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図面 (7)

課題

片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に対し、表面と裏面を同じ印刷モード、例えば写真画質モード両面印刷すると、インクジェット用に加工されている表面は、滲み等の無い良好な印刷が出来る。しかし、もう一方の裏面はインクジェット印刷装置用に加工されていないため、写真画質モード等で印刷すると滲み等が発生し、印刷品質が著しく低下する。また、表面と裏面を別々な印刷条件で印刷させるとすると用紙の再装填や印刷条件の再設定などを必要とするので作業効率が悪い。

解決手段

印刷する表面と裏面で用紙に合う印刷濃度及び解像度で印刷するように制御するインクジェット記録装置を構成して、印刷品質の低下を抑制する。

概要

背景

図3にインクジェット記録装置の構成を示す。インクジェット記録装置13は、印刷用紙16を搬送するトラクタ17、用紙にインク吐出するプリントヘッド15、用紙に吐出されたインクを乾燥させる乾燥機構部14で構成される。図3では、印刷用紙の両面にプリントヘッドを搭載した両面印刷対応のインクジェット記録装置の例を示している。

印刷用紙幅以上の幅を持つプリントヘッドをラインヘッドと呼び、このようなプリントヘッドを有したインクジェット記録装置は、ライン方式インクジェット記録装置と呼ばれる。ラインヘッドであるプリントヘッド15を固定し、印刷用紙16の移動に同期して、プリントヘッド15からインクを吐出することにより印刷を行う。これに対し、プリントヘッドを印刷用紙の送り方向と垂直に移動させてスキャンさせ、そのスキャン動作による印刷幅に応じて紙送りをし、この動作を繰返して印刷する方式は、シリアル方式インクインクジェット記録装置と呼ばれる。前記シリアル方式インクインクジェット記録装置は紙送りとスキャン動作を交互に繰返すことで印刷するのに対し、前記ライン方式インクジェット記録装置は、スキャン動作が不要で、紙送りに同期して印刷することから、高速印刷の用途に向いている。

前記印刷動作を制御するためのインクジェット記録装置のインクジェットコントローラについて、図5により説明する。

上位コンピュータ4は、印刷データを必要に応じてコマンドを付加してインクジェットコントローラ3へ送信する機能を有している。インクジェットコントローラ3では、上位コンピュータ4から受信処理5で印刷データを受信し、そのデータを受信バッファ10へ格納する。受信処理5のデータ受信と平行して、展開処理6は、受信バッファ10のデータを順次読み出し解析し、ラスタデータに復元して、フレームメモリ11へ書き込む。そして、1ページ分の展開処理が終了すると、エンジン制御処理12に対して1ページ分の印刷動作の指示を行う。エンジン制御処理12は前記1ページ分の印刷動作の指示を受けるとエンジン機構制御部9に対して印刷開始の指示を出す。エンジン機構制御部9では、用紙の移動量に合わせてフレームメモリ11からデータを読み出し、そのデータに合わせて前記図3で説明のプリントヘッド15のノズルからインクを吐出することで印刷を行う。

また、インクジェット記録装置には、インクジェット記録装置の状態を表示したり、印刷する為のパラメータを設定する操作パネル7を有し、その操作パネル7はパネル処理8によって制御される。

次に前記展開処理について図4により説明する。

展開処理では、まず受信バッファからデータを読み出し(A001)、読み出したデータを解析処理で解析し(A002)、フレームメモリへラスタデータを書き込み(A003)、1ページ分の書きこみが終了すると、エンシ゛ン制御処理に1頁分の印刷動作を指示するため、印刷開始指示処理(A004)を実行し、展開処理を終了する。

前記の上位コンピュータから送信される印刷データについて、図6により説明する。図6では、両面印刷4枚分のデータの例を示している。前記印刷データは、印刷モードや解像度など印刷条件を決定するためのヘッダ部と各頁の実印刷データ部から構成される。図6に示す通り、本例では最初に、解像度など印刷パラメータで構成されるヘッダ部(B001)が送信され、続いて印刷データ部が8頁分送信される。本例における8頁分の順番は、1頁目のデータが1枚目の表面(B002)、2頁目のデータが1枚目の裏面(B003)、3頁目のデータが2枚目の表面(B004)、4頁目のデータが2枚目の裏面(B005)、5頁目のデータが3枚目の表面(B006)、6頁目のデータが3枚目の裏面(B007)、7頁目のデータが4枚目の表面(B008)、8頁目のデータが4枚目の裏面(B009)の順になっている。その為、一般的には表面と裏面が同じ解像度の印刷モードで印刷することになる。

