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技術 殺菌処理槽及び同殺菌処理槽を用いた医療廃棄物処理システム

出願人 株式会社サンテック
発明者 青木喬
出願日 2001年9月28日 (18年9ヶ月経過) 出願番号 2001-304129
公開日 2003年4月8日 (17年2ヶ月経過) 公開番号 2003-102826
状態 拒絶査定
技術分野 消毒殺菌装置 看護設備、治療台 固体廃棄物の処理
主要キーワード 水膜層 蒸気排気管 常気圧 略均質 建設場所 作業回数 昇温効率 フライトコンベア
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年4月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

収容した医療廃棄物の短時間での加熱を可能とすることにより処理能力を向上させることができる殺菌処理槽、及び、同殺菌処理槽を用いた医療廃棄物処理システムを提供する。

解決手段

殺菌処理槽3の筒状壁31には複数の蒸気送気口37を設けて殺菌処理槽3内に蒸気を送気可能とし、殺菌処理槽3内に収容された医療廃棄物の初期加熱時には蒸気送気口37から蒸気を送気するとともに、殺菌処理槽3内を加圧することができるようにする。その殺菌処理槽3と、破砕機1と、処理前貯留タンク2と、処理後貯留タンク4と、減容機5とにより医療廃棄物処理システムを構成する。さらに、殺菌処理槽3に投入された医療廃棄物に対して、殺菌処理槽3内に蒸気を送気することにより加圧しながら加熱する加圧加熱処理を行い、次いで、殺菌処理槽3に連通連結した減圧装置7によって殺菌処理槽3内を減圧しながら加熱する減圧脱水処理を行う。

概要

背景

医療機関から排出される医療廃棄物としては、医療行為にともなって排出される注射器メスような医療器材廃棄物や、HIV肝炎ウイルスなどのように感染症を引き起こすおそれのある血液や体液の付着したガーゼ包帯などの医療材料などがあり、これらの医療廃棄物は法律によって感染性廃棄物と規定されている。

そして、これらの感染性廃棄物は、感染の危険性を取り除くため、焼却などの高温での熱処理を施した上で、地下水などを汚染する心配のない管理型の埋立処分場埋め立て処分されることが規定されている。

概要

収容した医療廃棄物の短時間での加熱を可能とすることにより処理能力を向上させることができる殺菌処理槽、及び、同殺菌処理槽を用いた医療廃棄物処理システムを提供する。

殺菌処理槽3の筒状壁31には複数の蒸気送気口37を設けて殺菌処理槽3内に蒸気を送気可能とし、殺菌処理槽3内に収容された医療廃棄物の初期加熱時には蒸気送気口37から蒸気を送気するとともに、殺菌処理槽3内を加圧することができるようにする。その殺菌処理槽3と、破砕機1と、処理前貯留タンク2と、処理後貯留タンク4と、減容機5とにより医療廃棄物処理システムを構成する。さらに、殺菌処理槽3に投入された医療廃棄物に対して、殺菌処理槽3内に蒸気を送気することにより加圧しながら加熱する加圧加熱処理を行い、次いで、殺菌処理槽3に連通連結した減圧装置7によって殺菌処理槽3内を減圧しながら加熱する減圧脱水処理を行う。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

破砕処理された医療廃棄物を収容して加熱することにより同医療廃棄物の殺菌処理を行う殺菌処理槽(3)であって、同殺菌処理槽(3)は、加熱手段を配設した筒状壁(31)と、同筒状壁(31)の前後端閉塞して密閉空間を形成する前端壁(32)と後端壁(33)とによって構成するとともに、前端壁(32)及び後端壁(33)にはそれぞれ軸受け部(32j)(33j)を設け、同軸受け部(32j)(33j)で殺菌処理槽(3)内を貫通させた回転攪拌軸(38a)を軸架し、同回転攪拌軸(38a)に配設した攪拌翼(38b)で医療廃棄物の攪拌を行うようにし、さらに、筒状壁(31)には複数の蒸気送気口(37)を設けて殺菌処理槽(3)内に蒸気を送気可能とし、殺菌処理槽(3)内に収容された医療廃棄物の初期加熱時には蒸気送気口(37)から蒸気を送気して医療廃棄物を加熱するとともに、殺菌処理槽(3)内を加圧するようにしていることを特徴とする殺菌処理槽。

請求項2

筒状壁(31)に設けた加熱手段は、蒸気によって筒状壁(31)を加熱する周面蒸気加熱部(31h)であって、同周面蒸気加熱部(31h)に送気される蒸気から分流させた蒸気を蒸気送気口(37)から殺菌処理槽(3)内に送気するようにしていることを特徴とする請求項1記載の殺菌処理槽。

