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図面 (11)

課題

解決手段

挿入されたコイン型IC記憶媒体1との間でリードライト部35により情報の読取り及び書込み可能であり、コイン型IC記憶媒体1に既に記憶されている金額情報現金挿入口32から支払われた金額とによって代金精算し、釣銭情報を再びコイン型IC記憶媒体1へ記憶させて返却する。

概要

背景

従来、販売時点情報管理システム(以下、POSシステムという)では、店頭商品販売した際の商品名、価格、購買者等の販売情報販売時点で把握して記憶していた。より具体的には、販売時点情報管理ターミナル(以下、POSターミナルという)であるレジスタ装置によって、予め商品に印刷されたバーコード光学的に読み取り、レジスタ装置内でデータ処理して販売情報を取得し記憶すると共に、接続される管理コンピュータ同情報を送信し、管理コンピュータが商品の販売情報を一括管理していた。そして、レジスタ装置では、利用客から預かった金額販売金額の合計とから釣銭を計算し、従業員が利用客から金額を受取り釣銭を受渡していた。しかしながら、このPOSシステムでは、販売店側の会計業務及び商品管理は効率化できるものの、購買する側の利用者には、会計にかかる時間が短縮できる以外には特段の効果を有しなかった。

そこで、利用者にも特典を与え集客をより良くするためのPOSシステムとしては、予め登録された会員に対して特典を与えるものがあった。同POSシステムでは、会員毎識別可能会員カード配布しておき、POSターミナルであるレジスタ装置には会員カードと情報の入出力が可能なカードリーダライタを設置しておく。そして、レジスタ装置による会計時に、カードリーダライタによって会員カードへ購入価格に対する一定の割合等対応させてポイントを付与していた。

概要

コイン型IC記憶媒体1による代金精算システムの提供

挿入されたコイン型IC記憶媒体1との間でリードライト部35により情報の読取り及び書込み可能であり、コイン型IC記憶媒体1に既に記憶されている金額情報現金挿入口32から支払われた金額とによって代金精算し、釣銭情報を再びコイン型IC記憶媒体1へ記憶させて返却する。

目的

この発明は、これら問題点に鑑み、ポイント付与した記憶媒体回収が容易であり、利用者が複数所持してしまわないコイン型IC記憶媒体及びコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置の提供を課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

釣銭金額を表す釣銭情報及びポイント情報を受信して記憶可能であると共に、記憶した釣銭情報及びポイント情報を送信可能であり、送信した釣銭情報の表す釣銭金額を全て利用した場合にはポイント情報が加算記憶されることを特徴とするコイン型IC記憶媒体

請求項2

コイン型IC記憶媒体との間で情報の読取り及び書込みが可能なリードライト部と、利用代金を表す金額情報入力可能であり、リードライト部と信号入出力可能に接続され、支払われた現金又はリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報、或は、支払われた現金とリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報とによって利用代金を精算し、支払われた現金の釣銭である釣銭情報をリードライト部へ出力すると共に、使用した現金の金額に対応して発生されるポイント情報及び釣銭情報が全額利用されると発生されるポイント情報をリードライト部へ出力してコイン型IC記憶媒体へ書込ませる制御部とからなることを特徴とするコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置。

請求項3

コイン型IC記憶媒体との間で情報の読取り及び書込みが可能なリードライト部と、利用代金を表す金額情報を入力可能であり、リードライト部と信号入出力可能に接続され、支払われた現金又はリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報、或は、支払われた現金とリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報とによって利用代金を精算し、支払われた現金の釣銭である釣銭情報をリードライト部へ出力可能であり、使用した現金の金額に対応してポイント情報を発生させると共に釣銭情報が全額利用された場合にポイント情報を発生させ、発生されたポイント情報をリードライト部へ出力してコイン型IC記憶媒体へ記憶させる制御部とからなり、読込んだ釣銭情報が利用代金以上の場合には、釣銭情報によって利用代金を精算し、リードライト部がコイン型IC記憶媒体へ精算した残金を釣銭情報として記憶させ、残金が無ければ釣銭情報が全額利用されて発生されたポイント情報を記憶させ、釣銭情報が利用代金未満の場合には、支払われた現金及び釣銭情報によって利用代金を精算し、精算した残金をリードライト部がコイン型IC記憶媒体へ釣銭情報として記憶させると共に、釣銭情報が全額利用されて発生されたポイント情報及び使用した現金の金額に対応して発生されたポイント情報を既に記憶されていたポイント情報に加算してコイン型IC記憶媒体へ記憶させることを特徴とするコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置。

技術分野

0001

この発明は、コイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置に係り、詳細には、コイン型IC記憶媒体に記憶させた釣銭情報によって代金支払が可能であると共にポイント情報を記憶させるコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置に関する。

背景技術

0002

従来、販売時点情報管理システム(以下、POSシステムという)では、店頭商品販売した際の商品名、価格、購買者等の販売情報販売時点で把握して記憶していた。より具体的には、販売時点情報管理ターミナル(以下、POSターミナルという)であるレジスタ装置によって、予め商品に印刷されたバーコード光学的に読み取り、レジスタ装置内でデータ処理して販売情報を取得し記憶すると共に、接続される管理コンピュータ同情報を送信し、管理コンピュータが商品の販売情報を一括管理していた。そして、レジスタ装置では、利用客から預かった金額販売金額の合計とから釣銭を計算し、従業員が利用客から金額を受取り釣銭を受渡していた。しかしながら、このPOSシステムでは、販売店側の会計業務及び商品管理は効率化できるものの、購買する側の利用者には、会計にかかる時間が短縮できる以外には特段の効果を有しなかった。