インクジェット専用紙は、インクの滲みが少くなるような加工等がされているため、普通紙に比べ高価である。また、片面だけインクジェット用に加工された用紙に比べ、両面共にインクジェット用に加工された用紙はより高価になる。片面に写真グラフィックスなどを印刷し、もう一方の面にテキストを印刷するような印刷物の場合において、両面共にインクジェット用に加工された用紙に印刷するのが理想であるが、用紙コストを抑えるために片面だけインクジェット用に加工された用紙で印刷したい場合がある。片面だけインクジェット用に加工された用紙の前記加工がされていない面に対して、インクジェット用に加工された用紙と同じ印刷条件で、印刷をした場合、滲みが生じてしまい、印刷品質が著しく低下する場合がある。その為、インクジェット用に加工された面には写真画質モードで印刷し、もう一方の未加工面に対しては印刷濃度下げたり、解像度を下げるなどの印刷条件を変更して印刷する必要がある。このため片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に両面印刷する場合は、最初に表面だけの片面印刷を行ない、印刷終了後に前記表面で設定した印刷とは異なる印刷濃度や解像度となるように印刷条件を変更してから裏面側を印刷するなどして対処させている。

概要

片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に対し、表面と裏面を同じ印刷モード、例えば写真画質モードで両面印刷すると、インクジェット用に加工されている表面は、滲み等の無い良好な印刷が出来る。しかし、もう一方の裏面はインクジェット印刷装置用に加工されていないため、写真画質モード等で印刷すると滲み等が発生し、印刷品質が著しく低下する。また、表面と裏面を別々な印刷条件で印刷させるとすると用紙の再装填や印刷条件の再設定などを必要とするので作業効率が悪い。

印刷する表面と裏面で用紙に合う印刷濃度及び解像度で印刷するように制御するインクジェット記録装置を構成して、印刷品質の低下を抑制する。

目的

そこで本発明の目的は、上記の問題を回避するために、片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に対して両面印刷行なう場合に、インクジェット用に加工されていない面に対しても印刷品質の低下を抑えることができるインクジェット記録装置の制御方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

インク噴射するための複数のノズルで構成される1個または複数のプリントヘッドと、被印刷物を移動させるための機構部を有し、前記被印刷物の移動に同期してインクを噴射するための制御部と、上位コンピュータから印刷用データを受信し、前記印刷用データを展開してラスタデータに変換する展開処理部と、前記被印刷物に両面印刷を可能とする機構部を有するインクジェット記録装置において、前記被印刷物の表面と裏面で別々に解像度を指定する手段を有し、前記解像度の指定に従い、被印刷物の表面と裏面を異なる解像度で印刷するように制御することを特徴とするインクジェット記録装置。

請求項2

インクを噴射するための複数のノズルで構成される1個または複数のプリントヘッドと、被印刷物を移動させるための機構部を有し、前記プリントヘッドの移動に同期してインクを噴射するための制御部と、上位コンピュータから印刷用データを受信し、前記印刷用データを展開してラスタデータに変換する展開処理部と、前記被印刷物に対し両面印刷を可能とする機構部を有するインクジェット記録装置において、前記被印刷物の表面と裏面で別々に解像度を指定する手段を有し、前記解像度の指定に従い、被印刷物の表面と裏面を異なる解像度で印刷するように制御することを特徴とするインクジェット記録装置。

請求項3

請求項1または2記載のインクジェット記録装置において、前記被印刷物の表面と裏面で別々に印刷濃度を指定する手段を有し、前記印刷濃度の指定に従い、被印刷物の表面と裏面を異なる印刷濃度で印刷するように制御することを特徴とするインクジェット記録装置。

請求項4

前記請求項1ないし3記載のインクジェット記録装置において、表面と裏面の印刷濃度または解像度が、操作パネルからの指示によって変更可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。