請求項3

請求項1または請求項2のいずれかに記載の殺菌処理槽(3)と、同殺菌処理槽(3)に送給する医療廃棄物を破砕処理する破砕機(1)と、同破砕機(1)によって破砕処理された医療廃棄物を一旦貯留するとともに殺菌処理槽(3)への送給を行う処理前貯留タンク(2)と、殺菌処理槽(3)で殺菌処理された医療廃棄物を一旦収容する処理後貯留タンク(4)と、同処理後貯留タンク(4)内に貯留された医療廃棄物を減容処理する減容機(5)とからなることを特徴とする医療廃棄物処理システム

請求項4

殺菌処理槽(3)に投入された医療廃棄物を同殺菌処理槽(3)内に蒸気を送気することにより加圧しながら加熱する初期加熱において、殺菌処理槽(3)内の気圧処理圧力にまで加圧するとともに、殺菌処理槽(3)内の温度を処理温度にまで加熱した後、その処理圧力及び処理温度を所定時間維持することにより医療廃棄物を殺菌する加圧加熱処理を行い、次いで、殺菌処理槽(3)に連通連結した減圧装置(7)によって殺菌処理槽(3)内を減圧しながら加熱することにより医療廃棄物を乾燥させる減圧脱水処理を行うようにしていることを特徴とする請求項3記載の医療廃棄物処理システム。

請求項5

加圧加熱処理では、殺菌処理槽(3 )内の圧力を常気圧に対して+0.2MPa以上にまで上昇させ、減圧脱水処理では、殺菌処理槽(3)内の圧力を常気圧に対して−0.065MPa以下にまで低下させるようにしていることを特徴とする請求項4記載の医療廃棄物処理システム。

技術分野

0001

本発明は、医療廃棄物殺菌処理を行う殺菌処理槽及び同殺菌処理槽を用いた医療廃棄物処理システムに関するものであり、特に、医療廃棄物処理システムでは殺菌処理、減容処理複合的に行うことができるものである。

背景技術

0002

医療機関から排出される医療廃棄物としては、医療行為にともなって排出される注射器メスような医療器材廃棄物や、HIV肝炎ウイルスなどのように感染症を引き起こすおそれのある血液や体液の付着したガーゼ包帯などの医療材料などがあり、これらの医療廃棄物は法律によって感染性廃棄物と規定されている。

0003

そして、これらの感染性廃棄物は、感染の危険性を取り除くため、焼却などの高温での熱処理を施した上で、地下水などを汚染する心配のない管理型の埋立処分場埋め立て処分されることが規定されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、感染性廃棄物には、注射針のような金属系廃棄物、ガーゼや包帯、紙おむつなどの繊維系廃棄物、点滴液容器や血液用容器などのプラスチック系廃棄物などように多岐にわたる素材製品があり、また、その形状・形態も注射針のような小さなものから紙おむつのように大きなものまで様々なものがあり、これらをまとめて処理を行いながら、かつ、確実に加熱処理条件を満たすように処理することは困難であった。

0005

従って、加熱処理においては大きくマージンを設けて処理を行うことにより加熱条件が満たされるようにしているため、処理時間が長くなり、処分施設を大型化しなければ大量処分が不可能であった。そのため、処分施設の設置場所の確保、処分施設の建設コスト維持コストの高騰などの問題があり、その結果、処理コストが高騰するという問題があった。

0006

かといって、製品ごとに分別を行ってそれぞれ処理を行うためには製品ごとの加熱処理施設が必要となり、かつ、製品ごとにそれぞれ管理項目が異なることによる全体としての作業の複雑化をまねき、結局は処理コストが高騰するという問題があった。得に、分別作業にともなうコストの高騰、分別作業中の感染の危険性などもあり、分別を行うことは現実的ではなかった。

0007

本発明者はこのような現状に鑑み、感染性廃棄物である医療廃棄物を低コストで処理することができるシステムを提供すべく研究・開発を行い、本発明をなすに至ったものである。

課題を解決するための手段

0008

上記の問題点を解決するために、破砕処理された医療廃棄物を収容して加熱することにより同医療廃棄物の殺菌処理を行う本発明の殺菌処理槽では、同殺菌処理槽は、加熱手段を配設した筒状壁と、同筒状壁の前後端閉塞して密閉空間を形成する前端壁後端壁とによって構成するとともに、前端壁及び後端壁にはそれぞれ軸受け部を設け、同軸受け部で殺菌処理槽内を貫通させた回転攪拌軸軸架し、同回転攪拌軸に配設した攪拌翼で医療廃棄物の攪拌を行うようにし、さらに、筒状壁には複数の蒸気送気口を設けて殺菌処理槽内に蒸気を送気可能とし、殺菌処理槽内に収容された医療廃棄物の初期加熱時には蒸気送気口から蒸気を送気して医療廃棄物を加熱するとともに、殺菌処理槽内を加圧するようにした。

0009

さらに、筒状壁に設けた加熱手段は、蒸気によって筒状壁を加熱する周面蒸気加熱部であって、同周面蒸気加熱部に送気される蒸気から分流させた蒸気を蒸気送気口から殺菌処理槽内に送気するようにした。