0003

そこで、利用者にも特典を与え集客をより良くするためのPOSシステムとしては、予め登録された会員に対して特典を与えるものがあった。同POSシステムでは、会員毎識別可能会員カード配布しておき、POSターミナルであるレジスタ装置には会員カードと情報の入出力が可能なカードリーダライタを設置しておく。そして、レジスタ装置による会計時に、カードリーダライタによって会員カードへ購入価格に対する一定の割合等対応させてポイントを付与していた。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の方法では、販売店の従業員と利用客との間では依然現金の受渡しを直接行わなくてはならず、ハンバーガーショップ等では従業員が直接現金に手を触れるので、衛生上好ましく無かった。更には、釣銭受渡し時の従業員による現金の紛失横領などの不正行為に対処できなかった。又、会員に対して特典を与える従来の方法では、会員は予め会員登録を行って会員カードを取得しなければならないという問題点を有した。更に又、利用した金額毎にポイントを付与するだけでは、会員カードに記憶されているポイントは、そもそもサービスとして与えられたものなので、会員自身に金銭としての損失がないため、ポイント付与した会員カードを利用しない場合が考えられ、会員カードの回収ができない場合が有るという問題点を有した。カードが容易に発行されて利用した金額毎にポイントが付与される場合では、同様の問題点を有するのに加え、カードが容易に発行されるので、同一利用者複数枚のカードを所持してしまい、例えば、カードがICカード等高価な場合には、カードの費用が無駄になり、店舗側の負担が増大してしまうという問題点を有した。

0005

この発明は、これら問題点に鑑み、ポイント付与した記憶媒体の回収が容易であり、利用者が複数所持してしまわないコイン型IC記憶媒体及びコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置の提供を課題とする。

課題を解決するための手段

0006

そこでこの発明は、

0007

釣銭金額を表す釣銭情報及びポイント情報を受信して記憶可能であると共に、記憶した釣銭情報及びポイント情報を送信可能であり、送信した釣銭情報の表す釣銭金額を全て利用した場合にはポイント情報が加算記憶されることを特徴とするコイン型IC記憶媒体、

0008

及び、

0009

コイン型IC記憶媒体との間で情報の読取り及び書込みが可能なリードライト部と、利用代金を表す金額情報入力可能であり、リードライト部と信号入出力可能に接続され、支払われた現金又はリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報、或は、支払われた現金とリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報とによって利用代金を精算し、支払われた現金の釣銭である釣銭情報をリードライト部へ出力すると共に、使用した現金の金額に対応して発生されるポイント情報及び釣銭情報が全額利用されると発生されるポイント情報をリードライト部へ出力してコイン型IC記憶媒体へ書込ませる制御部とからなることを特徴とするコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置、

0010

及び、

0011

コイン型IC記憶媒体との間で情報の読取り及び書込みが可能なリードライト部と、利用代金を表す金額情報を入力可能であり、リードライト部と信号入出力可能に接続され、支払われた現金又はリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報、或は、支払われた現金とリードライト部が読込んだコイン型IC記憶媒体に記憶されている釣銭情報とによって利用代金を精算し、支払われた現金の釣銭である釣銭情報をリードライト部へ出力可能であり、使用した現金の金額に対応してポイント情報を発生させると共に釣銭情報が全額利用された場合にポイント情報を発生させ、発生されたポイント情報をリードライト部へ出力してコイン型IC記憶媒体へ記憶させる制御部とからなり、読込んだ釣銭情報が利用代金以上の場合には、釣銭情報によって利用代金を精算し、リードライト部がコイン型IC記憶媒体へ精算した残金を釣銭情報として記憶させ、残金が無ければ釣銭情報が全額利用されて発生されたポイント情報を記憶させ、釣銭情報が利用代金未満の場合には、支払われた現金及び釣銭情報によって利用代金を精算し、精算した残金をリードライト部がコイン型IC記憶媒体へ釣銭情報として記憶させると共に、釣銭情報が全額利用されて発生されたポイント情報及び使用した現金の金額に対応して発生されたポイント情報を既に記憶されていたポイント情報に加算してコイン型IC記憶媒体へ記憶させることを特徴とするコイン型IC記憶媒体を用いる代金支払装置、

0012

を提供する。そして、この発明の作用は以下の通りである。リードライト部が釣銭情報及びポイント情報が記憶されているコイン型IC記憶媒体と情報の送受信を行い、コイン型IC記憶媒体に記憶された釣銭情報を読取ると共に、ポイント情報を読取る。制御部では、利用代金を表す金額情報を入力する。更には、リードライト部が読取った釣銭情報及びポイント情報を入力し、更に、入力した利用代金を読取った釣銭情報によって精算する。釣銭情報で精算できなければ支払われた現金と釣銭情報とによって精算する。又、読取った釣銭情報の残額が無ければ支払われた現金によって精算する。そして、精算した結果釣銭があれば釣銭情報をリードライト部へ出力する。更には、使用した現金金額に対応してポイント情報を発生してリードライト部へ出力する。又、釣銭情報が全額利用されるとポイント情報を発生してリードライト部へ出力する。リードライト部では、入力した釣銭情報及びポイント情報をコイン型IC記憶媒体へ書込む。この制御部による利用代金の精算は、コイン型IC記憶媒体から読取った釣銭情報が利用代金以上ならば、釣銭情報によって精算し、精算の結果釣銭情報に残金が生じれば、残金をリードライト部によって釣銭情報としてコイン型IC記憶媒体へ書込ませる。又、残金が生じなければ、釣銭情報が全額利用されたのでポイント情報を発生してリードライト部によってポイント情報をコイン型IC記憶媒体へ書込む。コイン型IC記憶媒体から読取った釣銭情報が利用代金より小さければ、支払われた現金と読取った釣銭情報とによって利用代金を精算する。そして、精算した残金を釣銭情報としてコイン型IC記憶媒体へリードライト部によって書込ませ記憶させる。更に、釣銭情報が全額利用されたのでポイント情報を発生すると共に、支払われた現金も使用したので使用した現金の金額に対応してポイント情報を発生する。そして、リードライト部によって、既に読取ったポイント情報に新たに発生したポイント情報を加算してコイン型IC記憶媒体へ書込み記憶させる。同様に、釣銭情報もコイン型IC記憶媒体へ書込み記憶させる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下に、この発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態を説明する構成図であり、図2は同部品を表す説明図であり、図3は同部品を表す説明図であり、図4図3内部機構の説明図であり、図5情報送受信時の説明図であり、図6は第1の実施の形態の説明図であり、図7は第1の実施の形態の動作説明図であり、図8は第1の実施の形態の動作説明図であり、図9は第1の実施の形態の動作説明図であり、図10はこの発明の第2の実施の形態を説明する構成図である。

