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技術 業務支援システム、プリンタ統合管理装置、プリンタ統合管理方法及びプリンタ統合管理プログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 松沼秀幸赤羽洋一小井沼博高原久幸
出願日 2001年9月12日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2001-277212
公開日 2003年3月20日 (17年8ヶ月経過) 公開番号 2003-084928
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 特定用途計算機 検索装置 伝票、表計算処理
主要キーワード 配列状況 プリントスケジュール 基幹サーバ 注文請書 各記載欄 機能拡張プログラム プリントログ 拡張機能プログラム
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図面 (9)

課題

印刷処理を効率的に管理できる業務支援システムを提供する。

解決手段

業務基幹サーバ10が印刷指示を受けると、印刷対象のデータをプリンタ統合管理装置20へ出力する。プリンタ統合管理装置20は、このデータが帳票レイアウトされるべきときには、当該データを帳票画像生成装置30へ出力し、帳票画像生成装置30にてレイアウトされた帳票画像データスプールする。プリンタ統合管理装置20は、プリンタ40に当該スプールした帳票画像データを出力するとともに、プリンタ40の印刷処理状況監視し、エラーが発生したときには、業務基幹サーバ10にデータインタフェース11を介してエラーを報知する。

概要

背景

近年、業務データを一つのデータベース一元的に管理し、このデータベースから業務データを取りだして分析処理することで、人事、生産流通経理等、企業内で通常必要となる分析データを抽出する統合型の業務管理パッケージが注目を集めている。

具体的に業務管理パッケージを用いた、従来一般的な業務支援システムは、図8に示すように、業務基幹サーバ1と、クライアント2と、プリンタ3とから基本的に構成され、これらは互いにネットワークを介して接続されている。

業務基幹サーバ1は、ストレージデバイスを備えたサーバコンピュータであり、業務管理パッケージがインストールされ、ストレージデバイス内に業務データベースを保持している。この業務基幹サーバ1は、クライアント2の利用者を認証し、クライアント2の利用者の指示に応じて、業務管理パッケージの分析処理を実行し、分析データを生成してクライアント2に提供する。

クライアント2は、通常のパーソナルコンピュータであり、ネットワークを介して業務基幹サーバ1にアクセスして分析処理を実行させ、その結果である分析データを業務基幹サーバ1から取得して表示する。

ここで業務基幹サーバ1にて生成された分析データを印刷する際には、クライアント2の利用者は、印刷対象となる分析データを生成させ、これを印刷する指示を業務基幹サーバ1に対して行う。すると、業務基幹サーバ1がこの指示に応じて生成した分析データをスプーリングし、プリンタ3に出力して印刷を実行する。

ところが、一般的なオペレーティングシステムでは、あるコンピュータスプールされた印刷ジョブをネットワーク上の別のコンピュータから参照したり、制御できるようにはなっていない。これらを可能とするためには、プリント管理用ソフトウエア別途インストールする必要がある。しかし、このようにしても、業務管理パッケージの操作とは別のインタフェースでの操作となるので、設定や利用者の習得が面倒で利便性が低い。また、例えば紙づまりの結果、再印刷を指示する場合には(エラー復旧するために)プリンタ管理用のソフトウエアへの操作を行い、さらに業務管理パッケージに再度印刷を指示する操作とを行う必要があり、効率的でない。

さらに、業務管理パッケージは一般に、分析結果のデータを印刷する機能を備えるが、当該機能では線や箱型の図形を記述することはできても、業務書類で広く利用されている帳票形式再現して印刷することは難しい。

概要

印刷処理を効率的に管理できる業務支援システムを提供する。

業務基幹サーバ10が印刷指示を受けると、印刷対象のデータをプリンタ統合管理装置20へ出力する。プリンタ統合管理装置20は、このデータが帳票にレイアウトされるべきときには、当該データを帳票画像生成装置30へ出力し、帳票画像生成装置30にてレイアウトされた帳票画像データをスプールする。プリンタ統合管理装置20は、プリンタ40に当該スプールした帳票画像データを出力するとともに、プリンタ40の印刷処理状況監視し、エラーが発生したときには、業務基幹サーバ10にデータインタフェース11を介してエラーを報知する。

