図面 (/)

技術 安全コンセント

出願人 小堤三千郎
発明者 小堤三千郎
出願日 2001年8月27日 (19年5ヶ月経過) 出願番号 2001-256266
公開日 2003年3月7日 (17年11ヶ月経過) 公開番号 2003-068388
状態 未査定
技術分野 コネクタハウジング及び接触部材の保持
主要キーワード 回動蓋 コンセント差込口 各差込口 プラグ差込口 静止摩擦係数μ 延長コード コンセントカバー ゼンマイバネ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年3月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

コンセントを使用してないときには差込口が塞がれており、使用するときに簡単にプラグを差し込むことが出来る安全なコンセントを提供する。

解決手段

複数のプラグ差込口の中間部を中心にして回動可能に設けられた回動蓋をコンセントの差込口前面に設ける。回動蓋は基準位置では前記プラグ差込口を覆い、所定位置まで回動したときに前記プラグ差込口が露出するような形状になっている。

効果

この回動蓋は、プラグの端子で回動するのは容易であるが、指等で回動し難くなっているので、使用するときには簡単に差し込むことが出来、使用しないときには幼い子供に対しても安全である。

概要

背景

従来、電気製品等の電源として、交流100Vの商用電源には、壁等に固定されたコンセント1と呼ばれる器具(図1a)や延長コードの先に接続されたテーブルタップ(図1b)の差込口にプラグ端子挿し込む形式が一般に用いられ、必要なときに電気器具のプラグ2を差込んで用いる。これらコンセントは不使用時には差込口4は開いたままであり、幼い子供が誤って金属製のものを挿し込んだりして感電したり、スパークさせる危険がある。

そのため、図2に示すような差込口カバー5が製品化され、小さな子供のいる家庭等で用いられている。このカバー5はプラスチック製品でプラグ2の先端と同様の形状をしており、コンセントを使わないときにプラグ2と同様に挿し込んでおき、コンセントを使うときに外す物である。

概要

コンセントを使用してないときには差込口が塞がれており、使用するときに簡単にプラグを差し込むことが出来る安全なコンセントを提供する。

複数のプラグ差込口の中間部を中心にして回動可能に設けられた回動蓋をコンセントの差込口前面に設ける。回動蓋は基準位置では前記プラグ差込口を覆い、所定位置まで回動したときに前記プラグ差込口が露出するような形状になっている。

この回動蓋は、プラグの端子で回動するのは容易であるが、指等で回動し難くなっているので、使用するときには簡単に差し込むことが出来、使用しないときには幼い子供に対しても安全である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

差込口の前面に回動可能に設けられ、基準位置では前記差込口を覆い、所定位置まで回動したときに前記差込口が露出するような形状の回動蓋を備えた安全コンセント

請求項2

円盤状又は一部円状の回動蓋の外周が、円型収容凹部の内側に摺動する状態で回動する請求項1に記載の安全コンセント。

請求項3

円盤状の回動蓋が基準位置にあるとき、回動蓋の背面に設けられバネ付勢されたロックピンが回動蓋の開口部に差込まれて回動がロックされ、プラグ端子でロックピンを押込むことによりロックが解除され回動可能になる請求項1又は2に記載の安全コンセント。

技術分野

0001

本発明は、家庭等で一般に用いられているコンセントであって、使用していないときに差込口が塞がれて安全なコンセントに関する。

背景技術

0002

従来、電気製品等の電源として、交流100Vの商用電源には、壁等に固定されたコンセント1と呼ばれる器具図1a)や延長コードの先に接続されたテーブルタップ図1b)の差込口にプラグ端子挿し込む形式が一般に用いられ、必要なときに電気器具のプラグ2を差込んで用いる。これらコンセントは不使用時には差込口4は開いたままであり、幼い子供が誤って金属製のものを挿し込んだりして感電したり、スパークさせる危険がある。

0003

そのため、図2に示すような差込口カバー5が製品化され、小さな子供のいる家庭等で用いられている。このカバー5はプラスチック製品でプラグ2の先端と同様の形状をしており、コンセントを使わないときにプラグ2と同様に挿し込んでおき、コンセントを使うときに外す物である。

発明が解決しようとする課題

0004

カバー5をコンセントに挿し込んでいるときには、差込口4は小さな子供のいたずら等からほぼ完璧に防護されているが、電気器具を使用するときははずす必要がある。はずしたカバーの扱いがわずらわしい。カバー5自身はプラグ2の先の形状をした小さなものであり、幼い子供には場合によっては危険となったり、紛失しやすくもある。また電気掃除機を使うように頻繁にプラグを抜き差しするようなときには特にわずらわしい。