0014

Aは、この発明の実施の形態である代金支払いシステムである。代金支払いシステムは、この実施の形態では、ハンバーガーショップに実施されるものを代表に説明し、接客用のカウンタA1を挟んで店員A2が客A3からの注文応えハンバーガーや飲み物等の商品の受渡しを行うと共に代金の支払いを受けるものである。この実施の形態では、代金支払システムAはハンバーガーショップを例にするが、パン屋等の他の食品を販売する店でもよく、又、コンビニエンスストアスーパーマーケットでもよく、現金を取扱い手の汚れた店員A2が商品を扱いたくない場合に適用すればよい。又、ガソリンスタンド等店員A2が汚れている手で現金を取扱って客A3へ汚れた手で現金の受渡しを行いたくない場合にも適用可能であり、更に又、経営者が店員A2を現金に触れさせたくない場合にも適用可能である。そして、代金支払システムAは、図1に表すように、コイン1、レジスタ装置2、代金支払装置3、精算機5、管理コンピュータ6とからなる。

0015

1は、コイン型IC記憶媒体である(以下、ICコインという)。ICコイン1は、図2に表すように、硬貨同様の形状からなり、表面には硬貨同様の絵模様或は文字等の装飾が施されている非接触型のICコインであり、IC11を内蔵して情報を記憶可能である。更に、ICコイン1は、非接触型であり電源を内蔵しないので、内蔵するIC11へ外部から電力の供給を得るため、及び、外部から情報の供給を得る或は記憶した情報を外部へ送信するためのアンテナ12を内蔵し、アンテナ12はIC11と接続させる。そして、ICコイン1は、釣銭が金額情報として記憶され、更に、金額情報の他に、釣銭が返却された日付や利用された日付等が記憶される。ICコイン1は、少なくも釣銭金額の情報である釣銭情報及びポイント情報を記憶でき、その他の情報、例えば、ICコイン1が利用された履歴記録を表すログ情報等を記憶可能であっても良い。

0016

2は、レジスタ装置である。レジスタ装置2は、POSシステムに用いられるレジスタ装置からなり、カウンタA1の店員A2側に設置され、代金支払装置3や図示しない他の装置と通信可能に接続される。そして、レジスタ装置2は、接客する店員A2が客A3の注文を聞取り、注文に応じて操作し、注文された各商品の料金を積算すると共に、積算した代金の合計金額を代金支払装置3へ信号出力可能である。又、レジスタ装置2は、POSシステムのPOS端末としても機能するので、当日全体の売上集計や商品を売った時・接客した店員等を記録可能である。

0017

3は、代金支払装置である。代金支払装置3は、カウンタA1の客A3側に設置され、レジスタ装置2と信号入出力可能に接続され、レジスタ装置2から客A3が購入した商品の代金である合計金額の金額情報を入力し、客A3から代金を回収可能であり、図3に表すように、筐体31の表面には、紙幣挿入可能な現金挿入口32、及び、ICコイン1が投入される媒体挿入口33を開口してなり、客A3によって現金及びICコイン1を投入され、支払われた現金及びICコイン1によって会計を行う。又、代金支払装置3には、現金挿入口32内部に設置する現金識別部34が設けられる。現金識別部34は、現金挿入口32から挿入された紙幣を識別可能であり、挿入された紙幣を収納可能である。更に又、代金支払装置3の媒体挿入口33内部には、リードライト部35を設ける。リードライト部35は、図4に表すように、媒体挿入口33から投入されるICコイン1を受入れ貯留可能であり、貯留した状態でICコイン1のアンテナ12と対向する位置にアンテナ部36を設け、アンテナ部36と接続される制御部37とからなり、ICコイン1が貯留された状態でアンテナ部36がアンテナ12と対向状態となるので、制御部37がアンテナ部36からICコイン1に対して電力を非接触状態で供給可能であると共に、ICコイン1に対して情報の書込み及びICコイン1から情報の読取りが可能である。