請求項5

前記請求項1ないし3記載のインクジェット記録装置において、表面と裏面の印刷濃度または解像度が、上位コンピュータからの指示によって、変更可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。

技術分野

0001

本発明は、上位ホストコンピュータから印刷用データを受信し、印刷用データの解析展開を行い、印刷の制御を行うインクジェット記録装置制御方法に関するものである。

背景技術

0002

図3にインクジェット記録装置の構成を示す。インクジェット記録装置13は、印刷用紙16を搬送するトラクタ17、用紙にインク吐出するプリントヘッド15、用紙に吐出されたインクを乾燥させる乾燥機構部14で構成される。図3では、印刷用紙の両面にプリントヘッドを搭載した両面印刷対応のインクジェット記録装置の例を示している。

0003

印刷用紙幅以上の幅を持つプリントヘッドをラインヘッドと呼び、このようなプリントヘッドを有したインクジェット記録装置は、ライン方式インクジェット記録装置と呼ばれる。ラインヘッドであるプリントヘッド15を固定し、印刷用紙16の移動に同期して、プリントヘッド15からインクを吐出することにより印刷を行う。これに対し、プリントヘッドを印刷用紙の送り方向と垂直に移動させてスキャンさせ、そのスキャン動作による印刷幅に応じて紙送りをし、この動作を繰返して印刷する方式は、シリアル方式インクインクジェット記録装置と呼ばれる。前記シリアル方式インクインクジェット記録装置は紙送りとスキャン動作を交互に繰返すことで印刷するのに対し、前記ライン方式インクジェット記録装置は、スキャン動作が不要で、紙送りに同期して印刷することから、高速印刷の用途に向いている。

0004

前記印刷動作を制御するためのインクジェット記録装置のインクジェットコントローラについて、図5により説明する。

0005

上位コンピュータ4は、印刷データを必要に応じてコマンドを付加してインクジェットコントローラ3へ送信する機能を有している。インクジェットコントローラ3では、上位コンピュータ4から受信処理5で印刷データを受信し、そのデータを受信バッファ10へ格納する。受信処理5のデータ受信と平行して、展開処理6は、受信バッファ10のデータを順次読み出し、解析し、ラスタデータに復元して、フレームメモリ11へ書き込む。そして、1ページ分の展開処理が終了すると、エンジン制御処理12に対して1ページ分の印刷動作の指示を行う。エンジン制御処理12は前記1ページ分の印刷動作の指示を受けるとエンジン機構制御部9に対して印刷開始の指示を出す。エンジン機構制御部9では、用紙の移動量に合わせてフレームメモリ11からデータを読み出し、そのデータに合わせて前記図3で説明のプリントヘッド15のノズルからインクを吐出することで印刷を行う。

0006

また、インクジェット記録装置には、インクジェット記録装置の状態を表示したり、印刷する為のパラメータを設定する操作パネル7を有し、その操作パネル7はパネル処理8によって制御される。

0007

次に前記展開処理について図4により説明する。

0008

展開処理では、まず受信バッファからデータを読み出し(A001)、読み出したデータを解析処理で解析し(A002)、フレームメモリへラスタデータを書き込み(A003)、1ページ分の書きこみが終了すると、エンシ゛ン制御処理に1頁分の印刷動作を指示するため、印刷開始指示処理(A004)を実行し、展開処理を終了する。

0009

前記の上位コンピュータから送信される印刷データについて、図6により説明する。図6では、両面印刷4枚分のデータの例を示している。前記印刷データは、印刷モードや解像度など印刷条件を決定するためのヘッダ部と各頁の実印刷データ部から構成される。図6に示す通り、本例では最初に、解像度など印刷パラメータで構成されるヘッダ部(B001)が送信され、続いて印刷データ部が8頁分送信される。本例における8頁分の順番は、1頁目のデータが1枚目の表面(B002)、2頁目のデータが1枚目の裏面(B003)、3頁目のデータが2枚目の表面(B004)、4頁目のデータが2枚目の裏面(B005)、5頁目のデータが3枚目の表面(B006)、6頁目のデータが3枚目の裏面(B007)、7頁目のデータが4枚目の表面(B008)、8頁目のデータが4枚目の裏面(B009)の順になっている。その為、一般的には表面と裏面が同じ解像度の印刷モードで印刷することになる。

