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技術 冷蔵庫の製氷室構成

出願人 株式会社東芝
発明者 合野一彰塚本恵造新居邦男天明稔
出願日 2001年9月14日 (18年3ヶ月経過) 出願番号 2001-280580
公開日 2003年3月28日 (16年8ヶ月経過) 公開番号 2003-090667
状態 特許登録済
技術分野 冷蔵庫における冷気の循環 冷蔵庫の冷気循環及び細部構成
主要キーワード 活用効率 枠体上面 収納取出 ダクト通路 本体外面 各温度帯 本体下方 背面形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年3月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

多様化するユーザーニーズに対応すべく、貯蔵室への効率的な冷気ダクト機構冷却機器配置構成により、製氷室冷蔵室空間一角に配置した使い勝手の良好な貯蔵室レイアウトを提供する。

解決手段

冷蔵庫本体上部に配置された冷蔵用冷却器21および冷蔵用ファン22によって冷却される冷蔵室5と、本体下方部に配置された冷凍用冷却器27および冷凍用ファン28によって冷却される冷凍室9と、冷蔵室と冷凍室との間に設けられた野菜室7と、冷蔵室の底部一角に断熱区画されて設置した製氷室12、およびこの製氷室の側部に隣接して設けた独立貯蔵室15とからなり、冷凍室の背部に設けた冷凍用冷却器で生成した冷気を冷気ダクト30を介して製氷室に送風するとともに、冷凍用冷却ファンを含む前記冷気ダクトおよび製氷室からのリターンダクト36を野菜室の背面部において併設する。

概要

背景

近年、冷蔵庫は、生活の多様化と相俟って収納量大形化する傾向にあり、その形態としては、扉の開閉数が多く使用頻度が高いことから、冷蔵庫本体の上部に最も貯蔵物収納容積の大きい冷蔵室を設置し、その下部に野菜室および冷凍室を設置するとともに、野菜室と冷凍室との間に製氷装置を備えた製氷室冷凍温度から野菜保存温度まで室内を複数の温度帯切り替えることができる温度切替室を独立して設置するものが多くなっている。

このように、貯蔵温度の異なる多くの貯蔵室を設けていることから、冷却器についても従来単一であったものが、各温度帯専用の冷却器、例えば冷凍温度用冷却器と冷蔵温度用冷却器など2つの冷却器をそれぞれの温度室に対応して設置する構成にしている。

そして、このような複数冷却器を備えた冷却方式においては、貯蔵室に対する冷却効率の面からそれぞれの貯蔵室温度に対応する冷却器を該貯蔵室の背面などの近傍に配置している。すなわち、冷蔵用冷却器は冷蔵室の近傍に配置して、この冷蔵室温度よりやや高温となる野菜室をも冷蔵室に近接して設置し、冷凍用冷却器は、冷凍室の背面部に設けるとともに、同様に冷凍室温度となる製氷室や温度切替室も冷凍室の近傍に設置するようにしていた。

概要

多様化するユーザーニーズに対応すべく、貯蔵室への効率的な冷気ダクト機構冷却機器配置構成により、製氷室を冷蔵室空間一角に配置した使い勝手の良好な貯蔵室レイアウトを提供する。

冷蔵庫本体上部に配置された冷蔵用冷却器21および冷蔵用ファン22によって冷却される冷蔵室5と、本体下方部に配置された冷凍用冷却器27および冷凍用ファン28によって冷却される冷凍室9と、冷蔵室と冷凍室との間に設けられた野菜室7と、冷蔵室の底部一角に断熱区画されて設置した製氷室12、およびこの製氷室の側部に隣接して設けた独立貯蔵室15とからなり、冷凍室の背部に設けた冷凍用冷却器で生成した冷気を冷気ダクト30を介して製氷室に送風するとともに、冷凍用冷却ファンを含む前記冷気ダクトおよび製氷室からのリターンダクト36を野菜室の背面部において併設する。

