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技術 内視鏡カバー

出願人 フジノン株式会社
発明者 三森尚武
出願日 2001年9月25日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2001-291137
公開日 2003年4月2日 (17年8ヶ月経過) 公開番号 2003-093324
状態 未査定
技術分野 孔内観察装置 内視鏡 内視鏡
主要キーワード 小径管路 サクションポンプ 入口側開口 カバー式 先端外周面 皺発生 基端開口 補強リング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年4月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

内視鏡カバー内視鏡挿入部を挿入する開口部を、内視鏡挿入部の挿入によって破れフイルムによって閉塞し、内視鏡カバーの内部を乾燥状態に保持させることにより、内視鏡側の観察窓照明窓、及び内視鏡カバー側の透明部材のくもりを簡単な構造で防止できる内視鏡カバーを提供する。

解決手段

本発明の内視鏡カバー14は、内視鏡挿入部18の挿入前状態において、内視鏡挿入部18が挿入される開口部50が、内視鏡挿入部の挿入によって容易に破れるフイルム52によって閉塞され、挿入部カバー30の内部空間15が乾燥状態に保持されている。この内視鏡カバー14は、挿入部カバー30の内部空間15を真空にすることにより、内部空間15が乾燥状態に保持されている。

概要

背景

医療分野で使用される内視鏡は、感染症等を防止するために、使用後は洗浄消毒処理が施されるが、体内に挿入される内視鏡挿入部には、送気・送水管路処置具チャンネル等の小径管路が設けられているため、これらの小径管路を含む内視鏡全体を完全に洗浄・消毒するには非常に手間がかかる。

そこで、内視鏡挿入部を使用前に内視鏡カバー被覆し、使用後にこの内視鏡カバーを内視鏡挿入部から剥ぎ取ることにより、洗浄・消毒処理を簡略化したカバー式内視鏡が提案されている。

前記内視鏡カバーは、先端部が閉塞されたチューブ状に形成され、基端開口部から内視鏡挿入部を先端部に向けて挿入することにより、内視鏡挿入部が内視鏡カバーで被覆される。なお、内視鏡カバーの先端部には、透明部材が設けられており、この透明部材を介して内視鏡側からの照明光を被観察部に照明することができるとともに、この透明部材を介して被観察部像を内視鏡側で観察することができる。

特開平7−178039号公報に開示された内視鏡カバーは、内視鏡挿入部先端に対設されるレンズカバーに、帯電防止剤粘着剤等の塵埃除去剤をコーティングして、内視鏡カバーの先端部と内視鏡挿入部先端との間に浮遊する塵埃を除去している。

概要

内視鏡カバーの内視鏡挿入部を挿入する開口部を、内視鏡挿入部の挿入によって破れフイルムによって閉塞し、内視鏡カバーの内部を乾燥状態に保持させることにより、内視鏡側の観察窓照明窓、及び内視鏡カバー側の透明部材のくもりを簡単な構造で防止できる内視鏡カバーを提供する。

本発明の内視鏡カバー14は、内視鏡挿入部18の挿入前状態において、内視鏡挿入部18が挿入される開口部50が、内視鏡挿入部の挿入によって容易に破れるフイルム52によって閉塞され、挿入部カバー30の内部空間15が乾燥状態に保持されている。この内視鏡カバー14は、挿入部カバー30の内部空間15を真空にすることにより、内部空間15が乾燥状態に保持されている。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、内視鏡側の観察窓や照明窓、及び内視鏡カバー側の透明部材のくもりを簡単な構造で防止することができる内視鏡カバーを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内視鏡挿入部を被覆するとともに、内視鏡挿入部先端に対設する先端部が閉塞され、内視鏡挿入部先端に設けられた観察窓及び照明窓に対向する部分が透明部材で形成された内視鏡カバーにおいて、前記内視鏡カバーの、前記内視鏡挿入部を挿入する開口部は、内視鏡挿入部の挿入によって破れフイルムによって閉塞され、内視鏡カバーの内部が乾燥状態に保持されていることを特徴とする内視鏡カバー。

請求項2

前記内視鏡カバーの、前記内視鏡側の観察窓及び照明窓の近傍位置には、乾燥剤が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡カバー。

