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技術 筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法

出願人 ゼブラ株式会社
発明者 外山松平
出願日 2001年9月27日 (19年4ヶ月経過) 出願番号 2001-296727
公開日 2003年4月9日 (17年10ヶ月経過) 公開番号 2003-103983
状態 未査定
技術分野 繰出さない鉛筆・鉄筆・白墨 筆記具保持具 筆記具のクリップ ペン軸
主要キーワード スペード形 着色作業 透光性合成樹脂材料 転写付着 二重成形 湿式転写 突端面 同筆記具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年4月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

透光性部材に有色の装飾部が内在されるという斬新な装飾効果を有する上、簡素な構造で生産性に優れた筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法を提供する。

解決手段

合成樹脂材料一次成形部10に、透光性合成樹脂材料二次成形部20を二重成形するにあたり、前記一次成形部10には、その外面から突出する装飾部11を一体成形するとともに、その装飾部11を着色する。

概要

背景

従来、美観等の装飾性を向上する目的で、透明な軸筒周壁装飾体内在させた発明が提案されている(特開平2001−026192号公報参照)。この発明は、透明材料からなる内筒外周面に複数の凹部を形成し、その各凹部に装飾体を嵌合させ、その内筒の外周に外筒成形してなるものであり、透明な軸筒内に有色の装飾体が視認されるという独特の優れた装飾効果を有するものである。

しかしながら、上記従来の発明では、内筒外周面の複数の凹部に、それぞれ装飾体を配置しなければならず、その作業に時間がかかるため、生産性の改善が求められていた。

概要

透光性部材に有色の装飾部が内在されるという斬新な装飾効果を有する上、簡素な構造で生産性に優れた筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法を提供する。

合成樹脂材料一次成形部10に、透光性合成樹脂材料二次成形部20を二重成形するにあたり、前記一次成形部10には、その外面から突出する装飾部11を一体成形するとともに、その装飾部11を着色する。

目的

本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、透光性部材に有色の装飾部が内在されるという斬新な装飾効果を有する上、簡素な構造で生産性に優れた筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

合成樹脂材料一次成形部に、透光性合成樹脂材料二次成形部を二重成形するにあたり、前記一次成形部には、その外面から突出する装飾部が一体成形され、その装飾部が着色されていることを特徴とする筆記具構成部材

請求項2

上記一次成形部が、透光性合成樹脂材料からなることを特徴とする請求項1記載の筆記具構成部材。

請求項3

上記装飾部への着色は、少なくとも該装飾部の突端側を覆い包むようにして施されていることを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具構成部材。

請求項4

上記装飾部は、その突端側に曲面部を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の筆記具構成部材。

請求項5

合成樹脂材料の上記一次成形部を一次成形し、その一次成形によって一次成形部の外面に突出形成された上記装飾部を着色し、その装飾部が内在されるように透光性合成樹脂材料の上記二次成形部を二次成形することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の筆記具構成部材の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、軸筒や、クリップ先口キャップ尾栓等の筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、美観等の装飾性を向上する目的で、透明な軸筒の周壁装飾体内在させた発明が提案されている(特開平2001−026192号公報参照)。この発明は、透明材料からなる内筒外周面に複数の凹部を形成し、その各凹部に装飾体を嵌合させ、その内筒の外周に外筒成形してなるものであり、透明な軸筒内に有色の装飾体が視認されるという独特の優れた装飾効果を有するものである。

0003

しかしながら、上記従来の発明では、内筒外周面の複数の凹部に、それぞれ装飾体を配置しなければならず、その作業に時間がかかるため、生産性の改善が求められていた。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、透光性部材に有色の装飾部が内在されるという斬新な装飾効果を有する上、簡素な構造で生産性に優れた筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、合成樹脂材料一次成形部に、透光性合成樹脂材料二次成形部を二重成形するにあたり、前記一次成形部には、その外面から突出する装飾部が一体成形され、その装飾部が着色されていることを特徴とする。ここで、筆記具構成部材とは、筆記具を構成している部材の内で特に外観視される部材であり、例えば、軸筒や、クリップ、先口、キャップ、尾栓等である。尚、前記装飾部への着色は、転写印刷や、シルク印刷タンポ印刷等の周知の印刷手段により行えばよいが、好ましくは転写印刷によって行われる。この転写印刷とは、転写原紙に印刷された図柄や模様文字等を摩擦転写湿式転写熱転写等の転写手法によって目的物の表面へ転写させる周知の印刷手段であり、曲面への着色が可能である。