0018

代金支払装置3は、更に筐体31表面に現金返却口38を設ける。現金返却口38は、筐体31内部で現金識別部34と連結して設けられ、現金識別部34で識別した現金が不良で読取れなかった場合等に返却される。同様に、代金支払装置3には、媒体払出口39が設けられる。媒体払出口39は、ICコイン1が通過できる通路(図示せず)によってリードライト部35と連結され、リードライト部35によって書込みの終了したICコイン1を客A3に返却可能である。更に、代金支払装置3には、客A3が識別しやすい筐体31の表面に表示部40を設ける。表示部40は、液晶表示部からなり、レジスタ装置2から入力した合計金額、現金識別部34によって識別された金額、リードライト部35によってICコイン1から読出された金額情報等を表示可能である。更に、表示部40の一部には、確認ボタン41を表示する。確認ボタン41は、確認ボタン41を客A3が接触したことを識別可能な、液晶表示器等に用いられるタッチパネル式センサスイッチである。そして、表示部40は、客A3に対し現金の挿入を促し、確認ボタン41がタッチされることで、客A3が現金の挿入、ICコイン1の挿入を終了し、代金の精算を行う。更に又、代金支払装置3は、筐体31内部に予めICコイン1を複数収納可能な媒体収納部42を設ける。媒体収納部42には、予め複数のICコイン1が収納されており、収納されたICコイン1は、確認ボタン41がタッチされた時点でICコイン1が媒体挿入口33から挿入されておらず、リードライト部35にICコイン1が貯留されていない時に、必要に応じ1枚ずつリードライト部35へ送出可能である。媒体収納部42に収納されているICコイン1は、釣銭情報が何も記載されていないものであるが、リードライト部35によって新たに釣銭情報が書込まれて排出されるので、何らかの情報が書込まれてるICコイン1が収納されていても良い。代金支払装置3は、挿入されるICコイン1が複数の場合には、挿入された順にICコイン1からリードライト部35が情報を読取る。そして、釣銭情報は読取った時に利用金額から減算して利用残金を計算可能であり、読取ったポイント情報は読取る毎に加算して記憶可能である。従って、確認ボタン41が押圧されるまでは、ICコイン1の投入を待ち受け、投入される都度読取った釣銭情報とポイント情報とを処理可能である。

0019

制御部37は、代金支払装置3に挿入されて現金及びICコイン1の釣銭情報とによって、入力する合計金額を精算可能であると共に、精算した現金金額に対応してポイント情報を発生可能である。同様に、ICコイン1に記憶されている釣銭情報を全て精算に使用するとポイント情報を発生可能である。そして、発生したポイント情報はICコイン1の投入があった場合には、投入されたICコイン1に予め記憶されていたポイント情報、即ち、リードライト部35が読取ったポイント情報に加算してICコイン1へ記憶させることが可能である。

0020

尚、この実施の形態では、代金支払装置3は、確認ボタン41が押圧されることで、代金の精算をするよう形成したが、制御部37は媒体挿入口33からICコイン1が投入される都度ICコイン1に記憶されていた釣銭情報の金額を合計金額から減算して精算可能に形成し、1枚或は順次投入された複数のICコイン1に記憶されていた釣銭情報だけで合計金額を全額精算できれば精算を終了し、投入されたICコイン1に予め記憶された釣銭情報だけでは全額精算できない時には、現金挿入口32から不足分の現金が挿入されることで全額精算するように形成しても良く、この場合には、制御部37は現金挿入口32から現金の挿入があるまでは媒体挿入口33からICコイン1の投入を受付けて順次精算し、ICコイン1の投入が無くとも現金挿入口32から現金の挿入が有ればICコイン1の投入を受付けずに精算しきれていない代金残額を現金によって精算する。

0021

5は、精算機である。精算機5は、ICコイン1を投入可能な投入口及び現金を払戻しする現金払戻し口を表面に有し、内部にはリードライト部(図示せず)を設置すると共に投入されたICコイン1を回収する収納部(図示せず)を設け、更には、現金払戻し口(図示せず)にICコイン1が投入されることでICコイン1に記憶されている現金情報読出し、その情報に相当する金額の現金を現金払戻し口から客A3へ払戻し可能である。又、精算機5は、ICコイン1が投入されICコイン1に記憶された釣銭額を払戻した場合には、投入されたICコイン1を収納部(図示せず)へ収納可能である。

0022

6は管理コンピュータである。管理コンピュータ6は、レジスタ装置2、代金支払装置3、精算機5と夫々信号入出力可能に接続され、従来の機能としての販売商品データ管理は勿論のこと、ICコイン1の固有データに基づき特定されない個人別データを管理することが可能であり、POSシステムとしての統括的な機能を司る。

0023

次いで、上述のように形成する代金支払システムAの作用を説明する。客A3が最初にカウンタA1で商品の注文をする。店員A2は、注文された商品代金をレジスタ装置2へ入力し、商品注文が完了したところでレジスタ装置2に商品代金の合計を算出するよう指示すると共に、注文された商品を取り揃える。するとレジスタ装置2では、代金の合計を算出して代金支払装置3及び管理コンピュータ6へ出力する。このとき、レジスタ装置2は、代金支払装置3及び管理コンピュータ6夫々と並列に接続されていてもよく、又、どちらかを経由して接続されていても良い。カウンタA1に設置された代金支払装置3では、接続されるレジスタ装置2から合計金額を入力して表示部40へ表示し、客A3へ代金の支払を促す。そして、客A3が合計代金相当額かそれ以上の金額を現金挿入口32へ挿入するか、合計代金相当額以上になるよう現金及びICコイン1を挿入するか、合計代金相当額以上の釣銭情報のICコイン1を挿入することで代金の支払を行う。