0010

また、本発明の医療廃棄物処理システムでは、上記の殺菌処理槽と、同殺菌処理槽に送給する医療廃棄物を破砕処理する破砕機と、同破砕機によって破砕処理された医療廃棄物を一旦貯留するとともに殺菌処理槽への送給を行う処理前貯留タンクと、殺菌処理槽で殺菌処理された医療廃棄物を一旦収容する処理後貯留タンクと、同処理後貯留タンク内に貯留された医療廃棄物を減容処理する減容機とにより構成した。

0011

特に、殺菌処理槽に投入された医療廃棄物を同殺菌処理槽内に蒸気を送気することにより加圧しながら加熱する初期加熱において、殺菌処理槽内の気圧処理圧力にまで加圧するとともに、殺菌処理槽内の温度を処理温度にまで加熱した後、その処理圧力及び処理温度を所定時間維持することにより医療廃棄物を殺菌する加圧加熱処理を行い、次いで、殺菌処理槽に連通連結した減圧装置によって殺菌処理槽内を減圧しながら加熱することにより医療廃棄物を乾燥させる減圧脱水処理を行うようにし、さらには、加圧加熱処理では、殺菌処理槽内の圧力を常気圧に対して+0.2MPa以上にまで上昇させ、減圧脱水処理では、殺菌処理槽内の圧力を常気圧に対して−0.065MPa以下にまで低下させるようにしていることにも特徴を有するものである。なお、ここで常気圧とは通常の大気圧のことであり、約0.1MPaである。

発明を実施するための最良の形態

0012

本発明の殺菌処理槽では、加熱手段を配設した筒状壁と、同筒状壁の前後端を閉塞する前端壁と後端壁とによって、医療廃棄物を加熱殺菌するための密閉空間を形成するとともに、前端壁及び後端壁にはそれぞれ軸受け部を設け、同軸受け部で殺菌処理槽内を貫通させた回転攪拌軸を軸架し、同回転攪拌軸に配設した攪拌翼で医療廃棄物の攪拌を行いながら殺菌処理を行うことができるように構成している。

0013

さらに、筒状壁には複数の蒸気送気口を設け、蒸気発生装置において生成された蒸気を殺菌処理槽内に送気可能とし、殺菌処理槽内に収容された医療廃棄物の初期加熱時には蒸気送気口から蒸気を送気して医療廃棄物の急速加熱を行うとともに、殺菌処理槽内を加圧することができるようにしている。

0014

殺菌処理槽内に蒸気を送気することにより、医療廃棄物を直接加熱することができるので、加熱効率を向上させることができ、短時間で医療廃棄物を所用の処理温度までに昇温して殺菌処理を開始することができる。また、殺菌処理槽内を処理圧力まで加圧することにより、同殺菌処理槽内に送気した蒸気が液化することを抑制し、蒸気の熱エネルギーによる医療廃棄物の昇温効率を高めることができる。

0015

さらに、蒸気を殺菌処理槽内に送気することにより医療廃棄物を蒸らすことができ、医療廃棄物の表面に薄膜状の水分層を形成することができるので加熱効率を高めることができるだけでなく、その水分が後述する乾燥工程で気化する際に医療廃棄物に含まれている油分や有機物を分解するように作用することによって、油分や有機物等の分解を促進することができる。さらには、医療廃棄物にあらかじめ含有されていた水分の気化を促すように作用することによって乾燥効率を高めることができる。

0016

なお、殺菌処理槽内に送気される蒸気は、筒状壁を加熱するために同筒状壁に配設した周面蒸気加熱部からなる加熱手段に送気される蒸気から分流した蒸気を送気するようにしている。従って、殺菌処理槽の内外に同等の熱エネルギーをもった蒸気が送気されるので、殺菌処理槽の内側から外側への熱エネルギーの移動が生起されることを抑制することができ、殺菌処理槽内に送気された蒸気の熱エネルギーは主として医療廃棄物の加熱に利用されることとなるので、医療廃棄物の加熱効率を高めることができ、短時間での加熱を行うことができる。

0017

上記の殺菌処理槽を具備する医療廃棄物処理システムは、同殺菌処理槽に送給する医療廃棄物を破砕処理する破砕機と、同破砕機によって破砕処理された医療廃棄物を一旦貯留するとともに殺菌処理槽への送給を行う処理前貯留タンクと、殺菌処理槽で殺菌処理された医療廃棄物を一旦収容する処理後貯留タンクと、同処理後貯留タンク内に貯留された医療廃棄物を減容処理する減容機とにより構成している。従って、バッチ処理となっている殺菌処理槽の回転効率を高めることができるので、比較的小さな殺菌処理槽で大量の医療廃棄物を処理することができ、処理施設自体をコンパクトとすることができる。

