ以外のときは該遮断杆3が閉じて待機している状態のため、上記カーゲートの待機状態にて上記遮断杆3の折損を検出することができず、上記遮断杆の折損検出装置をそのままの状態で適用することができなかった。

0004

また、図示省略したが、上記遮断機5の遮断杆3が水平に閉じた状態となる位置にセンサ・ボックス2を設けると、上記カーゲートの待機状態にて上記遮断杆3の折損を検出することができるが、その場合には、2台の遮断機を所定の距離をおいて対向配置し、該2台の遮断機の遮断杆を連動して開閉制御するカーゲートには、適用することができなかった。さらに、図11に示すセンサ・ボックス2は支柱4の高い位置に取り付けられていたため、該センサ・ボックス2内の遮断杆センサが故障した場合にはその復旧作業が容易ではなかった。

0005

そこで、本発明は、このような問題点に対処し、鉄道線路の踏切又は駐車場の出入口おける通行を遮断する遮断装置の遮断杆が閉じた状態のときに、上記遮断杆の折損を確実に検出することができ、各種の遮断装置に適用することができる遮断杆の折損検出装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、第一の発明による遮断杆の折損検出装置は、遮断機により開閉制御される遮断杆の折損を検出する遮断杆の折損検出装置において、上記遮断杆が水平状態に閉じているのを検知する検知部と、上記遮断杆の先端部側にて電磁波を送信する送信部と、上記閉じた遮断杆の送信部からの電磁波を受信する受信部とを備え、上記検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損を検出するものである。

0007

このような構成により、上記検知部で上記遮断機により開閉制御される遮断杆が水平状態に閉じているのを検知し、また上記遮断機の遮断杆の先端部側に設けられた送信部によって電磁波を送信し、上記受信部で上記閉じた遮断杆の受信部からの電磁波を受信する。これにより、上記検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損が検出され、上記遮断機の遮断杆が閉じた状態のときに、該遮断杆の折損が検出される。

0008

また、第二の発明による遮断杆の折損検出装置は、所定の距離をおいて対向配置された2台の遮断機により連動して開閉制御される一対の遮断杆の折損を検出する遮断杆の折損検出装置において、上記一対の遮断杆が水平状態に閉じているのを検知する一対の検知部と、一の遮断杆の先端部側にて電磁波を送信する送信部と、他の遮断杆の先端部側にて上記送信部からの電磁波を受信する受信部とを備え、上記一対の検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損を検出するものである。

0009

このような構成により、上記一対の検知部で上記2台の遮断機により連動して開閉制御される一対の遮断杆が水平状態に閉じているのを検知し、また上記一の遮断杆の先端部側に設けられた送信部によって電磁波を送信し、上記他の遮断杆の先端部側に設けられた受信部で上記送信部からの電磁波を受信する。これにより、上記一対の検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損が検出され、上記2台の遮断機の一対の遮断杆が閉じた状態のときに、該一対の遮断杆の折損が検出される。

0010

ここで、上記送信部は、電磁波を送信する送信コイルから成り、上記電磁波を間欠的に送信するものである。これにより、上記送信コイルによって、上記遮断杆の先端部側から電磁波が間欠的に送信される。

0011

また、上記受信部は、上記送信部からの電磁波を受信する受信コイルから成るものである。これにより、上記受信コイルによって、上記送信部から送信された電磁波を受信し、受信信号が取り込まれる。

0012

また、上記受信部は、上記送信部からの電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部に返信する応答回路から成るものとし、上記送信部には送信信号の生成及び応答信号の受信処理をする処理手段を接続したものでもよい。これにより、上記応答回路によって、上記送信部から送信された電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部に返信され、また上記処理手段により、上記送信部に対して送信信号を生成すると共に、上記応答信号が受信処理される。

0013

さらに、上記応答回路は、上記受信信号を蓄える蓄電器と、この蓄電器に蓄えられた受信信号を上記送信部に返信する時期を制御する制御手段とを備えたものでもよい。これにより、上記蓄電器で上記受信信号が蓄えられ、上記制御手段によって、上記蓄電器に蓄えられた受信信号を上記送信部に返信する時期が制御される。