目的

本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、印刷管理を効率的に行うことができ、帳票形式での印刷を可能とする業務支援システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

各種業務データ一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、前記業務基幹サーバから、前記データインタフェースを介して印刷対象となる標準データを受信する手段と、印刷対象となった標準データに基づいて生成した印刷画像データを蓄積するスプール手段と、前記スプール手段に蓄積された印刷画像データをプリンタ印刷させる手段と、プリンタでの印刷処理状態監視する手段と、を有し、プリンタでの印刷が完了するまで、前記印刷画像データをスプール手段に保持するプリンタ統合管理装置と、を含むことを特徴とする業務支援システム

請求項2

請求項1に記載の業務支援システムにおいて、前記プリンタ統合管理装置と通信可能に接続され、前記印刷対象となった標準データをプリンタ統合管理装置から受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データプリンタ制御装置に出力して前記スプール手段に印刷画像データとして蓄積させる帳票画像生成装置を含み、前記プリンタ統合管理装置は、業務基幹サーバから入力される指示により、前記帳票画像生成装置印刷対象データを選択的に送信し、前記スプール手段に蓄積された帳票画像データである印刷画像データをプリンタに印刷させることを特徴とする業務支援システム。

請求項3

請求項1または2に記載の業務支援システムにおいて、前記プリンタ統合管理装置が、前記プリンタの印刷処理状態の監視結果を前記データインタフェースを介して、前記業務基幹サーバへ出力する手段を有することを特徴とする業務支援システム。

請求項4

プリンタ統合管理装置であって、各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、印刷対象となった標準データを受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データを出力する帳票画像生成装置と、に接続され、前記業務基幹サーバから印刷対象となる標準データを前記データインタフェースを介して取得する手段と、当該標準データを前記帳票画像生成装置に送信し、帳票画像生成装置から入力された帳票画像データを蓄積するスプール手段と、前記蓄積された帳票画像データをプリンタに印刷させる手段と、を含むことを特徴とするプリンタ統合管理装置。

請求項5

各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、印刷対象となった標準データを受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データを出力する帳票画像生成装置と、を用い、前記業務基幹サーバから印刷対象となる標準データを前記データインタフェースを介して取得する工程と、当該標準データを前記帳票画像生成装置に送信し、帳票画像生成装置から入力された帳票画像データを蓄積するスプール工程と、前記蓄積された帳票画像データをプリンタに印刷させる工程と、を含むことを特徴とするプリンタ統合管理方法

請求項6

各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、印刷対象となった標準データを受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データを出力する帳票画像生成装置と、に接続されたコンピュータに、前記業務基幹サーバから印刷対象となる標準データを前記データインタフェースを介して取得する手順と、当該標準データを前記帳票画像生成装置に送信し、帳票画像生成装置から入力された帳票画像データを蓄積するスプール手順と、前記蓄積された帳票画像データをプリンタに印刷させる手順と、を実行させることを特徴とするプリンタ統合管理プログラム

技術分野

0001

本発明は、統合業務管理パッケージを用いた業務支援システム係り、特に業務データ印刷管理の効率化に関する。

背景技術

0002

近年、業務データを一つのデータベース一元的に管理し、このデータベースから業務データを取りだして分析処理することで、人事、生産流通経理等、企業内で通常必要となる分析データを抽出する統合型の業務管理パッケージが注目を集めている。

0003

具体的に業務管理パッケージを用いた、従来一般的な業務支援システムは、図8に示すように、業務基幹サーバ1と、クライアント2と、プリンタ3とから基本的に構成され、これらは互いにネットワークを介して接続されている。