0024

以下、合計代金相当額以上の現金による精算、合計代金相当額以上の現金及びICコイン1による精算、ICコイン1による精算の夫々の場合について説明する。客A3が、現金のみにより支払う場合には、自身の所有するICコイン1を投入することなく合計代金相当額以上の現金を現金挿入口32から挿入して確認ボタン41を押圧する。すると、代金支払装置3では、挿入された現金によって入力した金額情報の表す合計金額を残額精算する。次いで、精算した結果、挿入した現金に残金がある場合には、制御部がその残金金額の釣銭情報を発生すると共に、精算した現金金額に相当するポイントを発生してリードライト部35へ出力する。リードライト部35では予め媒体収納部42に収納されたICコイン1に、入力した釣銭情報及びポイント情報を書込み記憶させる。次いで、釣銭情報及びポイント情報を書込み記憶させたICコイン1を媒体返却口39から返却する。この時発生する支払われた現金の金額に対応して発生されるポイント情報は、1000円利用される毎に1ポイントを付与する(1000円未満を切捨てて1000円毎に1ポイントを付与する)。従って、利用金額が、3600円であり、4000円が現金挿入口32から挿入された場合には、3000円部分に対して3ポイントが付与され、3ポイントのポイント情報を生成する。そして、釣銭である400円は400円を表す釣銭情報として発生する。これらポイント情報及び釣銭情報が、リードライト部35によってICコイン1に書込まれ記憶されることとなる。そして、情報を書込み記憶したICコイン1を媒体払出口39から返却する。

0025

又、客A3が現金とICコイン1とを併用して支払う場合には、客A3がICコイン1及び現金を夫々媒体挿入口33及び現金挿入口32から挿入し、確認ボタン41を押圧する。すると、リードライト部35では、挿入されたICコイン1から釣銭情報及びポイント情報を読取り、制御部37へ出力する。同様に、挿入された現金を現金識別部34が識別してその金額を制御部37へ出力する。制御部37では、ICコイン1から読取った釣銭情報で合計代金を精算し、残った代金を挿入された現金の金額によって精算する。そして、合計代金を全額精算した結果残った釣銭の金額を表す釣銭情報を生成し、リードライト部35へ出力する。同様に、支払われた代金に対応してポイント情報を発生すると共に、ICコイン1に記憶されていた釣銭情報の表す釣銭を全額利用したことにより1ポイントのポイント情報を発生させる。支払われた代金に対応して発生するポイントは、上記現金のみにより支払う場合と同様である。そして、新たに発生したポイントと投入されたICコイン1から読取ったポイント情報のポイントと合計し、合計ポイントを新たなポイント情報としてICコイン1に記憶するようポイント情報をリードライト部35へ出力してICコイン1に書込み記憶させると共に、釣銭情報もリードライト部35へ出力してICコイン1に書込み記憶させる。そして、情報を書込み記憶したICコイン1を媒体払出口39から返却する。この実施の形態では、記憶されていた釣銭情報を全額精算して発生するポイントは1ポイントとしたが2ポイント以上でも良く又0.5ポイントでも良く限定されない。

0026

更に又、客A3が釣銭情報のICコイン1によって精算する場合には、客A3がICコイン1を媒体挿入口33から挿入し、確認ボタン41を押圧する。この時、ICコイン1の釣銭情報が精算する金額に足りない場合には、更に複数のICコイン1を投入する。すると、リードライト部35では、挿入されたICコイン1から釣銭情報及びポイント情報を読取り、制御部37へ出力する。複数のICコイン1の投入があった場合には、夫々のICコイン1の釣銭情報及びポイント情報を制御部37へ出力する。制御部37では、ICコイン1から読取った釣銭情報で合計代金を精算する。複数のICコイン1の投入があった場合には、夫々のICコイン1に記憶されていた釣銭情報で合計代金を精算する。同時に、釣銭情報の表す釣銭金額を全額精算に利用し終える度、釣銭情報の表す釣銭を全額利用したのでポイントを発生させる。この発生するポイントは加算記憶される。そして、釣銭情報の釣銭金額が未精算の代金より大きくなったところで、精算した結果残った釣銭の金額を表す釣銭情報を生成し、リードライト部35へ出力する。同様に、支払われた代金に対応してポイント情報を発生する。支払われた代金に対応して発生するポイントは、上記現金とICコイン1とを併用して支払う場合と同様であり、釣銭情報を全額利用したことで発生するポイントも同様である。そして、新たに発生したポイントと投入されたICコイン1から読取ったポイント情報のポイントと合計し、合計ポイントを新たなポイント情報としてICコイン1に記憶するようポイント情報をリードライト部35へ出力してICコイン1に書込み記憶させると共に、釣銭情報もリードライト部35へ出力してICコイン1に書込み記憶させる。そして、情報を書込み記憶したICコイン1を媒体払出口39から返却する。

0027

そして、代金支払装置3では、上記夫々の場合に、同時に現金識別部34が合計代金以上の支払があり、代金支払が終了した場合には、代金の支払があった旨をレジスタ装置2へ信号出力する。このように、利用した現金の金額とは別に、釣銭情報を全額利用するとポイントを発生させることで、利用者はICコイン1に釣銭が有れば利用しようとするので、ICコイン1の利用を促せる。更に、ICコイン1に記憶されたポイント情報は、ポイントに見合った景品交換したり、ポイントを現金に還元して商品の代金に利用可能にする。

0028

又、客A3がICコイン1に記憶された現金の情報相当額の返却を希望した場合には、精算機5へICコイン1を投入する。すると、精算機5では、投入され貯留されたICコイン1からリードライト部が釣銭情報を読出し、その情報に相当する金額を精算して支払うと同時に、貯留されたICコイン1に対して残金0である旨の情報及び0ポイントであるポイント情報を記憶させて収納部(図示せず)へ収納して回収する。この実施の形態では、ポイントは現金に還元しないので、釣銭情報の金額のみを支払うようにしたが、ポイントを現金に還元して支払う場合には、ポイント情報も読取り、読取ったポイント情報のポイントに相当する金額と釣銭情報の金額とを支払うようにする。管理コンピュータ6は、上述のような繰り返し行われる注文、代金支払、精算の各情報を入力して記憶し、店舗売り上げ集計管理や店員A2の管理を行う。更には、ICコイン1の識別コードに基づき、同一顧客が同一ICコイン1を使用していると見なして、来店頻度購入商品の傾向などを管理することができる。