0014

そして、上記遮断杆は、その基端部側に、上記遮断杆の先端部側に設けられた送信部又は受信部と、上記遮断機内の処理回路とを接続するためのコネクタを備えている。これにより、上記コネクタによって、上記遮断杆の先端部側に設けられた送信部又は受信部と、上記遮断機内の処理回路とが接続される。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、第一の発明による遮断杆の折損検出装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。この遮断杆の折損検出装置は、例えば駐車場の出入口おける車両の通行を遮断する遮断機10の遮断杆11が折損したときに、上記遮断杆11の折損を検出するもので、遮断機10と、該遮断機10の遮断杆11が閉じた状態のときに該遮断杆11の先端部を支持する支柱12とからなるカーゲートに適用されており、検知部13と、送信部14と、受信コイル15とを備えて成る。

0016

上記検知部13は、上記遮断杆11が水平状態に閉じているのを検知するもので、例えば機械的スイッチ光センサ磁気センサ超音波センサ等の検知器から成り、上記遮断機10に設けられている。上記検知部13から出力された検知信号は、後述の判断処理回路16に送出される。

0017

また、上記遮断杆11の先端部側には、送信部14が設けられている。この送信部14は、電磁波を送信するもので、上記遮断機10内に設けられた送信処理回路17から出力された制御信号に基づいて電磁波を送信する送信コイルから成り、上記電磁波を間欠的に送信するようになっている。ここで、上記送信処理回路17は、図3に示すように、タイミング信号となるクロック信号を生成するクロック生成器18と、上記生成されたクロック信号を受けて交流電流を生成する発振器19と、上記交流電流を増幅して送信信号として出力する送信器20とを備えて成り、上記送信信号を上記送信部14に出力するようになっている。

0018

上記閉じた遮断杆11の送信部14から送信された電磁波を受信し得る位置には、受信コイル15が設けられている。この受信コイル15は、上記送信部14から送信された電磁波を受信する受信部となるもので、例えば、上記遮断杆11が水平に閉じた状態のときにその先端部を支持する支柱12の内部に設けられている。上記受信コイル15は、上記送信部14からの電磁波を受信するもので、この受信した信号を上記遮断杆の折損を判断する受信処理回路21に送出するようになっている。ここで、上記受信処理回路21は、図3に示すように、上記受信信号を整流する整流器22と、上記整流された信号をしきい値電圧Vthと比較する比較器23と、上記整流された信号としきい値電圧Vthとの比較結果に基づいてパルス信号を生成するパルスレベル変換器24とを備えて成り、上記受信部15からの受信信号を入力して上記遮断杆11の有無を判断するようになっている。

0019

また、上記遮断杆11は、図1に示すように、その基端部側にコネクタ26が設けられている。このコネクタ26は、例えば、上記遮断杆11の先端部側に設けられた送信部14と、該送信部14に送信信号を出力する送信処理回路17とを接続するものである。これにより、上記コネクタ26によって、上記送信部14と上記送信処理回路17との接続を容易にすることができ、上記遮断杆11が折損した場合の交換作業を速やかに行うことができる。

0020

なお、図1に示す判断処理回路16は、上記検知部13からの検知信号と上記受信部15からの受信信号に基づいて上記遮断杆11の折損を検出するもので、上記検知部13からの検知信号によって、遮断杆11が水平に閉じている状態であることを判断し、そのときに上記受信部15からの受信信号に基づいて上記遮断杆11の折損を判断して上位処理装置25に出力するもので、図3に示すように、例えばOR回路を含んで成る。また、図3に示す上位処理装置25は、例えば上記遮断杆の折損検出装置を集中管理するシステムや、外部の光音声表示装置等から構成されている。

0021

次に、このように構成された第一の発明による遮断杆の折損検出装置の第一の実施形態の動作について、図3及び図4を参照して説明する。まず、図3に示すクロック生成器18は、図4(1)に示すように、常時一定周期のクロック信号を生成する。これにより、図3に示す送信コイル14は、図4(2)に示すように、上記クロック信号をタイミング信号として電磁波を間欠的に送信するようになっている。