0004

業務基幹サーバ1は、ストレージデバイスを備えたサーバコンピュータであり、業務管理パッケージがインストールされ、ストレージデバイス内に業務データベースを保持している。この業務基幹サーバ1は、クライアント2の利用者を認証し、クライアント2の利用者の指示に応じて、業務管理パッケージの分析処理を実行し、分析データを生成してクライアント2に提供する。

0005

クライアント2は、通常のパーソナルコンピュータであり、ネットワークを介して業務基幹サーバ1にアクセスして分析処理を実行させ、その結果である分析データを業務基幹サーバ1から取得して表示する。

0006

ここで業務基幹サーバ1にて生成された分析データを印刷する際には、クライアント2の利用者は、印刷対象となる分析データを生成させ、これを印刷する指示を業務基幹サーバ1に対して行う。すると、業務基幹サーバ1がこの指示に応じて生成した分析データをスプーリングし、プリンタ3に出力して印刷を実行する。

0007

ところが、一般的なオペレーティングシステムでは、あるコンピュータスプールされた印刷ジョブをネットワーク上の別のコンピュータから参照したり、制御できるようにはなっていない。これらを可能とするためには、プリント管理用ソフトウエア別途インストールする必要がある。しかし、このようにしても、業務管理パッケージの操作とは別のインタフェースでの操作となるので、設定や利用者の習得が面倒で利便性が低い。また、例えば紙づまりの結果、再印刷を指示する場合には(エラー復旧するために)プリンタ管理用のソフトウエアへの操作を行い、さらに業務管理パッケージに再度印刷を指示する操作とを行う必要があり、効率的でない。

0008

さらに、業務管理パッケージは一般に、分析結果のデータを印刷する機能を備えるが、当該機能では線や箱型の図形を記述することはできても、業務書類で広く利用されている帳票形式再現して印刷することは難しい。

発明が解決しようとする課題

0009

このように、上記従来の業務支援システムでは、業務管理パッケージからの印刷処理を効率的に管理できないという問題点があった。また、業務管理パッケージで生成した分析データを帳票形式に印刷できるシステムが望まれている。

0010

本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、印刷管理を効率的に行うことができ、帳票形式での印刷を可能とする業務支援システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記従来例の問題点を解決するための本発明は、業務支援システムであって、各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、前記業務基幹サーバから、前記データインタフェースを介して印刷対象となる標準データを受信する手段と、印刷対象となった標準データに基づいて生成した印刷画像データを蓄積するスプール手段と、前記スプール手段に蓄積された印刷画像データをプリンタに印刷させる手段と、プリンタでの印刷処理状態監視する手段と、を有し、プリンタでの印刷が完了するまで、前記印刷画像データをスプール手段に保持するプリンタ統合管理装置と、を含むことを特徴としている。

0012

このように、業務基幹サーバとプリンタ統合管理装置とが互いに接続され、プリンタ統合管理装置で印刷ジョブを管理するとともに、スプールを実行するため、例えば再印刷の場合にも、プリンタ統合管理装置に対して再印刷指示を行うだけで済み、効率的な印刷管理が可能となる。

0013

ここで、前記プリンタ統合管理装置と通信可能に接続され、前記印刷対象となった標準データをプリンタ統合管理装置から受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データプリンタ制御装置に出力して前記スプール手段に印刷画像データとして蓄積させる帳票画像生成装置を含み、前記プリンタ統合管理装置は、業務基幹サーバから入力される指示により、前記帳票画像生成装置印刷対象データを選択的に送信し、前記スプール手段に蓄積された帳票画像データである印刷画像データをプリンタに印刷させることとするのも好適である。

0014

このように帳票画像データを生成する装置に対して、プリンタ統合管理装置が処理を行わせることで、業務基幹サーバには、プリンタ統合管理装置へ印刷対象のデータを出力するインタフェースを設けるだけで帳票画像データの生成が可能となり、印刷管理を効率的に行いながら、帳票画像データの生成が可能となる。