目的

本発明はこの点に着目してなされたもので、多様化するユーザーニーズに対応すべく、貯蔵室への効率的な冷気ダクト機構や冷却機器の配置構成により、製氷室を冷蔵室空間の一角に配置した使い勝手の良好な貯蔵室レイアウトを提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
5件

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請求項1

冷蔵庫本体の上部に配置された冷蔵用冷却器および冷蔵用ファンによって冷却される冷蔵室と、冷蔵庫本体の下方部に配置された冷凍用冷却器および冷凍用ファンによって冷却される冷凍室と、前記冷蔵室と冷凍室との間の貯蔵空間に設けられた野菜室と、前記冷蔵室の底部の一角断熱区画されて設置した製氷室、およびこの製氷室の側部に隣接して設けた独立貯蔵室とからなり、前記冷凍室の背部に設けた冷凍用冷却器で生成した冷気冷気ダクトを介して製氷室に送風するとともに、冷凍用冷却ファンを含む前記冷気ダクトおよび製氷室からのリターンダクトを野菜室の背面部において併設したことを特徴とする冷蔵庫の製氷室構成。

請求項2

製氷室の背部には製氷用ファンを設け、このファンによる冷気の一部をダンパーを介して製氷室に隣接する独立貯蔵室に供給したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の製氷室構成。

請求項3

製氷室リターンダクトと独立貯蔵室リターンダクトを野菜室の背面における製氷室への冷気ダクトの両側に併設したことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫の製氷室構成。

請求項4

冷蔵用冷却器は冷蔵室の背面に配置し、冷蔵用冷却器からの冷蔵用冷気ダクトを冷蔵用冷却器の両側に併置したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の製氷室構成。

請求項5

野菜室背面に冷凍用冷却ファンを含む冷気ダクトおよび製氷室からのリターンダクトを併設するとともに、前記各ダクト重合しない本体外面側方に設けた凹部に制御回路基板を配設したことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫の製氷室構成。

技術分野

0001

本発明は冷蔵庫冷却貯蔵室構造に係り、特に製氷容器冷蔵室内に設置した冷蔵庫の製氷室構成に関する。

背景技術

0002

近年、冷蔵庫は、生活の多様化と相俟って収納量大形化する傾向にあり、その形態としては、扉の開閉数が多く使用頻度が高いことから、冷蔵庫本体の上部に最も貯蔵物収納容積の大きい冷蔵室を設置し、その下部に野菜室および冷凍室を設置するとともに、野菜室と冷凍室との間に製氷装置を備えた製氷室と冷凍温度から野菜保存温度まで室内を複数の温度帯切り替えることができる温度切替室を独立して設置するものが多くなっている。

0003

このように、貯蔵温度の異なる多くの貯蔵室を設けていることから、冷却器についても従来単一であったものが、各温度帯専用の冷却器、例えば冷凍温度用冷却器と冷蔵温度用冷却器など2つの冷却器をそれぞれの温度室に対応して設置する構成にしている。

0004

そして、このような複数冷却器を備えた冷却方式においては、貯蔵室に対する冷却効率の面からそれぞれの貯蔵室温度に対応する冷却器を該貯蔵室の背面などの近傍に配置している。すなわち、冷蔵用冷却器は冷蔵室の近傍に配置して、この冷蔵室温度よりやや高温となる野菜室をも冷蔵室に近接して設置し、冷凍用冷却器は、冷凍室の背面部に設けるとともに、同様に冷凍室温度となる製氷室や温度切替室も冷凍室の近傍に設置するようにしていた。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記形態の冷蔵庫においては、製氷室は野菜室の下部に配置されることになり、冷蔵庫全体のレイアウトからしても下方に位置するため、を取り出すときには身体をかがめる必要があり、夏季など頻繁な氷利用時期には特に使い勝手が悪いものであった。

0006

冷蔵庫の外形サイズは国内における台所事情など設置条件との関係から幅、奥行き、高さ寸法とも限界に近くなっており、これによって貯蔵空間の拡大も限られていることから、ユーザーにおける使い勝手についての向上要求はますます強くなっている。