0029

この実施の形態では、代金支払装置3は代金の支払を紙幣によって行うように形成したが、紙幣と貨幣とを併用して支払可能にすることもでき、この場合には、代金支払装置3の表面に貨幣投入口及び貨幣返却口を設け、貨幣の受入れ及び返却を可能とし、貨幣投入口内部には貨幣投入口から投入された現金を識別して回収可能であると共に、貨幣返却口から釣銭として貨幣を返却可能な貨幣識別部を設ければよい。そして、本実施の形態のように釣銭の授受も必ずしもICコイン1によって行う必要はなく、ICコイン1の投入があった場合でも、別途設ける選択ボタンによってICコイン1に釣銭を加算記憶するかどうかを選択可能とし、釣銭を加算記憶する場合には、投入された現金によって商品の代金を精算し、残金をICコイン1に記憶させて返却し、釣銭を加算記憶しない場合には、ICコイン1に記憶されている金額情報を商品代金の一部とした支払に使用し、ICコイン1にはリードライト部35が残金0である旨を記憶して返却するようにしても良い。

0030

以下に、ポイント情報の生成について詳説する。代金支払装置3が代金の精算を行う際に、1000円単位に1ポイントのポイント情報を発生させ、リードライト部35が残金同様にICコイン1へ記憶させる。従って、客A3は商品を1000円購入する毎に1ポイントを取得する。又、購入ポイントが1000円未満の場合には、1ポイントは発生しないが、釣銭の情報がICコイン1に記憶されることとなるので、次回利用時にICコイン1に記憶された釣銭として金額情報を精算に使用した場合に、1ポイントが加算されるように形成する。

0031

更に詳説すると、客A3が最初に3600円の商品を購入し、紙幣4000円によって支払うものとする。客A3は、現金挿入口32へ1000円札を4枚挿入する。すると、現金識別部34では、4000円の支払があった旨識別し、表示部40へ4000円の入金があった旨表示する。次いで、客A3は挿入した金額が4000円と正しく表示されているか否かを確認し、確認ボタン41を押圧する。勿論、5000円札或は10000円札を挿入した場合には、その金額が正しく表示されているか否かを確認する。代金支払装置3では、確認ボタン41の押圧があったので、400円の釣銭の情報を、予め代金支払装置3内に収納されたICコイン1へリードライト部35が記憶する。このとき、リードライト部35では、残金の情報と同様に、実際に支払われた3600円の内、1000円単位である3000円に相当する3ポイントをポイント情報としてICコイン1に記憶させる。そして、客A3へ媒体払出口39から釣銭の情報とポイントの情報を記憶させたICコイン1を払い戻す。挿入された現金が5000円札或は10000円札の場合には、1000円以上である1000円単位を1000円或は6000円と現金返却口38から払戻す。

0032

そして、次の来店時に3ポイントのポイント情報及び400円分の釣銭の情報が記憶された同ICコイン1を利用して3200円分の商品を購入した場合には、代金支払装置3に同ICコイン1を媒体挿入口33から挿入し、更に1000円札3枚を現金挿入口32から挿入する。代金支払装置3では、現金識別部34が3000円であることを識別して表示部40へ表示する。同様に、挿入されたICコイン1から同ICコイン1に記憶されている金額情報をリードライト部35が読取り表示する。そして、客A3が挿入した金額が3000円と正しく表示されており、挿入したICコイン1の残金が400円と表示されている否かを確認し、確認ボタン41を押圧する。代金支払装置3では、確認ボタン41が押圧されたので、ICコイン1の残金400円を精算に使用する。そして、先に商品の購入時に使用した600円とあわせて1000円分の購入を行ったので、1ポイントを加算すると共に、挿入された現金3000円の内の2800円を使用したので、更に2ポイントを加算し、既に記憶されている3ポイントに新たに発生した3ポイントを加算し6ポイントのポイント情報をICコイン1へ記憶させる。更に、投入された現金3000円のうち2800円を新たに商品購入に使用したので、釣銭200円が発生し、新たに釣銭の情報として、200円の情報を記憶する。

0033

尚、上記では説明上、常にICコイン1の釣銭を先に支払に使用するように説明したが、後から支払われた3000円を先に支払に使用したとし、ICコイン1に記憶された400円の金額情報から200円分を使用して残る金額情報を200円として新たに記憶しても、計算され記憶されるポイント数に変化は無く、商品を購入した代金1000円分毎に1ポイント発生させると共に釣銭を使い切った場合に1ポイント発生することで、同様にポイント数を発生可能である。このように、客A3が商品を購入した代金にあわせてポイントを発生させ、貯まったポイント数に応じて、例えば、10ポイントではキャラクタグッズ、50ポイントでは3000円分の商品券というように景品を与えるようにする。

0034

又、上述のポイントの説明では、景品と交換するように説明したが、例えば5ポイント獲得する毎に500円相当に換金して、釣銭情報として記憶しておき、次回ICコイン1を使用する際にポイントから発生した500円も代金の支払に使用可能としても良い。この場合には、リードライト部35がICコイン1からポイントを読出し、更に読出したポイントに新たに発生したポイントを加算し、その結果5ポイント以上(例えば7ポイント)となった場合には、5ポイント分を500円相当の釣銭情報として加算記憶させると共に、加算したポイント(7ポイント)から5ポイントを差引いた残りのポイント(2ポイント)を新たにICコイン1に記憶させることで実施可能である。