0015

さらに、前記プリンタ統合管理装置が、前記プリンタの印刷処理状態の監視結果を前記データインタフェースを介して、前記業務基幹サーバへ出力する手段を有することも好適である。

0016

上記従来例の問題点を解決するための本発明は、プリンタ統合管理装置であって、各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、印刷対象となった標準データを受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データを出力する帳票画像生成装置と、に接続され、前記業務基幹サーバから印刷対象となる標準データを前記データインタフェースを介して取得する手段と、当該標準データを前記帳票画像生成装置に送信し、帳票画像生成装置から入力された帳票画像データを蓄積するスプール手段と、前記蓄積された帳票画像データをプリンタに印刷させる手段と、を含むことを特徴としている。

0017

また、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、プリンタ統合管理方法であって、各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、印刷対象となった標準データを受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データを出力する帳票画像生成装置と、を用い、前記業務基幹サーバから印刷対象となる標準データを前記データインタフェースを介して取得する工程と、当該標準データを前記帳票画像生成装置に送信し、帳票画像生成装置から入力された帳票画像データを蓄積するスプール工程と、前記蓄積された帳票画像データをプリンタに印刷させる工程と、を含むことを特徴としている。

0018

さらに、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、プリンタ統合管理プログラムであって、各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースと、前記業務データを分析し、当該分析の結果としての分析データを生成する手段と、当該分析データをクライアント側に提示する手段と、を備え、前記各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを設けた業務基幹サーバと、印刷対象となった標準データを受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データを出力する帳票画像生成装置と、に接続されたコンピュータに、前記業務基幹サーバから印刷対象となる標準データを前記データインタフェースを介して取得する手順と、当該標準データを前記帳票画像生成装置に送信し、帳票画像生成装置から入力された帳票画像データを蓄積するスプール手順と、前記蓄積された帳票画像データをプリンタに印刷させる手順と、を実行させることを特徴としている。

発明を実施するための最良の形態

0019

本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施の形態の業務支援システムは、図1に示すように、業務基幹サーバ10と、プリンタ統合管理装置20と、帳票画像生成装置30と、プリンタ40と、アーカイブサーバ50と、FAXサーバ60と、クライアント2とから基本的に構成され、これらの各装置は互いにネットワークを介して接続されている。また、FAXサーバ60は電話回線網に接続されている。

0020

業務基幹サーバ10は、従来の業務基幹サーバ1と同様のものであるが、外部装置との間でデータを入出力するためのデータインタフェース11を備えている点が異なる。プリンタ統合管理装置20は、図2に示すように、論理プリンタ部21と、スプール部22と、処理インタフェース23と、プリントスケジュール部24と、イベント処理部25とから構成されている。また、帳票画像生成装置30は、図3に示すように、受付部31と、解析部32と、帳票生成部33と、出力部34と、帳票登録部35とから構成されている。

0021

プリンタ40は、通常のレーザープリンタなどであり、本実施の形態においては複数のプリンタ40を備えてもよい。アーカイブサーバ50は、図4に示すように、受信部51と、制御部52と、ストレージ53と、送信部54とから構成されている。FAXサーバ60は、図1に示したように、ネットワークインタフェース61と、通信制御部62と、電話網インタフェース63とから主として構成されている。

0022

業務基幹サーバ10のデータインタフェース11は、業務データを所定のデータフォーマットで外部装置(プリンタ統合管理装置20等、図1に示したネットワーク上の各装置)へ出力する。また、外部装置からデータを受け入れて、所定の処理を実行する。ここで所定処理とは、例えば画面上にメッセージとして表示する処理などである。