0007

本発明はこの点に着目してなされたもので、多様化するユーザーニーズに対応すべく、貯蔵室への効率的な冷気ダクト機構冷却機器配置構成により、製氷室を冷蔵室空間一角に配置した使い勝手の良好な貯蔵室レイアウトを提供するものである。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、請求項1記載の冷蔵庫の製氷室構成の発明は、冷蔵庫本体の上部に配置された冷蔵用冷却器および冷蔵用ファンによって冷却される冷蔵室と、冷蔵庫本体の下方部に配置された冷凍用冷却器および冷凍用ファンによって冷却される冷凍室と、前記冷蔵室と冷凍室との間の貯蔵空間に設けられた野菜室と、前記冷蔵室の底部の一角に断熱区画されて設置した製氷室、およびこの製氷室の側部に隣接して設けた独立貯蔵室とからなり、前記冷凍室の背部に設けた冷凍用冷却器で生成した冷気を冷気ダクトを介して製氷室に送風するとともに、冷凍用冷却ファンを含む前記冷気ダクトおよび製氷室からのリターンダクトを野菜室の背面部において併設したことを特徴とするものである。

0009

この構成により、製氷室の高さ位置が高くなって、氷を使用する際に、姿勢前かがみになることがなく、楽に氷を取り出すことができるとともに、冷蔵庫本体の下方に位置する冷凍用冷却器から上方の製氷室部への冷気導入ためダクトを延設しても、冷凍用冷却器と冷却ファン、および冷気ダクトやリターンダクトを貯蔵室の背面に併設することで、庫内の容積効率を損なうことがなく、さらに、それぞれの貯蔵室の背面形状平坦化できて収納スペースの有効活用が可能となる。

0010

請求項2記載の発明は、製氷室の背部に製氷用ファンを設け、このファンによる冷気の一部をダンパーを介して製氷室に隣接する独立貯蔵室に供給したことを特徴とするものであり、製氷室に設けたファンにより、冷凍冷却器の冷気をより有効に導入することができ、製氷室および切替室冷却力を向上できる。

0011

請求項3記載の発明は、製氷室リターンダクトと独立貯蔵室リターンダクトを野菜室の背面における製氷室への冷気ダクトの両側に併設したことを特徴とするものであり、この構成により、各室の背面形状が平坦化して各室の収納スペースの活用がし易くなり容積効率を向上することができる。

0012

請求項4記載の発明は、冷蔵用冷却器は冷蔵室の背面に配置し、冷蔵用冷却器からの冷蔵用冷気ダクトを冷蔵用冷却器の両側に併置したことを特徴とするものであり、冷蔵用冷却器の容量を大きくして冷却力を増大できるとともに、その両側をダクトととして利用することで室内外を平坦化し、設置および収納スペースを有効に活用できる。

0013

請求項5記載の発明は、野菜室背面に冷凍用冷却ファンを含む冷気ダクトおよび製氷室からのリターンダクトを併設するとともに、前記各ダクトに重合しない本体外面側方に設けた凹部に制御回路基板を配設したことを特徴とするものであり、各貯蔵室の奥行き寸法に影響を与えることなく、またダクト形状シンプルで且つ直線状に配置できるため抵抗損失を少なくでき、効率のよいスペースおよびダクトを形成することができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。図1は扉を省略して各貯蔵室の配置状態を示す冷蔵庫本体(1)の正面図であり、外箱(2)の内側に図示しない断熱材を介して設けた内箱(3)により貯蔵空間を形成し、これを断熱仕切壁により複数に貯蔵室に区分している。

0015

(5)は、各貯蔵室中で最も使用頻度が高いことから、室内貯蔵品の確認や収納取出し性など使い勝手上冷蔵庫本体の最上部に配置した冷蔵室であり、図示しないヒンジ装置により本体一側に回動自在に枢支した扉によってその前面開口部を閉塞している。