0018

特に、殺菌処理槽では投入された医療廃棄物に対して、まず、殺菌処理槽内に蒸気を送気することにより加圧しながら加熱する初期加熱を行うようにしている。この初期加熱によって、殺菌処理槽を処理温度にまで加熱するとともに、処理圧力にまで加圧するようにしている。殺菌処理槽内に蒸気を送気しながら行うことにより、比較的短時間で処理温度にまで加熱することができるとともに、加圧することによって殺菌処理槽内に送気された蒸気が液化することを抑制して、殺菌処理槽内に送気した蒸気の熱エネルギーを効率よく医療廃棄物の加熱に利用することができる。

0019

殺菌処理槽内が、処理温度及び処理圧力に達すると殺処理槽内への蒸気の送気を停止して、所定時間の加圧加熱処理を行って殺菌処理を行うようにしている。特に、殺菌処理槽内が加圧状態になっていることによって、プラスチック系の医療廃棄物に生起される熱収縮を促進させることができ、医療廃棄物の減容化を促進することができる。

0020

所定時間の加圧加熱処理の後、殺菌処理槽に連通連結した減圧装置によって殺菌処理槽内を減圧しながら、その一方で殺菌処理槽の筒状壁を加熱する周面蒸気加熱部によって殺菌処理槽内を加熱する減圧脱水処理を行って、医療廃棄物の乾燥処理を行うようにしている。減圧することによって、短時間で所定の含水率にまで脱水を行うことができる。さらに、初期加熱時に殺菌処理槽内に蒸気を送気して医療廃棄物を湿らせたことにより、蒸気中の水分と医療廃棄物中の水分とが融合し、減圧脱水処理の際には融合した蒸気中の水分が呼び水として作用することにより、乾燥を促進させることができる。

0021

以下において、実施例に基づいてさらに詳説する。

0022

本実施例の医療廃棄物処理システムは、図1に示すように、医療廃棄物を破砕処理する破砕機1と、同破砕機1によって破砕処理された医療廃棄物を貯留する処理前貯留タンク2と、同処理前貯留タンク2から送給された医療廃棄物を加圧加熱処理した後に減圧脱水処理することにより加熱殺菌処理する殺菌処理槽3と、同殺菌処理槽3で処理された医療廃棄物を収容する処理後貯留タンク4と、同処理後貯留タンク4内に貯留された医療廃棄物を減容処理する減容機5とからなるものである。

0023

このうち、本発明の最たる要部は殺菌処理槽3の構成であり、同殺菌処理槽3に破砕機1、処理前貯留タンク2、処理後貯留タンク4、及び、減容機5を付加してシステム化することにより、医療廃棄物の一層円滑で、短時間での処理を実現することができる。

0024

破砕機1としては、回転軸に所用の破砕羽根を配設した一軸破砕機を使用し、回転軸を回転させることにより医療廃棄物を最大でも約30mm程度で、それ以下の大きさに破砕するようにしている。なお、破砕羽根による破砕でなく異なる複数種類破砕装置を配設して確実に破砕することができるようにしてもよい。

0025

破砕機1には、タンブルリフト(図示せず)を用いて医療廃棄物を供給することができるようにしており、後述する殺菌処理槽3で殺菌処理を行っている間に破砕機1で粉砕処理を行い、粉砕された医療廃棄物を移送コンベア(図示せず)で処理前貯留タンク2に送給して一時貯留するようにしている。なお、移送コンベアにはフライトコンベアを用いている。

0026

殺菌処理槽3が医療廃棄物の投入可能状態となると、処理前貯留タンク2の下部に設けた取出装置を作動させて医療廃棄物を送り出し、投入コンベア(図示せず)に移送して、同投入コンベアによって医療廃棄物を搬送し、殺菌処理槽3への投入を行うようにしている。投入コンベアにはフライトコンベアを用いている。

0027

殺菌処理槽3は、一方向に伸延させた断面略円形状の筒状壁31と、同筒状壁31の前端及び後端をそれぞれ閉塞する前端壁32と、後端壁33とによって密閉可能な略円筒状の処理槽を形成するようにしている。

0028

同殺菌処理槽3は、筒状壁31の伸延方向が水平方向と略平行となるようにしており、筒状壁31の最上部となる天井部34には医療廃棄物の投入口35を設け、同投入口35より投入コンベアによって搬送されてきた医療廃棄物を殺菌処理槽3内に投入するようにしている。また、天井部34には排気配管連結口36を設け、後述するように殺菌処理槽3内を減圧する際に、同排気配管連結口36に連通連結させた排気配管6を介して減圧装置7によって殺菌処理槽3内の空気を吸引することができるようにしている。

0029

筒状壁31の壁面には、内部に蒸気を送気することにより発熱体となって筒状壁31の内部の加熱を行うことができるようにしたジャケットと呼ばれる加熱手段を設けており、同ジャケットを筒状壁31の周面に配設して周面蒸気加熱部31hとしている。同周面蒸気加熱部31hには蒸気供給配管8aを連通連結して、蒸気発生器8において生成された蒸気を送給することができるようにするとともに、その一方で周面蒸気加熱部31hに連通連結した蒸気排気管8bから凝縮水を排水して、常に高温の蒸気を供給することができるようにしている。