0022

ここで、図4(a)に示すように、上記遮断杆11が水平に閉じた状態であるとすると、図3に示す受信コイル15は、上記送信コイル14からの電磁波を受信し、図4(3)に示すように、上記送信された電磁波の波形と同じ周期の受信信号を生成する。このとき、上記受信信号は、図3に示す比較器23において、図4(4)の破線で示すしきい値電圧Vthよりも大きいと判断され、図4(5)に示すように、比較出力のパルス信号「0」として出力される。この場合は、図3に示すパルス/レベル変換器24において、遮断杆11の先端部が支柱12の内部に収容されている状態であると判断され、その判断結果が、図4(6)に示すように、レベル信号「H」として出力され、図3に示す判断処理回路16に送出される。

0023

また、図4(7)に示すように、上記遮断杆11が水平に閉じた状態であることが、図3に示す検知部13で検知され、閉じた状態を示す信号「L」として出力され、図3に示す判断処理回路16に送出される。そして、上記判断処理回路16において、閉じた状態を示す信号「L」及び上記レベル信号「H」に基づいて、上記遮断杆11が閉じた状態であり、該遮断杆11が折損していないと判断される。

0024

次に、図4(b)に示すように、上記遮断杆11が垂直に開いた状態のときには、図3に示す受信コイル15は、上記送信コイル14から送信された電磁波を受信しないため、図4(3)に示すように、受信波形が形成されないため、図4(4)の破線で示すしきい値電圧Vthよりも上記受信波形の方が小さいと判断され、図4(5)に示すように、比較出力のパルス信号「0」が出力されない状態となる。このとき、図3に示す検知部13において、図4(7)に示すように、遮断杆11が開いた状態を示す信号「H」が出力される。したがって、上記判断処理回路16において、上記遮断杆11が開いた状態であることが判断される。

0025

ここで、図4(c)に示すように、上記遮断機10の遮断杆11が閉じた状態であるときに、例えば車両が強行進入し、上記遮断杆11が、図4(d)に示すように、折損したとする。すると、上記受信コイル15には、図4(3)に示すように、上記送信コイル14からの電磁波による受信信号が途絶え、図4(5)に示すように、比較出力のパルス信号「1」が出力されなくなる。したがって、図3に示すパルス/レベル変換器24において、上記遮断杆11の先端部が支柱12の内部に収容されていないと判断され、図4(6)に示すように、レベル信号「L」が出力される。

0026

このとき、図3に示す検知部13において、上記遮断杆11が閉じた状態であることが検知され、それを示す信号「L」が出力されている。これにより、図3に示す判断処理回路16において、上記パルス/レベル変換器24からのレベル信号「L」と上記遮断杆11が閉じた状態を示す信号「L」とに基づいて、上記遮断杆11の折損状態が検知される。そして、上記遮断杆11の折損状態を示す信号「L」が、図3に示す上位処理装置25に送出され、例えば、上記遮断杆の折損検出装置を集中管理するシステムや、外部の光音声表示装置等に遮断杆の折損が知らされる。そして、上記遮断杆11を交換し復旧作業が終了した後は、図4(e)に示すように、再び正常に作動するようになる。

0027

図2は、第一の発明による遮断杆の折損検出装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。この実施形態においては、上記支柱12の内部に設けられた受信部は、上記送信部14からの電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部14に返信する応答回路27から成るものとし、上記送信部14には上記送信信号の生成及び応答信号の受信処理をする送受信処理回路36を設けたものとしてもよい。上記応答回路27は、図5に示すように、コイル28と、該コイル28と並列に接続されたコンデンサ29とを備えて成るものである。これにより、上記応答回路27によって、上記送信部14から送信された電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部14に返信するようになる。そして、後述の送受信処理回路36によって、上記送信部14に対して送信信号が生成されると共に、上記応答信号が受信処理されるようになる。したがって、支柱12側に受信処理回路21を設けなくてもよい。

0028

さらに、上記応答回路27は、図6に示すように、コイル28で受信した受信信号を蓄える蓄電器30と、この蓄電器30に蓄えられた受信信号を上記送信部14から送出される電磁波が間欠する時期を検知して上記送信部14に返信する時期を制御する制御手段とを備えたものでもよい。上記制御手段は、上記コイル28で受信した受信信号を整流する整流器31と、上記整流された電流強弱を検出し後述の発振器33及び切換回路35に該検出された信号を送出する電圧検出器32と、該電圧検出器32からの検出信号を受けて上記蓄電器30に蓄えられた受信信号を交流電流として生成する発振器33と、上記交流電流を増幅して送信信号として出力する送信器34と、上記電圧検出器32からの検出信号を受けて上記送信器34からの電磁波をコイル28に送出する切換を行う切換回路35とから成る。