0016

冷蔵室(5)の下部には、仕切板(6)を介して、冷蔵室温よりやや高い温度に保持された野菜などを収納する野菜室(7)を形成している。

0017

野菜室(7)の下方には、断熱仕切壁(8)を介して冷凍食品を収納する冷凍室(9)を配置している。この冷凍室(9)は上下2段に区分し、その上段には急速冷凍コーナー(10)を設けている。

0018

前記野菜室(7)や冷凍室(9)の構成は、図面上では表れないが、その前面開口部を扉で閉塞するとともに、扉の内側に貯蔵室内方向に延長する枠体を取り付け、この枠体上面収納容器を載置し、前記枠体の後端に取り付けた図示しないローラ庫内側壁に設けたレール部材などとの係合による摺動によって、収納容器を前後方向に引き出し可能に設けている。

0019

しかして、冷蔵室(5)空間の下方の一角には、断熱壁(11)で区画された製氷室(12)を形成する。この製氷室(12)は、その上部の冷蔵室(5)内に設けた給水タンク(13)からの給水を受けて、これを製氷する自動製氷装置(14)を装着するとともに、製氷された氷の放出を受けて貯氷する貯氷箱引出し自在に配設したものであり、後述する冷凍用冷却器からの冷気を受けて冷凍温度に冷却されているものである。

0020

製氷室(12)の側部の冷蔵空間には、製氷室と同様に断熱区画された温度切替室(15)を設けている。この温度切替室(15)は、製氷室(12)側の側壁上部に設けた冷気ダンパー(16)の開閉による冷気流制御によって、−18度の冷凍温度、−7度程度のソフト冷凍温度、0度のチルド温度、および+1〜2度の冷蔵温度から+8度程度のワイン冷却温度まで多段階温度制御を可能としており、必要に応じて室内の温度設定を変更して使用に供するものである。

0021

前記各貯蔵室の背面側には、図1における各貯蔵室の背面部を除去した状態の正面図である図2に示すように、各貯蔵室へ冷気(矢印)を供給する冷却器やダクトが配設されている。

0022

すなわち、冷蔵室(5)の背面中央には冷蔵用冷却器(21)を配置し、その上部に冷蔵用ファン(22)を設けている。冷蔵用ファンの前面には冷蔵室上部への冷気吐出口(23)を設けるとともに、冷蔵室背面の裏面上部から両側の上下方向に亙ってダクト(24)を形成し、ダクト(24)の所定間隔位置には庫内への冷気吹出口(25)を設けて、例えば、冷蔵室(5)内における収納棚(17)の間隔毎に冷気を吹き出して、冷蔵室内を冷却するようにしている。

0023

上記の構成により、冷蔵用冷却器を面積の大きな冷蔵室の背面に配置したことで、冷却器容量を大きくして冷却力を増大することができ、蒸発温度を高くしても室内を充分冷却できるため、収納した食品から水分を奪う作用が少なくなって食品の乾燥を防ぐことができ、その両側をダクトととして利用することで室内外を平坦化し、設置および収納スペースを有効に活用できる。

0024

また、冷蔵室(5)の下方背面には、冷気吸込口(26)を配設し、冷蔵室内を循環した冷気を吸い込んで冷却器(21)に戻すようにしている。

0025

冷蔵庫本体下方の冷凍室(9)部分の背面には、冷凍用冷却器(27)を配置している。冷凍用冷却器(27)の上方には冷凍用ファン(28)を配設し、冷気を冷凍室内に吹き出すとともに、冷気の一部は上方に延設したダクト(30)から製氷室(12)の背部に設けた製氷用ファン(31)に導き、製氷室(12)内に吹き出すように構成している。

0026

製氷用ファン(31)と温度切替室(15)との間には、製氷室部分の拡大横断面図である図3に示すように、切替室ダクト(32)および冷気ダンパー(16)を設けており、製氷用ファン(31)からの冷気の一部は切替室用ダクト(32)に導かれ、冷気ダンパー(16)を介して温度切替室(15)内に吹き出される。