0030

なお、図1では、蒸気供給配管8aを筒状壁31の下方側に連通連結し、かつ、蒸気排気管8bを筒状壁31の上方側に連通連結しているが、これは説明の便宜上このように描画しているものであり、この形態に限定するものではなく、適宜の連通連結形態としてよい。

0031

筒状壁31の底部部分には殺菌処理槽3内に蒸気を送気するための複数の蒸気送気口37を設けており、同蒸気送気口37に蒸気供給配管8aから分岐させた蒸気送気管8a'を連通連結して、蒸気発生器において生成された蒸気を殺菌処理槽3内に送気することができるようにしている。蒸気送気口37は医療廃棄物による目詰まりを防止するためにできるだけ小径の孔となっていることが望ましい。また、筒状壁31の最底部ではなく、最低部よりやや上となる部分に設けるのが望ましい。

0032

前端壁32及び後端壁33にも、筒状壁31と同様にジャケットを配設することにより側面蒸気加熱部32h,33hを設け、殺菌処理槽3内を加熱することができるようにしている。同側面蒸気加熱部32h,33hにおいても、周面蒸気加熱部31hと同様に蒸気供給配管8a及び蒸気排気管8bを連通連結して、蒸気発生器8において生成された高温の蒸気を常に供給することができるようにしている。

0033

また、前端壁32及び後端壁33にはそれぞれ、殺菌処理槽3内を貫通する回転攪拌軸38aを軸架可能とする軸受け部32j,33jを設け、殺菌処理槽3内に回転攪拌軸38aを配設可能としている。

0034

回転攪拌軸38aには適宜の形状の攪拌翼38bを配設し、図示していない駆動機構によって同回転攪拌軸38aを回転させることにより、殺菌処理槽3内に投入された医療廃棄物を攪拌することができるようにしている。特に、回転攪拌軸38a及び攪拌翼38bはそれぞれ中空状に形成し、中空部分に蒸気発生器8において生成された蒸気を送気するようにしており、回転攪拌軸38a及び攪拌翼38bにより医療廃棄物の攪拌を行うとともに加熱を行うことができるようにしている。

0035

殺菌処理槽3において殺菌処理された医療廃棄物は、本実施例では後端壁33に配設した排出口39から排出するようにしている。排出された医療廃棄物は、同排出口39の下方部分に前端を位置させた処理物移送コンベア(図示せず)で処理後貯留タンク4に送給されるようにしている。なお、処理物移送コンベアにはフライトコンベアを用いている。排出口39は後端壁33に設けるものに限定するものではなく、筒状壁31の底部部分に設けるようにしてもよい。

0036

処理後貯留タンク4に貯留された殺菌処理済みの医療廃棄物は、定期的に同処理後貯留タンク4の下端に設けた取出装置を作動させることにより搬出コンベア(図示せず)に移送され、同搬出コンベアによって減容機5に搬送されるようにしている。なお、処理物移送コンベアにはスクリューコンベアを用いている。

0037

減容機5では、所定量の医療廃棄物を圧縮成形することにより減容化をはかるとともに、取り扱いの容易な形状に成形し、埋立処分場への搬送効率を向上させるようにしている。

0038

なお、処理後貯留タンク4から減容機5に殺菌処理された医療廃棄物を搬送する際に、同医療廃棄物を金物プラスチック繊維物などに分別して、素材ごとに減容化するようにしてもよい。

0039

上記の医療廃棄物処理システムにおいては、殺菌処理前の医療廃棄物は、少なくとも破砕機1から殺菌処理槽3まではフライトコンベア等を用いることによってトンネル状に閉塞された搬送経路にしたがって搬送・各種処理がなされるようにしているため、殺菌処理されていない医療廃棄物が捲き散ることがなく、作業環境が汚染されることを防止することができる。従って、極めて衛生的に処理を行うことができる。

0040

以下において、殺菌処理槽3で行っている殺菌処理について、図2タイミングチャートに基づいて説明する。

0041

まず、殺菌処理槽3の周面蒸気加熱部31h及び側面蒸気加熱部32h,33hであるジャケット、さらには回転攪拌軸38a及び攪拌翼38bに、蒸気発生器8において生成された蒸気を送気して同殺菌処理槽3の加熱を開始する。

0042

さらに、加熱の開始にともなって投入口35を開口し、投入コンベアを介して処理前貯留タン2クから粉砕処理のなされた医療廃棄物を搬送して投入するようにしている。

0043

所定量の医療廃棄物が投入されると投入口35を閉塞し、初期加熱を開始する。すなわち、蒸気発生器8において生成された蒸気を殺菌処理槽3の筒状壁31の底部部分に設けた蒸気送気口37から殺菌処理槽3内に向けて送気する。殺菌処理槽3内に蒸気が送気されることによって、殺菌処理槽3内に投入された医療廃棄物を速やかに加熱することができる。なお、同時に回転攪拌軸38aを回転させることにより、攪拌翼38bによって投入された医療廃棄物をムラなく加熱することができるようにしている。