0010

インクジェット専用紙は、インクの滲みが少くなるような加工等がされているため、普通紙に比べ高価である。また、片面だけインクジェット用に加工された用紙に比べ、両面共にインクジェット用に加工された用紙はより高価になる。片面に写真グラフィックスなどを印刷し、もう一方の面にテキストを印刷するような印刷物の場合において、両面共にインクジェット用に加工された用紙に印刷するのが理想であるが、用紙コストを抑えるために片面だけインクジェット用に加工された用紙で印刷したい場合がある。片面だけインクジェット用に加工された用紙の前記加工がされていない面に対して、インクジェット用に加工された用紙と同じ印刷条件で、印刷をした場合、滲みが生じてしまい、印刷品質が著しく低下する場合がある。その為、インクジェット用に加工された面には写真画質モードで印刷し、もう一方の未加工面に対しては印刷濃度下げたり、解像度を下げるなどの印刷条件を変更して印刷する必要がある。このため片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に両面印刷する場合は、最初に表面だけの片面印刷を行ない、印刷終了後に前記表面で設定した印刷とは異なる印刷濃度や解像度となるように印刷条件を変更してから裏面側を印刷するなどして対処させている。

発明が解決しようとする課題

0011

前記方法によると片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に対し、表面と裏面を同じ印刷モード、例えば写真画質モードで両面印刷すると、インクジェット用に加工されている表面は、滲み等の無い良好な印刷が出来る。しかし、もう一方の裏面はインクジェット印刷装置用に加工されていないため、写真画質モード等で印刷すると滲み等が発生し、印刷品質が著しく低下する。また、表面と裏面を別々な印刷条件で印刷させようとすると用紙の再装填や印刷条件の再設定などを必要とするので作業効率が悪い。

0012

そこで本発明の目的は、上記の問題を回避するために、片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に対して両面印刷行なう場合に、インクジェット用に加工されていない面に対しても印刷品質の低下を抑えることができるインクジェット記録装置の制御方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0013

インクジェット用に加工されていない用紙に印刷すると、滲みが発生する。例えば、1200dpi(Dot Per Inch)のドットを印刷しても、600dpi相当の1ドットの大きさまで滲んでしまうケースである。これに対して、滲む量を考慮して印刷するデータの解像度を下げて吐出するドット数減らしたり、印刷濃度を薄い印刷モードで印刷することで、印刷品質の低下を抑制できる。

0014

すなわち、上記課題を解決するための本発明の第1の構成は、インクを噴射するための複数のノズルで構成される1個または複数のプリントヘッドと、被印刷物を移動させるための機構部を有し、前記被印刷物の移動に同期してインクを噴射するための制御部と、上位コンピュータから印刷用データを受信し、前記印刷用データを展開してラスタデータに変換する展開処理部と、前記被印刷物に両面印刷を可能とする機構部を有するインクジェット記録装置において、前記被印刷物の表面と裏面で別々に解像度を指定する手段を有し、前記解像度の指定に従い、被印刷物の表面と裏面を異なる解像度で印刷するように制御するようにしたことにある。

0015

また、上記課題を解決するための本発明の第2の構成は、インクを噴射するための複数のノズルで構成される1個または複数のプリントヘッドと、被印刷物を移動させるための機構部を有し、前記プリントヘッドの移動に同期してインクを噴射するための制御部と、上位コンピュータから印刷用データを受信し、前記印刷用データを展開してラスタデータに変換する展開処理部と、前記被印刷物に対し両面印刷を可能とする機構部を有するインクジェット記録装置において、前記被印刷物の表面と裏面で別々に解像度を指定する手段を有し、前記解像度の指定に従い、被印刷物の表面と裏面を異なる解像度で印刷するように制御するようにしたことにある。

0016

上記構成に加え、好ましくは被印刷物の表面と裏面で別々に印刷濃度を指定する手段を有し、前記印刷濃度の指定に従い、被印刷物の表面と裏面を異なる印刷濃度で印刷するように制御するとよい。あるいは、表面と裏面の印刷濃度または解像度を操作パネルからの指示、あるいは上位コンピュータからの指示によって、変更可能とするとよい。