0027

前記温度切替室用の冷気ダンパー(16)は、製氷室(12)と温度切替室(15)との間の仕切り部に埋設されており、貯蔵空間を減じることはない。また、製氷室(12)へのダクト(30)を利用できるため、温度切替室(15)専用のダクトスペースを設ける必要がなく、貯蔵空間の有効活用をはかることができる。

0028

製氷室(12)および温度切替室(15)にはそれぞれ冷気吸込口(34)(35)を形成し、それぞれ野菜室(7)の背面から冷凍室(9)に亙る製氷室リターンダクト(36)および切替室リターンダクト(37)を設けて、循環冷気を冷凍用冷却器(27)に戻すようにしている。

0029

これら冷気を循環するダクトは、縦断面図である図4、および図2のA−A線に沿う断面図である図5や、B−B線に沿う断面図である図6に示すように、製氷室への冷気ダクト(30)と製氷室および切替室からのリターンダクト(36)(37)、また、冷凍用冷却器(27)および冷凍用ファン(28)と前記リターンダクト(36)(37)とは、冷凍室(9)や野菜室(7)の背面部に並列に設置している。

0030

この構成により、貯蔵室背面における凹凸を最小にして各室内への突出部分を少なくし、野菜室(7)や冷凍室(9)の容積活用効率を有効にして、室内スペース使いやすくしているとともに、上記のような併行配列により、各ダクトは直線的えシンプルな構成となり、ダクト通路屈曲による抵抗損失を生じることなく効率的な冷気送風をおこなうことができるものである。

0031

さらに、野菜室(7)から温度切替室(15)に亙る冷蔵庫本体(1)の背面には、冷凍冷却器(27)や冷却ファン(28)あるいは各ダクト(30)(36)と併行した位置に凹部(39)を設け、この凹部内に、冷蔵庫の運転制御をおこなう制御回路基板(40)を設置している。

0032

この制御回路基板(40)は、比較的設置スペースを要するものであるが、前記冷凍用ファン(28)や送風ダクト(36)とは背面上で重合することなく併置することができ、冷蔵庫本体(1)の背面部全体の厚み寸法を平準化して庫内スペースを平面化し使い勝手を良好なものにしている。

0033

次に、各貯蔵室に対する冷却機構を説明する。図2に示す冷蔵室(5)の背面に配置した冷蔵用冷却器(21)や、冷凍室(9)の背面空間に配設した冷凍用冷却器(27)は、図示しない冷媒圧縮機凝縮器とともに冷凍サイクルを形成するものであり、それぞれ冷媒の蒸発温度に高低の差をつけて、冷蔵や冷凍用の冷却温度を得るよう制御されている。

0034

前記冷却器(21)(27)で冷却された冷気は、その上部の冷蔵用と冷凍用のそれぞれの冷却ファン(22)(28)によって各貯蔵室空間に吹き出されるものであり、吹き出された冷気は矢印で示すように、各貯蔵室を冷却し、吸込口から再び冷却器に戻る循環を繰り返して、各貯蔵室を所定の設定温度冷却保持する。

0035

冷蔵室(5)においては、冷蔵用冷却器(21)からの冷気は、冷蔵用ファン(22)によってその一部を冷蔵室の上面に吹き出すとともに、他を冷蔵室の背面両側に形成したダクト(24)に分流し、ダクト(24)の上下方向に所定間隔で穿設した冷気吹出口(25)から冷蔵室内に吹き出すものであり、冷蔵室内を循環した冷気は、吸込口(26)から冷却器(21)に戻る冷気循環サイクルを繰り返す。

0036

そして、冷蔵室が所定の温度まで冷却されたときには、冷蔵用ファン(22)の運転を停止し、冷却作用の停止により室内温度が所定温以上に上昇した場合は、再びファン(22)を駆動し冷気循環による冷却作用をおこなうものである。

0037

冷凍空間冷却制御も前記冷蔵室制御と基本的に同一であるが、冷凍用冷却器(27)の冷気は、冷凍用ファン(28)によって冷凍室(9)に吐出されると同時に、冷凍室上部の野菜室(7)の背面中央から上方向に設けた送風ダクト(30)によって、上部の冷蔵室空間の一角に設けた製氷室(12)に誘導される。