技術分野

0001

本発明は内視鏡カバー係り、特に内視鏡挿入部を被覆する内視鏡カバーに関する。

背景技術

0002

医療分野で使用される内視鏡は、感染症等を防止するために、使用後は洗浄消毒処理が施されるが、体内に挿入される内視鏡挿入部には、送気・送水管路処置具チャンネル等の小径管路が設けられているため、これらの小径管路を含む内視鏡全体を完全に洗浄・消毒するには非常に手間がかかる。

0003

そこで、内視鏡挿入部を使用前に内視鏡カバーで被覆し、使用後にこの内視鏡カバーを内視鏡挿入部から剥ぎ取ることにより、洗浄・消毒処理を簡略化したカバー式内視鏡が提案されている。

0004

前記内視鏡カバーは、先端部が閉塞されたチューブ状に形成され、基端開口部から内視鏡挿入部を先端部に向けて挿入することにより、内視鏡挿入部が内視鏡カバーで被覆される。なお、内視鏡カバーの先端部には、透明部材が設けられており、この透明部材を介して内視鏡側からの照明光を被観察部に照明することができるとともに、この透明部材を介して被観察部像を内視鏡側で観察することができる。

0005

特開平7−178039号公報に開示された内視鏡カバーは、内視鏡挿入部先端に対設されるレンズカバーに、帯電防止剤粘着剤等の塵埃除去剤をコーティングして、内視鏡カバーの先端部と内視鏡挿入部先端との間に浮遊する塵埃を除去している。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特開平7−178039号公報に開示された前記従来の内視鏡カバーは、内視鏡と内視鏡カバーとの間の湿気によって内視鏡挿入先端に設けられた観察窓照明窓及び内視鏡カバーの透明部材がくもり、良好な観察像を得ることができなという問題があった。

0007

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、内視鏡側の観察窓や照明窓、及び内視鏡カバー側の透明部材のくもりを簡単な構造で防止することができる内視鏡カバーを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、前記目的を達成するために、内視鏡挿入部を被覆するとともに、内視鏡挿入部先端に対設する先端部が閉塞され、内視鏡挿入部先端に設けられた観察窓及び照明窓に対向する部分が透明部材で形成された内視鏡カバーにおいて、前記内視鏡カバーの、前記内視鏡挿入部を挿入する開口部は、内視鏡挿入部の挿入によって破れフイルムによって閉塞され、内視鏡カバーの内部が乾燥状態に保持されていることを特徴としている。

0009

本発明によれば、内視鏡カバーの内視鏡挿入部を挿入する開口部を、内視鏡挿入部の挿入によって破れるフイルムによって閉塞し、内視鏡カバーの内部を乾燥状態に保持させた。これにより、使用前の内視鏡カバー内部は乾燥状態にあり、使用する際には前記フイルムを破って内視鏡挿入部を前記開口部から挿入し、内視鏡挿入部を内視鏡カバーで被覆する。内視鏡挿入部の挿入の際に、フイルムは破られているが、内視鏡挿入部の外皮が内視鏡カバーに摺接しながら挿入されるので、内視鏡カバーの内部が外部雰囲気に晒されることはない。これにより、内視鏡と内視鏡カバーとの間には湿気はなく、よって、内視鏡側の観察窓や照明窓、及び内視鏡カバー側の透明部材のくもりを簡単な構造で防止できる。

0010

請求項2に記載の発明によれば、内視鏡カバーの内部で、内視鏡側の観察窓及び照明窓の近傍位置に乾燥剤を設けたので、使用前の状態でも内視鏡カバー内部を乾燥状態に保持させることができ、また、使用中においても、内視鏡と内視鏡カバーとの間に生じた湿気を乾燥剤で吸着することにより、使用中における前記くもり発生を確実に防止できる。

0011

内視鏡カバー内部を乾燥状態に保持させる方法として、内視鏡カバー内部を真空にする方法、及び、内視鏡カバー内部に窒素ガス封入する方法等がある。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、添付図面に従って本発明に係る内視鏡カバーの好ましい実施の形態について詳説する。

0013

図1は、実施の形態の内視鏡カバーが装着されたカバー式内視鏡の全体図である。同図に示すように、カバー式内視鏡10は、内視鏡本体12と内視鏡カバー14とで構成されている。