0006

上記技術的手段によれば、一次成形部に形成された有色の装飾部が、透光性合成樹脂材料からなる二次成形部内に視認されることになる。装飾部は、一次成形部と一体であるため、射出成形によって一次成形部と同時に成形できる。

0007

また、第二の発明では、より装飾効果を向上するために、上記一次成形部を、透光性合成樹脂材料から形成する。

0008

更に、第三の発明では、装飾部をより立体的に視認させるために、上記装飾部への着色は、少なくとも該装飾部の突端側を覆い包むようにして施されている。

0009

更に、第四の発明では、装飾部への立体的な着色を容易にするために、上記装飾部は、その突端側に曲面部を有する。

0010

また、第五の発明における筆記具構成部材の製造方法では、合成樹脂材料の上記一次成形部を一次成形し、その一次成形によって一次成形部の外面に突出形成された上記装飾部を着色し、その装飾部が内在されるように透光性合成樹脂材料の上記二次成形部を二次成形することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる筆記具構成部材の一例を示す斜視図である。この筆記具構成部材Aは、筆記具の軸筒であり、二重成形によって一次成形部10に二次成形部20を一体に成形してなる。

0012

一次成形部10は、その内部にリフィール操作部材等の一般的な筆記具の内部構造を収容可能とする円筒状に形成され、その外周面には、様々な形状の複数の装飾部11を一体成形している。

0013

装飾部11は、円形四角形三角形ハート形状スペード形状、三つ葉形状等の形状を呈するとともに、一次成形部10の外周面から後述する二次成形部20へ内在されるように若干突出しており、突端面11aと側面部11bとの間に曲面部rを形成している(図2(a)参照)。

0014

この装飾部11は、転写印刷により塗膜11cが転写付着されることで着色される。塗膜11cは、後述する二次成形部20の成形の際に熱溶融しないように、少なくとも二次成形部20の成形温度よりも高い耐熱性を有する。そして、塗膜11cは、装飾部11の突端側を覆い包むようにして付着され、図示例によれば、該塗膜11cが突端面11a及び曲面部rを覆い包んで側面部11bに若干かかる範囲に付着されている(図2(b)参照)。したがって、装飾部11に付着された塗膜11cは、正面視及び側面視可能であり、つまり立体的に視認されることになる。尚、仮に、前記装飾部が平坦状の突端面及び側面からなる角張った凸状に形成された場合には、その凸状の装飾部の側面への着色が、曲面部rを有する上記態様と比較してし辛くなる。また、装飾部11への着色手段は、転写印刷に限定されるものでなく、塗膜11cが装飾部11の突端側を覆い包むようにして付着されるのであれば、シルク印刷、タンポ印刷等、他の印刷手段を用いても構わない。

0015

二次成形部20は、一次成形部10を包み込むようにして成形され、略円筒状の本体部21と、該本体部21の前端で先口30を螺合可能な螺子部22とからなる。本体部21の後端部には、一次成形部10の内部空間へ連通する貫通孔21aが形成されている。

0016

上記一次成形部10及び二次成形部20は、有色透明や、無色透明半透明等の透光性の合成樹脂材料から形成される。特に、一次成形部10と二次成形部20との双方を一体の軸筒として視認させるためには、双方が同一材質かつ同一色であることが好ましい。

0017

また、一次成形部10及び二次成形部20を構成する合成樹脂材料の具体例としては、PEN(ポリエチレンナフタレート),AS(アクリルニトリルスチレン共重合体),PA(ポリアミド),PS(ポリスチレンスチロール),PC(ポリカーボネート),PMMAメタクリル樹脂)、ABS(アクリルニトリル・ブタジエンスチレン)等が挙げられる。

0018

次に、上記筆記具構成部材Aの製造方法について、図2に基づいて詳細に説明する。先ず、外周面に装飾部11を複数有する一次成形部10が射出成形される(図2(a)参照)。