0035

次いで、複数のICコイン1が媒体挿入口33から投入されリードライト部35が読取り書込み処理を行わせ、ICコイン1を発行及び回収する方法を、図6乃至図9に基づいて詳説する。リードライト部35は、媒体収納部42とは奥側通路46によって連絡されると共に、媒体挿入口33とは通路47によって連結される。そして、奥側通路46は内部にICコイン1を収納可能であり、リードライト部35から回収されて送出されるICコイン1が順次収納され、媒体収納部42へ到達したICコイン1は媒体収納部42へ収納される。同様に、媒体挿入口33から挿入されたICコイン1は、通路47内を通りリードライト部35へ到達して収納される。媒体収納部42は、奥側通路46から回収された複数のICコイン1を収納可能であると共に、収納したICコイン1を奥側通路46へ順次送りだし可能に形成されるので、媒体収納部42にICコイン1が無くなるまでは常に奥側通路46にはICコイン1が存在する状態である。

0036

又、リードライト部35は、ロータ48を有し、ロータ48にはICコイン1が収納され、収納状態では収納されたICコイン1のアンテナ12がアンテナ部36と相対する位置を取る。ロータ48は全体として円盤状からなり通路47の終端部と、奥側通路46の始端部との間に設置される。そして、ロータ48は円盤状部分の外周に、略ICコイン1の外周に沿って、ICコイン1を収納可能な切欠状からなるコイン搬送部49が設けられる。又、リードライト部35の奥側通路46側にはコイン収納ローラ49aを設ける。コイン収納ローラ49aは、ローラ48が回転してコイン搬送部49が奥側通路46に位置したときにコイン搬送部49に収納されているICコイン1がコイン収納ローラ49aに当接してローラ48が順次回転することで上方である奥側通路46へICコイン1が押し出されるように移動可能に設ける。

0037

ロータ48はモータ(図示せず)により、制御部37の指示により正逆回転可能である。そして、ロータ48は、通常時は媒体挿入口33から投入されたICコイン1をリードライト部35へ受入可能な状態となるよう、コイン搬送部49が通路47から排出されるICコイン1を収納可能に位置されている。更に又、リードライト部35は、図7に表すように、ICコイン1が媒体挿入口33から投入されると、投入されたICコイン1がリードライト部35へ到達し、ロータ48のコイン搬送部49に収納され、収納されたICコイン1から釣銭情報及びポイント情報を読取る。そして、リードライト部35は、図8に表すように、ロータ48が図中時計回りに回転してコイン搬送部49が媒体払出口39へ開口してICコイン1を媒体払出口39から返却可能である。又、リードライト部35は、ICコイン1を媒体収納部42へ収納させるときには、図9に表すように、読取ったICコイン1を奥側通路46へ回収するためにロータ48が図中反時計回りに回転される。回転が進み、ロータ48が奥側通路46に位置すると、ロータ48の回転とコイン収納ローラ49aとによってICコイン1が奥側通路46の最下部に押し出されるように回収する。この回収は、媒体挿入口33から複数のICコイン1が投入されたときに、2枚目以降のICコイン1の投入があったことを検知して自動的に行われ、その都度各ICコイン1から読出したポイント情報は加算記憶され、釣銭情報はその都度精算に供される。

0038

そこで、例えば、ICコイン1が1枚のみ投入されて釣銭情報が代金の精算に供される場合には、投入されたICコイン1からリードライト部35が釣銭情報及びポイント情報を読取り記憶する。この記憶は、リードライト部35に設けた記憶部に一時的に記憶しても良く、或は、制御部37に同様に一時的に記憶させても良い。そして、確認ボタン41が押圧され、現金挿入口32から挿入された現金と釣銭情報とによって代金の精算を行うと、リードライト部35では、代金精算後に新たに発生した釣銭情報及びポイント情報(読取ったポイント情報に新たに発生したポイント情報を加算した情報)をICコイン1へ書込み記憶させる。次いで、ロータ48をコイン搬送部49から媒体払出口39へICコイン1を排出可能となるように回転させ、ICコイン1を媒体払出口39から排出する。

0039

又、ICコイン1が複数枚投入されて釣銭情報が代金の精算に供される場合には、最初に投入されたICコイン1からリードライト部35が釣銭情報及びポイント情報を読取り記憶する。この記憶は、リードライト部35に設けた記憶部に一時的に記憶しても良く、或は、制御部37に同様に一時的に記憶させても良い。そして、記憶された釣銭情報は代金精算に供され、釣銭情報は0となる。更に、2枚目以降も、投入されたICコイン1から同様に釣銭情報及びポイント情報を読取り記憶する。その際、読取った釣銭情報は最初のICコイン1同様に代金の精算に供されるが、読取ったポイント情報は既に読取って記憶したポイント情報に加算記憶する。又、情報を読取られたICコイン1は次に投入されたICコイン1が有る場合には、ロータ48が回転されて奥側通路46に回収される。次いで、再びロータ48がコイン搬送部49が通路47に開口するように逆回転して次のICコイン1をコイン搬送部49へ収納し、情報の読取を繰返す。そして、確認ボタン41が押圧され、現金挿入口32から挿入された現金と釣銭情報とによって代金の精算が終了すると、リードライト部35では、代金精算後に新たに発生した釣銭情報及びポイント情報(読取り加算したポイント情報に新たに発生したポイント情報を加算した情報)を最後にコイン搬送部49に収納されたICコイン1へ書込み記憶させる。次いで、ロータ48をコイン搬送部49が媒体払出口39から排出可能となるように回転させ、ICコイン1を媒体払出口39から排出する。