0023

プリンタ統合管理装置20の論理プリンタ部21は、ネットワーク上で仮想的なプリンタとして振る舞い、外部装置から印刷対象データを受け付ける。また、この論理プリンタ部21は、外部装置から受信した指示により、印刷対象データをスプール部22と処理インタフェース23とのいずれかに出力する。ここで論理プリンタ部21は、スプール部22に対して印刷対象データを出力する際には、当該印刷対象データをビットマップデータ(印刷画像データ)に変換してから出力する。さらに、この論理プリンタ部21は、業務基幹サーバ10から、そのデータインタフェース11を介して印刷対象データを取得したときには、その印刷対象データの送信指示を行った利用者を特定する情報を業務基幹サーバ10から取得して、印刷指示の記録(プリントログ)を生成する。

0024

スプール部22は、論理プリンタ部21または処理インタフェース23を介して入力される印刷画像データを蓄積する。本実施の形態において特徴的なことは、このスプール部22に蓄積されるデータはビットマップ形式またはそれと等価な画像データとなっていることである。すなわち、このスプール部22に格納されたデータから電子的に直接印刷対象となった業務データそのものを抽出することは容易でなく、セキュリティの向上が図られている。処理インタフェース23は、帳票画像生成装置30に接続され、入力された印刷対象データを帳票画像生成装置30に送信出力する。また、この処理インタフェース23は、帳票画像生成装置30から帳票画像データを印刷画像データとして受信して、当該印刷画像データをスプール部22に出力する。

0025

プリントスケジュール部24は、プリンタ40に接続され、各プリンタ40の処理状況を監視している。また、このプリントスケジュール部24は、各プリンタ40の機能に関する情報(カラー白黒の別や、両面印刷機能の有無など)を記憶しており、スプール部22に蓄積されている印刷画像データを処理できるプリンタ40のうち、処理状況が「待機状態」となっているものを選択して当該選択したプリンタ40に当該印刷画像データを送信する。このようにプリントスケジュール部24は、複数のプリンタ40が接続されているときには、各プリンタ40へジョブ振り分ける処理を行っている。

0026

イベント処理部25は、プリントスケジュール部24で得られたプリンタ40の監視の結果を参照し、所定の警告すべきとの条件を満足する監視結果が得られたときには、当該監視結果の情報をデータインタフェース11を介して業務基幹サーバ10へ表示用の情報として送信する。ここで所定の警告すべき条件とは、例えばエラーに関するものであることなどの条件であり、例えばエラーコードなどを利用して条件を満たすか否かを判断できる。

0027

帳票画像生成装置30の受付部31は、処理対象のデータを受け付ける。具体的にこの受付部31は、ハードディスク所定ディレクトリであり、受付部31は、当該ディレクトリの内容を監視し、新たにファイル処理対象データとして格納されると、当該ファイルが蓄積されたことを解析部32に報知する。

0028

解析部32は、ファイルの蓄積の報知を受けて、当該ファイルを読み込み、事前に帳票デザインとして登録された帳票の各記載欄(帳票上でデータ値を記述する欄を構成する枠組の位置)と、当該記載欄に記述すべきデータとの関連づけを解析する。ここで対応する記述欄がないデータについては、当該データを破棄する。

0029

帳票生成部33は、解析部32にて解析された結果に従って、登録された帳票の各記載欄に、その記載欄に関連づけられたデータを表示した文字列画像などを合成し、帳票画像データを生成する。

0030

出力部34は、当該帳票画像データを外部装置に出力する。ここで出力部34は、プリンタ統合管理装置20に対して帳票画像データを出力するのみならず、業務基幹サーバ10からの指示によっては、この帳票画像データをアーカイブサーバ50に出力し、又はFAXサーバ60に出力する。帳票登録部35は、帳票デザイン(記述欄の枠組の配列状況に関する情報)を生成する指示を受けて、指示に基づいて帳票デザインを生成して記憶する。