0014

内視鏡本体12は、術者把持して操作する手元操作部16を備えており、この手元操作部16に体腔内に挿入される挿入部18と、図示しない照明装置等に接続されるユニバーサルケーブル20とが連結されている。

0015

挿入部18は、軟性部18A、アングル部18B、先端硬質部(内視鏡挿入部先端)18Cで構成されており、大半が軟性部18Aで構成されている。そして、この軟性部18Aの先端にアングル部18Bが形成され、さらにそのアングル部18Bの先端に先端硬質部18Cが形成されている。

0016

アングル部18Bは、先端硬質部18Cを所望の方向に向けるためのものであり、そのアングル操作は手元操作部16に設けられた図示しないアングルノブ回動操作することによって行われる。

0017

先端硬質部18Cには、図2に示すように、先端面に観察窓(対物光学系)22と照明窓24とが所定の位置に配置されている。観察窓22の内側には、図示しないCCD(固体撮像素子)が配置されており、このCCDによって体腔内の被観察像が撮像される。また、照明窓24には、それぞれ図示しないライトガイドが接続され、このライトガイドによって伝送された照明光が照明窓24から照射される。

0018

図1のユニバーサルケーブル20には、先端硬質部18Cの照明窓24に照明光を伝送するためのライトガイド、CCDからの電気信号を伝送するための信号ケーブル等が挿通されている。ライトガイドは、図示しない光源装置に接続され、この光源装置からの照明光を先端硬質部18Cの照明窓24に伝送する。信号ケーブルは図示しないプロセッサに接続され、このプロセッサにCCDからの電気信号を伝送する。プロセッサは入力された電気信号を映像信号に処理し、図示しないモニタに出力する。これにより、CCDで撮像された体腔内の被観察像がモニタ上に拡大表示される。

0019

内視鏡カバー14は図1に示すように、内視鏡本体12の挿入部18を被覆する挿入部カバー30と、内視鏡本体12の手元操作部16を被覆する手元操作部カバー32とで構成され、手元操作部カバー32は挿入部カバー30の基端を覆うようになっており、全体がウレタン等の柔軟性を有するゴム材によって形成される。

0020

挿入部カバー30は、全体がチューブ状に形成されており、先端硬質部18Cに対設する先端部31が閉塞されている。先端部31には、図2の如く透明のカバー38、40が水密気密状態で取り付けられており、このカバー38は観察窓22に対向し、また、カバー40は照明窓24にそれぞれ所定の隙間42を介して対向している。

0021

更に、挿入部カバー30には図1の如く、そのカバー30の軸方向に沿って送気・送水管路34、及び吸引管路36が形成されている。送気・送水管路34の入口側開口部44には、不図示のチューブが接続され、このチューブから供給される加圧エア又は水が送気・送水管路34を通過して、送気・送水管路34の噴射口46から挿入カバー30の先端部31に向けて噴射される。これにより、先端部31に取り付けられた透明のカバー38、40が水により洗浄され、加圧エアによって乾燥される。また、加圧エアによって、カバー38、40に付着した付着物を除去できる。

0022

一方、吸引管路36の入口側開口部46には、不図示の吸引チューブを介してサクションポンプが接続される。サクションポンプを駆動すると、吸引管路36の吸引口48から吸引管路36を介して体液等の吸引物吸引除去できる。

0023

ところで、実施の形態の内視鏡カバー14は、図3に示す内視鏡挿入部18の挿入前状態において、挿入部カバー30の内視鏡挿入部18が挿入される開口部50が、内視鏡挿入部の挿入によって容易に破れるフイルム52によって閉塞され、挿入部カバー30の内部空間15が乾燥状態に保持されている。フイルム52として、ゴム製、塩化ビニル製等が適用できるが、これに限定されるものではない。

0024

実施の形態の内視鏡カバー14は、挿入部カバー30の内部空間15を真空にすることにより、内部空間15が乾燥状態に保持されている。また、フイルム52は、挿入部カバー30の開口部50に固定された金属製の補強リング54に貼着されることにより、開口部50を閉塞している。この補強リング54は、内部空間15を真空にしても潰れない強度を有している。したがって、フイルム52は、内部空間15が真空状態であっても、補強リング54に張られた状態で保持されるので、皺発生による破れが防止されている。