0019

次に、複数の装飾部11には、転写印刷による着色が施される。すなわち、各装飾部11には、その突端面11a及び曲面部rを覆い包むようにして塗膜11cが転写付着される(図2(b)参照)。そして、二次成形部20が射出成形される際に、その二次成形部用成形型内に一次成形部10がインサートされて、装飾部11は、二重成形された筆記具構成部材A内に内在されることになる(図2(c)参照)。

0020

尚、装飾部11の形状は、上記筆記具構成部材Aのように、円形、四角形、三角形、ハート形状、スペード形状、三つ葉形状等に限定されるものでない。例えば、図3(a)に示す筆記具構成部材A’のように、複数のリング状の装飾部11’を一次成形部10と一体に形成したり、同図(b)に示す筆記具構成部材A”のように、複数の棒状の装飾部11”を一次成形部10と一体に形成しても構わない。前記筆記具構成部材A”の場合は、棒状の装飾部11”が軸方向に延設されるため、上記筆記具構成部材Aと同様に射出成形による製造以外に、押出し成形による製造も可能である。その他、これら筆記具構成部材A’及び筆記具構成部材A”については、装飾部の形状が異なる以外は上記筆記具構成部材Aと同様の構成であるため、同様の部位に同一符号を付けることで詳細説明を省略する。

0021

また、筆記具構成部材Aは、上述したように筆記具の軸筒に限定されるものでなく、例えば、図4に示すように筆記具のクリップを構成した筆記具構成部材Bであっても構わない。

0022

筆記具構成部材Bは、筆記具のクリップであり、二重成形によって、一次成形される下層側の一次成形部10’と、二次成形される上層側の二次成形部20’とを一体に形成してなり、一次成形部10’の外面には、二次成形部20’に内在されるように、装飾部11が一体に形成されている。そして、各装飾部11には、上記筆記具構成部材Aと同様にして、転写印刷又は他の印刷手段による着色が施されている。この筆記具構成部材Bは、上記筆記具構成部材Aに対し、一次成形部及び二次成形部の形状が異なるため、成形型の形状や成形型の抜き方向等、成形上の差異があるが、その製造手順は、上記筆記具構成部材Aと同様に、一次成形部10’の成形、装飾部11の着色、二次成形部20’の成形の順となる。

発明の効果

0023

本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。第一の発明によれば、透光性の二次成形部内に有色の装飾部が視認されるという斬新な装飾効果を有する上、装飾部が一次成形部と一体成形されているため、別体の装飾体を内在させる場合と比較して、簡素な構造で生産性に優れている。更に、第二の発明によれば、一次成形部と二次成形部が双方とも透光性樹脂材料からなるため、一体の筆記具構成部材内に装飾部が浮遊するように視認され、一層装飾効果を向上することができる。更に、第三の発明によれば、装飾部への着色がその突端側を覆い包むようにして施されているため、着色された装飾部を立体的に視認させることができる。更に、第四の発明によれば、装飾部がその突端側に曲面部を有するため、装飾部への立体的な着色を、転写印刷等の周知の印刷手段によって容易に施すことができる。また、第五の発明によれば、成形作業及び着色作業のみによって筆記具構成部材を製造でき、別体の装飾体を一次成形部に組み付けるような組立作業を要さないため、生産性が良好である。

図面の簡単な説明

0024

図1本発明に係わる筆記具構成部材の一例を示す斜視図であり、要部を切欠して示している。
図2同筆記具構成部材の製造方法の一例を示す縦断面図であり、(a)は一次成形部が射出成形された状態、(b)は一次成形部の装飾部が着色された状態、(c)は一次成形部をインサートして二次成形部が成形された状態を示す。
図3本発明に係わる筆記具構成部材の他例を(a)と(b)の各々に示す斜視図であり、要部を切欠して示している。
図4本発明に係わる筆記具構成部材の他例を示す斜視図であり、要部を切欠して示している。

--

0025

10、10’:一次成形部
11、11’、11”:装飾部
20、20’:二次成形部
A、A’、A”、B:筆記具構成部材

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