0040

又、ICコイン1を投入せずに現金のみによって代金を精算する場合には、代金支払装置3は挿入された現金による代金の精算を終了すると、精算終了後の釣銭情報と新たに発生したポイント情報とをICコイン1に書込み記憶させて媒体払出口39から排出する。即ち、制御部37は媒体挿入口33からのICコイン1待ち受け状態であったロータ48を回転させる。コイン搬送部49が奥側通路46に開口するまでロータ48が回転すると、奥側通路46の最下部にあるICコイン1がコイン搬送部49に取込まれ収納され、ロータ48はICコイン1を取込む。次いで、制御部37の指示によりリードライト部35が取込んだICコイン1に精算終了後の釣銭情報及び新たに発生したポイント情報を書込み記憶させる。ICコイン1への記憶が終了すると、ロータ48はコイン搬送部49が媒体払出口39に開口するよう回転する。コイン搬送部49が媒体払出口39へ開口した状態となるので、釣銭情報及びポイント情報を記憶されたICコイン1は媒体払出口39から排出される。

0041

尚、この実施の形態では、代金の精算は確認ボタン41が押圧されたことで、現金挿入及びICコイン1の投入の受付を終了して精算するように形成したが、現金挿入口32から現金の挿入が有るまでは媒体挿入口33からICコイン1の挿入を受付け、現金挿入口32から現金の挿入があったところで、媒体挿入口33をシャッタによって閉じる等してICコイン1の挿入受付を終了して代金の精算をするように、確認ボタン41を設けずに行っても良い。

0042

更に又、この実施の形態では、投入されたICコイン1は奥側通路46へ回収されて媒体収納部42へ収納し、新たにICコイン1が必要なときには媒体収納部42及び奥側通路46に収納されたICコイン1をリードライト部35へ供給するように形成した。しかしながら、最後に投入されたICコイン1に新たな情報を書込んで記憶させ排出する場合には、既に書込まれている情報の削除等が正常に行われない等の不良なICコイン1に書込ませて払出してしまう場合が生ずるので、媒体挿入口33から挿入されたICコイン1は全て媒体回収部(図示せず)に回収し、新たに情報を書込んで発行するICコイン1は常に媒体収納部42から供給しても良い。この場合には、通路47、奥側通路46、及び、媒体払出口39の三方にICコイン1を排出可能なリードライト部35を、媒体回収部(図示せず)へも排出可能となるよう四方に排出可能に形成し、払出すICコイン1は常に媒体収納部42に収納されているICコイン1とすればよい。このように形成することで、検査等して初期化された正常なICコイン1を媒体収納部42へ収納すれば、書込み不良によるエラーを軽減できると共に老朽化したICコイン1を回収可能である。

0043

尚、第1の実施の形態では詳説しないが、図10に表すように、レジスタ装置2と同じ作用のレジスタ部43を代金支払装置3に設ける一方、現金挿入口32及び現金識別部34とを設けず形成し、、店員A2がICコイン1及び代金を客A3から受取って代金の精算を行うようにしても良い。即ち、この第2の実施の形態では、店員A2がPOSシステムによる通常のレジスタと同様にレジスタ部43に設けた入力キー44を操作して代金の合計を計算させる。そして、店員A2が客A3からICコイン1及び現金、或は、ICコイン1又は現金を受取り会計精算する。この時、ICコイン1は、店員A2によって第1の実施の形態同様媒体挿入口33から挿入され釣銭情報が精算に使用される。現金も同様に、店員A2によって受取られ、店員A2がレジスタ部43を操作することで精算される。そして、精算された結果発生する釣銭情報を全額利用して発生するポイント情報と現金の利用代金に対応して発生するポイント情報とがICコイン1にリードライト部35によって書込まれて媒体払出口39から払出され、客A3へ返却される。

発明の効果

0044

本発明によれば、利用客に配られる釣銭情報を記憶させたコイン型IC記憶媒体に、釣銭情報を全額代金の精算に利用した場合にポイントを発生させることで、利用者にICコイン1の利用を促すことが可能となり、利用客が複数のコイン型IC記憶媒体を所有するのを防止可能である。従って、利用客が高価なコイン型IC記憶媒体を複数所有しなくなるので、導入コストがかからない。更に、釣銭を現金で返却するのではなく、コイン型IC記憶媒体にデータとして記憶させて返却するので、釣銭の現金は店舗側で預かることとなり、資金運用面で有利となる。更に又、店員が現金に触れることなく会計できるので、食品を扱う商店等では衛生上好ましい。更に又、釣銭受渡しを従業員が行わず、全て客と代金支払システムとの間で行われるので、現金の紛失や横領などの不正行為を未然に防止可能となる。更に又、会員として登録しなくとも、釣銭支払時には特典を与えることが可能となり、煩わしい会員登録を行わずに済み、客の獲得に寄与可能である。

図面の簡単な説明

0045

図1第1の実施の形態を表す構成図
図2第1の実施の形態の部品を表す説明図
図3第1の実施の形態の部品を表す説明図
図4図3の内部機構の説明図
図5情報送受信時の説明図
図6第1の実施の形態の説明図
図7第1の実施の形態の動作説明図
図8第1の実施の形態の動作説明図
図9第1の実施の形態の動作説明図
図10第2の実施の形態を表す説明図

--

0046

A代金支払システム
A1カウンタ
A2店員
A3 客
1コイン型IC記憶媒体
11 IC
12アンテナ
2レジスタ装置
3 代金支払装置
31筐体
32現金挿入口
33媒体挿入口
34 現金識別部
35リードライト部
36 アンテナ部
37 制御部
38 現金返却口
39媒体払出口
40 表示部
41確認ボタン
42媒体収納部
43レジスタ部
44入力キー
46 奥側通路
47通路
48ロータ
49コイン搬送部
5精算機
6 管理コンピュータ

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