0025

また、挿入部カバー30の内部で、内視鏡側の観察窓22及び照明窓24の近傍位置には、シリカゲル等の乾燥剤56、58、60が先端部31に埋設されて取り付けられている。乾燥剤56は、先端硬質部18Cの先端外周面と対向する挿入部カバー30の内周面に埋設されている。また、乾燥剤58は、透明のカバー38を囲むようにリング状に形成されて埋設され、そして、乾燥剤60も同様に、透明のカバー40を囲むようにリング状に形成されて埋設されている。

0026

次に、前記の如く構成された内視鏡カバー14の使用方法について述べる。

0027

使用前の挿入部カバー30の内部空間15は、図3の如く開口部50がフイルム52で閉塞されているので、内部空間15は乾燥状態に保持されている。そして、使用する際には、フイルム52を破って内視鏡挿入部18を開口部50から挿入し、先端部31に先端硬質部18Cを止着して内視鏡挿入部18を内視鏡カバー15で被覆する。

0028

内視鏡挿入部18の挿入の際に、フイルム52は破られているが、内視鏡挿入部18の外皮が挿入部カバー30の内面に摺接しながら挿入されるので、挿入部カバー30の内部空間15が外部雰囲気に晒されることは殆どない。これにより、内視鏡挿入部18と挿入部カバー30との間には湿気が発生せず、よって、内視鏡側の観察窓22や照明窓24、及び内視鏡カバー14側の透明カバー38、40にはくもりは発生しない。

0029

また、フイルム52が破られると、図2の如くフイルム52の破れた内周部52Aが内視鏡挿入部18の外皮に接触し、内周部52Aがシールリップ部として機能するので、内部空間15を外気遮断した状態で内視鏡挿入部18を内視鏡カバー14に挿入できる。

0030

カバー用内視鏡の使用中においては、内視鏡挿入部18と挿入部カバー30との間に生じた湿気を乾燥剤56、58、60で吸着するので、使用中における前記くもり発生を確実に防止できる。すなわち、内視鏡挿入部18の先端外周部と挿入部カバー30との間に生じた湿気を乾燥剤56で吸着し、観察窓22と透明カバー38との間に生じた湿気は乾燥剤58で吸着し、照明窓24と透明カバー40との間に生じた湿気を乾燥剤60で吸着する。これにより、常時良好な被観察像を取得することができる。

0031

なお、実施の形態の内視鏡カバー14は、内部空間15を真空にすることで乾燥状態にしたが、内部空間15に窒素ガスを封入して内部空間15を乾燥状態に保持させてもよい。

発明の効果

0032

以上説明したように、本発明に係る内視鏡カバーによれば、内視鏡カバーの内視鏡挿入部を挿入する開口部を、内視鏡挿入部の挿入によって破れるフイルムによって閉塞し、内視鏡カバーの内部を乾燥状態に保持させたので、内視鏡側の観察窓や照明窓、及び内視鏡カバー側の透明部材のくもりを簡単な構造で防止できる。

0033

また、本発明によれば、内視鏡カバーの内部で、内視鏡側の観察窓及び照明窓の近傍位置に乾燥剤を設けたので、使用前の状態でも内視鏡カバー内部を乾燥状態に保持させることができ、また、使用中においても、内視鏡と内視鏡カバーとの間に生じた湿気を乾燥剤で吸着することにより、使用中における前記くもり発生を確実に防止できる。

図面の簡単な説明

0034

図1実施の形態の内視鏡カバーが装着されたカバー式内視鏡の全体図
図2内視鏡挿入部を内視鏡カバーで被覆した状態を模式的に示した図
図3内視鏡カバーの断面を模式的に示した図

--

0035

10…カバー式内視鏡、12…内視鏡本体、14…内視鏡カバー、16…手元操作部、18…挿入部、18A…軟性部、18B…アングル部、18C…先端硬質部、20…ユニバーサルケーブル、22…観察窓、24…照明窓、30…挿入部カバー、32…手元操作部カバー、50…開口部、52…フイルム、54…補強リング、56、58、60…乾燥剤(シリカゲル)

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