0029

これにより、上記蓄電器30によって、上記コイル28で受信した受信信号が蓄えられ、また上記制御手段によって、上記送信部14から送出される電磁波が間欠する時期を検知して上記蓄電器30に蓄えられた受信信号を上記送信部14に返信する時期を制御することができる。したがって、上記送信部14に返信する受信信号の出力を大きくすることができ、該送信部14と応答回路27との間における信号の送受信を確実に行うことができる。

0030

なお、図2に示す遮断機10には、図1に示す送信処理回路17の替わりに送受信処理回路36が設けられている。上記送受信処理回路36は、上記送信部14に送信信号を出力すると共に、上記応答回路27から返信され送信コイル14で受信した受信信号を処理するもので、図7に示すように、発振器19と、送信器20と、上記送信コイル14で受けた受信信号を検知して後述の増幅器38に該受信信号を送出する電流センサ37と、該電流センサ37からの受信信号を増幅する増幅器38と、整流器22と、比較器23とを備えて成る。そして、上記送受信処理回路36には、タイミング信号となるクロック信号を生成する第一のクロック生成器39及び第二のクロック生成器40が接続されている。

0031

次に、このように構成された第一の発明による遮断杆の折損検出装置の第二の実施形態の動作について、図7図8を参照して説明する。まず、図7に示す第一のクロック生成器39は、図8(1)に示すように、常時一定周期のクロック1信号を生成する。これにより、図7に示す送信コイル14は、図8(2)に示すように、上記クロック信号をタイミング信号として電磁波を間欠的に送信するようになっている。

0032

ここで、図8(a)に示すように、上記遮断杆11が水平に閉じた状態であるとすると、図5又は図6に示す応答回路27は、上記送信コイル14からの電磁波を受信し、上述のように、該電磁波に基づいて受信信号を生成し、これを上記送信部14に返信する。すると、上記送信部14は、図8(3)に示すように、上記電磁波の波形と同じ周期の受信信号と、上記応答回路27から送出される減衰型の応答信号とを合成した信号を生成する。そして、上記生成された合成信号は、図8(4)に示すように、整流され、図6に示す比較器23において、図8(4)の破線で示すしきい値電圧Vthよりも大きいと判断される。すると、図8(5)に示すように、比較出力のパルス信号「0」が出力される。なお、上記しきい値電圧Vthは、第一の実施形態におけるしきい値よりも低く設定し、上記合成信号を厳密に認識するようになっている。

0033

また、図7に示す第二のクロック生成器40から、図8(6)に示すように、上記第一のクロック生成器39からのクロック1信号の立下りと同時に出力されるクロック2信号「0」が所定の時間、所定の周期で出力される。そして、図7に示す比較器23から送出された出力比較のパルス信号「0」と、上記第二のクロック生成器40からのクロック2信号「0」とが図7に示す判断処理回路16の第一のOR回路において比較され、ここでは、図8(7)に示すように、比較出力「0」が所定の時間、所定の周期で出力される。そして、図7に示すパルス/レベル変換器24において、上記遮断杆11の先端部が支柱12の内部に収容されている状態であると判断され、その判断結果が、図8(8)に示すように、レベル信号「H」として出力され、図7に示す判断処理回路16に送出される。

0034

また、図8(9)に示すように、上記遮断杆11が閉じた状態であることが、図7に示す検知部13で検知され、閉じた状態を示す信号「L」が出力され、図7に示す第二のOR回路42に送出される。以上のように、上記判断処理回路16において、遮断杆が閉じた状態を示す信号「L」及び上記レベル信号「H」に基づいて、上記遮断杆が閉じた状態であり、該遮断杆が折損していないと判断される。

0035

次に、図8(b)に示すように、上記遮断杆11が垂直に開いた状態のときには、図7に示す送信コイル14は、上記応答回路27から送出される減衰型の応答信号を受信しないため、図8(3)に示すように、合成された受信波形が形成されない。したがって、図8(5)に示す比較出力のパルス信号「0」と、図8(6)に示すクロック2生成器40からのパルス信号「0」とが時期的に重ならず、図8(7)に示すように、比較出力の信号が送出されない。したがって、図8(8)に示すように、図7に示すパルス/レベル変換器24において、上記遮断杆11が開いた状態を示す信号「H」が出力される。