発明を実施するための最良の形態

0017

本発明の一例となる印刷装置及び制御方法について図1及び図2により説明する。

0018

図2は本発明のインクジェットコントローラ構成図を示す。従来のインクジェット記録装置のインクジェットコントローラに対して、新たに両面印刷解像度設定処理2が追加されている。両面印刷解像度設定処理2では、パネル処理8に新たに両面印刷解像度入力処理を追加し、パネルから表面の解像度と裏面の解像度を入力させる機能を持ち、その入力された解像度を両面印刷解像度格納テーブルに保存する機能が付加されている。

0019

次に印刷制御の展開処理の一例について、図1の展開処理説明図により説明する。

0020

展開処理では、従来処理同様にまず受信バッファからデータを読み出し(S001)、読み出したデータを解析処理で解析し(S002)、1ページ分のラスタデータをフレームメモリへ書き込む(S003)。次に、本例で新たに追加された印刷解像度変換処理1において、展開したデータと図2で説明した両面印刷解像度設定処理2で入力された解像度が同じか否か判定する(S004)。同じ場合は従来処理と同様に印刷開始指示処理(S006)を実行する。異なる場合は、解像度変換処理(S005)において、前記説明の両面印刷解像度設定処理2で入力された解像度になるように、展開済み印刷データを変換する。変換終了後、従来処理同様に1ページ分の印刷動作の指示を行う印刷開始指示処理(S006)を実行し、展開処理を終了する。

0021

このように制御することで、片面しかインクジェット用に加されていない用紙に対して両面印刷行なう場合に、上位コンピュータから両面同じ解像度のデータが送信されても、表面と裏面で異なる解像度を指定する機能と、展開処理で解像度を変換する機能とを有することで、インクジェット用に加工されていない面に対して滲みの無い良好な印刷が可能となる。

0022

上述した例では両面印刷を異なる解像度で印刷する場合について説明したが、解像度ではなく、印刷濃度に従って、展開処理が表面と裏面の展開条件を変えるようにすることでも同様の効果を得ることが出来る。例えば、表面に比べて裏面の印刷濃度を下げることで、裏面の付着するインク量を低減でき、その結果、印刷の印刷面の滲みを抑制できる。

0023

また、前記説明では操作パネルから解像度や印刷濃度の印刷条件を設定したが、上位コンピュータから送信される印刷データのヘッダ部分に、各頁の印刷条件を含ませ、このヘッダ部分の印刷条件に従って各頁を印刷するように制御することでも、同様の効果を得ることができる。

0024

前述した例ではライン方式インクジェット記録装置の場合について説明したが、シリアル方式の場合でも同様である。すなわち、ライン方式では被印刷物の幅に見合う長さのプリントヘッドを使用し、前記プリントヘッドを移動することなく、被印刷物を移動し、その移動量に同期してプリントヘッドからインクを吐出させて印刷する方式であるのに対し、シリアル方式では、被印刷物が静止している状態でキャリッジを移動し、その移動に同期してプリントヘッドからインクを吐出させて印刷させる方式である。このシリアル式の場合も、片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に対して、表面と裏面を同じ印刷モードで両面印刷すると滲みが発生するので、本例によれば、前記ライン方式の場合と同様の効果を得ることができる。

発明の効果

0025

本発明によれば、印刷する表面と裏面で異なる解像度や印刷濃度の印刷条件にすることで、片面しかインクジェット用に加工されていない用紙に、両面印刷させても滲みの無い高品質な印刷が可能となる。また、表面と裏面の印刷条件が違っても用紙の再装填や印刷条件の再設定を必要としないので、作業効率が低下しないという効果もある。

図面の簡単な説明

0026

図1本発明の展開処理の一例を示すフローチャート
図2本発明の一例となるインクジェット記録装置のコントローラ構成図。
図3インクジェット記録装置の概略構成図。
図4従来の展開処理の一例を示すフローチャート。
図5従来のインクジェット記録装置のコントローラ構成図。
図6両面印刷用印刷データの説明図

--

0027

1は印刷解像度変換処理、2は両面印刷解像度設定処理、13はインクジェット記録装置、14は乾燥機構部、15はプリントヘッド、16は印刷用紙、17はトラクタである。

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