0031

ここで帳票デザインは、具体的には図5に示すように、帳票の記載欄となる枠の位置設定と、各枠の識別子とを含んでなる情報である。帳票画像生成装置30へ受け渡すべき処理対象データは、従って、枠識別子とデータとを関連づけたものであることが必要である。これは例えば図6に示すように、制御コード「^」と、枠識別子の指示開始を意味する「FIELD」と、枠識別子(ここでは「PRODUCT#NAME1」など)と、データ値(ここでは「SCSコネクタ1」など)である。具体的に業務基幹サーバ10の一例としてSAP商標)を用いる場合には、このデータはRDI(標準印刷形式データ)として出力させることができる。この出力のために業務基幹サーバ10側に設定すべき指示の例は、後に詳しく述べる。

0032

また、通常の業務では、同じ「注文請書」の帳票であっても対する客先ごとに異なる帳票デザインが要求される場合がある。この場合、処理対象データ(印刷対象データ)にどの帳票デザインを用いるかを示す情報を含めておき、帳票画像生成装置30がこの情報に基づいて利用する帳票デザインを選択し、この選択した帳票上にデータを記述するようにすればよい。さらに、この場合には例えば相手先顧客名に対応する枠識別子は、どのデザインの請書においても同じ識別子を設定しておくことが好ましい。

0033

アーカイブサーバ50の受信部51は、業務基幹サーバ10から印刷対象データとして(つまり、SAP(商標)ならばRDI形式で)アーカイブの対象データを取得し、制御部52に出力する。また、この受信部51は、帳票画像データを帳票画像生成装置30から取得して制御部52に出力する。

0034

制御部52は、アーカイブ対象データの入力を受けて、ストレージ53に格納する。またこの制御部52は、帳票画像データの入力を受けてストレージ53に格納する。さらに制御部52は、指示に応じてストレージ53に格納したデータを取り出して送信部54に出力する。送信部54は、制御部52から入力されるデータを所定の外部装置へ出力する。

0035

FAXサーバ60のネットワークインタフェース61は、業務基幹サーバ10又は帳票画像生成装置30から入力されるデータを受信し、通信制御部62に出力する。また、このネットワークインタフェース61は、通信制御部62から入力されるデータを外部装置へ送信する。例えば、ネットワークインタフェース61は、プリンタ統合管理装置20にデータを出力し、そのスプール部22に格納して印刷を行わせることができ、アーカイブサーバ50の受信部51へ送信してアーカイブ対象データとしてストレージ53に格納させることもできる。

0036

通信制御部62は、ネットワークインタフェース61から入力されるデータを電話網インタフェース63を介して、指示された送信先FAX送信する。また、電話網インタフェース63を介して受信したFAXデータをネットワークインタフェース61を介して外部装置へ出力する。

0037

[業務基幹サーバ10への指示の例]一方、業務基幹サーバ10を、プリンタ統合管理装置20及び帳票画像生成装置30等と接続するにあたり、業務基幹サーバ10にも追加的に処理を記述する必要がある。業務管理パッケージには、通常機能拡張のためのプログラム環境付随している。例えばSAP(商標)では、ABAPと呼ばれる記述言語により当該処理を記述することができる。

0038

具体的に帳票出力用の機能拡張プログラムに従い、業務基幹サーバ10は、次のような処理を行う。なお、業務基幹サーバ10の業務データベースには、顧客情報として顧客名(U)に対し、その顧客に対して送付すべき帳票のデザインを特定する情報(F)を関連づけたテーブルが含まれている。また、以下の説明では、各顧客ごとの帳票デザインにおいて、同じ種類のデータに対しては同じ枠識別子を設定してあるものとする。つまり、例えば相手先顧客名に対応する枠識別子は、どのデザインの請書においても同じ識別子を設定してあるとする。

0039

業務基幹サーバ10は、帳票の種別(「注文請書」、「請求書」などの別)ごとに事前に定義された業務データ名のセットに従って、業務データベースから業務データを取得し、当該取得した業務データに対し、事前に設定された枠識別子を関連づけて印刷対象データとして生成する。また、顧客名をキーとして顧客情報を参照し、当該顧客に対する帳票デザインを特定する情報を印刷対象データに含めてプリンタ統合管理装置20に出力する。