0005

前記のカバーのようなものをコンセントの付属品として蝶番等で設けることも考えられるが、コンセント使用時にコンセントの前面から突出することになり、邪魔になったり、壊れやすく、また依然としてカバーの抜き差しの面倒が残る。プラグの端子で押せば内側に開くような蓋を複数の各差込口を塞ぐ構造では、それぞれ別個に蓋を設けると複雑になるし、蓋を押すことで簡単に開いてはまだ若干の危険性がある。そこで、本発明者は、不使用時には差込口が蓋で塞がれ、簡単で使い勝手の良いコンセント差込口の蓋の構造について、鋭意検討を進め、本発明に至った。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、コンセントの前面に回動可能に設けられた蓋により、不使用時には差込口が安全に塞がれ、プラグの抜き差しは従来のように難なく出来、かつ構造の簡単なコンセントを提供することを目的とする。本発明の安全コンセントは、上記目的を達成するため、差込口の前面に回動可能に設けられた回動蓋を備えている。回動蓋は基準位置では前記差込口を覆い、所定位置ではコンセントの差込口が露出するような形状になっている。

0007

軸支されていない円盤状又は一部円盤状の回動蓋の外周が、円状の収容凹部の内側に摺動する状態にしておくと回動蓋はプラグの端子以外の指等で簡単には回動できない。基準位置で回動蓋の背面に設けられたバネ付勢されたロックピンが回動蓋の開口部に差し込まれるようにすると、さらに確実に回動できない状態になる。プラグが差込口から抜かれたときに、自動的に基準の位置に戻るように回動蓋をバネ等で付勢するのが好ましい。

0008

不使用時のコンセントの安全を図るための蓋は、複雑な構造ではコストも嵩むし、壊れやすくもなる。また、コンセントの前面とプラグの端子を挟む電極との間は狭い。これらのことから、コンセントの前面に平行にスライドさせる方式の蓋が考えられる。しかし、複数の差込口にそれぞれ設けるのは構造が複雑になり、広いコンセント前面を要する。そこで本発明者は回動方式の蓋を思いついた。一枚の円盤状の回動蓋で複数の差込口を覆い、回動蓋を所定位置に回動したとき差込口が露出する方式である。回動蓋の直径は、通常の交流100Vのコンセントで2cm程度、厚みは1mm程度と最小限のスペースで済む。

0009

円盤状の回動蓋は図3のように、コンセントの前面に設けられる。回動蓋の直径は、基準位置で複数の差込口Sを全部覆うように設定される(a)。回動蓋の開口部Hは所定位置(使用時の位置)まで回動したときに差込口Sに重なるように設けられる(図3b)。ここでは2つの差込口Sで一組となる通常のコンセントを例に説明したが、3つの差込口の場合も同様である。

0010

基準位置(コンセント不使用時の位置)では、差込口Sは塞がれている。回動蓋の開口部にプラグ端子2aを挿し込み、プラグを回動させると、プラグ端子2aと開口部Hとの当接部から偶力M(回転中心から等距離の位置で反対方向に働く一組の力)を受け、回動蓋11は基準位置(図3a)からD方向に所定の位置(図3b)まで回動させられる。偶力をプラグの端子2aと開口部Hの縁との当接部を介して伝えるため、回動蓋11の厚みは、プラグ端子2aの先端角の丸み(R)以上厚くなっている。プラグを回動させることで回動蓋を所定位置まで回動させれば、その位置でプラグ端子2aをコンセント内部まで挿し込める。

0011

本発明に従ったコンセント10の構造の具体例を図4で示す。この例では、図4(a),(b)のように円盤状の回動蓋11は軸支されていない状態でコンセント10の前面板12の収容凹部13に収容されている。回動蓋11は、外周11aが収容凹部13の内側13aに拘束され、摺動状態で回動する。このため、力学的に剛体と考えられる回動蓋11に、偶力でなく図4(c)のように例えば一ヶ所の開口部11bだけに一方向の力Fを加えた場合、その力は力Fの作用線と回動蓋11の外周11aとの交点Pにかかる。交点Pにかかった力Fは、回動蓋11を回動しようとする円周方向の分力F1と回動蓋の外周11aを収容凹部の内側13aに押付け半径方向の分力F2とに分けて考えることができる。

0012

この半径方向の分力F2のため、回動蓋と収容凹部の内側との間に交点Pにおいて摩擦力静摩擦)が発生し、同時に円周方向の分力F1(加えた力Fより小さい)により回転モーメントが発生する。しかし、分力F2による摩擦力と分力F1による小さい回転モーメントのため、回動蓋は回動しにくい。具体的には静止摩擦係数μ<F1/F2を満たさない限り回動しない。