0038

そしてこの製氷室の背部に設けた第3のファンである製氷用ファン(31)の回転により、冷凍用ファン(28)からの冷気の一部を製氷室(12)内に吹き出させるとともに、さらに一部を切替室ダクト(32)および冷気ダンパー(16)を介して隣接する温度切替室(15)に導入し、これを冷却する。

0039

冷気ダンパー(16)は、設定温度により冷気吐出口の開口面積を変えて冷気の流入量を制御するものであり、これによって温度切替室(15)内を前述の冷凍温度やチルド温度など所定の温度帯に保持する。

0040

製氷室(12)、温度切替室(15)を冷却した冷気は、野菜室(7)背面の前記送風ダクト(30)の両側部に形成した製氷室用のリターンダクト(36)および切替室リターンダクト(37)から冷凍用冷却器(27)に戻り、冷凍室(9)を循環した冷気と合流して再び冷却される冷気循環サイクルを継続する。

0041

なお、製氷室(12)の側部に設ける貯蔵室は、上記実施例のごとく、温度切替室に限ることなく、冷蔵室温度より低温のチルド温度の専用室急速冷却室であってもよく、冷却室として随意に設定し活用できるものである。

発明の効果

0042

以上説明したように、請求項1の発明によれば、製氷室の氷取出し高さ位置が使用者ウェストライン近傍となって、氷を使用する際に、姿勢が前かがみになることがなく、楽に氷を取り出すことができて使い勝手がよくなるとともに、本体下方に位置する冷凍用冷却器からの冷気を上方の製氷室部に導入すべくダクトを延設しても、冷凍用冷却器と冷却ファン、および冷気ダクトやリターンダクトを貯蔵室の背面に併設することで、庫内の容積効率を損なうことがなく、さらに、それぞれの貯蔵室の背面形状を平坦化できて収納スペースの有効活用が可能となる。

0043

請求項2の発明によれば、冷蔵空間の一角に、冷凍温度雰囲気である製氷室を設けることで、これに隣接して同様に冷凍冷気が必要な温度切替室をも使い勝手の良好な場所に設置することができ、冷蔵空間に冷凍温度貯蔵空間を設けることができる。

0044

請求項3の発明によれば、各室の背面形状が平坦化して各室の収納スペースの活用がし易くなり容積効率を向上することができる。

0045

請求項4の発明によれば、冷蔵用冷却器の容量を大きくして冷却力を増大できるとともに、その両側をダクトととして利用することで室内外を平坦化し、設置および収納スペースを有効に活用できる。

0046

請求項5の発明によれば、各貯蔵室の奥行き寸法に影響を与えることなく、またダクト形状をシンプルで且つ直線状に配置できるため抵抗損失を少なくでき、効率のよいスペースおよびダクトを形成することができる。

図面の簡単な説明

0047

図1本発明の一実施形態を示す冷蔵庫の扉を除去した正面図である。
図2図1の貯蔵室の背面部を除去した状態を示す正面図である。
図3図1における製氷室部分を示す横断面図である。
図4図1における冷凍空間部分のダクト構成を示す縦断面図である。
図5図2のA−A線に沿う横断面図である。
図6図2のB−B線に沿う横断面図である。

--

0048

1…冷蔵庫本体 2…外箱3…内箱
4…断熱材 5…冷蔵室6…仕切板
7…野菜室8…断熱仕切壁9…冷凍室
10…急速冷凍コーナー11…断熱壁12…製氷室
13…給水タンク14…自動製氷装置15…温度切替室
16…冷気ダンパー17…収納棚
21…冷蔵用冷却器22…冷蔵用ファン23…冷気吐出口
24…ダクト25…冷気吹出口26…冷気吸込口
27…冷凍用冷却器28…冷凍用ファン30…ダクト
31…製氷用ファン32…切替室ダクト 34、35…冷気吸込口
36…製氷室リターンダクト37…切替室リターンダクト
39…凹部 40…制御回路基板

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