0044

本実施例では、殺菌処理槽3内の温度が121℃の処理温度以上、及び、殺菌処理槽3内の圧力が常気圧に対して+0.2MPa、すなわち0.3MPaの処理圧力以上となるまで蒸気の送気を行うようにしており、殺菌処理槽3内が処理温度、及び、処理圧力以上となったところで蒸気の送気を停止し、初期加熱を終了するようにしている。

0045

初期加熱状態においては、殺菌処理槽3内が加圧状態となるとともに、殺菌処理槽3を周面蒸気加熱部31h及び側面蒸気加熱部32h,33hからなるジャケットによって加熱していることにより、殺菌処理槽3内に送気された蒸気は液化することが抑制される一方で、殺菌処理槽3内の湿度が高まることにより医療廃棄物は蒸し状態となって、同医療廃棄物自体を湿らせることができる。

0046

医療廃棄物が蒸されることにより、繊維系の医療廃棄物では細部まで高温の水分を行きわたらせることができ、また、注射針のような金属系の医療廃棄物や、点滴容器などのプラスチック系の医療廃棄物では表面に薄く、かつ、高温の水膜層が形成することができ、医療廃棄物への伝熱効率を高めて加熱効率を向上させることができる。

0047

また、医療廃棄物に混じった血液や汚物などの水分を含有している含水廃棄物に対しては、一部の蒸気が液化しながらとけ込むことにより含水廃棄物の濃度を薄めたり、軟化させたりすることができ、後述するように、減圧脱水処理において含水廃棄物を分解しやすくすることができる。

0048

そのため、殺菌処理槽3内を加圧するために同殺菌処理槽3内に送気される気体は、高温の乾燥風ではなく、蒸気である必要がある。特に、殺菌処理槽3内に送気される蒸気を、殺菌処理槽3の周面蒸気加熱部31h及び側面蒸気加熱部32h,33h、さらには、回転攪拌軸38a及び攪拌翼38bに送気される蒸気から分流した蒸気とすることにより、殺菌処理槽3内に送気された蒸気の熱エネルギーと、周面蒸気加熱部31h、側面蒸気加熱部32h,33h、回転攪拌軸38a、攪拌翼38bに送気された蒸気の熱エネルギーとを等しくすることができるので、殺菌処理槽3内に送気されて医療廃棄物を直接加熱する蒸気の熱エネルギーを、医療廃棄物の加熱にのみ利用することができるので、加熱効率をさらに高めることができる。従って、短時間で医療廃棄物を目標温度以上に加熱することができる。

0049

初期加熱の終了後、初期加熱において達成された処理温度、および、処理圧力を処理時間の間維持する加圧加熱処理が行われる。本実施例では、処理時間は20分としており、これによって法的に規定されている加熱殺菌条件の121℃−20分の殺菌条件クリアすることができるようにしている。

0050

処理時間の経過後、殺菌処理槽3の天井部34に配設した排気配管連結口36に連通連結させた減圧装置7の真空ポンプ(図示せず)を作動させることにより、殺菌処理槽3内の空気を吸引して同殺菌処理槽3内を減圧するようにしている。真空ポンプの作動開始から作動停止までの間が減圧脱水処理である。

0051

減圧脱水処理では、真空ポンプによって徐々に減圧を行う一方で、殺菌処理槽3の周面蒸気加熱部31h及び側面蒸気加熱部32h,33h、さらには、回転攪拌軸38a及び攪拌翼38bには蒸気を送気し続けることにより熱エネルギーを絶えず供給し、医療廃棄物の乾燥処理を行うことができるようにしている。本実施例では、少なくとも95〜100℃程度を維持するようにしている。さらに、高めの温度に維持するようにしてもよい。

0052

なお、殺菌処理槽3内の温度を95〜100℃に維持するように、殺菌処理槽3内に配設した温度センサ(図示せず)による検知に基づいて、周面蒸気加熱部31h、側面蒸気加熱部32h,33h、回転攪拌軸38a、攪拌翼38bに送給される蒸気の供給量を調整するようにしている。

0053

減圧脱水処理においては、医療廃棄物の最終的な含水率を約10%以下にまで脱水することができるように真空ポンプによって徐々に殺菌処理槽3内の空気を吸引して、最終的に殺菌処理槽3内が常気圧に対して−0.065MPa以下、すなわち0.045MPa以下になるまで減圧するようにしている。