0013

一方、2個(又はそれ以上の)プラグの端子2aにより偶力Mを回動蓋11に与えたときは、半径方向の力がかからないので、回動蓋11の外周11aと収容凹部13の内側13aとの間に摩擦力(静摩擦)が発生せず、難なく回動することができる。すなわち回動蓋11はプラグの端子2aにより偶力Mを与えたときには回動しやすいが、偶力M以外の通常の一方向の力では回動蓋11は容易には回動しない。勿論、「容易には回動しない」程度は、回動蓋11の回動の制動力として回動蓋11の直径や外周面11aと収容凹部13の内側13aとの接点摩擦係数等で変わるので、安全性,使い勝手等を考慮して寸法や材料が適宜決められる。制動の方法としては、図5(a),(b)のように例えば円盤状の回動蓋11の外周面11a及び/又は収容凹部13の内側13aにギザギザ凹凸を付けても良い。

0014

勿論、制動力は回動蓋11の裏面11cと収容凹部13の底部13bとの接触面の状況でも変わるので、この面を弾性ゴム等の摩擦係数の大きいものにしておくと、例えば指等で押回したときも、回動蓋の裏面が収容凹部の底部に押付けられ、十分な制動が得られる。十分に制動して回りにくくしてあれば回動蓋は軸支していてもよい。

0015

また図5(c)のように、収容凹部13の内側13aに板バネ17等を設け、基準位置においてバネに当接する位置で、回動蓋11の外周11aに切欠き11cを設けると回動蓋11は基準位置でロックされる。円盤状の回動蓋は、バネ等適宜の手段で基準位置方向に付勢しておけば、プラグを抜いたときに回動蓋は自動的に基準位置まで戻る。このとき、付勢力が偶力になるように、図5(d)のようにゼンマイバネ15等で回動蓋11にトルクを与えると良い。回動蓋11を基準位置に戻す力や回動角度はわずか(最大90度)でよいので公知手段で十分可能である。

0016

本発明に従った図6の例では、プラグの端子以外による基準位置からの回動を、回動蓋11の開口部Hにはまり込むロックピン16で防止している。ロックピン16は、収容凹部底13bから突出方向にバネ13c等で付勢されて、基準位置では突出部16aが回動蓋11の開口部Hにはまり込んでいる(a)(b)。ロックピン16は、プラグの端子2aにより押されて引っ込むことで、回動がロックされている状態から解除される(c)。その状態でプラグを所定位置まで回動させれば、前記の例と同様にプラグの端子2aは挿し込み可能となる(d)。なお、回動蓋11をコンセント前面12に軸支しない場合には、回動蓋11は例えば突起13cによってコンセント前面12に回動可能に固定される。

0017

回動蓋の形状は、基準位置で差込口を塞ぎ、基準位置から所定量回動した所定の位置で、開口部を介して差込口が現れ、プラグが挿し込まれる状態になればよく、円形のみでなくデザインも含めていろいろな形状が考えられる。図7はH型、図8I型図9楕円型でそれぞれ(a)所定位置、(b)基準位置を示している。特に図9の楕円型は、収容凹部13の内側13a及び回動蓋11の外周11aのどちらも楕円になっており、所定位置(a)では収容凹部13の内側13aと回動蓋11の外周11aは接触点Qで接触して、簡単には回動できない状態となる。

発明の効果

0018

本発明に従ったコンセントは、以上に説明したように、差込口に回動可能な円盤状の回動蓋を備えており、回動蓋は基準位置ではコンセントの差込口を塞いでいるので安全である。使用時にはプラグの端子によって偶力を与えることで容易に回動し、プラグを挿し込める状態になる。しかし、プラグ以外のものでは容易に回転しないので安全を確保出来る。この安全のための重要な機能を、従来のコンセントの構造を大幅に変える必要なく簡単な構造で実現できる。

図面の簡単な説明

0019

図1は従来使用されているコンセントの例。
図2は従来使用されているコンセントカバーの例。
図3は本発明に従った回動蓋の作用を説明する図。
図4は本発明に従った回動蓋の具体的な例(a)(b)及びプラグの端子以外のものでは容易に回動しないことを説明する図(c)。
図5は本発明に従った回動蓋の制動方法の一例を示す図。(d)は回動蓋が基準位置に戻るようにバネで付勢したもの。
図6は本発明に従ったロックピンの一例を示す図。
図7は本発明に従った回動蓋の形状の一例。
図8は本発明に従った回動蓋の形状の一例。
図9は本発明に従った回動蓋の形状の一例。

--

0020

10:コンセント11:回動蓋12:コンセント前面
13:収容凹部 16:ロックピン
S:差込口 T:接触子H:開口 M:偶力F:一方向の力

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