0036

ここで、図8(d)に示すように、上記遮断杆11が折損したとする。このとき、上記受信コイル15には、図8(3)に示すように、上記送信コイル14は上記応答回路27からの応答信号を受信せず、図7に示すパルス/レベル変換器24において、遮断杆11の先端部が支柱の内部に収容されていない状態と判断され、図8(8)に示すように、レベル信号「L」として出力される。このとき、図7に示す検知部13において、上記遮断杆11が閉じた状態が検知され、図8(9)に示すように、それを示す信号「L」が出力されている。これにより、図7に示す判断処理回路16において、上記遮断杆11の折損状態が検知され、図8(11)に示すように、上記遮断杆11の折損を示す信号「L」が、図7に示す上位処理装置25に送出され、例えば上記遮断杆の折損検出装置を集中管理するシステムや、外部の光音声表示装置等に遮断杆11の折損が知らされる。そして、上記遮断杆11を交換し復旧作業が終了した後は、図8(e)に示すように、再び正常に作動するようになる。

0037

図9は、第二の発明による遮断杆の折損検出装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。この遮断杆の折損検出装置は、例えば鉄道線路の踏切又は駐車場の出入口における車両の通行を遮断するように、所定の距離をおいて対向配置された2台の遮断機10a,10bにより連動して開閉制御される一対の遮断杆11a,11bが折損したときにその折損を検出するもので、上記検出結果を外部の上位処理装置25に知らせるもので、上記一対の遮断杆11a,11bが水平状態に閉じているのを検知する一対の検知部13a,13bと、一の遮断杆11aの先端部側にて電磁波を送信する送信部14と、他の遮断杆11bの先端部側にて上記送信部14からの電磁波を受信する受信部15とを備え、上記一対の検知部13a,13bからの検知信号と上記受信部15からの受信信号に基づいて上記遮断杆11の折損を検出するようになっている。

0038

このような構成により、上記一対の検知部13a,13bで上記2台の遮断機10a,10bにより連動して開閉制御される一対の遮断杆11a,11bが水平状態に閉じているのを検知し、また上記一の遮断杆11aの先端部側に設けられた送信部14によって電磁波を送信し、上記他の遮断杆11bの先端部側に設けられた受信部15で上記送信部14からの電磁波を受信することができる。これにより、上記一対の検知部13a,13bからの検知信号と上記受信部15からの受信信号に基づいて上記遮断杆11a,11bの折損を検出でき、上記2台の遮断機10a,10bの一対の遮断杆11a,11bが閉じた状態のときに、その折損を検出することができる。

0039

図10は、第二の発明による遮断杆の折損検出装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。この遮断杆の折損検出装置は、上記他の遮断杆11bの先端部側に設けられた受信部が、上記送信部14からの電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部14に返信する応答回路27から成るものとし、上記送信部14には送信信号の生成及び応答信号の受信処理をする送受信処理回路36を接続したものでもよい。これにより、上記応答回路27によって、上記送信部14から送信された電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部14に返信され、また上記送受信処理回路36によって、上記送信部14に対して送信信号を生成すると共に、上記応答信号を受信処理することができる。これにより、一の遮断機10a側にのみ、図2に示すものと同様の送受信処理部36及び判断処理部16を設ければよく、上記受信部14で受信した受信信号を処理する受信処理回路21を省くことができる。

発明の効果

0040

本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、遮断杆が水平状態に閉じているのを検知する検知部と、上記遮断杆の先端部側にて電磁波を送信する送信部と、上記閉じた遮断杆の送信部からの電磁波を受信する受信部とを備えたことにより、上記検知部で上記遮断機により開閉制御される遮断杆が水平状態に閉じているのを検知し、また上記遮断機の遮断杆の先端部側に設けられた送信部によって電磁波を送信し、上記受信部で上記閉じた遮断杆の受信部からの電磁波を受信することができる。これにより、上記検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損が検出され、上記遮断機の遮断杆が閉じた状態のときに、該遮断杆の折損を検出することができる。したがって、車両が入退場するときに遮断杆を開閉するカーゲートを用いる駐車場においても、上記遮断杆の折損検出装置をそのままの状態で適用することができる。