0054

本実施例では、20〜30分かけて常気圧に対して-0.07MPa、すなわち0.03MPaまで減圧するようにしている。減圧脱水処理の処理時間、及び、処理圧力は、殺菌処理槽3内に投入する医療廃棄物の状態、特に処理前の含水率に応じて適宜調整するようにしている。なお、殺菌処理槽3内の圧力が常気圧に対して−0.065MPa以下になると減圧にともなう乾燥効果は小さくなるので、たとえば-0.07MPa以下にまで減圧することによる効果は少なく、最低でも常気圧に対して−0.065MPaまで減圧するだけで十分な効果を得ることができる。本実施例では、医療廃棄物の種類ごとの脱水状態バラツキを考慮して常気圧に対して-0.07MPaまで減圧し、均一に脱水が行われるようにしている。

0055

減圧脱水処理においては、血液や汚物などの水分を含有している含水廃棄物は、初期加熱において付着した水分により同含水廃棄物の濃度が薄められたり、軟化させられたりした後に水分の気化が生じるため、気化にともなって含水廃棄物の分解を生じさせることができ、含水廃棄物の減容化をはかることができる。

0056

減圧装置7の真空ポンプの作動を停止して減圧脱水処理を終了させると、排出口39を開口して殺菌処理された医療廃棄物を排出するようにしている。排出される医療廃棄物は、上述した書庫加熱、加圧加熱処理、減圧脱水処理とを組み合わせることによって、短時間で含水率が10%程度にまで乾燥されている。

0057

なお、本実施例では真空ポンプの作動停止にともなって、殺菌処理槽3の周面蒸気加熱部31h、側面蒸気加熱部32h,33hからなるジャケット、回転攪拌軸38a、攪拌翼38bへの蒸気の送気による殺菌処理槽3の加熱も停止するようにしている。これにより、殺菌処理槽3内の温度は急激に低下することとなるが、排出口39からの殺菌処理の終了した医療廃棄物を排出した後、次の医療廃棄物を投入口から投入するまでのインターバルが短い場合には、殺菌処理槽3のジャケット、回転攪拌軸38a、攪拌翼38bには蒸気を送気し続け、殺菌処理槽3の温度が低下することを抑制するようにしてもよい。従って、殺菌処理槽3の加温に要する時間を短縮することができ、短時間で次の殺菌処理を実施することができるようにすることができる。

0058

また、上記の減圧脱水処理中において、殺菌処理槽3の筒状壁31に設けた蒸気送気口37に微細な医療廃棄物が詰まり、目詰まりを生起する場合がある。そこで、他の実施例として、図3に示すように、減圧脱水処理中に、蒸気送気口37から殺菌処理槽3内に蒸気を短時間だけ送気するようにしてもよい。この場合、殺菌処理槽3内が減圧された状態において蒸気送気口37から蒸気が送気されることになるので、蒸気の送気圧だけでなく減圧状態にともなう吸引力も作用して、蒸気送気口37を閉塞した医療廃棄物を極めて容易に除去することができる。

0059

本実施例では、蒸気送気口37からの蒸気の送気は一回だけであるが、複数回行ってもよい。蒸気の送気が短時間であれば、減圧状態となっている殺菌処理槽3内の圧力が若干上昇するものの、減圧状態に大きく影響を与えることはなく、また、送気した蒸気も瞬時に乾燥されるので、蒸気を送気することにともなう影響もほとんど出ないようにすることができる。

0060

しかし、蒸気送気口37からの蒸気の送気は、減殺菌処理槽3内の減圧状態への影響を極力小さくするために、殺菌処理槽3内の圧力が常気圧に対して-0.065MPa以下になった状態で行うことが望ましい。また、その方が減圧状態にともなう吸引力を作用させやすく、医療廃棄物の除去効果を高めることができる。

0061

上述した加圧加熱処理と減圧脱水処理とからなる殺菌処理においては、攪拌翼38bによって医療廃棄物を十分に攪拌しながら加熱殺菌・乾燥を行うことができるので、減圧脱水処理の終了した医療廃棄物を略均質混合状態とすることができ、後工程の減容機5における圧縮成形でのバラツキを少なくしながら行うことができる。従って、圧縮成形された医療廃棄物の保形成を高めることができ、取扱性を向上させることができる。

0062

上記の医療廃棄物処理システムは、上述したように非常にコンパクト、かつ、衛生的とすることができるので、病院施設内に設置することも可能であり、医療廃棄物の運搬コストを削減して低コストでの処理を行うことができる。

発明の効果

0063

請求項1記載の発明によれば、破砕処理された医療廃棄物を収容して加熱することにより同医療廃棄物の殺菌処理を行う殺菌処理槽において、同殺菌処理槽の筒状壁には複数の蒸気送気口を設けて殺菌処理槽内に蒸気を送気可能とし、殺菌処理槽内に収容された医療廃棄物の初期加熱時には蒸気送気口から蒸気を送気して医療廃棄物を加熱するとともに、殺菌処理槽内を加圧するようにしていることによって、殺菌処理槽内に投入した医療廃棄物の加熱効率を高め、短時間での加熱を可能とすることができる。従って、速やかに殺菌処理である加圧加熱処理に移行することができ、作業効率を高めることができる。