0040

本実施の形態において特徴的なことは、業務データ名のセットが帳票の種別に応じて定義され、各顧客ごとのデザインの相違に関わらず、顧客ごとに準備せずに済むことである。すなわち、顧客ごとの各帳票のいずれかに表示すべき業務データの論理和をセットとして定義しておき、当該論理和に示された業務データを出力すれば、帳票画像生成装置30側で対応する記載欄のない業務データが破棄され、顧客が所望する帳票デザインでのレイアウトが行われるのである。従って、帳票種別ごとに、かつ各帳票種別について顧客ごとに帳票生成のプログラムを作成する必要がなく、利便性が高い。

0041

[動作]次に、本実施の形態に係る業務支援システムの動作について説明する。ここでは特に、受注に係る業務データを帳票形式にレイアウトして印刷する場合を例として説明する。利用者は、クライアント2から業務基幹サーバ10にアクセスし、業務データベース内の業務データを分析させ、顧客からの注文台帳のデータを取得する。そして注文台帳のデータに基づき、注文請書を生成して印刷する指示を送信する。

0042

業務基幹サーバ10は、この指示に従って注文請書を生成するために、業務データベース内の業務データを分析し、分析結果として注文請書用の業務データ名のセットに対応する業務データ(分析データ)を取得する。さらに業務基幹サーバ10は、当該データの送付先の顧客名をキーとして事前に定められた帳票デザインを特定する情報を取得する。そして、分析データと帳票デザインの情報とを印刷対象データとしてデータインタフェース11を介してプリンタ統合管理装置20に出力する。

0043

プリンタ統合管理装置20の論理プリンタ部21は、データインタフェース11を介して印刷対象データを取得する。そして、帳票デザインの情報が含まれているため、この印刷対象データを処理インタフェース23を介して帳票画像生成装置30に出力する。

0044

帳票画像生成装置30は、印刷対象データに含まれる帳票デザインを特定する情報を取得し、事前に登録された帳票デザインを取り出して、記載欄ごとの枠識別子を参照して対応する記載欄に業務データを表示した帳票画像データを生成する。また、印刷対象データに含まれている業務データのうち、対応する記載欄がないものについては当該業務データを破棄する。例えば、図7に示すように顧客であるA社に対しては顧客名(枠識別子「CL#NAME」とする)と担当者名(枠識別子「CH#NAME」)を含めるのに対し、B社に対しては顧客名のみを含める場合には、A社向けの帳票デザインは図7(a)のように、B社向けの帳票デザインは図7(b)のようになる。そして、帳票画像生成装置30は、顧客名と担当者名とを含んだ(両者に含めるべきデータの論理和を含んだ)印刷対象データ(図7(c))を受けて、顧客名がA社であれば、顧客名を「CL#NAME」の枠に、担当者名を「CH#NAME」の枠に表示して図7(d)に示すような帳票を生成する。一方、顧客名がB社であれば、顧客名を「CL#NAME」の枠に表示し、担当者名のデータを破棄して図7(e)に示すような帳票を生成する。

0045

そして帳票画像生成装置30は、生成した帳票画像データをプリンタ統合管理装置20のスプール部22に蓄積させる。プリンタ統合管理装置20は、プリンタ40のうち、当該帳票画像データを印刷するための機能を備えたプリンタ40を特定し、さらにそのうち、待機中となっているプリンタ40に対して帳票画像データを送信する。そしてプリンタ40が帳票画像データの印刷を開始する。