0041

また、請求項2に係る発明によれば、一対の遮断杆が水平状態に閉じているのを検知する一対の検知部と、一の遮断杆の先端部側にて電磁波を送信する送信部と、他の遮断杆の先端部側にて上記送信部からの電磁波を受信する受信部とを備えたことにより、上記一対の検知部で上記2台の遮断機により連動して開閉制御される一対の遮断杆が水平状態に閉じているのを検知し、また上記一の遮断杆の先端部側に設けられた送信部によって電磁波を送信し、上記他の遮断杆の先端部側に設けられた受信部で上記送信部からの電磁波を受信することができる。これにより、上記一対の検知部からの検知信号と上記受信部からの受信信号に基づいて上記遮断杆の折損が検出され、上記一対の遮断杆が閉じた状態のときに、該一対の遮断杆の折損を検出することができる。したがって、上記遮断杆の折損検出装置を多様の遮断装置に適用することができる。

0042

ここで、請求項3に係る発明によれば、上記送信部は、電磁波を送信する送信コイルから成り、上記電磁波を間欠的に送信するものであることにより、上記送信コイルによって、上記遮断杆の先端部側から電磁波を間欠的に送信することができる。したがって、上記送信部と受信部との間において信号を送受信する適合範囲を広い範囲とすることができ、上記遮断杆の折損を確実に検出することができる。

0043

また、請求項4に係る発明によれば、上記受信部は、上記送信部からの電磁波を受信する受信コイルから成るものであることにより、上記受信コイルで、上記送信部から送信された電磁波を受信し、受信信号を取り込むことができる。

0044

また、請求項5に係る発明によれば、上記受信部は、上記送信部からの電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部に返信する応答回路から成るものとし、上記送信部には送信信号の生成及び応答信号の受信処理をする処理手段を接続したことにより、上記応答回路によって、上記送信部から送信された電磁波を受信し、この受信信号に基づいて応答信号を生成して上記送信部に返信することができ、また上記処理手段により、上記送信部に対して送信信号を生成し及び上記応答信号を受信処理することができる。したがって、上記受信部で受信した受信信号を処理する受信処理回路を省くことができる。

0045

さらに、請求項6に係る発明によれば、上記応答回路は、上記受信信号を蓄える蓄電器と、この蓄電器に蓄えられた受信信号を上記送信部に返信する時期を制御する制御手段とを備えたことにより、上記蓄電器で上記受信信号が蓄えられ、上記制御手段によって、上記蓄電器に蓄えられた受信信号を上記送信部に返信する時期を制御することができる。したがって、上記送信部に返信する受信信号の出力を大きくすることができ、該送信部と応答回路との間における信号の送受信を確実に行うことができる。

0046

そして、請求項7に係る発明によれば、上記遮断杆は、その基端部側に、上記遮断杆の先端部側に設けられた送信部又は受信部と、上記遮断機内の処理回路とを接続するためのコネクタを備えたことにより、上記コネクタによって、上記遮断杆の先端部側に設けられた送信部又は受信部と、上記遮断機内の処理回路とを接続することができる。したがって、上記コネクタによって、上記遮断杆が折損した場合の交換作業を速やかに行うことができる。

図面の簡単な説明

0047

図1第一の発明による遮断杆の折損検出装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。
図2上記遮断杆の折損検出装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。
図3上記第一の実施形態による遮断杆の折損検出装置を示すブロック図である。
図4上記第一の実施形態による遮断杆の折損検出装置の動作を示すタイミング図である。
図5上記遮断杆の折損検出装置の受信部を構成する応答回路の基本構成を示す図である。
図6上記応答回路の他の構成例を示すブロック図である。
図7上記遮断杆の折損検出装置の第二の実施形態を示すブロック図である。
図8上記第二の実施形態による遮断杆の折損検出装置の動作を示すタイミング図である。
図9第二の発明による遮断杆の折損検出装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。
図10上記遮断杆の折損検出装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。
図11従来の遮断杆の折損検出装置を示す概略説明図である。

--

0048

10…遮断機
11…遮断杆
12…支柱
13…検知部
14…送信部
15…受信部
16…判断処理回路
17…送信処理回路
21…受信処理回路
26…コネクタ
36…送受信処理回路

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