0064

特に、通常、殺菌処理槽内を高温に加温するのに要する時間が非常に長いため、比較的低温で長時間の殺菌処理条件での殺菌処理を行っていたが、本発明に係る殺菌処理槽では所望の温度まで比較的短時間で昇温を行うことができるので、比較的高温で短時間の殺菌処理条件での殺菌処理を行うことを可能とすることができ、1回あたりの処理時間を短くすることができる。従って、1日あたりの作業回数を増やすことができ、処理能力を向上させることができる。

0065

さらに、殺菌処理槽内に蒸気を送気することにより殺菌処理槽内を加圧していることによって、殺菌処理槽内に送気された蒸気がすぐに液化して殺菌処理槽内に水が溜まることを防止することができ、蒸気の熱エネルギーを医療廃棄物の昇温にのみ利用することにより、昇温効率を高めることができる。

0066

請求項2記載の発明によれば、殺菌処理槽内に送気される蒸気を、筒状壁を加熱するために同筒状壁に配設した周面蒸気加熱部からなる加熱手段に送気される蒸気から分流した蒸気としていることによって、殺菌処理槽の内外に同等の熱エネルギーをもった蒸気を送気することができるので、殺菌処理槽の内側から外側への熱エネルギーの移動が生起されることを抑制することができる。従って、殺菌処理槽内に送気された蒸気の熱エネルギーを医療廃棄物の加熱にのみ利用することができるので、医療廃棄物の加熱効率を高めることができ、短時間での加熱を行うことができる。

0067

請求項3記載の発明によれば、殺菌処理槽と、同殺菌処理槽に送給する医療廃棄物を破砕処理する破砕機と、同破砕機によって破砕処理された医療廃棄物を一旦貯留するとともに殺菌処理槽への送給を行う処理前貯留タンクと、殺菌処理槽で殺菌処理された医療廃棄物を一旦収容する処理後貯留タンクと、同処理後貯留タンク内に貯留された医療廃棄物を減容処理する減容機とにより医療廃棄物処理システムを構成することによって、バッチ処理となっている殺菌処理槽の回転効率を高めることができ、比較的小さな殺菌処理槽で大量の医療廃棄物を処理することができる。従って、処理施設自体をコンパクトとすることができ、処理施設の建設場所が限定されることを抑制し、医療廃棄物の排出される病院敷地内に設置することも可能となって、医療廃棄物の運搬コストを低減させることができる。

0068

請求項4記載の発明によれば、殺菌処理槽に投入された医療廃棄物を同殺菌処理槽内に蒸気を送気することにより加圧しながら加熱する初期加熱において、殺菌処理槽内の気圧を処理圧力にまで加圧するとともに、殺菌処理槽内の温度を処理温度にまで加熱した後、その処理圧力及び処理温度を所定時間維持することにより医療廃棄物を殺菌する加圧加熱処理を行い、次いで、殺菌処理槽に連通連結した減圧装置によって殺菌処理槽内を減圧しながら加熱することにより医療廃棄物を乾燥させる減圧脱水処理を行うようにしていることによって、初期加熱において加湿された医療廃棄物を減圧脱水処理において乾燥させることができる。特に、減圧脱水処理による乾燥において、初期加熱での加湿による水分の気化にともなって医療廃棄物に含まれている油分や有機物の分解作用を生起することができるとともに、医療廃棄物にあらかじめ含有されていた水分の気化を促すように作用させることができ、乾燥効率を高めることができる。

0069

請求項5記載の発明によれば、加圧加熱処理では、殺菌処理槽内の圧力を常気圧に対して+0.2MPa以上にまで上昇させ、減圧脱水処理では、殺菌処理槽内の圧力を常気圧に対して−0.065MPa以下にまで低下させるようにしていることによって、加圧加熱処理においてはプラスチック系の医療廃棄物の熱収縮を促進させて減容化をはかることができるとともに、減圧脱水処理では、短時間で十分な乾燥を行うことができ、作業効率を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0070

図1本発明に係る医療廃棄物処理システムのシステム構成説明図である。
図2本発明に係る殺菌処理槽による殺菌処理のタイミングチャートである。
図3他の実施例のタイミングチャートである。

--

0071

1破砕機
2 処理前貯留タンク
3殺菌処理槽
4 処理後貯留タンク
5減容機
6排気配管
7減圧装置
8蒸気発生器
8a蒸気供給配管
8b蒸気排気管
8a'蒸気送気管
31筒状壁
31h 周面蒸気加熱部
32前端壁
32h 側面蒸気加熱部
32j軸受け部
33後端壁
33h 側面蒸気加熱部
33j 軸受け部
34天井部
35投入口
36 排気配管連結口
37 蒸気送気口
38a回転攪拌軸
38b攪拌翼
39 排出口

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