0046

ここで、プリンタ統合管理装置20は、当該印刷を開始したプリンタ40の処理状況を監視しており、例えば当該プリンタ40が用紙切れなどの理由で印刷エラーを発した場合には、イベント処理部25により、業務基幹サーバ10のデータインタフェース11を介して業務管理パッケージに対してプリンタ40のエラーを報知する。業務管理パッケージ側では、拡張機能プログラムに応じてこの報知されたエラーを処理することとなる。この処理としては、例えばクライアント2の画面上にエラーが発生したことを表示する処理などがある。利用者は、これにより別途操作の必要なく、プリンタ40のエラーを認識することができるようになり、印刷処理の効率が向上する。

0047

さらに、本実施の形態においては、プリンタ統合管理装置20に印刷させるべき帳票画像データがスプールされているので、プリンタ40に用紙を補給した後に、プリンタ統合管理装置20に対して再印刷を指示すれば、改めてデータを処理することなく、帳票の印刷が行われる。このようにスプールがプリンタ統合管理装置20側で行われることで、印刷処理の効率がさらに向上する。

0048

課金管理]ところで、業務基幹サーバ10は、印刷対象データに印刷を指示した利用者の情報を含めることとしてもよい。すなわち、業務基幹サーバ10は、利用者を認証しているので、この認証情報を用いて利用者の情報を印刷対象に含めることができる。そして、プリンタ統合管理装置20のログを分析することによって、業務基幹サーバ10に登録されている利用者の情報を用いて各利用者の印刷量を確認でき、これに応じて課金処理を行うこともできる。

0049

つまり、業務基幹サーバ10の利用者情報に即して課金管理を行うことができ、課金管理の導入が容易になる。

発明の効果

0050

本発明によれば、各種業務データを一元的に蓄積する業務データベースを備えた業務基幹サーバが、当該各種業務データを分析し、分析の結果としての分析データを生成し、当該分析データをクライアント側に提示するとともに、各種データを外部装置との間で入出力するデータインタフェースを具備し、プリンタ統合管理装置が、業務基幹サーバから、データインタフェースを介して印刷対象となる標準データを受信し、印刷対象となった標準データに基づいて生成した印刷画像データをスプールし、スプールした印刷画像データをプリンタに印刷させ、さらにプリンタでの印刷処理状態を監視する業務支援システムとしているので、印刷処理を効率的に管理できる。

0051

また、本発明によれば、プリンタ統合管理装置と通信可能に接続され、印刷対象となった標準データをプリンタ統合管理装置から受信して、事前に設定された帳票上にレイアウトし、当該レイアウト結果としての帳票画像データをプリンタ制御装置に出力して前記スプール手段に印刷画像データとして蓄積させる帳票画像生成装置を含み、プリンタ統合管理装置が、業務基幹サーバから入力される指示により、帳票画像生成装置に印刷対象データを選択的に送信し、スプールした帳票画像データである印刷画像データをプリンタに印刷させるので、プリンタ統合管理装置にて印刷処理を集中的、かつ効率的に管理しつつ、所望の帳票にレイアウトした印刷結果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0052

図1本発明の実施の形態に係る業務支援システムの構成ブロック図である。
図2プリンタ統合管理装置の構成ブロック図である。
図3帳票画像生成装置の構成ブロック図である。
図4アーカイブサーバの構成ブロック図である。
図5帳票デザインの一例を表す説明図である。
図6印刷対象データの一例を表す説明図である。
図7帳票画像の生成過程を表す説明図である。
図8従来の業務支援システムの構成ブロック図である。

--

0053

1,10 業務基幹サーバ、2クライアント、3,40プリンタ、11データインタフェース、20 プリンタ統合管理装置、21論理プリンタ部、22スプール部、23 処理インタフェース、24プリントスケジュール部、25イベント処理部、30帳票画像生成装置、31 受付部、32解析部、33帳票生成部、34 出力部、35帳票登録部、50アーカイブサーバ、51 受信部、52 制御部、53ストレージ、54 送信部、60FAXサーバ、61ネットワークインタフェース、62通信制御部、63電話網インタフェース。

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